JP3231416B2 - 演算回路、及びこれを用いたデータプロセッサ - Google Patents

演算回路、及びこれを用いたデータプロセッサ

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JP3231416B2 JP26966992A JP26966992A JP3231416B2 JP 3231416 B2 JP3231416 B2 JP 3231416B2 JP 26966992 A JP26966992 A JP 26966992A JP 26966992 A JP26966992 A JP 26966992A JP 3231416 B2 JP3231416 B2 JP 3231416B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、演算回路における条件
判定の高速化を図る技術に関し、例えばマイクロプロセ
ッサ若しくはマイクロコンピュータなどのデータプロセ
ッサに含まれる算術演算回路や論理演算回路に適用して
有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】データプロセッサのような論理LSIに
用いられる算術論理演算回路において、その演算結果に
対して条件判定が行われる。この条件判定とは、演算結
果が全てゼロであるかどうか、桁あふれが生じているか
どうかなどの判定である。この条件判定を行うために
は、算術演算または論理演算の結果が出そろってから条
件判定回路で処理を行うことができる。図6には例えば
上位4ビット分に着目した場合に当該4ビット全部がゼ
ロであるかを判定する回路例が示される。同図において
L00〜L03は下位側からの桁上がりがある場合にお
ける演算結果であり、F00〜F03は下位側からの桁
上がりがない場合における演算結果である。双方の演算
結果は、下位側からの桁上がりのあることを示す桁上り
信号(キャリー)C04によって、選択回路(SEL)
で何れか一方が選択されて最終演算結果Z00〜Z03
とされる。このとき、最終演算結果Z00〜Z03の全
ビットがゼロであるか否かは、それらの反転信号を4入
力とするアンドゲート100によって判定され、アンド
ゲート100の出力AZが判定結果信号として出力され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示されるような回路構成は、アンドゲート100のよう
な条件判定回路は演算結果を選択する回路SELの出力
に直列に接続されているため、選択回路SELの出力を
決定するための桁上げ信号C04のような信号が確定さ
れなければ判定動作を開始することができず、条件判定
の高速化を図るには、条件判定回路はもとより桁上げ信
号のような信号の生成論理をも高速動作できるようにし
なければならない。
【0004】本発明の目的は、演算回路における条件判
定動作の結果を比較的簡単に早いタイミングを以って得
ることができるようにしようとするものである。本発明
の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記
述及び添付図面から明らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0006】入力データに対して相互に異なる条件を以
った演算(例えば下位側からの桁上りがあるものとした
場合と無いものとした場合と)を並列的に行って得られ
る演算結果の中から所定の演算結果を制御信号で選択す
ると共に、前記並列的に得られる演算結果の夫々に対し
て所定の条件判定を行い、前記演算結果を選択するため
の制御信号若しくはこれを得るための中間信号にて、前
記演算結果の選択と並列的に条件判定結果を選択するも
のである。条件判定処理においては、全ビット一括処理
又は分割処理の何れをも採用でき、その何れを採用する
かは、演算の種類などに応じて高速化に有利な手法を演
算回路の設計段階で予め決定することができる。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、異なる条件を以って行
った複数の演算結果を選択する処理と、条件判定を行う
処理若しくは条件の判定結果を選択する処理とが並列的
に行われる。このことは、選択された演算結果に対して
条件判定を行うような直列的な処理に比べて、条件判定
結果の取得を高速化する。更に、直列的な処理で利用さ
れる演算結果選択回路と条件判定回路をそのまま流用す
ることも可能である。
【0008】
【実施例】図1には本発明に係る演算回路の一実施例で
ある算術論理演算回路のブロック図が示される。
【0009】同図に示される算術論理演算回路1は、一
対のデータ入力端子2,3そして別のデータ入力端子1
7並びにデータ出力端子4を備え、更に演算結果に対す
る条件判定結果の出力端子5を有する。特に制限されな
いが、前記入力端子2,3から入力されるデータは8ビ
ットとされ、図においてA00〜A07、B00〜B0
7として示される。入力端子17は算術論理演算回路1
の外部キャリー入力端子であり、入力されるデータは1
ビットであり、図においてCinで示される。出力端子
5から出力される演算結果としての出力データはD00
からD07として図示されている。この算術論理演算回
路1は、入力データA00〜A07及びB00〜B07
に対して算術演算を行う算術演算部10と、入力データ
A00〜A07及びB00〜B07に対して論理演算を
行う論理演算部11を備える。算術演算の結果と論理演
算の結果は選択回路12で選択されて出力端子4に与え
られる。ここで、算術演算とは加算や減算などの算術的
な演算を意味し、論理演算とは論理積や論理和などのよ
うな演算を意味する。尚、前記の信号Cinは、A(A
00〜A07)+B(B00〜B07)の演算に更に+
1加算を行えるようにするものである。これを算術式で
示すと D(D00〜D07)=A(A00〜A07)+B(B
00〜B07)+Cin となる。信号Cin=0にすれば通常のA+Bの加算に
なる。減算A−Bを行うときはCin=1とし、更に、
B(B00〜B07)入力を、Bの1の補数とすること
で実現できる。換言すればA−BはBの2の補数とAと
の加算になる。
【0010】前記算術演算部10は、特に制限されない
が、双方の入力端子2,3から夫々入力されるデータを
下位4ビットと上位4ビットに2分して演算する論理を
有する。すなわち、下位側からのキャリー或は上位側か
らのボロー(桁下げ信号)の伝達が無いものとして演算
を行う第1の演算のための論理と、前記キャリー又はボ
ローの伝達があるものとして演算を行う第2の演算を行
うための論理を有する。前記第1の演算と第2の演算
は、入力データに対して並列的に実行される。並列的に
実行された第1の演算結果と第2の演算結果は演算結果
選択回路13にて何れかが選択されて出力端子4に与え
られる。演算結果選択回路13のための選択制御信号は
信号生成回路14で生成される。この信号生成回路14
は、特に制限されないが、入力データA00〜A07,
B00〜B07及び外部キャリー入力Cinに基づい
て、下位4ビット側からの上位4ビット側へのキャリー
或は上位4ビット側から下位4ビット側へのボローを生
成する。そのキャリー又はボローの論理値は下位4ビッ
トと上位4ビットの間での桁上げ又は桁下げの有無に従
って決定される。このキャリー又はボローが演算結果選
択回路13の選択信号として採用される。斯る演算手法
は、算術演算とキャリー/ボローの生成を並列化し得る
ものであり、演算速度の高速化に寄与する。
【0011】上記手法にて実行される算術演算の結果に
対する条件判定は、演算結果選択回路13で選択される
前の前記第1の演算結果と第2の演算結果の夫々に対し
て条件判定回路15が行う。この条件判定動作は、算術
演算部10による第1の演算及び第2の演算結果を演算
結果選択回路13が選択する動作の前に開始できる。双
方の判定結果は、前記信号生成回路14で生成されるキ
ャリー/ボローに従って判定結果選択回路16で何れか
一方が選択されて出力端子5に与えられる。斯る判定結
果選択回路16による条件判定結果の選択は、前記演算
結果選択回路13による演算結果の選択動作と並列的に
実行される。したがって、算術演算結果の選択動作を待
って条件判定動作が可能にされる図6の構成に比べて、
端子5には条件判定結果を高速に得ることができる。こ
こで、条件判定とは演算結果に対する全ビットゼロ、演
算結果の桁あふれ、演算結果データが負の状態になった
ことなどを判定することをいう。
【0012】図2には加算演算において上位4ビットに
着目した条件判定回路並びに演算結果選択回路の一例が
示される。
【0013】図においてCO4は下位4ビット側からの
キャリーである。Z00〜Z03は上位4ビット分の入
力A00〜A03とB00〜B03との加算演算の結果
である。F00〜F03は、下位4ビット側からの桁上
がりがないものとしたときの第1の演算結果であり、L
00〜L03は下位4ビット側からの桁上がりがあるも
のとしたときの第2の演算結果である。双方の演算結果
はキャリーCO4によって制御される2入力セレクタS
ELにて何れか一方が選択され、これによって最終の演
算結果Z00〜Z03が得られる。図2において4個の
2入力セレクタSELは選択回路13において上位4ビ
ット分に対応される回路を構成する。
【0014】図2における判定回路15には上位4ビッ
ト分の回路構成が示される。これは、4ビット全部がゼ
ロであるかを判定する回路例であり、L00〜L03の
反転信号を4入力として論理積を採るアンドゲート15
1、及びF00〜F03の反転信号を4入力として論理
積を採るアンドゲート152によって構成される。図2
において上位4ビット分に対応される選択回路16は、
アンドゲート151,152の出力を2入力とし、キャ
リーC04の論理値にしたがって何れか一方の入力を選
択して出力する。これによって選択された出力AZが上
位4ビット分に対応される条件判定結果とされる。図2
の構成から明らかなように、キャリーC04が活性化レ
ベル(例えば論理1)にされて演算結果選択回路13に
伝達されると、下位4ビット側からの桁上がりがあるも
のとして予め演算された演算結果L00〜L03が選択
されてZ00〜Z03とされ、これに応じて、予め演算
結果L00〜L03を入力しているアンドゲート151
の出力が判定結果選択回路16で選択される。また、キ
ャリーC04が非活性化レベル(例えば論理0)にされ
て演算結果選択回路13に伝達されると、下位4ビット
側からの桁上がりがないものとして予め演算された演算
結果F00〜F03が選択されてZ00〜Z03とさ
れ、これに応じて、予め演算結果F00〜F03を入力
しているアンドゲート152の出力が判定結果選択回路
16で選択される。尚、下位4ビット分も同様に構成す
ることができる。
【0015】図3には条件判定の結果を選択する判定結
果選択回路の別の例が示される。
【0016】図3も図2同様に上位4ビット分の構成に
着目している。図3においてP01,G01はキャリー
C04生成の条件を示す中間信号であり、この中間信号
G01,P01,信号Cinによって判定結果選択回路
16の動作が制御されるようになっている。その他の構
成は図2と同様である。
【0017】図4には前記中間信号G01,P01を生
成する論理例が示されている。A04〜A07,B04
〜B07は、算術論理演算回路1の入力データである。
中間信号G01は、入力データA0i(i=4〜7)と
B0iとの夫々の論理積信号を4入力とするアンドゲー
ト141で生成され、その4桁から更に上の桁へ桁上が
りが発生することを論理1レベルによって示す。中間信
号P01はこの4桁へCinからの桁上がりがあったと
き、この4桁から桁上がりが生成することを示す。
【0018】図3においてアンドゲート131は中間信
号P01及び信号Cinを受けて論理積を採り、このア
ンドゲート131の出力と中間信号G00とを受けて論
理和を採るオアゲート132がキャリーC04を出力す
る。上位4ビット分に対応される判定結果選択回路16
はスイッチ161〜166によって構成される。スイッ
チ161は信号Cinが論理1のとき導通状態となり論
理0のとき非導通状態となる。スイッチ162,163
は、それぞれ信号P01,G01によりスイッチ161
と同様に制御される。スイッチ164は、信号Cinが
論理1のとき非導通状態となり論理0のとき導通状態と
なる。スイッチ165,166は、それぞれ信号P0
1,G01によりスイッチ164と同様に制御される。
【0019】図3においてキャリーCO4は、信号Ci
n,P01の両方が1のとき、または信号G01が1の
とき活性化されて桁上がりを意味する。このとき最終演
算結果Z00〜Z03には、L00〜L03が出力され
る。Cin,G01,P01が前述以外の組み合わせに
されるときは、キャリーC04は非活性化され、出力Z
00〜Z03はF00〜F03とされる。これに並行し
て行われる条件判定動作では、オアゲート132が活性
化されたキャリーC04を出力するとき、スイッチ16
1と162が同時に導通状態または、スイッチ163が
導通状態とされる。このときスイッチ164〜166は
非導通状態となっている。したがって斯る状態におい
て、アンドゲート151による条件判定結果が最終条件
判定結果AZとされる。一方、キャリーC04が非活性
化されて桁上がりを意味しないとき、すなわち、信号C
inとPO1の両方が1でなく、且つ、信号G01が0
のとき、スイッチ164と165の何れか一方が導通状
態となり、且つ、スイッチ166が導通状態となる。し
たがって、このときの最終の条件判定結果AZは、アン
ドゲート152の出力とされる。
【0020】図3に示されるようにキャリーを生成する
ための中間信号Cin,P01,G01を以って判定結
果選択回路16の制御を行うようにすれば、最終の条件
判定結果AZを得るまでの時間を更に短縮できる。
【0021】図5には本発明に係る演算回路を適用した
データプロセッサの一実施例ブロック図が示される。
【0022】同図に示されるデータプロセッサ20は、
特に制限されないが、プログラムカウンタ21が保持す
る命令アドレスに基づいて図示しない外部プログラムメ
モリから命令レジスタ22に命令をフェッチし、これを
命令デコーダ23で解読して命令を実行する。命令を実
行するための実行手段若しくは演算手段として、前記算
術論理演算回路1と、演算結果に対する条件判定結果を
保持するフラグレジスタ24を備える。算術論理演算回
路1の一方の入力端子には内部バス25に結合された一
時レジスタ26の出力が結合され、他方の入力端子には
内部バス25に結合されたアキュムレータ27の出力が
結合される。算術論理演算回路1の出力端子は内部バス
25に結合される。命令実行に利用されるその他のレジ
スタとして、汎用レジスタ28及びスタックポインタ2
9を備える。外部をアクセスするためのアドレスは、イ
ンクリメンタ及びデクリメンタとして機能されるアドレ
ス増減回路30で演算され、演算されたアドレスはアド
レスラッチ31を介してアドレスバッファ32から外部
に出力される。そのアドレスによってアクセスされるデ
ータの入出力はデータバッファ33を介して行われる。
外部アクセス制御信号の生成並びに内部タイミング信号
の生成は命令デコーダ23の出力にしたがって制御回路
34が行う。尚、図5において35はシリアルI/O、
36は割込み制御回路である。
【0023】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、
図2及び図3では、入力データを4ビット単位で区切っ
て演算及び条件判定を行うようにしたが、本発明はそれ
に限定されるものではなく、条件判定の処理時間と、算
術論理演算の処理時間との兼ね合いにより任意の桁数で
区切るようにすることができる。また、図3において、
演算結果選択回路13に含まれる各2入力セレクタSE
Lを、スイッチ161〜166で構成される判定結果選
択回路16と同様の回路構成に置換し、それらを直接前
記中間信号G01,P01,Cinで制御するようにし
てもよい。また、データプロセッサの構成は図5に限定
されず適宜変更可能である。
【0024】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である算術論
理演算回路に適用した場合について説明したが、本発明
はそれに限定されるものではなく、加算器或は算術演算
器などの種々の演算回路に適用することができる。本発
明は、少なくとも演算結果に対して所定の条件判定を行
うものに適用することができる。
【0025】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0026】すなわち、異なる条件を以って行った複数
の演算結果を選択する処理と、条件判定を行う処理若し
くは条件の判定結果を選択する処理とを、並列的に行う
ことにより、選択された演算結果に対して条件判定を行
うような直列的な処理に比べて、条件判定結果の取得を
高速化することができる。更に、直列的な処理で利用さ
れる演算結果選択回路と条件判定回路をそのまま流用す
ることも可能であり、上記効果を極めて比較的簡単に得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る算術論理演算回路のブ
ロック図である。
【図2】加算演算において上位4ビットに着目した条件
判定回路並びに判定結果選択回路の一例論理図である。
【図3】加算演算において上位4ビットに着目した条件
判定回路並びに判定結果選択回路の別の一例論理図であ
る。
【図4】図3における判定結果選択回路の制御に利用さ
れる中間信号を生成する一例論理回路図である。
【図5】本発明に係る演算回路を適用したデータプロセ
ッサの一実施例ブロック図である。
【図6】算術演算結果の選択動作を待って条件判定動作
を行う演算回路の一例論理回路図である。
【符号の説明】
1 算術論理演算回路 2,3 データ入力端子 A00〜A07,B00〜B07 入力データ 4 データ出力端子 D00〜D07 出力データ 5 条件判定結果の出力端子 10 算術演算部 13 演算結果選択回路 14 信号生成回路 15 条件判定回路 16 判定結果選択回路 17 外部キャリー入力端子 20 データプロセッサ 501〜506 スイッチ F00〜F03 桁上がりがないときの処理結果 L00〜L03 桁上がりがあるときの処理結果 Z00〜Z03 最終の処理結果 AZ 最終の条件判定結果 CO4 桁上がり信号 G01,P01 中間信号 Cin 外部キャリー入力信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−69735(JP,A) 特開 平2−297625(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 7/50

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のデータ入力端子と、 該一対のデータ入力端子から入力されたデータに対して
    相互に異なる条件を以った演算を並列的に行う演算部
    と、 この演算部で並列的に行われた複数の演算の各演算結果
    の中から所定の演算結果を制御信号に基づいて選択する
    演算結果選択回路と、 この演算結果選択回路のための前記制御信号を生成する
    信号生成回路と、 前記演算結果選択回路に入力される各演算結果を入力と
    し、夫々の入力に対して各別に所定の条件判定を行う条
    件判定回路と、 この条件判定回路で各別に得られる判定結果を、前記信
    号生成論理で生成される前記制御信号又は当該信号が生
    成されるまでの中間信号にて、前記演算結果の選択と並
    列的に選択する判定結果選択回路と、を備えて成るもの
    であることを特徴とする演算回路。
  2. 【請求項2】 前記演算部、演算結果選択回路、信号生
    成回路、条件判定回路、及び判定結果選択回路の夫々
    を、任意のビット数単位で分割して形成して成るもので
    あることを特徴とする請求項1記載の演算回路。
  3. 【請求項3】 前記演算回路は、任意ビット数で分割さ
    れた単位毎に、下位の分割単位側からの桁上がりの有無
    を相互に異なる条件として算術演算可能であり、 前記信号生成論理は、任意ビット数で分割された単位毎
    に上位の分割単位側への桁上がりの有無を指示する信号
    生成論理を有し、 前記演算結果選択回路及び判定結果選択回路は、その信
    号生成論理で生成される桁上げ信号若しくはその中間信
    号にて選択動作が制御されるものであることを特徴とす
    る請求項2記載の演算回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか1項に記載の演
    算回路を命令の実行手段に含んで成るものであることを
    特徴とするデータプロセッサ。
  5. 【請求項5】 第1の入力端子と、 第2の入力端子と、 前記第1の入力端子と前記第2の入力端子とに入力され
    たデータに対して演算を行う演算部と、 前記演算部から出力される複数の演算結果が入力され、
    制御信号に基づいて前記複数の演算結果の何れかを選択
    して出力する演算結果選択回路と、 前記複数の演算結果が入力され、所定の条件判定を行い
    複数の判定結果を出力する条件判定回路と、 前記複数の判定結果が入力され、前記制御信号に基づい
    て前記複数の判定結果の何れかを選択する判定結果選択
    回路と、を備えて成るものであることを特徴とする演算
    回路。
  6. 【請求項6】 前記制御信号は、第3の入力端子に入力
    されたデータに基づいて生成される信号であることを特
    徴とする請求項5記載の演算回路。
  7. 【請求項7】 前記複数の演算結果のうちの何れかの選
    択と前記複数の判定結果のうちの何れかの選択とは並列
    的に行われることを特徴とする請求項5又は6記載の演
    算回路。
  8. 【請求項8】 前記演算部は、算術演算を行う第1の演
    算部であり、 前記演算回路は、更に、 前記第1の入力端子と前記第2の入力端子とに入力され
    たデータに対して論理演算を行う第2の演算部と、 前記演算結果選択回路の出力と前記第2の演算部の出力
    との何れかを選択して出力する手段と、を有しているこ
    とを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載の演
    算回路。
  9. 【請求項9】 前記演算回路は、任意ビット数で分割さ
    れた単位毎に、下位の分割単位側からの桁上がりの有無
    を条件として算術演算可能であることを特徴とする請求
    項5乃至8の何れか1項に記載の演算回路。
  10. 【請求項10】 請求項5乃至9の何れか1項に記載の
    演算回路を含んで成るものであることを特徴とするデー
    タプロセッサ。
  11. 【請求項11】 第1の入力端子と、 第2の入力端子と、 第3の入力端子と、 前記第1の入力端子と前記第2の入力端子とに入力され
    たデータに対して演算を行う演算部と、 前記第3の入力端子に入力されたデータにより制御信号
    を出力する信号生成回路と、 前記演算部から出力される複数の演算結果が入力され、
    前記信号生成回路から出力される前記制御信号に基づい
    て前記複数の演算結果の何れかを選択して出力する演算
    結果選択回路と、 前記複数の演算結果が入力され、所定の条件判定を行
    い、前記制御信号に基づいて判定結果を出力する判定回
    路と、を備えて成るものであることを特徴とする演算回
    路。
  12. 【請求項12】 前記判定回路は、前記複数の演算結果
    に対して所定の条件判定を行い、複数の判定結果を出力
    する第1の手段と、 前記複数の判定結果が入力され、前記制御信号に基づい
    て前記複数の判定結果の何れかを選択して出力する第2
    の手段と、を有していることを特徴とする請求項11記
    載の演算回路。
  13. 【請求項13】 前記複数の演算結果のうちの何れかの
    選択と前記判定回路の動作とは並列的に行われることを
    特徴とする請求項11記載の演算回路。
  14. 【請求項14】 前記複数の演算結果のうちの何れかの
    選択と複数の判定結果のうちの何れかの選択とは並列的
    に行われることを特徴とする請求項12記載の演算回
    路。
  15. 【請求項15】 前記演算部は、算術演算を行う第1の
    演算部であり、 前記演算回路は、更に、 前記第1の入力端子と前記第2の入力端子とに入力され
    たデータに対して論理演算を行う第2の演算部と、 前記演算結果選択回路の出力と前記第2の演算部の出力
    との何れかを選択して出力する手段と、を有して成るも
    のであることを特徴とする請求項11乃至14の何れか
    1項に記載の演算回路。
  16. 【請求項16】 前記演算回路は、任意ビット数で分割
    された単位毎に、下位の分割単位側からの桁上がりの有
    無を条件として算術演算可能であることを特徴とする請
    求項11乃至15の何れか1項に記載の演算回路。
  17. 【請求項17】 前記信号生成回路は、任意ビット数で
    分割された単位毎に上位の分割単位側への桁上がりの有
    無を指示する信号生成論理を有し、 前記制御信号は、前記信号生成論理で生成される桁上げ
    信号もしくはその中間信号であることを特徴とする請求
    項11乃至16の何れか1項に記載の演算回路。
  18. 【請求項18】 請求項11乃至17の何れか1項に記
    載の演算回路を含んで成るものであることを特徴とする
    データプロセッサ。
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