JP3171925B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3171925B2
JP3171925B2 JP13795592A JP13795592A JP3171925B2 JP 3171925 B2 JP3171925 B2 JP 3171925B2 JP 13795592 A JP13795592 A JP 13795592A JP 13795592 A JP13795592 A JP 13795592A JP 3171925 B2 JP3171925 B2 JP 3171925B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置にかか
り、例えば、マイクロコンピュータの割込み制御装置に
利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータの中央処理装置
(CPU)は、例えば、(株)日立製作所平成元年6月
発行の『H8/330 HD6473308 HD64
33308 ハードウェアマニュアル』に記載されるよ
うに、汎用レジスタまたはアキュムレータあるいはイン
デックスレジスタなどと呼ばれるデータレジスタまたは
アドレスレジスタと、プログラムカウンタ及びコンディ
ションコードレジスタなどの制御レジスタを含んでな
る。
【0003】かかるコンディションコードレジスタは、
CPUのデータ処理の結果を反映するフラグ、特に制限
はされないものの、ゼロフラグ、ネガティブフラグ、キ
ャリフラグ、オーバフローフラグ、ハーフキャリフラグ
を含む。例えばCPUが加算を行った時、キャリが発生
すればキャリフラグが1にセットされ、発生しなければ
キャリフラグが0にクリアされるものである。
【0004】また、マイクロコンピュータはCPUの処
理とは独立の外部要因または内蔵の機能ブロックの所定
動作が発生したときに、CPUの処理を一時中断して、
前記外部要因または機能ブロックの動作に対応した処理
を可能にする、いわゆる割込み機能を持っている。この
ような割込み機能をCPUが実行すると、プログラムカ
ウンタ及びコンディションコードレジスタの内容がCP
Uの外部、いわゆるスタック領域に退避される。また、
前記割込み処理の実行が終了し、いわゆるリターン命令
を実行してCPUの処理が割込み機能実行前の状態に復
帰すると、前記退避されたプログラムカウンタ及びコン
ディションコードレジスタの内容が回復される。
【0005】例えば、(株)日立製作所平成元年6月発
行の『H8/330 HD6473308 HD643
3308 ハードウェアマニュアル』に記載のCPU
は、8ビット構成の汎用レジスタ16本と、16ビット
構成のプログラムカウンタ、及び8ビット構成のコンデ
ィションコードレジスタを含む。コンディションコード
レジスタにはゼロフラグやネガティブフラグなどの他
に、割込みマスクビットと、2ビットのユーザビットが
含まれる。割込みマスクビットに1がセットされると割
込みが禁止され、0にクリアされると割込みが許可され
る。また、割込み機能を実行すると割込みマスクビット
は1にセットされる。このコンディションコードレジス
タは、前記の通りデータ処理の結果の反映、割込み機能
の実行によって変化する他に、イミディエイトデータと
の論理演算等を介して、ソフトウェアプログラムによっ
て操作することができる。2ビットのユーザビットはデ
ータ処理の結果や割込み機能の実行によっては変化せ
ず、ソフトウェアプログラムによってのみ変化可能にさ
れる。なお、ユーザビットは割込み機能の実行時に自動
的退避され、また、リターン命令によって復帰され、か
つデータ処理結果に依存しない性質上、ソフトウェアの
管理などに用いることができる。ユーザビットを用いる
ことにより、ソフトウェアの管理の容易化並びに実行効
率の向上を図ることができる。
【0006】ここで割込み要求元は、外部要因または機
能ブロックの要因それぞれに、許可ビットを有してい
る。許可ビットはCPUによって設定され、システム上
不使用とされるような周辺回路からの割込にを一切禁止
するためなどに利用される。かかる許可ビットが0にク
リアされていれば、それに対応する外部要因または機能
ブロックの動作にかかわらずCPUは割込みを要求され
ない。許可ビットが1にセットされていればそれに対応
する外部要因または機能ブロックの所定の動作によって
割込みが要求される。CPUは前記割込みマスクビット
によって、割込みを禁止できる。すなわち、CPUは、
割込みが要求されても、前記割込みマスクビットが1に
セットされていれば、かかる割込み要求は割込みマスク
ビットが0にクリアされるまで保留とされる。割込みが
要求されたとき前記割込みマスクビットが0にクリアさ
れていれば、かかる割込み要求は、実行中の命令が終了
した時点でCPUに受け付けられ、割込み処理が実行さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記CPUは割込みマ
スクビットを1ビットのみ有している。したがって、割
込み要求は全部の割込みを受付可能とするか、全部の割
込みを保留とするかの2種類の状態しか選択できない。
割込みを部分的に受付可能とするためには、前記許可ビ
ットによるほかはない。例えば、ある割込み処理中に、
一部の割込みは受付可能とし、その他は保留とする場
合、割込み要因元夫々で独立したアドレスに配置されて
いる許可ビットを、CPUがリードし、例えばRAM上
に退避した後、受付可能とするビットを1にセットし、
保留とすべきビットを0にクリアしなければならない。
また、前記割込み処理の最後には前記退避した許可ビッ
トを回復しなければならない。かかる操作は、その処理
内容に対して煩雑であり、プログラム容量とプログラム
の実行時間を予想以上に必要としてしまう。
【0008】一方、(株)日立製作所昭和63年12月
発行の『H8/532 HD6475328 HD64
35328 ハードウェアマニュアル』に記載のような
CPUは、割込み許可レベルを8レベル有する。しかし
ながら、本発明者の検討によれば以下の点が明らかにさ
れた。第1に、比較的規模の小さなシステムなど、その
CPUの応用システムによっては8レベルの割込み許可
レベルを全て使用することがまれなシステムもあり、ど
のような用途にも8レベルの割込み許可レベルを持つC
PUを用いたのでは、CPUの論理的・物理的な規模に
無駄が生ずる。また、割込み許可レベルは必ずしも固定
的ではなく、割込み処理の実行状態に応じて変更が必要
であるが、8レベルの許可レベルの設定には必然的に多
くのビットすなわち、多くのレジスタが必要であって、
割込み許可レベルの再設定には必要以上のプログラム容
量並びに実行時間を費やしてしまう。
【0009】本発明の目的は、コンディションコードレ
ジスタなどの所定のレジスタ手段に、割込みマスクビッ
トまたはユーザビットとして使用できるビットを設け、
ソフトウェアの実行効率を高く維持しつつ、かつ、物理
的・論理的な規模の増加を最小限としながら割込み処理
の効率化を可能としたデータ処理装置を提供することに
ある。
【0010】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0012】すなわち、コンディションコードレジスタ
のようなレジスタ手段の所定のビットを、割込みマスク
ビットとして使用するか、ユーザビットとして使用する
かについて設定するための指定手段を、例えばCPUの
外部に設ける。前記ユーザビットは、これが割込みマス
クビットとして指定されていないときは、前記レジスタ
手段に対する操作命令以外では状態が変化されないビッ
トである。前記ユーザビット以外に、常に割込みマスク
ビットとして使用されるビットを1ビット以上有するこ
とができる。概略的に説明した上記手段について更に詳
述する。データ処理装置は、第1の制御ビット(I)及
び第2の制御ビット(U2)を有し、第1の割込み要求
信号(83)と割込み識別信号(84)とに応答して前
記割込み識別信号が示す割り込み処理を行う中央処理装
置(1)を有し、更に、前記第2の制御ビット(U2)
の機能を指定する第1の指定手段(U2C)と、複数の
割込み要因に夫々対応する複数の第2の割込み要求信号
(81,82)と、前記第1の制御ビット(I)の状態
と、前記第2の制御ビット(U2)の状態と、に基づい
て中央処理装置に対する割込み要求制御を行う割込み制
御手段(8)を備える。前記割込み制御手段は、前記第
1の指定手段が第1の指定状態(U2C=1)を示すと
き、前記第1の制御ビットと第2の制御ビットとの状態
に基づいて前記複数の第2の割込み要求信号の内の少な
くとも一つの割込み要求信号を受け付けるかマスクし、
前記第1の指定手段が第1の指定状態とは異なる状態を
示すとき(U2C=0)、前記第1の制御ビットの状態
に基づいて前記複数の第2の割込み要求信号の内の少な
くとも一つの割込み要求信号を受け付けるかマスクし、
受け付けた一つの第2の割込み信号に対応する割込み識
別信号(84)と前記第1の割込み要求信号を前記中央
処理装置に出力する。更に、前記複数の第2の割込み要
求信号の内の一部を指定する第2の指定手段(IPR)
を備えることができる。前記第2の指定手段は複数の第
3の制御ビット(IPR7〜IPR0)を有するとき、
前記複数の第3の制御ビットの各々は前記複数の第2の
割込み要求信号の内の一つの信号に対応付けられてセッ
トされる。
【0013】
【作用】CPUは、割込み要求によって割込み例外処理
を行い、この割込み例外処理時にはCPUのコンディシ
ョンコードレジスタのような所定のレジスタ手段を自動
的に退避し、前記ユーザビットを割込みマスクビットと
して使用しない場合には、当該ユーザビットは、前記コ
ンディションコードレジスタのようなレジスタ手段に対
する操作命令以外では状態が変化されない。このように
ユーザビットに対してユーザビットとしての利用を担保
することは、ユーザビットを用いることによってソフト
ウェアの管理の容易化並びに実行効率の向上を図れるこ
とを維持させる。ユーザビットを割込みマスクビットと
して利用することは、物理的並びに論理的な規模の増大
を最小限としながら割込み処理の効率化若しくは高機能
化を実現する。コンディションコードレジスタのような
レジスタ手段の所定のビットを、割込みマスクビットと
して使用するか、ユーザビットとして使用するかは、ソ
フトウェアあるいはハードウェアの都合によって選択で
きる。この点においても、ソフトウェア実行効率を保持
しつつ割込み処理の効率化を実現する。
【0014】
【実施例】図1には本発明の一実施例が適用されるシン
グルチップマイクロコンピュータが示される。
【0015】同図に示されるシングルチップマイクロコ
ンピュータ100は、全体の制御を司るCPU(中央処
理装置)1、CPU1の動作プログラムなどを保有する
ROM(リードオンリメモリ)2、CPU1の作業領域
並びにデータの一時記憶領域などとして利用されるRA
M(ランダムアクセスメモリ)3、タイマA41、タイ
マB42、シリアルコミュニケーションインタフェース
(SCI)5、A/D変換器6、入出力ポート71〜7
9、割込み制御回路(INTC)8から構成され、これ
らは内部バス101で相互に接続されて成る。内部バス
101は、特に制限はされないものの、アドレスバス、
データバス、リード信号、ライト信号、システムクロッ
クなどを含む。入出力ポート71〜79は、CPU1の
外部バス、タイマA41,B42あるいはSCI5の入
出力端子、外部割込み信号の入力端子など、所定のもの
同士で兼用されている。例えば、入出力ポート71、7
2はアドレスバスと、入出力ポート73はデータバス
と、入出力ポート74、75、76、77はそれぞれタ
イマA41、タイマB42、SCI5、A/D変換器6
と、入出力ポート78は外部割込みと、入出力ポート7
9は外部バス制御信号と兼用されている。斯るシングル
チップマイクロコンピュータ100は公知の半導体集積
回路製造技術によってシリコン基板のような1個の半導
体基板上に形成されている。
【0016】シングルチップマイクロコンピュータ10
0はクロックパルスジェネレータ(CPG)9の端子E
XTAL、XTALに接続される水晶発振子から、また
は外部から端子EXTALに入力される外部クロックか
ら生成される基準クロック(φ)に基づいて動作を行な
う。この基準クロック(φ)の最小単位をステートと呼
ぶ。尚、図に代表的に示されているVss,Vccは電
源端子、RESはリセット信号入力端子、STBYはス
タンバイ信号入力端子である。
【0017】図2には本発明に係るデータ処理装置の一
実施例であるCPU1のレジスタ構成例が示される。
【0018】CPUは夫々8ビット構成の16本の汎用
レジスタR0H,R0L〜R7H,R7L、16ビット
構成のプログラムカウンタPC、及び8ビット構成のコ
ンディションコードレジスタCCRを含む。コンディシ
ョンコードレジスタCCRにはゼロフラグZ、ネガティ
ブフラグN、キャリフラグC、オーバフローフラグV,
ハーフキャリフラグHの他に、割込みマスクビットIと
2ビットのユーザビットU1及びU2が含まれる。割込
みマスクビットIは1にセットすると割込みが禁止さ
れ、0にクリアすると割込みが許可される。また、割込
み機能を実行すると割込みマスクビットIは1にセット
される。このコンディションコードレジスタCCRは、
データ処理の結果の反映、割込み機能の実行によって変
化するほか、コンディションコードレジスタCCRに対
してイミディエイトデータとの論理演算を行うこと、さ
らに、コンディションコードレジスタCCRと所定の汎
用レジスタの間でデータ転送を行うことができ、ソフト
ウェアプログラムによって操作することができる。2ビ
ットのユーザビットU1,U2はデータ処理結果並びに
割込み機能の実行によっては変化せず、ソフトウェアプ
ログラムによってのみ変化する。なお、前記論理演算に
は、論理和・論理積・排他的論理和がある。ユーザビッ
トU1,U2は割込み機能の実行時に自動的に退避さ
れ、また、リターン命令によって復帰され、かつデータ
処理結果に依存しない性質上、ソフトウェアの管理など
に用いることができる。このユーザビットU1,U2を
用いることにより、ソフトウェアの管理の容易化並びに
その実行効率向上を図ることができる。
【0019】前記割込み制御回路(INTC)8は、前
記タイマA41、タイマB42、SCI5、A/D変換
器6の内蔵入出力回路のような内部割込み信号(割込み
要因)81、入出力回路(IOP8)78において入出
力ポートと兼用された外部割込み信号82を入力し、C
PU1の前記割込みマスクビットIの状態を検査して、
割込み要求83と、信号81,82により要求された割
込みに対応したベクタ番号84とを、CPU1に出力す
る。なお、内蔵入出力回路に対応される割込み要求は前
記割込み要因81と割込み許可ビットとの論理積信号に
基づいて形成される。同様に、外部割込み信号について
も割込み信号82と割込み許可ビットとの論理積信号と
に基づいて形成される。CPU1は割込み要求83が1
レベルであれば、所定の命令の終了時点で、割込み例外
処理を実行し、前記ベクタ番号84に対応したアドレス
から分岐先アドレスを取り出して、かかる分岐先アドレ
スから割込み処理プログラムを実行する。
【0020】本実施例においては、さらに、割込み制御
回路(INTC)8がCPU1に制御信号85を出力
し、CPU1はコンディションコードレジスタCCRの
ビット6(下位側から第7番目のビット)のユーザビッ
トU2(U2ビットとも記す)の状態を出力する。前記
制御信号85は前記U2ビットを更にもう1ビットの割
込みマスクビットとして使用するか、ユーザビットとし
て使用するかを選択する。
【0021】図3には割込み制御回路8のレジスタ構成
例が示される。
【0022】割込み制御回路8のレジスタはICR、I
PRがある。特に制限はされないものの、レジスタIC
RはU2Cビットの1ビットであり、かかるU2Cビッ
トを1にセットすると、前記コンディションコードレジ
スタCCRのU2ビットを第2割込みマスクビットとし
て使用し、U2Cビットを0にクリアすると、該U2ビ
ットをユーザビットとして使用する。このU2Cビット
の内容が、前記制御信号85になる。
【0023】前記U2Cビットを1にセットすると、割
込みマスクビットはIビットとU2ビットの全2ビット
になる。この2ビットの組合せにより、CPU1の割込
みマスクレベルを設定できる。各割込みの許可レベルは
レジスタIPRの内容、すなわちIPR0〜IPR7に
よって設定される。
【0024】特に制限はされないものの、レジスタIC
Rにおいて、ビット7のU2Cビットは初期値が0でリ
ード/ライト可能であり、そのほかのビットはリード/
ライトは無効である。但しリードすると0をリードす
る。レジスタIPRは全ビット初期値が0でリード/ラ
イト可能である。
【0025】図4には割込み許可レベルの設定手法が示
される。
【0026】U2Cビットを0にクリアした状態では、
割込みマスクビットはIビットだけとされ、許可ビット
を1にセットした割込みは割込みマスクビットIを0に
クリアすると許可、割込みマスクビットIを1にセット
すると禁止になる。許可状態ではレジスタIPRの各ビ
ットの内容によって、優先(対応ビットが1)/非優先
(対応ビットが0)を指定する。同時に複数の割込みが
要求された場合には優先割込みが優先して受け付けられ
る。
【0027】U2Cビットを1にセットした状態では、
割込みマスクビットはIビットとU2ビットとされ、前
記状態に加えて、割込みマスクビットIが1にセットさ
れていても、レジスタIPRにおいて1をセットしたビ
ットに対応される所定の割込みは、U2ビットを0にク
リアすれば、許可することができる。従って、レジスタ
IPRの対応ビットを0のままとしておく、あるいはU
2ビットを1にセットしておけば、割込みマスクビット
を1ビットのみ有するCPUの場合と同様になる。
【0028】したがって、初期状態においてU2Cビッ
トを0にクリアし、IPRを0にクリアしておけば、前
記割込みマスクビットを1ビットのみ有する前記公知の
シングルチップマイクロコンピュータに基づいて作成し
たソフトウェアあるいはプログラムをそのまま若しくは
ほとんど修正することなく、本実施例に係るシングルチ
ップマイクロコンピュータ100に適用可能である。
【0029】図5及び図6にはシングルチップマイクロ
コンピュータ100の例外処理ベクタテーブルの一例が
示される。
【0030】特に制限はされないものの、割り込の種別
は、リセット、NMI(マスク不可能な割込み)、CP
U1が実行する命令(TRAP命令0〜TRAP命令
3)のほか、外部端子による割込み(IRQ0〜IRQ
7)8本、タイマA41の割込み(キャプチャTAIC
0〜TAIC3,コンペアマッチTACM0及びTAC
M1,オーバーフローTAOV)7本、タイマB42の
割込み(コンペアマッチTBCM0及びTBCM1,オ
ーバーフローTBOV)3本、SCI5の割込み(受信
完了SREND,送信完了STEND,受信エラーSE
RR)3本、A/D変換器6の割込み(変換終了ADE
ND)1本がある。NMIは最優先の割込みで、割込み
マスクビットI及びU2ビットの状態に依らず、常に受
け付けられる。そのほかの割込みは、前記の通り各周辺
回路が備える許可ビットと、レジスタIPRの設定(I
PR0〜IPR7)、Iビット、U2ビットによって制
御される。IPRは8ビットであり、各ビット(IPR
0〜IPR7)は、図5及び図6に示される通り所定要
因に分けて割り当てられている。IRQ0、IRQ1
は、それぞれIPR0、IPR1ビットによって独立し
て優先度を設定できる。その他は、複数の割込みを一括
して、特に制限はされないものの、内蔵入出力回路の割
込みは機能ブロックごとに、優先度を設定できる。機能
ブロックの各割り込みの許可ビットは1個のレジスタI
PRに配置することができるので、IPRで同一優先順
位に設定しても、一部を許可し、そのほかは禁止する操
作は容易である。なお、同一優先順位の割込みが発生し
た場合には、図5及び図6のベクタ番号の小さい順番に
受け付けられる。各割込みの機能・動作については、本
発明に直接の関係はないので詳細な説明は省略する。
【0031】図7には割込み許可レベルの状態遷移図が
示される。
【0032】U2Cビットを1にセットした状態では、
(1)Iビットを0にクリアした、全割込み許可状態、
(2)Iビットを1にセット、U2ビットを0にクリア
した、優先割り込み許可状態、(3)Iビット、U2ビ
ットを1にセットしたNMIのみ許可状態の3状態が存
在する。CPU1が割込みを受け付けると、Iビット、
U2ビットが1にセットされ、(3)状態に遷移する。
前記論理演算によって、(1),(2)の状態に遷移す
る。
【0033】リセット後は、U2Cビットが0にクリア
されているため、初期化プログラムが必要である。かか
る初期化プログラムは次の様に記述できる。なお、IN
ITはIPRの初期設定値である。#はイミディエイト
データ(即値)を、H’は16進数を示す。 ORC #H’40,CCR MOV.B #INIT,R0L MOV.B R0L,@IPR BSET #7,@ICR
【0034】1つの割込みを実行した後、例えば、当該
割込みの優先度によって、割込みマスクビットIまたは
U2ビットを0にクリアすればよい。順序的な処理をす
る場合に、当該割込み処理プログラム中には特定要因の
割込み要求のみを受け付けたい場合には、ソフトウェア
によってレジスタIPRの内容を退避し、前記受け付け
たい割込みに対応するレジスタIPRの対応ビットを1
にセットし、そのほかのビットを0にクリアすればよ
い。その後Iビットを1にセットしたまま、U2ビット
を0にクリアすればよい。前記特定の割込みとしては、
例えば、タイマA41、B42のオーバフローやSCI
5の受信エラーなどの異常処理などとすることができ
る。
【0035】前記プログラムは以下の様に記述できる。
NEWはIPRの設定値を示す。 MOV.B @IPR,R0L PUSH.B R0L MOV.B #NEW,R0L MOV.B R0L,@IPR ANDC #H’BF,CCR (割込み処理プログラム) POP.B R0L MOV.B R0L,@IPR RTE
【0036】このプログラム記述において先ず、割込み
例外処理終了後の先頭で、レジスタIPRの内容を汎用
レジスタR0Lを経由して、スタック領域に退避する。
その後、新しいレジスタIPRの設定値を汎用レジスタ
R0Lを経由して、レジスタIPRに設定する。ここま
では、Iビット、U2ビットは割込み例外処理によって
1にセットされたままであり、NMI割込み以外の割込
みは受け付けない。新しい優先割込みを設定した後、U
2ビットを0にクリアして、前記割込みを許可状態にす
る。割込み処理プログラムの実行中は、前記許可状態の
割込みと、NMI割込みのみが受付可能にされる。所定
の割込み処理を終了した後、前記退避したレジスタIP
Rの内容を汎用レジスタR0Lを経由してレジスタIP
Rに復帰する。RTE命令の実行によって割込み例外処
理以前に実行中のプログラムに戻る。コンディションコ
ードレジスタCCRの内容はRTE命令の実行によっ
て、割込み処理以前の内容に復帰される。
【0037】図8には割込みマスクビットを1ビットの
み有する前記公知のシングルチップマイクロコンピュー
タに基づいて作成したソフトウェアあるいはプログラム
を本実施例のシングルチップマイクロコンピュータ10
0に移植する場合のプログラム例が示される。
【0038】移植の元になるモジュール化されたソフト
ウェアあるいはプログラムの各部分は変更の必要がな
く、割込み処理プログラムの先頭に前記プログラム例の
前半部を、そして最後に後半部を挿入すればよい。かか
る変更は割込み処理プログラムのほかソフトウェアある
いはプログラム各モジュールについて容易に行うことが
ができる。
【0039】かかる移植によってプログラム容量が増加
するが、これはシングルチップマイクロコンピュータの
全体的なプログラム容量、例えば16kバイトに比べて
小さく、大きな問題とはならないと考えられる。また、
前記の様に、ある割込み処理中に、一部の割込みは受付
可能とし、その他は保留とするために、独立したアドレ
スに配置されている許可ビットを退避した後、受付可能
とするビットを1にセットし、保留とすべきビットは0
にクリアし、さらに、割込み処理の最後に退避した許可
ビットを回復する操作を行なっているような場合には、
かかるプログラムを削除でき、全体的なプログラム容量
は減少する。
【0040】図9には割込み制御回路8に含まれる優先
順位判定回路の具体的な一例が示される。
【0041】図9においてNMI、TRAP0〜3、I
RQ0〜IRQ7、TAIC0〜3、TACM0、TA
CM1、TAOV、TBCM0〜1、TBOV、SRE
ND、STEND、SERR、ADENDの夫々は前記
第5及び図6で説明した割込み種別に対応される信号で
ある。VEC0〜VEC5は図1の84に対応されるベ
クタ番号である。図9の回路ブロックAの詳細な一例は
図10に示され、図9の回路ブロックBの詳細な一例は
図11に示され、図9の回路ブロックCの詳細な一例は
図12に示される。図10〜図12において、I0〜I
7はNMI等の割込み信号の入力端子を意味する。図1
0〜図12の夫々における出力V0〜V2は入力端子I
0〜I7の何れから入力された割込みが受け付けられる
かを示す3ビットの信号である。各ブロックから出力さ
れる前記信号V0〜V2は図9に示される論理和回路8
01〜803を介して前記VEC0〜VEC2とされ
る。前記信号V3はその信号がどのブロックからの信号
であるかを識別するための信号とされる。各ブロックか
ら出力される信号V3によって図9のVEC3,VEC
4,VEC5が形成される。
【0042】図10乃至図12においてIENは上位側
ブロックから与えられる制御信号、OENは下位側ブロ
ックへ与えられる制御信号である。制御信号OENは、
当該ブロックの中で割込みが受付けられたときに、或は
当該ブロックの上位側回路ブロックで既に割込みが受付
けられたときに、1レベルにされて、その下位の回路ブ
ロックにおける割り込の受付けを禁止するのに用いられ
る。例えばブロックAに供給される割込み信号が活性化
されて当該割込みが受付けられると、図10に示される
OENが1レベルにされ、これを順次受取る下位ブロッ
クでは信号V0〜V3が全て0レベルに強制される。な
お、上記受付けは、割込み要求信号が活性状態になり、
割込み制御回路に入力されたことを称するものである。
【0043】図11及び図12に示されるように、各内
蔵機能ブロックからの内部割込み信号と、入出力ポート
から送られてくる外部割込み要求信号は、レジスタIP
Rの対応ビットとの論理積信号を生成する。図11及び
図12においてO1,O2,O3,O4,O5は、割込
み要因とこれに対応するレジスタIPRのビットが共に
1レベルにされた状態に呼応して1レベルにされる。換
言すれば、レジスタIPRの対応ビットによって割込み
許可された要因の割込み信号が活性化されることによっ
て1レベルにされる。ブロックB,Cから出力されるそ
れらの信号は図9に示される論理和回路805に供給さ
れる。この論理和回路805の出力は、前記ビットU2
Cと共にノアゲート804に供給される。図11及び図
12においてIPは図9のノアゲート804の出力制御
信号である。この制御信号IPが1レベルのときは、ビ
ットIPR0〜IPR7が0にされている割込み要因に
対しても受付け可能にされる。制御信号IPが1レベル
の状態は、U2Cビットが0レベル(U2ビットはユー
ザービットとされ割込みマスクビットはIビットだけ)
で、且つレジスタIPRに1が設定されたビットに対応
する割込みが未だ発生していない状態に対応される。こ
の状態においては全ての割込み要因が受け付け可能にさ
れている。
【0044】図9乃至図12に示される回路構成におい
て、内蔵機能ブロック・入出力ポートから送られる割込
み要求信号は、対応するレジスタIPRのビットとアン
ドゲート(図11及び図12のAND)により論理積が
採られる。この論理積信号は、(1)U2Cビットが1
にセットされ、Iビットが1にセット、U2ビットが0
にクリアされた状態、あるいは、(2)U2Cビットが
0で、全ての前記論理積信号の論理和信号(論理和回路
805の出力)が1であれば、前記論理積信号は優先順
位判定制御に供される。前記(1)(2)以外の状態、
例えば前述したように、U2Cビットが0レベル(U2
ビットはユーザービットとされ割込みマスクビットはI
ビットだけ)で、且つレジスタIPRに1が設定された
ビットに対応する割込みが未だ発生していない状態で
は、前記割込み要求信号は、前記アンドゲートANDの
出力とは無関係に直接優先順位判定に供される。前記割
込み優先順位判定では、入力された何れかの信号が1レ
ベルであれば、CPU1に対して割込み要求と、前記1
レベルの信号のうち、ベクタ番号の最も小さい信号のベ
クタ番号を与える。なお、NMIやTRAP命令などは
前記状態によらず、前記優先順位判定に供される。かか
る優先順位判定の更に詳細については、(株)日立製作
所平成元年6月発行の『H8/330 HD64733
08 HD6433308 ハードウェアマニュアル』
などを参照することができる。
【0045】前記論理積信号は、図12に示されるよう
にIPRが共通の複数の割込み要求信号について共通化
することができる。また、IRQ4以降はIPRを4要
因単位(予約を含む)としたことにより、下位2ビット
のエンコードを独立に行い、優先順位判定は上位4ビッ
トのエンコードと下位2ビットの選択を行えばよい。こ
れによって論理的・物理的規模の増加を最小限とするこ
とができる。
【0046】図13には前記CPU1の割込み例外処理
のタイミング図が示される。
【0047】割込み例外処理は、CPU1が割込みを受
け付けた時に自動的に行う過渡的な処理とされる。ま
ず、割込み処理受付時点でCPU1が命令プリフェッチ
を行っていればこれをステートT1で終了させた後、ス
テートT2、T3でCPU1内部でスタックポインタ
(R7H,R7L)のデクリメントなどの内部処理を行
ったあと、ステートT4〜T7でプログラムカウンタP
C及びコンディションコードレジスタCCRをスタック
領域に退避する。ステートT7では割込み制御装置8の
出力するベクタ番号をCPU1内部に取り込み、さら
に、Iビットを1にセット、U2Cビットが1にセット
されている場合にはU2ビットも1にセットする。ステ
ートT8、T9で前記ベクタ番号に従ったアドレス、特
に制限はされないものの、ベクタ番号を2倍したアドレ
スから分岐先アドレスをリードする。ステートT10、
T11でこの分岐先アドレスをプログラムカウンタPC
に取り込み、ステートT12以降では、分岐先アドレス
から割込み処理プログラムを順次リードする。ステート
T14で割込み例外処理を終了し、その後は割込み処理
プログラムの先頭命令を実行する。
【0048】図14には前記CPU1の一実施例ブロッ
ク図が示される。
【0049】CPU1は命令レジスタIR、制御部CO
NT、データバッファDB(DBL,DBH)、アドレ
スバッファAB(ABL,ABH)、算術論理演算器A
LU(ALUL,ALUH)、汎用レジスタR0H〜R
7H、R0L〜R7L、プログラムカウンタPC(PC
L,PCH)、コンディションコードレジスタCCRか
ら構成される。命令レジスタIR及びデータバッファD
Bは内部データバスH,Lに、アドレスバッファABは
内部アドレスバスH,Lに接続され、さらに制御部CO
NTはリード信号及びライト信号などを出力する。デー
タバッファDB、アドレスバッファAB、算術論理演算
器ALU、汎用レジスタR0H〜R7H,R0L〜R7
L、プログラムカウンタPC、コンディションコードレ
ジスタCCRは、CPU1の内部バスA、B、Cで相互
に接続されている。CPU1の詳細な内部構成は本発明
と直接の関係はないので更に詳細な説明は省略する。
【0050】図15にはCPU1のコンディションコー
ドレジスタCCRのIビット及びU2ビットの具体的な
一例回路が示される。
【0051】前記コンディションコードレジスタCCR
はCバスからのデータ入力、Aバス・Bバスへのデータ
出力が、前記制御部CONTの出力する制御信号AC,
BC,CCによってシステムクロックφが0レベルの期
間に行われる(同図に示される記号*はこれが付されて
いない信号に対して位相反転された信号であることを意
味する)。さらに前記制御部CONTは割込み例外処理
のステートT7にではIビットセット信号ISETが出
力され、システムクロックφが0レベルの期間にPチャ
ネル型MOSトランジスタQ1によって、Iビットが1
にセットされる。U2Cビットが1にセットされていれ
ば、前記Iビットセット信号ISETとU2Cビットの
出力と論理積信号によって、システムクロックφが0レ
ベルの期間にPチャネル型MOSトランジスタQ2によ
って、U2ビットが1にセットされる。
【0052】上記実施例によれば以下の効果を得るもの
である。 (1)U2ビットを選択的に割込みマスクビットとして
利用可能にすることにより、物理的並びに論理的な規模
の増大を最小限としながら割込み処理の効率化若しくは
高機能化を実現することができる。 (2)U2ビットに対して割込みマスクビットとしての
選択を行わない場合には、ユーザビットとしての利用を
担保することができるから、ユーザビットを用いること
によってソフトウェアの管理の容易化並びにその実行効
率の向上を図ることも可能である。 (3)コンディションコードレジスタCCRのU2ビッ
トを、割込みマスクビットとして使用するか、ユーザビ
ットとして使用するかは、ソフトウェアあるいはハード
ウェアの都合によって選択できるから、ソフトウェア実
行効率を保持しつつ割込み処理の効率化を容易に実現で
きる。 (4)コンディションコードレジスタCCRのU2ビッ
トを割込みマスクビットとして使用するか、ユーザビッ
トとして使用するかを設定するU2CビットをCPU1
の外部に有することにより、割込みマスクビットを1ビ
ットのみ有するCPUの動作プログラムをほとんど変更
することなく容易に流用できる。 (5)レジスタIPRの設定内容に応じて割込みを一部
許可する状態を実現できるので、各種割込み処理状態に
応じて柔軟に対応できる。 (6)割込み優先度を指定する前記レジスタIPRを単
位レジスタとしての1レジスタとするから、斯るレジス
タIPRの退避・復帰を容易に行うことができ、優先度
の変更を効率的に行うことができる。 (7)CPU並びにマイクロコンピュータの論理的・物
理的な規模の増加を最小限としつつ、ソフトウェアの実
行効率を向上することができる。
【0053】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0054】例えば、内蔵される機能ブロック、割込み
要因の数・種類、IPRのビット数などについては何ら
限定されない。IPRは2バイト(1ワード)とするこ
ともできる。CPUがワードサイズ命令を実行可能であ
れば、前記命令のデータサイズをバイトからワードに変
更するだけで良い。IPRがCPUの扱える1データ単
位であればよい。但し、例えば、3バイト以上のよう
に、前記1データ単位を超えることは、CPUがIPR
全体を一括して扱うことができず、得策ではない。割込
み制御回路あるいはCPUの具体的な回路例などは上記
実施例に限定されず、その他種々変更可能である。ま
た、CPUのレジスタ構成・割込み制御回路のレジスタ
構成などは上記実施例に限定されない。例えば、U2C
ビットは、ほかの制御ビットと同一のレジスタに含める
ことができる。
【0055】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるシング
ルチップマイクロコンピュータに適用した場合について
説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、
その他半導体集積回路装置化されたデータ処理装置にも
広く適用可能である。本発明は少なくとも複数の事象が
発生したときに調停を行なう機能を有する条件のデータ
処理装置に適用することができる。
【0056】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0057】すなわち、コンディションコードレジスタ
のようなレジスタ手段の所定のビットを、割込みマスク
ビットとして使用するか、ユーザビットとして使用する
かを選択する指定手段を設け、ソフトウェアあるいはハ
ードウェアの都合によってそれを選択可能にしたから、
ソフトウェアの実行効率を保持しつつ、かつ、物理的・
論理的な規模の増加を最小限としながら割込み処理の効
率化を実現したデータ処理装置を得ることができる。
【0058】U2Cビットのような前記指定手段をCP
Uの外部に設けることにより、割込みマスクビットを1
ビットのみ有するCPUの動作プログラムをほとんど変
更することなく容易に流用できる。
【0059】レジスタIPRのように複数のビットを有
する一単位のレジスタ手段であって、そのレジスタ手段
の1ビットが単数または複数の割込み要因に対応される
割込み優先指定レジスタを設け、斯る割込み優先指定レ
ジスタの設定内容に応じて割込みを一部許可する状態を
実現することにより、各種割込み処理状況に柔軟に対応
できる。
【0060】IPRのような割込み優先指定レジスタ
を、単位レジスタとしての1レジスタとすることによ
り、斯るレジスタの退避・復帰を容易に行うことがで
き、優先度の変更を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用されるシングルチップ
マイクロコンピュータのブロック図である。
【図2】本発明に係るデータ処理装置の一実施例である
CPUのレジスタ構成説明図である。
【図3】本発明に用いられた割込み制御回路のレジスタ
構成である。
【図4】割込み許可状態を示す説明図である。
【図5】シングルチップマイクロコンピュータの割込み
要因の第1の説明図である。
【図6】図5の内容に続くシングルチップマイクロコン
ピュータの割込み要因の第2の説明図である。
【図7】割込み許可状態の遷移図である。
【図8】本発明を適用したCPUのためのプログラム移
植方法の一例説明図である。
【図9】割込み制御回路に含まれる優先順位判定回路の
全体説明図である。
【図10】図9に示される回路ブロックAの詳細な一例
回路図である。
【図11】図9に示される回路ブロックBの詳細な一例
回路図である。
【図12】図9に示される回路ブロックCの詳細な一例
回路図である。
【図13】CPUによる割込み例外処理の一例タイミン
グチャートである。
【図14】CPUの一例ブロック図である。
【図15】CPUのコンディションコードレジスタの具
体的な一例回路図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 41 タイマA 42 タイマB 5 SCI 6 A/D変換器 8 割込み制御回路 81 内部割込み信号 82 外部割込み信号 83 割込み要求 84 ベクタ番号 85 制御信号(UC2) CCR コンディションコードレジスタ I 割込みマスクビット U2 割込みマスクビットとして利用可能なユーザ
ビット U1 ユーザビット ICR 割込み制御レジスタ UC2 U2ビットの利用態様指定ビット IPR 割込み制御レジスタ IPR0〜IPR7 許可ビット

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の制御ビット及び第2の制御ビット
    を有し、第1の割込み要求信号と割込み識別信号とに応
    答して前記割込み識別信号が示す割り込み処理を行う中
    央処理装置と、 前記第2の制御ビットに割込みマスク機能を選択的に
    定する第1の指定手段と、複数の割込み要因に夫々対応
    する複数の第2の割込み要求信号と、前記第1の制御ビ
    ットの状態と、前記第2の制御ビットの状態と、に基づ
    いて中央処理装置に対する割込み要求制御を行う割込み
    制御手段と、を有し、 前記割込み制御手段は、前記第1の指定手段が第1の指
    定状態を示すとき、前記第1の制御ビットと第2の制御
    ビットとの状態に基づいて前記複数の第2の割込み要求
    信号の内の少なくとも一つの割込み要求信号を受け付け
    るかマスクし、前記第1の指定手段が第1の指定状態と
    は異なる状態を示すとき、前記第1の制御ビットの状態
    に基づいて前記複数の第2の割込み要求信号の内の少な
    くとも一つの割込み要求信号を受け付けるかマスクし、
    受け付けた一つの第2の割込み信号に対応する割込み識
    別信号と前記第1の割込み要求信号を前記中央処理装置
    に出力するものであることを特徴とするデータ処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の指定手段が第1の指定状態と
    は異なる状態を示すとき、前記第2の制御ビットの状態
    は前記中央処理装置によって実行される所定の命令のみ
    に従って変化されるものであることを特徴とする請求項
    1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の指定手段は、前記中央処理装
    置によって実行される所定の命令に従ってその状態が決
    定されるものであることを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の指定手段は、前記中央処理装
    置のアドレス空間に配置されて成るものであることを特
    徴とする請求項3記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記割込み制御手段は、前記第1の指定
    手段が第1の指定状態を示すとき、 前記第1の制御ビットが第1の状態であることに応答し
    て前記複数の第2の割込み要求信号の全てをマスクせず
    に受け付け、 前記第1の制御ビットが第2の状態であって前記第2の
    制御ビットが第3の状態であることに応答して前記複数
    の第2の割込み要求信号の内の一部を受け付け、残りの
    第2の割込み要求信号をマスクし、 前記第1の制御ビットが第2の状態であって前記第2の
    制御ビットが第4の状態であることに応答して前記複数
    の第2の割込み要求信号の全てをマスクするものである
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の第2の割込み要求信号の内の
    一部を指定する第2の指定手段を更に有して成るもので
    あることを特徴とする請求項5記載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の指定手段は前記中央処理装置
    によって実行する所定の命令に従って前記複数の第2の
    割込み要求信号の内の一部を指定するものであることを
    特徴とする請求項6記載のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の指定手段は複数の第3の制御
    ビットを有し、 前記複数の第3の制御ビットの各々は前記複数の第2の
    割込み要求信号の内の一つの信号に対応付けられてセッ
    トされ、 前記複数の第2の割込み要求信号の各々は前記複数の第
    3の制御ビットの内の一つに対応付けられ、 前記複数の第3の制御ビットの各々が第1の状態にある
    場合、前記第3の制御ビットに対応付けられて設定され
    ていた一つ以上の信号は前記受け付けられた第2の割込
    み要求信号のグループに含まれ、 前記複数の第3の制御ビットの各々が第2の状態にある
    場合、前記第3の制御ビットに対応付けられて設定され
    ていた一つ以上の信号は前記マスクされた第2の割込み
    要求信号のグループに含まれるものであることを特徴と
    する請求項6記載のデータ処理装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の第3の制御ビットの状態は、
    前記中央処理装置により実行される所定の命令に従って
    変化されるものであることを特徴とする請求項8記載の
    データ処理装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の指定手段が第1の指定状態
    とは異なる状態を示すとき、前記割込み制御手段は、前
    記第1の制御ビットの第1の状態に応答して前記複数の
    第2の割込み要求信号の全てを受け付け、前記第1の制
    御ビットの第2の状態に応答して前記複数の第2の割込
    み要求信号の全てをマスクするものであることを特徴と
    する請求項1記載のデータ処理装置。
  11. 【請求項11】 前記割込み制御手段は、前記第1及び
    第2の制御ビットの状態に拘わらず第3の割込み要求信
    号を受け付け可能であることを特徴とする請求項1記載
    のデータ処理装置。
  12. 【請求項12】 前記中央処理装置はコンディションコ
    ードレジスタを有し、前記コンディションコードレジス
    タは前記第1及び第2の制御ビットを有すものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  13. 【請求項13】 第1の制御ビット及び第2の制御ビッ
    トを有し、第1の割込み要求信号と割込み識別信号とに
    応答して前記割込み識別信号が示す割り込み処理を行う
    中央処理装置と、 前記中央処理装置が第1の指定状態に有るか否かを指定
    する第1の指定手段と、複数の割込み要因に夫々対応す
    る複数の第2の割込み要求信号と、前記第1の制御ビッ
    トの状態と、前記第2の制御ビットの状態と、に基づい
    て中央処理装置に対する割込み要求制御を行う割込み制
    御手段と、を有し、 前記割込み制御手段は、前記第1の指定手段が第1の指
    定状態を示すとき、前記第1の制御ビットが第1の状態
    であること応答して前記複数の第2の割込み要求信号
    の全てをマスクせずに受け付け、前記第1の制御ビット
    が第2の状態であって前記第2の制御ビットが第3の状
    態であることに応答して前記複数の第2の割込み要求信
    号の一部を受け付け残りの第2の割込み要求信号をマス
    クし、前記第1の制御ビットが第2の状態であって前記
    第2の制御ビットが第4の状態であることに応答して前
    記複数の第2の割込み要求信号の全てをマスクし、ま
    た、前記第1の指定手段が第1の指定状態とは異なる状
    態を示すとき、前記第1の制御ビットの状態に基づいて
    前記複数の第2の割込み要求信号の内の少なくとも一つ
    の割込み要求信号を受け付けるかマスクするものである
    ことを特徴とするデータ処理装置。
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