JPS62221062A - シングルチツプマイクロコンピユ−タ - Google Patents

シングルチツプマイクロコンピユ−タ

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JPS62221062A
JPS62221062A JP61064346A JP6434686A JPS62221062A JP S62221062 A JPS62221062 A JP S62221062A JP 61064346 A JP61064346 A JP 61064346A JP 6434686 A JP6434686 A JP 6434686A JP S62221062 A JPS62221062 A JP S62221062A
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bus
address
cpu
data bus
internal
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JP61064346A
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Wataru Okamoto
渉 岡本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数の中央処理装置(以下、CPUと略記す
る)を内蔵したシングルチップマイクロコンピュータに
関するもので、特に、同一半導体基盤上に複数のCPU
を備え、各CPUごとにアドレス・テ°−クバスおよび
メモリ・人出力インターフェイスを内蔵し、かつ前記複
数のCPUの共有する外部アドレス・データバスへのア
クセスを各CPUに対し可能とするバス制御装置を内蔵
したシングルチップマイクロコンピュータに関する。
従来の技術 集積回路の集積密度増大に伴いマイクロコンビ二一りの
機能・性能は急速に向上し、多種多様な周辺回路(A/
D変換器、タイマ、DMA制御回路など)の集積回路化
と相伴って様々な形態のマイクロコンピュータシステム
が構成され、使用されるにいたっている。
しかし、周辺集積回路の制御(I10処理)に要求され
るリアルタイム処理の高度化およびデータ処理量の増大
に伴い、CPUに要求される処理能力も飛躍的に増大し
ているため、単−CPtJでの処理は物理的限界に達し
つつある。
例えば、周辺集積回路からの処理要求は通常は割込みの
形態でCPUへ通知され、CPLIは対応したI10処
理・データ処理を行うが、周辺集積回路の増大に伴い、
割込み数も増加しCPUの実行する対応したI10処理
・データ処理量も増大している。
CPUはこれらの処理をリアルタイムに実行する必要が
あるが、単一のCPUで処理する場合には負担が大きす
ぎるため、リアルタイム性をある程度犠牲にして処理せ
ざるをえない状況にある。
リアルタイム1生を犠1生(こしないため1こは、CP
Uに対する負荷を何らかの方法で軽減する必要がある。
そこで従来は、複数のCPUを用いた分散処理システム
でこの問題の解決をはかっていた。
分散処理システムは、CPUの行う処理をその機能によ
ってI10処理、データ処理等に分割し、各処理に専用
CPUを割り当てたシステムを構成することによりシス
テムの処理能力を向上させたものである。i A P 
X86フアミリ・ユーザーズマニュアル(p、 583
インテルジヤパン■)にこの方法の一例が示されている
上述した従来のマイクロコンピュータシステムの構成を
第7図に示す。以下同図に基づき説明する。
第7図において、メモリ1は読み出しのみ可能なもの、
もしくは読出し、書込みともに可能なものまたは両者の
混在したものとする(以下メモリと記した場合、前記メ
モリ1と同意味とする)。
データ処理を行なうCPU2は、自身のアドレス・デー
タバス8を介しアドレス・データバス7に結合される。
I10処理を行うCPU3は、自身のアドレス・データ
バス9を介してアドレス・データバス7に結合される。
アドレス・データバス7にはメモリlとI10インター
フェイス6が接続されている。CPU3はI10インタ
ーフェイス6にデータの書込み、読出しを行うことによ
り、外部機器とのデータのやりとりを行う。
第7図に示すマイクロコンピュータシステムに右いては
、CPU2、CPU3のプログラムおよびデータはアド
レス・データバス7上のメモリ1に格納される。また、
I10インターフェイス6はアドレス・データバス7に
接続されていることから、命令コードのフェッチ、各種
演算データのメモリに対する読み出し書込みの際、さら
には■10インターフェイス6に対するデータの読出し
書込みの際には、CPU2はメモリ1にアドレス・デー
タバス7を介しアクセスし、CPIJ3はメモリ1、■
10インターフェイス6にアドレス・データバス7を介
してアクセスする。
しかし、アドレス・データバス7へは同時に1つのCP
LILかアクセスできないため、CPU2、CPtJ3
はホールド解除信号線4.5によって互いにアドレス・
データバス7の割り当てを行う。
いま、CPU2がデータ処理を実行中であるとする。そ
のときCPU3はホールド状態にある。
CPU2はデータ処理を終了すると自身をホールド状態
にしてアドレス・データバス7を解放すると同時に、ホ
ールド解除信号線4に信号を出力する。
ホールド解除信号を受けるとCPU3はホールド状態を
解除されてアドレス・データバス7を獲得し、I10処
理を実行する。
I10処理が終了するとCPU3は自身をホールド状態
にしてアドレス・データバス7を解放すると同時に、ホ
ールド解除信号線5に信号を出力する。
ホールド解除信号を受けてCPtJ2はホールド状態よ
り解除されてアドレス・データバスを獲得し、データ処
理を再開する。
上記動作においてCPUが自身をホールド状態にしてホ
ールド解除信号線4.5を操作する動作は、CPUの命
令によって実行する。
発明が解決しようとする問題点 上述した従来のマイクロコンピュータシステムにおいて
は、アドレス・データバス8、アドレス・データバス9
が1つのアドレス・データバス7に結合されていて、C
PU2、CPU3は、動作する時に必ずアドレス・デー
タバス7にアクセスするため、常時アドレス・データバ
ス7の奪い合いが起こる。従って、CPU2、CPU3
は同時にプログラムを実行することが不可能である。例
えばCPU3がI10処理を実行中にはCPU2のデー
タ処理実行が停止する。このため、マイクロコンピュー
タシステムの処理能力が著しく低下する欠点があった。
そこで本発明は、複数のCPU間でのアドレス・データ
バスの奪い合いによるオーバヘプトをなくし、マイクロ
コンピュータシステムの処理能力を向上させることので
きるマイクロコンピュータを提供することを目的とする
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための本発明は、同一半導体基盤
上に複数のCPUを集積したシングルチップマイクロコ
ンピュータにおいて、前記複数のCPUのそれぞれに対
応した内蔵のメモリ・入出力インターフェイス装置と、
 前記複数のCPUのそれぞれに対応し、それぞれのC
PUを対応する内蔵のメモリ・入出力インターフェイス
装置に結合するそれぞれ専用のアドレス・データバスと
、外部メモリ・人出力インターフェイス装置と結合して
いる前記複数のCPUに共通のアドレス・データバスと
、前記複数のCPLIのそれぞれに対応した内蔵のメモ
リ・入出力インターフェイス装置へのアクセスと、ペー
ジ単位で指定された任意アドレス領域における、前記C
PLIの前記共通のアドレス・データバスへのアクセス
とを同時に可能とするバス制御装置とを備える。
作用 本発明のシングルチップマイクロコンピュータは、各C
PtJが独立の内部アドレス・データバスを備え、しか
も、各CPUが外部ハードウェア資源を共有できるよう
に、1個の外部アドレス・データバスに対し各CPUの
内部アドレス・データバスを接続し、高速にバス切換え
を行うバス制御装置を備えることを特徴とする。
CPUが2個の場合で説明を行う。
両方のCPUがともに内部アドレス・データバスへのア
クセスを行っている場合、またはCPUの一方が内部ア
ドレス・データバスへのアクセスヲ行い、他方が外部ア
ドレス・データバスへ(7)7クセスを行っている場合
にはバスの競合は起こらない。
問題となるのは、両方のCPUがともに外部アドレス・
データバスへのアクセスを行う場合である。この場合、
バスの競合が起こって一方のCPUがホールド状態とな
るためオーバヘッドが生じる。しかし、バス制御装置は
高速にバスを切換えるので、バス切換えによるオーバヘ
ッドはない。
以上の説明かられかるように、バスの競合は限られた場
合のみに起る。例えバスの競合が起った場合でも高速に
バス切換えが行われるため、データ処理能力が大きく向
上する。
実施例 以下、本発明の実施例を添付の図面を参照して説明する
第1図に本発明に係るシングルチップマイクロコンピュ
ータのブロック図を示す。
CPIJlooは、内部アドレス・データバス102を
介して内部メモリ104、内部I10インターフェイス
105にアクセスする。
CP’U 100はまた、バス制御装置113によって
結合された内部アドレス・データバス102.108、
さらにバッファ109で結合された外部アドレス・デー
タバス110を介して外部メモUlll、外部I/○イ
ンターフェイス112にアクセスする。
同様に、CPUl0Iは、内部アドレス・データバス1
03を介して内部メモリ107、内部I10インターフ
ェイス106にアクセスする。
CPLIIOIはまた、バス制御装置113によって結
合された内部アドレス・データバス103.108、さ
らに、バッファ109で結合された外部アドレス・デー
タバス110を介して外部メモリ111、外部I10イ
ンターフェイス112にアクセスする。
バス制御装置113は内部アドレス・データバス108
を内部アドレス・データバス102または内部アドレス
・データバス103へ結合スる。
バス制御装置113はまた、ホールド信号線114.1
15をハイレベルとして、各々CPtJ100、CPt
Jlolをホールド状態にする機能を有する。
レジスタ書込み信号線116.117は各々CP Ul
oo、CPUl0Iがバス制御装置113内のレジスタ
にデータを書込む時ハイレベルにする。
内部ハードウェア資源アクセス信号線118.119は
各々CPU100、CPUl0Iが内部ハードウェア資
源にアクセスする時、ハイレベルにする。内部ハードウ
ェア資源としては、CPU100には内部メモリ 10
4、内部I10インターフェイス105が対応し、CP
tJlolには内部メモリ107、内部I10インター
フェイス106が対応している。
次に、バス制御装置113の構成を、第2図に基づき説
明する。
バス制御装置113はバススイッチ信号発生部200.
2旧とバススイッチ付きアービタ部202とから構成さ
れる。
バススイッチ信号発生部200.201は各々内蔵して
いるレジスタの値に基づき内部アドレス・データバス1
02を内部アドレス・データバス108に、内部アドレ
ス・データバス103を内部アドレス・データバス10
8に結合するかどうか判別し、バス結合を行う場合には
対応するバス結合要求信号線をハイレベルにする。即ち
、内部アドレス・データバス102にと内部アドレス・
データバス108を結合する際はバス結合要求信号線2
03をノ1イレベルにする。また、内部アドレス・デー
タバスIQ3と内部アドレス・データバス108を結合
する際にはバス結合要求信号線204をハイレベルにす
る。
バススイッチ信号発生部200.201内のレジスタは
各々CPU100、CPUl0Iの命令により書換えら
れ、この時CPU100、CPLIIOIは先に述べた
ようにレジスタ書込み信号線116.117を各々ハイ
レベルにする。
バススイッチ付きアービタ部202はバス結合要求信号
線203.204の信号レベルに従いバス結合を行うと
同時に、内部ハードウェア資源アクセス信号線118.
119のレベルに従いCPU100、CPLIIOIを
各々ホールド状態にする機能を有する。
バス制御装置113はCPLIlooの内部アドレス・
データバス102、CPU 101の内部アドレス・デ
ータバス103を内部アドレス・データバス108に結
合する。その際のバス結合の様子を第3図にまとめて示
す。
c p utoo 、c P LIIOLが点線で囲ま
れた領域30で示されるバスアクセスを行っている時、
即ち、c p utooとCP UIOIの両方がとも
に内部アドレス・データバスへのアクセスを行っている
時、およびCPU100とCP UIOIの一方が内部
アドレス・データバスへのアクセスを行い、他方カ外部
アドレス・データバスへのアクセスを行っている時には
、CPU100、CPUl0Iの少なくとも一方は自身
の内部アドレス・データバスをアクセスしているため、
バス競合は起らない。
これに対し、CPU100、CPLllolが点線で囲
まれた領域31で示されるバスアクセスを行っている時
には、両方のCPUからのバスアクセスが外部アドレス
・データバスへ集中するため、バスの競合が起る。この
時、バス制御装置113は例えばCPtJlolをホー
ルド状態とするため、オーバヘッドが生じる。
上述したように、本発明に係るシングルチップマイクロ
コンピュータにおいては、バス競合が起るのは、各CP
Uが同時に外部アドレス・データバスにアクセスした時
のみで、他の場合には起らない。
しかも、製造プロセス技術の進歩により内蔵メモリ量は
増加の一途をたどっている結果各CP(Jは内蔵メモリ
により必要なメモ’J ffiの大部分をまかなえるよ
うになっているため、外部アドレス・データバスへのア
クセスは頻歩となると考えられる。
従って、外部アドレス・データバスへのアクセスは、主
としてCPU間での同期・通信処理が行われる時になさ
れることになる。しかし、マルチCPUシステムにおい
ては、上記同期・通信処理に費される時間は、CP口口
実待時間ごく1部にすぎない。
上述の説明からかわかるように、発明に係るシングルチ
ップマイクロコンピュータにおいては、コンピュータシ
ステムの処理能力が大巾に向上している。
次に、第4図に基づきバス制御装置113内のバススイ
ッチ付きアービタ部202の構成・動作をより詳細に述
べる。
バススイッチ付きアービタ部202は、バススイッチ3
00.301、アービタ制御部302から構成されてい
る。
ハス切換え信号線303.304、バス結合要求信号線
203.204がロウレベルで、CPUIQOlCPU
IOIが各々内部アドレス・データバス102.103
にアクセスしているとする。
バス結合要求信号線203がハイレベルになると、アー
ビタ制御部302は、内部ハードウェア資源アクセス信
号W119がハイレベルなのでホールド信号線115を
操作せず、バス切換え信号線303をハイレベルにして
、内部アドレス・データバス102を内部アドレス・デ
ータバス108に結合する。内部アドレス・データバス
108はバッファ109ヲ介して外部アドレス・データ
バス110と結合しているので、CPU100は外部ハ
ードウェア資源にアクセスすることができる。
その後、バス結合要求信号線203がロウレベルになる
と、アービタ制御部302はバス結合信号線303をロ
ウレベルにして、内部アドレス・データバス102 と
内部アドレス・データバス108との結合を解除する。
前記初期状態において、内部ハードウェア資源アクセス
信号線119がロウレベルの時には、アービタ制御部3
02は内部アドレス・データバス102を内部アドレス
・データバス108に結合する際、ホールド信号線11
5をハイレベルにして、CP[Jlolをホールド状態
にする。そして、内部アドレス・データバス102と内
部アドレス・データバス108との結合を解除する際に
は、内部アドレス・データバス103を内部アドレス・
データバス108に結合し、さらにホールド信号線11
5をロウレベルにして、CPUl0Iに命令実行を再開
させる。
逆に、初期状態において内部ハードウェアア゛クセス信
号線118がロウレベルである場合も同様に片方のCP
Uがホールド状態にされる。ただし、この場合ホールド
状態にされるCPLJはCP UIOIのままである。
内部ハードウェアアクセス信号線118.119が同時
にロウレベルとなる場合には、アービタ制御部302は
、CPU100の外部ハードウェア資源に対するアクセ
スを優先する。
前記状態をCPUIQQ、CPU1(11のアドレス空
間図によって第5図に示した。
第5図は、CPU100のアドレス空間図401とCP
Ul0Iのアドレス空間図402から構成されている。
アドレス空間図401において斜線で示された第7番目
のアドレス領域403が内部レジスタによって指定され
たアドレス領域である。
また、アドレス空間図401.402において矢印40
4で示された領域がCPU100、CPU101が共に
アクセス可能なアドレス領域である。
内部レジスタには、CPU100の命令によって任意の
データを書こむことができる。このとき、CPU100
は、レジスタ書込み信号線116をハイレベルとする。
CPU100が前記アドレス領域403にアクセスする
際には、バス制御装置113が動作し外部ハードウェア
資源に対し自動的にアクセスが行われる。
その時、CPUl0Iが外部ハードウェア資源に対しア
クセスを行っていた場合は、バス制御装置113はホー
ルド信号線115をハイレベルにすることによりCPU
l0Iをホールド状態にしてCPU100のアクセスを
優先させる。
次に、バス制御装置113内のバススイッチ信号発生部
200のより詳細な構成および動作を述べる。
バススイッチ信号発生部200.2旧は同一構成とする
バススイッチ信号発生部200はその内部レジスタで指
定されるアドレス領域をCPU100がアクセスする時
、cuplooを外部アドレス領域に自動的にアクセス
するようバス結合要求信号線203をハイレベルにする
以下、第6図に基づいて説明する。
バススイッチ信号発生部200は、アドレスデコーダ5
01 と、レジスタ502 と、ANDゲート503と
ORゲート504とで構成されている。
アドレスデコーダ501は内部アドレス・データバス1
02のアドレスバス部分の上位3ビツトをデコードする
。レジスタ502は、CPU100のアドレス空間8分
割のそれぞれにビット対応した8ビツトレジスタで、C
PU100の命令で書込まれたデータを保持する。2人
力ANDゲート503はデコーダ501の出力とレジス
タ502で対応するビットの出力の間のANDを出力す
る。8人力ORゲート504は、8つのANDゲート5
03の出力のORを出力する。
レジスタ書込み信号線116は、CPU100がレジス
タ502にデータを書込む時ハイレベルにする。
いま、レジスタ502の第6ビツトのみ1で、他のビッ
トは全て0とする。
CPLIlooは、8分割されたアドレス空間の7番目
のアドレス領域以外の領域をアクセスする際には、デコ
ーダ501はその第6ビツトが常に0なので対応したレ
ジスタ502のビットとのAND出力は全て0であり、
ORゲート504の出力は0となる。
よって、バス切換え要求信号線203はロウレベルとな
り、バススイッチ付きアービタ部202によるバス切換
えは起らない。
CPU100が8分割されたアドレス空間の第7番目の
アドレス領域をアクセスする時には、デコーダ501の
出力のうち第6ビツトのみ1となるためレジスタ502
との第6ビット間のAND出力が1となる。
よって、8人力ORゲート504の出力はハイレベルと
なり、バス切換え要求信号線203がハイレベルとなる
バススイッチ付きアービタ部202は、内部ハードウェ
ア資源アクセス信号線119がロウレベルの時のみホー
ルド信号線f15をハイレベルにして、CPUl0Iを
ホールド状態にすると同時に内部アドレス・データバス
102を内部アドレス・データバス108に結合させる
。すると、CPU100は外部アドレス・データバス1
10上のハードウェア資源にアクセスする。
前記状態を再び第5図に示したCPU100、CPUl
0Iのアドレス空間図を用いて説明すると以下のようで
ある。
CPU100が前記アドレス領域403にアクセスした
際には、対応するCPUl0Iの第7番目のアドレス領
域に矢印404で示されるように自動的にアクセスが行
なわれる。
上述のように、バススイッチ信号発生部200は、アド
レスバスの上位3ビツトを自動的にデコードした後、A
NDゲーと、ORゲートを用いた小規模回路によりバス
切換え要求信号線203の操作を行うことにより高速な
バス切換えを実現している。
レジスタ502にはCPU100の命令によりデータを
書込むことができ、cpuiooは8分割された任意ア
ドレス空間領域に対しCPUl0Iの対応したアドレス
空間領域へアクセスできる。
上記実施例においては、デコーダ501の入力ビツト数
が3、レジスタを8ビツトレジスタとしたが、これらは
異なった値でもよい。
また、バススイッチ信号発生部200.201を同一と
考えたが異っていてもよい。
次に、具体的に第1図と第3図に基づき本発明に係るシ
ングルチップマイクロコンピュータ全体の動作を説明す
る。
cputooが自身の内部アドレス・データバス102
にアクセスし、CPU 101が外部ハードウェア資源
にアクセスしている時、CPU101の内部アドレス・
データバス103はバス制御袋R113によって内部ア
ドレス・データバス108に結合されている。この時ホ
ールド信号線114.115はロウレベノペバス制御装
置113内レジスタへの書込み信号線116.117は
ロウレベルである。
また、内部ハードウェア資源アクセス信号線118はハ
イレベル、内部ハードウェア資源アクセス信号線119
はロウレベルである。
この時には、CPU100は内部アドレス・データバス
102を介して内部メモリ104、内部■/○インター
フェイス105にアクセスし、一方CPU101は外部
アドレス・データバス110を介して外部メモリ 11
1と外部I10インターフェイス112にアクセスを行
うためバスの競合は起らない。
この時、コンビニータシステムは第3図の点線で囲まれ
た領域30で示されるバスアクセスを行っている。
上記状態でCPU100がバス制御装置113内のレジ
スタで指定されるアドレス領域をアクセスすると、バス
制御装置113はホールド信号線115をハイレベルに
してCPUl0Iをホールド状態にすると同時に、内部
アドレス・データバス102を内部アドレス108に結
合させる。この場合CPU100、CP[Jlolは、
第3図の点線で囲まれた領域31でこの状態ではCPU
100は、外部アドレス・データバス110上の外部ハ
ードウェア資源に対しアクセスを行う。
このとき、内部アドレス・データバス108の奪い合い
がcputoo、cputoiの間で起り、その結果C
PUl0Iがホールド状態となるためオーバヘッドが生
じるが、バス制御装置113は高速にバスを切換えるの
で、バス切換えによるオーバヘッドはない。
次に、CPU100がバス制御装置113内のレジスタ
で指定されたアドレス領域へのアクセスを終了すると、
バス制御装置113はホールド信号線115をロウレベ
ルとし、CPUl0Iを実行状態にすると同時に、内部
アドレス・データバス103を内部アドレス・データバ
ス108に結合させる。するとCPU100、CPUl
0Iは点線で囲まれた領域30で示されるバスアクセス
を行う。よってこの時、バスの競合は起らない。
初期状態において、CPU100、CPUl0Iが各自
の内部アドレス・データバス102.103にアクセス
している時、CPU 101は内部ハードウェア資源ア
クセス信号線119をハイレベルとし、内部ハードウェ
ア資源にアクセスを行っており、バス競合が起らないた
めバス制御装置113はバス切換えのみ行って、ホール
ド信号線115の操作は行わない。
上記記述は、cpuioiがバス制御装置113内のレ
ジスタで指定されるアドレス領域をアクセスする時も、
外部ハードウェア資源へのアクセスは、CPU100が
優先されるという事実を除いて成立する。
cputoo、CPUl0Iが同時にバス制御装置11
3内のレジスタで指定されるアドレス領域をアクセスす
る場合は、CPJJloo、CPU l旧は第3図の点
線で囲まれた領域31で示されるバスアクセスを行う。
バス制御装置113は内部アドレス・データバス102
を内部アドレス・データバス108へ結合すると同時に
ホールド信号線115をハイレベルにして、CPUl0
Iをホールド状態とする。
cpuiooの外部ハードウェア資源へのアクセスが終
了すると、バス制御装置113はホールド信号線115
をロウレベルにして、内部アドレス・データバス103
を内部アドレス・データバス10Bに結合し、 CPU
101に外部ハードウェア資源へのアクセスを行わせる
上記実施例においては、バス競合が起る場合、CPU1
00のアクセスが優先されるとしたが、CPtJlol
のアクセスを優先させても良い。
その場合、バス競合が起きた時、ホールド状態になるC
PUが入れ替るのみで他の記述部分は変化しない。
また、上記実施例においては内部アドレス・データバス
上のアドレス値に対応して自動的にハードウエアにより
バス切換えを行うので、CPUの命令による実行に比べ
高速なバス切換えが実現される。
発明の詳細 な説明したように本発明に係る複数のCPUを内蔵した
シングルチップマイクロコンピュータにふいては、各C
PUが独立に内部アドレス・データバスを所有している
ので、バスの奪い合いによるオーバヘッドが生じず、コ
ンピュータシステムの°処理能力が大巾に向上する効果
がある。
また、各CPUが他のCPUと外部ハードウェア資源を
共有できるよう、1個の外部アドレス・データバスに対
し各CPUの内部アドレス・データバスを接続し、かつ
高速にバス切換えを行うバス制御装置を内蔵しているの
で、複数のCPUが同時に外部アドレス・データバスに
アクセスした時のみバス競合が起り、ホールド状態とな
るCPUが現われるが、他の場合にはバス競合は起らな
い。よって処理能力が大巾に向上する効果がある。
CPUが、命令によって値を設定できるレジスタ値で決
る任意のアドレス領域にアクセスすると、バス制御装置
が自動的に外部アドレス・データバスにCPUの内部ア
ドレス・データバスを結合するので、バス切換えを行う
命令を実行する必要がなく、ソフトウェアのオーバヘッ
ドが大巾に減少する。
さらに、バス切換えがハードウェアにより自動的に行わ
れるのでCPUの命令で実行する場合に比べ高速な切換
えが実現される。
また、バス切換えを行うアドレス空間領域の指定が柔軟
に行えるため、コンピュータシステムの設計も容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のシングルチップマイクロコンビ二一
夕の一実施例のブロック図、 第2図は、バス制御装置のブロック図、第3図は、バス
アクセスの状態を示す図、第4図は、バススイッチ付き
アービタ部のブロック図、 第5図は、CPUのアドレス空間図、 第6図は、バススイッチ信号発生部のブロック図、 第7図は、従来のコンピュータシステムのブロック図で
ある。 (主な参照番号) 1・・メモリ、  2.3・・CPU。 4.5・・ホールド解除信号線、 6・・I10インターフェイス、 ?、8.9・・アドレス・データバス、100、101
・・cpu。 102、103. 108  ・・内部アドレス・デー
タバス、104、10?・・内部メモリ、 105、 106・・内部I10インターフェイス、1
09  ・ ・バッファ、 110  ・・外部アドレス・データバス、111  
・・外部メモリ、 112  ・・外部I10インターフェイス、113 
 ・・バス制御装置、 114、115・・ホールド信号線、 116、 117・・レジスタ書込み信号線、118、
119・・内部ハードウェア資源アクセス信号線、20
0、201・・バススイッチ信号発生部、202  ・
・バススイッチ付きアービタ部、203、204・・バ
ス切換え要求信号線、300、301・・バススイッチ
、 302  ・・アービタ制御部、 303、304・・バス結合信号線、 401、402・・アドレス空間、 403  ・・アドレス領域、 501  ・・アドレスデコーダ、 502  ・・レジスタ、 503  ・・2人力ANDゲーと、 504  ・・8人力ORゲート 102.103.108  ・・6部アドレス・デ゛−
タバス110 ・・ タト郁アドレス・デ〜タノ、\゛
ス114.115・・ ホールド゛信号線116.11
7   レジスタ書き込み信号線118.119  ・
・内部バーF゛ウヱア資源アクセス信号繰第2図203
,204・・・・・バス結合要求信号線PU101 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 同一半導体基盤上に複数の中央処理装置を集積したシン
    グルチップマイクロコンピュータにおいて、 前記複数の中央処理装置のそれぞれに対応した内蔵のメ
    モリ・入出力インターフェイス装置と、前記複数の中央
    処理装置のそれぞれに対応し、それぞれの中央処理装置
    を対応する内蔵のメモリ・入出力インターフェイス装置
    に結合するそれぞれ専用のアドレス・データバスと、 外部メモリ・入出力インターフェイス装置と結合してい
    る前記複数の中央処理装置に共通のアドレス・データバ
    スと、 前記複数の中央処理装置の前記内蔵のメモリ・入出力イ
    ンターフェイス装置へのアクセスと、ページ単位で指定
    された任意アドレス領域における、前記中央処理装置の
    前記共通のアドレス・データバスへのアクセスとを同時
    に可能とするバス制御装置と、 を備えることを特徴とするシングルチップマイクロコン
    ピュータ。
JP61064346A 1986-03-20 1986-03-20 シングルチツプマイクロコンピユ−タ Pending JPS62221062A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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