JP3231093B2 - スーパーインポーズ機能を備えた逆マトリクス回路 - Google Patents

スーパーインポーズ機能を備えた逆マトリクス回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号を処理する技
術に係り、特に、輝度信号と色信号から原色信号を再生
する逆マトリクス回路において2つの映像信号を合成
(スーパーインポーズまたは重畳)する回路の構成に関
する。近年、テレビジョン受像機やVTR等において映
像信号処理のディジタル化が盛んに行われている。ディ
ジタルの特性を活かして映像信号の高画質化を図ること
は勿論のことであるが、映像信号をディジタル的に加工
することで、アナログ的に処理していた映像信号に比べ
て、より高い付加価値を付けることが可能となってきて
いる。
【0002】
【従来の技術】スーパーインポーズ回路は逆マトリクス
回路の一部分を構成し、この逆マトリクス回路では、輝
度信号(Y)と色信号(C)から原色(GBR)信号を
再生する。このうち色信号については、逆マトリクス回
路の前段階で1画素毎に色信号の直交成分を持った形態
の信号に変換(ドット・インタリーブ)されている。
【0003】図7には従来形の一例としてのスーパーイ
ンポーズ機能を備えた逆マトリクス回路の構成が示され
る。図中、Y1およびY2はそれぞれ親画面および子画
面の輝度信号、C1およびC2はそれぞれ親画面および
子画面の色信号、S0は所望のタイミングでスーパーイ
ンポーズを行うための切り換え信号を示す。また、11
および12はそれぞれ切り換え信号S0に基づいて入力
信号Y1,Y2およびC1,C2を択一的に選択出力す
るセレクタ、13はセレクタ12で選択された親画面ま
たは子画面の色信号C1,C2に所定の係数(つまり原
色信号に変換するための係数)を乗算して色差信号を生
成する色復調回路、14〜16は色復調回路13で生成
された色差信号を順次それぞれ所定のタイミングだけ遅
延させる遅延回路、17は遅延回路14〜16で生成さ
れた各遅延タイミングの色差信号D1〜D3を加算する
加算器、18はスーパーインポーズを行うために変換さ
れたそれぞれの色信号に対してセレクタ11で選択され
た親画面または子画面の輝度信号Y1,Y2の遅延時間
を調整する回路、そして、19は調整された遅延時間を
持つ輝度信号に加算器17の出力(色信号)を加算して
原色信号Socを生成する加算器を示す。
【0004】この構成において、親画面および子画面の
それぞれの輝度信号Y1,Y2と色信号C1,C2は、
それぞれセレクタ11,12により所望のタイミング
で、いずれか一方が選択される。セレクタ12で選択さ
れた色信号は、色復調回路13を通して色差信号に変換
され、この色差信号は、遅延回路14〜16を通して順
次それぞれ所定のタイミングだけ遅延させられる。これ
によって遅延回路14〜16から、注目する画素と隣接
する2つの画素の合計3画素に対応した色差信号D1〜
D3が出力される。これら色差信号は加算器17で加算
され(色信号の算出)、さらに加算器19において、遅
延調整回路18を通して遅延時間が調整された輝度信号
と加算され、これによって原色信号Socが得られる。
【0005】この動作形態では、スーパーインポーズ処
理は切り換え信号S0に基づいて行われるので、親画面
と子画面のそれぞれの境において、色信号の算出を切り
換えることなく処理が行われることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
回路構成では、親画面と子画面のそれぞれの境において
色信号の算出を切り換えることなく処理が行われていた
ため、その境界部分では本来混ざる筈のない親画面の画
素の色信号とスーパーインポーズしようとする子画面の
画素の色信号が混合されて処理されることになり、その
ために、著しい画質の劣化を招くといった課題があっ
た。これは、逆マトリクス回路を含む映像信号処理装置
全体の性能の低下につながり、好ましくない。
【0007】本発明は、かかる従来技術における課題に
鑑み創作されたもので、スーパーインポーズの際の親画
面と子画面の境目における画質の劣化を改善し、ひいて
は映像信号処理装置の性能向上に寄与することができる
逆マトリクス回路を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、スーパーインポーズの際の親画面と子
画面の境目において色信号の算出を切り換えて処理を行
うようにしている。従って本発明によれば、輝度信号と
色信号から原色信号を再生する逆マトリクス回路であっ
て、スーパーインポーズを行うための切り換え信号に応
答して親画面および子画面のそれぞれの輝度信号と色信
号を択一的に選択する第1のセレクタ手段と、該第1の
セレクタ手段で選択された親画面または子画面の色信号
から色差信号を生成する色復調回路と、該生成された色
差信号を順次それぞれ所定のタイミングだけ遅延させる
直列接続された複数の遅延回路と、前記切り換え信号に
基づいてスーパーインポーズ期間の始まりと終わりのタ
イミングを規定する制御信号を発生する回路と、前記複
数の遅延回路で生成された各遅延タイミングの色差信号
を前記制御信号に応答して択一的に選択する第2のセレ
クタ手段と、スーパーインポーズを行うために様々に変
換された色信号に対して前記第1のセレクタ手段で選択
された親画面または子画面の輝度信号の遅延時間を調整
する回路と、該調整された遅延時間を持つ輝度信号と前
記第2のセレクタ手段で択一的に選択された色差信号お
よび前記遅延回路で生成された特定の遅延タイミングの
色差信号に基づいて前記原色信号を生成する演算回路
と、を具備することを特徴とするスーパーインポーズ機
能を備えた逆マトリクス回路が提供される。
【0009】
【作用】上述した構成によれば、スーパーインポーズを
行うための切り換え信号に基づいてスーパーインポーズ
期間の始まりと終わりのタイミングを規定する制御信号
を発生させ、色信号の算出の際に、この制御信号を用い
て第2のセレクタ手段の選択出力の切り換え制御を行
い、それによって親画面と子画面の色信号を明確に切り
換えるようにしている。つまり、スーパーインポーズの
際に親画面と子画面の境目において、色信号の算出方法
を上記制御信号により切り換えるようにしている。
【0010】従って、当該境界部において親画面の色信
号と子画面の色信号を互いに混ざることなくそれぞれ算
出することができ、これによって、従来例で見られたよ
うな著しい画質の劣化を改善することができる。これ
は、逆マトリクス回路を含む映像信号処理装置全体の性
能向上に寄与する。なお、本発明の他の構成上の特徴お
よび作用の詳細については、添付図面を参照しつつ以下
に記述される実施例を用いて説明する。
【0011】
【実施例】図1に本発明の一実施例としてのスーパーイ
ンポーズ機能を備えた逆マトリクス回路の構成が示され
る。本実施例の回路は、図7に示す従来の構成と比べ
て、制御信号発生回路20と2個のセレクタ21および
22を追加した点で異なっている。他の回路構成とその
動作については、図7の場合と同様であるのでその説明
は省略する。
【0012】制御信号発生回路20は、スーパーインポ
ーズを行うための所望のタイミングで入力される切り換
え信号S0に基づいて、スーパーインポーズ期間の始ま
りと終わりのタイミングを規定する制御信号S1および
S2を発生する。また、セレクタ21は、制御信号S1
に応答して遅延回路14の出力(注目する画素の1つ前
の画素に対応した色差信号D1)または遅延回路16の
出力(注目する画素の1つ後の画素に対応した色差信号
D3)を択一的に選択し、選択出力S3として加算器1
7に供給する。同様に、セレクタ22は、制御信号S2
に応答して遅延回路14の出力または遅延回路16の出
力を択一的に選択し、選択出力S4として加算器17に
供給する。
【0013】なお、各セレクタ11,12,21,22
は、選択信号が“H”レベルの時にA入力を選択出力
し、選択信号が“L”レベルの時にB入力を選択出力す
る。図示の例では、切り換え信号S0が“H”レベル
(または“L”レベル)の時、セレクタ11は子画面の
輝度信号Y2(または親画面の輝度信号Y1)を選択出
力し、セレクタ12は子画面の色信号C2(または親画
面の色信号C1)を選択出力する。また、制御信号S
1,S2がそれぞれ“H”レベル(または“L”レベ
ル)の時、セレクタ21,22はそれぞれ遅延回路14
の出力D1(または遅延回路16の出力D3)を選択出
力する。
【0014】図1に示す逆マトリクス回路は輝度信号Y
1,Y2と色信号C1,C2から原色信号Socを再生す
るものであるが、この原色信号はG(緑)、B(青)お
よびR(赤)の3種類から成っているので、実際の構成
に際しては、本実施例の回路を3系統含んだ共有の逆マ
トリクス回路の形態で構成される。その一構成例は図2
に示される。
【0015】図2において、1はNTSC信号を輝度信
号(Y)と色信号(C)に分離処理して子画面の輝度信
号Y2および色信号C2を生成するY/C分離回路、2
はMUSE信号をTCI(Time-Compressed Integratio
n )デコードして親画面の輝度信号Y1および色信号C
1と同期信号SYNを生成するTCIデコーダ、3は同
期信号SYNに応答して子画面の輝度信号Y2および色
信号C2の走査変換を行う回路、そして、10は同期信
号SYNに基づいてスーパーインポーズのための切り換
え信号S0を発生する切り換え信号発生回路を示す。こ
の切り換え信号S0はセレクタ11,12に供給され
る。また、TCIデコーダ2から出力される親画面の輝
度信号Y1および色信号C1はそれぞれセレクタ11,
12の入力端Bに入力され、一方、走査変換回路3を通
して出力される子画面の輝度信号Y2および色信号C2
はそれぞれセレクタ11,12の入力端Aに入力され
る。他の構成については、図1の場合と同様であるので
その説明は省略する。
【0016】図3には切り換え信号発生回路10の一構
成例が示される。図示の回路は、同期信号SYNを受け
て水平同期信号(H)をカウントするHカウンタ101
と、同期信号SYNに基づいて水平同期信号(H)をカ
ウントするHカウンタ101と、該Hカウンタ101の
出力(キャリーC)と同期信号SYNに基づいて垂直同
期信号(V)をカウントするVカウンタ102と、Hカ
ウンタ101の出力(合計S)とVカウンタ102の出
力をデコードして上記切り換え信号S0を生成するデコ
ーダ103とから構成されている。
【0017】図4には制御信号発生回路20の一構成例
が示される。図示の回路は、切り換え信号S0に応答す
る遅延(D)型フリップフロップ201と、該フリップ
フロップの非反転出力Qに応答するD型フリップフロッ
プ202と、該フリップフロップ202の反転出力QX
およびフリップフロップ201の非反転出力Qに応答す
るアンドゲート203と、フリップフロップ201の反
転出力QXおよびフリップフロップ202の非反転出力
Qに応答するアンドゲート204と、該アンドゲート2
03,204の出力に応答するノアゲート205と、該
ノアゲートの出力に応答して非反転出力端(Q)より制
御信号S1を出力するD型フリップフロップ206と、
該フリップフロップ206の非反転出力Qに応答して反
転出力端(QX)より制御信号S2を出力するD型フリ
ップフロップ207とから構成されている。
【0018】図5には制御信号S1,S2と親画面およ
び子画面との関係が示される。同図に示すように、制御
信号S1は、t1およびt2の期間のみ“L”レベルを
呈し、その他の期間は“H”レベルを呈する。同様に、
制御信号S2は、t3およびt4の期間のみ“H”レベ
ルを呈し、その他の期間は“L”レベルを呈する。従っ
て、各制御信号S1,S2の立ち上がりエッジにより、
スーパーインポーズ期間の始まりと終わりのタイミング
が規定される。
【0019】以下、本実施例の回路動作について図6の
動作タイミング図を参照しながら説明する。まず図1に
おいて、親画面および子画面のそれぞれの輝度信号Y
1,Y2と色信号C1,C2は、切り換え信号S0によ
りそれぞれセレクタ11,12においていずれか一方が
選択される。セレクタ12で選択された色信号は色復調
回路13を通して色差信号に変換され、この色差信号は
各遅延回路14〜16を通して順次それぞれ1クロック
分遅延させられる。これによって、注目する画素と隣接
する2つの画素の合計2画素に対応した色差信号D1〜
D3が出力される。このうち色差信号D2は、そのまま
加算器17に入力される。
【0020】色差信号D1はセレクタ21,22の入力
端Aに入力され、色差信号D3はセレクタ21,22の
入力端Bに入力される。前述したように、各セレクタ2
1,22は、それぞれ制御信号S1,S2の理論レベル
に応じて色差信号D1またはD3を選択出力し、それぞ
れ選択出力S3,S4として出力する(図6参照)。こ
の選択出力S3,S4は上記色差信号D2と共に加算器
17に入力され、加算される。つまり、色信号の算出
(D2+(S3+S4)/2)が行われる。
【0021】図6に示すように、制御信号S1とS2に
は同じ理論レベルの状態になるタイミングが存在する。
つまり、クロックX2,X3のタイミング時に共に
“L”レベル、クロックX4,X5のタイミング時に共
に“H”レベルとなる。このような時には、セレクタ2
1,22の各出力(選択出力S3,S4)として同じ結
果が出力されている。
【0022】従って本実施例では、制御信号S1,S
2の理論レベルが互いに異なる時、制御信号S1,S
2が共に“L”レベルの時、および、制御信号S1,
S2が共に“H”レベルの時、の3つの場合に分けて、
色信号の算出を以下のように行っている。なお、の場
合の処理は通常動作に対応し、およびの場合の処理
は親画面と子画面の境目における動作に対応している。
【0023】 図5のt1,t2,t3,t4の期間以外の色信号
の算出 ・クロックX0のタイミング時 色信号(X0)=07RY+(08BY+06BY)/
2 ・クロックX1のタイミング時 色信号(X1)=14BY+(15RY+13RY)/
2 図5のt1およびt2の期間の色信号の算出 ・クロックX2のタイミング時(親画面の範囲内) 色信号(X2)=02BY+(01RY+01RY)/
2 ・クロックX3のタイミング時(子画面の範囲内) 色信号(X3)=12BY+(11RY+11RY)/
2 図5のt3およびt4の期間の色信号の算出 ・クロックX4のタイミング時(子画面の範囲内) 色信号(X4)=03RY+(04BY+04BY)/
2 ・クロックX5のタイミング時(親画面の範囲内) 色信号(X5)=13RY+(14BY+14BY)/
2 このようにして算出された色信号(加算器17の出力)
は、遅延調整回路18を通して遅延時間が調整された輝
度信号と共に、加算器19に入力されて加算され、これ
によって原色信号Socが再生される。
【0024】このように本実施例によれば、スーパーイ
ンポーズの際に親画面と子画面の境目において、色信号
の算出方法を制御信号発生回路20からの制御信号S
1,S2により切り換えるようにしているので、親画面
の色信号と子画面の色信号を互いに混ざることなくそれ
ぞれ算出することができる。これによって、親画面と子
画面の境目において、従来例で見られたような著しい画
質の劣化を改善することが可能となる。これは、本実施
例の逆マトリクス回路を含む映像信号処理装置全体の性
能向上に寄与する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
ーパーインポーズの際に親画面と子画面の境目におい
て、それぞれの色信号の算出方法を切り換えることによ
り、従来例で見られたような画質の劣化を防止すること
ができる。これは、映像信号処理装置全体の性能向上に
大いに寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのスーパーインポーズ
機能を備えた逆マトリクス回路の構成図である。
【図2】図1の回路の実際の構成例を示す図である。
【図3】図2の構成における切り換え信号発生回路の一
構成例を示す図である。
【図4】図1,図2の構成における制御信号発生回路の
一構成例を示す図である。
【図5】制御信号と親画面および子画面との関係を示す
図である。
【図6】図1の回路の動作を説明するための図である。
【図7】従来形の一例としてのスーパーインポーズ機能
を備えた逆マトリクス回路の構成図である。
【符号の説明】
11,12,21,22…セレクタ 13…色復調回路 14〜16…遅延回路 17,19…加算器 18…遅延調整回路 20…制御信号発生回路 C1,C2…色信号(親画面/子画面) D1〜D3…遅延回路の出力(色差信号) Soc…原色(GBR)信号 S0…(スーパーインポーズを行うための)切り換え信
号 S1,S2…(スーパーインポーズ期間を規定する)制
御信号 S3,S4…セレクタ21,22の選択出力(色差信
号) Y1,Y2…輝度信号(親画面/子画面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−224577(JP,A) 特開 平2−10972(JP,A) 実開 昭56−22864(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/44 - 9/78

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度信号と色信号から原色信号を再生す
    る逆マトリクス回路であって、 スーパーインポーズを行うための切り換え信号(S0)
    に応答して親画面および子画面のそれぞれの輝度信号
    (Y1,Y2)と色信号(C1,C2)を択一的に選択
    する第1のセレクタ手段(11,12)と、 該第1のセレクタ手段で選択された親画面または子画面
    の色信号から色差信号を生成する色復調回路(13)
    と、 該生成された色差信号を順次それぞれ所定のタイミング
    だけ遅延させる直列接続された複数の遅延回路(14〜
    16)と、 前記切り換え信号に基づいてスーパーインポーズ期間の
    始まりと終わりのタイミングを規定する制御信号(S
    1,S2)を発生する回路(20)と、 前記複数の遅延回路で生成された各遅延タイミングの色
    差信号(D1〜D3)を前記制御信号に応答して択一的
    に選択する第2のセレクタ手段(21,22)と、 スーパーインポーズを行うために様々に変換された色信
    号に対して前記第1のセレクタ手段で選択された親画面
    または子画面の輝度信号の遅延時間を調整する回路(1
    8)と、 該調整された遅延時間を持つ輝度信号と前記第2のセレ
    クタ手段で択一的に選択された色差信号(S3,S4)
    および前記遅延回路で生成された特定の遅延タイミング
    の色差信号(D2)に基づいて前記原色信号(Soc)を
    生成する演算回路(17,19)と、 を具備することを特徴とするスーパーインポーズ機能を
    備えた逆マトリクス回路。
  2. 【請求項2】 前記制御信号発生回路(20)は、前記
    切り換え信号に応答する遅延型の第1のフリップフロッ
    プ(201)と、該第1のフリップフロップの非反転出
    力(Q)に応答する遅延型の第2のフリップフロップ
    (202)と、該第2のフリップフロップの反転出力
    (QX)および前記第1のフリップフロップの非反転出
    力に応答する第1のアンドゲート(203)と、前記第
    1のフリップフロップの反転出力および前記第2のフリ
    ップフロップの非反転出力に応答する第2のアンドゲー
    ト(204)と、前記第1および第2のアンドゲートの
    出力に応答するノアゲート(205)と、該ノアゲート
    の出力に応答する遅延型の第3のフリップフロップ(2
    06)と、該第3のフリップフロップの非反転出力に応
    答する遅延型の第4のフリップフロップ(207)とを
    有し、前記第3のフリップフロップの非反転出力(Q)
    を第1の制御信号(S1)とし、前記第4のフリップフ
    ロップの反転出力(QX)を第2の制御信号(S2)と
    することを特徴とする請求項1に記載の逆マトリクス回
    路。
  3. 【請求項3】 前記複数の遅延回路は、前記色復調回路
    の出力を順次それぞれ1クロック分遅延させる3段の遅
    延回路(14,15,16)から成り、 前記第2のセレクタ手段は、前記第1の制御信号に応答
    して1段目の遅延回路の出力(D1)または3段目の遅
    延回路の出力(D3)を択一的に選択する第1のセレク
    タ(21)と、前記第2の制御信号に応答して1段目の
    遅延回路の出力または3段目の遅延回路の出力を択一的
    に選択する第2のセレクタ(22)とを有し、 該第1および第2のセレクタで選択出力された信号(S
    3,S4)は2段目の遅延回路の出力(D2)と共に前
    記演算回路に入力されることを特徴とする請求項2に記
    載の逆マトリクス回路。
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