JP3231061U - マスク - Google Patents

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貴裕 井川
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Abstract

【課題】マスク本体と顔との間に息苦しさを防止する空間を形成しそれを安定して保持できるとともに、違和感なく装着できるマスクを提供する。
【解決手段】マスク1は、左右の中間位置で分割された一対の半割体が中間位置で縫合することにより上下方向に接合されて成るマスク本体10と、マスク本体10の接合部に鼻から口にかけて上下方向に設けられた細長袋状の芯材収容部20と、芯材収容部20に収容され、着用時に鼻孔及び口とマスク本体10との間に一定の空間40を形成し得る剛性を有する芯材30と、を備える。芯材収容部20は、一対の半割体を同一形状に重ね合わせ、一対の半割体の対向する端縁部に沿って所定の縫い代で縫い合わせ、一方の半割体を縫い代の地縫い線で片側に折り倒し、3枚に重ね合わされた部分を端縁部の先端部分で地縫い線と平行に縫い合わせることにより形成した。
【選択図】図6

Description

本願は、顔に装着されてウィルスや細菌を除去するマスクに関するものである。
日常生活において不織布、ウレタン樹脂等の素材により作成された衛生マスクを長時間着用すると、マスク熱中症や酸素不足に陥るおそれがある。また、短時間でも、ランニングや各種スポーツ等で運動したり重労働をしたときなどでは、息の吸引でマスクが鼻孔や口元に吸い付いて息苦しくなったりする。
そこで、これを改善すべく各種のマスクが提案されている。特許文献1には、マスク形状保持具を備えたマスクが開示されている。マスク形状保持具は、マスク本体の上部中央に固定テープを使用して着脱自在に取付けられる上部固定部と、下部に固定テープを使用して着脱自在に取付けられる下部固定部と、上部固定部と下部固定部との間隔を保持する保持部とから構成されている。このマスクは、耳に掛けるための一対の支持紐体による張力によってマスクの上部と下部とが狭められることにより保持部が湾曲され、固定テープの付着力と保持部のテンションとによって、着用者の口唇周辺に空間が形成されるから、マスクを装着したことによる息苦しさを解消できる。
実用新案登録第3221798号公報
しかし、特許文献1に記載のマスクは、マスク形状保持具が固定テープを使用してマスク本体に取り付けられるものであるから、使用中等において剥がれるおそれがある。また、マスク形状保持具は、厚紙、プラスチック等で形成され、マスク本体の内面側に露出して取り付けられているので、装着性の点において違和感を生じ易い。
そこで、本考案は、マスク本体と顔との間に息苦しさを防止する空間を形成しそれを安定して保持できるとともに、違和感なく装着することができるマスクの提供を課題とするものである。
請求項1のマスクは、左右の中間位置で分割された一対の半割体が前記中間位置で上下方向に接合されて成るマスク本体と、該マスク本体の接合部に鼻から口にかけて上下方向に設けられた細長袋状の芯材収容部と、該芯材収容部に収容され、着用時に鼻孔及び口と前記マスク本体との間に空間を形成し得る剛性を有する芯材と、を備えたものである。
請求項2のマスクは、特に、芯材収容部が、一対の半割体の対向する端縁部同士を縫合することにより形成されている。
請求項3のマスクは、特に、芯材収容部が、一対の半割体を同一形状に重ね合わせ、一対の半割体の対向する端縁部に沿って所定の縫い代で縫い合わせ、一方の半割体を縫い代の地縫い線で片側に折り倒し、3枚に重ね合わされた部分を端縁部の先端部分で地縫い線と平行に縫い合わせることで形成されている。
本考案は、一対の半割体が接合されたマスク本体の接合部において鼻から口にかけて上下方向に芯材収容部が形成され、内部に所定の剛性を有する芯材が収容されているので、マスクは一定形状に保持され、着用時に鼻孔及び口とマスク本体との間に一定の空間を形成することができ、かつ、その状態を安定して保持することができる。また、芯材は、顔面側の面がマスク本体の素材で覆われ、内部空間側には露出しないので、違和感なくソフトな感覚で装着することができる。
更に、一対の半割体の対向する端縁部同士を重ねて縫合することで、一対の半割体の接合によるマスク本体の形成と、着用時の鼻孔及び口とマスク本体との間の空間の形成とを同時に行なうことができる。このため、別途に空間を形成するための手段を設ける必要がなく、構成が簡易となり、部品数を削減できる。
そして、着用時に鼻孔及び口とマスク本体との間に一定の空間を形成できることにより、着用した状態での運動や長時間の着用などにより息苦しくなるのを防止することができる。
加えて、所定の剛性を備えた芯材によりマスクは一定形状に保持されるので、呼吸の度にマスクが吸い込まれてべこついたりすることがなく、着用時の見苦しさをなくすことができる。
また、メイクによる口紅がマスクに付着するのを防止できる。
更に、芯材収容部は、一対の半割体の対向する端縁部同士を重ね合わせて縫合することにより形成されているので、簡易な構成で簡単に芯材収容部を形成することができる。
本考案の実施形態のマスクを示す正面図である。 図1のマスクを左右の中間位置で折り重ねた状態を示す正面図である。 図1のマスクの接合前の一対の半割体を示す正面図である。 図1のマスクを製作する工程を説明する要部正面図である。 図1のマスクを製作する工程を説明する要部横断面図である。 図1のマスクを着用した状態を示す側面図である。
以下、本考案の実施形態のマスクを図に基づいて説明する。
本実施形態のマスクは、日常使用される衛生マスクである。
図1及び図2において、マスク1は、一対の半割体11,11が上下方向に接合されて成るマスク本体10と、マスク本体10の接合部15に設けられた細長袋状の芯材収容部20と、芯材収容部20に収容された芯材30と、で構成されている。
マスク本体10は、図3に示す、マスク1の左右の中間位置14で2つに分割された一対の半割体11,11が、中間位置14で上下方向に接合されて成り、左右にはそれぞれ着用者の耳に掛けられる耳掛け孔16が形成されている。マスク本体10の各半割体11は、一定厚さの不織布、ウレタン樹脂材等の布地、シート材で形成され、対向する端縁部12は外方に円弧状、湾曲状に膨出し、着用者の鼻頂部から下顎部にかけて鼻及び口の全体を覆う大きさに形成されている。
一対の半割体11,11は、対向する端縁部12同士が先端の外縁に沿って鼻から口にかけて縫合されることにより上下方向に接合されてマスク本体10に形成されている。縫合は、具体的には、図4及び図5に示すように、一対の半割体11,11を同一形状に重ね合わせ、一対の半割体11,11の対向する端縁部12に沿って所定幅の縫い代21で縫い合わせ、一方の半割体11を縫い代21の地縫い線22で片側に折り倒し、3枚に重ね合わされた部分を端縁部12の先端部分13で地縫い線22と平行に縫い合わせている。ここで、一対の半割体11,11の対向する端縁部12は、一対の半割体11,11の対向する端部において縫い代21を含む所定幅の範囲の部分をいう。また、先端部分13は、端縁部12の先端の外縁側にあって縫い合わせ可能な幅を有する部分をいう。
芯材収容部20は、一対の半割体11,11が上記のように縫い合わされて接合されることに伴って接合部15の縫い代21の内部に細長の袋状に形成されている。すなわち、芯材収容部20は、所定間隔をおいて平行する2本の上下方向の縫い目と上下両端部の水平方向の縫い目とで周囲四方を囲まれた細長袋状に形成されている。芯材収容部20は、マスク本体10の上端から下端にかけて形成され、着用時に鼻頂部から下顎部に至る長さに形成されている。
芯材30は、芯材収容部20の内部に収容されている。芯材30は、幅1〜10mm程度の細長短冊状に形成されているとともに、芯材収容部20に収容された状態で鼻孔及び口元とマスク本体10との間に一定の空間40を形成し得る剛性を備えている。芯材30は、合成樹脂板やワイヤなどの、形状を整え維持するものが使用され、長さはマスク1の大きさなどに応じて設定される。具体的には、芯材30は幅が3mm程度のものである場合は、10cm程度の長さが適する。また、幅が1mm程度の細いものである場合は、15cm程度の長さでも、鼻孔及び口元とマスク本体10との間に良好な空間40を形成することができる。
次に、上記のように構成された本実施形態のマスク1の製造について説明する。
最初に、不織布などの布地やポリウレタン樹脂等のシート材を打ち抜くなどして裁断し、図3に示す形状の一対の半割体11,11を形成する。次に、図4(a)及び図5(a)に示すように、一対の半割体11,11である左側半割体11aと右側半割体11bとを同一形状に重ね合わせ、円弧状に膨出した端縁部12において一定の縫い代21で外縁に沿って縫い合わせる。ここで、図5はマスク1を横方向すなわち水平方向に切断した要部の断面図である。続いて、図4(b)及び図5(b)に示すように、一方の半割体である左側半割体11aをでき上り線である地縫い線22で片側である図4及び図5の右側に折り倒して重ね合わせる。次いで、端縁部12において3枚が重なった状態で、図4(c)及び図5(c)に示すように、縫い目23で、一対の半割体11,11の各先端部分13を地縫い線22と平行に縫い合わせる。そして、下端部25を縫い止める。これにより、三方が縫い合わされた細長袋状の芯材収容部20が形成される。最後に、上端部24の開口から芯材30を挿入して芯材収容部20内に収容し、上端部24を縫い止める。これにより、芯材収容部20内に芯材30が収容されたマスク1が完成する。
このようにして製造されたマスク1を着用した状態を図6に示す。着用した状態で、マスク1の左右の中間部は、芯材30による形状維持機能により上下方向に一定の曲率で円弧状、湾曲状に外方に膨出し、鼻孔及び口元とマスク1の内面との間にはエアポケットなる空間40が形成され、マスク1の内面は鼻孔及び口元から所定距離離間した一定形状に保持される。
次に、本実施形態のマスク1の作用を説明する。
マスク1は、左右の中間位置14に上下方向に芯材収容部20が形成され、その内部に、鼻孔及び口元とマスク本体10との間に一定の空間40を形成し得る剛性を有する芯材30が収容されているので、マスク1は一定形状に保持され、着用時に鼻孔及び口とマスク本体10との間に一定の空間40が形成され、しかも、その状態は安定して保持される。また、芯材30は、顔面側の面がマスク本体10の素材で覆われ、内部空間40側には露出しないので、違和感なくソフトな感覚で装着することができる。
更に、一対の半割体11,11の対向する端縁部12同士を重ねて縫合することで、一対の半割体11,11の接合によるマスク本体10の形成と、着用時の鼻孔及び口とマスク本体10との間の空間40の形成とを同時に行なうことができる。つまり、縫合による接合は、マスク本体10を接合する手段と空間40を形成する手段とを兼ねている。したがって、その点において、左右の中間位置14の接合部15において芯材収容部20を形成する意義がある。
加えて、芯材収容部20は、一対の半割体11,11の対向する端縁部12同士を重ね合わせて縫合することにより形成されているので、簡易な構成で簡単に芯材収容部20を形成することができる。
また、芯材30は芯材収容部20内に収容され、上下方向に所定距離移動させることができるので、着用者の顔の形に合った最適な位置に調整することができ、装着感が向上する。
そして、着用時に鼻孔及び口とマスク本体10との間に一定形状の空間40を形成できることにより、長時間の着用により息苦しくなるのを防止でき、マスク熱中症や酸素不足が発生するのを回避できる。また、着用した状態でランニングや各種スポーツなどの運動を行なったり重労働、重作業をしたときに、息の吸引でマスク1が鼻孔や口元に吸い付いて息苦しくなるのを防止することができる。
加えて、一定形状に保持できるので、呼吸の度にマスク1が口元に吸い込まれて前後にべこつくことがないので、見苦しくなるのが避けられる。
また、鼻孔及び口元とマスク本体10の内面との間は一定距離離間しているので、メイクの口紅がマスク本体10の裏面に付着するのを防止できる。
更には、声がこもるのを防止できるので会話し易く、また、眼鏡が曇るのを防止することができる。
ところで、上記実施形態の芯材収容部20は、上端部24も縫い止めしているが、上端部24のみを縫い止めしないものとしてもよい。この場合、芯材収容部20の上端の開口から出し入れして、芯材30を適宜交換したり長さを調整することもできる。なお、上端に開口が形成されていても、通常の使用においては、上端の開口から芯材30が落下することはほとんどなく、必要であれば、上端部24の開口に両面接着テープ等を貼着して開閉自在なものとすることもできる。
また、上記実施形態では、一対の半割体11,11の対向する端縁部12同士を重ね合わせ、端縁部12に沿って所定幅の縫い代21で縫い合わせた後、一方の半割体である左側半割体11aを地縫い線22で片側に折り倒し、一対の半割体11,11の先端部分13を地縫い線22と平行に縫い合わせることにより、芯材収容部20を形成しているが、芯材収容部20は、他の例えば折り付せ縫い等による縫合により形成してもよく、芯材収容部20を形成できれば如何なる縫い方であってもよい。
更に、上記実施形態では、芯材収容部20は、縫合により形成しているが、超音波溶着、熱溶着などの手段により一対の半割体11,11同士を接合して形成してもよい。
加えて、上記実施形態の芯材30は、合成樹脂板やワイヤなどで形成しているが、これらに限られるものではなく、形状記憶素材などを使用してもよい。
なお、上記実施形態では、マスク本体10に形成した耳掛け孔16で耳に掛けるようにしているが、マスク1は、紐体等で耳に掛けるようにしてもよい。
1 マスク 15 接合部
10 マスク本体 20 芯材収容部
11 半割体 21 縫い代
11a 左側半割体 22 地縫い線
11b 右側半割体 23 縫い目
12 端縁部 30 芯材
13 先端部分 40 空間
14 左右の中間位置

Claims (3)

  1. 左右の中間位置で分割された一対の半割体が前記中間位置で上下方向に接合されて成るマスク本体と、
    該マスク本体の接合部に鼻から口にかけて上下方向に設けられた細長袋状の芯材収容部と、
    該芯材収容部に収容され、着用時に鼻孔及び口と前記マスク本体との間に空間を形成し得る剛性を有する芯材と、
    を備えたことを特徴とするマスク。
  2. 前記芯材収容部は、前記一対の半割体の対向する端縁部同士を縫合することにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のマスク。
  3. 前記芯材収容部は、前記一対の半割体を同一形状に重ね合わせ、前記一対の半割体の対向する端縁部に沿って所定の縫い代で縫い合わせ、一方の前記半割体を前記縫い代の地縫い線で片側に折り倒し、3枚に重ね合わされた部分を前記端縁部の先端部分で前記地縫い線と平行に縫い合わせることで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のマスク。
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