JP3229427U - 運動用マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】運動時の息苦しさや暑さを軽減しつつ、運動を快適に行うことが可能な運動用マスクを提供する。【解決手段】運動用マスクは、伸縮性のある薄手の4枚のメッシュ素材の前面中心部に縫製ラインを有するように縫製して、立体的な形状とした2層の表材2と、速乾性、冷感性があり、表材のメッシュ素材と比較し1.1倍以上の厚手で硬度のある2枚の伸縮メッシュ素材を前面中心部に縫製ラインを有するように縫製して立体的に形成した立体的な内材4とを、表材、内材との間に隙間7ができるように立体的、かつ、互いの縫い目を内側にして縫製したマスク本体5と、マスク本体に取り付けた幅広のメッシュ素材からなる耳紐材6と、を有する。【選択図】図3
Description
本考案は、新規な運動用マスクに関するものであり、詳しくは、各種の運動時、息苦しさや暑さを軽減しつつ、例えば、コロナ禍、マスクを着用しないと行うことができないような集団での運動(例えば、バレリーナ、バレエダンサーの集団で構成されるバレエ団における演舞等)を快適に行えるようにした新規な運動用マスクに関するものである。
以下、添付する図8及び図9を参照して、従来存在する一般的なマスクについて概説する。
図8は、一般的なマスク51を示すものであり、このマスク51は、例えば、布材からなる表材53とメッシュ素材からなる内材54とを単に重合縫製してマスク本体51Aとし、このマスク本体51Aに耳紐材55を取り付けて構成し、耳紐材55を使用者Mの耳に掛けて前記マスク51を使用者Mの鼻口周りに着用するようにしたものである。
しかし、図8に示す従来の一般的なマスク51の場合、使用者Mの口元に縫い目等がないために、口や鼻の前方の隙間が狭く、また、マスク51は密度の大きい素材からなるので、呼吸がし難く、汗がこもるため息苦しく汗が肌につきやすいという不都合な問題を包含している。
また、図9は、一般的なガーゼマスク又は不織布マスク61を示すものであり、この一般的なガーゼマスク又は不織布マスク61は、ガーゼ又は不織布を重ねた表材62、内材63を重合縫製してマスク本体61Aとし、このマスク本体61Aに耳紐材64を取り付けて構成し、耳紐材55を使用者Mの耳に掛けて前記マスク61を使用者Mの鼻口周りに着用するようにしたものである。
しかし、図9に示す従来の一般的なガーゼマスク又は不織布マスク61の場合、複数の素材がまとまって一枚を担うため密度が高く、呼吸数が多くなる運動時には息苦しい。
また。汗をかくと水分が閉じ込められるため蒸れる。そして、すぐに濡れて顔に貼りつく等の不快感が生じてしまう。
また。汗をかくと水分が閉じ込められるため蒸れる。そして、すぐに濡れて顔に貼りつく等の不快感が生じてしまう。
特許文献1には、洗浄により再利用可能な生地である洗浄再利用可能生地からなるマスク本体部と、前記洗浄再利用可能生地からなるカバー部により前記マスク本体部の内側が覆われて、上下高さ方向の端辺が閉口されることで左右幅方向の端辺が開口された開口部を有し、前記開口部から前記マスク本体部と前記カバー部との間に交換可能に微生物を含む粒子を捕捉可能な不織布フィルターが収容される不織布フィルター収容部と、を備える再利用可能マスクが提案されている。
特許文献2には、不織布で形成されたマスク本体と、前記マスク本体の幅方向の両側にそれぞれ設けられた掛け紐と、を備える立体不織布マスクであって、マスク本体は、前記幅方向に延びる外折曲部及び内折曲部を含む複数の襞部と、前記襞部において、重なり合った複数の前記不織布を固着させるシール部と、を備え、前記シール部は、装着者の鼻骨の両脇に位置する箇所に設けられている構成の立体不織布マスクが提案されている。
しかし、特許文献1の再利用可能マスク、特許文献2の立体不織布マスクのいずれも運動時の息苦しさや暑さの軽減を図る点については考慮されていないものである。
本考案は、従来における上記事情に鑑みてなされたものであり、運動時の息苦しさや暑さを軽減しつつ、運動を快適に行うことが可能な新規な運動用マスクを提供するものである。
本考案に係る運動用マスクは、例えば2〜4層の複数層のメッシュ素材で形成した表材と、前記表材のメッシュ素材と同等か、或いは当該表材よりも硬質な例えば1〜2層の複数層のメッシュ素材で形成した内材とを、前記表材、内材との間に隙間ができるように互いの縫い目(表材、内材の各前面中心部の縫製ライン)を内側にして上部、下部を立体的に縫製して形成したマスク本体と、前記マスク本体に取り付けたメッシュ素材からなる耳紐材と、を有することを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、複数層のメッシュ素材で形成した表材と、前記表材のメッシュ素材と同等か、或いは当該表材よりも硬質な複数層のメッシュ素材で形成した内材とを、前記表材、内材との間に隙間ができるように互いの縫い目を内側にして上部、下部を立体的に縫製して形成したマスク本体を着用することにより、メッシュ素材の通気性を利用して運動時の息苦しさや暑さを軽減しつつ、運動を快適に行うことが可能で、しかも、隙間の存在により汗が蒸れにくく呼吸がし易いという利点もある新規な運動用マスクを実現し提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、複数層の伸縮性のある薄手のメッシュ素材から形成されるとともに、前面中心部に縫製ラインを有するように縫製して立体的な形状とした表材と、速乾性、冷感性があり、前記表材のメッシュ素材と比較して同等か、或いは1.1倍以上の厚手で硬度のある複数層の伸縮メッシュ素材で形成した立体的な内材とを、前記表材、内材との間に隙間ができるように立体的に縫製したマスク本体を着用することにより、メッシュ素材の通気性、伸縮性を利用して運動時の息苦しさや暑さを軽減しつつ、運動を快適に行うことが可能な運動用マスクを実現し提供することができる。
請求項3記載の考案によれば、2層以上の複数層の伸縮性のある薄手のメッシュ素材から形成されるとともに、前面中心部に縫製ラインを有するように縫製して立体的な形状とした表材と、速乾性、冷感性があり、前記表材のメッシュ素材と比較し同等か、或いは1.1倍以上の厚手で1〜2層からなる硬度のある伸縮メッシュ素材から形成されるとともに、前面中心部に縫製ラインを有するように縫製して立体的な形状とした立体的な内材とを、前記表材、内材との間に隙間ができるように互いの縫い目を内側にして上部、下部を立体的に縫製して形成したマスク本体と、前記マスク本体に取り付けた幅広のメッシュ素材からなる耳紐材と、を有する構成で、マスク本体を着用することにより、メッシュ素材の通気性、伸縮性、速乾性、冷感性を利用して運動時の息苦しさや暑さを軽減しつつ、運動を快適に行うことが可能な運動用マスクを実現し提供することができる。
請求項4記載の考案によれば、前記請求項1乃至3のいずれか1項に記載の考案において、前記表材を形成するメッシュ素材の穴の穴径は、0.01mm以上1.0mm以下であり、前記内材を形成するメッシュ素材の穴の穴径は、0.01mm以上0.8mm以下である構成とすることにより、前記請求項1乃至3のいずれか1項に記載の考案の効果を奏し、前記各メッシュ素材の穴の穴径により使用者の呼吸のし易さを確保できる運動用マスクを実現し提供することができる。
請求項5記載の考案によれば、前記請求項1乃至4のいずれか1項に記載の考案において、前記内材を形成する伸縮メッシュ素材は、表材を形成する伸縮性のあるメッシュ素材に比較し、伸縮性が0〜40%程度低いものである構成とすることにより、前記請求項1乃至4のいずれか1項に記載の考案の効果奏し、前記両メッシュ素材の伸縮性の相違により、前記表材、内材との間に隙間の確保を確実にし、使用者の顔面の透けを回避できる運動用マスクを実現し提供することができる。
請求項6記載の考案によれば、前記請求項1乃至5のいずれか1項に記載の考案において、前記内材の色は、使用者の肌色に近似した色である構成とすることにより、前記請求項1乃至5のいずれか1項に記載の考案の効果を奏し、また、前記内材の色選定により、使用者の顔面の透けを回避できるとともに使用感の向上をも図れる運動用マスクを実現し提供することができる。
本考案は、運動時の息苦しさや暑さを軽減しつつ、運動を快適に行うことが可能な新規な運動用マスクを実現し提供するという目的を、例えば4枚の伸縮性のある薄手のメッシュ素材から形成されるとともに前面中心部に縫製ラインを有するように縫製して立体的な2層の形状とした表材と、速乾性、冷感性があり、前記表材のメッシュ素材と比較し1.1倍以上の厚手で硬度のある例えば2枚の伸縮メッシュ素材の前面中心部に縫製ラインを有するように縫製して立体的な形状とした1層から形成した立体的な内材とを、前記表材、内材との間に隙間ができるように立体的に縫製したマスク本体と、前記マスク本体に取り付けた幅広のメッシュ素材からなる耳紐材と、を有する構成により実現した。
以下、図面を参照して、本考案の実施例に係る運動用マスクについて詳細に説明する。
本実施例に係る運動用マスク1は、図1乃至図3に示すように、例えば4枚の伸縮性のある薄手のメッシュ素材層から形成されるとともに、前面中心部に縫製ライン3を設けつつ縫製により立体的な形状とした2層の表材2と、速乾性、冷感性があり、前記表材2のメッシュ素材と比較し例えば1.1倍以上の厚手で硬度のある例えば2枚の伸縮メッシュ素材1層から形成するとともに、前面中心部に縫製ライン3を設けつつ縫製により立体的な形状とし図2に折り返して示すように伸縮メッシュ素材が外部に表出する状態で示す内材4とを、前記表材2、内材4との間に図3に示す隙間7ができるように互いの縫い目(表材2、内材4の各前面中心部の縫製ライン3)を内側にして上部、下部を立体的に縫製して形成したマスク本体5と、前記マスク本体5に取り付けた幅広のメッシュ素材からなる左右一対の耳紐材6、6と、を有し、図3に示すように、この運動用マスク1を幅広のメッシュ素材からなる耳紐材6を用いて、使用者Mが鼻口周りに着用するように構成している。
前記表材2は、図示例に限らず、4枚以上(例えば4〜8枚)の伸縮性のある薄手のメッシュ素材層から形成しても良く、また、前記内材4は、図示例に限らず、2層以上の伸縮メッシュ素材から形成しても良い。
前記表材2は、図示例に限らず、4枚以上(例えば4〜8枚)の伸縮性のある薄手のメッシュ素材層から形成しても良く、また、前記内材4は、図示例に限らず、2層以上の伸縮メッシュ素材から形成しても良い。
前記内材4を形成する伸縮メッシュ素材は、表材2を形成する伸縮のあるメッシュ素材に比較し、伸縮性が0〜40%程度低いものを用いている。
前記内材4の色は、使用者の肌色に近似した例えばベージュ色に設定している。
前記表材2を形成するメッシュ素材の穴の穴径は、0.01mm以上1.0mm以下であり、前記内材4を形成するメッシュ素材の穴の穴径は、0.01mm以上0.8mm以下に設定して、使用者Mの呼吸時の通気性を確保している。
図4は本実施例に係る運動用マスク1における表材2の2層のメッシュ素材、内材4の1層のメッシュ素材からなるメッシュ素材構成を示すものである。
本実施例では、表材2の4枚のメッシュ素材、内材4の2枚のメッシュ素材という伸縮性のある異なる質感の各メッシュ素材を用い、表材2、内材4間に空気の層である隙間7を設けるようにしているので、隙間7の存在により汗が蒸れにくく呼吸がし易いという利点がある。
また、前記内材4の2枚のメッシュ素材は、使用者Mの顔面が透けないように、表材2の4枚のメッシュ素材よりも厚く固いメッシュ素材とするものである。
更に、内材4の2枚のメッシュ素材の色は使用者Mの顔面の色に近似したベージュ系統のものを選択する。
また、前記内材4の2枚のメッシュ素材は、使用者Mの顔面が透けないように、表材2の4枚のメッシュ素材よりも厚く固いメッシュ素材とするものである。
更に、内材4の2枚のメッシュ素材の色は使用者Mの顔面の色に近似したベージュ系統のものを選択する。
次に、本実施例に係る運動用マスク1の前記表材2、内材4、及び、耳紐材6の縫製工程について図5、図6を参照して説明する。
図5上欄は、表材2におけるメッシュ素材の縫製工程を、図5下欄は内材4におけるメッシュ素材の縫製工程を示すものである。
前記表材2を形成するマスク形状の半分に相当するように両端辺を異なる曲率の円弧状に裁断した4枚のメッシュ素材のうち、2枚ずつを重ねて一組とし、これを二組使用し、突き合わせる円弧状部分(縦縫製部メッシュに相当する部分)を重ねて4重構造に縫製する。
これにより、図5上欄中央部に示す表材パーツ11を形成する。図5上欄最右部は、表材パーツ11を展開し内側面側から見た形態を示すものである。
図5上欄中央部において点線は縫い代11aを示すものである。
図5上欄中央部において点線は縫い代11aを示すものである。
また、図5上欄に示すように前記内材4を形成するマスク形状の半分に相当するような両端辺を異なる曲率の円弧状に裁断した2枚のメッシュ素材を用い、突き合わせる円弧状部分(縦縫製部メッシュに相当する部分)を重ねて2重構造に縫製する。
これにより、図5下欄中央部に示す内材パーツ12を形成する。
図5下最右部は、内材パーツ12を展開し内側面側から見た形態を示すものである。
図5下欄中央部において点線は縫い代12aを示すものである。
図5下最右部は、内材パーツ12を展開し内側面側から見た形態を示すものである。
図5下欄中央部において点線は縫い代12aを示すものである。
前記表材パーツ11、内材パーツ12を展開した場合、縫い代11a、12aがある外側面と、縫い代11a、12aの無い内側面ができ上がる。
次に、図6を参照して、本実施例に係る運動用マスク1におけるマスク本体5の縫製工程を説明する。
図6左欄等に示すように前記表材パーツ11、内材パーツ12を用意し、内材パーツ12の内側面に一対の耳紐材6の各端部を仮止め縫製し、次いで、図6中欄に示すように表材パーツ11、内材パーツ12の内側面同士を重ねてこれらに対して図6中欄に4箇所の点線で示すように、巻きロック縫製13を行う。
また、使用者Mの鼻に相当する領域については、幅広の縫製にして、使用者Mの顔面への当たりが強くならないようにする。
次に、図6右欄等に示すように、内材パーツ12の縫製がされていないカーブの部分から裏返すと、縫い代12aが内側に入り、使用者Mの顔面に当たる縫い代12a部分はなくなる。
また、前記一対の耳紐材6は、マスク本体5の両側部において後方に突出するようになる。
前記表材2の4枚のメッシュ素材、内材4の2枚のメッシュ素材間には隙間7が存在する。
このような隙間7内に感染予防用のフィルターを入れるようにしても良い。
図7は、本実施例に係る運動用マスク1における表材2を形成するメッシュ素材、内材4を形成するメッシュ素材のマスクパターンのサイズを示すものであり、表材2になるメッシュ素材に対して内材4になるメッシュ素材は、全体として1〜7%程度小さく形成するが、図7に示す幅Wについては、同寸法とする。
これにより、使用者Mの口元の縫い代領域の強度が増し、伸縮性のある柔らかいメッシュ素材でも形状が崩れにくく、呼吸の際に口や鼻に張り付くことが無くなる利点がある。
ここで、本実施例に係る運動用マスク1に関して、本願の出願人が行った例えば表材2を形成するメッシュ素材に関する試験結果の一部について言及する。
メッシュ素材の穴の穴密度は、図7に示す幅W方向について1インチ当たり約46個存在するものを用いた。
メッシュ素材に1.0kgfの負荷をかけて伸ばした場合の伸長率は、+110%であった。
更に、メッシュ素材に負荷をかけて伸ばしその後、戻した場合の伸長回復率は、元のメッシュ素材の長さを100としたとき戻したときの長さは103位であった。
本考案の運動用マスクは、前記したように、各種の運動時、例えば、コロナ禍、マスクを着用しないと行うことができないような集団での運動(例えば、バレリーナ、バレエダンサーの集団で構成されるバレエ団における演舞等)の実施時、息苦しさや暑さを軽減しつつ、集団での運動又は個々での運動を快適に行うことができることは勿論、業務用や日常生活用としても、広範に利用可能である。
1 運動用マスク
2 表材
3 縫製ライン
4 内材
5 マスク本体
6 耳紐材
7 隙間
11 表材パーツ
11a 縫い代
12 内材パーツ
12a 縫い代
13 巻きロック縫製
M 使用者
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Claims (6)
- 複数層のメッシュ素材から形成されて前面中心部に縫製ラインを設けつつ立体的な形状とした表材と、
前記表材のメッシュ素材と同等か、或いは当該素材よりも硬質な1層又は複数層のメッシュ素材から形成されて前面中心部に縫製ラインを設けつつ立体的な形状とした内材と、
を、前記表材、内材との間に隙間ができるように、前記表材、内材の各前面中心部の縫製ラインの各縫い目を内側にして上部、下部を立体的に縫製して形成したマスク本体と、
前記マスク本体に取り付けたメッシュ素材からなる耳紐材と、
を有することを特徴とする運動用マスク。 - 複数層の伸縮性のある薄手のメッシュ素材から形成されるとともに、前面中心部に縫製ラインを有するように縫製して立体的な形状とした表材と、
速乾性、冷感性があり前記表材のメッシュ素材と比較してそれと同等か、或いは1.1倍以上の厚手で硬度のある1層又は複数層の伸縮メッシュ素材から形成されて前面中心部に縫製ラインを設けつつ立体的な形状とした内材と、
を、前記表材、内材との間に隙間ができるように、前記表材、内材の各前面中心部の縫製ラインの各縫い目を内側にして上部、下部を立体的に縫製したマスク本体と、
前記マスク本体に取り付けた幅広のメッシュ素材からなる耳紐材と、
を有することを特徴とする運動用マスク。 - 伸縮性のある4枚〜8枚の薄手のメッシュ素材から2層以上の複数層に形成されるとともに、前面中心部に縫製ラインを有するように縫製して立体的な形状とした表材と、
速乾性、冷感性があり、前記表材のメッシュ素材と比較してそれと同等か、或いは1.1倍以上の厚手で1〜2層からなる硬度のある伸縮メッシュ素材から形成されるとともに、前面中心部に縫製ラインを有するように縫製して立体的な形状とした立体的な内材と、
を、前記表材、内材との間に隙間ができるように、前記表材、内材の各前面中心部の縫製ラインの各縫い目を内側にして上部、下部を互いの縫い目を内側にして上部、下部を立体的に縫製して形成したマスク本体と、
前記マスク本体に取り付けた幅広のメッシュ素材からなる耳紐材と、
を有することを特徴とする運動用マスク。 - 前記表材を形成するメッシュ素材の穴の穴径は、0.01mm以上1.0mm以下であり、前記内材を形成するメッシュ素材の穴の穴径は、0.01mm以上0.8mm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の運動用マスク。
- 前記内材を形成する伸縮メッシュ素材は、前記表材に対して伸縮性が0〜40%程度低いものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の運動用マスク。
- 前記内材の色は、使用者の肌色に近似した色であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の運動用マスク。
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