JP3230271U - 布製品 - Google Patents
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Abstract
【課題】タオルやブランケットとしての用途に加え物品を包む用途にも適した布製品を提供する。【解決手段】布製品10の第1面11の全面は、雌(メス)の面ファスナ部21として機能する。第1面11には、ループパイル状に形成された多数の軟らかい雌繊維部21aが全体に略均一に配置されており、これら多数の雌繊維部21aにより雌の面ファスナ部21が形成されている。第2面12には絵柄が付されている。布製品10の第2面12の全面は、雄(オス)の面ファスナ部22として機能する。第2面12には、雌繊維部21aに絡む多数の軟らかい雄繊維部22aが全体に略均一に配置されており、これら多数の雄繊維部22aにより雄の面ファスナ部22が形成されている。雄繊維部22aは、雌繊維部21aよりも毛足が短く腰が強い。【選択図】図2
Description
本考案は、タオルやブランケットとしての用途に適した布製品に関する。
従来、複数の切り抜き部を有する面ファスナ層を、柔軟な布の全面に積層してなる積層シートが知られている(特許文献1参照)。この積層シートは、物を包む用途に使用する場合にその接合位置を自在に選択することができる。
しかし、上記積層シートは、「マジックテープ(登録商標)」や「ベルクロ(登録商標)」の商標名で知られる面ファスナに多数の切り抜き部(孔)を設けて形成された面ファスナ層を有するため、柔軟性に欠け、タオルやブランケットとしての用途には適さないという欠点があった。
本考案は、タオルやブランケットとしての用途に加え物品を包む用途にも適した布製品を提供する。
上記課題を解決するために、請求項1の布製品は、タオル又はブランケットとしての用途に適した柔軟性および吸水性を有する布製品であって、一方の面の全面が雌雄一方の面ファスナ部として機能し、他方の面の全面が雌雄他方の面ファスナ部として機能することを特徴とする。
上記のように構成された布製品は、タオルやブランケットとしての用途に適した柔軟性および吸水性を有しつつ、一方の面の全面が雌雄一方の面ファスナ部として機能し、他方の面の全面が雌雄他方の面ファスナ部として機能することにより、一方の面の任意の部分と他方の面の任意の部分とを接合することによって物品を包むことができるので、タオルやブランケットとしての用途に加え物品を包む用途にも適している。
また、請求項2の布製品は、請求項1に記載の布製品であって、略方形状の布製品であることを特徴とする。この布製品は、風呂敷のように四方から物品を包むのに適する。
また、請求項3の布製品は、請求項1の布製品において、前記雌雄一方の面ファスナ部は、多数のループパイル状に形成された雌繊維部を有し、前記雌雄他方の面ファスナ部は、前記雌繊維部に絡む雄繊維部を有することを特徴とする。
上記のように構成された布製品は、雌雄一方の面ファスナ部は、多数のループパイル状に形成された雌繊維部を有するので、タオルやブランケットとしての用途に好適であり、雌繊維部と雄繊維部とが絡みあうことにより、一方の面の任意の部分と他方の面の任意の部分とが接合されるので、タオルやブランケットの特性を損なうことなく物品を包むことができる。
また、請求項4の布製品は、請求項1の布製品において、前記一方の面または前記他方の面に絵柄が付されていることを特徴とする。これにより、タオルやブランケットとしての用途に加え物品を包む用途にも適した絵柄付きの布製品が実現される。
また、請求項5の布製品は、請求項1の布製品において、全周に亘って縢り縫いが施されていることを特徴とする。これにより、タオルやブランケットとしての用途に加え物品を包む用途にも適し周縁部がほつれ難い布製品が実現される。
本考案によれば、タオルやブランケットとしての用途に加え物品を包む用途にも適した布製品を実現することができる。
以下、添付図面を参照して、一実施形態の布製品について説明する。
[構成]
図1(A)および図1(B)に示すように、一実施形態の布製品10は、略正方形の布製品である。布製品10には、タオルとしての用途に適した柔軟性および吸水性を有する布地が使用される。
図1(A)および図1(B)に示すように、一実施形態の布製品10は、略正方形の布製品である。布製品10には、タオルとしての用途に適した柔軟性および吸水性を有する布地が使用される。
図1(A)は、布製品10の一方の面(以下、第1面とも称す)11の平面図である。布製品10の第1面11の全面は、雌(メス)の面ファスナ部21として機能する。より詳細には、第1面11には、図2に示すように、ループパイル状に形成された多数の軟らかい雌繊維部21aが全体に略均一に配置されており、これら多数の雌繊維部21aにより雌の面ファスナ部21が形成されている。
図1(B)は、布製品10の他方の面(以下、第2面とも称す)12の平面図である。第2面12には絵柄が付されている。布製品10の第2面12の全面は、雄(オス)の面ファスナ部22として機能する。より詳細には、第2面12には、図2に示すように、雌繊維部21aに絡む多数の軟らかい雄繊維部22aが全体に略均一に配置されており、これら多数の雄繊維部22aにより雄の面ファスナ部22が形成されている。雄繊維部22aは、雌繊維部21aよりも毛足が短く腰が強い。
また、布製品10には縁取部13が形成されている。縁取部13は、布製品10の布地の全周に、ロックミシンなどを使用して縢り縫いを施すことにより形成される。
[使用方法]
つぎに、布製品10の使用法について説明する。
つぎに、布製品10の使用法について説明する。
(例1)
図3から図5を参照して、布製品10で四方から物品を包む方法の一例について説明する。ここでは、布製品10の四つの角部を、それぞれ第1角部10a、第2角部10b、第3角部10c及び第4角部10dと称す。第1角部10a及び第3角部10cは、互いに対向する位置にある角部である。第2角部10b及び第4角部10dは、互いに対向する位置にある角部である。
図3から図5を参照して、布製品10で四方から物品を包む方法の一例について説明する。ここでは、布製品10の四つの角部を、それぞれ第1角部10a、第2角部10b、第3角部10c及び第4角部10dと称す。第1角部10a及び第3角部10cは、互いに対向する位置にある角部である。第2角部10b及び第4角部10dは、互いに対向する位置にある角部である。
まず、図3(A)に示すように、第1面11を上にした状態の布製品10に、物品Ar1〜Ar3を載せる。この例では、物品Ar1〜Ar3として、筆記具、鋏及びスティック糊が示されている。
つぎに、図3(B)に示すように、布製品10の第1角部10a側を捲って、物品Ar1〜Ar3に布製品10の一部を覆うように被せる。
つぎに、図4(C)に示すように、布製品10の第3角部10c側を捲って、第1角部10a側の部分に第3角部10c側の部分を重ねる。このとき、第1角部10a側の部分の雄の面ファスナ部22と第3角部10c側の部分の雌の面ファスナ部21とが結合する。
つぎに、図4(D)に示すように、布製品10の第2角部10b側を捲って、既に結合している部分に重ねる。このとき、第2角部10b側の部分の雌の面ファスナ部21と第1角部10a側および第3角部10c側の部分の雄の面ファスナ部22とが結合する。
つぎに、布製品10の第4角部10d側を捲って、既に結合している部分に重ねる。このとき、第4角部10d側の部分の雌の面ファスナ部21と第1角部10a側および第3角部10c側の部分の雄の面ファスナ部22とが結合する。これにより、図5に示すように、布製品10で物品を四方から包む工程が完了する。
(例2)
図6は、布製品10を使用して、複数の物品を結束した状態を例示している。この例では、物品Ar4、Ar5として、丸棒および角棒が示されている。この状態は、第1面11側を内側にして、布製品10を物品Ar4、Ar5に巻き付けることにより実現される。雌の面ファスナ部21と雄の面ファスナ部22とが結合することにより、物品Ar4、Ar5が十分な強度で結束される。
図6は、布製品10を使用して、複数の物品を結束した状態を例示している。この例では、物品Ar4、Ar5として、丸棒および角棒が示されている。この状態は、第1面11側を内側にして、布製品10を物品Ar4、Ar5に巻き付けることにより実現される。雌の面ファスナ部21と雄の面ファスナ部22とが結合することにより、物品Ar4、Ar5が十分な強度で結束される。
[作用効果]
上記のように構成された布製品10は、タオルとしての用途に適した柔軟性および吸水性を有しつつ、第1面11の全面が雌の面ファスナ部21として機能し、第2面12の全面が雄の面ファスナ部22として機能することにより、第1面11の任意の部分と第2面12の任意の部分とを接合することによって物品を包むことができるので、タオルとしての用途に加え物品を包む用途にも適している。この布製品10は、略正方形に形成されているので、風呂敷のように四方から物品を包むのに適している。
上記のように構成された布製品10は、タオルとしての用途に適した柔軟性および吸水性を有しつつ、第1面11の全面が雌の面ファスナ部21として機能し、第2面12の全面が雄の面ファスナ部22として機能することにより、第1面11の任意の部分と第2面12の任意の部分とを接合することによって物品を包むことができるので、タオルとしての用途に加え物品を包む用途にも適している。この布製品10は、略正方形に形成されているので、風呂敷のように四方から物品を包むのに適している。
また、布製品10は、多数のループパイル状に形成された軟らかい多数の雌繊維部21aにより第1面11が構成され、その第1面11の雌繊維部21aと第2面12の雄繊維部22aとが絡みあうことにより、第1面11の任意の部分と第2面12の任意の部分とが結合されるので、タオルの特性を損なうことなく物品を包むことができる。
また、布製品10によれば、雄の面ファスナ部22として機能する第2面12に絵柄が付されていることにより、タオルとしての用途に加え物品を包む用途にも適した絵柄付きの布製品が実現される。雌の面ファスナ部21として機能する第1面11に絵柄を付すことも可能であるが、雌の面ファスナ部21はループパイル状に形成された雌繊維部21aからなるため、第1面11に絵柄を付した場合と比較して、付された絵柄の明瞭性が劣ることになる。これに対し、雄の面ファスナ部22として機能する第2面12は、雌繊維部21aよりも毛足が短く強い腰を有する雄繊維部22aからなるので、絵柄を付す面として適している。
また、布製品10は、全周に亘って縢り縫いが施されているので、タオルとしての用途に加え物品を包む用途にも適しかつ周縁部がほつれ難いという優れた製品特性を有する。
なお、本考案は上記実施形態に限定されない。たとえば、上記実施形態では、略正方形の布製品を例示したが、略長方形、略円形などその他の形状の布製品とすることも可能である。
また、上記実施形態では、タオルとしての用途に加え物品を包む用途にも適した布製品について例示したが、本考案によれば、ブランケットとしての用途に加え物品を包む用途にも適した布製品を実現することも可能である。
10 布製品
11 第1面(一方の面)
12 第2面(他方の面)
13 縁取部
14 絵柄
21 雌の面ファスナ部
21a 雌繊維部
22 雄の面ファスナ部
22a 雄繊維部
11 第1面(一方の面)
12 第2面(他方の面)
13 縁取部
14 絵柄
21 雌の面ファスナ部
21a 雌繊維部
22 雄の面ファスナ部
22a 雄繊維部
また、請求項3の布製品は、請求項1の布製品において、前記雌雄一方の面ファスナ部は、多数のループパイル状に形成された雌繊維部を有し、前記雌雄他方の面ファスナ部は、第1繊維部に絡む雄繊維部を有することを特徴とする。
また、請求項3の布製品は、請求項1の布製品において、前記雌雄一方の面ファスナ部は、多数のループパイル状に形成された雌繊維部を有し、前記雌雄他方の面ファスナ部は、前記雌繊維部に絡む雄繊維部を有することを特徴とする。
Claims (5)
- タオル又はブランケットとしての用途に適した柔軟性および吸水性を有する布製品であって、一方の面の全面が雌雄一方の面ファスナ部として機能し、他方の面の全面が雌雄他方の面ファスナ部として機能することを特徴とする布製品。
- 略方形状の布製品であることを特徴とする請求項1に記載の布製品。
- 前記雌雄一方の面ファスナ部は、多数のループパイル状に形成された雌繊維部を有し、
前記雌雄他方の面ファスナ部は、前記第1繊維部に絡む短毛の雄繊維部を有することを特徴とする請求項1に記載の布製品。 - 前記一方の面または前記他方の面に絵柄が付されていることを特徴とする請求項1に記載の布製品。
- 全周に亘って縢り縫いが施されていることを特徴とする請求項1に記載の布製品。
Priority Applications (1)
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2020
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