JP3229523B2 - 洗濯ばさみ - Google Patents

洗濯ばさみ

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JP3229523B2 JP18120195A JP18120195A JP3229523B2 JP 3229523 B2 JP3229523 B2 JP 3229523B2 JP 18120195 A JP18120195 A JP 18120195A JP 18120195 A JP18120195 A JP 18120195A JP 3229523 B2 JP3229523 B2 JP 3229523B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗濯ばさみに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来より、洗濯ばさみは、
支点で互いに結合した一対の挾持部材が、支点より前方
に突出する挾持片と後方に突出する把持片とを有してお
り、この挾持部材に、挾持片を常時閉ざす弾性を付勢す
る弾性部材が取り付けられて、挾持片により洗濯物を挾
持するようになっている。
【0003】ところが、このような洗濯ばさみは、重い
洗濯物でも挾持できるよう、比較的強い弾性が通常付勢
されているので、ストッキングや下着などに挾持跡やキ
ズを付けてしまうという問題があった。
【0004】また、ストッキングや下着の重さに合わせ
て弾性を弱めて、挾持跡やキズを付けないようにしよう
とすると、バスタオルやジーンズなどの重い洗濯物を挾
持できなくなってしまうという問題もあった。
【0005】そこで、この発明は、洗濯物に合わせて強
弱二通りの挾持が選択できる洗濯ばさみを提供して上記
の課題を解決しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、挾持片に、互いに前後に間隔をあけ
て位置する2つの挾持部を設けて洗濯ばさみを構成し
た。
【0007】また、上記の挾持部のうち支点に近い一方
挾持部の挾持面に、互いに噛み合う複数の歯部を設けて
もよいし、他方挾持部の挾持面に、互いに嵌まる凸部と
凹部を設けて、この凸部と凹部の当接面を曲面に形成し
てもよい。
【0008】
【作用】この発明に係る洗濯ばさみにおいては、弾性部
材による挾持片の支点まわりのトルクが一定なことよ
り、挾持片の支点により近い部分には、より大きな力が
作用するので、2つの挾持部のうち支点に近い方の挾持
力が強く、遠い方の挾持力が弱い。
【0009】
【実施例】この発明に係る洗濯ばさみの実施例を添付図
面に基いて説明する。
【0010】この洗濯ばさみ1は、図1に示すように、
一対の挾持部材2、2を、中央よりやや後方寄り部分で
互いに結合して形成されている。
【0011】この挾持部材2、2の結合部分は、結合軸
3となっており、挾持部材2、2を互いに回動自在に軸
支している。
【0012】挾持部材2は、結合部分より前方に突出す
る挾持片4と、後方に突出する把持片5とを備えてい
る。
【0013】また、挾持部材2、2には、図1乃至図3
に示すように、湾曲する弾性ワイヤ6が取り付けられて
いる。
【0014】この弾性ワイヤ6は、両把持片5、5を貫
通すると共に、両端が挾持片4、4の外方部分に当接し
て、挾持片4、4が閉じる弾性を付勢している。
【0015】挾持片4、4は、結合軸3のすぐ前方の部
分に、円形の切り欠き7が形成されており、この切り欠
き7のすぐ前方部分に、第1挾持部8、8が形成されて
いる。
【0016】この第1挾持部8、8は、図3及び図4
(a)に示すように、挾持面に互いに噛み合う複数の歯
部9、9が形成されている。
【0017】また、挾持片4、4は、第1挾持部8、8
から前方に間隔をあけて、先端部に第2挾持部10、1
0が形成されている。
【0018】この第2挾持部10、10は、図3及び図
4(b)に示すように、挾持面に互いに嵌まる凸部11
と凹部12が設けられている。
【0019】この凸部11と凹部12は、互いの当接面
が曲面となるようにそれぞれ形成されている。
【0020】図5は、この洗濯ばさみ1の挾持部8、1
0における挾持力を示している。
【0021】挾持片4、4は、弾性ワイヤ6により、結
合軸3のまわりに、同じ大きさで逆向きのトルクT、
T’をそれぞれ受けており、このトルクによって、各挾
持部8、10に挾持力F1 、F2 、F1 ’、F2 ’が発
生している。
【0022】各挾持部8、10の結合軸3からの距離l
1 、l2 と、トルクT、T’及び挾持力F1 、F2 、F
1 ’、F2 ’とは、以下に示す関係が成立する。
【0023】T=F1 1 =F2 2 T’=F1 ’l1 =F2 ’l2 したがって、l1 <l2 より、F1 >F2 及びF1 ’>
2 ’が導かれるので、第1挾持部8の挾持力は、第2
挾持部10の挾持力より強いと云える。
【0024】このように、この洗濯ばさみ1は、挾持片
4、4に第1挾持部8、8と第2挾持部10、10が設
けられており、第1挾持部8、8の挾持力が第2挾持部
10、10の挾持力より強いので、図6に示すように、
タオルやジーンズなどの重い洗濯物には、第1挾持部
8、8又は第1挾持部8、8及び第2挾持部10、10
により挾持し、くつ下やストッキングなどの軽い洗濯物
には、第2挾持部10、10により挾持して使用され
る。
【0025】第1挾持部8、8は、挾持力が強いうえ、
挾持面に歯部9、9が形成されており、洗濯物をしっか
り咬持できるので、風の強い日であっても、洗濯物をず
らさず挾持し続けることができる。
【0026】また、第2挾持部10、10は、挾持力が
弱いうえ、洗濯物への当接面が曲面となるので、洗濯物
に挾持跡やキズを付けることがなく、ストッキングや下
着の挾持に好適である。
【0027】この洗濯ばさみ1は、図6に示すように、
物干し竿13に吊るして単体で使用してもよいし、物干
しハンガーや洗濯用ロープにあらかじめ付けてあっても
よい。
【0028】
【効果】この発明に係る洗濯ばさみは、以上のように構
成されていることにより、支点に近い方の挾持部が、支
点に遠い方の挾持部より大きな挾持力を備えているの
で、支点に近い方の挾持部もしくは両方の挾持部を使用
すると、重い洗濯物であっても、しっかり挾持すること
ができ、支点に遠い方の挾持部を使用すると、洗濯物に
挾持跡やキズがつき難い。
【0029】また、支点に近い方の挾持部の挾持面に、
互いに噛み合う複数の歯部が形成されていることによ
り、洗濯物をしっかり咬持することができるので、風の
強い日であっても、洗濯物をらさず挾持できる。
【0030】さらに、支点に遠い方の挾持部の挾持面
に、互いに嵌まる凸部と凹部が設けられており、この凸
部と凹部の当接面が曲面に形成されていることより、洗
濯物に挾持跡やキズが一層つき難いので、ストッキング
や下着などデリケートな素材のものの挾持に好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の正面図
【図2】同実施例の側面図
【図3】同実施例の挾持片が開いた状態を示す正面図
【図4】(a)同実施例の第1挾持部の斜視図 (b)同実施例の第2挾持部の断面図
【図5】同実施例の作用を示す正面図
【図6】同実施例の使用状態の斜視図
【符号の説明】
1 洗濯ばさみ 2 挾持部材 3 結合軸 4 挾持片 5 把持片 6 弾性ワイヤ 7 切り欠き 8 第1挾持部 9 歯部 10 第2挾持部 11 凸部 12 凹部 13 物干し竿

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支点で互いに結合した一対の挾持部材
    が、支点より前方に突出する挾持片と後方に突出する把
    持片とを有し、この両挾持部材に、挾持片が常時閉じる
    弾性を付勢する弾性部材を取り付けた洗濯ばさみにおい
    て、上記挾持片に、互いに前後に間隔をあけて位置する
    2つの挾持部を設け、上記の支点に近い方の挾持部の挾
    持面に、互いに噛み合う複数の歯部を設け、上記の支点
    から遠い方の挾持部の挾持面に、互いに嵌まる凸部と凹
    部を設け、この凸部と凹部の互いの当接面を、曲面に形
    成したことを特徴とする洗濯ばさみ。
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