JP3228636U - 玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲーム性を高めることができる積み上げ型の木製玩具を提供する。【解決手段】木製玩具10は、互いに重量が異なる3つの直方体ピースからなり、第一段第2の直方体ピース12は、イ面12Aと、ロ面12Bと、ハ面12Cと、ニ面12Dと、ホ面12Eと、ヘ面12Fとを有し、ホ面12Eの摩擦係数は、その他の5つの面の摩擦係数よりも大きく、その他の5つの面の摩擦係数は略同じである。ホ面12Eは、その他の5つの面とは異なる色で着色されている。第一段第3の直方体ピース13は、イ面13Aと、ロ面13Bと、ハ面13Cと、ニ面13Dと、ホ面13Eと、ヘ面13Fとを有し、ニ面13Dの摩擦係数は、その他の5つの面の摩擦係数よりも大きく、その他の5つの面の摩擦係数は略同じである。ニ面13Dは、その他の5つの面とは異なる色で着色されている。第一段第1の直方体ピース11の6つの面の摩擦係数は全て略同じであり、6つの面は同じ色である。【選択図】図1

Description

本考案は玩具に関する。詳しくは、複数段に段積みされると共に各段が、並列に配置された3つの直方体ピースで構成される玩具に係るものである。
玩具は、感性や想像力、体力、知力など、子供の心と体の成長に必要なものである。
例えば、ぬいぐるみや人形で遊ぶことで、愛情を育てることができ、また、積み木やブロックで遊ぶことで、構成力や造形力を養い、バランス感覚や集中力を高めることができ、さらには、トランプや盤ゲームで遊ぶことで、知的好奇心を刺激し、他者とのコミュニケーションの中で協調性などの社会性を学ぶことができる。
そして、様々な玩具が提案されている。
例えば特許文献1には、図4に示すブロック玩具が記載されている。
特許文献1に記載のブロック玩具701は、立方体ブロック702と、棒状ブロック706とで構成されている。
一の立方体ブロック702の表面に設けられた穴704に、棒状ブロック706の一方の端部を嵌合させ、他の立方体ブロック702の穴704に、棒状ブロック706の他方の端部を嵌合させ、この作業を続けていくことによって、ブロック玩具701を拡張させることができる。
棒状ブロック706を立方体ブロック702の上面または底面の穴704に嵌合させていくと、ブロック玩具701は縦方向に拡張され、棒状ブロック706を立方体ブロック702の側面の穴704に嵌合させていくと、ブロック玩具701は横方向に拡張される。
特許第6280667号公報
ところで、特許文献1に記載のブロック玩具と同じく積み上げて遊ぶ玩具ではあるが、遊戯者が競い合うための玩具でもあるジェンガ(登録商標)が存在する。
ジェンガ(登録商標)は、積み上げられた複数の直方体のピースで構成されたタワーから、片手で1つずつ直方体ピースを抜き取り、いかにタワーを倒さずに、抜き取った直方体ピースを最上段へ積み上げていくことができるかを競うテーブルゲーム玩具である。
このようなジェンガ(登録商標)は、シンプルであり、遊び方を知るために時間を掛ける必要がなく、また、シンプルでありながら、遊戯者をイライラさせたり、興奮させたり、遊戯者に切迫感や爽快感を味あわせたりすることができることから、非常に人気がある。
そして、ジェンガ(登録商標)よりもさらにゲーム性を高めることができる、同じく積み上げ型の玩具が求められていた。
本考案は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、ゲーム性を高めることができる玩具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案の玩具は、複数段に段積みされると共に各段が、並列に配置された3つの直方体ピースで構成される玩具において、同一段を構成する3つの前記直方体ピースは互いに重量が異なり、少なくとも1つの同直方体ピースは、摩擦係数が互いに異なる2つの面を有する。
ここで、同一段を構成する3つの前記直方体ピースは互いに重量が異なり、少なくとも1つの同直方体ピースは、摩擦係数が互いに異なる2つの面を有することによって、直方体ピースの重量の違いと直方体ピースの各面の摩擦係数の違いに基づいて、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができる。
また、本考案の玩具において、同一段を構成する前記直方体ピースの、摩擦係数が互いに異なる2つの面は異なる色で着色されているか、または、同一段を構成する前記直方体ピースは木製であると共に同直方体ピースの木目が互いに異なる構成とすることができる。
この場合、さらに直方体ピースの各面の色から、直方体ピースの各面の摩擦係数の違いを遊戯者に認識させ、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができるか、または、さらに直方体ピースの木目から、直方体ピースの重量の違いを遊戯者に認識させ、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができる。
また、本考案の玩具において、同一段を構成する少なくとも1つの前記直方体ピースは、互いに比重が異なる少なくとも2つの構成体を有するか、または、同一段を構成する少なくとも1つの前記直方体ピースは、互いに比重が異なる少なくとも2つの構成体を有すると共に同構成体の表面が互いに異なる色で着色された構成とすることができる。
この場合、直方体ピースを手で持った感覚から、直方体ピースを構成する構成体の比重の違いを遊戯者に認識させ、さらに構成体の比重の違いに基づいて、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができるか、または、直方体ピースの構成体の表面の色から、直方体ピースを構成する構成体の比重の違いを遊戯者に認識させ、さらに構成体の比重の違いに基づいて、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができる。
また、上記の目的を達成するために、本考案の玩具は、複数段に段積みされると共に各段が、並列に配置された3つの直方体ピースで構成される玩具において、同一段を構成する3つの前記直方体ピースは互いに重量が異なる。
ここで、同一段を構成する3つの直方体ピースは互いに重量が異なることによって、直方体ピースの重量の違いに基づいて、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができる。
また、上記の目的を達成するために、本考案の玩具は、複数段に段積みされると共に各段が、並列に配置された3つの直方体ピースで構成される玩具において、前記玩具を構成する3つの直方体ピースは互いに重量が異なり、少なくとも1つの同直方体ピースは、摩擦係数が互いに異なる2つの面を有する。
ここで、玩具を構成する3つの直方体ピースは互いに重量が異なり、少なくとも1つの直方体ピースは、摩擦係数が互いに異なる2つの面を有することによって、直方体ピースの重量の違いと直方体ピースの各面の摩擦係数の違いに基づいて、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができる。
さらに、本考案の玩具において、玩具を構成する前記直方体ピースの、摩擦係数が互いに異なる2つの面は異なる色で着色されているか、前記玩具を構成する前記直方体ピースは木製であると共に同直方体ピースの木目が互いに異なるか、前記玩具を構成する少なくとも1つの前記直方体ピースは、互いに比重が異なる少なくとも2つの構成体を有するか、または、前記玩具を構成する少なくとも1つの前記直方体ピースは、互いに比重が異なる少なくとも2つの構成体を有すると共に同構成体の表面が互いに異なる色で着色された構成とすることができる。
この場合、さらに直方体ピースの各面の色から、直方体ピースの各面の摩擦係数の違いを遊戯者に認識させ、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができるか、または、さらに直方体ピースの木目から、直方体ピースの重量の違いを遊戯者に認識させ、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができるか、または、直方体ピースを手で持った感覚から、直方体ピースを構成する構成体の比重の違いを遊戯者に認識させ、さらに構成体の比重の違いに基づいて、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができるか、または、直方体ピースの構成体の表面の色から、直方体ピースを構成する構成体の比重の違いを遊戯者に認識させ、さらに構成体の比重の違いに基づいて、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができる。
本考案に係る玩具は、ゲーム性を高めることができる。
本考案を適用した第1の実施形態の木製玩具を構成する直方体ピースの右前方上方概略斜視図(a)、及び本考案を適用した第1の実施形態の木製玩具を構成する直方体ピースの左後方下方概略斜視図(b)である。 本考案を適用した第2の実施形態の木製玩具を構成する直方体ピースの右前方上方概略斜視図(a)、及び本考案を適用した第2の実施形態の木製玩具を構成する直方体ピースの左後方下方概略斜視図(b)である。 本考案を適用した第1の実施形態の木製玩具の段積みされた状態において、直方体ピースを抜き取る様子を示す概略斜視図(a)、及び抜き取られた直方体ピースを最上段に置く様子を示す概略斜視図(b)である。 従来のブロック玩具の連結した状態を示す概略図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本考案の理解に供する。
本考案の木製玩具は、ジェンガ(登録商標)と同じく54個の木製の直方体ピースで構成されており、直方体ピースはそれぞれ、幅方向と、厚さ方向と、長手方向とを有する立体である。
ここで、本考案の木製玩具を構成する直方体ピースの幅方向の辺の長さは25mm、厚さ方向の辺の長さは15mm、そして長手方向の辺の長さは75mmであるが、適宜変更することができる。
なお、直方体ピースの寸法を適宜変更する場合でも、長手方向の長さが幅方向の長さの約3倍とする必要がある。
また、本考案の木製玩具を構成する直方体ピースは以下の6つの面を有する。
(1)直方体ピースの長手方向の一方の端部に位置すると共に幅方向の辺と厚さ方向の辺とで囲まれた面である、イ面
(2)直方体ピースの長手方向の、イ面とは反対側である他方の端部に位置すると共に幅方向の辺と厚さ方向の辺とで囲まれた面である、ロ面
(3)イ面とロ面とを結ぶと共に長手方向の辺と厚さ方向の辺とで囲まれた面である、ハ面
(4)イ面とロ面とを結び、ハ面とは反対側に位置すると共に長手方向の辺と厚さ方向の辺とで囲まれた面である、ニ面
(5)イ面とロ面とを結ぶと共に幅方向の辺と長手方向の辺とで囲まれた面である、ホ面
(6)イ面とロ面とを結び、ホ面とは反対側に位置すると共に幅方向の辺と長手方向の辺とで囲まれた面である、ヘ面
また、本考案の木製玩具を用いて遊ぶときには、先ず、直方体ピースを積み上げてタワーを作る。
ここで、タワーは複数段で構成されるものであり、各段は、互いに接触した状態で並列に配置された3つの直方体ピースで構成されている。すなわち、タワーは18段で構成されている。
また、タワーの上下に隣り合う段の直方体ピース同士の長手方向の立体交差角度は90度である。
すなわち、並列配置された3つの直方体ピースに、さらに別の直方体ピースを積み上げるときは、直方体ピースの長手方向を90度変えて積み上げる。
また、積み上げるときは、一の直方体ピースのホ面あるいはヘ面を、他の直方体ピースのホ面あるいはヘ面に接するように積み上げる。
図1(a)は、本考案を適用した第1の実施形態の木製玩具を構成する直方体ピースの右前方上方概略斜視図であり、図1(b)は、本考案を適用した第1の実施形態の木製玩具を構成する直方体ピースの左後方下方概略斜視図である。
図1では、タワーを構成する複数の段の中の1つの段を構成する3つの直方体ピースを示している。
図1に示す、本考案の木製玩具10を構成する第一段第1の直方体ピース11は6つの面すなわち、イ面11Aと、ロ面11Bと、ハ面11Cと、ニ面11Dと、ホ面11Eと、ヘ面11Fとを有する。
また、第一段第1の直方体ピース11の6つの面の摩擦係数は全て互いに略同じであり、第一段第1の直方体ピース11の6つの面は互いに同じ色である。
また、図1に示す、本考案の木製玩具10を構成する第一段第2の直方体ピース12も、第一段第1の直方体ピース11と同様に6つの面すなわち、イ面12Aと、ロ面12Bと、ハ面12Cと、ニ面12Dと、ホ面12Eと、ヘ面12Fとを有する。
また、第一段第2の直方体ピース12のホ面12Eの摩擦係数は、第一段第2の直方体ピース12のその他の5つの面すなわち、イ面12Aと、ロ面12Bと、ハ面12Cと、ニ面12Dと、ヘ面12Fそれぞれの摩擦係数とは異なり、その他の5つの面の摩擦係数は互いに略同じである。
ここで、第一段第2の直方体ピース12のホ面12Eの摩擦係数は、第一段第2の直方体ピース12のその他の5つの面の摩擦係数よりも大きい。
また、第一段第2の直方体ピース12のホ面12Eは、第一段第2の直方体ピース12のその他の5つの面とは異なる色で着色されており、その他の5つの面は互いに同じ色である。
また、図1に示す、本考案の木製玩具10を構成する第一段第3の直方体ピース13も、第一段第1の直方体ピース11や第一段第2の直方体ピース12と同様に6つの面すなわち、イ面13Aと、ロ面13Bと、ハ面13Cと、ニ面13Dと、ホ面13Eと、ヘ面13Fとを有する。
また、第一段第3の直方体ピース13のニ面13Dの摩擦係数は、第一段第3の直方体ピース13のその他の5つの面すなわち、イ面13Aと、ロ面13Bと、ハ面13Cと、ホ面13Eと、ヘ面13Fそれぞれの摩擦係数とは異なり、その他の5つの面の摩擦係数は互いに略同じである。
ここで、第一段第3の直方体ピース13のニ面13Dの摩擦係数は、第一段第3の直方体ピース13のその他の5つの面の摩擦係数よりも大きい。
また、第一段第3の直方体ピース13のニ面13Dは、第一段第3の直方体ピース13のその他の5つの面とは異なる色で着色されており、その他の5つの面は互いに同じ色である。
また、同一段を構成する、第一段第1の直方体ピース11の重量と、第一段第2の直方体ピース12の重量と、第一段第3の直方体ピース13の重量とは互いに異なる。
また、図示していないが、同一段を構成する、第一段第1の直方体ピース11の木目と、第一段第2の直方体ピース12の木目と、第一段第3の直方体ピース13の木目とは互いに異なる。
また、図1に示す例では、同一段を構成する3つの直方体ピースの中で、2つの直方体ピースが、摩擦係数が互いに異なる2つの面を有しているが、例えば、3つの直方体ピースが、摩擦係数が互いに異なる2つの面を有していてもよいし、1つの直方体ピースのみが、摩擦係数が互いに異なる2つの面を有するようにしてもよいし、同一段を構成する3つの直方体ピースは、摩擦係数が互いに異なる2つの面を有していなくてもよい。
また、本考案の木製玩具すなわち玩具において、直方体ピースは必ずしも木製でなくてもよく、例えばプラスチック製であってもよい。
しかし、直方体ピースが木製であれば、木目から、同一段を構成する直方体ピースの重量の違いを遊戯者に認識させ、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができるので好ましい。
また、本考案の玩具において、同一段を構成する直方体ピースの、摩擦係数が互いに異なる2つの面は必ずしも異なる色で着色されていなくてもよい。
しかし、同一段を構成する直方体ピースの、摩擦係数が互いに異なる2つの面が異なる色で着色されていれば、さらに直方体ピースの各面の色から、直方体ピースの各面の摩擦係数の違いを遊戯者に認識させ、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができ、好ましい。
また、本考案の玩具において、同一段を構成する3つの直方体ピースではなく、玩具を構成する3つの直方体ピースの重量が互いに異なるようにすることもでき、さらに、この3つの直方体ピースの少なくとも1つは、摩擦係数が互いに異なる2つの面を有するようにすることもできる。
図2(a)は、本考案を適用した第2の実施形態の木製玩具を構成する直方体ピースの右前方上方概略斜視図であり、図2(b)は、本考案を適用した第2の実施形態の木製玩具を構成する直方体ピースの左後方下方概略斜視図である。
図2では、タワーを構成する複数の段の中の1つの段を構成する3つの直方体ピースを示している。
図2に示す、本考案の木製玩具50を構成する第1の直方体ピース51も、本考案の第1の実施形態の木製玩具10を構成する直方体ピースと同様に6つの面を有する。
また、第1の直方体ピース51の6つの面の摩擦係数は全て互いに略同じである。
また、第1の直方体ピース51は、互いに比重が異なる、直方体の第一構成体511と直方体の第二構成体512とを有する。
ここで、第二構成体512の比重は、第一構成体511の比重よりも大きい。
また、第1の直方体ピース51の第二構成体512の表面は、第1の直方体ピース51の第一構成体511の表面とは異なる色で着色されている。
また、直方体の第一構成体511の寸法及び直方体の第二構成体512の寸法はどちらも、幅25mm×厚さ15mm×長さ37.5mmである。
また、第一構成体511及び第二構成体512はどちらも直方体形状を有するので、直方体ピースと同じくイ〜ヘ面を有する。
ここで、第一構成体511のイ面あるいはロ面と、第二構成体512のイ面あるいはロ面とが接合されて、第1の直方体ピース51が形成されている。
すなわち、例えば第一構成体511のロ面と第二構成体512のイ面とが接合された場合には、第一構成体511のイ面が第1の直方体ピース51のイ面となり、第二構成体512のロ面が第1の直方体ピース51のロ面となる。
また、第一構成体511のハ面あるいはニ面と、第二構成体512のハ面あるいはニ面とが、第1の直方体ピース51のハ面あるいはニ面となる。
さらに、第一構成体511のホ面あるいはヘ面と、第二構成体512のホ面あるいはヘ面とが、第1の直方体ピース51のホ面あるいはヘ面となる。
また、図2に示す、本考案の木製玩具50を構成する第2の直方体ピース52も、本考案の第1の実施形態の木製玩具10を構成する直方体ピースと同様に6つの面を有する。
また、第2の直方体ピース52は、互いに比重が異なる、直方体の第一構成体521と直方体の第二構成体522とを有する。
ここで、第二構成体522の比重は、第一構成体521の比重よりも大きい。
また、第2の直方体ピース52においては、第一構成体521の表面の色と第二構成体522の表面の色は互いに同じである。
また、直方体の第一構成体521の寸法及び直方体の第二構成体522の寸法はどちらも、幅25mm×厚さ7.5mm×長さ75mmである。
また、第一構成体521及び第二構成体522はどちらも直方体形状を有するので、直方体ピースと同じくイ〜ヘ面を有する。
ここで、第一構成体521のホ面あるいはヘ面と、第二構成体522のホ面あるいはヘ面とが接合されて、第2の直方体ピース52が形成されている。
すなわち、例えば第一構成体521のヘ面と第二構成体522のホ面とが接合された場合には、第一構成体521のホ面が第2の直方体ピース52のホ面となり、第二構成体522のヘ面が第2の直方体ピース52のヘ面となる。
また、第一構成体521のイ面あるいはロ面と、第二構成体522のイ面あるいはロ面とが、第2の直方体ピース52のイ面あるいはロ面となる。
また、第一構成体521のハ面あるいはニ面と、第二構成体522のハ面あるいはニ面とが、第2の直方体ピース52のハ面あるいはニ面となる。
また、第2の直方体ピース52のホ面あるいはヘ面の摩擦係数は、第2の直方体ピース52のその他の5つの面すなわち、イ面と、ロ面と、ハ面と、ニ面と、ヘ面あるいはホ面それぞれの摩擦係数とは異なり、その他の5つの面の摩擦係数は互いに略同じである。
すなわち、第一構成体521のホ面あるいは第二構成体522のヘ面の摩擦係数は、第一構成体521のイ面と、ロ面と、ハ面と、ニ面と、ヘ面の摩擦係数、並びに第二構成体522のイ面と、ロ面と、ハ面と、ニ面と、ホ面の摩擦係数とは異なり、第一構成体521のイ面と、ロ面と、ハ面と、ニ面と、ヘ面の摩擦係数、並びに第二構成体522のイ面と、ロ面と、ハ面と、ニ面と、ホ面の摩擦係数は全て略同じである。
また、図2に示す、本考案の木製玩具50を構成する第3の直方体ピース53も、本考案の第1の実施形態の木製玩具10を構成する直方体ピースと同様に6つの面を有する。
また、第3の直方体ピース53の6つの面の摩擦係数は全て互いに略同じである。
また、第3の直方体ピース53は、互いに比重が異なる、直方体の第一構成体531と、直方体の第二構成体532と、直方体の第三構成体533とを有する。
ここで、第二構成体532の比重が一番小さく、第一構成体531の比重は第二構成体532の比重よりも大きく、さらに第三構成体533の比重は第一構成体531の比重よりも大きい。すなわち、第三構成体533の比重が一番大きい。
また、第3の直方体ピース53の第一構成体531の表面は、第3の直方体ピース53の第二構成体532の表面とは異なる色で着色されている。
また、第3の直方体ピース53の第三構成体533の表面は、第3の直方体ピース53の第一構成体531の表面及び第二構成体532の表面とは異なる色で着色されている。
また、直方体の第一構成体531の寸法は、幅25mm×厚さ15mm×長さ37.5mmである。
また、直方体の第二構成体532の寸法及び直方体の第三構成体533の寸法はどちらも、幅25mm×厚さ7.5mm×長さ37.5mmである。
また、第一構成体531と、第二構成体532と、第三構成体533は全て直方体形状を有するので、直方体ピースと同じくイ〜ヘ面を有する。
ここで、第一構成体531のイ面あるいはロ面と、第二構成体532のイ面あるいはロ面、並びに第三構成体533のイ面あるいはロ面とが接合され、かつ、第二構成体532のホ面あるいはヘ面と、第三構成体533のホ面あるいはヘ面とが接合されて、第3の直方体ピース53が形成されている。
すなわち、例えば第一構成体531のロ面と、第二構成体532のイ面並びに第三構成体533のイ面とが接合された場合には、第一構成体531のイ面が第3の直方体ピース53のイ面となる。
また、第一構成体531のハ面あるいはニ面と、第二構成体532のハ面あるいはニ面と、第三構成体533のハ面あるいはニ面とが、第3の直方体ピース53のハ面あるいはニ面となる。
さらに、例えば第二構成体532のヘ面と第三構成体533のホ面とが接合された場合には、第一構成体531のホ面あるいはヘ面と、第二構成体532のホ面とが、第3の直方体ピース53のホ面あるいはヘ面となり、第一構成体531のホ面あるいはヘ面と、第三構成体533のヘ面とが、第3の直方体ピース53のヘ面あるいはホ面となる。
また、同一段を構成する、第1の直方体ピース51の重量と、第2の直方体ピース52の重量と、第3の直方体ピース53の重量とは互いに異なる。
図2に示す、本考案の第2の実施形態の木製玩具において、別体の各構成体を接合した例を説明したが、直方体ピースが互いに比重が異なる少なくとも2つの構成体を有することができれば、必ずしも別体の各構成体を接合しなくてもよく、例えば一つの直方体ピースの部分に樹脂などを注入し、その部分の比重を他の部分の比重と異ならせて各部分を構成体とすることもできる。
次に、本考案の木製玩具10を用いて遊ぶときの流れを説明する。
図3(a)は、本考案を適用した第1の実施形態の木製玩具の段積みされた状態において、直方体ピースを抜き取る様子を示す概略斜視図であり、図3(b)は、抜き取られた直方体ピースを最上段に置く様子を示す概略斜視図である。
本考案の木製玩具10を構成する直方体ピースの数は54個である。そして、3つの直方体ピースを、互いに接触した状態で並列に配置する。
この3つの直方体ピースを一つの段とし、さらに3つの直方体ピースを積み上げていき、18段のタワーを作る。
また、直方体ピースを積み上げていくときは、直方体ピースの長手方向を90度変えて積み上げる。
図3は、タワーの上部3つの段を示している。
すなわち、図3に示されたタワーの上から三段目において、第三段第1の直方体ピース31と、第三段第2の直方体ピース32と、第三段第3の直方体ピース33とが、互いに接触した状態で並列に配置されている。
また、図3に示されたタワーの上から二段目において、第二段第1の直方体ピース21と、第二段第2の直方体ピース22と、第二段第3の直方体ピース23とが、互いに接触した状態で並列に、上から三段目の直方体ピース上に配置されている。
ここで、第二段第1の直方体ピース21と、第二段第2の直方体ピース22と、第二段第3の直方体ピース23それぞれの長手方向は、第三段第1の直方体ピース31と、第三段第2の直方体ピース32と、第三段第3の直方体ピース33それぞれの長手方向とは90度異なっている。
さらに、図3に示されたタワーの最上段において、図1にも示した、第一段第1の直方体ピース11と、第一段第2の直方体ピース12と、第一段第3の直方体ピース13とが、互いに接触した状態で並列に、上から二段目の直方体ピース上に配置されている。
ここで、第一段第1の直方体ピース11と、第一段第2の直方体ピース12と、第一段第3の直方体ピース13それぞれの長手方向は、第二段第1の直方体ピース21と、第二段第2の直方体ピース22と、第二段第3の直方体ピース23それぞれの長手方向とは90度異なっている。
従って、第一段第1の直方体ピース11のイ面11Aと、第一段第2の直方体ピース12のイ面12Aと、第一段第3の直方体ピース13のイ面13Aと、第二段第3の直方体ピース23のハ面23Cと、第三段第1の直方体ピース31のイ面31Aと、第三段第2の直方体ピース32のイ面32Aと、第三段第3の直方体ピース33のイ面33Aとがタワーの同じ側に位置している。
一方、第一段第1の直方体ピース11のニ面11Dと、第二段第1の直方体ピース21のイ面21Aと、第二段第2の直方体ピース22のイ面22Aと、第二段第3の直方体ピース23のイ面23Aと、第三段第1の直方体ピース31のニ面31Dとがタワーの同じ側に位置している。
また、第三段第1の直方体ピース31のニ面31Dの摩擦係数は、第三段第1の直方体ピース31のその他の5つの面の摩擦係数よりも大きいので、第三段第1の直方体ピース31のニ面31Dは、第三段第1の直方体ピース31のその他の5つの面とは異なる色で着色されている。
タワーを作ったらゲームを開始する。
遊戯者達は順番を決め、遊戯者が1人ずつタワーから片手で、直方体ピースを1個抜き取る。
図3(a)は、第二段第2の直方体ピース22を抜き取る様子を示している。
第二段第2の直方体ピース22のホ面22Eの摩擦係数は、第二段第2の直方体ピース22のその他の5つの面の摩擦係数よりも大きいので、図3(a)に示すように、第二段第2の直方体ピース22のホ面22Eは、第二段第2の直方体ピース22のその他の5つの面とは異なる色で着色されている。
そして、遊戯者は、抜き取った第二段第2の直方体ピース22を、最上段に乗せる。
図3(b)は、抜き取った第二段第2の直方体ピース22のホ面22Eが、第一段第2の直方体ピース12のホ面12Eと接するように乗せた様子を示している。
第一段第2の直方体ピース12のホ面12Eの摩擦係数は、第一段第2の直方体ピース12のその他の5つの面の摩擦係数よりも大きいので、図3(a)に示すように、第一段第2の直方体ピース12のホ面12Eは、第一段第2の直方体ピース12のその他の5つの面とは異なる色で着色されている。
このように、摩擦係数が大きい面同士を接触させておくことで、他の遊戯者に、第一段第2の直方体ピース12あるいは第二段第2の直方体ピース22を抜き取らせ難くさせるなどすることができる。
最上段に直方体ピースを乗せ終えると、次の遊戯者が、同じようにタワーから片手で直方体ピースを1個抜き取り、最上段に乗せる。
この動作を順番に繰り返し、最終的にタワーのバランスを崩して倒してしまった遊戯者が負けとなる。
以上のように、本考案の木製玩具すなわち玩具は、直方体ピースの重量が互いに異なるため、直方体ピースの重量の違いに基づいて、直方体ピースの積み上げ方や引き抜き方を遊戯者に考えさせることができ、その結果、ゲーム性を高めることができる。
10 木製玩具
11 第一段第1の直方体ピース
11A イ面
11B ロ面
11C ハ面
11D ニ面
11E ホ面
11F ヘ面
12 第一段第2の直方体ピース
12A イ面
12B ロ面
12C ハ面
12D ニ面
12E ホ面
12F ヘ面
13 第一段第3の直方体ピース
13A イ面
13B ロ面
13C ハ面
13D ニ面
13E ホ面
13F ヘ面
21 第二段第1の直方体ピース
21A イ面
21C ハ面
22 第二段第2の直方体ピース
22A イ面
22C ハ面
22D ニ面
22E ホ面
22F ヘ面
23 第二段第3の直方体ピース
23A イ面
23C ハ面
31 第三段第1の直方体ピース
31A イ面
31D ニ面
31E ホ面
32 第三段第2の直方体ピース
32A イ面
33 第三段第3の直方体ピース
33A イ面
50 木製玩具
51 第1の直方体ピース
511 第一構成体
512 第二構成体
52 第2の直方体ピース
521 第一構成体
522 第二構成体
53 第3の直方体ピース
531 第一構成体
532 第二構成体
533 第三構成体

Claims (6)

  1. 複数段に段積みされると共に各段が、並列に配置された3つの直方体ピースで構成される玩具において、
    同一段を構成する3つの前記直方体ピースは互いに重量が異なり、少なくとも1つの同直方体ピースは、摩擦係数が互いに異なる2つの面を有する
    玩具。
  2. 同一段を構成する前記直方体ピースの、摩擦係数が互いに異なる2つの面は異なる色で着色されているか、または、同一段を構成する前記直方体ピースは木製であると共に同直方体ピースの木目が互いに異なる
    請求項1に記載の玩具。
  3. 同一段を構成する少なくとも1つの前記直方体ピースは、互いに比重が異なる少なくとも2つの構成体を有するか、または、同一段を構成する少なくとも1つの前記直方体ピースは、互いに比重が異なる少なくとも2つの構成体を有すると共に同構成体の表面が互いに異なる色で着色された
    請求項1に記載の玩具。
  4. 複数段に段積みされると共に各段が、並列に配置された3つの直方体ピースで構成される玩具において、
    同一段を構成する3つの前記直方体ピースは互いに重量が異なる
    玩具。
  5. 複数段に段積みされると共に各段が、並列に配置された3つの直方体ピースで構成される玩具において、
    前記玩具を構成する3つの直方体ピースは互いに重量が異なり、少なくとも1つの同直方体ピースは、摩擦係数が互いに異なる2つの面を有する
    玩具。
  6. 前記玩具を構成する前記直方体ピースの、摩擦係数が互いに異なる2つの面は異なる色で着色されているか、前記玩具を構成する前記直方体ピースは木製であると共に同直方体ピースの木目が互いに異なるか、前記玩具を構成する少なくとも1つの前記直方体ピースは、互いに比重が異なる少なくとも2つの構成体を有するか、または、前記玩具を構成する少なくとも1つの前記直方体ピースは、互いに比重が異なる少なくとも2つの構成体を有すると共に同構成体の表面が互いに異なる色で着色された
    請求項5に記載の玩具。
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