JP3217628U - 立体造形ブロック - Google Patents
立体造形ブロック Download PDFInfo
- Publication number
- JP3217628U JP3217628U JP2018001733U JP2018001733U JP3217628U JP 3217628 U JP3217628 U JP 3217628U JP 2018001733 U JP2018001733 U JP 2018001733U JP 2018001733 U JP2018001733 U JP 2018001733U JP 3217628 U JP3217628 U JP 3217628U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- degrees
- angles
- shapes
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
【課題】少年から大人を含めた幅広い年齢層を対象にし、多少複雑でも飽きずに頭脳と手先を使って楽しむことができるブロック遊具を提供する。【解決手段】長さが異なり、両端又は片端の角度が90度、45度、60度の3種の角棒部材からなるブロック遊具であり、角度を利用した組み合わせで多種多様な形を創出できる。シンプルであるが角棒ブロックは角度があることにより組み合わせのルール性が発生し、表現できる絵的な形から立体造形迄様々な造形表現が可能になる。幅広い年齢層でも楽しめ、児童・少年の想像力や数学的・力学的理解を高めるのに役立ち、知育教育的効果が期待できる。高齢者は楽しみながら知的刺激を通じ脳の活性化に役立ち、手先を使うことで老化を防げ、出来上がった作品を展示し楽しむこともできる。【選択図】図5
Description
本考案は造形創作、特に立体造形創作を通じて創造性や物理的理解を高める教育遊具として両端に数種類の角度を持つ木片を組み合わせ使用するブロック遊具である。
従来のブロック遊具は主に幼児・児童を対象にしており、安全に配慮した単純で大きめのものが主で、組み合わせも限られており多様性が乏しかった。特定の形に組み立てるものや組み立てて遊ぶブロック遊具もあるが、形の多様性が限られ飽きられやすいものが多かった。少年以上特に脳活動の刺激を必要とする高齢者が遊べる遊具はほとんどないのが実情であった。
親子で又青少年が楽しみながら想像力・創作力を継続的、発展的に発揮できる遊具又高齢者が楽しみながら脳を活性化させる遊び素材を提案する。
誰でも使えるシンプルな素材を使い、単純な形から複雑な形まで自由に創作力を発揮するような遊具で、机上で遊べ出来上がった作品を飾れるような素材を必要としていた。
この為に単純なものから複雑なものへ展開可能であり、多様で複雑、魅力的な造形物を作り出せるような素材としてのブロック遊具の新しいスタイルが求められる。
誰でも使えるシンプルな素材を使い、単純な形から複雑な形まで自由に創作力を発揮するような遊具で、机上で遊べ出来上がった作品を飾れるような素材を必要としていた。
この為に単純なものから複雑なものへ展開可能であり、多様で複雑、魅力的な造形物を作り出せるような素材としてのブロック遊具の新しいスタイルが求められる。
素材がシンプルで扱いやすいこと、素材の形を組み合わせることで多様な造形が可能であること、又立体的な造形作品が容易に作れることを視点に数種類の両端角度の違う小型角棒のブロック形状を定め、組み合わせ造形のサンプルを提示する。
このブロックは組み合わせにより様々な模様や複雑な立体造形が作成できる。数種類の角度を持つブロックはその組み合わせにより絵的表現や図柄表現又家具、建築物等立体造形を作り出せる。角度のあるブロックのため、組み合わせにルール性が生じ、作品形成にどのように部材を組み合わせるかパズルを解く楽しさがある。
単純な組み合わせ図柄から徐々に高度な組み合わせ造形作品まで追求できるので児童から青少年、大人まで幅広い年齢層が楽しめる。特に立体造形では数学的・力学的思考も必要で、造ろうとする対象物の観察眼を育てると共に手先の器用さが求められる。
こうしたことが高齢者の手先や脳への刺激となり、楽しみながら知的退行防止に役立つものと期待できる。
単純な組み合わせ図柄から徐々に高度な組み合わせ造形作品まで追求できるので児童から青少年、大人まで幅広い年齢層が楽しめる。特に立体造形では数学的・力学的思考も必要で、造ろうとする対象物の観察眼を育てると共に手先の器用さが求められる。
こうしたことが高齢者の手先や脳への刺激となり、楽しみながら知的退行防止に役立つものと期待できる。
ブロックを組み合わせて絵的表現をするには対象となるものの形体的特色を理解して組み合わせる。角度のある部材の組み合わせで多様な形状を形成でき、立体的な造形物では球形や半円形などを使った作品も可能となる。立体的構築物模型を造形するにはブロックの積み重ねの位置やバランス、力点の配分の配慮が必要となる。より複雑な造形物は、部材同士を簡易に接着(両面テープ等)することで、安定的に空間的造形物作成が可能となる。
以下、添付図面に従って実施例を説明する。
図1にブロック構成部材の種類を示す。使用するブロック部材は1辺15mm角棒を前提にその整数倍の長さの15mm、30mm、60mm、75mm、90mmの長さ単位とする。棒材の両角又片角を90度、45度、60度形状としている。なお使用するブロックの大きさ(太さ・長さ)は幅があって良いが、入手しやすい素材で机上で組み立て易く、出来上が作品として扱いやすい大きさとして上記のものとした。素材となるブロックは組み立てる場合の多少の摩擦力を期待して未塗装が良いが、作品として保存する場合は作品自体を塗装するのもよい。
なお造形作品を組み立てるためには机上面で安定させるための多少粘着性のあるシートやブロック相互を立体的に接着する市販の両面テープ(剥がし易い簡易接着式)等を用意するとよい。
ブロック構成部材の種類
A−1は両角度90度のブロックで長さ60mm、A−2は同角度で長さ30mm。
B−1は両角度45度のブロックで長さ60mm、B−2は同角度で長さ90mm。
B−3は両角度45度のブロックで長さ75mm.B−4は片角度45度で長さ30mm。
B−5は両角度45度のブロックで長さ30mm、B−6は片角度45度で長さ15mm。
C−1は両角度60度のブロックで長さ60mm。C−2は片角度60度で長さ30mm。
図1にブロック構成部材の種類を示す。使用するブロック部材は1辺15mm角棒を前提にその整数倍の長さの15mm、30mm、60mm、75mm、90mmの長さ単位とする。棒材の両角又片角を90度、45度、60度形状としている。なお使用するブロックの大きさ(太さ・長さ)は幅があって良いが、入手しやすい素材で机上で組み立て易く、出来上が作品として扱いやすい大きさとして上記のものとした。素材となるブロックは組み立てる場合の多少の摩擦力を期待して未塗装が良いが、作品として保存する場合は作品自体を塗装するのもよい。
なお造形作品を組み立てるためには机上面で安定させるための多少粘着性のあるシートやブロック相互を立体的に接着する市販の両面テープ(剥がし易い簡易接着式)等を用意するとよい。
ブロック構成部材の種類
A−1は両角度90度のブロックで長さ60mm、A−2は同角度で長さ30mm。
B−1は両角度45度のブロックで長さ60mm、B−2は同角度で長さ90mm。
B−3は両角度45度のブロックで長さ75mm.B−4は片角度45度で長さ30mm。
B−5は両角度45度のブロックで長さ30mm、B−6は片角度45度で長さ15mm。
C−1は両角度60度のブロックで長さ60mm。C−2は片角度60度で長さ30mm。
図2はブロック組み合わせの基本平面図形を示す。各ブロックの角度組み合わせにより構成図形が異なる。三角、四角、六角、八角、12角形などを同じブロック形や違うブロック形を使って組み合わせることができる。異種類のブロック組合わせ方法は多数あるがその一部を示す。
図3はブロック組み合わせの平面図形(絵的表現)の例を示す。ブロックの角度を利用し、又それを組み合わせ多種類の動植物や工作物などを絵的に表現できる。
図4はブロック組み合わせの立体造形の例で、比較的簡単に自立する状態で組み立てられる造形物。立体造形を自立させるには微妙な力のバランスを考慮する必要がある。
図5はブロック組み合わせの立体造形の例で、多少複雑であるが自立する状態で組み立てられる造形物。立体造形を上下に組み合わせるには部材の角度特性をうまく活用する必要がある。なお複雑な組み合わせをするブロック部材は、形状精度の高い事、サイズの同一性が必要となる。
図6はブロック組み合わせの立体造形でも自立は難しく、要所に部材同士の接合補助(両面テープ等)をして組み立てる例を示す。角度を持つ部材の特徴を生かし応用幅の広い方法である。使用する両面接着テープ等は安価で容易に剥がし易いものがよい。なお作品として長く保存するには剥がれにくいテープを使用する。
図7はブロック組み合わせのがかなり複雑な立体造形の例で、接合補助剤を使用して組み立てる。異なる角度のある部材を組み合わせることにより多様なアーチ型を形成できる。アーチ形を使う場合、微妙な高さとなるため、組み立て前に部材相互の接続の仕方を工夫する必要がある。なおアーチ状形成では歪易い為床面に多少粘着性のあるシートを使用すると組立てやすい。
素材は小形木材の精密加工によるブロックであり、間伐材や端材又廃材の使用が可能で木材資源の有効活用また木材リサイクルにも役立つ。加工は比較的容易で加工産業育成効果あり。又自然木である木に親しむ子供たちを育て、自然のやさしさ、素晴しさを知ることにもなる。
符号は使用する部材の種類を示す。A表示各番号は両角度90度(直角)のブロック、B表示各番号は角度45度のブロック、C表示各番号は角度60度のブロックを示す。
A−1のブロック(長さ60mm、両角度90度)
A−2のブロック(長さ30mm、両角度90度)
B−1のブロック(長さ60mm、両角度45度)
B−2のブロック(長さ75mm、両角度45度)
B−3のブロック(長さ90mm、両角度45度)
B−4のブロック(長さ30mm、片角度45度)
B−5のブロック(長さ30mm、両角度45度)
B−6のブロック(長さ15mm、片角度45度)
C−1のブロック(長さ60mm、両角度60度)
C−2のブロック(長さ30mm、片角度60度)
A−1のブロック(長さ60mm、両角度90度)
A−2のブロック(長さ30mm、両角度90度)
B−1のブロック(長さ60mm、両角度45度)
B−2のブロック(長さ75mm、両角度45度)
B−3のブロック(長さ90mm、両角度45度)
B−4のブロック(長さ30mm、片角度45度)
B−5のブロック(長さ30mm、両角度45度)
B−6のブロック(長さ15mm、片角度45度)
C−1のブロック(長さ60mm、両角度60度)
C−2のブロック(長さ30mm、片角度60度)
Claims (1)
- 両端に数種類の角度を有する事を特徴とする木製小片ブロックを使用し、これらを組み合わせることにより様々な絵的表現や立体造形を可能にするブロック遊具で、組み合わせの多様性が、幅広い年齢層対象に飽きの来ないかつ創造性を刺激する知育教育的ブロック遊具で、特に高齢者対象に手先と頭脳を刺激する効果のあるブロック遊具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001733U JP3217628U (ja) | 2018-04-24 | 2018-04-24 | 立体造形ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018001733U JP3217628U (ja) | 2018-04-24 | 2018-04-24 | 立体造形ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3217628U true JP3217628U (ja) | 2018-08-23 |
Family
ID=63245167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018001733U Active JP3217628U (ja) | 2018-04-24 | 2018-04-24 | 立体造形ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3217628U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7367117B1 (ja) | 2022-04-13 | 2023-10-23 | 均 五十嵐 | 玩具 |
-
2018
- 2018-04-24 JP JP2018001733U patent/JP3217628U/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7367117B1 (ja) | 2022-04-13 | 2023-10-23 | 均 五十嵐 | 玩具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Mamatov | PROJECTS OF MAKING CLAY AND PLASTIC TOYS IN PRE-SCHOOL EDUCATION. | |
RU2744062C2 (ru) | Составные конструкции из игровых конструкционных блоков | |
WO2016134651A1 (zh) | 虚拟积木系统 | |
JP3217628U (ja) | 立体造形ブロック | |
US20100314831A1 (en) | Jigsaw Puzzle | |
KR102519226B1 (ko) | 조립식 블록완구 소자 | |
US20170144081A1 (en) | Themed building toy | |
CN203648080U (zh) | 精密组合积木玩具 | |
JP3772135B2 (ja) | 竹材玩具とその製造方法 | |
RU141779U1 (ru) | Головоломка и игра-3d пазлы (варианты) | |
KR200222293Y1 (ko) | 입체 칠교놀이 조립기구 | |
JP3149263U (ja) | 形態把握演習器 | |
KR200271892Y1 (ko) | 찍찍이가 모든 면에 붙어있는 블록완구 | |
KR200496173Y1 (ko) | 입체 블록 형성용 놀이완구 | |
JP3224706U (ja) | 嵌め合せ玩具 | |
KR200218939Y1 (ko) | 십교놀이 세트 | |
WO2023033774A1 (en) | Multipurpose educational material | |
KR20220129798A (ko) | 멀티 탄성 블럭 | |
KR20210129834A (ko) | 우드블록 안전 연결구 | |
RU2541751C2 (ru) | Логическая игра "силуэт" | |
CN203736834U (zh) | 一种巧板玩具 | |
JPH0524398Y2 (ja) | ||
WO2013141763A2 (ru) | Головоломка и игра 3d пазлы (варианты) | |
JP2005342357A (ja) | 積み木ユニット構造 | |
JPH11119643A (ja) | 数量学習用教具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180608 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3217628 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |