JP3228573U - クリアシェード - Google Patents

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Abstract

【課題】自転車に道具や工具等を一切使用しないで設置でき、取り外し・折り畳み・収納しハンドルの操作性が損なわれない、雨天時の自転車用雨よけ具(クリアシェード)を提供する。【解決手段】X字状と平行状のアーチ型フレームに透明シートを四面張り付け、フレームの四隅にワンタッチ式ソケット2を有し、折り畳み式のクリアシェード1を構成する。前カゴを自転車本体フレームに、取付け金具3で設置することにより、前カゴとハンドル操作が切り離される。自転車の前カゴ左右と荷台後部の左右にワンタッチソケットと収納ケース4を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、雨天時にクリアシェードを自転車に設置図1に示すと、収納するまでに関するものである。
雨天時に自転車を使用する時、道路交通法改正後傘を差しての片手運転が出来なくなり、近年レインコート等の雨具を着用することが一般的となった。雨具を着用すると、通気性が悪いため発汗して蒸れる。そのため、不快な状態で自転車を運転することになる。
そこで雨よけ対策として、ルーフ型やアーチ型の屋根を取り付けるものがある。
(特許文献1・2参照)
特開2017−036022号公報 特開2011−157057号公報
特許文献1の先行技術は、エアーチューブに空気を入れるため、空気入れが必要となる。そのため、空気入れをと折り畳んだ透明防水シートを持ち運ばないといけない。また手動式の空気入れでは、空気の注入に時間がかかる。さらに、屋根型の雨よけをハンドル部に装着することで、ハンドルの操作性が損なわれるなどの問題がある。
特許文献2の先行技術は、ルーフの取り付け及び解体に時間がかかることや、ボルトを使用することから、工具が必要となる。また特許文献1同様、解体したルーフと工具を持ち運ばないといけない。籠部にルーフを装着することで、著しくハンドルの操作性が損なわれるなどの問題がある。
クリアシェードは、テント型のサンシェードをモチーフにした図2に示すグラスファイバー等(材質)のフレーム1Eに、透明シート1A・1B・1C・1Dを張り付けた構成である。また折り畳み式で、図3に示すようにフレームの四隅にワンタッチ式ソケット2A・2Bを有する。
本発明は、図1に示すようにクリアシェードを自転車に設置し、雨天時に運転者の防水を確保することで、自転車の快適な運転が出来ることを目的としている。また自転車とクリアシェードの着脱が短時間である。クリアシェードが瞬時に開き、簡単に収納出来ることが最も主要な特徴である。
クリアシェードの透明シート部分は、図2に示す自転車前方部面1Aと両側上部面1B・1Cをほぼ全面で、後方面1Dは上部に透明シートを張り、下部側は解放部を多く取り通気性を確保する構成である。
図3に示すように自転車の前カゴの前部左右の位置と、荷台後部の左右の位置にワンタッチ式ソケット2A・2Bを設置する。
自転車のハンドルは、180度超える可動範囲で前カゴも同様に動く。このまま前カゴにクリアシェードを設置すると、運転の操作性が損なわれクリアシェードにも負担がかかる。そこで前カゴを自転車から一旦取り外す。図1の3の位置に図4に示す取付け金具を、3aの箇所で自転車本体フレームに接続し前カゴを取り付ける。
折り畳んだクリアシェードを収納するため、図1の4に示す位置に自転車の後輪側部に収納ケース(施錠式)を設置する。
実施の説明1
設置方法
クリアシェードを自転車装着の収納ケースから取り出す。折り畳まれたクリアシェードを開く。
自転車側の4カ所のワンタッチ式ソケットに、クリアシェードのワンタッチ式ソケットをつなぎ合わせる。
実施の説明2
取り外し方法
自転車とクリアシェードをつなぐ、4カ所のワンタッチ式ソケットを取り外す。クリアシェードを折り畳みながら、自転車装着の収納ケースに収納する。
考案の効果
雨天時にクリアシェードを取り出し、クリアシェードを開き自転車に設置するまでの時間が短い。
自転車に設置したクリアシェードの前面部は、斜面になるため空気抵抗が少なく走行に支障が無い。またクリアシェードのシート部は、透明な素材を使用しているため運転時の視界を遮ることも無い。
レインコート等の雨具を着用することが無いため、蒸れることがなく自転車の快適な運転が出来る。
自転車からクリアシェードを取り外し、折り畳み収納するまでの時間が短い。
クリアシェードの脱着や折り畳みに道具や工具を使用しない。
自転車本体フレーム側に前カゴを付け替えたことで、前カゴがハンドル操作と切り離され、クリアシェードを設置してもハンドルの操作性を確保出来た。
クリアシェードを自転車に収納出来ることで、持ち運ぶ必要が無い。また、急な雨にも対応出来る。
一般的な自転車は、買い物や通勤・通学等の使用目的が多く、雨天時の目的地までの道のりに雨具による蒸れと、到着後濡れた雨具の保管方法。さらに、帰宅時に濡れたままの雨具を着ないといけないこと等の問題点から、本発明は上記の効果が問題解決できる大きな利点である。
図1は、クリアシェードの設置を示した説明図である。 図2は、クリアシェードの説明図である。 図3はクリアシェードと、自転車側のワンタッチ式ソケットを示した説明図である。(実施の説明1) 図4は、前カゴを自転車本体フレームに設置する取付け金具を示した説明図である。 図5は、クリアシェードの折り畳み方法を示した説明図である。(実施の説明2) 図6はクリアシェードを収納ボックスに装着すると、クリアシェードの収納状態を示した説明図である。(実施の説明2)
ワンタッチ式ソケットの脱着方法は、図3に示す2Aa部の側面を持ち押し出しながら凸部2Bを凹部2Aに差し込む。2Aa部を元に戻すと、凸部2Bがロックされ接続状態となる。取り外す時は、2Aa部を押し出しながら凸部2Bを抜く。
クリアシェードの折り畳み方は、図5の1示すようにクリアシェードを上下反転させる。左右のフレームを重ね丸く1aに形成する。更に丸く1bに形成する。
図6に示す4a収納ケースの蓋を開け、クリアシェード1cのようにワンタッチ式ソケットを4bの底面部に装着し、蓋4aを閉じて収納状態4dで鍵部4cを施錠する。蓋4aはプラスチック製で、収納ケース下部4bはカゴ状になっている。収納ケースは、自転車の後輪右側部に設置。
1 クリアシェード
2 ワンタッチソケット
3 取付け金具
4 収納ボックス

Claims (2)

  1. 2本のX字状に組むフレーム(1E)と、2本の平行状フレーム(1F)で構成されドーム型を形成する状態に、透明シートで前方面(1A)及び、左右測面(1B)(1C)と後方面(1D)を覆う。フレーム先端の4か所にワンタッチ式ソケット(2A)(2B)を配置する。
    上記を構成する自転車用雨よけ具を、クリアシェードと名付ける。
  2. 自転車の前方2箇所と後方2箇所に、ワンタッチ式ソケット(2A)(2B)配置する。自転車と折り畳み式のクリアシェードを、ワンタッチ式ソケット(2A)(2B)で着脱する。収納ケースを自転車に有し、装着と収納を簡素化したところを特徴とするクリアシェード。
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