JP2017036022A

JP2017036022A - 自転車に装着する簡易屋根

Info

Publication number: JP2017036022A
Application number: JP2015167251A
Authority: JP
Inventors: 孝幸清水; Takayuki Shimizu
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2015-08-10
Filing date: 2015-08-10
Publication date: 2017-02-16

Abstract

【課題】走行中の自転車に取り付け、取外し、携帯にも便利な雨よけを提供する。【解決手段】柔軟性のあるチューブを使用し、はしご型のエアーフレーム１を形成しエアーフレーム１に囲まれた雨よけはシート状の防水面を形成し適所に空気を入れる（出す）エアーバルブ５を設ける。自転車の大きさに対応する為にエアーフレーム１の長手両端部にそれぞれ伸縮自在ジョイント４を設け、伸縮自在ジョイント４の末端に自転車に取り付ける脱着式の取付け部３を設ける。このように形成されたエアーフレーム・シート体は前かごやハンドルから後方へアーチ状に延びて、後方リアフレームや荷台等に取り付けて使用される。以上を特徴とする自転車に装着する簡易屋根。【選択図】図１

Description

本発明は雨天時、自転車に装着する簡易屋根に関するものである。

２０１５年６月の道路交通法の改正に伴い、自転車の取り締まりが強化される事になった。その背景には自転車の違反による事故の増加がある。
違反行為の１つに傘差し運転があり、それを回避する為に傘立て器具が使用されているが、市販されている傘を取り付けると積載装置の幅に０、３メートルを加えた長さを超えてしまい違反となる。
それを解決する為にアーチ状の屋根が元々付いている自転車やその屋根部分のみの雨よけもある（特許文献１参照）。

特開２０１１−１５７０５７号公報

雨天時に自転車を運転する時、違反の無いように乗るにはレインコートやポンチョを着用するのが簡単で一般的である。しかし、持ち運びの際に、かさ張る、着用時に重くて疲れる、蒸れる等の問題点もあり、濡れずに運転できるにもかかわらず使用されない事も多い。またレインコートやポンチョに付いているフードは視野を狭め、前後左右の安全確認が難しい為大変危険である。
特許文献１に示される先行技術は、取り付け取外しに時間がかかる為、急な天候の変化に素早く対応する事が出来ない。
本発明は以上の問題点を解決するものである。

柔軟性のあるチューブを使用して、はしご型のエアフレームを形成し、各枠間をシート状の透明な防水面、即ち透明防水シート面を形成し適所に空気を入れる（出す）ためのエアーバルブを設ける。自転車の大きさに対応する為にエアーフレームの長手両端部にそれぞれ伸縮自在ジョイントを設け、伸縮自在ジョイントの末端に自転車に取付ける脱着式の取付け部を設ける。
このように形成されたエアーフレーム・シート体は、ハンドルや前かごから後方へアーチ状に延びて、後方リヤフレームや荷台等に取付けて使用される。
以上を特徴とする自転車に装着する簡易屋根である。

雨天時にレインウエアを着用するよりも安全且つ快適に自転車走行ができ、従来の雨よけとは異なり、小さく折り畳む事で晴天時には荷物かごに携帯しての走行が可能である。折畳む方法も、空気を抜き、くるくると巻くだけで良いので迅速に行え、持ち運びにも便利である。また装着時には、空気を入れれば直ちに使用が可能となり、急な天候の変化にも対応する事が出来る。
柔かいチューブで出来たエアーフレームとシート面で構成されているている為、人や物との接触や転倒の際にも安全で、しなやかに曲がる事でエアーフレーム自体の破損も免れ、また透明シートなので、視界を邪魔する事も無く安全である。

本発明の実施例を示す斜視図本発明の斜視図本発明の折りたたまれた状態を示す斜視図

以下本発明の実施の形態を説明する。
（イ）空気を入れて膨らませるはしご型のエアーフレーム（１）に、透明防水シート面（２）の雨よけを設ける。
（ロ）エアーフレーム（１）に空気を入れる（出す）ためのエアーバルブ（５）を設ける。
（ハ）エアーフレーム（１）の前方２ヶ所、後方２ヶ所に伸縮自在ジョイント（４）を設ける。
（ニ）４本の伸縮自在ジョイント（４）の先端には自転車とエアーフレーム（１）を繋ぐ脱着式取付け部（３）を設ける。
本発明を使用する時は、エアーバルブ（５）から空気を入れてエアーフレーム（１）を膨らませ、伸縮自在ジョイント（４）を自転車に合わせて調節し、前方はハンドル、かご等後方はリアフレーム、荷台等に脱着式取付け部（３）で固定する。
また、折り畳む際にはエアーバルブ（５）を回して開き、手で押しながら空気を出し、薄く平になった状態で一方の端から巻きくるめれば、コンパクトになり収納も便利である。

１エアーフレーム２透明防水シート面３脱着式取付け部
４伸縮自在ジョイント５エアーバルブ

Claims

柔軟性のあるチューブを使用して、はしご型のエアーフレームを形成し、各枠間をシート状の透明な防水面、即ち透明防水シート面を形成し適所に空気を入れる（出す）ためのエアーバルブを設け、自転車の大きさに対応する為にエアーフレームの長手両端部にそれぞれ伸縮自在ジョイントを設け、伸縮自在ジョイントの末端に自転車に取付ける脱着式の取付け部を設け、このように形成されたエアーフレーム・シート体は前かごやハンドルから後方へアーチ状に延びて、後方リアフレームや荷台等に取付けて使用される事を特徴とする自転車に装着する簡易屋根。