JP4690500B1 - 自転車 - Google Patents
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Abstract
【課題】
転倒した時などハンドルが曲がる、雨天時や太陽の日差しに対する解決策、急停車した時に身体のバランスをサポートする補助具などの問題点がある。そこで自転車のハンドルを曲がらない場所に曲がらない方法で取り付け、安全な場所に屋根・傘を取り付け、身体のバランスをサポートする補助具を自転車に取り付けることを課題としている。
【解決手段】
車体フレーム2の前端部に取り付けたヘッドパイプ3に、このヘッドパイプ3の上端より突出しないようにフォークポスト1を回動自在に設け、このフォークポスト1の下端とフォーク6の連結具5との間に一本のハンドル8又は二本のハンドル18を取り付け、ヘッドパイプ3の上端部7に屋根支持体16、ボディーレスト用の支持体17を取り付け、この屋根支持体16に屋根13、ボディーレスト用の支持体17にボディーレスト12を取り付けた構成である。
【選択図】 図4
転倒した時などハンドルが曲がる、雨天時や太陽の日差しに対する解決策、急停車した時に身体のバランスをサポートする補助具などの問題点がある。そこで自転車のハンドルを曲がらない場所に曲がらない方法で取り付け、安全な場所に屋根・傘を取り付け、身体のバランスをサポートする補助具を自転車に取り付けることを課題としている。
【解決手段】
車体フレーム2の前端部に取り付けたヘッドパイプ3に、このヘッドパイプ3の上端より突出しないようにフォークポスト1を回動自在に設け、このフォークポスト1の下端とフォーク6の連結具5との間に一本のハンドル8又は二本のハンドル18を取り付け、ヘッドパイプ3の上端部7に屋根支持体16、ボディーレスト用の支持体17を取り付け、この屋根支持体16に屋根13、ボディーレスト用の支持体17にボディーレスト12を取り付けた構成である。
【選択図】 図4
Description
本発明は、自転車の構造に関する。
自転車のハンドルはヘッドパイプの上端から挿入したフォークポストを捻子で締めて固定しているので、自転車が転倒した時などにハンドルが曲がる事がある。自転車を運転している人は、雨天時や太陽の日差しに対して長年有効な解決策はなく、レインコートを着るか、外出しないか、傘をさしている。傘は開閉することが簡単にできるが、傘の直径が自転車の幅より大きいので、通行人に対して危険である。また屋根付き自転車が普及しない原因として、屋根を支持する支持体を固定する場所、方法と屋根の形状にあると考えられる。そして、急停車した時に身体のバランスをサポートする補助具があれば怪我を防ぐことができる。
特許文献1は、前輪6上部のフレームを構成するフォークポスト2に、ハンドルパイプ3を回転自在に装着した自転車のハンドル構造において、前記ハンドルパイプ3は、前記フォークポスト2の上端部から後方に向けてほぼ水平に延びる水平部3aと、この水平部3aの後端部から上方に延びる上方延伸部3bとからなり、前記水平部3aの上に積載スペースを形成した構造である。
特許文献2は、左右のハンドル3を下方に折り畳み、車体2に固定することにより、前輪1aを真直ぐに固定すると共に自転車1を引き出す際にハンドル3が他の自転車に引っかからないようにする構造である。
特許文献3は、自転車Bの前部に伸縮シャフト10を取り付ける。伸縮シャフト10には細い側の筒11Uを太い側の筒11Mから出た状態でロックするロック機構30を設ける。先端の最細の筒11Uの先端部に、幌20を後方へ展開・折り畳みに取り付ける。この幌20の折り畳み動作に連動して、前記ロック機構30のロックを解除するロック解除機構70を、更に設ける構造である。
特許文献4は、平面視略U字状に形成されるとともに、側面視略アーチ状に形成されたパイプ材から成る枠体2と、枠体2の前面部側を保持する支持フレーム3と、枠体2に取り付けられたルーフ部材4とから構成され、枠体2は、前面部側が、自転車10のハンドル14と同程度若しくはハンドル14よりも幅広となるように形成されている構造である。
転倒した時などハンドルが曲がる、雨天時や太陽の日差しに対する解決策、急停車した時に身体のバランスをサポートする補助具などの問題点がある。そこで自転車のハンドルを曲がらない場所に曲がらない方法で取り付け、安全な場所に屋根を取り付け、身体のバランスをサポートする補助具を自転車に取り付けることを課題としている。
車体フレーム2の前端部に取り付けたヘッドパイプ3に、このヘッドパイプ3の上端より突出しないようにフォークポスト1を回動自在に設け、このフォークポスト1の下端とフォーク6の連結具5との間に一本のハンドル8又は二本のハンドル18を取り付け、ヘッドパイプ3の上端部7に屋根支持体16、ボディーレスト用の支持体17を取り付け、この屋根支持体16に屋根13、ボディーレスト用の支持体17にボディーレスト12を取り付けた構成である。
自転車のヘッドパイプ3の上端より突出しないようにフォークポスト1を回動自在に設け、一本のハンドル8又は二本のハンドル18を連結部5又はフォークポスト1の露出部11に固定して取り付けることにより、ハンドル8、18は曲がらない。ヘッドパイプ3の上端部7に一本又は二股に分かれた屋根支持体16、ボディーレスト用の支持体17を取り付けることができるので、屋根13、ボディーレスト12を取り付けることができる。ボディーレスト12は、急停車した時に胸近傍がボディーレスト12で止まり、身体のバランスを崩さないようにサポートして怪我を防ぐことができる。
フォークポスト1をヘッドパイプ3の上端より突出しないように挿入し、このフォークポスト1の下端にこの下端と連結部5の上面が接するか、又はこの下端と連結部5の上面との間にフォークポスト1が露出するように露出部11を設けるかして、ヘッドパイプ3の下端に連結部5を取り付け、連結部5又はフォークポスト1の露出部11に、一本のハンドル8又は左右2本のハンドル18、18が左右対称に固定して取り付け、ヘッドパイプ3の上端部7には屋根13を取り付けるための屋根支持体16、ボディーレスト12を取り付けるための支持体17を取り付ける構成である。
そこで、本発明の請求項1記載の自転車(以下、本発明1と言う)は、前輪4上部の車体フレーム2を構成するヘッドパイプ3にフォークポスト1を回転自在に装着したハンドルを有する自転車であって、フォークポスト1をヘッドパイプ3の上端より突出しないように挿入し、このフォークポスト1の下端にこの下端と連結部5の上面が接するか、又はヘッドパイプ3の下端と連結部5の上面との間にフォークポスト1が露出するように露出部11を設けるかして、ヘッドパイプ3の下端に連結部5を取り付け、さらに、上記連結部5又は上記フォークポスト1の露出部11に、一本のハンドル8又は左右2本のハンドル18、18が左右対称に固定されて取り付けられていて、上記ヘッドパイプ3の上端部7から進行方向に対して後方上方に延びる支持体17を設け、この支持体17の後端の運転している人の胸近傍に、略方形又は円形のボディーレスト12が取り付けられ、上記ヘッドパイプ3の上端部7又は上記支持体17に、一本又は二股に分かれた屋根支持体16が立設されていて、この屋根支持体16に屋根13が取り付けられていることを特徴としている。
本発明1で言うフォークポスト1とは、フォーク6の上端の連結部5に立設したパイプであり、ヘッドパイプ3の内腔に挿入しハンドルを回すことによって回動するように成されたパイプのことである。
従来、ヘッドパイプ3の上下端部に設けたベアリングによりハンドルを取り付けたハンドルポストが回動自在に取り付けられているので、フォークポスト1をヘッドパイプ3の上端より突出しないように挿入し、ヘッドパイプ3の上下端部にベアリング設け、ヘッドパイプ3の上端に設けた捻子を締め付け、フォークポスト1が抜けないように回動自在に設けることは可能である。また、ヘッドパイプ3の上端に蓋をすることも可能である。
実施の形態の一例として、第1a図は本発明1のハンドル8を連結部5に取り付けた斜視図である。フォークポスト1をヘッドパイプ3の上端より突出しないように挿入し、このフォークポスト1の下端にこの下端と連結部5の上面が接するように連結部5を取り付け、この連結部5の進行方向側に一本のハンドル8が左右対称に固定されていることを示している。
実施の形態の一例として、第1b図は本発明1のハンドル8をフォークポスト1の露出部11に取り付けた斜視図である。フォークポスト1をヘッドパイプ3の上端より突出しないように挿入し、このフォークポスト1の下端にこの下端と連結部5の上面との間にフォークポスト1が露出するように露出部11を設け、この露出部11の前面に一本のハンドル8が左右対称に固定されていることを示している。
実施の形態の一例として、第2a図は本発明1の左右2本のハンドル18を連結部5に取り付けた斜視図である。フォークポスト1をヘッドパイプ3の上端より突出しないように挿入し、このフォークポスト1の下端にこの下端と連結部5の上面が接するように連結部5を取り付け、この連結部5の両側端に左右2本のハンドル18が左右対称に固定されていることを示している。
実施の形態の一例として、第2b図は本発明1の左右2本のハンドル18をフォークポスト1の露出部11に取り付けた斜視図である。フォークポスト1をヘッドパイプ3の上端より突出しないように挿入し、このフォークポスト1の下端にこの下端と連結部5の上面との間にフォークポスト1が露出するように露出部11を設け、この露出部11に左右2本のハンドル18が左右対称に固定されていることを示している。
本発明1のハンドル8、18は、フォークポスト1の下端に設けた連結部5の前面、両端面、フォークポスト1の露出部11に取り付けることにより、転倒した時にハンドル8、18が曲がることはなく、フォークポスト1を介さず直接フォーク6に取り付けた車輪4の操作ができ、重いものを載せてもハンドル8、18を取られることなく安定したハンドル操作ができる。
ボディーレスト12とは、運転している人の胸近傍に位置して、運転している人の胸との間に間隔を開けて設けることにより、急ブレーキなど運転している人が不意に前傾するような状態になった時、ボディーレスト12で身体が止まり身体のバランスが崩れないので安全に自転車を止めることができる。ボディーレスト12は、身体と平行になるように設け、身体の形状に合えば良く大きさ、形状は限定しない。
実施の形態の一例として、第3a図は本発明1のボディーレスト12を取り付けた自転車の側面図である。ヘッドパイプ3の上端部7から進行方向に対して後方上方に延びる支持体17を設け、この支持体17の後端の運転している人の胸近傍に、略方形のボディーレスト12を取り付けたことを示している。このボディーレスト12とサドルとの間は、自転車の乗り降りに影響しない程度の間隔を設けている。
実施の形態の一例として、第3b図は本発明1のボディーレスト12を取り付けた高齢者用自転車の傾斜図である。フォークポスト1の下端に上面が略水平のコ字状で下辺が開口している車輪支持体9を取り付け、この車輪支持体9の下端に逆ハ字状前二輪機構22を取り付けた安全な高齢者用前二輪の三輪自転車を示している。
この三輪自転車のヘッドパイプ3の上端から進行方向に対して後方上方に延びる支持体17を設け、この支持体17の後端の運転している人の胸近傍に、略方形のボディーレスト12が取り付けることにより、運転している時、不意の飛び出しに対して急ブレーキをかけても転倒しないように人を防御することができる。このボディーレスト12とサドルとの間は乗り降りに影響しない程度の間隔を設けている。本発明1のボディーレスト12の材質は、サドルと同様の合成皮革、ゴム、スポンジ、プラスチックなどである。
実施の形態の一例として、第4a図は本発明1の屋根支持体16が支持体17に取り付けられている自転車の側面図である。ヘッドパイプ3の上端部7から後方上方に延びる支持体17に、二股に分かれた屋根支持体16が立設され、この屋根支持体16に屋根13が取り付けられていることを示している。降雨時は、交通量の少ない道路を走ることができ、太陽の日差しの強い時には、屋根13により快適に自転車に乗ることができる。
実施の形態の一例として、第4b図は本発明1の屋根13がヘッドパイプ3の上端部7に取り付けられている逆ハ字状前二輪機構22を取り付けた安全な高齢者用前二輪の三輪自転車を示している。
実施の形態の一例として、本発明1の屋根13の材質は、職布、撥水加工の職布、プラスチック、ソーラーパネル、紫外線遮断フィルム、熱線遮断フィルムなどである。屋根支持体16の材質は、アルミ、ステンレス、グラスファイバー、プラスチックなどである。
以上のように、自転車のヘッドパイプ3の上端より突出しないようにフォークポスト1を回動自在に設け、一本のハンドル8又は二本のハンドル18を連結部5又はフォークポスト1の露出部11に固定して取り付けることにより、ハンドル8、18は曲がらない。ヘッドパイプ3の上端部7には、屋根支持体16に取り付けた屋根13を取り付け、ボディーレスト用の支持体17に取り付けたボディーレスト12は、急停車した時にボディーレスト12で身体のバランスを崩さないようにサポートして怪我を防ぐことができる。降雨時、太陽の日差しから身体を守る安全な自転車として適している。
1 フォークポスト
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
4 前輪
5 連結部
6 フォーク
7 上端部
8 ハンドル
9 車輪支持体
10 軸
11 露出部
12 ボディーレスト
13 屋根
16 屋根支持体
17 支持体
18 ハンドル
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
4 前輪
5 連結部
6 フォーク
7 上端部
8 ハンドル
9 車輪支持体
10 軸
11 露出部
12 ボディーレスト
13 屋根
16 屋根支持体
17 支持体
18 ハンドル
Claims (1)
- 前輪(4)上部の車体フレーム(2)を構成するヘッドパイプ(3)にフォークポスト(1)を回転自在に装着したハンドルを有する自転車であって、フォークポスト(1)をヘッドパイプ(3)の上端より突出しないように挿入し、このフォークポスト(1)の下端にこの下端と連結部(5)の上面が接するか、又はヘッドパイプ(3)の下端と連結部(5)の上面との間にフォークポスト(1)が露出するように露出部(11)を設けるかして、ヘッドパイプ(3)の下端に連結部(5)を取り付け、さらに、上記連結部(5)又は上記フォークポスト(1)の露出部(11)に、一本のハンドル(8)又は左右2本のハンドル(18、18)が左右対称に固定されて取り付けられていて、上記ヘッドパイプ(3)の上端部(7)から進行方向に対して後方上方に延びる支持体(17)を設け、この支持体(17)の後端の運転している人の胸近傍に、略方形又は円形のボディーレスト(12)が取り付けられ、上記ヘッドパイプ(3)の上端部(7)又は上記支持体(17)に、一本又は二股に分かれた屋根支持体(16)が立設されていて、この屋根支持体(16)に屋根(13)が取り付けられていることを特徴とする自転車。
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