JP3228532U - 積載物被覆装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】積載物を安全に被覆することができる積載物被覆装置を提供する。【解決手段】ロール10とモータ20とシート30とリモートコントローラとを有する。ロール10は、貨物自動車1の荷台2前方に荷台2の幅方向に沿って伸びるよう取り付けられる。モータ20は、ロール10を正転および逆転可能である。シート30は、ロール10の側面に一端が取り付けられてロール10に巻き付けられ、広げたとき荷台2に積載される積荷4を被覆可能である。リモートコントローラは、モータ20を正転、逆転および停止可能なロール用スイッチを有している。【選択図】図1
Description
本考案は、貨物自動車で用いられる積載物被覆装置に関する。
従来、貨物自動車に積載される積載物にシートを動力で被せる積載物被覆装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の積載物被覆装置では、ワイヤーとウインチを必要とするため、ワイヤーが積載物に引っ掛かったりワイヤーが切れたりする危険性があるという課題があった。
本考案は、このような課題に着目してなされたもので、積載物を安全に被覆することができる積載物被覆装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る積載物被覆装置は、貨物自動車の荷台前方に荷台の幅方向に沿って伸びるよう取り付けられるロールと、前記ロールを正転および逆転可能なモータと、前記ロールの側面に一端が取り付けられて前記ロールに巻き付けられ、広げたとき前記荷台に積載される積荷を被覆可能なシートとを、有することを特徴とする。
本考案に係る積載物被覆装置において、貨物自動車の荷台に積載された積荷を被覆する場合、モータを正転させてロールを正転させる。ロールの回転によりシートが広げられ、荷台の積荷を被覆することができる。積荷の上からシートを外す場合、モータを逆転させてロールを逆転させる。ロールの逆転によりシートがロールに巻き取られ、積荷の上からシートを外すことができる。本考案に係る積載物被覆装置は、ワイヤーおよびウインチを用いず、シートを巻き付けたロールをモータにより回転させるため、ワイヤーが積載物に引っ掛かったりワイヤーが切れたりする危険性がなく、積載物を安全に被覆することができる。
本考案に係る積載物被覆装置は、前記荷台の両側のあおりの上縁に沿ってそれぞれ伸びるよう取り付けられた1対のシャフトと、前記シャフトを正転および逆転可能なシャフト用モータと、各シャフトに側縁が取り付けられた1対のシート板と、前記モータを正転、逆転および停止可能なロール用スイッチと、前記シャフト用モータを正転、逆転および停止可能なシート板用スイッチとを有するリモートコントローラとを、有することが好ましい。
この場合、シート板を積荷側に閉じるよう倒すとき、リモートコントローラのシート板用スイッチを正転オンにし、シャフト用モータを正転させて各シャフトを正転させる。シャフトの正転により各シート板が積荷側に閉じるよう倒れ、積荷が荷台からこぼれ落ちたり飛散したりするのを防ぐことができる。シート板を荷台の外側に開くよう倒すときには、リモートコントローラのシート板用スイッチを逆転オンにし、シャフト用モータを逆転させてシャフトを逆転させる。シャフトの逆転により各シート板を荷台の外側に開くよう倒すことができる。また、リモートコントローラのロール用スイッチを正転オンにすれば、積荷をシートで被覆することができ、ロール用スイッチを逆転オンにすれば、積荷の上からシ−トを外すことができる。
本考案によれば、積載物を安全に被覆することができる積載物被覆装置を提供することができる。
以下、図面に基づき、本考案の実施の形態について説明する。
図1〜図5は、本考案の実施の形態の積載物被覆装置を示している。
積載物被覆装置は、ロール10とモータ20とリモートコントローラ(図示せず)とシート30とを有している。
図1、図4および図5に示すように、ロール10は、ケース状のベース11の内部に収容されている。ベース11は貨物自動車1の荷台2の前方にあるガードフレーム3に取り付けられ、ロール10は荷台2の幅方向に沿って伸びるよう取り付けられる。ロール10の一端には、ギヤ12が固定されている。ロール10は、シールドベアリング13を有している。モータ20は、電動でギヤ21を正転および逆転可能となっており、チェーン22を介してロール10のギヤ12を駆動させ、ロール10を正転および逆転可能である。リモートコントローラは、モータ20を正転、逆転および停止可能なロール用スイッチを有している。
図1〜図5は、本考案の実施の形態の積載物被覆装置を示している。
積載物被覆装置は、ロール10とモータ20とリモートコントローラ(図示せず)とシート30とを有している。
図1、図4および図5に示すように、ロール10は、ケース状のベース11の内部に収容されている。ベース11は貨物自動車1の荷台2の前方にあるガードフレーム3に取り付けられ、ロール10は荷台2の幅方向に沿って伸びるよう取り付けられる。ロール10の一端には、ギヤ12が固定されている。ロール10は、シールドベアリング13を有している。モータ20は、電動でギヤ21を正転および逆転可能となっており、チェーン22を介してロール10のギヤ12を駆動させ、ロール10を正転および逆転可能である。リモートコントローラは、モータ20を正転、逆転および停止可能なロール用スイッチを有している。
シート30は、長方形状で、荷台2の長さよりやや長く、荷台2の幅よりやや広い大きさを有している。図2および図3に示すように、シート30は、ロール10の側面に一端が取り付けられてロール10に巻き付けられ、広げたとき荷台2に積載される積荷4を被覆可能となっている。シート30の他端には、シート30の幅で伸びる錘棒31が取り付けられている。錘棒31には、固定用のロープ32が取り付けられている。
上述の積載物被覆装置において、貨物自動車1の荷台2に積載された積荷4を被覆する場合、リモートコントローラのロール10用スイッチを正転オンにし、モータ20を正転させてロール10を正転させる。ロール10の回転によりシート30が広げられ、荷台2の積荷4を被覆することができる。被覆の際には、ロープ32を持って、荷台2の後方まで錘棒31を引っ張り、ロープ32を荷台2の後部の車体に結わえ付けるようにする。
積荷4の上からシート30を外す場合、ロープ32を車体から外し、ロール用スイッチを逆転オンにし、モータ20を逆転させてロール10を逆転させる。ロール10の逆転によりシート30がロール10に巻き取られ、積荷4の上からシート30を外すことができる。本考案に係る積載物被覆装置は、ワイヤーおよびウインチを用いず、シート30を巻き付けたロール10をモータ20により回転させるため、ワイヤーが積載物に引っ掛かったりワイヤーが切れたりする危険性がなく、積載物を安全に被覆することができる。
図6に示すように、積載物被覆装置は、荷台2の両側のあおり23の上縁に沿って設けられた1対のシート板24をリモートコントローラにより作動可能となっていてもよい。
この場合、積載物被覆装置は、1対のシャフトとシャフト用モータと1対のシート板24とを有している。各シャフトは、荷台2の両側のあおり23の上縁に沿ってそれぞれ伸びるよう取り付けられている。シャフト用モータは、各シャフトを正転および逆転可能となっている。各シート板24は、積載物の飛散防止用のシート板であり、各シャフトに側縁が取り付けられている。リモートコントローラは、ロール用スイッチのほか、シャフト用モータを正転、逆転および停止可能なシート板用スイッチを有している。
この場合、積載物被覆装置は、1対のシャフトとシャフト用モータと1対のシート板24とを有している。各シャフトは、荷台2の両側のあおり23の上縁に沿ってそれぞれ伸びるよう取り付けられている。シャフト用モータは、各シャフトを正転および逆転可能となっている。各シート板24は、積載物の飛散防止用のシート板であり、各シャフトに側縁が取り付けられている。リモートコントローラは、ロール用スイッチのほか、シャフト用モータを正転、逆転および停止可能なシート板用スイッチを有している。
この積載物被覆装置では、シート板24を積荷側に閉じるよう倒すとき、リモートコントローラのシート板用スイッチを正転オンにし、シャフト用モータを正転させて各シャフトを正転させる。シャフトの正転により各シート板24が積荷側に閉じるよう倒れ、積荷4が荷台2からこぼれ落ちたり飛散したりするのを防ぐことができる。シート板24を荷台2の外側に開くよう倒すときには、リモートコントローラのシート板用スイッチを逆転オンにし、シャフト用モータを逆転させてシャフトを逆転させる。シャフトの逆転により各シート板24を荷台2の外側に開くよう倒すことができる。
1 貨物自動車
2 荷台
3 ガードフレーム
4 積荷
10 ロール
11 ベース
12 ギヤ
13 シールドベアリング
20 モータ
21 ギヤ
22 チェーン
23 あおり
24 シート板
30 シート
31 錘棒
32 ロープ
2 荷台
3 ガードフレーム
4 積荷
10 ロール
11 ベース
12 ギヤ
13 シールドベアリング
20 モータ
21 ギヤ
22 チェーン
23 あおり
24 シート板
30 シート
31 錘棒
32 ロープ
Claims (2)
- 貨物自動車の荷台前方に荷台の幅方向に沿って伸びるよう取り付けられるロールと、
前記ロールを正転および逆転可能なモータと、
前記ロールの側面に一端が取り付けられて前記ロールに巻き付けられ、広げたとき前記荷台に積載される積荷を被覆可能なシートとを、
有することを特徴とする積載物被覆装置。 - 前記荷台の両側のあおりの上縁に沿ってそれぞれ伸びるよう取り付けられた1対のシャフトと、
前記シャフトを正転および逆転可能なシャフト用モータと、
各シャフトに側縁が取り付けられた1対のシート板と、
前記モータを正転、逆転および停止可能なロール用スイッチと、前記シャフト用モータを正転、逆転および停止可能なシート板用スイッチとを有するリモートコントローラとを、
有することを特徴とする請求項1記載の積載物被覆装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020003528U JP3228532U (ja) | 2020-08-20 | 2020-08-20 | 積載物被覆装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020003528U JP3228532U (ja) | 2020-08-20 | 2020-08-20 | 積載物被覆装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3228532U true JP3228532U (ja) | 2020-10-29 |
Family
ID=72916004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020003528U Active JP3228532U (ja) | 2020-08-20 | 2020-08-20 | 積載物被覆装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3228532U (ja) |
-
2020
- 2020-08-20 JP JP2020003528U patent/JP3228532U/ja active Active
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