JP3228333B2 - 携帯型pcなどのキャリングケース - Google Patents

携帯型pcなどのキャリングケース

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JP3228333B2 JP31344698A JP31344698A JP3228333B2 JP 3228333 B2 JP3228333 B2 JP 3228333B2 JP 31344698 A JP31344698 A JP 31344698A JP 31344698 A JP31344698 A JP 31344698A JP 3228333 B2 JP3228333 B2 JP 3228333B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型ワープロ、
携帯型PC(パソコン)などのキャリングケースに関
し、特に、PCなどを使用する際、ケースがスタンドと
して機能することができるキャリングケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキャリングケースは、携
帯の際にはPCなどをケース内部に収納し、また、収納
したままで、PCなどを使用する時には、ケースの一部
を利用して、専用のスタンドとするという二つの使用形
態を持っている。例えば、特開昭60−49418号公
報には、回転自在で、かつ、2分割された蓋を、リンク
機構で結合する手段により、PC収納時には収納ケース
とし、また、収納した状態のまま、PCなどを使用する
時にはPC専用スタンドとして使用することができるキ
ャリングケースの構成が開示されている。また、特開昭
60−49419号公報には、PCの収納部をカバーす
る蓋に、折りたたみ自在の脚を設けることにより、収納
したPC使用時には、これをPC専用スタンドとして使
用するキャリングケースの構成が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここでの第1の問題点
は、上述のキャリングケースの構造では、PC専用スタ
ンドとして使用する際に、その使用場所によっては、P
Cを操作するレベル(高さ)が変化してしまうことであ
る。つまり、快適な操作をするためには、PC専用スタ
ンドの高さを調節するための机や台もしくは、PC専用
スタンドの高さにあった椅子などが備わった所要の環境
が必要であった。例えば、公園のベンチ、会社のロビ
ー、待合い室、車の中など、PC専用スタンドを設置す
るための適当な机、もしくは台、あるいは、適当な高さ
の椅子がない場所では、PCの操作がし辛いということ
である。その理由は、上述のキャリングケースを、専用
スタンドとして使用する場合、構造上、スタンドの高さ
が一定となるためである。
【0004】また、第2の問題点は、上述のキャリング
ケースをPC専用スタンドとして使用する際には、スタ
ンドが動いて操作ミスを起こし易いことである。その理
由は、スタンドを固定する手段が設けられてないことに
ある。
【0005】更に、第3の問題点は、PC専用スタンド
として使用する際、可成りの場所を占めるということで
ある。つまり、オペレーターが座るスペース以外に、P
C専用スタンドを設置するための場所が必要になる。そ
の理由は、在来のキャリングケースでは、オペレーター
が座って、PCなどを使用する際、オペレーターの膝の
上などに設置する(あるいは固定する)ための手段が設
けられていない。
【0006】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、携帯型ワープロ、PC
などを、机などの、設置する台のない場所でも、快適な
操作が実現できる構成のキャリングケースを提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
ケース内に携帯型PCなどを収納し、前記ケースの蓋を
解放することで、内部の携帯型PCなどをそのまま使用
できるように構成したキャリングケースにおいて、少な
くとも、前記ケースの稜線に沿って折り畳まれる支持ロ
ッド、および、前記支持ロッドを介して前記ケースに接
続されると共に前記ケースの開口縁部の稜線に沿って折
り畳まれる方形の外枠からなり、前記支持ロッドはスタ
ンドとして、また、前記外枠はスタンド台として、前記
ケースを支持するように、半固定手段を介して、その折
り畳み位置から使用位置へと形態を変えられる構造であ
ることを特徴とする。
【0008】特に、本発明の実施の形態としては、前記
蓋は、外枠と共に移動される構造になっていること、前
記ケースは、底辺の縁を構成する第2の外枠と、四隅か
ら立ち上がる支柱とを有し、それらの支柱の1個が前記
支持ロッドの一部として反転できるように構成してある
こと、更には、前記半固定手段は、前記外枠に対する支
持ロッドの接合回動部分および関節部分に設けられてい
ることが好ましい。
【0009】従って、前記ケース内に収納したワープ
ロ、PCなどを取り出すことなく、収納したままで、前
記支持ロッドを介して、前記外枠をケースの稜線から離
し、これによって、前記支持ロッドおよび外枠を、それ
ぞれ、スタンド、スタンド台として使用することがで
き、しかも、半固定手段の働きで、スタンド高さを適宜
に設定できるから、例えば、外枠を、椅子などの腰掛け
る場所とオペレーターの尻の間に挟むことにより、スタ
ンド自身を固定するなどの使用態様で、好ましい姿勢で
利用できる。
【0010】このようにして、携帯先において、ワープ
ロ、PCなどを設置するための適当な机もしくは台など
がない場合でも、スピーディーに快適な操作環境が実現
される。さらに、あらゆる高さの椅子あるいはその他、
腰掛ける場所において、その腰掛けの高さに関係なく、
常に、一定のポジション(レベル)で、ケース内のワー
プロ、PCなどを快適に操作でき、また、スタンド使用
時においても、両足が解放され、安定した操作環境が実
現される。さらに、スタンド使用時でも、特別な場所を
とらない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら具体的に説明する。図1、図2
は、本発明に係わるワープロ、PCなどのキャリングケ
ースの外観構成を示しており、特に、図1は、上蓋1を
閉じた状態のキャリングケースとして、ワープロ、PC
などを持ち運ぶ際の状態を、また、図2は、上蓋1を開
いて、支持ロッド、外枠をケース本体から離して、スタ
ンドとして使用する際の状態を示している。
【0012】ここで、ケース本体は、上蓋1、下面板
2、側面板3a、3b、底面板4、および、取っ手6を
有する上面板5で、方形の容器に構成され、しかも、そ
のケース本体の開口縁部の稜線に沿って、上蓋1と共に
スタンド台を構成する直方形の外枠(これは4個の棒状
の枠部材25で構成される)が折り畳まれている。
【0013】また、前記支持ロッドはスタンドとして、
また、前記外枠はスタンド台として、前記ケースを支持
するように、半固定手段を介して、その折り畳み位置か
ら使用位置へと形態を変えられる構造である。なお、こ
こで示す半固定手段とは、収納物としてのワープロ、P
Cなどの荷重、ケース本体の荷重、並びに、PCなどの
操作に際して負荷される動荷重の全荷重では、固定状態
を解除されないが、携帯の状態(折り畳み状態)および
スタンドとしての使用状態に転換する際の携帯者の切換
のための操作力で、容易に固定状態を解除できる、所
謂、公知の半固定式のロック構造(マグネットや弾性力
を利用した構造、ノッチ式ロック構造、あるいは、ネジ
締め構造など)を採用したものである。
【0014】また、この実施の形態では、前記上蓋1
は、前記外枠と一体で、これと共に移動される構造にな
っている。また、前記ケースは、図3、図4に示すよう
に、底辺の縁を構成する第2の外枠(これは4個の枠部
材21〜24で構成される)と、四隅から立ち上がる支
柱26〜29とを有し、それらの支柱の1個(この実施
の形態では、支柱29)が、前記支持ロッドの一部とし
て反転できるように構成してある。
【0015】特に、この実施の形態では、前記支持ロッ
ドは、前述の支柱29と枠部材25の一つに沿って折り
畳まれる支持ロッド部材20とから構成されており、前
記半固定手段は、両外枠に対する支持ロッドの接合回動
部分13a、13c、および、支柱29と支持ロッド部
材20とを結ぶ関節部分13bに設けられている。そし
て、好ましくは、接合回動部分13a更には13cでは
約180゜の回動角を、また、関節部分13bでは約1
40゜の回動角を確保している。
【0016】なお、この実施の形態では、第2の外枠の
枠部材21〜23および支柱26〜28を、それらの接
続点で、適当な連結部材11a〜11cにより、直交状
態に連結しており、また、支柱26〜28の上端には、
マグネットなどを利用した、着脱可能な連結のための連
結部材12a〜12cが設けられ、これらに対応して最
初の外枠の枠部材25の接合部には、磁気的に結合され
る、鉄片などの連結部材14a〜14cが設けられてい
る。
【0017】このような構成では、図5〜図8に示すよ
うに、連結部材11a〜11cに対して連結部材12a
〜12cの磁気的連結を解除するように、ケース本体か
ら上蓋1を解放すると、この際に、接合回動部分13a
において、180゜の回動がなされ(図5から図6の状
態)、これに引続き、接合回動部分13cにおいて、1
80゜の回動がなされ(図6から図7の状態)、その
上、関節部分13bでの140゜の回動により、図8の
ようなスタンド状態にすることができる。なお、説明の
便宜のために、ここでは、ケース本体の下面板2、側面
板3a、3b、底面板4、および、取っ手6を有する上
面板5を取り除いた状態が図示されている。
【0018】このような構成では、図9〜図11に示す
ように、キャリングケース(ここでは符号30で示す)
をスタンド状態にしたままで、上蓋1を含む枠体(各枠
部材25で構成される)をオペレータ50の尻に敷い
て、ワープロ、PCなど(ここでは符号40で示すノー
ト型PC)を、椅子60に着座した状態(図10を参
照)で、あるいは、床70に着座した状態(図11を参
照)で、それぞれ、使用することができる。
【0019】なお、上述の実施の形態では、ケース本体
の周縁部の稜線に沿って、第2の外枠(枠部材21〜2
4)および支柱26〜29を構成したが、下面板2、側
面板3a、3b、底面板4、および、取っ手6を有する
上面板5に充分な剛性、強度が確保されていれば、支持
ロッド(支持ロッド部材20および支柱29相当部分を
有する)と、外枠(各枠部材25で構成される)と、半
固定手段(13a〜13c)とでケース本体を支えるス
タンド、スタンド台を構成することもできる。更に、通
常のように、上蓋1がケース本体にヒンジされ、外枠の
みがスタンド台として構成されてもよい。また、連結部
材11a〜11cには、マグネットを使用し、連結部材
12a〜12cには、感磁性体である鉄片などを使用し
ているが、公知の、他の適当なロック手段を、これらの
連結部材に採用できることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、適
当な机、台、あるいは、適当な高さの椅子がない携帯先
の場所で、非常に簡単にワープロ、PCなどを、快適な
操作環境において、使用でき、操作ミスの低減、疲労の
軽減が実現される。これは、キャリングケースの上蓋を
開けることにより、収納したワープロ、PCなどをケー
スから取り出すことなく、収納したままで、ケース本体
に折り畳んで、組み込まれたスタンド、スタンド台の部
分を、取り出し、使用することで、例えば、開いた上蓋
を椅子などのオペレータが腰掛ける場所で、オペレータ
ーの尻に敷き、スタンドを固定することによって、安定
に、しかも、所要の高さで、設置できるからである。し
かも、スタンド台は、オペレータの尻の下などの場所に
あり、余分なスペースが要らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す外観斜視図である。
【図2】同じく、スタンドとしての使用態様を示す斜視
図である。
【図3】本発明の要部を示すため、ケース本体を構成す
る部材の一部を省いて示す斜視図である。
【図4】同じく、スタンドとしての使用態様を示す斜視
図である。
【図5】本発明のキャリングケースのスタンドへの使用
転換を示す最初の状態を示す斜視図である。
【図6】同じく、転換過程の斜視図である。
【図7】同じく、転換過程の斜視図である。
【図8】同じく、スタンドへの転換状態の斜視図であ
る。
【図9】PCの使用状態を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施の形態(椅子掛け)を示す使用
態様の側面図である。
【図11】同じく、本発明の他の実施の形態(床置き)
を示す使用態様の側面図である。
【符号の説明】
1 上蓋 2 下面板 3a、3b 側面板 4 底面板 5 上面板 6 取っ手 11a〜11c 連結部材 12a〜12c 連結部材 13a〜13c 回転結合部分、関節部分 14a〜14c 半固定手段 20 支持ロッド部材 21〜24 第2の外枠のための枠部材 25 第1の外枠のための枠部材 26〜29 支柱 30 キャリングケース 40 ノート型PC 50 オペレータ 60 椅子 70 床
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/16 A45C 11/00 A45C 9/00 A47B 37/00 505

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に携帯型PCなどを収納し、前
    記ケースの蓋を解放することで、内部の携帯型PCなど
    をそのまま使用できるように構成したキャリングケース
    において、 少なくとも、前記ケースの稜線に沿って折り畳まれる支
    持ロッド、および、前記支持ロッドを介して前記ケース
    に接続されると共に前記ケースの開口縁部の稜線に沿っ
    て折り畳まれる方形の外枠からなり、前記支持ロッドは
    スタンドとして、また、前記外枠はスタンド台として、
    前記ケースを支持するように、半固定手段を介して、そ
    の折り畳み位置から使用位置へと形態を変えられる構造
    であることを特徴とする、携帯型PCなどのキャリング
    ケース。
  2. 【請求項2】 前記蓋は、外枠と共に移動される構造に
    なっていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型P
    Cなどのキャリングケース。
  3. 【請求項3】 前記ケースは、底辺の縁を構成する第2
    の外枠と、四隅から立ち上がる支柱とを有し、それらの
    支柱の1個が前記支持ロッドの一部として反転できるよ
    うに構成してあることを特徴とする請求項1あるいは2
    に記載の携帯型PCなどのキャリングケース。
  4. 【請求項4】 前記半固定手段は、前記外枠に対する支
    持ロッドの接合回動部分および関節部分に設けられてい
    ることを特徴とする携帯型PCなどのキャリングケー
    ス。
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