JP3227894B2 - 並列直列変換装置 - Google Patents

並列直列変換装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理システムや通
信処理システムに使用される並列直列変換装置に係り、
特に、構成が簡易で、装置内のクロックの同期特性が安
定で、且つ、入力データの並列度が大きい場合において
も伝送速度の上昇率をできるだけ抑えることができ、更
に、複数系列にわたってフレーム・ビットを正しい位相
関係で挿入することが可能な並列直列変換装置に関す
る。
【0002】社会生活の高度化に伴い、情報処理システ
ムや通信システムに対する処理の高度化の要求は強く、
従って、処理の高速化の要求も強まっている。これに対
応して、システムを構成するプロセッサや種々の処理機
能回路の性能も大幅に向上しているが、大規模な処理を
消費電力の制約の下に行なうために、システム内では消
費電力が少ない素子を使用する。このため、素子の速度
からの制約によって並列処理を行なう場合が多い。
【0003】一方、伝送システムにおいては、例えば管
路のスペースの制約から並列伝送はなじまない。幸い、
光ファイバ伝送技術の進歩により109 ビット水準の直
列伝送方式が実用化されており、近い将来1010水準の
伝送方式の実用化も確実視されている。
【0004】しかし、如何に高速な伝送方式が実用化さ
れたとしても、実用化された伝送方式の伝送速度が必要
な伝送速度とが整合しないこともありうる。従って、情
報処理システムや通信処理システムでの並列処理と、伝
送システムでの直列伝送のインタフェースをとる並列直
列変換装置はトータル・システムの中で重要な役割を果
している。
【0005】
【従来の技術】従来の並列直列変換装置においては、並
列データを直列データに変換するクロックとビット・ク
ロックの位相を同期させるために位相同期発振器(PL
O)が使用されているが、回路構成が複雑で、調整の難
易度という面でも難点がある。
【0006】また、複数系列の直列化されたビット列に
フレーム・ビットを挿入して送出するが、フレーム・ビ
ットを生成、挿入する回路が系列毎に独立に設けられて
いるため、それらの間の初期位相関係、例えば電源投入
直後の位相関係が不定となる欠点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
に対処して、簡易な構成で安定に同期をとることが可能
で、且つ、入力データの並列度が大きい場合においても
伝送速度の上昇率をできるだけ抑えることができ、更
に、複数系列にわたってフレーム・ビットを正しい位相
関係で挿入することが可能な並列直列変換装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の構成を
示す図である。この装置の基本的機能は次の通りであ
る。入力データはMビットの並列データで、それらの内
ビット並列のデータを直列に変換したデータ系列を
(n−1)生成し、(m−1)ビット並列のデータを直
列に変換した第n系列を生成し、さらに、上記n系列の
直列データをmビット毎に他の系列の直列データと入れ
替えると共に直列化した、位相の異なるn系列のデータ
を生成し、データが欠落している位相に補信号ビットを
挿入し、さらに、補信号ビットのとびとびの位相にフレ
ーム・ビットを挿入して、伝送路に送出する。
【0009】即ち、M、m、nの間には M=m・(n−1)+(m−1)=m・n−1 という関係がある。そして、図1においては、M=1
1、m=4、n=3として図示している。
【0010】図1において、1はMビットの並列データ
をmビットずつ直列化したデータをn系列出力する多重
化手段、2は上記n系列の直列データをmビット毎に他
の系列の直列データと入れ替えると共に直列化した、位
相の異なるn系列のデータを生成する直列化手段、3は
直列化手段2が出力するn系列のデータを系列毎にスク
ランブルするスクランブル手段、4はスクランブル手段
3が出力するn系列のデータの空きビットに補信号ビッ
トを挿入する補信号ビット挿入手段、5は補信号ビット
が挿入された位相に所定の密度でフレーム・ビットを挿
入するフレーム・ビット挿入手段である。また、1−0
はm(この場合には4)分周回路、1−1乃至1−3は
m:1(この場合4:1)マルチプレクサ、2−1は
直列化回路、2−2はn(この場合3)分周回路、5
−1はフレーム・ビット挿入回路、5−2は2分周回
路、5−3はフレーム・パルス発生回路である。、2
分周回路はn(この場合3)系列に対応するnの単位
2分周回路によって構成されており、nの単位の2分周
回路のうち(n−1)の単位2分周回路はのこり1つの
単位2分周回路に同期するようになっている。
【0011】図1の構成は、直列化手段2のn分周回路
に供給するクロックを位相ロック発振器などのアナログ
回路で生成せず、多重化手段1が備えるm分周回路から
供給する点と、2分周回路を構成するnの単位の2分周
回路を従属関係で動作させる点に特徴がある。
【0012】
【作用】図1において、周波数f0 の伝送クロックが、
m分周回路とm:1マルチプレクサに供給される。その
伝送クロックをm分周回路で1/m分周したクロックが
m:1マルチプレクサに供給される。従って、m:1マ
ルチプレクサにおけるクロックの位相関係が一意的に定
まる。また直列化手段では、n分周回路が受ける1/m
分周されたクロックを基準に直列化回路を駆動するの
で、直列化回路とm:1マルチプレクサも同期し、装置
内のクロックとデータの位相関係は一意的に定まる。
【0013】フレーム・ビットは補信号ビットのとびと
びの位相に1、0交番で挿入するためにフレーム・パル
ス発生回路の出力を2分周する。この2分周回路はnの
系列に対応してn設けられるが、その内1を基準とし、
(n−1)は基準に従属して動作させることにより、n
の系列の間でフレーム・ビットの挿入位相を一意的に決
定することができる。
【0014】
【実施例】図2は、図1の構成のタイムチャートであ
る。以下、タイムチャートを用いて、図1の構成の機能
について説明する。図2のは周波数f0 のクロック、
は周波数f0 /m(m=4)のm分周クロック、は
周波数がf0 /m・n(n=3)の非対象な波形のm・
n分周クロック、はビットレートがf0 /mの入力デ
ータ、はmビットの入力データを多重化したm:1マ
ルチプレクサの出力データ、はn系列のマルチプレク
サ出力データをmビット毎に輪環の順に他の系列のデー
タと入れ替えると共に直列化した直列化手段2の出力デ
ータ、はフレーム・ビット挿入手段の出力データであ
る。ここで、入力データを全て(1)乃至(4)、
(5)乃至(8)、(9)乃至(11)で表している
が、(1)乃至(4)、(5)乃至(8)、(9)乃至
(11)のデータは上記セットで多重化手段1に供給さ
れる。従って、同じ番号のデータであっても供給される
タイミングが異なれば実質的には異なるデータである。
つまり、例えばの(1)の最初の(1)乃至(4)の
データと2番めの(1)乃至(4)のデータは異なるデ
ータである。 従って、直列化手段2の出力である、の
(1)乃至(3)の3系列のデータは全てことなるデー
タを多重化して直列化したものであるので、この3系列
のデータを全て送信して全ての入力データを送信できる
ことになる。即ち、本発明の並列直列変換装置において
は、全ての入力データを直列化するより伝送速度を1/
3に低減することができる。
【0015】入力データ(1)〜(4)はのf0 /4
クロックの周期の間に、f0 クロックで交互に読まれ
て、直列に変換される。この動作を繰り返すので、4:
1マルチプレクサ1−1の出力データはの系列〔1〕
のようになる。〔1〕のデータに、(1)〜(4)が
記入されているが、これは並列入力データ(1)〜
(4)を意味する。同様に4:1マクチプレクサ1−
2、1−3の出力データはの系列〔2〕、〔3〕のよ
うになる。ただし系列〔3〕においては、4スロットに
1回入力データが入らないスロットが存在する。この3
系列のデータを、直列化回路において、の3相のf0
/12クロックで選択して直列化したものがのデータ
で、系列〔1〕〜〔3〕には11の入力データが異なる
位相で直列に並べられている。そして、12スロットに
1回入力データが入らないスロットが存在する。
【0016】上記のようにf0 クロックを基準に、4分
周、12分周したクロックを使用して直列化するので、
クロック間、クロックとデータ間の同期が一意的に定ま
る。次に、スクランブル手段において直列化手段の出力
信号の「0」、「1」をランダム化し、伝送路信号にお
いて同一符号の連続が生じないようにした後、補信号を
挿入する。
【0017】図では省略しているが、補信号挿入手段に
おいては、その空きスロットに、空きスロットのひとつ
手前のスロットのデータを反転して挿入する。この補信
号を挿入されたデータの補信号の位相に、フレーム・ビ
ットを1フレームに1回挿入する。はこうして得られ
た、系列〔1〕の出力信号である。(1)〜(11)は
並列入力データであり、Fはフレーム・ビットである。
なお、フレーム・ビットは1フレームに1回挿入され、
フレーム・ビットが挿入されない場合には、対応する位
相には補信号が挿入される。(C)はこれを意味してい
る。
【0018】フレーム・ビットは1回おきに1、0を繰
り返すので、フレーム・ビット挿入手段に2分周回路が
使用され.この2分周回路は各系列に対応して設けられ
る。図3は2分周回路の構成を示す図である。
【0019】図3において、5−21、5−22、5−
23は単位2分周回路で、各々が系列〔1〕乃至〔3〕
に対応して設けられている。5−24は微分回路で、単
位2分周回路5−21の出力信号の立ち上がりを微分し
たパルスを発生し、これを単位2分周回路5−22、5
−23に供給する。従って、単位2分周回路の動作は相
互に同期したものとなり、例えば電源投入直後の位相関
係も確定する。
【0020】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明により、構成
が簡易で、装置内のクロックの同期特性が安定で、且
つ、入力データの並列度が大きい場合においても伝送速
度の上昇率をできるだけ抑えることができ、更に、複数
系列にわたってフレーム・ビットを正しい位相関係で挿
入することが可能な並列直列変換装置を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成。
【図2】 図1の構成のタイムチャート。
【図3】 2分周回路の構成。
【符号の説明】
1 多重化手段 2 直列化手段 3 スクランブル手段 4 補信号挿入手段 5 フレーム・ビット挿入手段 1−0 m分周回路 1−1、1−2、1−3 m:1マルチプレクサ 2−1 直列化回路 2−2 n分周回路 5−1 フレーム・ビット挿入回路 5−2 2分周回路 5−3 フレーム・パルス発生回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるmビット並列でn系列のデ
    ータをn系列の直列データに多重化する多重化手段と、
    該n系列の直列データをmビット毎に他の系列の直列デ
    ータと入れ替えると共に直列化したn系列のデータを出
    力する直列化手段と、該直列化手段が出力する各々のデ
    ータをランダム化するスクランブル手段と、該スクラン
    ブル手段が出力するn系列のデータに補助ビットを挿入
    する補信号挿入手段と、挿入された該補助ビットの位相
    に所定の率でフレーム・ビットを挿入するフレーム・ビ
    ット挿入手段とを備える並列直列変換装置において
    多重化手段に設けられたn系列のm:1マルチプレク
    、伝送ビット速度f0 のクロックとm分周回路で分周
    したf0 /mクロックを供給し、かつ、該直列化手段
    設けられたn分周回0 /mクロックを供給する
    ことを特徴とする並列直列変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の並列直列変換装置にお
    いて、 上記 フレーム・ビット挿入手に設けられた2分周回
    構成するnの単位2分周回路を、任意の単位2分周回
    路に同期させることを特徴とする並列直列変換装置。
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