JP3131870B2 - 多重化方式および回路 - Google Patents

多重化方式および回路

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JP3131870B2 JP08169219A JP16921996A JP3131870B2 JP 3131870 B2 JP3131870 B2 JP 3131870B2 JP 08169219 A JP08169219 A JP 08169219A JP 16921996 A JP16921996 A JP 16921996A JP 3131870 B2 JP3131870 B2 JP 3131870B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル信号
通信分野に用いられ、信号伝送を行う際に、主信号に対
してフレーム同期信号等の付加情報を多重化して多重化
フレームを構成するための技術に係る。特に、この発明
は、多値変調に対応した符号化変調方式を採用するディ
ジタル無線通信装置に好適であり、主信号に対して、多
値変調に応じた列変換を行い且つ符号化冗長信号その他
の付加情報の多重化を行って、多重化フレームを構成す
る多重化方式および回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディジタル無線伝送において
は、主信号に種々の付加情報を多重化して情報伝送を行
なう。主信号に多重化される付加情報としては、例え
ば、送信−受信局間でフレーム同期を確立するためのフ
レーム同期信号、ディジタルサービス信号、制御信号、
警報信号、伝送路における誤り訂正のための符号化冗長
信号等がある。
【0003】また、地上ディジタル無線伝送では、変調
方式として多値変調方式を採用し、大容量の信号伝送を
実現している。
【0004】従来、多値変調方式における誤り訂正に
は、ブロック符号方式と称される誤り訂正方式が多く採
用されてきた。図7は、ブロック符号方式により、誤り
訂正のための付加情報が主信号に多重化された多重化フ
レームの例を模式的に示している。
【0005】図7には、ブロック符号長BL、符号化冗
長信号ER、および上述したフレーム同期信号等の付加
情報ADを示している。図7において、符号化冗長信号
ERは、誤り訂正のブロック周期毎にまとめて多重化す
ることができる。よって、付加情報ADも同一タイミン
グのタイムスロット上にアサインする方式が有効であ
る。このため、従来の多重化回路においては、誤り訂正
のための符号化冗長信号ERを含む付加情報は、図7に
示す符号化冗長信号ERおよびその他の付加情報ADの
ように、同一タイミングのタイムスロット上にタイムス
ロット単位でアサインされるのが一般的であった。
【0006】従来の多重化システムについて、図8を参
照し主として送信の場合を例にとって説明する。
【0007】図8に示す多重化システムは、列変換回路
1、エラスティックメモリ(FIFO)2、多重化回路
3、PLL(phase locked loop)回路4、タイミング
発生回路5およびゲート回路6を有し、タイミング発生
回路5はカウンタ7およびワード検出回路8により構成
されている。エラスティックメモリ2は、いわゆるFI
FO(first in, first out)メモリである。
【0008】多重化の基本単位であるタイムスロット
は、PLL回路4から出力されるクロックCL1をタイ
ミング発生回路5で計数することにより管理され、時間
軸上に位置付けられる。
【0009】m列で入力されたデータおよびクロックC
L0からなる主信号を、列変換回路1で2n多値変調用
のn列に変換する。例えば、多重変調方式が128QA
Mである場合は、128=27、すなわちn=7、であ
り7列に列変換される。この列変換回路1は、入力され
るm×nのデータを蓄積し、n×mのデータに変換して
出力する。このようにマトリックスデータの出力順序を
変換する類似先行技術として、後述する特開平4−11
283号公報に示される「パターン変換装置」がある。
【0010】列変換後のn列の主信号は、同期のとれた
クロックCL2によってエラスティクメモリ(FIF
0)2に書き込まれる。
【0011】タイミング発生回路5は、付加情報の多重
化タイムスロットを管理する。タイミング発生回路5の
カウンタ7は、タイムスロット単位に相当するクロック
CL1を計数し、ワード検出回路8は、カウンタ7のカ
ウント値であるワードが所定のワードであるか否かを検
出する。すなわち、図7に示す付加情報ERおよびAD
が多重化されるタイムスロットは、ワード検出回路8に
予め設定されたワード、つまりカウンタ7のカウント値
を検出することによって決定される。
【0012】ゲート回路6は、アンドゲートANDおよ
びオアゲートORを有し、付加情報ERおよびADのタ
イムスロットについてのみエラスティックメモリ2から
のデータ読み出しを禁止するための読み出しクロックC
L3を生成して、エラスティックメモリ2からデータを
読み出す。
【0013】すなわち、オアゲートORで、ワード検出
回路8で検出される全ての付加情報ERおよびADのタ
イムスロットの時系列での位置情報D1の論理和をと
り、該当するタイムスロットのクロックのみをアンドゲ
ートANDで阻止して、いわゆる歯抜け状態、すなわち
タイムギャップを有する読み出しクロックCL3を生成
する。この読み出しクロックCL3を用いることによ
り、タイムギャップを有するデータD2がエラスティッ
クメモリ2から読み出される。
【0014】読み出しクロックCL3の読み出し周波数
folは、PLL回路4によって、クロックCL2の書
き込み周波数filと同一周波数で且つ同期している
(fil=fol)。すなわち、クロックCL1の周波
数fslは書き込み周波数filより付加情報の分だけ
高くする。図7におけるブロック符号長BL、他の付加
情報ADおよび符号化冗長信号ERのタイムスロット数
をそれぞれt1、t2およびt3(t1,t2,t3は
それぞれ自然数)とすると、 fsl=fil×t1/(t1−t2−t3) とする。また、例えば、付加情報ADが少なく、付加情
報ADが隔ブロック毎に(1ブロックおきに)多重化さ
れる場合は、 fsl=fil×{2×t1/(2×t1−t2−2×
t3)} となる。
【0015】このようなデータD2に対して、多重化回
路3は、符号化冗長信号ERおよび付加情報ADのタイ
ムスロット位置を示す情報D1により、予め定めたビッ
ト値に付加情報ADおよびERを多重化する。多重化さ
れた信号は、多値変調回路により変調され出力される。
【0016】このように、従来の多重化システムでは、
付加情報が少ない場合には、付加情報を多重化するタイ
ムスロット数を減らし、また、付加情報が多い場合に
は、付加情報を多重化するタイムスロット数を増やすと
いうようにして、タイムスロット単位でビット付加率を
調整している。
【0017】先に述べたように、マトリックスデータの
出力順序を変換する技術が、特開平4−11283号公
報に示されている。
【0018】特開平4−11283号公報のパターン変
換装置においては、イメージスキャナにより文字等を文
字毎にnn行mm列のマトリックス状として読み取り、
ディスプレイやプリンタに表示する場合に用いられるパ
ターン変換装置である。このような場合、マトリックス
データの出力順序を変換する必要があるため、次のよう
にして、パターン変換を行う。
【0019】文字毎の単位行データをmmビット毎にパ
ターンメモリに記憶し、読み出し手段によりこのパター
ンメモリからnn行のデータを順次読み出すとともに、
ビット位置指定回路によりmmビット中のいずれか1ビ
ットを指定する。ビット位置指定回路で指定されたビッ
トをデータセレクタで選択し、シフトレジスタにより、
シフトパルスに応じてnnビットの単位列データを形成
する。
【0020】すなわち、特開平4−11283号公報の
パターン変換装置では、入力されたnn行mm列ビット
データに対して、出力するビット順序を変えたビットデ
ータに迅速に変換することができる。
【0021】上述した特開平4−11283号公報のパ
ターン変換装置は、多重化フレームを生成するための多
重化技術でなく単なる列変換のみの技術である。ちなみ
に、列変換と多重化とを同時に一括して行う技術は従来
から実現されている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】図8に示した従来のシ
ステムにおいては、ワード検出回路8で全ての付加情報
ERおよびADのタイムスロットを検出し、それらの位
置情報D1をゲート回路6のオア回路ORで論理加算し
て、該当する時間位置のクロックCL1を除去して、歯
抜け状態の読み出しクロックCL3が生成される。この
読み出しクロックCL3により、タイムギャップを有す
るデータD2がエラスティックメモリ2から読み出され
て、そのタイムギャップ個所に付加情報ERおよびAD
を多重化することにより、多重化フレームが構成され
る。
【0023】しかしながら、このような多重化は、図7
に示したように、タイムスロット毎に付加情報を多重化
するフレーム構成であるからこそ有効であった。このた
め、上述した図8のシステムでは、ビット単位毎に付加
情報を多重化するフレーム構成を実現することはできな
い。
【0024】すなわち、従来の多重化システムは、誤り
訂正符号にブロック符号が多く採用されてきたため、図
7のように誤り訂正のブロック周期毎にまとまって同一
タイムスロットに付加情報をアサインすることができる
方式であった。一方、このようなブロック符号でない誤
り訂正符号を採用するとき、例えば、符号化と、変復調
を一体化したシステムにおいて、特定のタイムスロット
の一部のビットに符号化冗長信号がアサインされる場合
がある。このような、付加情報の配置は、周期的規則性
はあるものの、従来のように同一タイムスロットの全て
のビットに符号化冗長信号をアサインできない。
【0025】このように、同一タイムスロットに主信号
と付加情報とが混在すると、従来のシステムでは、同一
タイムスロット上の全ビットに、符号化冗長信号を含む
付加情報をアサインすることができない。その場合、仮
に、ダミーの付加情報を追加して、図7のように同一タ
イムスロットの全てのビットを付加情報にアサインする
ことも考えられるが、このようにすると、主信号に対す
る付加情報量が無駄に増加し、伝送効率が劣化する。
【0026】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、同一タイムスロット上の全ビットに主信号と
付加情報とが混在して、符号化冗長信号を含む付加情報
をアサインすることができない場合にも、周期的規則性
があれば付加情報を多重化することができ、ビット単位
の多重化が必要な場合にも、伝送効率の高い多重化フレ
ームを構成することを可能とする多重化方式および回路
を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の態様に係る多重化方式は、主信号
のm列からn列への列変換および該主信号に対する付加
情報の多重化を制御する制御信号を、前記列変換の係数
i=|m−n|とタイムスロット中の前記付加情報のビ
ット数jとの剰余加算に基づいて生成する制御信号生成
手段と、前記制御信号生成手段で生成された制御信号に
基づいてm列からn列ヘの列変換および前記付加情報の
多重化を行う列変換多重化手段と、を備える。
【0028】前記制御信号生成手段は、前記列変換の係
数iおよび前記タイムスロット中の付加情報のビット数
jの少なくとも一方を外部から設定する手段を含んでい
てもよい。
【0029】前記制御信号生成手段は、前記主信号およ
び付加情報に対応して、前記主信号のm列からn列への
列変換および該主信号に対する付加情報の多重化を制御
する制御信号を格納する記憶手段を含んでいてもよい。
【0030】この発明の第2の態様に係る多重化回路
は、主信号のm列からn列への列変換および該主信号に
対する付加情報の多重化を制御する制御信号を、前記列
変換の係数i=|m−n|とタイムスロット中の前記付
加情報のビット数jとの剰余加算に基づいて生成する制
御信号生成部と、前記制御信号生成部で生成された制御
信号に基づいてm列からn列ヘの列変換および前記付加
情報の多重化を行う列変換多重化回路と、を備える。
【0031】この発明の第3の態様に係る多重化回路
は、m列の入力データを各列毎に一旦保持し、該入力デ
ータおよび付加情報を所定のタイミングで列変換多重化
制御データにより選択的に抽出してn列の多重化出力デ
ータを出力する列変換多重化回路と、前記入力データの
タイムスロットを計数して、符号化における規則的周期
長を管理するカウンタと、m列からn列への列変換にお
ける係数i=|m−n|と前記列変換多重化制御データ
とをmod(m)加算する第1の加算回路と、前記第1
の加算回路の出力を1タイムスロットの間保持するリタ
イミング回路と、前記タイムスロット毎に前記リタイミ
ング回路の保持値と前記付加情報のビット数jとをmo
d(m)加算して前記列変換多重化制御データとして前
記列変換多重化回路に供給する第2の加算回路と、を具
備する。
【0032】この発明の多重化方式および回路において
は、主信号のm列からn列への列変換および該主信号に
対する付加情報の多重化を制御する制御信号を、前記列
変換の係数i=|m−n|とタイムスロット中の前記付
加情報のビット数jとの剰余加算に基づいて生成し、該
制御信号に基づいて列変換および前記付加情報の多重化
を行う。したがって、この多重化方式および回路では、
周期的規則性があれば、同一タイムスロットの一部のビ
ットに付加情報を多重化することができ、ビット単位の
多重化が必要な場合にも、伝送効率の高い多重化フレー
ムを構成することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0034】図1〜図6を参照してこの発明による多重
化システムの実施の形態を説明する。
【0035】図1は、この発明の実施の形態に係る多重
化システムの構成を示している。
【0036】図1に示す多重化システムは、ラッチ11
1〜11m、セレクタ121〜12n、PLL回路13、制
御回路14、リタイミング回路15、加算回路16,1
7、カウンタ18および設定回路19を具備している。
ラッチ111〜11m、セレクタ121〜12n、PLL回
路13および制御回路14は、列変換多重化回路20を
構成し、リタイミング回路15、加算回路16,17、
カウンタ18および設定回路19は、タイミング発生回
路21を構成する。
【0037】まず、列変換多重化回路20について説明
する。ラッチ111〜11mは、それぞれmビットすなわ
ちm列で入力される主信号データの各列を読み込んで、
一時保持する。セレクタ121〜12nは、ラッチ111
〜11mの各出力および付加情報が入力され、制御デー
タD11に応じ各々これらのうちのいずれかを選択し
て、nビットすなわちn列の多重化信号として出力す
る。PLL回路13は、入力される主信号データと出力
される多重化信号との同期をPLLを用いて確立する。
【0038】制御回路14は、制御データD11を受け
て、ラッチ111〜11mからのデータ読み出しタイミン
グをm列毎に個別制御するm種の読み出し制御信号C1
1をラッチ111〜11mに与えるとともに、m、nおよ
び付加情報多重化周期の公倍数の関係となる周期を有す
る信号C12をPLL回路13に供給する。
【0039】次に、タイミング発生回路21について説
明する。リタイミング回路15は、加算回路16の出力
値D12を保持し且つPLL回路13から出力されるタ
イムスロットを示す信号C13に応答し、タイムスロッ
ト毎にリタイミングして保持値を出力データD13とし
て加算回路17に供給する。リタイミング回路15は、
カウンタ18から与えられる列変換多重化周期信号C1
4により初期化される。加算回路16は、加算回路17
の加算値である制御データD11と、主信号の列数mお
よび変調列数nから決定される係数i(i=|m−n
|)を示す制御データD14とをmod(m)加算(剰
余加算)する。加算回路17は、リタイミング回路15
から出力されるデータD13と設定回路19から与えら
れるデータD15に基づく設定値jとをmod(m)加
算して、加算結果を制御データD11として出力する。
【0040】カウンタ18は、PLL回路13からの多
重化の基本単位であるタイムスロットを示す信号C13
を計数して符号化の規則的周期長、すなわち符号長a÷
変調列数nを管理する。このカウンタ18は、リタイミ
ング回路15に列変換多重化信号C14を供給するとと
もに、タイムスロット毎に付加情報の有無を示す信号C
15を設定回路19に供給する。
【0041】設定回路19は、カウンタ18から与えら
れる付加情報の有無を示す信号C15に応答して、タイ
ムスロット毎の付加情報ビット数jを示すデータD15
を設定し、出力する。
【0042】次に、図1のように構成された多重化シス
テムの動作について、図2〜図6を参照して具体的に説
明する。
【0043】図2は、この多重化システムにより生成さ
れる多重化フレームの構成を模式的に示している。図2
の多重化フレームは、入力される主信号データは、列数
m=8の128QAM変調(n=7)に対して、符号化
率(a,b)=(84,69)、すなわち、符号長84
ビット、主信号69ビット、付加情報11ビット、そし
て符号化冗長信号4ビットで、付加情報の多重化周期を
1符号長とする(符号長毎に付加情報を多重化する)フ
レーム構成である。ここで、入力信号の主信号データ8
列中の第1列を「1m」、同様に多重化信号の第1列を
「1n」として示す。また、太線による斜線部が符号化
冗長信号ERを示し、細線による斜線部がその他の付加
情報ADを示している。
【0044】符号長aに相当する84ビットは、12タ
イムスロット×7列であり、第1列すなわち1nの第
4、第8および第12タイムスロットと第2列すなわち
2nの第12タイムスロットとに符号化冗長信号ERが
アサインされている。
【0045】図2に示すように符号化冗長信号がアサイ
ンされた符号化は、周期的規則性はあるものの、従来の
ように同一タイムスロット全てに符号化冗長信号をアサ
インすることはできない。
【0046】図2のようなビット付加率(84,6
9)、すなわち符号長84ビット、主信号69ビット、
付加情報11ビット、符号化冗長信号4ビットの多重符
号化を、図8のような従来の多重化システムで実現しよ
うとすると、同一タイムスロットの全てのビット列を付
加情報にアサインする必要があるため、ビット付加率が
(84,63)となり、伝送効率が劣化する。したがっ
て、従来の多重化システムのように、タイムギャップを
形成してクロックを歯抜けにする方法では図2のような
付加情報の多重化タイムスロットパターンを実現するこ
とができない。
【0047】そこで、この発明による多重化システムで
は、列変換多重化回路20およびタイミング発生回路2
1で構成され、特に、列変換と多重化ビットを制御する
制御信号が、列変換時の係数iとタイムスロットパター
ン中の付加情報のビット数jとのmod(m)加算によ
り生成される。
【0048】まず、タイミング発生回路21について説
明する。カウンタ18は、タイムスロットを計数するこ
とにより、符号化の規則的周期長 (符号長a÷変調列数n) を管理し、タイムスロット毎の付加情報の有無を示す信
号C15を出力する。この場合、第4、第8および第1
2タイムスロットには付加情報が存在する。
【0049】設定回路19は、カウンタ18の付加情報
の有無を示す信号C15により制御されて、タイムスロ
ット毎の付加情報ビット数jを示すデータD15を設定
する。例えば、データD15の値jは、第4タイムスロ
ットを4、第8タイムスロットを5、第12タイムスロ
ットを6、そしてその他のタイムスロットを0に設定す
る。
【0050】加算回路17は、リタイミング回路15の
出力値D13と設定回路19の出力D15の設定値jと
をmod(m)加算し、加算結果を制御データD11と
して出力する。
【0051】なお、データD13とデータD15の付加
情報ビット数jとのmod(m)加算とは、データD1
3の値と設定値jとを加算して得られる値をmで除算し
たときの余りの値を示す。例えば、m=8のとき、D1
3+j=8ならば8mod(8)=0で制御データD1
1は“0”、また、D13+j=10ならば10mod
(8)=2で制御データD11は“2”となる。
【0052】加算回路16は、制御データD11と、主
信号の列数mおよび変調列数nから (i=|m−n|) として決定される係数iを示す制御データD14とをm
od(m)加算する。
【0053】リタイミング回路15は、列変換多重化周
期信号C14によりリセットされて初期化されるととも
に、加算回路16の加算出力値D12を保持し、タイム
スロット毎にリタイミングして、値D13を出力する。
【0054】列変換多重化信号C14は、列変換のmお
よびnと、符号化および付加情報の多重化の規則的周期
とから決定される列変換周期を有する。
【0055】このようにして、タイミング発生回路21
は、主信号の列数mを変調列数nに列変換する列変換多
重化情報を生成し、制御データ(列変換符号化情報)D
11として出力する。
【0056】図2における多重化信号中に示した「1」
は、m列中の第1列(1m)の列変換による遷移を示し
ている。この列変換多重化についての詳細は、図3に関
連して後述される。
【0057】列変換多重化回路20は、m列で入力され
る主信号をm個のラッチ111〜11mにより読み込み、
制御回路14により制御データD11の値に基づいてm
列の読み出しを個別制御して、多重化信号列に対応した
n個のセレクタ121〜12nによりn列の多重化信号を
出力する。このとき、入力される主信号と多重化信号と
の同期をPLL回路13により確立する。セレクタ12
1〜12nには、歯抜け制御されてタイムギャップが形成
された主信号のm列のデータと付加情報とが入力され
る。セレクタ121〜12nは、制御データD11の値に
基づき主信号と付加情報とを切り替えることにより列変
換多重化を行う。多重化された信号は多値変調回路によ
り変調され出力される。
【0058】制御回路14は、ラッチ111〜11mから
のデータ読み出しのタイミングをm列毎に個別制御する
m種の読み出し制御信号C11とともに、mとnと付加
情報多重化周期との公倍数の関係にある周期の信号C1
2を出力する。PLL回路13には、信号C12と入力
クロックとが入力され、入力クロックを信号C12と同
一周期となるよう分周した分周信号と、信号C12とを
位相比較することにより入力信号と多重化信号とを同期
化する。
【0059】次に、図2の場合よりも伝送効率を高め、
付加情報の多重化周期を2符号長とするフレーム構成の
場合の例を図3を参照して説明する。
【0060】まず、タイミング発生回路21の動作につ
いて詳細に説明する。
【0061】図3に示すフレーム構成は、入力信号列数
m=8、変調信号列数n=7、符号化率(84,80)
であり、図2の場合よりも付加情報を減らし、2符号長
で付加情報を5ビットだけ多重化してビット付加率(8
4,77,5)としたフレーム構成の例である。
【0062】図2の場合と同様に、太線斜線部が符号化
冗長信号ERを示し、細線斜線部がその他の付加情報A
Dを示している。また、この図3において、多重化信号
中の“1”は、1mの列変換による列変換の遷移を示し
ている。同様に、“2”以降も順次2m以降の遷移をそ
れぞれ示している。例えば、第1タイムスロットの場
合、1mは1nに、2mは2nに、3mは3nに、…7
mは7nに列変換される。そして、8mは第2タイムス
ロットの1nに列変換多重化される。
【0063】また、図6に示すように、制御データD1
4として与えるiは列変換に関する係数であって、タイ
ムスロット毎に (i=|m−n|) であるため、この例ではi=1となる。データD15に
より与えられるjは符号化冗長信号を含めた付加情報ビ
ット数であり、タイムスロット中の主信号以外のビット
数を示す。よって、例えば第1タイムスロットから第2
4タイムスロットまでの間において、第1、第2、第
3、第5、第6、第7、第9、第10、第11…タイム
スロットではj=0と設定し、第4、第8、第16、第
20タイムスロットではj=1と設定し、第12タイム
スロットでは、j=2と設定し、第24タイムスロット
ではj=7と設定する。
【0064】列変換多重化情報D11は、列変換多重化
周期信号C14により第1タイムスロットでリタイミン
グ回路15をリセットして、出力データD13を0にし
た後に、次のような演算により生成される。
【0065】加算回路17は、データD13とデータD
15によるjとをmod(8)加算して、制御データD
11とする。加算回路16は、データD11とデータD
14によるiとをmod(8)加算し、値D12とす
る。リタイミング回路15は、値D12を1タイムスロ
ット分遅延させて、データD13とする。
【0066】列変換多重化情報D11の値は、図6に示
したような手順で生成される。列変換多重化情報D11
の値は、例えば“1m”の信号が、列変換によりn列中
を遷移する列番号を示している。すなわち、“1m”
は、第1タイムスロットでは1nに多重化され、第2タ
イムスロットでは2nに多重化され、第3タイムスロッ
トでは3nに多重化され、第4タイムスロットでは4n
に多重化されずに5nに多重化され、第5タイムスロッ
トは6nに多重化されることを示す。2m〜8mの信号
についても同様である。図3および図6からわかるよう
に、列変換多重化情報D11の値と多重化される入力信
号列の遷移との関係は一意に決定される。
【0067】次に、列変換多重化回路20の動作につい
て詳細に説明する。
【0068】上述したように、列変換多重化情報D11
の値と列変換により多重化される入力信号列の還移は一
意的に決定される。例えば、図3によると、7n列の遷
移では、第1タイムスロットの列変換多重化情報D11
の値は“0”であり、このときには7mのデータが多重
化され、第2タイムスロットの列変換多重化情報D11
は“1”で、6mのデータが多重化される。同様に、第
13および第14タイムスロットでも、前記第1および
第2タイムスロットと同様である。
【0069】制御回路14は、セレクタ121〜12n
多重化するために、ラッチ111〜11mからデータを読
み出すための読み出し制御信号C11を生成する。
【0070】例えば、図3および図4に示すように、第
1列の読み出し制御信号C11では、列変換多重化情報
D11の値が“7”の時または“7”を超えた時に下に
凸のパルス(以下、「下凸パルス」と称する)を生成す
る。この下凸パルスのタイムスロットでのみラッチ11
1からの読み出しを停止する。同様にして、第2列では
列変換多重化情報D11の値が“6”または“6”を超
えた時、第3列では列変換多重化情報D11の値が
“5”または“5”を超えた時、第4列では列変換多重
化情報D11の値が“4”または“4”を超えた時、第
5列では列変換多重化情報D11の値が“3”または
“3”を超えた時、第6列では列変換多重化情報D11
の値が“2”または“2”を超えた時、第7列では列変
換多重化情報D11の値が“1”または“1”を超えた
時、そして第8列では列変換多重化情報D11の値が
“0”または“0”を超えた時にそれぞれ下凸パルスを
生成して、ラッチ112〜11mからの読み出しを停止す
る。
【0071】ここで、“t”を超えた時とは、“t”未
満の状態から“t”を超えた状態になることを示してい
る。例えば、第4タイムスロットでは、列変換多重化情
報D11の値が、第3タイムスロットの“2”から
“4”になっており、これを“3”を超えた時と表現し
たものである。
【0072】したがって、第4タイムスロットでラッチ
111〜11mからの読み出しを停止するデータ列は列変
換多重化情報D11の値が“3”と“4”に該当するデ
ータ列であるため、第4列と第5列が読み出しを停止す
ることになる。また、第24タイムスロットでは、第2
3タイムスロットの“4”から“4”になっている。こ
の場合は、第1〜8列の全列が読み出しを停止すること
を意味する。
【0073】このように、読み出し制御信号C11の制
御により、図5に示すように、タイムギャップを有する
データがラッチ111〜11mから読み出され、列変換多
重化が行われる。
【0074】上述においては、具体的な回路構成による
実施の形態に基づいて動作を説明した。しかしながら、
回路構成の簡略化を図る方法として、タイミング発生回
路21を構成する各部および制御回路14は、入力情報
のパターンに対して出力情報のパターンが一意的に定ま
るため、これらのパターン情報を予め記憶させたROM
(Read Only Memory)を用いて構成することができる。
但し、1個の多重化回路を様々な多重化フレームに対応
させるためには、データD14およびD15を設定可能
な構成にする必要があるため、上述したような回路構成
により多重化回路を構成することが有効である。
【0075】このようにして、同一タイムスロット上の
全ビットに、符号化冗長信号を含む付加情報をアサイン
できず、同一タイムスロットに主信号と付加情報とが混
在する場合でも、周期的規則性があれば付加情報を多重
化することができる。したがって、従来のように同一タ
イムスロットの全ビットにアサインする場合はもちろ
ん、ビット単位毎の多重化が必要な場合でも伝送効率の
高い多重化フレームを構成することが可能となる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の多重化
方式および回路においては、主信号のm列からn列への
列変換および該主信号に対する付加情報の多重化を制御
する制御信号を、前記列変換の係数i=|m−n|とタ
イムスロット中の前記付加情報のビット数jとの剰余加
算に基づいて生成し、該制御信号に基づいて列変換およ
び付加情報の多重化を行う。したがって、この多重化方
式および回路では、周期的規則性があれば、同一タイム
スロットの一部のビットに付加情報を多重化することが
でき、ビット単位の多重化が必要な場合にも、伝送効率
の高い多重化フレームを構成することができる。
【0077】すなわち、この発明によれば、同一タイム
スロット上の全ビットに主信号と付加情報とが混在し
て、符号化冗長信号を含む付加情報をアサインすること
ができない場合にも、周期的規則性があれば付加情報を
多重化することができ、ビット単位の多重化が必要な場
合にも、伝送効率の高い多重化フレームを構成すること
を可能とする多重化方式および回路を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る多重化システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステムの動作を説明するための第1の
例における多重化フレームと各部の信号およびデータと
を示す模式図である。
【図3】図1のシステムの動作を説明するための第2の
例における多重化フレームと一部の信号およびデータと
を示す模式図である。
【図4】図3の例における他の一部の信号を模式的に示
すタイミングチャートである。
【図5】図3の例における他の一部のデータを模式的に
示すタイミングチャートである。
【図6】図3の例における列変換多重化情報の生成に係
る一部のデータを模式的に示すタイミングチャートであ
る。
【図7】従来の多重化システムにおける多重化フレーム
の構成を示す模式図である。
【図8】従来の多重化システムの一例の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
111〜11m ラッチ 121〜12n セレクタ 13 PLL回路 14 制御回路 15 リタイミング回路 16 加算回路 17 加算回路 18 カウンタ 19 設定回路 20 列変換多重化回路 21 タイミング発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主信号のm列からn列への列変換および
    該主信号に対する付加情報の多重化を制御する制御信号
    を、前記列変換の係数i=|m−n|とタイムスロット
    中の前記付加情報のビット数jとの剰余加算に基づいて
    生成する制御信号生成手段と、 前記制御信号生成手段で生成された制御信号に基づいて
    m列からn列ヘの列変換および前記付加情報の多重化を
    行う列変換多重化手段と、を備えることを特徴とする多
    重化方式。
  2. 【請求項2】 前記制御信号生成手段は、前記列変換の
    係数iおよび前記タイムスロット中の付加情報のビット
    数jの少なくとも一方を外部から設定する手段を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の多重化方式。
  3. 【請求項3】 前記制御信号生成手段は、前記主信号お
    よび付加情報に対応して、前記主信号のm列からn列へ
    の列変換および該主信号に対する前記付加情報の多重化
    を制御する制御信号を格納する記憶手段を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の多重化方式。
  4. 【請求項4】 主信号のm列からn列への列変換および
    該主信号に対する付加情報の多重化を制御する制御信号
    を、前記列変換の係数i=|m−n|とタイムスロット
    中の前記付加情報のビット数jとの剰余加算に基づいて
    生成する制御信号生成部と、 前記制御信号生成部で生成された制御信号に基づいてm
    列からn列ヘの列変換および前記付加情報の多重化を行
    う列変換多重化回路と、を備えることを特徴とする多重
    化回路。
  5. 【請求項5】 m列の入力データを各列毎に一旦保持
    し、該入力データおよび付加情報を前記制御信号により
    定まる所定のタイミングを示す列変換多重化制御データ
    により選択的に抽出してn列の多重化出力データを出力
    する列変換多重化回路と、 多重化の基本単位であるタイムスロットを計数して、符
    号化における規則的周期長を管理するカウンタと、 m列からn列への列変換における係数i=|m−n|と
    前記列変換多重化制御データとをmod(m)加算する
    第1の加算回路と、 前記第1の加算回路の出力を1タイムスロットの間保持
    するリタイミング回路と、 前記タイムスロット毎に前記リタイミング回路の保持値
    と付加情報のビット数jとをmod(m)加算して前記
    列変換多重化制御データとして前記列変換多重化回路に
    供給する第2の加算回路と、を具備することを特徴とす
    る多重化回路。
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