JP3227429B2 - 光再生装置及び光再生方法 - Google Patents

光再生装置及び光再生方法

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JP3227429B2
JP3227429B2 JP17988798A JP17988798A JP3227429B2 JP 3227429 B2 JP3227429 B2 JP 3227429B2 JP 17988798 A JP17988798 A JP 17988798A JP 17988798 A JP17988798 A JP 17988798A JP 3227429 B2 JP3227429 B2 JP 3227429B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光再生装置及び光再
生方法に関し、さらに詳しくは、回転する光ディスク記
録媒体に光スポットを照射し、その照射された部分の温
度を上昇させることによって記録マークが形成された回
転する光ディスク記録媒体に光スポットを照射し、その
照射された部分からの反射光または透過光に基づいて情
報を再生する光再生装置及び光再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に光磁気ディスク記録装置では、一
方向に磁化された光ディスク記録媒体が用いられ、まず
記録したい部分にそれと反対方向の弱い磁界が与えられ
る。次いでその部分にレーザ光が照射され、その部分の
温度が上昇させられる。これにより、その部分だけ磁化
の方向が反転し、データが記録される。
【0003】一方、光磁気ディスク再生装置では、まず
光ディスク記録媒体に直線偏光のレーザ光が照射され
る。その照射された部分からの反射光は、その偏光面が
カー効果によって回転させられるので、その回転角の相
違を検出することによって、データが再生される。
【0004】[従来例1]従来の光記録装置は、たとえ
ば特開昭58−182134号公報に開示されている。
この従来例では、回転する光ディスク記録媒体に記録デ
ータの長さに対応する回数だけ光スポットを照射し、そ
の回数に比例する長さの記録マークを形成することによ
って、データを記録していた。
【0005】しかし、図17に示すように、光スポット
dに対して光ディスク記録媒体はx方向にある線速度で
移動しているため、記録マークmの形状が完全な円形で
はなく、涙形になるという問題があった。記録マークm
は、図17(a)に示される記録マークmの先頭、同
(b)に示される記録マークの中心、同(c)に示され
る記録マークmの後尾の順序で記録される。したがっ
て、(a)、(b)、(c)へと進むにつれて熱の蓄積
が大きくなり、記録マークmの後尾ほど熱の蓄積が多か
れ少なかれ残ることになる。このため、温度分布Taは
図17(d)に示すように記録マークmの前後へ広がる
形状になり、しかも先頭と後尾では非対称になりやす
い。その結果、この温度分布Taがしきい値Tshを越
える部分だけが記録マークmとなり、その形状が涙形に
なる。このように、データ転送速度に比例した線速度で
記録媒体が移動する光ディスク記録装置では、温度分布
Taの調整が非常に困難で、均一な記録マークを形成す
ることが困難であった。
【0006】[従来例2]一方、従来の光ディスク再生
装置は、たとえば特公昭63−56612号公報に開示
されている。この従来例では、光ディスク記録媒体の回
転むらを吸収するため、ガルバノミラーを駆動すること
によってトラックに沿った方向へ光スポットを走査し、
これにより光スポットと記録マークとの相対速度が一定
になるようにされていた。
【0007】しかし、この光ディスク再生装置も上記記
録装置の場合と同様に、図18に示すように、光スポッ
トdに対して記録媒体がある線速度で移動しているた
め、読出信号gの波形が鈍り、S/N(信号対雑音比)
が低下するという問題があった。すなわち、光スポット
dが、図1(a)に示される記録マークmの先頭、同
(b)に示される中心、同(c)に示される後尾の順に
連続的に移動するため、記録マークmの読出信号gが
(a)、(b)、(c)へと徐々に変化し、その波形が
鈍る。このようにデータ転送速度に比例した線速度で回
転する光ディスク記録媒体を備えた光ディスク再生装置
では、再生データの信頼性が低下するという問題があっ
た。
【0008】また、図18(d)に示したように、仮に
温度分布を対称にして、均一な形状の記録マークを形成
できたとしても記録マークの記録時において記録マーク
mの先頭および後尾の部分は中心部分に比べて温度が低
く、磁化を反転させるために必要なしきい値ぎりぎりで
あるため、磁化の反転が明瞭でなく、記録マークmの輪
郭が不規則になる。この部分はS/N比が低い領域であ
るため、この領域に対応する読出信号gの立上り部分お
よび立下り部分はS/N比が低く、さらに再生データの
信頼性は低下するという問題があった。
【0009】[従来例3]これらの問題を解決するもの
として、光スポットをトラックに沿った方向へ振動さ
せ、光スポットと記録媒体との相対速度を減少させて記
録および再生を行なう光ディスク記録再生装置が特開平
2−26333号公報に開示されている。
【0010】この記録再生装置によれば、一定の線速度
で光ディスク記録媒体が回転する場合やトラックが平行
である光カードの場合は均一な形状の記録マークを形成
できるとともに、正確な再生データを得ることができ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一定の角速度
で光ディスク記録媒体が回転する場合は、記録または再
生しているトラックの位置によって記録媒体の線速度が
大きく異なるにもかかわらず、いかなる対策も施されて
いなかった。
【0012】さらにこの記録再生装置では、光スポット
をトラックに沿った方向へ振動させているため、光スポ
ットは往復動作となり、往路で記録マークに追従しても
復路では追従しない。このため、往路の走査時間と同じ
だけ復路の走査時間を要し、高速の走査が困難であっ
た。さらに、往路から復路へ、または復路から往路へ切
り換わる瞬間に走査速度を減じて一旦ゼロにし、次いで
逆方向へ加速する必要があるため、常に一定速度で走
査を行なうことが困難であった。
【0013】ここでは記録時について説明したが、再生
時もこれと同じような問題点を有しており、この場合の
詳細な説明は省略する。
【0014】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、その主たる目的はトラックの位置に関
係なく常に正確な再生が可能な装置と方法を提供するこ
とである。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1発明は、所定間隔の
距離をあけて配置された単位セルからなる記録マークが
形成された記録媒体に照射された光スポットからの反射
光または透過光に基づいて情報を再生する光再生装置で
あって、前記記録媒体の線速度に応じ且つ前記単位セル
の中心に同期した再生クロックを発生する再生クロック
発生手段と、前記再生クロックに応答して光スポットを
照射する照射手段とを具備することを特徴とする光再生
装置である。また、第2発明は、所定間隔の距離をあけ
て配置された単位セルからなる記録マークが形成された
記録媒体に照射された光スポットからの反射光または透
過光に基づいて情報を再生する光再生方法であって、前
記記録媒体の線速度に応じ且つ前記単位セルの中心に同
期した再生クロックに応答して、光スポットを照射する
ことを特徴とする光再生方法である。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】次に、この発明に従った光ディス
ク記録装置および光ディスク再生装置の実施例について
図面に基づき詳しく説明する。
【0020】[実施例1]図1は、この発明の第1実施
例による光磁気ディスク記録再生装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0021】図1に示すように、この光磁気ディスク記
録再生装置は、半導体レーザ10と、半導体レーザ駆動
回路11と、ビームスプリッタ12と、ポリゴンミラー
13と、モータ14と、モータ駆動回路15とを含む。
この光磁気ディスク記録再生装置はさらに、光検出器1
6と、再生回路17とを含む。この光磁気ディスク記録
再生装置はさらに、記録クロック発生回路18と、クロ
ック周波数切換回路19と、記録データ発生回路20
と、再生クロック発生回路21と、切換スイッチ22と
を含む。
【0022】半導体レーザ10は、ビームスプリッタ1
2およびポリゴンミラー13を介して光ディスク記録媒
体23に光スポットdを照射する。半導体レーザ駆動回
路11は、半導体レーザ10を駆動する。ビームスプリ
ッタ12は、半導体レーザ10から出射されたレーザビ
ームをまっすぐに透過してポリゴンミラー13へ導くと
ともに、光ディスク記録媒体23で反射されたレーザビ
ームを直角に反射して光検出器16へ導く。ポリゴンミ
ラー13は、正多角柱の各側面にアルミニウムなどが蒸
着されたもので、高速に回転させられることによって半
導体レーザ10からビームスプリッタ12を介して出射
されたレーザビームを一定範囲内で一方向に繰返し走査
する。モータ14は、ポリゴンミラー13を高速で回転
させる。モータ駆動回路15は、モータ14を駆動し、
所定の回転数に制御する。
【0023】本実施例では、半導体レーザ10および半
導体レーザ駆動回路11が光スポット照射手段24を構
成する。また、ポリゴンミラー13、モータ14および
モータ駆動回路15が光スポット走査手段25を構成す
る。
【0024】まず、この光磁気ディスク記録再生装置に
よる記録動作について説明する。記録クロック発生回路
18からの記録クロックlに応答して、記録データ発生
回路20により記録データaが出力される。この記録デ
ータaは半導体レーザ駆動回路11へ入力されるととも
に、切換スイッチ22へ入力される。記録時において、
切換スイッチ22は記録データaを選択していて、これ
をモータ駆動回路15へ入力する。
【0025】半導体レーザ駆動回路11へ記録データa
が入力されると、半導体レーザ10は、半導体レーザ駆
動回路11からの制御信号bに応答してレーザビームを
出射する。
【0026】一方、記録データ発生回路20からの記録
データaは切換スイッチ22を介してモータ駆動回路1
5へ入力される。モータ駆動回路15は記録データaに
応答してモータ14へ制御信号cを入力する。
【0027】ここで、光ディスク記録媒体23における
記録領域は複数のトラックからなる複数のゾーンを含
む。したがって、記録クロック発生回路18が生成する
記録クロックlの周波数は、クロック周波数切換回路1
9によって各ゾーンに応じて切り換えられる。すなわ
ち、図2に示すように、各ゾーンの最内周部Rinから
最外周部Routまでの平均線速度V1、V2、V3、
V4に比例して周波数が高くされる。図2では説明を簡
単にするため、4つのゾーンに分割された場合が例示さ
れている。
【0028】したがって、各ゾーン内の中心位置の線速
度がそのゾーンの平均線速度となるため、ポリゴンミ
ラー13による光スポットdの走査速度は、これらの平
均線速度V1、V2、V3、V4に一致させられる。す
なわち、ポリゴンミラー13を駆動するモータ駆動回路
15は、これらの平均線速度V1、V2、V3、V4に
応じてモータ14を駆動し、このモータ14がポリゴン
ミラー13を回転させる。これにより光スポットdの走
査速度は各ゾーンごとに切り換えられる。
【0029】図3は、レーザビームがポリゴンミラー1
3によって反射され、これにより光スポットが走査され
る様子を示す図である。図3に示すように、(a)、
(b)、(c)というようにポリゴンミラー13が回転
させられると、レーザビームは同一方向から入射される
が、その反射方向は変化する。
【0030】図4は、図3に示した(a)、(b)、
(c)それぞれの瞬間に、光スポットdが記録媒体23
の線速度に追従し、常に記録媒体23上の同一箇所Pに
光スポットdを照射する様子を示す図である。
【0031】図4に示すように、記録媒体23は図4上
矢印で示すx方向へ移動するが、光スポットdは記録デ
ータaに同期されながら(a)、(b)、(c)という
順序で連続的に走査される。これにより、光スポットd
は常に記録媒体23上の同一箇所Pに照射される。
【0032】このため、図4(d)に実線で示すよう
に、記録媒体23の温度分布Tが光スポットdの中心で
最大となる急峻な特性になる。ところで、同(d)に破
線で示すように、従来の記録方式によって生じる温度分
布Taは、本発明の方式によって生じる温度分布Tに比
較して鈍った特性になっていた。
【0033】この温度分布Tがしきい値温度Tshを越
えた部分が記録マークmとなるので、均一な形状の記録
マークmを形成することができる。また、光スポットd
の往路の走査はないため、上記記録マークmを形成した
直後に次の記録マークを形成するための走査を開始する
ことが可能となる。
【0034】このように、本発明に従った光磁気ディス
ク記録再生装置によれば、いずれのトラックにおいても
ほぼ均一な形状の記録マークmを形成することができ
る。
【0035】次に、この光磁気ディスク記録再生装置の
再生動作について説明する。まず再生動作では、切換ス
イッチ22は再生クロック発生回路21側へ切り換えら
れていて、モータ駆動回路15へは再生クロックkが入
力される。この状態で半導体レーザ駆動回路11によっ
て半導体レーザ10が駆動され、この半導体レーザ10
から一定強度の弱いレーザビームが出射される。このレ
ーザビームはビームスプリッタ12を介して回転するポ
リゴンミラー13に入射し、このポリゴンミラー13に
よって光ディスク記録媒体23の方へ反射される。した
がって、このレーザビームは光ディスク記録媒体23に
光スポットdとして照射され、この光スポットdは光デ
ィスク記録媒体23のトラックに沿った方向へ一定範囲
内で繰返し走査される。
【0036】この光磁気ディスク記録再生装置では光デ
ィスク記録媒体23は一定の角速度で回転するので、外
周部のトラックほどその線速度は大きくなる。したがっ
て、再生クロックkは、記録クロックlと同様に外周部
のゾーンほど高い周波数になる。モータ駆動回路15
は、このような再生クロックkに基づいてモータ14を
駆動するので、ポリゴンミラー13は再生クロックkに
同期して回転する。したがって、光スポットdは各ゾー
ンの平均線速度V1、V2、V3、V4に応じて走査さ
れる。
【0037】さらに、光ディスク記録媒体23からの反
射光fはビームスプリッタ12によって直角方向へ反射
・分離された後、光検出器16へ導かれる。この反射光
fは光検出器16によって読出信号gに変換され、さら
に再生回路17はこの読出信号gに基づいて再生データ
hを生成する。
【0038】図5は、図3の(a)、(b)、(c)の
順番に光スポットdが走査され、光ディスク記録媒体
23に照射される様子を示す図である。図5(a)、
(b)、(c)に示すように、光スポットdは光ディス
ク記録媒体23の線速度に応じて走査され、常に光ディ
スク記録媒体23上の同じ位置に照射される。すなわ
ち、光ディスク記録媒体23は図上x方向へ移動してい
るが、光スポットdは再生クロックkに同期して
(a)、(b)、(c)の順番に連続的に走査され、光
ディスク記録媒体23の線速度に追従させられる。これ
により、光スポットdは読出しの瞬間に光ディスク記録
媒体23上の常に同じ記録マークmの中心に照射される
ことになる。したがって、光スポットdによって記録マ
ークmの先頭や後尾の部分が読出されることはなく、常
にその中心部分だけが読出されることになる。このた
め、図5(d)に示すように、読出信号gの大きさは
(a),(b),(c)いずれのときも同じ大きさにな
る。したがって、読出信号gの波形は従来よりも急峻に
なり、S/N比が向上する。
【0039】ここでは磁化反転が明瞭な均一形状の記録
マークmが読出される場合について説明したが、磁化反
転が不明瞭な記録マークmが読出される場合もその中心
部分が主に読出されることになるので、記録マークmの
先頭や後尾の部分からの雑音は除去されることになる。
すなわち、光スポットの光量は中心ほど大きく、周縁部
ほど小さい。このため、記録マークmの先頭や後尾の部
分は光スポットの周縁部によって読出されるので、その
反射光の量は少なく、雑音も少ない。したがって、この
場合も同様にS/N比を向上させることができ、再生デ
ータの信頼性を一層向上させることが可能となる。
【0040】以上のように、この光磁気ディスク記録再
生装置によれば、光ディスク記録媒体23の最外周部か
ら最内周部にわたって光スポットが常にその線速度に追
従されるので、正確な記録および再生を行なうことがで
きる。しかも光スポットdはポリゴンミラー13によっ
て1方向にのみ走査されるので、光スポットdを振動さ
せる第3の従来例よりもさらに高速に記録および再生を
行なうことができる。
【0041】なお、上記実施例では走査速度を4段階で
切り換える例を示したが、これに限定されることなく、
3段階以下または5段階以上切り換えてもよい。
【0042】[実施例2]図6は、この発明の第2実施
例による光磁気ディスク記録再生装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0043】図6に示すように、この光磁気ディスク記
録再生装置は、半導体レーザ10、半導体レーザ駆動回
路11と、ビームスプリッタ12と、ポリゴンミラー1
3と、モータ14と、モータ駆動回路15とを含む。こ
の光磁気ディスク記録再生装置はさらに、光検出器16
と、再生回路17とを含む。この光磁気ディスク記録再
生装置はさらに、記録クロック発生回路18と、クロッ
ク周波数切換回路19と、記録データ発生回路20と再
生クロック発生回路21と、切換スイッチ22とを含
む。光スポット照射手段24と光スポット走査手段25
と再生クロック発生回路とが再生制御手段を構成する。
【0044】上記第1実施例による光磁気ディスク記録
再生装置は、いわゆるマークポジション記録方式によっ
て記録マークを形成するものであるが、この第2実施例
による光磁気ディスク記録再生装置は、いわゆるマーク
エッジ記録方式によって単位セルからなる記録マークを
形成するものである。この第2実施例による光磁気ディ
スク記録再生装置が第1実施例による光磁気ディスク記
録再生装置と異なるところは、記録データaに代えて記
録クロックlが記録時にモータ駆動回路15へ入力され
る点である。なお、図中同一符号で示される部分は同一
または相当部分を示す。
【0045】まず、このマークエッジ記録方式によって
記録マークを形成する場合について説明する。
【0046】この方式によれば、図7に示すように、光
スポットdは記録データaではなく記録クロックlに同
期され、その光スポットmが照射されているゾーンの最
内周部から最外周部までの平均線速度に追従させられ
る。
【0047】したがって、記録の単位セルとしての光ス
ポットdはP(n)、P(n+1)、…P(n+m)と
いう順序で一定間隔Sをおいて次々に飛び越しながら移
動する。光スポットpは記録クロックlに同期されるた
め、この一定間隔Sは記録クロックlの周期Saに対応
する。
【0048】ここで、記録データaが「1」のときに強
い光スポットdを照射すると、その照射された部分だけ
記録媒体23の温度が上昇する。この場合の温度分布T
は、図7に示すように、急峻な特性となり、記録マーク
mの先頭および後尾の温度分布Tを均一にすることがで
きる。ところで、従来のマークエッジ記録方式によって
生じる温度分布Taは、図7に示すように、本発明のマ
ークエッジ方式によって生じる温度分布Tに比較して、
鈍った特性となり、記録マークの先頭および後尾の温度
分布は均一にならない。
【0049】次に、このマークエッジ記録方式による記
録マークmの再生方法について図8を用いて説明する。
【0050】図8に示すように、光スポットdは再生ク
ロックkに同期させられながら光ディスク記録媒体23
に照射される。これにより光スポットdはその照射され
ている部分の線速度に応じて走査されながら、P
(n)、P(n+1)、…P(n+m)の順序で一定間
隔Sおきに単位セルに照射される。この一定間隔Sは再
生クロックkの周期Saに対応する。
【0051】このように、マークエッジ記録方式の場合
もマークポジション記録方式の場合と同様に、光スポッ
トdは読出しの瞬間に光ディスク記録媒体23上の常に
同じ記録マークmの中心に照射されるので、記録マーク
mの先頭や後尾の部分が読出されることはなく、常に中
心部分だけが読出されることになる。このため、読出信
号gは大きくなり、かつその波形が急峻になるので、S
/N比を向上させることができる。さらに、再生データ
hは読出信号gに基づいて再生クロックkに同期されな
がら生成されるので、その信頼性を一層向上させること
ができる。
【0052】また、磁化反転が不明瞭な記録マークmを
読出す場合も、その先頭や後尾の部分からの雑音を除去
することが可能である。したがって、この場合も同様に
S/N比を向上させることができ、再生データの信頼性
も向上させることができる。
【0053】なお、上記第1および第2実施例におい
て、記録データaの代わりに記録クロックlに同期させ
てもよく、逆に、記録クロックlの代わりに記録データ
aを同期させてもよい。
【0054】[実施例3]図9は、この発明に従った光
磁気ディスク記録再生装置の第3実施例を示すブロック
図である。
【0055】前述した第1または第2実施例では記録デ
ータaまたは記録クロックlに応じてモータ14の駆動
速度を切り換えるように構成したが、図9に示すよう
に、駆動速度切換回路26を設け、その切換信号nをモ
ータ駆動回路15へ直接入力することによってモータ1
4の回転速度を切り換えるようにしてもよい。駆動速度
切換回路26は、現時点において光スポットdが照射さ
れている部分の光ディスク記録媒体23の線速度を検出
し、これに応じて切換信号nを生成する。光ディスク記
録媒体23の線速度を検出するには、たとえばピックア
ップ装置の現時点における位置をセンサまたは読出信号
からのアドレス情報によって特定するとともに、光ディ
スク記録媒体23を回転させるスピンドルモータの回転
数を特定し、さらにこれらに基づきCPUによって線速
度を算出するようにすればよい。
【0056】[実施例4]上記実施例では光ディスク記
録媒体の記録領域を4つのゾーンに分割し、各ゾーン内
の平均線速度に応じて光スポットの走査速度を階段状に
切り換えているが、図10に示すように、最内周部Ri
nの線速度Vminと、最外周部Routの線速度Vm
axとの平均線速度Vmeanに、光スポットの走査速
度を一致させるようにしてもよい。この場合、その平均
線速度Vmeanに応じてモータ14を駆動し、ポリゴ
ンミラー13を回転させるようにすればよい。
【0057】上記実施例に比べて、最内周部または最外
周部に近い位置ほど、光スポットdと記録マークmとの
相対速度は大きくなるが、比較的簡単な構成によって正
確な記録および再生を行なうことができる。
【0058】[実施例5]図11は、この発明に従った
光磁気ディスク記録再生装置の第5実施例を示すブロッ
ク図である。図11に示すように、ポリゴンミラー13
に代えてホログラムディスク27を配設し、このホログ
ラムディスク27の回転数を光スポットdが照射されて
いる部分の線速度に応じて切り換えることによって、光
ディスク記録媒体23の最外周部から最内周部にわたっ
て光スポットdをその線速度に追従させるようにしても
よい。
【0059】なお、ホログラムディスク27は、等間隔
の直線格子が同心円状に配列されたもので、たとえば
「電子写真学会写真工業別冊,イメージング,パート
3,p28〜35,“プリンタ用出力デバイスと記録材
料のトピックス”1988年12月20日」に開示され
ている。
【0060】[実施例6]図12は、この発明に従った
光磁気ディスク記録再生装置の第6実施例を示すブロッ
ク図である。
【0061】図12に示すように、この光磁気ディスク
記録再生装置は、第1実施例における半導体レーザ1
0、ポリゴンミラー13、モータ14、およびモータ駆
動回路15に代えて、3つの半導体レーザ28,29お
よび30と、半導体スイッチ回路31と、スイッチ制御
回路32とを備える。
【0062】半導体スイッチ回路31は、スイッチ制御
回路32によって半導体レーザ駆動回路11からの駆動
電流を切り換えて順次半導体レーザ28,29および3
0へ送り出すものである。
【0063】この光磁気ディスク記録再生装置によって
データを光ディスク記録媒体23に記録する場合は、
まず切換スイッチ22を記録データ発生回路20側へ切
り換える。したがって、記録データ発生回路20からの
記録データaは半導体レーザ駆動回路11およびスイッ
チ制御回路32へ導かれる。半導体レーザ駆動回路11
からは半導体スイッチ回路31を介して3つの半導体レ
ーザ28,29,30へ駆動電流が送られるが、半導体
スイッチ回路31ではスイッチ制御回路32によって駆
動電流が切り換えられるので、駆動電流は順次半導体レ
ーザ28,29,30へ送られる。
【0064】一方、記録クロック発生回路18からの記
録クロックlの周波数は、クロック周波数切換回路19
によって現時点において光スポットd1,d2,d3が
照射されている部分の線速度に応じて切り換えられる。
このように、スイッチ制御回路32は、記録クロックl
に基づいて生成された記録データaに同期させて、半導
体スイッチ回路31を制御しているので、半導体レーザ
28,29,30から光ディスク記録媒体23へ照射さ
れる光スポットd1,d2,d3は、その照射されてい
る部分の光ディスク記録媒体23の線速度に追従させら
れる。したがって、光スポットd1,d2,d3と光デ
ィスク記録媒体23との相対速度がゼロになり、均一な
形状の記録マークを形成することができる。
【0065】図13は、図12に示した光スポットd
1,d2,d3のそれぞれが常に光ディスク記録媒体2
3上の同一箇所Pに照射される様子を示す図である。
【0066】図13に示すように、光ディスク記録媒体
23は図上x方向へ移動していて、光スポットd1,d
2,d3はこれに伴って(a)、(b)、(c)の順序
で断続的に追従させられる。これにより光スポットd
1,d2,d3は常に光ディスク記録媒体23上の同一
箇所Pに照射されることになるので、光ディスク記録媒
体23上には、図13(d)に示すような急峻な温度分
布Tを発生させることができる。なお、同図中破線で示
した温度分布Taは従来の方式によって生じるものであ
る。
【0067】このように、本実施例では3つの半導体レ
ーザ28,29,30を順次記録データaに同期させて
駆動しているため、それら半導体レーザ28,29,3
0から照射される光スポットd1,d2,d3はそれら
が照射されている部分の線速度に追従させられることに
なり、記録マークの先頭および後方の温度分布を均一に
することができるので、均一な形状の記録マークmを形
成することができる。次に、この光磁気ディスク記録再
生装置によってデータを再生する場合は、まず切換スイ
ッチ22が再生クロック発生回路21側へ切り換えられ
る。このため、スイッチ制御回路32は再生クロックk
に応じて半導体スイッチ回路31を制御し、3つの半導
体レーザ28,29,30を順次切り換える。しかも、
この再生クロックkの周波数はクロック周波数切換回路
19によって現時点において光スポットd1,d2,d
3が照射されている部分の線速度に応じて切り換えられ
ているので、光スポットd1,d2,d3はその照射さ
れている部分の光ディスク記録媒体23の線速度に追従
させられる。このようにして半導体レーザ28,29,
30から照射された弱い一定強度の光スポットd1,d
2,d3は光ディスク記録媒体23で反射され、それら
反射光f1,f2,f3はビームスプリッタ12によっ
て直角方向へ反射・分離された後、光検出器16へ導か
れる。光検出器16において反射光f1,f2,f3は
読出信号gに変換され、さらに再生回路17において再
生データhが生成される。
【0068】図14は、図12に示した光スポットd
1,d2,d3のそれぞれが常に光ディスク記録媒体2
3上の同じ記録マークmに照射される様子を示す図であ
る。
【0069】図14に示すように、光ディスク記録媒体
23は図上x方向へ移動しているが、光スポットd1,
d2,d3は再生クロックkに同期させられ(a)、
(b)、(c)の順序で走査され、光ディスク記録媒体
23の線速度に追従させられる。これにより光スポット
d1,d2,d3を読出しの瞬間に光ディスク記録媒体
23上の同じ記録マークmに照射することができる。し
たがって、光スポットd1,d2,d3によって記録マ
ークmの先頭や後尾の部分が読出されることはなく、常
に中心部分だけが読出されることになる。このため、記
録マークmからの読出信号gは、図14(d)に示すよ
うに、(a)、(b)、(c)の順序で読出され、その
大きさは従来よりも大きくなるとともに、その波形は急
峻となる。よって、S/N比を向上させることができ
る。
【0070】また、磁化反転が不明瞭な記録マークmか
ら読出す場合も、その先頭や後尾の部分からの雑音を除
去することができるので、さらにS/N比を向上させる
ことができ、再生データhの信頼性を一層向上させるこ
とができる。
【0071】ここでは3つの半導体レーザ28,29,
30を使用した例を示したがこれに限定されることな
く、半導体レーザは2つまたは4つ以上使用してもよ
い。半導体レーザの数は多いほど断続的な光スポットの
走査を連続的な走査に近付けることができる。また、こ
こではマークポジション記録方式の場合について説明し
たが、マークエッジ記録方式についても上記第1実施例
と同様に適用可能である。
【0072】また、これまで第1〜第6の実施例におい
て、光スポットは往路だけで走査され、復路では走査さ
れないため、光スポットをそれが照射されている部分の
線速度に十分追従させることができる。したがって、光
スポットのパワーを一ヶ所に集中でき、エネルギを効率
よく使用することができる。このため、従来よりも記録
に必要な光スポットのパワーを低減することができ、消
費電力を低下させることができる。さらに、一般には半
導体レーザの波長は短いほど高出力化が困難で、これが
高密度化に支障を与えていた。しかし、この発明によれ
ば低出力でもそのエネルギを効率よく使用できるので、
記録マークの記録および再生が容易になり、高密度化も
可能になる。
【0073】[実施例7]図15は、この発明に従った
光磁気ディスク記録再生装置の第7実施例を示す図であ
る。
【0074】図15に示すように、第1実施例における
ポリゴンミラー13に代えてガルバノミラー33を配設
してもよい。本実施例ではガルバノミラー33を振動さ
せることによって光スポットdを光ディスク記録媒体2
3のトラックに沿った方向へ走査するとともに、その振
動周期を光スポットdが照射されている部分の線速度に
応じて切り換えられる。したがって、走査の開始時から
終了時までの走査速度を一定にすることは困難である
が、光スポットdと光ディスク記録媒体23との相対速
度はいずれのトラックにおいても低減されるので、従来
よりも正確に記録および再生を行なうことができる。
【0075】[実施例8]図16は、この発明に従った
光磁気ディスク記録再生装置の第8実施例を示すブロッ
ク図である。
【0076】図16に示すように、この光磁気ディスク
記録再生装置は、第1実施例におけるポリゴンミラー1
3に代えて、光ディスク記録媒体23の面に対して平行
に振動し得る対物レンズ34を備える。この光磁気ディ
スク記録再生装置はさらに、対物レンズ34を駆動する
ための対物レンズ駆動回路35を備え、この対物レンズ
駆動回路35には記録時に記録データaが入力され、再
生時に再生クロックkが入力される。したがって、対物
レンズ34の振動周期は、記録データaまたは再生クロ
ックkに同期して切り換えられ、これにより光スポット
dはそれが照射される部分の線速度に追従させられる。
このため、光ディスク記録媒体23の最内周部から最外
周部にわたって正確に記録および再生を行なうことがで
きる。
【0077】[その他]前述した実施例では光ディスク
記録媒体23の記録領域を複数のトラックからなる複数
のゾーンに分割し、各ゾーン内における平均線速度に応
じて光スポットdの走査速度を切り換えているが、各ト
ラックごとに走査速度を切り換えた方がより忠実に光ス
ポットdをそれが照射される部分の線速度に追従させる
ことができるのはいうまでもない。
【0078】また、前述した実施例におけるポリゴンミ
ラー13、ホログラムディスク27またガルバノミラー
33と、光ディスク記録媒体23との間に、光スポット
dを適宜集光するための対物レンズを設けてもよい。
【0079】また、前述した実施例では、記録マークか
らの反射光を用いて再生しているが、光ディスク記録媒
体の背面から光スポットを照射し、その透過光のファラ
デー効果による偏光面の回転角を検出することによっ
て、再生を行なってもよい。さらに、一度光ディスク記
録媒体を透過した光を再度反射させて検出してもよい。
【0080】また、上記実施例では光スポットを記録デ
ータに応じて変調する、いわゆる光変調方式について説
明したが、これに限定されることなく、外部の磁界を偏
重する、いわゆる磁界変調方式によっても同様の効果を
奏する。
【0081】さらに、前述した実施例による光磁気ディ
スク記録再生装置によって記録マークが形成された光デ
ィスク記録媒体23を従来の光ディスク再生装置によっ
て再生すれば、従来より信頼性の高い再生データを得る
ことができる。
【0082】なお、この発明に従った光ディスク記録再
生装置によって光磁気ディスク記録媒体の原盤のフォト
レジストを行ない、これによりマスター盤を作成するよ
うにしてもよい。このマスター盤を用いて射出成型また
は密着露光などによって光ディスク記録媒体を複製すれ
ば、信頼性の高い再生データを得ることができる光ディ
スク記録媒体を提供することも可能である。
【0083】また、上記実施例では光ディスク装置を例
に挙げたが、これに限定されることなく、線速度が一定
でない装置であればこの発明を適用することができる。
【0084】その他、上記第3の従来例であるAOモジ
ュールやEOモジュール装置を用いて、上記実施例と同
様に追従速度の切い換えや平均線速度への追従を行なっ
ても同様の効果が得られる。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、S/N比を向上させ、
再生情報の信頼性を向上させることができる。
【0086】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である光磁気ディスク記
再生装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した光磁気ディスク記録再生装置にお
いて、光スポットの走査速度が切り換えられる様子を示
す説明図である。
【図3】図1に示した光磁気ディスク記録再生装置にお
いて、光スポットがポリゴンミラーによって走査される
様子を示す説明図である。
【図4】図1に示した光磁気ディスク記録再生装置によ
って記録をする場合に、光スポットが記録媒体に追従す
る様子を示す説明図である。
【図5】図1に示した光磁気ディスク記録再生装置によ
って再生をする場合に、光スポットが記録マークに追従
する様子を示す説明図である。
【図6】この発明の第2実施例である光磁気ディスク記
録再生装置の全体構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示した光磁気ディスク記録再生装置によ
る記録動作を説明するための図である。
【図8】図6に示した光磁気ディスク記録再生装置によ
る再生動作を説明するための図である。
【図9】この発明の第3実施例である光ディスク記録再
生装置の全体構成を示すブロック図である。
【図10】この発明の第4実施例である光磁気ディスク
記録再生装置において、光スポットの走査速度を示す説
明図である。
【図11】この発明の第5実施例である光ディスク記録
再生装置の全体構成を示すブロック図である。
【図12】この発明の第6実施例である光ディスク記録
再生装置の全体構成を示すブロック図である。
【図13】図12に示した光磁気ディスク記録再生装置
によって記録をする場合に、光スポットが光ディスク記
録媒体の線速度に追従する様子を示す説明図である。
【図14】図12に示した光磁気ディスク記録再生装置
によって再生をする場合に、光スポットが記録マークに
追従する様子を示す説明図である。
【図15】この発明の第7実施例である光ディスク記録
再生装置の要部を示す図である。
【図16】この発明の第8実施例である光磁気ディスク
記録再生装置の全体構成を示すブロック図である。
【図17】従来の光ディスク記録装置によって記録する
様子を示す説明図である。
【図18】従来の光ディスク再生装置によって再生する
様子を示す説明図である。
【符号の説明】
10,28,29,30 半導体レーザ 11 半導体レーザ駆動回路 12 ビームスプリッタ 13 ポリゴンミラー 14 モータ 15 モータ駆動回路 16 光検出器 17 再生回路 18 記録クロック発生回路 19 クロック周波数切換回路 20 記録データ発生回路 21 再生クロック発生回路 22 切換スイッチ 23 光ディスク記録媒体 26 駆動速度切換回路 27 ホログラムディスク 31 半導体スイッチ回路 32 スイッチ制御回路 33 ガルバノミラー 34 対物レンズ 35 対物レンズ駆動回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔の距離をあけて配置された単位
    セルからなる記録マークが形成された記録媒体に照射さ
    れた光スポットからの反射光または透過光に基づいて情
    報を再生する光再生装置であって、 前記記録媒体の線速度に応じ且つ前記単位セルの中心に
    同期した再生クロックを発生する再生クロック発生手段
    と、 前記再生クロックに応答して光スポットを照射する照射
    手段とを具備することを特徴とする光再生装置。
  2. 【請求項2】 所定間隔の距離をあけて配置された単位
    セルからなる記録マークが形成された記録媒体に照射さ
    れた光スポットからの反射光または透過光に基づいて情
    報を再生する光再生方法であって、 前記記録媒体の線速度に応じ且つ前記単位セルの中心に
    同期した再生クロックに応答して、光スポットを照射す
    ることを特徴とする光再生方法。
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