JP3227409U - マットレスカバー - Google Patents

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竹内 一郎
一郎 竹内
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竹内毛織株式会社
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Abstract

【課題】マットレスの有する体圧分散性や通気性を確保することができるマットレスカバーを提供する。【解決手段】マットレスカバーは、相互に間隔をもって編成される第一編地2および第二編地3と、第一編地2および第二編地3との間に形成される中層4とを有する立体編物5から形成され、第一編地2および第二編地3は、縦方向および横方向のいずれにも連続したフラットな編地組織にて編成され、中層4は、編み組織によって縦方向および横方向に弾性的に伸縮可能な伸縮生地からなり、立体編物5が2mm以上10mm以下の厚さを有し、立体編物5の縦横の伸縮率が10%以上30%以下である。【選択図】図2

Description

この考案は、ベッドに用いられるマットレスの上面を覆うマットレスカバーに関する。
従来から、ベッドに用いられるマットレスには、反発性に優れ、寝返りがし易やすいものや、通気性が良く蒸れないものなどの特徴を備えたものが多数提案されている。このようなマットレスは、例えば、上面にプロファイル加工を施した軟質ポリウレタンフォームから製作したものや、熱可塑性樹脂からなるフィラメントを三次元的に融着結合したものなどが知られている。
このようなマットレスは、単独で使用することは少なく、通常、その上面をマットレスカバーで覆っている。このマットレスカバーは、就寝者の汗の吸収や、マットレスの汚れの防止、肌触りを高めるなどに使用されている。このようなマットレスカバーとしては、例えば、特許文献1に示すように、一枚の生地で製作されているものが知られている。
実用新案登録第3109450号公報
特許文献1に記載されたマットレスカバーは、一枚の生地で製作されるマットレスカバーに上面が覆われるマットレスの上部は、就寝者の寝返りによって、三次元的に変位することを妨げられる。その結果、マットレスの反発性などが妨げられる。また、一枚の生地で製作されるマットレスカバーは、就寝者の身体との間に空気層が形成されないことから、通気性に問題があった。
そこで、この考案が解決しようとする課題は、マットレスの特化した反発性や通気性を確保することができるマットレスカバーを提供することにある。
前記の課題を解決するために、この考案に係るマットレスカバーとしては、相互に間隔をもって編成される第一編地および第二編地と、前記第一編地および第二編地との間に形成される中層とを有する立体編物から形成され、前記立体編物の縦横の伸縮率が10%以上30%以下である構成を採用することができる。
この構成では、マットレスの上面にマットレスカバーを敷いている状態では、就寝者の体重による荷重がマットレスに掛かると、マットレスは弾性変形する。このとき、立体編物は、弾性変形するマットレスの上面の形状に追従し、下向きに湾曲するように縦方向および横方向に伸縮する。下向きに湾曲する立体編物は、就寝者側に位置する第一編地は内向きに、マットレス側に位置する第二編地は外向きに、中層を介してそれぞれ独立して伸縮して変位する。このような立体編物の第一編地と第二編地との変位によって、マットレスの三次元的な弾性変形が妨げられない。
また、立体編物は、中層の存在により第一編地と第二編地との間に空気層が形成された状態となるので、通気性が良好なものとなる。
前記立体編物が2mm以上10mm以下の厚さを有するものである構成を採用すると、中層の弾性的な適度な伸縮が第一編地と第二編地のそれぞれの縦横の伸縮と相まって、マットレスの反発力の大きさとその反発力の向きを変化させることなく、就寝者に伝えることができる。
以上のように、この考案に係るマットレスカバーは、立体編物が伸縮するとともに、第一編地と第二編地とが中層を介してそれぞれ独立して変位するので、マットレスの三次元的な弾性変形を妨げず、マットレスの反発性を確保することができる。また、中層の存在により、第一編地と第二編地との間に空気層が形成されるので、マットレスの通気性を確保することができる。
この考案の実施形態に係るマットレスカバーの斜視図 図1のA−A線における断面図 同上の第一編地の拡大平面図 同上のマットレスカバーの使用状態を示す断面図 同上のマットレスカバーの使用状態での作用を示す概略図
以下、この考案の実施形態に係るマットレスカバーを図面に基づいて説明する。図1から図5に示すように、この実施形態に係るマットレスカバー1は、ベッド(図示省略)に使用されるマットレス10の上面に敷かれるものである。マットレスカバー1は、就寝者側に位置する第一編地2と、マットレス10側に位置する第二編地3と、第一編地2と第二編地3との間に設けられる中層4とを有する三層構造となる立体編物5から形成される。
図3に示すように、第一編地2および第二編地3は、縦方向(ウェール方向)、横方向(コース方向)のいずれにも連続したフラットな編地組織にて編成されている。第一編地2および第二編地3を編成する地編糸6は、例えば、綿、竹繊維、麻、ウール等の天然繊維、ポリエステル、ナイロン6、ナイロン66、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン等の合成繊維、またはレーヨンなどの再生繊維、あるいは、これらの繊維を2種以上組み合わせたマルチフィラメントから構成されている。なお、第一編地2および第二編地3は、メッシュ等の透孔組織に編成してもよく、地編糸6はモノフィラメントから構成してもよい。
地編糸6の太さは、地編糸6が綿、麻またはウールなどの天然繊維から構成される場合は、20〜50番手のものが使用され、地編糸6が合成繊維や再生繊維から構成される場合、150〜600デニールのものが使用される。地編糸6の太さが50番手を超える場合または150デニール未満の場合では、第一編地2および第二編地3の腰の強さが小さくなり好ましくない。一方、20番手未満または600デニールを超える場合、編成作業が難しくなり、第一編地2および第二編地3の表面の風合が低下するおそれがある。
中層4は、第一編地2と第二編地3との間に形成され、編み組織によって縦方向および横方向に弾性的に伸縮可能な伸縮生地からなる。中層4は、第一編地2と第二編地3とを所定の間隔を有する状態とするものである。中層4は、例えば、ポリエステル、ナイロン6、ナイロン66、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成繊維、あるいはこれらの繊維を2種類以上組み合わせたモノフィラメントから構成されている。中層4の太さは、150〜600デニールのものが使用される。
中層4および地編糸6を構成する繊維は、丸形、三角、L形、T形、扁平、多角形、中空形や不定形なものでもよい。中層4および地編糸6を構成する繊維は、未着色でもよく、着色されていてもよい。中層4および地編糸6の形態は、未加工糸、紡績糸、撚糸、仮撚加工糸、流体噴射加工糸などを採用することができる。
立体編物5は、矩形のシート状に構成されており、2mm以上10mm以下の厚さを有している。立体編物5の大きさは、シングル、ダブル、セミダブルなどのサイズであるマットレス10の上面の一部または全部を覆う大きさを有している。立体編物5の大きさが、マットレス10の上面の一部を覆う大きさを有している場合、例えば、就寝者の腰部のみに接する状態とすることができる。また、立体編物5の大きさが、マットレス10の上面の全部を覆う大きさを有していれば、立体編物5としては、マットレス10の上面の全部のみならず、マットレス10の側面から下面の一部まで覆う状態に巻き込むように使用するものであってもよい。
立体編物5の厚さが2mm未満であれば、立体編物5を三次元的に伸縮させることが難しくなり、マットレス10の有する反発力の方向を変化させるおそれがある。立体編物5の厚さが10mm以上であれば、マットレス10自体の反発力が立体編物5によって緩衝されて、マットレス10自体の反発力が就寝者に伝わらない。
また、立体編物5は、伸縮していない自然状態を基準として、縦方向および横方向の伸縮率が10%以上30%以下となるものである。伸縮率が10%未満であれば、就寝者の荷重の掛かるマットレス10の弾性変形に追従して立体編物5を縦方向および横方向へ伸縮させることが困難となり、マットレスの反発性などの機能が損なわれる。一方、伸縮率が30%を超えても、上述のマットレス10の弾性変形に対する追従性は向上しない。なお、立体編物5は、中層4により第一編地2と第二編地3とに所定の間隔が形成されている状態で、第一編地2と第二編地3とを複数箇所で連結する押さえ糸を有するものであってもよい。
この考案に係る実施形態のマットレスカバー1は、第一編地2と、第二編地3と、第一編地2と第二編地3との間に形成される中層4との三層構造の立体編物5から構成されている。立体編物5は縦方向および横方向の伸縮率が10%以上30%以下となっている。図4に示すように、本実施形態のマットレスカバー1は、マットレス10の上面に敷いて使用されている。このマットレス10は、例えば、プロファイル加工を施した軟質ポリウレタンフォームから製作されており、上部に多数の凸部10aが一体に形成されている。マットレスカバー1は第一編地2が上向きとなる状態となっている。
図5に示すように、就寝者の体重による荷重がマットレス10に掛かると(図5中の矢印参照)、凸部10aが弾性変形する。このとき、立体編物5は、弾性変形する多数の凸部10aの頂部により形成された上面(マットレス10の上面)の形状に追従し、下向きに湾曲するように縦方向および横方向に伸縮する。
下向きに湾曲する立体編物5は、中層4を介して、就寝者側に位置する第一編地2が内向きに、マットレス側に位置する第二編地3が外向きにそれぞれ独立して変位する。このような立体編物5の第一編地2および第二編地3の変位によって、マットレス10の凸部10aの三次元的は弾性変形が妨げられない。三次元的に弾性変形するマットレス10の凸部10aは、その復元力(反発力)によって、立体編物5を介して就寝者を支えるので、マットレス10の反発性を確保することができる。
また、図2に示すように、第一編地2および第二編地3との間に形成される中層4の存在により空気層が形成される。さらに、図3に示すように、第一編地2および第二編地3はこれらを編成する地編糸6の間に形成される網目から空気の出入りが可能となる。このため、マットレスカバー1は通気性が良好なものとなり、マットレス10の上面に敷かれたマットレスカバー1は、マットレス10が有する通気性を確保することができる。
1 マットレスカバー
2 第一編地
3 第二編地
4 中層
5 立体編物
6 地編糸
10 マットレス
10a 凸部

Claims (2)

  1. 相互に間隔をもって編成される第一編地および第二編地と、前記第一編地および第二編地との間に形成され中層とを有する立体編物から形成され、前記立体編物の縦横の伸縮率が10%以上30%以下であるマットレスカバー。
  2. 前記立体編物が2mm以上10mm以下の厚さを有するものである請求項1に記載のマットレスカバー。
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