JP3226708B2 - 光学素子の成形方法 - Google Patents

光学素子の成形方法

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JP3226708B2
JP3226708B2 JP8965794A JP8965794A JP3226708B2 JP 3226708 B2 JP3226708 B2 JP 3226708B2 JP 8965794 A JP8965794 A JP 8965794A JP 8965794 A JP8965794 A JP 8965794A JP 3226708 B2 JP3226708 B2 JP 3226708B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形ガラス母材の表面
に樹脂層を一体的に成形して、所望の光学機能面が得ら
れる様にした光学素子の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、最終的な成形品である光学素
子に近い形の成形ガラス母材の表面に、樹脂材料からな
る薄い樹脂膜を成形し、これによって、例えば、ガラス
材料では加工しにくい非球面などの、精度の高い光学機
能面を備えた光学素子を得る成形方法が知られている。
そして、このような成形方法で成形されたレンズは、一
般にレプリカレンズと呼ばれており、例えば、特開平3
−183512号公報や特開平4−280824号公報
に開示されている様な装置で製造することができる。こ
のレプリカレンズの成形装置では、ターンテーブルに設
けた成形用型部材を所定位置に間欠移動させながら、成
形のための各工程を実施しており、この間に成形ガラス
母材の光学機能面として、1層の樹脂膜が成形される。
【0003】一方、樹脂膜の厚さが、ある程度大きくな
ると、冷却時の樹脂の収縮などが影響して、成形用型部
材の成形面に用意した高精度の光学機能面の正確な転写
ができなくなる。そこで、予め、ある厚さの樹脂膜を、
第1層目の樹脂膜として成形ガラス母材の表面に形成
し、その上に、正確に光学機能面を転写した第2層目の
樹脂膜を成形する2段階の成形方法が提唱されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような成形方法では、第1層目の樹脂膜を成形する装置
と第2層目の樹脂膜を成形する装置の2台の成形装置を
用意しなければならず、設備費用が高くなり、また、第
1層目の樹脂膜の成形装置から第2層目の樹脂膜の成形
装置への成形ガラス母材の移し替えが必要となり、その
ための移送手段が装備されなければならない。
【0005】更に、成形ガラス母材の移し替えの時に、
ゴミの付着やキズの発生などが考えられ、不良品の発生
の原因となる。
【0006】従って、本発明は上述した課題に鑑見てな
されたものであり、その目的とするところは、第1層目
と第2層目の樹脂膜を成形する2段階の成形を1台の成
形装置で行うことができ、しかも、生産性が高く且つ歩
留りの高い光学素子の成形方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明の光学素子の成形方法
は、ガラス部材の表面に、成形加工により活性エネルギ
ー線硬化型の樹脂からなる樹脂層を2層に形成し、ガラ
ス材料と樹脂材料とを一体化した光学素子を形成するた
めの光学素子の成形方法であって、間欠的に回転駆動さ
れるインデックステーブルに前記樹脂層の1層目を形成
する第1の型部材と、前記樹脂層の2層目を形成する第
2の型部材を交互に配置し、前記第1の型部材での前記
1層目の成形が終了した光学素子を前記第2の型部材に
供給して前記2層目を形成し、前記インデックステーブ
ルの2回転で所定の表面形状を有する光学素子を成形す
ることを特徴としている。
【0008】また、この発明に係わる光学素子の成形方
法において、前記第1の型部材と前記第2の型部材とは
各々同数だけ前記インデックステーブル上に配置されて
いることを特徴としている。
【0009】
【作用】以上のように本発明に係わる光学素子の成形方
法は構成されているので、1層目の樹脂膜を形成する第
1の型部材と2層目の樹脂膜を形成する第2の型部材と
を同一のインデックステーブル上に交互に配置し、イン
デックステーブルの2回転で、2層の樹脂膜を成形する
ことにより、1台の装置で2層の樹脂膜をガラス部材上
に形成することが可能となる。これにより、製造装置に
かかる設備投資を低減することができる。
【0010】また、1層目の樹脂膜の成形装置から2層
目の樹脂膜の成形装置への硝子部材の移し替えが不要と
なり、そのための設備や作業者が不要となる。
【0011】また、硝子部材の移し替えのときの、ごみ
の付着や傷の発生などが最小限に抑えられ、歩留まりの
高い成形加工を行うことができる。
【0012】
【実施例】
(第1の実施例)以下、本発明をレプリカレンズの成形
動作に適用した一実施例について、添付図面を参照して
詳細に説明する。
【0013】図1は、レプリカ成形により非球面レンズ
を成形するための型の構造を示した図である。
【0014】まず、型の構造について説明する前に、レ
プリカ成形により光学素子を成形する方法の概略内容に
ついて説明する。このレプリカ成形による光学素子の成
形方法は、ガラス材料の表面に、ガラス材料では加工し
にくいような形状を成形するためのものであり、比較的
加工しやすい形状に加工したガラス部材の表面に、樹脂
材料からなる所望の複雑な表面形状の樹脂層を形成する
ものである。例としては、球面形状に加工したガラス部
材の表面に、非球面形状の樹脂の膜を成形し、ガラス材
料と樹脂材料を組み合わせた非球面レンズを作成するこ
とが挙げられる。すなわち、単レンズで収差を補正した
レンズを提供するためには、レンズの表面形状を非球面
形状にする必要があるが、ガラス材料を非球面形状に加
工することは容易ではなく、また、非球面形状に成形し
やすい樹脂を用いたレンズでは、レンズのパワーを稼ぎ
にくいため、この両者を組み合わせることにより、この
両者の長所のみを生かそうとするものである。このよう
にして製造されたレンズをレプリカレンズと呼ぶ。
【0015】一方、レンズの非球面量が大きくなり、樹
脂膜の厚さがある程度大きくなると、冷却時の樹脂の収
縮などが影響して、成形用型部材の成形面に用意した高
精度の光学機能面の正確な転写ができなくなる。そこ
で、図22に示すように、予めある厚さの樹脂膜を、第
1層目の樹脂膜として、成形ガラス母材の表面に形成
し、その上に、正確に光学機能面を転写した第2層目の
樹脂膜を成形する2段階の成形方法が考えられる。本実
施例においては、このように硝子母材の表面に樹脂膜を
2層に形成する成形方法を採用している。
【0016】第1層目の樹脂膜の成形について説明す
る。
【0017】具体的には、図1に示す様に、表面を球面
状に加工されたガラス部材100の片面である接合面1
00aに、活性エネルギー線硬化型樹脂の薄い膜からな
る樹脂102を形成するものである。ガラス部材100
は、その外周部に胴付き部100bを有しており、支持
部材14上に支持される。この支持部材14の上端部1
4aは、樹脂材料の表面形状を形成するための、第1層
目の型部材12の成形面12aのエッジ部から、高さh
だけ突出している。この突出量hにより、樹脂層の厚み
が最も薄くなる部位においても所定の厚み(例えば30
μm程度)を有する様に規定される(成形面12bが非
球面形状であるため、樹脂層の厚みは場所により異な
る)。そして、第1層目の型部材12の成形面12a
と、接合面100aとにより規定される空間内に充填さ
れた液状の樹脂材料に、活性エネルギー線を照射するこ
とにより、この樹脂材料を硬化させ、第1層目の樹脂層
を形成したレプリカレンズ100”を完成させる。
【0018】以下、図1において、レプリカレンズを成
形加工するための第1層型10の構成について説明す
る。図1において、略円柱状の第1層目の型部材12は
後述するインデックステーブル24の上面に載置されて
おり、その上端面には、前述した様に、樹脂層の表面に
所定の形状を転写するための成形面12aが形成されて
いる。第1層目の型部材12の外周面には、この第1層
目の型部材12の外径に嵌合する内径を有する円筒状の
支持部材14が装着されており、この支持部材14の上
端部14aが、第1層目の型部材12のエッジ部から前
述した様に高さhだけ突出している。この支持部材14
の上端部14aにガラス部材100を載置し、ガラス部
材100の接合面100aと第1層目の型部材12の成
形面12aとの間に規定される空間に充填された樹脂材
料を硬化させることによりレプリカレンズ105を成形
することができる。
【0019】第1層目の型部材12と支持部材14の間
の円周上の一カ所には、成形が完了したレプリカレンズ
105を第1層目の型部材12から離型させるための押
上ピン18が上下方向にスライド可能に挿入されてお
り、後述する架台22上のピン駆動装置19により、こ
の押上ピン18を鉛直上方にスライドさせ、レプリカレ
ンズ105を第1層目の型部材12から離型させること
ができる。
【0020】また、支持部材14の外周には、支持部材
14の外径よりもわずかに大きい内径を有し、上端を封
止された円筒状の第1層の蓋体16が装着されており、
この第1層の蓋体16は、支持部材14の外径にその内
径を勘合させた状態で、支持部材14の中心軸線に沿う
方向にスライド可能にされている。第1層の蓋体16の
上面には、成形面12a上に樹脂材料を供給するための
穴部16aが形成されており、この穴部16aを介し
て、後述する液体定量供給装置36の先端部を第1層型
10の内部に進入させることにより、第1層の蓋体16
を支持部材14から完全に取り外さなくとも、成形面1
2a上に樹脂材料を供給することができる様にされてい
る。また、この穴部16aを介して、樹脂材料に活性エ
ネルギー線が照射されるものである。
【0021】また、この穴部16aの内周下部のエッジ
部分16bで、ガラス部材100の上面を押さえること
により、ガラス部材100の接合面100aを、支持部
材14の上端部14aに密着させた状態に保持すること
ができるとともに、求芯作用により成形面12aの中心
に対してガラス部材100の中心を一致させることがで
きる。
【0022】さらに、第1層の蓋体16の上部側面に
は、穴部16cが形成されており、第1層の蓋体16a
を支持部材14に対して上方にスライドさせた状態で、
この穴部16cを介して後述するハンド60により、レ
プリカレンズ105の母材であるガラス部材100を型
10の内部に挿入することにより第1層の蓋体16を支
持部材14から完全に取り外さなくとも第1層目の型1
0の内部にガラス部材100を供給することができる様
にされている。
【0023】また、第1層の蓋体16には第1層型10
と第2層型10’との判別用に、判別駒17が設けてあ
り、後述する近接センサー25h で検知することができ
る。
【0024】図2は、第1層の蓋体16の形状を示す斜
視図であり、図示した様に、第1層の蓋体16の上面に
は、穴部16aが形成されており、外周面上方には、略
長方形状の穴部16cが形成されている。また、第1層
の蓋体16の外周面下方には、切欠部16dが形成され
ており、この切欠部16dには、後述する開閉装置25
の爪体25gが進入し、この爪体25gの上下方向の動
きにより、第1層の蓋体16の支持部材14に対する開
閉動作が行われる。なお、図2(b )は、蓋体16を裏
側から見た図であり、図示したように蓋体16の外周面
下方には前述した判別駒17が設けられている。
【0025】次に、第2層目の樹脂層の成形について説
明する。
【0026】具体的には、図3に示す様に、第1層目の
樹脂層を成形したガラス部材100’の片面である接合
面100a’に、活性エネルギー線硬化型樹脂の薄い膜
からなる樹脂層102’を形成するものである。ガラス
部材100’は、その外周部に胴付き部100bを有し
ており、この胴付き部100bが、支持部材14’の上
端部14a’に当接した状態で、支持部材14’上に支
持される。この上端部14a’は、樹脂材料の表面形状
を形成するための、第2層目の型部材12’の成形面1
2a’のエッジ部から、高さiだけ突出している。この
突出量iにより、第2層目の樹脂層の厚みがほぼ均一な
厚みに規定される。そして、第2層目の型部材12’の
成形面12a’と、接合面100a’とにより規定され
る空間内に充填された液体状の樹脂材料に、活性エネル
ギー線を照射することにより、この樹脂材料を硬化さ
せ、レプリカレンズ100”を完成させる。
【0027】以下、図3において、レプリカレンズを成
形加工するための第2層型10’の構成について説明す
る。図3において、略円柱状の第2層目の型部材12’
は後述するインデックステーブル24の上面に載置され
ており、その上端面には、前述した様に、樹脂層の表面
に所定の形状を転写するための成形面12a’が形成さ
れている。第2層目の型部材12’の外周面には、この
第2層目の型部材12’の外径に嵌合する内径を有する
円筒状の支持部材14’が装着されており、この支持部
材14’の上端部14a’は、第2層目の型部材12’
のエッジ部から前述した様に高さiだけ突出している。
この支持部材14’の上端部14a’上に第1層目の樹
脂層を成形したガラス部材100’を載置し、ガラス部
材100’の接合面100a’と第2層目の型部材1
2’の成形面12a’との間に規定される空間に充填さ
れた樹脂材料を、硬化させることによりレプリカレンズ
100”を成形することができる。
【0028】第2層目の型部材12’と支持部材14’
の間の円周上の一カ所には、成形が完了したレプリカレ
ンズ100”を第2層目の型部材12’から離型させる
ための押上ピン18が上下方向にスライド可能に挿入さ
れており、後述する架台22上のピン駆動装置19によ
り、この押上ピン18を鉛直上方にスライドさせること
により、レプリカレンズ100”を第2層目の型部材1
2’から離型させることができる。
【0029】また、支持部材14’の外周には、支持部
材14’の外径よりもわずかに大きい内径を有し、上端
を封止された円筒状の第2層の蓋体16’が装着されて
おり、この第2層の蓋体16’は、支持部材14’の外
径にその内径を嵌合した状態で、支持部材14’の中心
軸線に沿う方向にスライド可能にされている。第2層の
蓋体16’の上面には、成形面12a’上に樹脂材料を
供給するための穴部16a’が形成されており、この穴
部16a’を介して後述する液体定量供給装置36の先
端部を型10’の内部に進入させることにより、第2層
の蓋体16’を支持部材14’から完全に取り外さなく
とも、成形面12a’上に樹脂材料を供給することがで
きる様にされている。また、この穴部16a’を介し
て、樹脂材料に活性エネルギー線が照射されるものであ
る。
【0030】また、この穴部16a’の内周下部のエッ
ジ部分16b’で、第1層目の樹脂層を成形したガラス
部材100’の上面を押さえることにより、ガラス部材
100’の接合面100a’を、支持部材14’の上端
部14a’に密着させた状態に保持することができると
ともに、求芯作用により成形面12a’の中心に対して
ガラス部材100’の中心を一致させることができる。
【0031】さらに、蓋体16’の上部側面には、穴部
16c’が形成されており、蓋体16a’を支持部材1
4に対して上方にスライドさせた状態で、この穴部16
c’を介して後述するハンド60により、レプリカレン
ズ100”の母材であるガラス部材100’を第2層型
10’の内部に挿入することにより第2層の蓋体16’
を支持部材14’から完全に取り外さなくとも第2層目
の型10’の内部にガラス部材100’を供給すること
ができる様にされている。
【0032】図4は、第2層の蓋体16’の形状を示す
斜視図であり、図示した様に、第2層の蓋体16’の上
面には、穴部16a’が形成されており、外周面上方に
は、略長方形上の穴部16c’が形成されている。ま
た、第2層の蓋体16’の外周面下方には、切欠部16
d’が形成されており、この切欠部16d’には、後述
する開閉装置25の爪体25gが進入し、この爪体25
gの上下方向の動きにより、第2層の蓋体16’の支持
部材14’に対する開閉動作が行われる。
【0033】図5乃至図7は、上述した第1層目の型1
0および第2層目の型10’を偶数個交互に並べて、レ
プリカレンズを複数個能率的に成形するための成形装置
の構成を示す図である。また、これらの図は、成形装置
の運転開始時の初期状態を示している。
【0034】図5において、装置全体のベースとなる架
台22は工場内の床面上に固定され、この状態で、第1
層目の樹脂層を成形したレプリカレンズ100’および
第2層目の樹脂層を成形したレプリカレンズ100”の
成形加工が行われる。架台22の略正方形状の上面中央
部には、第1層目の樹脂層を成形したレプリカレンズ1
00’を成形するための第1層目の型10及びレプリカ
レンズ100”を成形するための第2層目の型10’を
支持する円盤状のインデックステーブル24が架台22
の上面に対して所定高さだけ持ち上げられた状態で支持
されている。そして、この円盤状のインデックステーブ
ル24は、その中心部を架台22上に直立した回転軸に
より、前述した所定高さだけ持ち上げられた状態で支持
されており、架台22に対して、この回転軸を中心に間
欠的に(45°ずつ)回転駆動されるようになされてい
る。
【0035】図6に示す様に、インデックステーブル2
4の上面の外周付近には、その中心軸線をインデックス
テーブル24の回転中心軸を中心とする円軌跡に沿った
円周上に位置させた状態で、4個の第1層目の型10、
及び4個の第2層目の型10’が45°間隔で交互に配
置されている。ここで、以下の説明の便宜上これらの8
個の型に、図示した如く、それぞれ、10A、10
B’、10C、10D’、10E、10F’、10G、
10H’の参照番号を付するものとする(それぞれの型
10A、10B’、10C、10D’、10E、10
F’、10G、10H’は、成形装置の初期状態におい
ては、図示の位置にあるものとする。また、参照番号
に’を付していないものは第1層目の型を示し、’を付
したものは第2層目の型を示すものとする。)。
【0036】インデックステーブル24の上面の中心部
には、第1層目の型10A、10C、10E、10G内
にガラス部材100を供給する時、及び第1層目の型1
0A、10C、10E、10Gから第1層目の樹脂層を
成形したガラス部材100’を取り出す時、また第2層
目の型10B’、10D’、10F’、10H’からレ
プリカレンズ100”を取り出す時に、第1層目の型1
0A、10C、10E、10Gの蓋体16、及び第2層
目の型10B’、10D’、10F’、10H’の蓋体
16’を支持部材14,14’に対して上下方向に開閉
させるための開閉装置25が配設されている。
【0037】架台22の上面のインデックステーブル2
4の外周を取り巻く位置には、インデックステーブル2
4の回転軸を中心とする円周上に、6つの紫外線照射装
置26A〜26Fが45°間隔で配設されており、イン
デックステーブル24の45°間隔の間欠移動により型
10A〜10H’に紫外線が照射される様になされてい
る。
【0038】また、8つの型10A〜10H’に対し
て、6つの紫外線照射装置26A〜26Fが配置されて
いるので、8つの型10A〜10H’の内2つの型(図
中10A、10H’)に対応する位置には、紫外線照射
装置が配置されていないわけであるが、今架台22上の
紫外線照射装置が配置させていない位置には、2つの型
(図中10A,10H’)に対応して、それぞれ第1の
ロボット28及び第2のロボット30が配置されてい
る。これらの内第1のロボット28は、型10Aに対し
て成形品母材であるガラス部材100を供給するための
ロボットであり(第2層目の型に対しては、第1層目の
樹脂層を成形したガラス部材100’を供給する)、ま
た、第2のロボット30は、完成したレプリカレンズ1
00”を型10H’から取り出す(第1層目の型から
は、第1層目の樹脂層を成形したガラス部材100’を
取り出す)ためのロボットである。
【0039】また、架台22に隣接した床面上には、ロ
ボット架台31が配置されており、このロボット架台3
1上には、第1のロボット28にガラス部材100を供
給するとともに、第2のロボット30から完成したレプ
リカレンズ100”を取り外し、更に、第2のロボット
30が第1層目の型から取り出した第1層目の樹脂層を
成形したガラス部材100’を、第1のロボット28に
供給するためのハンド34と、型10A〜10H’に対
して活性エネルギー線照射型の樹脂、例えば、一実施例
においては、紫外線硬化型の樹脂を供給するための供給
装置36aを備えた第3のロボット32が配置されてい
る。
【0040】これらの位置関係を更に詳しく述べると、
成形装置20の初期状態においては、第1のロボット2
8に対応する位置には、ガラス部材100が供給される
べき第1層目の型10Aが位置している。そして、成形
装置20を鉛直上方から見た図である図6に示した様に
インデックステーブル24の回転中心を中心に反時計回
転方向に45°回転した位置には第2層目の型10B’
が位置しており、この型10B’に対応する位置には、
型10B’に対して紫外線を照射するための紫外線照射
装置26Aが配置されている。そして、型10B’から
インデックステーブル24の回転中心の回りにさらに反
時計回転方向に45°回転した位置には、型10Cが位
置しているという様に、型10Aから反時計回転方向に
45°ずつ回転した位置にそれぞれ、型10B’〜10
H’が配置されている。
【0041】すなわち、成形装置20の初期状態におい
て、第1のロボット28により、ガラス部材100が供
給された型10Aは、インデックステーブル24の反時
計回転方向の回転に伴なって、45°ずつ間欠的に移動
され、初期状態において型10A〜10Gが位置してい
た位置にそれぞれ停止し、紫外線照射装置26A〜26
Fによりおのおの所定時間の紫外線の照射を受ける。こ
れにより紫外線硬化型樹脂が所定硬度まで硬化し、その
後型10H’があった位置に移動して、この位置で第2
のロボット30により第1層目の樹脂層を成形したガラ
ス部材100’が、型10Aから取り出されるわけであ
る。
【0042】一方、架台22上の第2のロボット28と
第2のロボット30の間の位置には、紫外線硬化型の樹
脂が収容されたシャーレ40が配置されている、そし
て、第3のロボット32には、このシャーレ40から紫
外線硬化型の樹脂を吸い取り、型10A〜10H’及び
ガラス部材100、第1層目の樹脂層を成形したガラス
部材100’に定量の紫外線硬化型樹脂を供給するため
の液体定量供給装置36が配設されている。
【0043】第3のロボット32には、更に成形品母材
であるガラス部材100を把持するためのコレットチャ
ック状の把持ハンド34が配設されている。そして、架
台22に隣接して、第3のロボット32の動作範囲内の
位置に配置されたパレット供給装置42上のパレット4
4から、この把持ハンド34で、ガラス部材100を把
持して取り出し、第1のロボット28に受け渡す様にさ
れている。
【0044】また、架台22の側方には成形装置20の
各ロボットの制御動作を並列的に管理するための制御装
置46が配置されており、また、架台22の前方には成
形装置20の動作の指令及び監視などを行う操作盤48
が配置されている。
【0045】次に、図8は、蓋体16及び16’を開閉
動作するための開閉装置25の拡大図である。この開閉
装置25は、図5及び図6に示した様に第1の開閉装置
25Aと第2の開閉装置25Bの2つの部分から構成さ
れている。これら第1及び第2の開閉装置25A、25
Bの構造は同一であるので、これらを代表して第1の開
閉装置25Aの構造について説明する。なお、第1の開
閉装置25Aの各部の参照番号に’を付したものを第2
の開閉装置25Bの各部の参照番号とする。
【0046】インデックステーブル24の回転しない中
央部には、支柱25aが直立した状態で配設されてお
り、この支柱25aの上端面には、支持板25bが水平
方向に延出した状態で取り付けられている。この支持板
25bの先端部下面には、第1のエアシリンダ25c
が、そのシリンダロッド25を鉛直線に沿わせた状態で
取り付けられている。また、この第1のエアシリンダ2
5cのシリンダロッド25dの先端部には、第2のエア
シリンダ25eが、そのシリンダロッド25fを水平線
に沿わせた状態で取り付けられている。そして、第2の
エアシリンダ25eのシリンダロッド25fの先端部に
は、爪体25gが水平方向に延出した状態で取り付けら
れている。すなわち、第1及び第2のエアシリンダ25
c、25eの動作により、爪体25gは、インデックス
テーブル24に対して、図中矢印で示した様に、上下方
向及び水平方向に移動可能にされている。従って、図2
に示した蓋体16の切欠部16dに爪体25gの先端部
を挿入させた後、第1のエアシリンダ25cにより爪体
25gを上方に移動させることにより、蓋体16を支持
部材14に対して開動作させことができる。なお、上記
と逆の動作を行うことにより、蓋体16を支持部材14
に対して閉動作させることができる。
【0047】また、第1層の蓋体16には、型判別用の
駒があり、これを25gの根本に取り付けた近接センサ
ー25hで探知し、第1層目の型であることを判別す
る。
【0048】次に、図9は、第1のロボット28及び第
2のロボット30の構造及び動作を示した図である。第
1のロボット28と第2のロボット30の構造はほとん
ど同一であるので、第1のロボット28を代表して、そ
の構造について説明する。なお、第1のロボット28の
参照番号に’を付したものを第2のロボット30の各部
の参照番号とする。
【0049】図9において、第1のロボット28の本体
50は、架台22上に固定されたレール52上にスライ
ド可能に支持されており、このレール52に沿って、イ
ンデックステーブル24の外周部の法線に沿う方向に移
動可能にされている。
【0050】本体52の上面には、この上面に対して直
立した支柱53が、ラックアンドピニオン等の駆動機構
により上下方向に移動可能に取り付けられており、この
支柱53には、水平線に沿う方向に回転軸線を有する回
転駆動装置54を介して略コの字形の支持部材56が取
り付けられている。この支持部材56のコの字形の両端
部の間には、鉛直方向に沿ってスライドシャフト58が
取り付けられており、スライドシャフト58には、スラ
イド部材59が上下方向に摺動可能に装着されている。
スライド部材59には、更にガラス部材100を型10
内に、また第1層目の樹脂層を成形したガラス部材10
0’を型10’内に供給するためのハンド60が水平方
向に延出した状態で取り付けられている。
【0051】そしてこのハンドは60は、その先端部の
下面(図中実線で示した状態において)にガラス部材1
00及び100’を吸着するための吸着部60aを有し
ており、ガラス部材100及び100’はこの吸着部6
0aに光軸を鉛直線に沿わせた状態で保持される。この
吸着部60aは、パイプにより第1のロボット28の外
部に設けられたポンプと接続されており、このポンプで
空気を吸い出すことにより、ガラス部材100及び10
0’は吸着部60aに吸着されるものである。なお、ス
ライドシャフト58には、図中実線で示した状態におい
て、スライド部材59の上端面を支持部材56の上側の
端部に対して下側に付勢する圧縮バネ57が緩く勘合し
た状態で装着されており、スライド部材59は、通常
は、図示した如く支持部材56に対して下側に位置して
いる。従って、ハンド60は、図中実線で示した様に、
このハンド60を上側に押しあげる力が作用しない限り
は、圧縮バネ57の付勢力により支持部材56に対して
下側に位置した状態にされている。
【0052】また、支持部材56は、前述した回転駆動
装置54により、水平線に沿って伸びる回転軸の回りに
回転可能にされているので、ハンド60は、必要に応じ
て、図中実線で示した様に吸着部60aを下に向けた位
置と、二点鎖線で示した様に吸着部60aを上に向けた
位置とに移動可能にされている。
【0053】次に上記の様に構成された成形装置20に
より、第1層目の樹脂層を成形したガラス部材100’
を成形加工する動作について説明する。
【0054】まず、第1のロボット28と第3のロボッ
ト32により、型10に対して紫外線硬化型樹脂及びガ
ラス部材100を供給する動作を図9乃至図13を用い
て説明する。すなわち図9に示す様に、第1のロボット
28をインデックステーブル24の外周部から遠ざかる
方向に移動させ、この後、回転駆動装置54を上に向け
た状態にしておく。次に、第3のロボット32に設けら
れた把持ハンド34により、パレット44からガラス部
材100を1個取り出し、このガラス部材100を図9
に二点鎖線で示した様に、第1のロボット28のハンド
60の吸着部60a上に載置し、第1のロボット28の
ハンド60を吸着状態に動作させる。但し、このとき本
実施例においては、成形作業の能率を向上させるため
に、第3のロボット32の把持ハンド34は、ガラス部
材100を第1のロボット28に供給する前に、成形の
完了したレプリカレンズ100”を型10’(10
H’)から取り出す動作を前もって行っている。この
時、パレット44には、母材であるガラス部材100
が、パレット44の収納可能個数よりも1個少なく収納
されているので、この空きスペースに完了したレプリカ
レンズ100”が収納される。これにより、パレット4
4からガラス部材100を少なくとも1個取り出した後
でなくとも、完成したレプリカレンズ100”を同じパ
レット44に収納することが可能となる。
【0055】次に、第3のロボット32に設けられた液
体定量供給装置36により、樹脂材料を第1の所定量ガ
ラス部材100の上面、すなわち接合面100a上に供
給する。
【0056】次に図10に示した様に、第3のロボット
32の液体定量供給装置36の先端部を型10の内部に
進入させ、樹脂材料を型部材12の成形面12a上に第
2の所定量供給する。この時上記の第1の所定量と第2
の所定量とを合計した量は、ガラス部材100の接合面
100aと、型部材12の成形面12aとの間に規定さ
れる空間を、ちょうど満たす量よりもわずかに多い量に
設定されている。また、この樹脂材料の供給動作中に、
回転駆動装置54を動作させてガラス部材100の接合
面100aが下側を向く様に、ハンド60の向きを反転
させておく。その後、開閉装置25の第2のエアシリン
ダ25eを動作させて、爪体25gを蓋体16の切欠部
16dに挿入した後、第1のエアシリンダ25cを動作
させて、支持部材14に対して蓋体16を上方向にスラ
イドさせる。
【0057】次に図11に示した様に、ハンド60を蓋
体16に形成された穴部16cから型10の内部に進入
させ、第1のロボット28の支柱53を下側にスライド
させる。このようにすることにより、ガラス部材100
は、支持部材14の上端部14aに接近していくわけで
あるが、この時のガラス部材100の下側に移動する動
作に伴なって、図12に示した様に、樹脂材料が、成形
面12a上で押し広げられ、成形面12aと接合面10
0aの間に規定される空間内にまんべんなく広がる。
【0058】また、この時の支柱53の下側へのスライ
ド量は、ガラス部材100が支持部材14の上端部14
aにちょうど接する量よりも大きく取られており、この
支柱53の下側への行きすぎ量は、ハンド60がスライ
ドシャフト58に対して上側に移動することにより吸収
される。そして、ハンド60は、圧縮バネ57により下
側に付勢されているので、ガラス部材100は、この圧
縮バネ57の付勢力により支持部材14の上端部14a
上に押し付けられることとなり、ガラス部材100は支
持部材14に確実に密着した状態で、保持されることと
なる。
【0059】この状態で、ハンドの吸着状態を解除し、
第1のロボット28の支柱53を上方に移動させ、ハン
ド60の先端をガラス部材100から離間させた状態
で、このハンド60を型10の内部から退避させる。こ
の後、第1のエアシリンダ25cを再び動作させて蓋体
16を支持部材14に対して下側にスライドさせ、ガラ
ス部材100をこの蓋体16により挟み込んで支持部材
14上に固定する。この状態を示した図が図13であ
る。
【0060】以上で、型10Aに対する樹脂材料及びガ
ラス部材100の供給動作を終了する。
【0061】型10Aに対する樹脂材料とガラス部材1
00の供給動作がすると、インデックステーブル24が
図6における反時計回転方向に45°回転し、型10A
は、紫外線照射装置26Aの真下に移動され、紫外線が
蓋体16の穴部16aを介して所定時間だけ照射され
る。
【0062】この後、前述した様に、型10Aは、反時
計回転方向に、更に45°ずつ回転された位置でそれぞ
れ停止し、紫外線照射装置26B〜26Fによる紫外線
の照射を各々受けた後、第2のロボット30に対応する
位置に戻ることになる。
【0063】この第2のロボット30に対応する位置に
戻ってきた時点では、樹脂材料は完全に硬化しているの
で、架台22上のピン駆動装置19を動作させて押上ピ
ン18により、第1層目の樹脂層を成形したガラス部材
100’を押し上げ、型部材12から離型させる。この
後、第2のロボット30のハンド60’により、第1の
ロボット28による、ガラス部材100の供給動作と反
対の手順により、ガラス部材100’を型10Aから取
り出し、図9に二点鎖線で示した状態と同じ状態で、ガ
ラス部材100’を保持する。そして、第2のロボット
30のハンド60’の吸着状態を解除した後、第3のロ
ボット32の把持ハンド34により、再び第1のロボッ
ト28の吸着部60a上に供給する。
【0064】すなわち、第1層目の樹脂を成形したガラ
ス部材100’を成形加工する時に、第1のロボット2
8でガラス部材100を型10に供給し、ハンド60を
型10から退避させた後、回転駆動装置54を動作させ
て、ハンド60を図9に二点鎖線で示した様に、吸着部
60aを上に向けた状態にしておく。この60aの上に
ガラス部材100’を供給する。
【0065】(第1層目の樹脂層を成形したガラス部材
100’からレプリカレンズ100”を成形加工する動
作の説明)次に、第3のロボット32に設けられた液体
定量供給装置36により、樹脂材料を第3の所定量ガラ
ス部材100’の上面、すなわち接合面100a’上に
供給する。
【0066】次に図10に示した様に、第3のロボット
32の液体定量供給装置36の先端部を図6に示す10
Aの場所にきた第2層型10B’内部に進入させ、樹脂
材料を型部材12’の成形面12a’上に第4の所定量
供する。この時上記の第3の所定量と第4の所定量とを
合計した量は、ガラス部材100’の接合面100a’
と、型部材12’の成形面12a’との間に規定される
空間を、ちょうど満たす量よりもわずかに多い量に設定
されている。また、この樹脂材料の供給動作中に、回転
駆動装置54を動作させてガラス部材100’の接合面
100a’が下側を向く様に、ハンド60の向きを反転
させておく。その後、開閉装置25の第2のエアシリン
ダ25eを動作させて、爪体25gを蓋体16’の切欠
部16d’に挿入した後、第1のエアシリンダ25cを
動作させて、支持部材14’に対して蓋体16’を上方
向にスライドさせる。
【0067】次に図11に示した様に、ハンド60を蓋
体16’に形成された穴部16c’から10’の内部に
進入させ、第1のロボット28の支柱53を下側にスラ
イドさせる。このようにすることにより、ガラス部材1
00’は、支持部材14’の上端部14a’に接近して
いくわけであるが、この時のガラス部材100’の下側
に移動する動作に伴なって、図12に示した様に、樹脂
材料が、成形面12a’上で押し広げられ、成形面12
a’と接合面100a’の間に規定される空間内にまん
べんなく広がる。
【0068】また、この時の支柱53の下側へのスライ
ド量は、ガラス部材100’が支持部材14’の上端部
14a’にちょうど接する量よりも大きく取られてお
り、この支柱53の下側への行きすぎ量は、ハンド60
がスライドシャフト58に対して上側に移動することに
より吸収される。そして、ハンド60は、圧縮バネ57
により下側に付勢されているので、ガラス部材100’
は、この圧縮バネ57の付勢力により支持部材14’の
上端部14a’上に押し付けられることとなり、ガラス
部材100’は支持部材14’に確実に密着した状態
で、保持されることとなる。 この状態で、ハンドの吸
着状態を解除し、第1のロボット28の支柱53を上方
に移動させ、ハンド60の先端をガラス部材100’か
ら離間させた状態で、このハンド60を型10’の内部
から退避させる。この後、第1のエアシリンダ25cを
再び動作させて蓋体16’を支持部材14’に対して下
側にスライドさせ、ガラス部材100’をこの蓋体1
6’により挟み込んで支持部材14’上に固定する。こ
の状態を示した図が図13である。
【0069】以上で、型10B’に対する樹脂材料及び
ガラス部材100’の供給を終了する。 型10B’に
対する樹脂材料とガラス部材100’の供給動作が終了
すると、インデックステーブル24が図6における反時
計回転方向に45°回転し、型10B’は、紫外線照射
装置26Aの真下に移動され、紫外線が蓋体16’の穴
部16a’を介して所定時間だけ照射される。
【0070】この後、前述した様に、型10B’は、反
時計回転方向に、更に45°ずつ回転された位置でそれ
ぞれ停止し、紫外線照射装置26B〜26Fによる紫外
線の照射を各々受けた後、第2のロボット30に対応す
る位置に戻ることになる。
【0071】この第2のロボット30に対応する位置に
戻ってきた時点では、樹脂材料は完全に硬化しているの
で、架台22上のピン駆動装置19を動作させて押上ピ
ン18により、レプリカレンズ100”を押し上げ、型
部材12’から離型させる。この後、第2のロボット3
0のハンド60’により、第1のロボット28によるガ
ラス部材100’の供給動作と反対の手順により、レプ
リカレンズ100”を型10B’から取り出し、図9に
二点鎖線で示した状態と同じ状態で、完成したレプリカ
レンズ100”を保持する。そして、第2のロボット3
0のハンド60’の吸着状態を解除した後、第3のロボ
ット32の把持ハンド34により、完成したレプリカレ
ンズ100”をパレット44に戻す。
【0072】以上で、レプリカレンズ100”の成形動
作を終了する。なお、上記の説明では、型10Aおよび
10B’の動きのみについて説明したが、型10Aが初
期位置から、反時計回転方向に90°回転すると、型1
0Gが第1のロボット28に対応する位置に来るので、
再び第1のロボット28により型10Gへの樹脂材料及
びガラス部材100の供給動作が行われる。
【0073】また、同様に型10B’が初期位置から、
反時計回転方向に90°回転すると、型10H’が第1
のロボット28に対応する位置に来るので、再び第1の
ロボット28により型10H’への樹脂材料及びガラス
部材100’の供給動作が行われる。
【0074】このように、インデックステーブル24の
45°回転動作により、8個の型10A〜10H’に
は、第1層の樹脂層を成形する工程と、第2層の樹脂層
を成形する工程とが交互に施され、一度1番目の型10
Aが第2のロボット30に対応する位置まで戻ってくる
と、その後は、インデックステーブル24の45°毎の
回転により、順次第1層の樹脂層の成形と、第2層の樹
脂層の成形が交互に行われ、型10B’、10D’、1
0F’、10H’から完成したレプリカレンズ100”
が取り出されることになり、このレプリカレンズ10
0”を大量に成形加工することが可能となる。
【0075】次に上述したレプリカレンズの成形動作に
ついて図14〜図21に示したフローチャートを参照し
て更に詳しく説明する。
【0076】成形装置のスタートに際しては、まず、ス
テップS202においてインデックステーブル24を1
ステップ回転させる。ただし、図6は、この1ステップ
回転させた後の各型10A〜10H’の配置を示してい
るものとする。そして、このインデックステーブル24
の1ステップの回転が終了すると、ステップS204に
おいてインデックステーブル24の回転終了を不図示の
回転検出センサーが検出し、回転終了信号P1を出力す
る。
【0077】この回転終了信号P1が出力されることに
より、成形装置の各部の動作が開始される。
【0078】まず、蓋体16’の第2の開閉装置25B
は、ステップS220においてインデックステーブル2
4の回転終了が確認されると、ステップS222に進
み、型10’(図6に示した初期状態においては型10
H’)の蓋体16’を上昇させる。この時、不図示の蓋
体開閉センサーが蓋体16’が開状態になったことを検
出し、この蓋体開閉センサーがステップS224におい
て蓋上昇信号P2を出力する。
【0079】これに対応して、ピン駆動装置19は、ス
テップS212において蓋上昇信号P2により蓋体16
が上昇したことが確認されると、ステップS214に進
み、完成したレプリカレンズ100’の離型動作を行
う。そして、ステップS216において離型終了信号P
3がピン駆動装置19から出力され、ピン駆動装置19
の動作は、スタートに戻って、次にインデックステーブ
ル24が回転するまでの間待機する。
【0080】一方、第2のロボット30は、ステップS
250においてインデックステーブル24の回転が終了
したことが確認されると、ステップS252においてハ
ンド60’を上下方向に旋回させて、図9に二点鎖線で
示した状態から、実線で示した状態へと変化させる。ス
テップS254では、ステップS216でピン駆動装置
19から離型終了信号P3が出力されることにより離型
が終了したことが確認されると、ステップS256にお
いて第2のロボット30は、型10’(図6に示した初
期状態では10H’)内にハンド60’を進入させて完
成したレプリカレンズを吸着して型10’から取り出
す。そして、ステップS258においてハンド退避信号
P4を出力する。
【0081】第2の開閉装置25Bは、ステップS22
6においてハンド退避信号P4を受け取ってハンド60
が型10’(10H’)から退避したことを確認する
と、ステップS228に進み蓋体16’を下降させ、型
10’(10H’)を閉状態とする。そして、ステップ
S230で、蓋下降信号P5を出力し、スタートに戻っ
てインデックステーブル24が次に回転するまで待機す
る。
【0082】一方、第2のロボット30は、ステップS
258でハンド退避信号P4を出力した後、ステップS
260においてハンド60’を再び上下方向に旋回さ
せ、図9に二点鎖線で示した位置に戻す。そして、ステ
ップS262で吸着状態を解除し、ステップS264で
吸着解除信号P6を出力する。その後スタートに戻って
次にインデックステーブル24が回転するまで待機す
る。
【0083】次に第3のロボット32は、まず、ステッ
プS330において、液体定量供給装置36により、シ
ャーレ40から紫外線硬化型樹脂を吸い取っておき、イ
ンデックステーブル24の回転が終了するまで待機す
る。
【0084】ステップS332において回転終了信号P
1を受け取ることによりインデックステーブルの回転終
了が確認されると、ステップS334に進み図6におけ
る型10H’の位置にある型が1層目の型10か2層目
の型10’かを判断する。この判断は、前述したように
蓋体16に設けられた判別駒17を近接センサー25h
で検出することにより行われる。
【0085】ステップS334で図6における型10
H’の位置にある型が1層目の型10である場合には、
ステップS336に進み、図6における型10A の位置
にある2層目の型10’に液体定量供給装置36から2
層目の樹脂膜を形成する量の樹脂材料を供給する。
【0086】次に、ステップS338において、第2の
ロボット30からの吸着解除信号P6を受け取ると、第
1層目の樹脂膜が形成された硝子部材100’の吸着が
解除されたことが確認されるので、第3のロボット32
はステップS340において、把持ハンド34により第
2のロボット30から硝子部材100’を取り外す。
【0087】そして、第3のロボット32はステップS
342において、第1のロボット28のハンド60上に
第1層目の樹脂膜が形成された硝子部材100’を載置
する。その後ステップS344において載置終了信号P
7を出力する。
【0088】一方、第1のロボット28は載置終了信号
P7を受け取ると、ハンド60上に硝子部材100’が
載置されたことが確認されるので、ステップS272に
進み、硝子部材100’をハンド60に吸着する。ステ
ップS274では、吸着終了信号P8が出力される。
【0089】第3のロボット32は、ステップS346
において吸着終了信号P8を受け取ると、硝子部材10
0’がハンド60に吸着されたことが確認されるので、
ステップS348に進み硝子部材100’の接合面10
0a ’に2層目の樹脂膜を形成する量の樹脂材料を供給
する。その後ステップS350において供給終了信号P
9を出力し、ステップS330に戻る。
【0090】一方、ステップS334で、図6における
型10H’の位置にある型が2層目の型10’である場
合には、ステップS352に進み、図6における型10
A の位置にある1層目の型10に液体定量供給装置36
から1層目の樹脂膜を形成する量の樹脂材料を供給す
る。
【0091】次に、ステップS354において、第2の
ロボット30からの吸着解除信号P6を受け取ると、第
2層目の樹脂膜が形成され完成したレプリカレンズ10
0”の吸着が解除されたことが確認されるので、第3の
ロボット32はステップS356において、把持ハンド
34により第2のロボット30から完成したレプリカレ
ンズ100”を取り外す。
【0092】そして、第3のロボット32はステップS
358において、レプリカレンズ100”をパレット4
4に戻し、ステップS360に進む。このとき、パレッ
ト44には、前述したように硝子部材100が1個分少
なく収容されているので、この空きスペースに完成した
レプリカレンズ100”を収納することができる。ステ
ップS360においては、第3のロボット32は成形品
母材である硝子部材100をパレット44から1個吸着
する。そして、ステップS362において、この吸着し
た硝子部材100を第1のロボット28のハンド60の
吸着面60a 上に載置する。その後、ステップS364
において載置終了信号P7を出力する。
【0093】一方、第1のロボット28は載置終了信号
P7を受け取ると、ハンド60上に硝子部材100が載
置されたことが確認されるので、ステップS272に進
み、硝子部材100をハンド60に吸着する。ステップ
S274では、吸着終了信号P8が出力される。
【0094】第3のロボット32は、ステップS366
において吸着終了信号P8を受け取ると、硝子部材10
0がハンド60に吸着されたことが確認されるので、ス
テップS368に進み硝子部材100の接合面100a
に1層目の樹脂膜を形成する量の樹脂材料を供給する。
その後ステップS370において供給終了信号P9を出
力し、ステップS330に戻る。
【0095】次に、第1のロボット28は供給終了信号
P9を受け取ると、ガラス部材100または100’に
樹脂材料が供給されたことが確認されるので、ステップ
S276に進み、第1のロボット28のハンド60が、
図9に二点鎖線で示した状態から実線で示した状態に旋
回される。
【0096】一方、第1の開閉装置25Aは、ステップ
S232でインデックステーブル24の回転終了信号P
1を受け取ると、インデックステーブル24の回転が終
了して位置決めされたことが確認されるので、ステップ
S234に進み、型10(10A)または型10’(1
0B’)の蓋体16または蓋体16’を上昇させる。そ
して、ステップS236において蓋上昇信号P10を出
力する。
【0097】第1のロボット28はステップS278に
おいて蓋上昇信号P10を受け取ると、型10(10
A)または型10’(10B’)の蓋体16または蓋体
16’が開状態にされたことが確認されるのでステップ
S280に進みガラス部材100を型10(10A)内
に、または硝子部材100’を型10’(10B’)内
に供給する。そして、型10(10A)へのガラス部材
100の供給が終了して、または型10(10B’)へ
の100’の供給が終了して、ハンド60が型10(1
0A)内から、または型10’(10B’)内から退避
すると、ステップS282において供給終了信号P11
が出力される。
【0098】その後ステップS284では、ハンド60
が上下方向に旋回されて図9に二点鎖線で示した状態に
戻される。そして、ステップS270に戻り、新たなガ
ラス部材100または100’がハンド60上に載置さ
れるまで待機する。
【0099】一方、第1の開閉装置25Aは、ステップ
S238において、供給終了信号P11を受け取ると、
型10(10A)へのガラス部材100の供給動作、ま
たは型10’(10B’)への硝子部材100’の供給
動作が終了したことが確認されるので、ステップS24
0に進み、型10(10A)の蓋体16、または10’
(10B’)の蓋体16’が下降される。そして、ステ
ップS242において蓋下降信号P12が出力され、そ
の後スタートに戻って、インデックステーブル24の次
の回転が終了するまで待機する。
【0100】なお、照射装置26A〜26Fはステップ
S310において、インデックステーブル24の回転が
終了したことが確認されると、ステップS312に進
み、紫外線の照射が開始される。この紫外線の照射は、
ステップS314において時間tだけ経過するまで継続
され、時間tが経過した後にステップS316で停止さ
れる。そして、ステップS318で照射終了信号P13
が出力される。
【0101】以上のようにして、インデックステーブル
24の1ステップの移動に対応する各作業ステーション
の成形動作が終了する。インデックステーブル24は、
ステップS206、ステップS208、ステップS21
0において、これらの成形動作の終了を知らせる信号で
ある型10H’の蓋下降信号P5、型10Aの蓋下降信
号P12、照射終了信号P13を各々受け取ることによ
り、1ステップの成形動作が終了したことを検知し、ス
テップS202に戻って、もう1ステップ(45度)回
転する。このような動作を繰り返すことにより、インデ
ックステーブル24が略2回転した後には、レプリカレ
ンズ100”が1個完成することとなる。そして、その
後の90°の回転毎にレプリカレンズ100”が1個ず
つ完成する。
【0102】なお、本発明は、その主旨を逸脱しない範
囲で、上記実施例を修正また変形したものに適用可能で
ある。
【0103】例えば、上記実施例では、レプリカレンズ
を形成する場合について説明したが、本発明は、他の種
類の製品の加工または組み立てにも同様に適用可能であ
る。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学素子
の成形方法によれば、1層目の樹脂膜を形成する第1の
型部材と2層目の樹脂膜を形成する第2の型部材とを同
一のインデックステーブル上に交互に配置し、インデッ
クステーブルの2回転で、2層の樹脂膜を成形すること
により、1台の装置で2層の樹脂膜をガラス部材上に形
成することが可能となる。これにより、製造装置にかか
る設備投資を低減することができる。
【0105】また、1層目の樹脂膜の成形装置から2層
目の樹脂膜の成形装置への硝子部材の移し替えが不要と
なり、そのための設備や作業者が不要となる。
【0106】また、硝子部材の移し替えのときの、ごみ
の付着や傷の発生などが最小限に抑えられ、歩留まりの
高い成形加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1層目の樹脂膜を形成するための1層目の型の
構造を示した図である。
【図2】1層目の型における蓋体の形状を示した図であ
る。
【図3】2層目の樹脂膜を形成するための2層目の型の
構造を示した図である。
【図4】2層目の型における蓋体の形状を示した図であ
る。
【図5】成形装置の構成を示す斜視図である。
【図6】成形装置を上面からみた図である。
【図7】成形装置を側面からみた図である。
【図8】蓋体の開閉装置の構造を示した図である。
【図9】第1のロボットの構造を示した図である。
【図10】型への樹脂材料の供給状態を示した図であ
る。
【図11】型への硝子部材の供給状態を示した図であ
る。
【図12】支持部材に硝子部材を載置した状態を示した
図である。
【図13】型内に硝子部材が固定された状態を示した図
である。
【図14】インデックステーブルの動作を示すフローチ
ャートである。
【図15】ピン駆動装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図16】第2の開閉装置の動作を示すフローチャート
である。
【図17】第1の開閉装置の動作を示すフローチャート
である。
【図18】第2のロボットの動作を示すフローチャート
である。
【図19】第1のロボットの動作を示すフローチャート
である。
【図20】第3のロボットの動作を示すフローチャート
である。
【図21】照射装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図22】硝子母材に2層の樹脂膜が形成されている様
子を示す図である。
【符号の説明】
10 1層目の型 10’ 2層目の型 12, 12’ 型部材 14, 14’ 支持部材 16, 16’ 蓋体 18 押し上げピン 20 成形装置 22 架台 24 インデックステーブル 26A〜26B 紫外線照射装置 28 第1のロボット 30 第2のロボット 32 第3のロボット 34 ハンド 36 液体定量供給装置 40 シャーレ 42 パレット供給装置 44 パレット 46 制御装置 48 操作盤
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−183512(JP,A) 特開 平4−280824(JP,A) 特開 平6−210642(JP,A) 特開 昭60−56544(JP,A) 特開 平1−171932(JP,A) 特開 平4−371814(JP,A) 特開 平4−371813(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 11/00 B29C 39/00 - 39/44 B29C 33/00 - 33/76

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス部材の表面に、成形加工により活
    性エネルギー線硬化型の樹脂からなる樹脂層を2層に形
    成し、ガラス材料と樹脂材料とを一体化した光学素子を
    形成するための光学素子の成形方法であって、 間欠的に回転駆動されるインデックステーブルに前記樹
    脂層の1層目を形成する第1の型部材と、前記樹脂層の
    2層目を形成する第2の型部材を交互に配置し、 前記第1の型部材での前記1層目の成形が終了した光学
    素子を前記第2の型部材に供給して前記2層目を形成
    し、前記インデックステーブルの2回転で所定の表面形
    状を有する光学素子を成形することを特徴とする光学素
    子の成形方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の型部材と前記第2の型部材と
    は各々同数だけ前記インデックステーブル上に配置され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の光学素子の成
    形方法。
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