JP3226668B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3226668B2
JP3226668B2 JP17760893A JP17760893A JP3226668B2 JP 3226668 B2 JP3226668 B2 JP 3226668B2 JP 17760893 A JP17760893 A JP 17760893A JP 17760893 A JP17760893 A JP 17760893A JP 3226668 B2 JP3226668 B2 JP 3226668B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サービスセンターの各
種データベースにアクセス可能な機能を備えたファクシ
ミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置は原稿を送受
信するものであるが、電話回線を介してのサービスセン
ターの各種データベースにもアクセス可能となってい
る。すなわち、ユーザーが電話回線を介して各種データ
ベースにアクセスするには、まずサービスセンターの番
号をダイヤルして接続する。そして、サービスセンター
側からの応答メッセージに対し、所望のデータベースを
特定するのに必要な入力項目を操作パネルから入力し、
この結果ユーザーが必要とする情報がFAXで手元に届
くようになっている。
【0003】この場合、FAX受信は接続呼の中で行わ
れることもあるし、一旦、接続を解放した後、改めてサ
ービスセンター側から発呼してFAXを送信してくるこ
ともある。後者の場合には、最初の接続時にユーザーの
電話番号を入力するシーケンスがある。
【0004】このようなサービスの一つとして知られて
いるものにアンサーシステムがある。これは、ある特定
の番号をダイヤル後、サービスセンターが発呼する応答
メッセージにしたがって、サービスコード・支店番号・
暗証番号等の入力項目を入力し、たとえば銀行の預金残
高等を確認できるサービスである。最近では、各種情報
を引き出し可能なFAXサービスが非常に増えてきてい
る。
【0005】いま、アンサーシステムを例にとって説明
すると、まず、相手先番号にダイヤルをして接続する。
接続後は次のように処理が進められる。 センター;「こちらは、テレフォンサービスセンターで
す。サービスコードをどうぞ。」 ユーザー;サービスコードの入力操作 センター;「自動引き落としの御確認ですね。支店番号
をどうぞ。」 ユーザー;支店番号入力 センター;「そのままお待ちください。ピッピッ……、
ご紹介の内容をお知らせします。確認コードをどう
ぞ。」 ユーザー;確認コードの入力操作 センター;「ありがとうございました。」 ユーザー;受話器を置く。約30秒後データを自動受信
する。
【0006】また、接続呼の中でFAX受診する場合
は、以下のような手順となる。 センター;「そのままお待ちください。ピッピッ……、
ファクシミリを受信状態にしてください。」 ユーザー;スタートボタンを押す。データを受信する。
【0007】このようにサービスセンター側から応答メ
ッセージが発せられると、その都度それに応じたキー入
力操作を上述のようの操作パネルのテンキーパッド部を
介して行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
ようなファクシミリ装置では、次のような欠点があっ
た。サービスセンターとの接続後、サービスセンター側
の応答メッセージに対応するために、ユーザー側では常
にオペレータが介在しなければならない。定形の確認業
務であっても、発呼毎にオペレーターがマニュアルでボ
タン入力操作をして指示する必要がある。
【0009】このため、オペレーターが必ずその場にい
る必要がある。また、サービスセンターとの接続そのも
のがうまくいかなかったときには、リダイヤルの手間が
いるため、オペレーターの拘束時間はさらに長くなって
しまう。
【0010】本発明は、サービスセンター側から発せら
れる応答メッセージは別のサービスセンターのものであ
ってもそれぞれ決まっており、対応すべきキー入力操作
も予め分かっているので、この点に着目し、これらの操
作を一括処理することができるファクシミリ装置を得る
ためになされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、通信相手先番号およびサービスセンターからの応
答メッセージに対して必要な入力項目を予め入力するた
めの操作パネルと、この操作パネルに設けられ通信相手
先番号および各々の入力項目の間に相手応答待ち項目を
入力するための相手応答待ちボタンと、相手応答待ち項
目に対しサービスセンターからの応答メッセージが有る
ときはその応答メッセージを受信完了するまで次の入力
項目の処理を待つ演算装置とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】そして、サービスセンターからの応答メッ
セージが音声データであるときは、演算装置は、回線上
に音声帯域のエネルギー成分を検出したときにサービス
センターからの応答メッセージが有ると判断し、一方、
サービスセンターからの応答メッセージがキャラクタコ
ード列であるときは、所定のフォーマットのキャラクタ
コード列を受信したときに、必要に応じて、そのキャラ
クタコード列の正当性をチェックしてからサービスセン
ターからの応答メッセージが有ると判断する。
【0013】また、サービスセンターからの応答メッセ
ージが音声データであるかキャラクタコード列であるか
を予め設定するための読取りモードボタン18を操作パ
ネルに設け、演算装置は、読取りモードボタン18の設
定に基づいて応答メッセージの受信処理を行うようにし
ている。
【0014】一方、操作パネルから予め入力された通信
相手先番号、入力項目および相手応答待ち項目で形成さ
れる一連の入力シーケンスを短縮番号で登録できるよう
にし、また、相手先応答待ちボタンに回線モードのトー
ン切り換え機能を持たせている。
【0015】
【作用】本発明では、通信相手先の応答メッセージを待
って次へ進むという処理を演算装置に指示するための相
手応答待ちボタンを操作パネルに設けているので、この
相手応答待ちボタンが押され、対応するコ−ドが演算装
置に取り込まれているときは、自動発呼のシ−ケンスで
ダイヤル番号の発呼に続いてこの応答待ちコ−ドが現れ
たら通信先相手が応答するまで待つ処理が実行される。
【0016】演算装置では、この応答メッセ−ジ確認
後、入力すべきコ−ドを特定した入力項目が応答待ちコ
ードを介して連続して入力されているので、自動発呼の
シ−ケンスで順次応答メッセージを確認しながらすべて
の入力項目が一括処理される。すなわち、複数入力項目
の入力がされているときはその区切りごとに相手応答待
ちボタンが押されていることになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。図1は
本発明のファクシミリ装置のブロック構成図である。送
信する原稿は入力部11で読み取られ、そのデータは演
算装置12および通信部13を介して通信回線で送信さ
れる。一方、通信回線から受信したデータは通信部13
および演算装置12を介して出力部14に出力される。
また、操作パネル15上には、通信相手先番号を入力す
るためのテンキーパッド部16、通信相手先を確認する
ためのLCD部17、読取りのモ−ド等を選択する読取
モードボタン18、各種状態を表示するためのLED1
9等が備わっている。
【0018】本発明では、これに通信相手先の応答メッ
セージを待って次へ進むという処理を演算装置に指示す
るための相手応答待ちボタン20を設けている。操作パ
ネル上のボタン入力、たとえばテンキーパッド部16の
ボタンや読取モードボタン18は、それぞれ各々に対応
したコ−ドに変換された後、所定の処理を施されるが、
相手応答待ちボタン20についてもも同様に専用のコ−
ドに変換されて処理が行われる。演算装置12に取り込
まれたコ−ドは必要であれば自動発呼に適したコードに
変換される。
【0019】図2はそのコ−ド列の一例を示すもので、
通信相手先のダイヤル番号が「0462−21−116
1」の場合を示している。図2中、数字はアスキーコー
ド、2DHはポーズ、0FFHは終端コードを示してい
る。
【0020】自動発呼処理では、このコ−ド列に従いダ
イヤル操作を行っていく。ポ−ズコ−ド「2DH」が現
れれば、所定の時間だけ待って次のコ−ドの処理に向か
う。この処理の中で、図2には示していないが、相手応
答待ちコ−ドが現れれば、相手の応答を待ってから次の
コ−ドの処理に向かう。
【0021】図3は、演算装置12で実行処理される自
動発呼処理を示すフローチャートである。まず、発呼す
べき桁が有るか否かを判定し(S31)、発呼すべき桁
が有る場合は、コードの種類に応じてそれぞれの処理を
実行する(S32,S33,S34)。すなわち、コー
ドが発呼すべき数字である場合は1桁発呼し(S3
2)、その処理が終了するとステップS31に戻る。一
方、コードがポーズである場合は一定時間待ち(S3
3)、ステップS31に戻り、コードが相手応答待ちで
ある場合は相手応答待ち処理を実行する(S34)。
【0022】図4は、この相手応答待ち処理の詳細を示
すフローチャートであり、コードが相手応答待ちの場合
に実行処理される。まず、一定時間TRWをセットする
(S41)。これはサービスセンターからの予想される
応答メッセージ時間に余裕値を加えたものがセットされ
る。そして、通信相手先からの応答メッセージの検出を
開始し(S42)、通信相手先からの応答メッセージが
有りか否かを判定する(S43)。応答メッセージが無
しの場合は一定時間TRWがタイムオーバーするまで通
信相手先からの応答メッセージが有りか否かを判定し続
ける(S44)。一定時間TRWの間に応答メッセージ
が無かった場合は、応答メッセージは受信しなかったと
して処理を終了する(S45)。
【0023】一方、通信相手先からの応答メッセージが
有りの場合は、その応答メッセージが有効であるか否か
を判定し(S46)、有効でない場合は一定時間TRW
がタイムオーバーするまで通信相手先からの応答メッセ
ージが有効であるか否かの判定を続ける(S47)。応
答メッセージが有効である場合はその応答メッセージが
消滅するのを確認して(S48)、応答メッセージは正
常に受信したとして処理を終了する(S49)。
【0024】この相手応答待ち処理が終了すると、図3
に示すようにトーン切り換え処理を実行する(S3
5)。すなわち、ファクシミリ装置が接続された回線が
パルスダイヤルモードか否かを判定し(S36)、パル
スダイヤルモードであるときは、DTMFモードに切り
換える(S37)。
【0025】この処理は、端末であるファクシミリ装置
の接続回線がパルスダイヤルの回線であった場合、通信
相手先からの応答メッセージに対応して以後のダイヤル
送出をDTMFモードに切り換える必要があるため、そ
のモード切り換えを行うものである。
【0026】この処理を行うことにより、トーン切り換
えボタンを操作パネル15に設ける必要がなくなる。す
なわち、相手先応答待ちボタン20で設定されたコード
に基づいて実行処理される相手応答待ち処理の後段に、
このトーン切り換え処理(S35)を実行することにな
るので、相手先応答待ちボタン20に回線モードのトー
ン切り換え機能を持たせたことになるからである。
【0027】次に、図5は相手応答待ち処理(S34)
における相手先からの応答メッセージ有りか否かを判定
する処理(S43)の詳細を示すフローチャートであ
り、その判定基準として、回線上に音声帯域のエネルギ
ー成分を検出したときに通信相手先であるサービスセン
ターからの応答メッセージが有ると判断するようにした
ものである。
【0028】この音声帯域のエネルギー成分の検出機能
は、通常、通信部13におけるモデムが備えているもの
である。たとえば、モデムを受信モ−ドに設定しておく
と常に有効になり、音声帯域のエネルギー成分の有無を
検出して出力ポートまたはレジスターにその状態を表示
できるものである。
【0029】この実施例では、音声帯域のエネルギー成
分の検出中はサービスセンターからの応答メッセージが
流れているものとして、以降の処理開始を一定時間TR
Wの間待たせ、音声帯域のエネルギーが有から無へと変
化したら、こちらから応答をすべきタイミングだと判断
してその後の入力項目のコ−ドの送出を行う。通常のダ
イヤル操作と同じように現れてきた入力項目のコードを
回線上に流していけば良い。音声応答メッセージの内容
には全く関知していないため、この応答待ちコ−ドが何
回現れても同じ処理をすれば良い。
【0030】図5において、相手応答待ち処理(S3
4)を回線上に音声帯域のエネルギー成分を判定基準と
して行う場合は、まず、一定時間TRW、TEF1、T
EF2をセットし(S51)、検出レベルx,非検出レ
ベルyをセットする(S52)。このセットの後に音声
帯域のエネルギーの検出を開始し(S53)、音声帯域
のエネルギー成分があるか否かを判定する(S54)。
音声帯域のエネルギー成分が無しの場合は一定時間TR
Wがタイムオーバーするまで、音声帯域のエネルギー成
分が有りか否かを判定し続ける(S55)。
【0031】音声帯域のエネルギー成分が有りの場合に
は、音声帯域のエネルギー成分が検出レベルx以上か否
かを判定し(S56)、検出レベルx未満の場合はステ
ップ(S55)に行き、検出レベルx以上のときはその
状態が一定時間TEF1以上か否かを判定し(S5
7)、一定時間TEF1未満のときは一定時間TRWが
タイムオーバーするまで、ステップS56に戻る(S5
8)。一方、音声帯域のエネルギー成分が検出レベルx
以上の状態が一定時間TEF1以上であるときは、非検
出レベルy以下か否かを判定し(S59)、非検出レベ
ルyを越えるときは一定時間TRWがタイムオーバーす
るまで、ステップS59に戻る(S592)。一方、非
検出レベルy以下であるときはその状態が一定時間TE
F2以上か否かを判定し(S591)、一定時間TEF
2未満のときはステップS592に行き、一定時間TE
F2以上のときは音声帯域のエネルギーが有りとして処
理を終了する。
【0032】また、図6は相手応答待ち処理(S34)
における相手先からの応答メッセージ有りか否かを判定
する処理(S43)の別の判定基準の詳細を示すフロー
チャートであり、その判定基準として、所定のフォーマ
ットのキャラクタコード列を受信したときに通信相手先
であるサービスセンターからの応答メッセージが有ると
判断するようにしたものである。
【0033】ディジタル通信網を介したサ−ビスでは、
音声による応答メッセ−ジの代わりに文字コ−ドによる
応答メッセージが送られてくる。
【0034】この実施例ではそのような文字コードによ
る応答メッセージに対応できるようにしたものである。
応答メッセ−ジの内容を特に考慮しないのであれば、そ
のデータの内容までチェックする必要はなく、所定のフ
ォーマットであることを満たしたデータであるか否かの
チェックのみで良い。したがって、内容の異なる文字コ
−ドに対応することが可能である。
【0035】図6において、相手応答待ち処理(S3
4)を所定のフォーマットのキャラクタコード列を判定
基準として行う場合は、まず、一定時間TRWをセット
し(S61)、データの受信モードを文字コードの受信
モードにセットする(S62)。このセットの後にキャ
ラクタコード列の開始フラグの検出を開始し、開始フラ
グがあるか否かを判定する(S63)。キャラクタコー
ド列の開始フラグが無しの場合は一定時間TRWがタイ
ムオーバーするまで、その判定し続ける(S64)。
キャラクタコード列の開始フラグが有りの場合には、そ
の開始フラグの後段のデータを受信し(S65)、終結
フラグが有るか否か判定をする(S66)。すなわち、
キャラクタコード列の終結フラグが無しの場合は一定時
間TRWがタイムオーバーするまで、その判定し続ける
(S67)。
【0036】一方、キャラクタコード列の終結フラグが
検出されると、CRC演算を行い(S68)、その結果
の判定を行う(S69)。その結果がOKでないときは
キャラクタコード列は受信しなかったとして処理を終了
し、その結果がOKであるときは文字コード内容チェッ
ク処理(S691)に移る。
【0037】文字コード内容チェック処理(S691)
は、文字コードに受信にあたってのガ−ド機構を付加し
たものであり、サービスセンタ−からの応答メッセ−ジ
が変更になった場合などに誤応答を防ぐために有効であ
る。受信した文字コードであるキャラクタ−コ−ド列の
情報を予め登録したキャラクタ−コ−ド列の情報と比較
しその内容をチェックする(S692)。キャラクタ−
コ−ド列そのものを登録しておくだけのメモリ−容量が
ある場合にはデ−タ内容を登録しておいて比較したほう
が確信度は向上する。このためデ−タの登録を行うユ−
ザ−ファンクションが必要になってくる。このチェック
による判定がOKのときはキャラクタ−コ−ド列を受信
したとして処理は終了する(S693)。
【0038】次に、図7は応答メッセージの種類に応じ
ての受信処理の詳細を示すフローチャートである。サー
ビスセンターからの応答メッセージが音声データである
かキャラクタコード列であるかを予め設定するための読
取りモードボタン18を操作パネル15に設け、この読
取りモードボタン18の設定に基づいて応答メッセージ
の受信処理を行うようにしたものである。
【0039】この実施例では、相手先からの応答メッセ
ージが音声であるか文字コードデータであるかによっ
て、その応答待ちコードに対する処理を変えようとする
ものである。そのために、本来的に応答待ちコードは2
種類のコードが必要になり、それを設定するためのボタ
ンも2種類必要となる。一般的には2つの異なるボタン
を用意ればよいことになるが、本発明では1つのボタン
で実現する。すなわち、あるユーザーファンクションを
用意してそのボタンがどちらの応答に対応するものかを
予め設定しておく。こうしておけばその設定に対応した
コードで取り込まれ、後の処理は2つのボタンを使い分
けるときと同じになる。
【0040】図7において、まず、演算装置12は、テ
ンキーパッド部16のボタン、読取りモードボタン18
および相手応答待ちボタン20等のボタンの情報を読取
りにあたり、一定時間TBWをセットする(S71)。
そしてこれらボタンの入力情報があるか否かを判定し
(S72)、一定時間TBWの間はその判定を引き続き
行う(S73)。これらのボタンのいずれかに情報が設
定されているときは、どのボタンかを判定し(S7
4)、テンキーパッド部16のボタンでの数字である場
合には、その数字コードを収納する(S75)。同様に
テンキーパッド部16のボタンでのポーズである場合に
は、そのポーズコードを収納する(S76)。
【0041】一方、相手応答待ちボタン20の情報があ
る場合は、読取りコードボタン18の情報に基づいて音
声応答待ちか否かを判定する(S77)。そして、音声
応答待ちである場合には、その音声待ちコードを収納し
(S78)、文字データ待ちであるときにはその文字デ
ータ待ちコードを収納する(S79)。
【0042】このようにして、サービスセンターからの
応答メッセージが音声データであるかキャラクタコード
列であるかを、読取りモードボタン18の設定に基づい
て応答メッセージの受信処理を行う。
【0043】次に、図8は、サービスセンターとの通信
操作の手順を短縮番号で登録する場合のフローチャート
である。すなわち、これは操作パネル15から予め入力
された通信相手先番号、入力項目および相手応答待ち項
目で形成される一連の入力シーケンスを短縮番号で登録
できるようにしたものである。
【0044】この実施例では、ワンタッチダイヤルや短
縮ダイヤル等の登録時に、相手応答待ちボタン20に設
定された情報も有効なもの1つとして登録可能としてお
くものである。ダイヤル登録のユーザーファンクション
では、その最初にボタンの有効無効を設定し無効キーが
おされても取り込めないようになっている。一般に有効
ボタンは、通常は、テンキーパッド部16での数字0〜
9とポーズボタンであるが、本発明では相手応答待ちボ
タン20もその1つに加える。
【0045】図8において、短縮ダイヤルの登録にあっ
ては、ボタンに設定された情報を取り込み(S81)、
まず、相手先ダイヤル番号の登録であるか否かを判定す
る(S82)。番号登録である場合には、それぞれテン
キー入力か否か(S83)、ポーズキー入力か否か(S
84)、応答待ちキー入力か否かを判定し(S85)、
これらのボタンによる入力である場合にこれら読み取っ
たコードデータを収納する(S86)。一方、番号登録
でないとき、すなわち名称登録であるときは、それぞれ
数字入力か否か(S87)、英字入力か否か(S8
8)、記号入力か否かを判定し(S89)、これら数
字、英字、記号である場合に、これら読み取ったコード
データを収納する(S891)。そして、すべてのデー
タを取り込むとこの処理は終了する(S892)。
【0046】こうして、ある宛先に対する特定の処理が
プログラム登録可能になり、繰り返し作業が簡素化され
る。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、通信
相手先の応答メッセージを待って次へ進むという処理を
演算装置に指示するための相手応答待ちボタンを操作パ
ネルに設けているので、自動発呼のシ−ケンスで通信先
相手が応答するまで待つ処理が自動で実行可能となり、
必要な操作の一括処理が可能になる。
【0048】すなわち、サービスセンターからの応答メ
ッセ−ジ確認後、入力すべきコ−ドを特定した入力項目
が応答待ちコードを介して連続して入力されているの
で、自動発呼のシ−ケンスで順次応答メッセージを確認
しながらすべての入力項目が一括処理される。
【0049】これにより、サービスセンターとの接続
後、サービスセンター側の応答メッセージにその都度オ
ペレータが対応する必要がなくなり、オペレーターの負
担が遥かに軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図。
【図2】本発明の演算装置で処理されるボタン入力によ
るコ−ド列の説明図。
【図3】本発明による自動発呼処理を示すフローチャー
ト。
【図4】本発明による相手応答待ち処理の詳細を示すフ
ローチャート。
【図5】本発明による相手先からの応答メッセージ有り
か否かを判定する処理の一例を示すフローチャート。
【図6】本発明による応答メッセージ有りか否かを判定
する処理の別の一例を示すフローチャート。
【図7】本発明におけるサービスセンターからの応答メ
ッセージの種類に応じての受信処理の詳細を示すフロー
チャート。
【図8】本発明におけるサービスセンターとの通信操作
の手順を短縮番号で登録する場合のフローチャート。
【符号の説明】
11 入力部 12 演算部 13 通信部 14 出力部 15 操作パネル 16 テンキーパッド 17 LCD部 18 読取モードボタン 19 LED 20 相手応答待ちボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04M 11/00 - 11/10 G06F 13/00 351 - 357

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスセンターの各種データベースに
    アクセスする際にその通信相手先番号を自動発呼し前記
    サービスセンターからの応答メッセージに応じて必要な
    入力項目を順次入力し前記各種データベースのうち所望
    のデータを得る機能を備えたファクシミリ装置におい
    て、前記通信相手先番号および前記サービスセンターか
    らの応答メッセージに対して必要な入力項目を予め入力
    するための操作パネルと、この操作パネルに設けられ前
    記通信相手先番号および各々の前記入力項目の間に相手
    応答待ち項目を入力するための相手応答待ちボタンと、
    前記相手応答待ち項目に対し前記サービスセンターから
    の応答メッセージが有るときはその応答メッセージを受
    信完了するまで次の入力項目の処理を待つ演算装置とを
    備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記演算装置は、回線上に音声帯域のエ
    ネルギー成分を検出したときに前記サービスセンターか
    らの応答メッセージが有ると判断するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記演算装置は、所定のフォーマットの
    キャラクタコード列を受信したときに前記サービスセン
    ターからの応答メッセージが有ると判断するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記演算装置は、所定のフォーマットの
    キャラクタコード列を受信したとき予め別途登録してい
    るキャラクタコード列と比較し受信した前記応答メッセ
    ージの正当性を判断するようにしたことを特徴とする請
    求項3に記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記サービスセンターからの応答メッセ
    ージが音声データであるかキャラクタコード列であるか
    を予め設定するための読取りモードボタン18を前記操
    作パネルに設け、前記演算装置は、前記読取りモードボ
    タン18の設定に基づいて前記応答メッセージの受信処
    理を行うことを特徴とした請求項1に記載のファクシミ
    リ装置。
  6. 【請求項6】 前記操作パネルから予め入力された前記
    通信相手先番号、前記入力項目および前記相手応答待ち
    項目で形成される一連の入力シーケンスを短縮番号で登
    録できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    ファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記相手先応答待ちボタンに回線モード
    のトーン切り換え機能を持たせたことを特徴とする請求
    項1に記載のファクシミリ装置。
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