JP3226283U - 装身具 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストが低く、環境に優しい装身具を提供する。【解決手段】装身具は、少なくとも1つの孔が設けられた宝石類10と、孔に挿入されて設けられた少なくとも1つの連結部材30と、を備える。宝石類は、天然宝石、合成宝石、人造宝石、模造宝石、天然宝石の原石、及び、自然石の群から選ばれる。【選択図】図1
Description
本開示は、装身具に関する。
従来から、天然宝石が用いられた装身具が知られている。また、天然宝石の原石、自然石等が用いられた装身具が知られている。
天然宝石、合成宝石、人造宝石、模造宝石、天然宝石の原石、及び、自然石等の宝石類が装飾体に用いられる装身具は、典型的に、台座部を備えている。また、これらの石を美しく見せるために、カット加工、研磨加工等が宝石類に施されている。
本開示の目的は、従来の装身具に比べ、環境に優しい装身具を提供することである。
本開示の装身具は、以下の態様を含む。
本開示の装身具は、少なくとも1つの孔が設けられた宝石類と、前記孔に挿入されて設けられた少なくとも1つの連結部材と、を備え、
前記宝石類は、天然宝石、合成宝石、人造宝石、模造宝石、天然宝石の原石、及び、自然石の群から選ばれる、装身具である。
前記宝石類は、天然宝石、合成宝石、人造宝石、模造宝石、天然宝石の原石、及び、自然石の群から選ばれる、装身具である。
本開示の装身具において、
前記孔は、底部を有し、且つ、前記宝石類の外面から前記底部に向かって延びていることが好ましい。
前記宝石類は、天然宝石の原石であることが好ましい。
前記天然宝石の原石は、ダイヤモンドの原石であることが好ましい。
前記孔は、底部を有し、且つ、前記宝石類の外面から前記底部に向かって延びていることが好ましい。
前記宝石類は、天然宝石の原石であることが好ましい。
前記天然宝石の原石は、ダイヤモンドの原石であることが好ましい。
本開示によれば、従来の装身具に比べ、自然に優しい装身具が提供される。
本開示の装身具は、少なくとも1つの孔が設けられた宝石類と、宝石類の孔に挿入されて設けられた少なくとも1つの連結部材とを備える。
従来、宝石類(天然宝石、合成宝石、人造宝石、模造宝石、天然宝石の原石、及び、自然石等)を用いた装身具は、宝石類を留めるための台座部を備えている。このため、1つの装身具を製造するには、宝石類とは別に、台座部が準備される。また、天然宝石、合成宝石、人造宝石、及び、模造宝石を装身具に用いる場合は、これらの石を美しく見せるために、これらの石へのカット加工、これらの石への研磨加工等の加工処理が施されている。そして、加工処理が行われた石は、台座部に嵌め込まれ、更に爪留めなどによって台座部に固定されて、装身具に用いられている。このため、従来の装身具は、部材の増加及び製造工程の点で、製造コストの増大を招き、また、環境に優しいものではなかった。
また、例えば、天然宝石の原石、自然石等の外面の適切な個所に、飾り縁を設ける技術が知られている(特許文献1を参照)。この飾り縁は、天然宝石の原石又は自然石等の外面に沿って電解した貴金属を密着させて、フレーム状又はフランジ状等に形成される。しかしながら、この技術は、貴金属を電解する工程を有するため、手間がかかる。また、この技術は、環境に優しいものではなかった。
さらに、例えば、トルマリン原石に軸ピンの頭部側を直接取り付けたピアス本体と、この軸ピンに抜脱自在なキャッチとからなるピアスが知られている(特許文献2を参照)。このピアスは、トルマリン原石の少なくとも一部を直接耳と接触させることで、遠赤外線効果を得るためのものであり、本開示の装飾具における連結部材を有するものではない。また、このピアスでは、トルマリン原石の直接耳に接触する裏面に、平坦面を形成するカット加工を施しており、トルマリン原石の耳と接触しない面には、多角多面を形成するカット加工を施している。このため、この技術は、製造コストの増大を招き、また、環境に優しいものではなかった。
これに対し、本開示の装身具によれば、宝石類に直接設けた少なくとも1つの孔に連結部材を挿通させている。このため、装身具の本体部分(例えば、チェーン等の線状部材、ピアスのポスト等)に、少なくとも1つの連結部材で宝石類を接続させることが可能である。これにより、宝石類を留めるための台座部を備えていなくてもよいため、部品点数が減少する。その結果、本開示の装身具は、環境に優しいものとなる。特に、天然宝石の原石(例えば、ダイヤモンドの原石)は、従来そのままの状態でジュエリー製品に使用されないことが多いが、本開示で宝石類に天然宝石の原石を用いる場合には、必要以上の採掘を抑えられる。このため、環境に優しい装身具が提供される。
また、本開示の装身具において、天然宝石の原石を用いる場合には、石を美しく見せるためのカット加工、研磨加工を施さなくてもよく、石に対する加工処理が削減される。また、貴金属を電解して原石に密着させた金属の飾り縁を設けなくてよい。このため、加工の点でも、環境に優しい装身具が提供される。
さらに、天然宝石の原石を用いる場合には、天然宝石の原石を廃棄したとしても、原石自体がもともと地球にある石であるため、環境への負荷も小さくなる。
従って、本開示の装身具であれば、部品点数を削減でき、また、より少ないエネルギーで製造可能であるため、従来の装身具よりも環境に配慮された自然に優しい装身具となる。
さらに、天然宝石の原石を用いる場合には、天然宝石の原石を廃棄したとしても、原石自体がもともと地球にある石であるため、環境への負荷も小さくなる。
従って、本開示の装身具であれば、部品点数を削減でき、また、より少ないエネルギーで製造可能であるため、従来の装身具よりも環境に配慮された自然に優しい装身具となる。
特に、天然宝石の原石をそのまま用いる場合には、孔開け加工以外の機械加工(例えば、石を美しく見せるためのカット加工及び研磨加工)が施されないため、同じ形状の天然宝石の原石を用いた装身具は存在しないことになる。このため、いわゆる一品ものとしての価値が高まり、唯一性が高い装身具又はオリジナリティのある装身具となる。なお、本開示の装身具は、宝石類に直接設けた少なくとも1つの孔に連結部材を挿通させる構成を備えることで、部品の削減及び製造工程の削減が実現されるため、製造コストが削減されるという利点もある。
本開示において、宝石類は、天然宝石、合成宝石、人造宝石、模造宝石、天然宝石の原石、及び自然石を含む。本開示において、宝石類に含まれる各石は以下のとおりである。
天然宝石は、ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、水晶等の自然に生み出される宝石を含む。また、天然宝石は、改良(エンハンスメント)、改変(トリートメント)等の処理が加えられた処理宝石も含む。
合成宝石は、天然石と同一又は類似の化学特性、物理特性、内部構造を有し、人工的に作り出された宝石をいう。合成宝石は、人工宝石とも呼ばれる。
人造宝石は、自然界に存在しないものの、一定の化学特性、物理特性、内部構造を有しており、例えば、キュービック・ジルコニア(CZ)、ヤグ(YAG)等の天然宝石とは異なる物質を使用して作り出された宝石をいう。
模造宝石は、天然宝石を模した色、外観等を有しているものの、化学特性及び物理構造が異なり、例えば、ガラス、プラスチック、セラミックス等を使用して天然宝石を模して形成される宝石をいう。
天然宝石の原石は、天然宝石の原料として産出され、カット加工及び研磨加工が施されていないもの(自然に生み出された、採掘されたままのもの)をいう。なお、天然宝石の原石が大き過ぎる場合には、装身具に適用するための大きさに加工する意味での機械加工は施されてもよい。
自然石は、天然宝石の原石以外の自然に生み出された石をいう。
天然宝石は、ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、水晶等の自然に生み出される宝石を含む。また、天然宝石は、改良(エンハンスメント)、改変(トリートメント)等の処理が加えられた処理宝石も含む。
合成宝石は、天然石と同一又は類似の化学特性、物理特性、内部構造を有し、人工的に作り出された宝石をいう。合成宝石は、人工宝石とも呼ばれる。
人造宝石は、自然界に存在しないものの、一定の化学特性、物理特性、内部構造を有しており、例えば、キュービック・ジルコニア(CZ)、ヤグ(YAG)等の天然宝石とは異なる物質を使用して作り出された宝石をいう。
模造宝石は、天然宝石を模した色、外観等を有しているものの、化学特性及び物理構造が異なり、例えば、ガラス、プラスチック、セラミックス等を使用して天然宝石を模して形成される宝石をいう。
天然宝石の原石は、天然宝石の原料として産出され、カット加工及び研磨加工が施されていないもの(自然に生み出された、採掘されたままのもの)をいう。なお、天然宝石の原石が大き過ぎる場合には、装身具に適用するための大きさに加工する意味での機械加工は施されてもよい。
自然石は、天然宝石の原石以外の自然に生み出された石をいう。
これらの中でも、本開示の装身具では、環境に優しい装身具とするために、宝石類として、天然宝石の原石が選ばれることが好ましい。さらに、天然宝石の原石として、希少性の高いダイヤモンドの原石が選ばれることがより好ましい。特に、天然宝石の原石、中でもダイヤモンドの原石を選択することで、これまで使用されていなかった品質のダイヤモンドの原石をそのままの状態で装身具に適用することができる。このため、資源を無駄に消費することが抑えられるため、持続可能な社会を創造することに寄与し得る。
本開示において、宝石類に設けられる孔は、宝石類に人為的に設けられ、且つ、連結部材の少なくとも一部を挿入させる孔をいう。
以下、本開示の装身具の好ましい実施形態の一例について、図面を参照して説明する。
図1は、本開示の装身具の実施形態の一例を示す概略図である。本実施形態のネックレス100(装身具の一例)は、チェーン部材50(紐状部材の一例)と、ダイヤモンドの原石10(天然宝石の原石の一例。以下、単に原石10と称する)と、原石10をチェーン部材50に連結するための連結部材30(連結部材の一例)とを備えている。ネックレス100は、原石10と原石10に差し込まれた連結部材30とにより構成されたペンダントトップ70を備えている。ペンダントトップ70は、連結部材30により、チェーン部材50と連結されている。原石10には、連結部材30を挿入するための挿入孔12(孔の一例)が設けられている。また、原石10には、挿入孔12の開口部に連結部材30の一部が挿入された状態で固定する接合部14が形成されている。
図2及び図3は、本開示の装身具に用いられた装飾体の一例を示す斜視図及び側面図である。図2は、図1に示すペンダントトップ70(装飾体の一例)について、原石10と連結部材30との関係を判り易く示すために一方の方向から見た模式図である。図3は、連結部材30の挿入部分を図2に示したZ方向(紙面における上下方向)に沿った状態でペンダントトップ70を保持したときのペンダントトップ70を側面視した模式図である。本実施形態では、便宜上、連結部材30が原石10に挿入されている部分に沿った方向をZ方向とする。また、Z方向に直交する方向のうちの一方向をX方向とし、Z方向及びX方向に直交する方向をY方向とする(図2及び図3を参照)。
原石10の形状は、自然によって生み出され、採掘されたときの一定の形状をもたない不定形の形状である。例えば図2及び図3に示した原石10は、原石10の接合部14が設けられた側とその反対側とを結ぶ方向(Z方向)に向かって延び、このZ方向と垂直になる方向(X方向及びY方向)よりも長くなる形状を有する。
挿入孔12は、底部16を有する円柱状又は円柱に近い形状の孔であり、レーザ加工によって人為的に形成されている。挿入孔12は、原石10の外面から底部16に向かって直線状に延びており、連結部材30を挿入して固定可能な深さで形成されている。なお、挿入孔12の深さは、原石10の外面から挿入孔12の底部16までの長さをいう。
連結部材30は、断面が円形に近い棒状の部材を塑性変形させることによって形成された部材である。連結部材30は、直線状の軸部31と、軸部31から連続的に形成される円環状の連結部33とを有する。軸部31は、挿入孔12の底部16近傍に配される連結部材30の一端側(一方の端部)から、連結部33に向けてまっすぐに延びている。軸部31の一部は、原石10に設けられた挿入孔12に挿入されて固定されている。連結部33は、連結部材30の挿入孔12に挿入されない他端側に配されている。連結部33は、チェーン部材50と連結するために、棒状の連結部材30の他端側が曲げられることによって円環状に形成されている。このため、連結部材30は、全体的にP字状の形状を有する。接合部14は、連結部材30が挿入された挿入孔12に接着剤(不図示)が塗布されて形成されている。この接合部14により、連結部材30と原石10とが固定されている。
ペンダントトップ70を製造する場合、先ず、原石10と、予め定められた形状に形成された連結部材30とを準備する。次に、原石10の予め定められた箇所に、レーザ加工を施して挿入孔12を設ける。その後、挿入孔12に連結部材30の一方の端部を差し込むとともに、接着剤で接合部14を形成する。これによって、図2及び図3に示したペンダントトップ70が得られる。
ペンダントトップ70において、接合部14は、連結部材30の一方の端部と挿入孔12とを接着剤により固定することで設けられている。接合部14は、挿入孔12の内部に接着剤を塗布してからその挿入孔12に連結部材30の一端を差し込むことによって設けてもよく、連結部材30の一端に接着剤を塗布してからその連結部材30の一端を挿入孔12に差し込むことによって設けてもよい。そして、ペンダントトップ70が備える連結部材30の連結部33をチェーン部材50と連結することで、ネックレス100が得られる。この場合、連結部材30の連結部33は、連結部材30をチェーン部材50に連結するときに形成されてもよい。
なお、原石10に挿入孔12を設ける方法はレーザ加工に限られない。挿入孔12を設けることが可能であれば、公知の方法が採用される。挿入孔12の形状及び大きさは、特に限定されない。図1に示す原石10には、底部16を有する挿入孔12が設けられているが、原石10に設ける孔の形態はこれに限られない。原石10の孔は、その孔に連結部材30を挿入して設けることが可能であれば、例えば原石10(宝石類の一例)の1つの外面から別の外面に貫通する貫通孔の形態で形成されていてもよい。原石10に貫通孔を設けた場合、連結部材30はリング状に形成されていてもよい。
連結部材30の一方の端部と挿入孔12との固定には接着剤を用いているが、原石10と連結部材30とが固定できれば、接着剤は必ずしも必要とされない。例えば原石10と連結部材30の係合(引っ掛かり等)を利用した固定手段等のその他の固定手段を利用して連結部材30を原石10に固定してもよい。
また、図2及び図3に示す原石10には1つの挿入孔12が設けられているが、原石10に設ける孔の個数は、2つ以上であってもよい。例えば、原石10に底部16を備えた2つの挿入孔を設けて、各挿入孔に1つの連結部材がそれぞれ挿入されて設けられることによって、チェーン部材50に原石10を2つの連結部材で吊り下げられる形態で連結してもよい。また、例えば、原石10に2つの貫通孔を設けて、各貫通孔に1つのリング状の連結部材がそれぞれ挿入されて設けられることによって、チェーン部材50に原石10を2つの連結部材で吊り下げられる形態で連結してもよい。なお、自然に優しいという観点では、連結部材を挿入する孔の数は1つであることが好適である。それによって、孔開け工程が削減でき、さらに、連結部材の数も削減できる。
ネックレス100が備えるペンダントトップ70では、原石10として、ダイヤモンドの原石を示しているが、これに限らず、サファイヤの原石、エメラルドの原石、ルビーの原石、水晶の原石(天然石)など、その他の天然宝石の原石であってもよい。また、原石10の少なくとも一部に金メッキなどのメッキ加工を施し、宝石の美観を向上させてもよい。なお、環境に優しい装身具という観点では、天然宝石の原石をそのまま利用することが好ましい。さらに、原石10は、天然宝石の原石であるから、自然に生み出された形状を有しており、その形状は限定されるものではない。
連結部材30は、他方の端部(連結部33)が円環状に形成されたP字状の形状を有するが、連結部材30の形状及び大きさはこれに限られない。連結部材30は、原石10とチェーン部材50とを連結でき、チェーン部材50に吊り下げた原石10が脱落することを抑えられるのであれば、例えば連結部33がフック状に形成される等の種々の形状を有していてもよい。また、連結部材30の全体形状、連結部材30の原石10に挿入される部分の形状、又は、連結部材30の原石10から出ている部分(露出部分)の形状は、図2及び図3に示す形状に限らず、種々の形状であってもよい。
図1では、装身具の一例として、ネックレス100の態様を例に挙げて説明したが、装身具は図1に示した例に限定されない。さらに、装身具は、ネックレスに限らず、ピアス、イヤリング、ブローチ、タイニーピン、指輪、バングル、ブレスレット等の各種の態様であってもよい。この場合、宝石類に設ける連結部材は、装身具の各態様に適した形状及び大きさに形成される。
以上、本開示の実施形態の好ましい一例について説明したが、具体的な構成は、これらに限られず、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
10…ダイヤモンドの原石(宝石類の一例)、12…挿入孔(孔の一例)、14…接合部、16…底部、30…連結部材(連結部材の一例)、31…軸部、33…連結部、50…チェーン部材(紐状部材の一例)、70…ペンダントトップ(装飾体の一例)、100…ネックレス(装身具の一例)。
Claims (4)
- 少なくとも1つの孔が設けられた宝石類と、前記孔に挿入されて設けられた少なくとも1つの連結部材と、を備え、
前記宝石類は、天然宝石、合成宝石、人造宝石、模造宝石、天然宝石の原石、及び、自然石の群から選ばれる、装身具。 - 前記孔は、底部を有し、且つ、前記宝石類の外面から前記底部に向かって延びている、請求項1に記載の装身具。
- 前記宝石類は、天然宝石の原石である、請求項1又は2に記載の装身具。
- 前記天然宝石の原石は、ダイヤモンドの原石である、請求項3に記載の装身具。
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