JP3226207B2 - 排気黒煙除去装置の微粒子焼却方法及び機構 - Google Patents

排気黒煙除去装置の微粒子焼却方法及び機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼル機関用
逆洗再生式排気黒煙除去装置の微粒子焼却方法及び機構
に関し、電力消費が少なく且つ着火用のヒータが長寿命
を有する微粒子焼却方法及び機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル機関から排出される排気ガス
中の微粒子(パティキュレート;煤)を捕捉し焼却して
除去するため通気性多孔質フィルタを使用する各種の排
気黒煙除去装置が提案されている。図1は、排気ガス中
から微粒子を捕捉する直交流フィルタの原理を説明する
模式図である。直交流フィルタは、例えば、特公平5−
63604号公報により公知である。
【0003】図1に示す直交流フィルタは、フィルタ機
能を有する通気性多孔質セラミックス材料から作られた
矩形の板状フィルタプレート11を多数枚重ね、直方体
の形状に構成されたフィルタ10を具備する。各フィル
タプレート11は、両端が開口された多数の貫通孔15
から成る第1通路14を有する。スペーサ22により離
間される2枚のフィルタプレート11、11の間に、平
板状の第2通路24が形成される。
【0004】ディーゼル機関から排出された微粒子を含
む排気ガスは、図1矢印Eに示すように流入面12の開
口から第1通路14内へ導入され、微粒子排出面からの
流出が阻止されることにより、フィルタプレート11の
通気性多孔質セラミックス材料中を通過し、第2通路を
通りガス流出面23から流出するようにされる。排気ガ
ス中の粒径の大きい微粒子は、セラミックス材料中を通
過できないため、第1通路14の壁面に付着されて排気
ガスから除去され、ガス流出面23からは、除塵された
排気ガスHだけが排出される。一定時間の間、排気ガス
が第1通路及び第2通路を経て流動された後、洗浄空気
が、排気ガスの流動方向と逆向きに、即ち、第2通路2
4から通気性多孔質材料を経て第1通路へ短時間(瞬間
的に)流され、第1通路の壁面に付着された微粒子を壁
面から離脱させてフィルタを逆洗再生する。壁面から離
脱された微粒子は、重力により図1矢印Pに示すよう
に、第1通路14内を落下し、微粒子排出面13の下方
の図示しないホッパ内へ落下され、焼却される。
【0005】図2は、図1のフィルタを使用した従来の
排気黒煙除去装置の図解的な配置図である。図2装置に
おいて、ディーゼル機関Gから排出される含塵排気ガス
Eは、排気入口パイプ57から流入室62においてフィ
ルタ10の流入面12へ案内され、フィルタ中を流動さ
れて微粒子を除去され、除塵排気ガスHとなり、排気出
口パイプ58、排気バルブ92を経て排出される。
【0006】図2の従来の排気黒煙除去装置において、
フィルタの逆洗工程は、次のように制御器Cの制御によ
り、行われる。即ち、含塵排気ガスEが所定時間の間フ
ィルタ10を通された後、電磁弁93が開放され、6〜
8kg/cm2の圧力空気を収容するエアタンクSから
圧力空気がアクチュエータ94へ供給され、アクチュエ
ータ94が作動され、排気バルブ92が閉じられる。排
気バルブ92の閉鎖とほぼ同時に、エアタンクSと排気
出口パイプ58内に開口するエアノズル75を連通する
エアパイプ82に設けた電磁弁84が短時間開かれ、圧
力空気が電磁弁84及びエアノズル75を介して排気出
口パイプ58内へ噴出される。この空気は、排気ガスと
逆の経路、即ち、フィルタ10の第2通路、通気性多孔
質材料内、及び第1通路内へ流動し、エアノズル75よ
り発生する圧力波の効果と合わさり、第1通路14の壁
面に付着した微粒子を第1通路の周面から離脱させ、微
粒子排出面13を通りホッパ68内へ落下させ、フィル
タを逆洗再生する。
【0007】ホッパ68へ落下された微粒子は、ホッパ
68内に設けた着火用ヒータ66から熱を受け焼却され
る。着火用ヒータ66は、バッテリVから供給される電
力により加熱される。このような排気黒煙除去装置は、
特公平5−63604号公報や実開平5−58812号
公報により公知である。フィルタの逆洗工程の間、ディ
ーゼル機関の排気ガス全体の排出が妨害されないよう
に、フィルタ10、排気バルブ92、ホッパ等は、並列
に2系統設けられ、交互に逆洗工程が行われ、常に一方
の排気出口パイプ58が開口状態であるようにされる。
【0008】図1〜図2の従来の逆洗再生式排気黒煙除
去装置は、微粒子がフィルタから離間されたホッパ内で
焼却されるから、微粒子の焼却熱がフィルタに直接的に
加わらずフィルタに熱負荷をかけずに済み、また微粒子
焼却の灰分がフィルタ内に溜まることもなく、フィルタ
の長寿命が狙える。しかしながら、車両搭載システムに
おいては、一般的に省電力低コストが望まれ、微粒子の
着火は、比較的安価な着火用ヒータが使用され、着火用
ヒータが微粒子に埋もれた状態とされるが、ヒータが過
熱し寿命が短い欠点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、逆洗
再生式排気黒煙除去装置において、微粒子の焼却を省電
力で行うことができると共に、長寿命の着火用ヒータを
備える微粒子焼却用ホッパを提供し、従来の逆洗再生式
排気黒煙除去装置の短所を改善することである。本発明
の別の目的は、助燃用空気を効果的に供給して微粒子の
焼却を促進すると共に、助燃用空気を供給するエアパイ
プのノズル穴の目詰まりを防止した助燃用空気供給機構
を提供することである。
【0010】本発明の更に別の目的は、着火用ヒータの
まわりから微粒子焼却灰を定期的に除去することにより
微粒子の焼却の促進及びヒータの効率を向上することで
ある。本発明の別の目的は、着火用ヒータへ供給する電
流を制御してヒータ効率を向上することである。本発明
のその他の目的及び利点は、以下の説明において明らか
にされる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の排気黒煙除去装
置の微粒子焼却方法及び機構においては、通気性多孔質
材料から成るフィルタが流入面から伸長する複数の第1
通路、及び複数の第1通路の間を伸長し流出面において
開口する第2通路を備え、ディーゼル機関から排出され
た排気ガスが、フィルタの流入面、第1通路、第1通路
と第2通路の間の通気性多孔質材料、第2通路、及び流
出面を経て流動され、排ガス中の微粒子が第1通路の壁
面に付着され、洗浄空気が排気ガスと逆方向に流動する
ように供給され第1通路の壁面に付着された微粒子が第
1通路の壁面から離脱されホッパ内へ落下され着火用の
ヒータの熱を受けて焼却されフィルタが再生される。
【0012】本発明の微粒子焼却方法においては、ホッ
パの底部を断熱材により構成される細長い深底部及び深
底部から上方へ傾斜する傾斜部を備えるように構成し、
多数の小孔を有するエアパイプをほぼ底部に沿って伸長
させ、エアパイプの上方にエアパイプに並行してヒータ
を伸長し、エアパイプの多数の小孔は、多数の小孔から
ヒータに向けて空気が噴出可能であるように形成し、エ
アパイプに対し、比較的微量の微粒子助燃空気を常時供
給すると共に、比較的多量のパージ空気をほぼ周期的に
供給する。パージ空気の供給及び洗浄空気の供給は、同
期して行い、パージ空気の供給は、洗浄空気が供給され
る直前に供給し、ヒータへの電流供給は、第1所定時間
の供給と第2所定時間の停止を繰り返えすことにより行
い、洗浄空気が供給される時及びパージ空気が供給され
る時は、ヒータへの電流を停止する。
【0013】本発明の微粒子焼却機構においては、ホッ
パは、断熱材により構成され細長い深底部及び深底部か
ら上方へ傾斜する傾斜部を有する底部と、多数の小孔を
有し深底部に沿って伸長するエアパイプと、エアパイプ
の上方にエアパイプに並行してヒータとを具備し、エア
パイプの多数の小孔は、空気が多数の小孔からヒータに
向けて噴出可能であるように構成され、エアパイプは、
比較的少量の助燃空気及び比較的大量のパージ空気を供
給可能に空気供給源に連結される。ヒータは、電流制御
器を介し電流を供給され、電流制御器は、ヒータへの電
流の供給と停止を繰り返すようにされ、洗浄空気の供給
を行う電磁弁の開放信号又はパージ空気の供給を行う電
磁弁の開放信号を受けたとき、ヒータへの電流が所定時
間停止される。
【0014】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の実施例の排気黒
煙除去装置の微粒子焼却機構を図解的に示す平面図、図
4は図3の線M−Mに沿う断面図である。図3及び図4
により示すホッパ68は、図2の排気黒煙除去装置に組
込まれて使用されるものである。図4に示すように、ホ
ッパ68の底部は、断熱材32から成る細長い深底部4
2及び深底部から上方へ傾斜する傾斜部43を備える。
多数の小孔35を有するエアパイプ34をほぼ深底部4
2に沿って伸長させ、エアパイプ34の上方にエアパイ
プに並行してヒータ66が伸長される。エアパイプの多
数の小孔35の直径は、1〜3mmとされる。多数の小
孔35から管状のヒータ66に向けて空気が噴出可能で
あるように形成される。
【0015】ヒータ66は、U字形シーズヒータから成
り、ホッパ68の深底部42に並行に配置され、端子3
8から電流を供給される。ヒータ66は、運転時に微粒
子P中に埋没され、発生する熱の全部が微粒子に伝達さ
れ、ヒータの電力消費が最少であるようにされる。ま
た、ヒータ66は、フランジ36により支持され、フラ
ンジ36と一緒に、ネジ等により、ホッパ枠31へガス
ケット37を介し着脱可能にされ、交換容易にされる。
【0016】図5に示す空気供給系統により、エアパイ
プ34の多数の小孔35からホッパ内へ常時、比較的微
量の微粒子助燃空気が供給されると共に、比較的多量の
空気が周期的に供給される。助燃空気は、エアタンクS
から、配管44、第1電磁弁45、オリフィス46を介
し、エアパイプ34へ供給され、その合計量は、毎分1
〜3リットルである。また、エアタンクSから、配管4
4、分岐管47、第2電磁弁48を介し、比較的多量の
パージ空気が周期的にエアパイプ34へ供給される。
【0017】エアパイプ34の小孔35は、エアパイプ
34に並行に伸長するヒータ66の往復部分の各々へ空
気を吹き付けるように、エアパイプ34上に2列に並ん
で配置される。比較的微量の助燃空気が、ヒータへ向け
て、常時、供給される。パージ空気は、エアパイプ34
の2列の小孔からそれぞれヒータ34へ吹きつけられて
ヒータの過熱を防止する。また、パージ空気は、ヒータ
34のまわりの燃焼中の微粒子を吹き飛ばし、ヒータの
過熱を防止する。常時供給される助燃空気は、微量であ
り、小孔35へすす等が入り込み小孔が詰まる傾向があ
るが、パージ空気を定期的に供給することにより、その
ような詰まりを防止することができる。更に、パージ空
気は、ヒータのまわりの燃焼中の微粒子を吹き飛ばすと
同時に、ヒータのまわりの灰分を吹き飛ばし、ヒータ効
率を向上させると共に燃焼を促進する。
【0018】図6は、本発明の実施例の電流制御及び空
気供給制御のタイミングチャートである。図6におい
て、N1は、機関のキースイッチから供給される電流の
断続状態を示し、N2は、ヒータ66への電流の断続を
示す。N1、N2におけるOFFは、遮断状態、ON
は、供給状態を表す。N3は、エアパイプ34からホッ
パヘ供給される助燃空気の供給状態(図5の第1電磁弁
45のON−OFF)、N4は、エアパイプ34からホ
ッパヘ供給されるパージ空気の供給状態(図5の第2電
磁弁48のON−OFF)、N5は、フィルタへ供給さ
れる逆洗空気の供給状態(図2の電磁弁84のON−O
FF)を示す。N3、N4、N5におけるOFFは、停
止状態、ONは、供給状態を表す。N2に示すように、
ヒータ66への電流は、T1時間の供給状態とT2時間
の遮断状態を繰り返すようにされ、キースイッチOFF
後も燃焼を継続するため、例えば数十分間ONにされ
る。
【0019】図6に示すように、パージ空気N4及び洗
浄空気N5は、同期して供給され、図6に示すように、
パージ空気の供給(N4−ON)は、洗浄空気の供給
(N5−ON)の直前に、例えば数秒間行われる。ヒー
タへの電流供給N2は、第1所定時間T1の供給と第2
所定時間T2の停止を繰り返えすことにより行い、洗浄
空気が供給される時及びパージ空気が供給される時は、
停止される。第1所定時間T1は、例えば3分であり、
第2所定時間T2は、例えば、2分であり、これらは、
ヒータの仕様と目標温度により定められる。
【0020】フィルタへ逆洗空気を供給し微粒子を落下
させる工程は、別回路(図2の制御器C)により最適時
期(微粒子が適量溜まったとき)を検出して実施され
る。ヒータの電流を断続する電流制御器(図示しない)
は、洗浄空気の供給を行う電磁弁の開放信号、及びパー
ジ空気の供給を行う電磁弁の開放信号に応答して作動さ
れる。
【0021】
【発明の効果】本発明において、排気黒煙除去用のフィ
ルタから逆洗空気の流れ及び圧力波によりホッパ内へ落
下された可燃性の微粒子は、断熱材により構成されるホ
ッパ底部に集められ、底部に沿って伸長するヒータによ
り加熱着火され、エアパイプの小孔から微量の助燃空気
の供給を受けて燃焼されるから、微粒子の加熱着火に必
要な電力は、最少とすることができる。ヒータは、エア
パイプの上方にエアパイプに並行に配置され、エアパイ
プの多数の小孔からヒータに向けて微量の助燃空気が供
給されるから、微粒子は、最少の空気で効率良く燃焼さ
せることができる。
【0022】本発明において、ヒータに向けられたエア
パイプの小孔からは、常時、微量の助燃空気が供給され
ると共に、比較的多量のパージ空気がほぼ周期的に供給
されるから、微小空気が流れる間にエアパイプの小孔中
へ微粒子が入り込み目詰まりを起こすことを防止するこ
とができる。また、パージ空気は、ヒータの周りの燃焼
中の微粒子を周期的に吹き飛ばすから、ヒータの過熱を
防止することができる。
【0023】本発明のパージ空気の供給は、洗浄空気の
供給の直前に行うから、パージ空気によりヒータの周り
の灰が吹き飛ばされた後へ洗浄空気によりフィルタから
微粒子が落下され、それ故、落下した微粒子は、灰に妨
げられることなく、ヒータにより効果的に加熱着火され
燃焼される。また、パージ空気の供給と洗浄空気の供給
の間は、ヒータへの電流供給が停止されるから、燃焼に
役立たない熱の発生が減少され、省電力を図ることがで
きる。
【0024】本発明において、ヒータは、電流を断続供
給され、且つほぼ周期的にパージ空気により冷却される
から、過熱が防止され、長寿命とすることができる。ヒ
ータは、フランジと共に着脱可能に構成されることによ
り、交換や点検を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】直交流フィルタの原理を説明するための模式
図。
【図2】従来の排気黒煙除去装置の図解的な平面図。
【図3】本発明の実施例の排気黒煙除去装置の微粒子焼
却機構を図解的に示す平面図。
【図4】図3の線M−Mに沿う断面図。
【図5】本発明の実施例の空気供給系統を示す配置図。
【図6】本発明の実施例の電流制御及び空気供給制御の
タイミングチャートである。
【符号の説明】
10:フィルタブロック、11:フィルタプレート、1
2:流入面、13:微粒子排出面、14:第1通路、1
5:貫通孔、17:端縁、20:フィルタ、22:スペ
ーサ、23:ガス流出面、24:第2通路、31:ホッ
パ枠、32:断熱材、34:エアパイプ、35:小孔、
36:フランジ、37:ガスケット、38:端子、4
2:深底部、43:傾斜部、46:オリフィス、45:
第1電磁弁、47:分岐管、48:第2電磁弁、57:
排気入口パイプ、58:排気出口パイプ、62:流入
室、66:着火用ヒータ、68:ホッパ、75:エアノ
ズル、83:電磁弁、92:排気バルブ、93:電磁
弁、94:アクチュエータ、A:洗浄空気、C:制御
器、E:排気ガス、G:ディーゼル機関、H:除塵排気
ガス、P:微粒子、S:エアタンク、V:バッテリ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−259120(JP,A) 特開 平5−44431(JP,A) 特開 平5−156925(JP,A) 特開 平7−119440(JP,A) 実開 平2−114715(JP,U) 実開 平4−47122(JP,U) 実開 平5−21117(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性多孔質材料から成るフィルタが流
    入面から伸長する複数の第1通路、及び複数の第1通路
    の間を伸長し流出面において開口する第2通路を備え、
    ディーゼル機関から排出された排気ガスが、フィルタの
    流入面、第1通路、第1通路と第2通路の間の通気性多
    孔質材料、第2通路、及び流出面を経て流動され、排ガ
    ス中の微粒子が第1通路の壁面に付着され、洗浄空気が
    排気ガスと逆方向に流動するように供給され第1通路の
    壁面に付着された微粒子が第1通路の壁面から離脱され
    ホッパ内へ落下され着火用のヒータの熱を受けて焼却さ
    れフィルタが再生される排気黒煙除去装置の微粒子焼却
    方法において、 ホッパの底部を断熱材により構成し、多数の小孔を有す
    るエアパイプをほぼ底部に沿って伸長させ、エアパイプ
    の上方にエアパイプに並行してヒータを伸長し、エアパ
    イプの多数の小孔は、多数の小孔からヒータに向けて空
    気が噴出可能であるように形成し、エアパイプに対し、
    比較的微量の微粒子助燃空気を常時供給すると共に、比
    較的多量のパージ空気をほぼ周期的に供給することを特
    徴とする排気黒煙除去装置の微粒子焼却方法。
  2. 【請求項2】 パージ空気の供給及び洗浄空気の供給
    は、同期して行い、パージ空気の供給は、洗浄空気が供
    給される直前に供給し、ヒータへの電流供給は、第1所
    定時間の供給と第2所定時間の停止を繰り返えすことに
    より行い、洗浄空気が供給される時及びパージ空気が供
    給される時は、ヒータへの電流を停止することを特徴と
    する請求項1記載の排気黒煙除去装置の微粒子焼却方
    法。
  3. 【請求項3】 通気性多孔質材料から成るフィルタが流
    入面から並行に伸長する複数の第1通路、及び複数の第
    1通路の間を伸長し流出面において開口する第2通路を
    備え、排気ガスが、フィルタの流入面、第1通路、第1
    通路と第2通路の間の通気性多孔質材料、第2通路、及
    び流出面を経て流動され、排ガス中の微粒子が第1通路
    の壁面に付着され、洗浄空気が排気ガスと逆方向に流動
    するように供給され第1通路の壁面に付着された微粒子
    が第1通路の壁面から離脱されホッパ内へ落下され着火
    用のヒータの熱を受けて焼却されフィルタが再生される
    排気黒煙除去装置の微粒子焼却機構において、 ホッパは、断熱材により構成される底壁と、多数の小孔
    を有し底壁に沿って伸長するエアパイプと、エアパイプ
    の上方にエアパイプに並行して伸長するヒータとを具備
    し、エアパイプの多数の小孔は、空気が多数の小孔から
    ヒータに向けて噴出可能であるように構成され、エアパ
    イプは、比較的少量の助燃空気及び比較的大量のパージ
    空気を供給可能に空気供給源に連結されることを特徴と
    する排気黒煙除去装置の微粒子焼却機構。
  4. 【請求項4】 ヒータは、電流制御器を介し電流を供給
    され、電流制御器は、ヒータへの電流の供給と停止を繰
    り返すようにされ、洗浄空気の供給を行う電磁弁の開放
    信号又はパージ空気の供給を行う電磁弁の開放信号を受
    けたとき、ヒータへの電流が所定時間停止されることを
    特徴とする請求項1記載の排気黒煙除去装置の微粒子焼
    却方法。
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