JP3226111U - 使い切り可能なチューブ容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物を容易に使い切ることができるチューブ容器を提供する。【解決手段】チューブ容器は、本体12と、本体の上端に設けられ、キャップ16によって開閉可能な口部14と、本体の底部に設けられた開閉可能な開口18aとを備え、内容物が少量なときに、容器を上下逆さにして、底部の開口を開放することにより、容器内に空気を流入させ、内容物を流出させるように構成されている。【選択図】図3
Description
本考案は一般に、マヨネーズやケチャップ等を収容するチューブ容器に関する。より詳細には、本考案は、マヨネーズやケチャップ等の内容物を容易に使い切ることができるチューブ容器に関する。
マヨネーズやケチャップ等は通常、プラスチック製のチューブ容器に収容されて販売されている。そして、内容物(マヨネーズ、ケチャップ等)を使用する際には、チューブ容器のキャップを外し、チューブ容器を指で押すことによって、内容物(マヨネーズ、ケチャップ等)を絞り出して用いている。
しかしながら、従来のチューブ容器では、内容物が少量になると、搾り出しにくくなるという課題があり、内容物が少量になっても搾り出し易い容器が望まれている。
本考案は、このような状況に鑑みて開発されたものであって、内容物を容易に使い切ることができるチューブ容器を提供するものである。
本願請求項1に記載の使い切り可能なチューブ容器は、本体と、前記本体の上端に設けられ、キャップによって開閉可能な口部と、前記本体の底部に設けられた開閉可能な開口部とを備え、前記内容物が少量なときに、容器を上下逆さにして、前記開閉可能な開口部を開放することにより、容器内に空気を流入させ、前記内容物を流出させるように構成されていることを特徴とするものである。
本願請求項2に記載の使い切り可能なチューブ容器は、前記請求項1のチューブ容器において、前記開閉可能な開口部が、前記チューブ容器の底面に設けられた開口に、ねじ付きキャップをねじ込んだり外したりして開閉するように構成されていることを特徴とするものである。
本発明の使い切り可能なチューブ容器によれば、内容物が少量になったときであっても、底部に設けられた開口部から空気を入れることによって、内容物を円滑に流出させることができる。本考案のチューブ容器は、構造が簡単であるため、製造コストが廉価ですみ、故障などもないという利点を有する。
次に図面を参照して、本考案の好ましい実施の形態に係る使い切り可能なチューブ容器について詳細に説明する。図1は、本考案の好ましい実施の形態に係る使い切り可能なチューブ容器を示した正面図、図2(a)は、図1の使い切り可能なチューブ容器の平面図、図2(b)は、図1の使い切り可能なチューブ容器の底面図である。
図1において全体として参照符号10で示される本考案の好ましい実施の形態に係る使い切り可能なチューブ容器は、上部が幅狭になった本体12を備えている。
本体12の上端は、開口した口部14となっており、口部14は、キャップ16によって閉鎖されている。図示されているキャップ16には、口部14の外周に設けられたねじ14aに対応するねじ16aが設けられており、口部14にキャップをねじ込んだり外したりして口部14を開閉するようになっている。
チューブ容器10は、ポリエチレンなどのプラスチック材料で形成されており、使用時に、キャップ16を外し、本体12を指で押して、内容物(マヨネーズ、ケチャップ等)を口部14から搾り出すようになっている。
チューブ容器10の本体12の底部には、開閉可能な開口部18が設けられている。すなわち、図3に示されるように、チューブ容器10の底面に開口18aが設けられており、開口18aの外周に設けられたねじに、ねじ18cの付いたキャップ18bをねじ込んだり外したりして開口18aを開閉するようになっている。
なお、図3に示された開閉可能な開口部18は、本体12の底面を窪ませた凹部に設けられているものとして図示されているが、このような形態は一例にすぎず、開閉可能なものであれば、他の形態を採用してもよい。
以上のように構成された使い切り可能なチューブ容器10の使用法について、図4を参照して説明する。チューブ容器10内の内容物が少量になってくると(図4(a)参照)、内容物を絞り出しにくくなる。そこで、チューブ容器10を上下逆さにし(図4(b)参照)、開閉可能な開口部18のキャップ18bを外して、開口18aを開放するとともに、キャップ16を外して、口部14を開放する(図4(c)参照)。すると、開口18aからチューブ容器10内に空気が流入するので、内容物が流下し、口部14から内容物が流出しやすくなる(図4(d)参照)。このようにして、チューブ容器10内の内容物が残り少ない場合でも、内容物を容易に使い切ることができる。
なお、図4(c)では、キャップ18bが完全に取り外されているが、キャップ18bを緩めるだけでも、キャップ18bの隙間から空気が流入するので、内容物の使い切りが可能である。
本考案は、以上の考案の実施の形態に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
たとえば、図示されている本体12、キャップ16、開閉可能な開口部18の寸法や細部の形状などは、単なる例示的なものであり、本考案の所要の効果を発揮することができるものであれば、寸法や細部の形状を変更してもよい。また、図示されているキャップ16や底キャップ18bはねじ込み式のものであるが、ヒンジ式に開閉可能な、いわゆるダブルキャップを用いてもよい。
本考案のチューブ容器10は、マヨネーズやケチャップなどの他、練りわさび、練りからし、ソース等の粘性のある流状物の収納に用いられる。
10 チューブ容器
12 本体
14 口部
14a ねじ
16 キャップ
16a ねじ
18 開閉可能な開口部
18a 開口
18b 底キャップ
18c ねじ
12 本体
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14a ねじ
16 キャップ
16a ねじ
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Claims (2)
- 内容物の使い切りが可能なチューブ容器であって、
本体と、
前記本体の上端に設けられ、キャップによって開閉可能な口部と、
前記本体の底部に設けられた開閉可能な開口部とを備え、
前記内容物が少量なときに、容器を上下逆さにして、前記開閉可能な開口部を開放することにより、容器内に空気を流入させ、前記内容物を流出させるように構成されていることを特徴とするチューブ容器。 - 前記開閉可能な開口部が、前記チューブ容器の底面に設けられた開口に、ねじ付きキャップをねじ込んだり外したりして開閉するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載された使い切り可能なチューブ容器。
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JP2020000532U JP3226111U (ja) | 2020-02-19 | 2020-02-19 | 使い切り可能なチューブ容器 |
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JP3226111U true JP3226111U (ja) | 2020-04-30 |
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JP2020000532U Expired - Fee Related JP3226111U (ja) | 2020-02-19 | 2020-02-19 | 使い切り可能なチューブ容器 |
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2020
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