JP3225708B2 - ワーク移送装置 - Google Patents

ワーク移送装置

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JP3225708B2
JP3225708B2 JP24542793A JP24542793A JP3225708B2 JP 3225708 B2 JP3225708 B2 JP 3225708B2 JP 24542793 A JP24542793 A JP 24542793A JP 24542793 A JP24542793 A JP 24542793A JP 3225708 B2 JP3225708 B2 JP 3225708B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行板の上昇、前進、
下降および後退から成るシャトル運動によって、ワーク
を所定の距離だけ移送するよう構成されたワーク移送装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動二輪車の生産ラインのよう
に、複数の作業ステーションに対して順次ワークを搬送
する場合、シャトル式のワーク移送装置が採用される。
図20に示す従来のワーク移送装置では、水平方向に沿
って延びる駆動ラックAを駆動ピニオンBの回転によっ
て前後方向に移動させると、アイドルギヤC1およびア
イドルギヤC2を介して、昇降ラックD1および昇降ラ
ックD2が上下移動する。上記昇降ラックD1,D2の
上端には昇降フレームEが固定され、この昇降フレーム
EにはガイドローラF,F…を介して走行板Gが移動自
在に支承されており、さらに走行板GにはラックGaが
固設され、上記走行板Gは走行駆動ピニオンHの回転に
よって前後方向に移動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各作業ステ
ーションからワークを搬出する際に、作業ステーション
のベッドや周囲に設置された作業機との干渉を避けるべ
く、ワークの昇降ストロークを大きく設定する必要のあ
る場合、上記従来のワーク移送装置においては昇降ラッ
クD1,D2の全長を長く設定しなければならない。し
かしながら、工場建屋の高さ制限によって、やむなくワ
ークの下降時における位置を低く設定した場合、設置フ
ロアにピットを掘って上記昇降ラックD1,D2を収容
しなければならず、作業ステーションの設置に極めて繁
雑な作業を必要とする不都合があった。本発明は上記実
状に鑑みて、設置フロアに対して繁雑な作業を施すこと
なく、大きなワークの昇降ストロークを得ることの可能
なワーク移送装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に関わるワーク移
送装置では、水平方向に延びる昇降フレームに走行板を
ワークの搬送方向に沿って移動自在に支承しており、さ
らに駆動ラックの動作に基づいてギヤケースを作業ステ
ーションのベッドに設けられた固定ラックに沿って上動
させるとともに上記ギヤケースに対して昇降フレームを
支持する昇降ラックを上動させる一方、ギヤケースを下
降させるとともにギヤケースに対して昇降ラックを下降
させる昇降ストロークユニットを設け、さらに昇降スト
ロークユニットの駆動ラックを進退動作させる昇降駆動
ユニットを上記ベッドに対して昇降自在に設けるととも
に、走行体を水平方向に移動させるための走行駆動ユニ
ットを昇降フレームに設けている。
【0005】
【作用】上記構成によれば、昇降ストロークユニットに
おける駆動ラックの動作に基づいて、ギヤケースがベッ
ドに対して上動するとともに、上記ギヤケースに対して
昇降ラックが上動するために、ギヤケースおよび昇降ラ
ックの移動距離は、ワークの昇降ストロークに対して半
分程度の短いものとなる。
【0006】
【実施例】以下、一実施例を示す図面に基づいて、本発
明を詳細に説明する。図1から図19は、本発明に関わ
るワーク移送装置を、自動二輪車の生産設備における車
体フレームの溶接作業ラインに適用した例を示してい
る。この溶接作業ライン1は、図1〜図3に示すように
パレット搬入ステーションS0と複数の作業ステーショ
ンS1〜S9とを具備しており、上記作業ステーション
S1〜S4、および作業ステーションS6〜S7はそれ
ぞれ溶接機2を備えているとともに、作業ステーション
S9はNCリーマ加工機3を備えている。
【0007】また、上記溶接作業ライン1におけるパレ
ット搬入ステーションS0と作業ステーションS1との
間、および作業ステーションS8と作業ステーションS
9との間には、後に詳述する昇降駆動ユニット40がそ
れぞれ設置されており、さらに溶接作業ライン1におけ
る作業ステーションS4と作業ステーションS5との間
には、後に詳述する走行駆動ユニット60が設置されて
いる。
【0008】ワーク(車体フレーム)W(図4参照)の
セットされたパレットPは、図1中の矢印Iで示す如く
パレット搬入ステーションS0に搬入されたのち各作業
ステーションS1〜S9に順次搬送され行き、各作業ス
テーションS1〜S9においてワークに対する所定の作
業が施されたのち、上記パレットPは図3中の矢印Oで
示す如く作業ステーションS9から送り出されて行く。
【0009】図4ないし図7に示すように、上記作業ス
テーションS1はフロア面に設置されたベッド10と、
上記パレットPの搬送方向に沿って延在する左右一対の
昇降フレーム11とを備えており、さらに上記昇降フレ
ーム11には該昇降フレーム11に沿って延在する走行
板12が、複数対のガイドローラを有するカムフォロワ
13,13…を介して水平移動自在に支承されており、
上記左右一対の走行板12の上面には各々パレット受け
12A,12Aが取り付けられている。
【0010】一方、上記ベッド10の上部には、該ベッ
ド10に立設されたコラム15Aおよび15Bと、該コ
ラム15Aおよび15Bに支承された揺動フレーム15
Cとを備えて成るパレット傾斜手段15が設置されてお
り、上記揺動フレーム15CにパレットPをクランプす
るとともに、駆動モータ(図示せず)によって揺動フレ
ーム15Cを回動させることにより、パレットPを必要
な角度に横転させてワークWを所定の作業姿勢とするこ
とができる。
【0011】さらに、上記作業ステーションS1におけ
るベッド10には、上記各昇降フレーム11、言い換え
れば昇降フレーム11にカムフォロワ13を介して支持
されている上記各走行板12を、ベッド10に対して上
下方向に昇降動作させるための昇降ストロークユニット
20が設けられている。
【0012】ところで、上述した作業ステーションS1
以外の、溶接作業ライン1を構成しているパレット搬入
ステーションS0および作業ステーションS2〜S9
も、上記作業ステーションS1と基本的に同様に構成さ
れており、さらに互いに並設されているステーション同
士は、図4および図6に示す如く隣接するベッド10,
10の前端部と後端部とを、ターンバックルの如き調整
機能を有するジョイント4を介して互いに連結されてお
り、これにより各ステーションが互いに一体化して溶接
作業ライン1の剛性が向上することとなる。
【0013】また、互いに並設されている各ステーショ
ンの昇降フレーム11同士は、図6に示すように連結板
5,5を介して互いに接続されている一方、同じく互い
に並設されている各ステーションの走行板12同士は、
図6および図7に示すように連結板6を介して互いに接
続されており、もって上記各ステーションにおける昇降
フレーム11および走行板12は、溶接作業ライン1の
全長に亘って一体に延在することとなる。
【0014】上記昇降ストロークユニット20は、図5
〜図7に示す如く上記ベッド10の内部に上下に延在す
る態様で固設された左右一対の固定ラック21,21
と、これら固定ラック21,21に沿って上下動するギ
ヤケース22とを有しており、上記ギヤケース22には
水平方向に沿って延びる駆動ラック23が前後動作自在
に支承されている。
【0015】図8ないし図11に示すように、上記ギヤ
ケース22には回転軸24が回転自在に支承されてお
り、この回転軸24に設けられたギヤ25およびギヤ2
6は、それぞれ上記駆動ラック23および上記固定ラッ
ク21に噛合している。
【0016】また、上記ギヤケース22には、上端に昇
降フレーム11を固設した左右一対の昇降ラック27
が、上下方向に延びかつ上下動自在に支承されており、
この昇降ラック27には上記回転軸24に設けられたギ
ヤ27から、ギヤケース22に回転支持された各ギヤ2
8A、28B,28C,28D,28Eを介して駆動力
が伝達される。
【0017】さらに、図6および図7に示す如くベッド
10と上記ギヤケース22との間、および上記ギヤケー
ス22と上記昇降フレーム11との間には、バックアッ
プ用エアシリンダ29Aおよび29Bが、それぞれ動作
軸線を上下方向に延在させる態様で介装されている。
【0018】また、ギヤケース22に支承されて水平方
向に延びる駆動ラック23は、並設されたステーション
における駆動ラック23と、連結軸30を介して互いに
結合されており、溶接作業ライン1の全長に亘って一体
に延在することとなる。
【0019】ここで、図5に示す如く上記昇降ストロー
クユニット20を構成しているギヤケース22は、その
大部分が駆動ラック23とともにベッド10の内部に収
容されているため、上記ベッド10の内部空間が有効利
用されることとなり、もって各ステーション、延いては
溶接作業ライン1全体の省スペースが達成される。
【0020】一方、図12ないし図15に示すように、
上記昇降駆動ユニット40はベースフレーム41に設置
された駆動モータ42を有し、この駆動モータ42にカ
ップリング43および減速機44を介して接続された駆
動軸45には、駆動ピニオン46が設けられている。
【0021】また、上記ベースフレーム41に設けられ
たサポートフレーム47には、上記駆動ピニオン46と
噛合するラック48が支承されており、このラック48
は上記サポートフレーム47に設けられたガイドプレー
ト47A上を、ガイドローラ47B,47B…に案内さ
れつつ長手方向に沿って摺動する。
【0022】上記ラック48の左右両側部にはラックホ
ルダ49,49が装着されており、これら左右のラック
ホルダ49,49は、それぞれアジャスタ50を介装す
る態様で前後に分割されている。
【0023】さらに上記ラック48の端部には、上記ラ
ックホルダ49に螺着された調整ネジ51の進退によ
り、傾斜したガイド面に沿って移動するコマ52が設け
られており、上記ラックホルダ49の端部と上記コマ5
2とによって、上述した昇降ストロークユニット20に
おける駆動ラック23の頭部23aを挟持することによ
って、上記ラック48の端部には上記駆動ラック23が
連結されている。
【0024】また、図12および図13に示すように、
上記ベースフレーム41と、互いに並設されたステーシ
ョンにおけるベッド10,10との間には、それぞれバ
ックアップ用エアシリンダ53が動作軸線を上下方向に
延在させる態様で介装されている。
【0025】さらに、図15に示す如く上記昇降駆動ユ
ニット40は、互いに並設されたステーションにおける
ギヤケース22,22と、それぞれブラケット54,5
4を介して連結されており、上記各ブラケット54には
各々アジャスタ機構54Aが設けられている。
【0026】ここで、上記昇降駆動ユニット40は、上
述した如く溶接作業ライン1におけるパレット搬入ステ
ーションS0と作業ステーションS1との間、および作
業ステーションS8と作業ステーションS9との間に設
置されているため、互いに並設されているステーション
間の空間が有効に利用され、もって溶接作業ラインの小
型化が達成され、設置に関わる占有スペースが少なくて
済む。
【0027】また、上記昇降駆動ユニット40の前後を
ブラケット54,54を介して、互いに並設されたステ
ーションのギヤケース22と連結したことにより、溶接
作業ライン1全体の剛性を向上させることができ、さら
に上記ラック48の左右両側部に装着されたラックホル
ダ49,49にアジャスタ50を設けるとともに、上記
各ブラケット54にアジャスタ機構54Aを設けたこと
により、溶接作業ライン1全体に亘る位置調整作業を容
易に行なうことができる。
【0028】一方、図18および図19に示す如く、上
記走行駆動ユニット60は、左右の昇降フレーム12,
12に、それぞれ一対の支持プレート61A、および一
対の支持プレート61Bを介して支持されたベースフレ
ーム62を有しており、このベースフレーム62に設置
された駆動モータ63には、カップリング64、減速機
65およびカップリング66を介して駆動軸67が接続
され、該駆動軸67には駆動ギヤ68Aおよび駆動ギヤ
68Bが設けられている。
【0029】上記一対の支持プレート61Aおよび61
Bには、各々中間ギヤ69Aおよび69Bが回転支持さ
れており、これら中間ギヤ69Aおよび69Bは、上述
した駆動ギヤ68Aおよび駆動ギヤ68Bとそれぞれ噛
合している。
【0030】また、上記一対の支持プレート61Aおよ
び支持プレート61Bには、それぞれガイドローラ70
を介して走行板12,12が支承されており、上記各走
行板12,12の下面に固設された走行用ラック12
R,12Rには、それぞれ上述した中間ギヤ69Aおよ
び69Bが噛合している。
【0031】さらに、上記ベースフレーム62とステー
ションにおけるベッド10との間には、バックアップ用
エアシリンダ71,71が、それぞれ動作軸線を上下方
向に延在させる態様で介装されている。
【0032】ここで、上記走行駆動ユニット60は、上
述した如く溶接作業ライン1における作業ステーション
S4と作業ステーションS5との間にに設置されている
ために、互いに並設されているステーション間の空間が
有効に利用され、もって溶接作業ラインの小型化が達成
され、設置に関わる占有スペースが少なくて済む。
【0033】上記構成の溶接作業ライン1において、昇
降駆動ユニット40における駆動モータ42が回転し、
ラック48が図12および図14の左方に移動される
と、昇降ストロークユニット20における駆動ラック2
3が図10の左方に移動されることにより、ギヤ25お
よび回転軸24を介してギヤ26が図11中において右
回りに回転し、該ギヤ26が固定ラック21に噛合しつ
つ上昇することにより、固定ラック21の下端に固定さ
れた下部ストッパ21Sと接している状態から、ギヤケ
ース22は上記固定ラック21に沿って上動して行く。
【0034】なお、上記ギヤケース22の上動によっ
て、上記昇降駆動ユニット40におけるラック48は水
平移動しつつ上動することとなる。すなわち、図15に
示すように上記昇降駆動ユニット40は、上記ギヤケー
ス22の上動に伴って、実線で示した下降位置から鎖線
で示した上昇位置まで移動するために、昇降駆動ユニッ
ト40から昇降ストロークユニット20への駆動力の伝
達が、極めて単純な構成で確実に実施されるとこととな
る。
【0035】一方、上記昇降ストロークユニット20に
おける回転軸24が回転することにより、図8および図
9に示すギヤ28Aから、28B,28C,28Dを介
してギヤ28Eが図8中において左回りに回転駆動さ
れ、このギヤ28Eと噛合している昇降ラック27は、
上記ギヤケース22に対して上動して行く。
【0036】すなわち、昇降駆動ユニット40における
駆動モータ42を回転させることによって、図16およ
び図17に示す如く、ギヤケース22が上動するととも
に、このギヤケース22に対して昇降ラック27が上動
することとなり、上記昇降ラック27に昇降フレーム1
1を介して支承された走行板12は、ギヤケース22の
移動距離と、ギヤケース22に対する昇降ラック27の
移動距離とを合わせた大きなストローク分、スムーズに
上昇することとなる。
【0037】昇降駆動ユニット40の動作に基づいて走
行板12が上動すると、パレット傾斜手段15の揺動フ
レーム15CにセットされていたパレットPが、走行板
12に設けられたパレット受け12Aに載置され、走行
板12とともに上昇する。
【0038】こののち、走行駆動ユニット60の駆動モ
ータ63が回転することによって、ギヤ68Aとギヤ6
9A、およびギヤ68Bとギヤ69Bを介して、上記一
対の走行板12,12が水平移動し、上記パレットPが
隣接する次のステーションにおける上方域に移送され
る。
【0039】次いで、上記昇降駆動ユニット40におけ
る駆動モータ42が逆回転することにより、上述した昇
降ストロークユニット20が逆動作して、ギヤケース2
2が下降するとともに、このギヤケース22に対して昇
降ラック27が下降し、上記パレットPが次のステーシ
ョンにセットされ、こののち走行駆動ユニット60にお
ける駆動モータ63が逆回転することにより、上記一対
の走行板12,12は逆送されて初期位置に復帰する。
【0040】以下、上記昇降駆動ユニット40および走
行駆動ユニット60が、上述した如き動作を繰り返し実
行することによって、溶接作業ライン1の各ステーショ
ンにおけるパレットPが順次搬送を繰り返すこととな
る。
【0041】なお、本発明に関わるワーク移送装置は、
実施例に示した自動二輪車の生産設備における車体フレ
ームの溶接作業ラインのみならず、各作業ステーション
が直線上を等間隔で並設されたラインを対象として、各
種の加工作業や組立て作業を実施するための作業ライン
にも有効に適用し得ることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に関わる
ワーク移送装置では、水平方向に延びる昇降フレームに
走行板をワークの搬送方向に沿って移動自在に支承し、
さらに駆動ラックの動作に基づいてギヤケースを作業ス
テーションのベッドに設けられた固定ラックに沿って上
動させるとともに上記ギヤケースに対して昇降フレーム
を支持する昇降ラックを上動させる一方、ギヤケースを
下降させるとともにギヤケースに対して昇降ラックを下
降させる昇降ストロークユニットを設け、さらに昇降ス
トロークユニットの駆動ラックを進退動作させる昇降駆
動ユニットを上記ベッドに対して昇降自在に設けるとと
もに、走行体を水平方向に移動させるための走行駆動ユ
ニットを昇降フレームに設けている。上記構成によれ
ば、昇降ストロークユニットにおける駆動ラックの動作
に基づいて、ギヤケースがベッドに対して上動するとと
もに、上記ギヤケースに対して昇降ラックが上動するた
めに、ギヤケースおよび昇降ラックの移動距離は、ワー
クの昇降ストロークに対して半分程度の短いものとな
り、もって本発明に関わるワーク移送装置によれば、設
置フロアに対して繁雑な作業を施すことなく、大きなワ
ークの昇降ストロークを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるワーク移送装置を概念的に示す
平面図。
【図2】本発明に関わるワーク移送装置を概念的に示す
平面図。
【図3】本発明に関わるワーク移送装置を概念的に示す
平面図。
【図4】作業ステーションを示す正面図。
【図5】作業ステーションの要部を破断して示す側面
図。
【図6】作業ステーションの要部を示す正面図。
【図7】作業ステーションの要部を示す平面図。
【図8】図7のA−A線断面図。
【図9】図8のB−B線断面図。
【図10】図9のC−C線断面図。
【図11】図9のD−D線断面図。
【図12】昇降駆動ユニットの一部を破断して示す平面
図。
【図13】昇降駆動ユニットを示す図12のE−E線断
面図。
【図14】昇降駆動ユニットを示す正面図。
【図15】昇降駆動ユニットの支持態様を示す作業ステ
ーションの断面正面図。
【図16】作業ステーションの動作態様を示す要部断面
側面図。
【図17】作業ステーションの動作態様を示す要部断面
側面図。
【図18】昇降駆動ユニットを示す正面図。
【図19】昇降駆動ユニットを示す図18のF−F線断
面図。
【図20】従来のワーク移送装置を概念的に示す全体側
面図。
【符号の説明】
1…溶接作業ライン(ワーク移送装置)、 S0…ワーク搬入ステーション(作業ステーション)、 S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7,S8,S
9…作業ステーション、 10…ベッド、 12…昇降フレーム、 12A…パレット受け、 13…走行板、 15…パレット傾動装置、 20…昇降ストロークユニット、 21…固定ラック、 22…ギヤケース、 23…駆動ラック、 27…昇降ラック、 40…昇降駆動ユニット、 60…走行駆動ユニット、 P…パレット、 W…ワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 25/00 - 25/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの搬送方向に沿って水平方向
    に延在する昇降フレーム、および上記昇降フレームにワ
    ークの搬送方向に沿って水平移動自在に支承された走行
    板と、 作業ステーションのベッドに上下方向に延在して設けら
    れた固定ラックにギヤケースを昇降自在に支承させ、か
    つ上記昇降フレームを支持する昇降ラックを上記ギヤケ
    ースに対して上下移動自在に設け、上記ギヤケースに支
    承された駆動ラックの動作に基づいて、上記ギヤケース
    を上動させるとともに上記ギヤケースに対して昇降ラッ
    クを上動させる一方、上記ギヤケースを下降させるとと
    もに上記ギヤケースに対して昇降ラックを下降させる昇
    降ストロークユニットと、 上記昇降ストロークユニットの上記駆動ラックを進退動
    作させるとともに、上記駆動ラックの上下移動に伴って
    上記ベッドに対し昇降自在に支承された昇降駆動ユニッ
    トと、 上記昇降フレームに設けられ、上記走行体を水平方向に
    移動させるための走行駆動ユニットと、 を具備して成ることを特徴とするワーク移送装置。
  2. 【請求項2】 上記昇降ストロークユニットにおける
    上記固定ラックをベッドの内部において固設するととも
    に、上記昇降ストロークユニットにおける上記ギヤケー
    スの少なくとも一部を上記ベッドの内部に収容設置した
    ことを特徴とする請求項1記載のワーク移送装置。
  3. 【請求項3】 上記昇降駆動ユニットと上記走行駆
    動ユニットとを、各々互いに並設されて隣接する上記作
    業ステーションにおけるベッドの間に配設したことを特
    徴とする請求項1記載のワーク移送装置。
  4. 【請求項4】 互いに並設された各ステーションに
    おける上記ベッドを、各ステーションの並設方向に沿っ
    て調整自在なジョイントにより互いに連結するととも
    に、上記昇降駆動ユニットを前後のステーションにおけ
    る上記昇降ストロークユニットに連結したことを特徴と
    する請求項1記載のワーク移送装置。
  5. 【請求項5】 上記昇降ストロークユニットにおけ
    る上記駆動ラックに、該駆動ラックの軸線方向に沿って
    調整自在なアジャスタが設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載のワーク移送装置。
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