JP3225478B2 - 射出成形機の型締装置 - Google Patents
射出成形機の型締装置Info
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Description
ダの制御用油圧回路に係わり、特に型締シリンダ内に圧
力を閉込め状態にするための油圧回路を設けた射出成形
機の型締装置の改良に関する。
締装置で、型締シリンダ2には移動金型3を取付けた移
動盤4を一端に固着した型締ラム5が進退自在に嵌着さ
れている。前記型締シリンダ2の油室6と油タンク7の
間にはプレフィルバルブ8が設けてあり、前記油室6と
油タンク7の連通、遮断を図示してない油圧回路により
制御するようになっている。
は電磁切換弁10を介して選択的に油圧源11および油
タンク7に切換が可能となっている。前記管路9の型締
シリンダ2と昇圧および圧抜き用電磁切換弁10の間に
は型締シリンダ内に圧力を閉込め状態に保持するための
開閉弁であるロジック弁12が設けてあり、このロジッ
ク弁12の開閉は管路9から分岐するパイロット回路1
4および同パイロット回路14に連通するパイロットチ
ェック弁13により制御されている。前記パイロットチ
ェック弁13のパイロット回路15は前記ロジック弁1
2の上流から分岐している。16は油室6内の油圧を検
出する圧力センサである。
動作説明すると、型締に際し、電磁切換弁10をa位置
とすると、油圧源11からの圧油はパイロット回路15
を介してチェック弁13に作用し、チェック弁13は
「開」き状態となるのでロジック弁12のパイロット回
路14は「開」き状態のチェック弁13を介して油タン
ク7に接続し、油圧源11からの圧油はロジック弁12
を押開いて管路9から前記油室6内に圧油が流入する。
固定盤に取付けられた型開閉シリンダにより図中右方向
に前進する。前記移動盤4が前進すると、油室6内は負
圧状態となり「開」状態のプレフィルバルブ8から大容
量の圧油が同油室6内に導入される。
に当接すると図示してない型閉完了のリミットスイッチ
等の信号により今迄開いていたプレフィルバルブ8が閉
じ、油圧源11からの圧油は更に油室6内に作用し、油
室6内の昇圧が開始される。圧力センサ16が油室6内
の予め設定された圧力を検出すると電磁切換弁10が中
立位置となり、管路9の他端は油タンク7に接続するの
でチェック弁13のパイロット回路15に作用していた
圧油がなくなり、チェック弁13は「閉」状態となるの
でロジック弁12のパイロット回路14には管路9を介
して油室6内の油圧が作用し、ロジック弁12は「閉」
状態となり、油室6内への油圧源11からの圧油は油室
6内に作用しなくなり、油室6内の圧力は閉込状態とな
る。
に溶融樹脂が注入され、同溶融樹脂が冷却硬化した後、
金型内から製品として取出すに際しては前述の図示して
ないプレフィルバルブ8の制御用油圧回路によりプレフ
ィルバルブ8を開き、油室6内に閉込状態の圧力を抜い
た後、電磁切換弁10がb位置となり、図示してない型
開閉用シリンダにより移動盤4は後退(図中左方向に移
動する)し、型開きが行われるようになっている。
圧抜、次いで型開を繰返すシーケンス動作では問題はな
いが、例へば、昼休等に機械の運転を止める場合は、運
転者は金型を開き状態のまま停止すると何等かの事情に
より金型キャビテイ面に傷などがつくため、金型を閉じ
た後、電源を切る(従って油圧ポンプはOFFとなる)
ようにしている。しかしこの場合型閉完了のリミットス
イッチ等の信号が発信されているので、油室6内は昇圧
状態のまま機械は停止されることになり、機械をそのま
ま長時間停止しておくと、金型或いは機械自身が常に強
大な型締力を受け、その寿命を減少させるという欠点が
あった。
運転途中で電源を切って油圧ポンプを停止させても、型
締シリンダの油室内に圧力が閉込め状態にならない油圧
回路を設けた射出成形機の型締装置を提供することにあ
る。
め、射出成形機の型締シリンダの制御用油圧回路中に型
締昇圧および圧抜き動作を切換える切換弁を設けるとと
もに、同切換弁と型締シリンダを接続する管路中に型締
シリンダ内に圧力を閉込め状態に保持し続けるための開
閉弁および同開閉弁の開閉を制御する前記管路から分岐
するパイロット回路と、同パイロット回路に連通するパ
イロット開閉弁を有してなる油圧回路を設けた射出成形
機の型締装置において、前記油圧回路の開閉弁とパイロ
ット開閉弁の間を接続する管路から分岐する油タンクへ
連通する分岐回路を設け、同分岐回路中に射出成形機の
型締力を発生させるための油圧ポンプのON/OFFに
連動して励磁/非励磁となり、非励磁のときその回路を
開くシャットオフ弁を設けたことを特徴とする射出成形
機の型締装置とした。
圧ポンプがOFFとなった時、シャットオフ弁は非励磁
となっていて開閉弁とパイロット開閉弁の間を接続する
管路から分岐する分岐回路は油タンクへ連通するので、
型締シリンダ内の圧油は切換弁と型締シリンダを接続す
る管路から前記分岐回路を経て油タンクへ戻り、型締シ
リンダ油室内の圧力を抜くことができ、当初の欠点を取
除くことができる。
る。説明に当たり、従来装置と変わらない部材は同一番
号を付し、その説明を省き、新たに追加された部材のみ
新番号を付して説明する。本発明の構成は図2の開閉弁
12とパイロット開閉弁13を結ぶパイロット回路から
油タンク7へ連結する分岐回路18を設け、同分岐回路
18に油圧ポンプのON/OFFに連動して励磁/非励
磁となり、非励磁のときにその回路を開くシャットオフ
弁17を設けた油圧回路とした。
成形機の型締装置としたので、成形運転中に電源が切ら
れたとき、即ち、油圧ポンプがOFFとなった時、シャ
ットオフ弁17は非励磁となっていて開閉弁10とパイ
ロット回路付き開閉弁13の間を接続するパイロット回
路14から分岐する分岐回路18は油タンク7へ連通す
るので、型締シリンダ油室6内の圧油は電磁切換弁10
と型締シリンダ2を接続する管路9から前記分岐回路1
8を経て油タンク7へ戻り、型締シリンダ油室6内の圧
力を抜くことができる。
に油圧ポンプがOFFとなった時でも、型締シリンダの
油室内に圧力が閉込め状態にならない油圧回路を設けた
ので、当初に掲げた欠点が取除かれる。
Claims (1)
- 【請求項1】 射出成形機の型締シリンダの制御用油圧
回路中に型締昇圧および圧抜き動作を切換える切換弁を
設けるとともに、同切換弁と型締シリンダを接続する管
路中に型締シリンダ内に圧力を閉込め状態に保持し続け
るための開閉弁および同開閉弁の開閉を制御する前記管
路から分岐するパイロット回路と、同パイロット回路に
連通するパイロット開閉弁を有してなる油圧回路を設け
た射出成形機の型締装置において、前記油圧回路の開閉
弁とパイロット開閉弁の間を接続する管路から分岐する
油タンクへ連通する分岐回路を設け、同分岐回路中に射
出成形機の型締力を発生させるための油圧ポンプのON
/OFFに連動して励磁/非励磁となり、非励磁のとき
その回路を開くシャットオフ弁を設けたことを特徴とす
る射出成形機の型締装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32144594A JP3225478B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 射出成形機の型締装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32144594A JP3225478B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 射出成形機の型締装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08150647A JPH08150647A (ja) | 1996-06-11 |
JP3225478B2 true JP3225478B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=18132642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32144594A Expired - Fee Related JP3225478B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 射出成形機の型締装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3225478B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP32144594A patent/JP3225478B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08150647A (ja) | 1996-06-11 |
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