JP3225048B2 - 洗濯方法および洗濯用補助具 - Google Patents

洗濯方法および洗濯用補助具

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JP3225048B2
JP3225048B2 JP50867998A JP50867998A JP3225048B2 JP 3225048 B2 JP3225048 B2 JP 3225048B2 JP 50867998 A JP50867998 A JP 50867998A JP 50867998 A JP50867998 A JP 50867998A JP 3225048 B2 JP3225048 B2 JP 3225048B2
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太 寺西
邦佳 重松
勲 山田
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Original Assignee
Kao Corp
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F95/00Laundry systems or arrangements of apparatus or machines; Mobile laundries 
    • D06F95/002Baskets or bags specially adapted for holding or transporting laundry; Supports therefor
    • D06F95/004Bags; Supports therefor
    • D06F95/006Bags for holding the laundry during washing

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、洗濯物を洗濯機により水洗いする洗濯方法
と、その方法に用いられる洗濯用補助具に関する。
背景技術 洗濯物を洗濯機により水洗いする際、洗濯槽内で旋回
する水流により洗濯物が型崩れするのを防止するため、
洗濯ネットが用いられている。
その洗濯ネットとして、実開昭58−94480号公報に開
示された球形の袋状のものや、特開平7−328279号公報
に開示された半球形の袋状のものがある。
しかし、球形や半球形の袋状の洗濯ネットに洗濯物を
収納して洗濯した場合、洗濯ネット内で洗濯物が不均一
に片寄ったり、丸まってしまう。そのため、洗濯物の型
崩れを充分に防止できない。
また、洗濯物の型崩れを防止できる洗濯機として、洗
濯槽内に設けたネット上に洗濯物を載置し、その洗濯物
の上方から水を滝状に落下させる構造を有するものがあ
る。
従来の洗濯ネットは、水洗から受ける衝撃や脱水時に
受ける遠心力により、洗濯ネットが内部の洗濯物に対し
て相対的に動く。そうすると、洗濯物が洗濯ネットに擦
られるため、傷み、毛玉、毛羽立ち等が生じ、また、洗
濯物の型崩れを充分に防止できない。
洗濯物の上方から水を滝状に落下させる場合、洗濯物
の型崩れは防止できるが、特殊な洗濯機が必要になる。
そのため、型崩れし易すい洗濯物、例えばドライクリー
ニングが推奨されるセーター等、を洗濯する場合、汎用
の洗濯機を用いることができない。
さらに、洗濯物が縮み易い繊維からなる場合、従来の
水洗い方法では縮みを防止できない。
そこで、袋状ネットに洗濯物を収納することで洗濯物
とネットを重ね、この重ねた状態で、その洗濯物とネッ
トをロール状に巻き、このロール状に巻かれた洗濯物と
通水性部材を洗濯機により水洗いすることが、実開平5
−13380号公報において開示されている。
しかし、洗濯物とネットをロール状に巻いただけで
は、そのロール状の洗濯物の最外周部分がネットにより
擦られる。そのため、洗濯物の傷み、毛玉、毛羽立ち等
が発生するという問題がある。
本発明は、上記問題を解決することのできる洗濯方法
と洗濯用補助具を提供することを目的とする。
発明の開示 本発明の洗濯方法は、洗濯物とそれを収納する空間を
構成可能な通水性部材とを、その収納空間に洗濯物を収
納することで重ね、その重ねた状態で一体的にロール状
に巻き、そのロール状に巻かれた状態で洗濯物と通水性
部材を洗濯機により水洗いする場合に適用される。さら
に、その洗濯物と通水性部材とを、重ねた状態で、少な
くとも1つの折り目ができるように一体的に折り重ね、
その折り重ねた洗濯物と通水性部材とをロール状に巻く
場合に適用される。また、本発明の洗濯方法は、洗濯物
とそれを収納する空間を構成可能な通水性部材とを、そ
の収納空間に洗濯物を収納することで重ね、その重ねた
状態で2つ以上の折り目ができるように一体的に折り重
ね、その折り重ねた状態で洗濯物と通水性部を洗濯機に
より水洗いする場合に適用される。
本発明によれば、洗濯物は、ロール状に巻かれた状態
で、あるいは、少なくとも1つの折り目ができるように
折り重ねられた後にロール状に巻かれた状態で、あるい
は、2つ以上の折り目ができるように折り重ねられた状
態で、洗濯される。よって、洗濯機による水洗い時にお
ける、洗濯物の不均一な片寄り、丸まり、型崩れ、およ
び縮みを防止できる。
洗濯物のみをロール状に巻いた場合、洗濯物の内周側
と外周側とが直接に接する。また、洗濯物のみを折り重
ねた場合、洗濯物の互いに対向する面が直接に接する。
そのため、洗濯物の中心まで達する水流が不足するの
で、充分な洗浄力を得ることができない。これに対し、
本発明によれば、洗濯物を、通水性部材とを重ねた状態
で、ロール状に巻き、あるいは、折り重ねる。よって、
そのロール状の洗濯物の内周側と外周側との間に通水性
部材が介在する。あるいは、折り重ねられた洗濯物の互
いに対向する面の間に通水性部材が介在する。よって、
洗濯物の中心まで達する水流が不足することはないの
で、充分な洗浄力を得ることができる。
さらに、その洗濯物と通水性部材を一体的に巻くの
で、洗濯物が通水性部材に擦られることはない。これに
より、洗濯物の傷み、毛玉、毛羽立ちの発生を防止でき
る。
また、その通水性部材は収納空間を構成可能であり、
その収納空間に洗濯物を収納することで、その洗濯物と
通水性部材を重ねる。その重ねた状態で、その洗濯物と
通水性部材はロール状に巻かれ、あるいは折り重ねられ
る。これにより、そのロール状の洗濯物の内周側と外周
側との間、あるいは、折り重ねられた洗濯物の互いに対
向する面の間に、通水性部材が確実に介在する。よっ
て、充分な洗浄力を確実に得ることができる。
本発明方法の一つの特徴は、その通水性部材が、可撓
性を有する表面側のネットと、この表面側のネットに間
隔をおいて配置される可撓性を有する裏面側のネットと
を、弾性的に相対変位可能に連結することで構成される
点にある。
この構成によれば、ロール状の洗濯物の最外周部分を
覆う通水性部材に、あるいは、折り重ねられた洗濯物の
最外側を覆う通水性部材に、水洗による衝撃あるいは脱
水のための遠心力が作用する時、表面側ネットは裏面側
ネットに対して弾性的に相対変位する。よって、洗濯物
に対する裏面側ネットの相対的な動きを抑制できる。こ
れにより、そのロール状の洗濯物の最外周部分、あるい
は、その折り重ねられた洗濯物の最外側部分が、ネット
により擦られるのを防止できる。よって、洗濯物の傷
み、毛玉や毛羽立ちの発生を防止できる。
その表面側のネットと裏面側のネットの連結手段は、
弾性的な撓み変形可能な複数の線状部により構成され、
各線状部の一端が表面側のネットに連結され、各線状部
の他端が裏面側のネットに連結されることで、両ネット
は弾性的に相対変位可能とされ、各線状部相互の間に隙
間が形成されているのが好ましい。
これにより、その表面側のネットと裏面側のネットと
の間の隙間を水洗が通過できるので、洗浄効果を向上で
きる。
本発明方法の別の特徴は、その通水性部材が、可撓性
を有するネットと、このネットの一面側に連結される弾
性的に撓み変形可能な複数の線状部とにより構成され、
各線状部相互の間に隙間が形成され、各線状部は、洗濯
物に接することができるように、前記収納空間の内部側
に配置されている点にある。
この構成によれば、ロール状の洗濯物の最外周部分を
覆う通水性部材に、あるいは、折り重ねられた洗濯物の
最外側を覆う通水性部材に、水洗による衝撃あるいは脱
水のための遠心力が作用する時、ネットは線状部に対し
て弾性的に相対変位する。よって、洗濯物に対する線状
部の相対的な動きを抑制できる。これにより、そのロー
ル状の洗濯物の最外周部分、あるいは、その折り重ねら
れた洗濯物の最外側部分が、ネットにより擦られるのを
防止できる。よって、洗濯物の傷み、毛玉や毛羽立ちの
発生を防止できる。また、その線状部の間の隙間を水流
が通過できるので、洗浄効果を向上できる。
その線状部は、両端が前記ネットに連結されることで
リング状とされているのが好ましい。これにより、線状
部が洗濯物に引っ掛かることはないので、洗濯物が線状
部に擦られるのを防止できる。よって、洗濯物の傷み、
毛玉や毛羽立ちの発生を防止できる。
本発明方法において、その洗濯物と通水性部材とを、
心材を中心軸としてロール状に巻くのが好ましい。これ
によって、洗濯物と通水性部材とを容易にロール状に巻
くことができる。
本発明の洗濯方法によれば、充分な洗浄効果を維持し
つつ、洗濯物の型崩れ、縮み、傷み、毛玉、毛羽立ちの
発生を防止できる。また、型崩れし易すい洗濯物、例え
ばドライクリーニングが推奨されるセーター等を、汎用
の洗濯機により水洗いできる。
本発明が適用される洗濯用補助具は、洗濯物を収納す
る空間を構成可能な通水性部材を備え、その収納空間に
収納される洗濯物と通水性部材とを、重ねた状態で一体
的にロール状に巻くことができるように、その通水性部
材は可撓性を有し、そのロール状に巻かれた洗濯物と通
水性部材とが展開するのを防止する手段が設けられてい
る。さらに、その通水性部材と洗濯物とを、重ねた状態
で、少なくとも1つの折り目ができるように一体的に折
り重ねることができ、且つ、折り重ねた状態でロール状
に巻くことができる洗濯用補助具に適用される。また、
本発明が適用される洗濯用補助具は、洗濯物を収納する
空間を構成可能な通水性部材を備え、その収納空間に収
納される洗濯物と通水性部材とを、重ねた状態で2つ以
上の折り目ができるように一体的に折り重ねることがで
きるように、その通水性部材は可撓性を有し、その折り
重ねられた洗濯物と通水性部材とが展開するのを規制す
る手段が設けられている。
本発明の洗濯用補助具の特徴の一つは、その通水性部
材が、可撓性を有する表面側のネットと、この表面側の
ネットに間隔をおいて配置される可撓性を有する裏面側
のネットとを、弾性的に相対変位可能に連結することで
構成される点にある。その通水性部材の厚さは2.0mm以
上が好ましく、より好ましくは2.0mm〜15.0mmである。
その表面側のネットと裏面側のネットの連結手段は、弾
性的に撓み変形可能な複数の線状部により構成され、各
線状部の一端が表面側のネットに連結され、各線状部の
他端が裏面側のネットに連結されることで、両ネットは
弾性的に相対変位可能とされ、各線状部相互の間に隙間
が形成されているのが好ましい。
本発明の洗濯用補助具の別の特徴は、洗濯物を収納す
る空間を構成可能な通水性部材を備え、その収納空間に
収納される洗濯物と通水性部材とを、重ねた状態で一体
的にロール状に巻くことができるように、その通水性部
材は可撓性を有し、そのロール状に巻かれた洗濯物と通
水性部材とが展開するのを防止する手段が設けられ、そ
の通水性部材は、可撓性を有するネットと、このネット
の一面側に連結される弾性的に撓み変形可能な複数の線
状部とにより構成され、各線状部相互の間に隙間が形成
され、各線状部は、洗濯物に接することができるよう
に、前記収納空間の内部側に配置されている点にある。
その線状部は、両端が前記ネットに連結されることでリ
ング状とされているのが好ましい。
本発明の洗濯用補助具において、その通水性部材に心
材を、その洗濯物と通水性部材とをロール状に巻く際に
中心軸になるように連結できるのが好ましい。
本発明の洗濯用補助具によれば、上記本発明の洗濯方
法を実施することができる。
図面の簡単な説明 第1図は本発明の第1実施形態の洗濯用補助具の展開
状態における正面図。
第2図は本発明の第1実施形態の洗濯用補助具の洗濯
物収納状態における正面図。
第3図は本発明の第1実施形態の通水性部材の部分斜
視図。
第4図(1)は本発明の第1実施形態の表面側のネッ
トと裏面側のネットとの相対変位前の状態を示す部分断
面図、第4図(2)は、その相対変位後の状態を示す部
分断面図。
第5図は本発明の第1実施形態の洗濯物と洗濯用補助
具をロール状に巻く途中の斜視図。
第6図は本発明の第1実施形態のロール状に巻いた洗
濯物と洗濯用補助具の斜視図。
第7図は本発明の第2実施形態のロール状に巻いた洗
濯物と洗濯用補助具の要部の断面図。
第8図は本発明の変形例の洗濯物と洗濯用補助具をロ
ール状に巻く途中の斜視図。
第9図(1)、第9図(2)、第9図(3)は、本発
明の変形例の洗濯物と通水性部材とが展開するのを規制
する部材を示す図。
第10図は本発明の第1実施形態の洗濯用補助具の展開
状態での正面図。
第11図(1)は本発明の実施例に用いた洗濯物と洗濯
用補助具の斜視図、第11図(2)は本発明の実施例に用
いた洗濯用補助具の斜視図。
第12図(1)は本発明方法により洗濯されたウールセ
ーターの表面の繊維形状を示す図面代用写真、第12図
(2)は従来方法により洗濯されたウールセーターの表
面の繊維形状を示す図面代用写真。
第13図(1)は本発明の第3実施形態の折り重ねた洗
濯物と洗濯用補助具の斜視図、第13図(2)は本発明の
第4実施形態の折り重ねた洗濯物と洗濯用補助具の斜視
図。
第14図(1)は本発明の第5実施形態の折り重ねた洗
濯物と洗濯用補助具の斜視図、第14図(2)は本発明の
第6実施形態の折り重ねた洗濯物と洗濯用補助具の斜視
図。
第15図(1)は本発明の第7実施形態の折り重ねた洗
濯物と洗濯用補助具の斜視図、第15図(2)は本発明の
第8実施形態の折り重ねた洗濯物と洗濯用補助具の斜視
図。
第16図は本発明の第9実施形態の通水性部材の部分斜
視図。
第17図は本発明の第9実施形態の通水性部材の部分断
面図。
発明を実施するための最良の形態 以下、第1図〜第7図を参照して本発明の第1実施形
態を説明する。
第1図に示す洗濯用補助具1は、洗濯物を収納する空
間を構成可能かつ可撓性を有する通水性部材2を備え
る。その通水性部材2は、平面視長方形で、その長手方
向寸法は短手方向寸法の略2倍とされている。この通水
性部材2は、その長手方向の中央において、短手方向に
沿って2つ折りできる。この通水性部材2の外周に、布
製の縁取り部3が取り付けられる。その縁取り部3にフ
ァスナー4が取り付けられる。そのファスナー4によ
り、2つ折りにされた通水性部材2の外周の間の大部分
が閉鎖される。これにより、第2図に示すように、その
通水性部材2は袋状とされる。この袋状の通水性部材2
の内部は洗濯物10の収納空間を構成する。洗濯物10は、
その収納空間に収納されることで、通水性部材2に重ね
られる。
その通水性部材2に円柱形のハンガー(心材)8を連
結できる。すなわち、そのハンガー8は、その縁取り部
3に縫い付けられた布製のリング7に挿入される。その
ハンガー8に、上記収納空間に収納された洗濯物10を吊
るすことができる。その縁取り部3に布製の吊り輪9
が、洗濯物10を干すための物干し竿等を挿入できるよう
に縫い付けられている。
第3図に示すように、その通水性部材2は、可撓性を
有する表面側のネット31と、この表面側のネット31に間
隔をおいて配置される可撓性を有する裏面側のネット32
と、弾性的に撓み変形可能な複数の線状部33とを有す
る。各線状部33の一端は表面側のネット31に連結され、
各線状部33の他端は裏面側のネット32に連結される。こ
れにより、両ネット31、32は弾性的に相対変位可能であ
る。すなわち、第4図(1)に示すように、相対的に弾
性変形していない状態の両ネット31、32の間隔Dは、第
4図(2)に示すように、各線状部33の弾性的な撓みに
より狭められる。各線状部33相互の間に隙間35が形成さ
れている。
各ネット31、32の網目形状は、本実施形態では6角形
であるが、特に限定されない。各ネット31、32は、可撓
性を有するもので足りるが、洗濯物を傷つけないように
適度な柔軟性を持つのが好ましい。本実施形態では、各
ネット31、32は、複数本の合成樹脂性フィラメントを撚
った糸を編むことで構成される。各線状部33は、弾性的
に撓み変形可能であれば足りる。本実施形態では、各線
状部33は、合成樹脂性フィラメントを表面側のネット31
と裏面側のネット32とに相互に連結することで構成され
る。各線状部33を構成する合成樹脂性フィラメントは、
各ネット31、32を構成する合成樹脂性フィラメントより
も太く剛性が大きい。
上記収納空間に洗濯物10を収納することで、上記通水
性部材2と洗濯物10とは重ねられる。第5図に示すよう
に、その通水性部材2と洗濯物10は、重ねられた状態で
一体的に巻かれる。これにより、第6図に示すように、
その通水性部材2と洗濯物10はロール状になる。その
際、上記ハンガー8を中心軸として、その洗濯物10と通
水性部材2を巻くことができる。第8図に示すように、
その洗濯物10と通水性部材2を、2つのロール状に巻い
てもよい。その洗濯物10と通水性部材2は、少なくとも
3層以上に巻くのが好ましい。
第6図に示すように、そのロール状に巻かれた洗濯物
10と通水性部材2に、通水性を有するネット状のゴム帯
15が巻き付けられる。これにより、そのロール状に巻か
れた洗濯物10と通水性部材2の展開が防止される。この
ゴム帯15は、通水性部材2から分離されてもよい。ある
いは、第1図、第2図において2点鎖線で示すように、
そのゴム帯15を通水性部材2に連結してもよい。
そのロール状に巻かれた洗濯物10と通水性部材2の展
開防止手段は特に限定されない。例えば、ボタン、フッ
ク、紐、面状ファスナー、ゴム、ピン、ジッパー、洗濯
バサミ等を用いることができる。例えば、第9図(1)
に示すように、バンド本体16の一方の面に面状ファスナ
ーの雌部16aを、他方の面に面状ファスナーの雄部16bを
設ける。第9図(2)に示すように、バンド本体17の一
端に、そのバンド本体17の他端を挿通可能な複数の開口
を有する連結具17aを取り付ける。第9図(3)に示す
ように、バンド本体18の一端に雌の連結具18aを取り付
け、その雌の連結具18aに着脱可能な雄の連結具18bを他
端に取り付ける。各展開防止手段は、通水性を有するよ
うに、ネット状構造等を有する。これにより、洗浄力低
下を防止できる。
上記洗濯用補助具1を用いることで、洗濯物10と通水
性部材2を、重ねた状態で一体的にロール状に巻き、次
に、その洗濯物10と通水性部材2が展開されるのをゴム
帯15により防止し、しかる後に、第6図に示すように、
そのロール状に巻かれた洗濯物10と通水性部材12を洗濯
機20により水洗いできる。
これにより、洗濯物10はロール状に巻かれた状態で洗
濯されるので、洗濯機20による水洗い時に、洗濯物10の
不均一な片寄り、丸まり、型崩れ、縮みを防止できる。
また、もし洗濯物10のみをロール状に巻いて洗濯した
場合、そのロール状の洗濯物10の内周側と外周側とが直
接に接する。この場合、洗濯物10の中心まで達する水流
の不足により充分な洗浄力を奏することができない。こ
れに対し、上記構成によれば、洗濯物10と通水性部材2
とを重ねた状態でロール状に巻くので、第7図に示すよ
うに、そのロール状の洗濯物10の内周側10aと外周側10b
との間に通水性部材2が介在する。よって、洗濯物10の
中心まで達する水流が不足することはないので、充分な
洗浄効果を奏することができる。さらに、その洗濯物10
と通水性部材2とを一体的に巻くので、洗濯物10が通水
性部材2に擦られることはない。これにより、洗濯物10
の傷み、毛玉、毛羽立ちの発生を防止できる。
その通水性部材2は収納空間を構成する。その収納空
間に洗濯物10が収納されることで、その洗濯物10と通水
性部材2とは重ねられる。この重ねられた状態の洗濯物
10と通水性部材2とをロール状に巻くので、そのロール
状の洗濯物10の内周側10aと外周側10bとの間に通水性部
材2が確実に介在する。これにより、充分な洗浄効果を
確実に奏することができる。
第10図は、本発明の第2実施形態の洗濯用補助具1′
を示す。第1実施形態との相違は、ファスナー4に代え
て、縁取り部3の短手方向に沿う両縁部に、雄のボタン
4aと雌のボタン4bとが取付けられている。また、ハンガ
ー8は、通水性部材2の長手方向の略中央位置に連結さ
れている。その通水性部材2は、その長手方向の一端か
ら1/4程度の位置と、長手方向の他端から1/4程度の位置
とにおいて、短手方向に沿って折られる。通水性部材2
の短手方向に沿う両縁部は、そのボタン4a、4bを介して
互いに連結される。これにより、洗濯物10と通水性部材
2は重ねられ、しかる後にロール状に巻かれる。他は第
1実施形態と同様で、同一部分は同一符号で示す。
第13図(1)は本発明の第3実施形態を示す。この第
3実施形態においては、第1実施形態あるいは第2実施
形態と同様の洗濯用補助具1、1′が用いられる。その
第1、第2実施形態との相違は、収納空間に収納された
洗濯物10と、この洗濯物10に重なる通水性部材2とを、
ロール状に巻くことなく、2つの折り目50ができるよう
に一体的に折り重ねる。その折り重ねられた洗濯物10と
通水性部材2とが展開するのを、第1実施形態と同様の
ゴム帯等の規制手段により規制する。その折り重ねられ
た状態で、洗濯物10を通水性部材2と共に洗濯機により
水洗いする。各折り目50は、互いに平行とされる。ま
た、一方の折り目50の谷側は、通水性部材2の一面側に
配置され、他方の折り目50の谷側は、通水性部材2の一
面側と反対の面側に配置される。他は上記各実施形態と
同様の構成とされ、同一部分は同一符号で示す。
第13図(2)は本発明の第4実施形態を示す。第3実
施形態との相違は、互いに平行な2つの折り目50の谷側
は、通水性部材2の同一面側に配置される点にある。他
は第3実施形態と同様である。
第14図(1)は本発明の第5実施形態を示す。第3実
施形態との相違は、互いに平行な折り目50の数は3つと
されている。また、相隣接する折り目50の一方の谷側は
通水性部材2の一面側に配置され、他方の谷側は通水性
部材2の一面と反対の面側に配置される。他は第3実施
形態と同様である。
第14図(2)は本発明の第6実施形態を示す。第5実
施形態との相違は、相隣接する折り目50の谷側は、共に
通水性部材2の同一面側に配置される点にある。他は第
5実施形態と同様である。
第15図(1)は本発明の第7実施形態を示す。第3実
施形態との相違は、互いに平行な折り目50の数は4つと
されている。また、相隣接する折り目50の一方の谷側は
通水性部材2の一面側に配置され、他方の谷側は通水性
部材2の一面と反対の面側に配置される。他は第3実施
形態と同様である。
第15図(2)は本発明の第8実施形態を示す。第3実
施形態との相違は、通水性部材2と洗濯物10の展開状態
において、折り目50は直交する2つの直線上に形成され
る。一つの直線上の折り目50の谷側は、通水性部材2の
一面側に配置される。他の一つの直線上の折り目50は、
中点において二分され、その二分された折り目50の一方
の谷側は通水性部材2の一面側に配置され、他方の谷側
は通水性部材2の一面側と反対側に配置される。他は第
3実施形態と同様である。
上記第3〜第8実施形態によれば、洗濯物10は2つ以
上の折り目ができるように折り重ねられた状態で洗濯さ
れる。よって、洗濯機による水洗い時に、洗濯物10の不
均一な片寄り、丸まり、型崩れ、縮みを防止できる。ま
た、洗濯物10のみを折り重ねて洗濯した場合、その折り
重ねられた洗濯物10の対向面同志が直接に接するため、
洗濯物10の中心まで達する水流が不足する。そのため、
充分な洗浄効果を奏することができない。これに対し、
上記構成によれば、洗濯物10と通水性部材2とを重ねた
状態で折り重ねるので、その対向面間に通水性部材2が
介在する。これにより、洗濯物10の中心まで達する水流
が不足することはなく、充分な洗浄効果を奏することが
できる。さらに、その洗濯物10と通水性部材2とを一体
的に折り重ねるので、洗濯物10が通水性部材2に擦られ
ることはない。これにより、洗濯物10の傷み、毛玉、毛
羽立ちの発生を防止できる。また、その通水性部材2に
より構成される収納空間に収納された洗濯物10と通水性
部材2とが折り重ねられる。よって、折り重ねられた洗
濯物10の対向面間に通水性部材2が確実に介在するた
め、充分な線状効果を確実に奏することができる。
上記各実施形態における通水性部材2は、可撓性を有
する表面側のネット31と、この表面側のネット31に間隔
をおいて配置される可撓性を有する裏面側のネット32と
を、弾性的に相対変位可能に連結することで構成されて
いる。よって、第1、第2実施形態では、ロール状の洗
濯物10の最外周部分を覆う通水性部材2に、水流からの
衝撃や脱水時の遠心力が作用しても、表面側ネット31が
裏面側ネット32に対して弾性的に相対変位する。これに
より、洗濯物10に対する裏面側ネット32の相対的な動き
を抑制できる。また、第3〜第8実施形態では、折り重
ねられた洗濯物10の最外側部分を覆う通水性部材2に、
水流からの衝撃や脱水時の遠心力が作用しても、表面側
ネット31が裏面側ネット32に対して弾性的に相対変位す
る。これにより、洗濯物10に対する裏面側ネット32の相
対的な動きを抑制できる。よって、第1、第2実施形態
のロール状の洗濯物10の最外周部分、および、第3〜第
8実施形態の折り重ねられた洗濯物10の最外側部分がネ
ット31に擦られるのを防止し、傷み、毛玉、毛羽立ちが
生じるのを防止できる。
その表面側のネット31と裏面側のネット32の連結手段
は、弾性的に撓み変形可能な複数の線状部33により構成
される。各線状部33それぞれの一端は表面側のネット31
に連結され、多端が裏面側のネット32に連結される。よ
って、両ネット31、32は弾性的に相対変位可能とされ、
各線状部33相互の間に隙間35が形成されている。これに
より、その表面側のネット31と裏面側のネット32との間
の隙間35を水流が通過できるので、洗浄効果を向上でき
る。
第1、第2実施形態においては、その洗濯物10と通水
性部材2とをハンガー8を中心軸としてロール状に巻
く。よって、洗濯物10と通水性部材2とを容易にロール
状に巻くことができる。
第1、第2実施形態と同様の洗濯用補助具1、1′を
用い、収納空間に洗濯物10が収納することで洗濯物10と
通水性部材2とを重ね、この重ねた状態で、その洗濯物
10と通水性部材2とを少なくとも1つの折り目ができる
ように一体的に折り重ね、その折り重ねた洗濯物と通水
性部材とを一体的にロール状に巻き、そのロール状に巻
かれた洗濯物10と通水性部材2とが展開するのを第1実
施形態と同様のゴム帯等の規制手段により規制し、その
折り重ねられると共にロール状に巻かれた状態で洗濯物
10を通水性部材2と共に洗濯機により水洗いしてもよ
い。これにより、上記各実施形態と同様の効果を奏する
ことができる。
また、上記通水性部材2に代えて、第16図、第17図に
示す第9実施形態の通水性部材102を用いてもよい。そ
の通水性部材102は、可撓性を有するネット131と、この
ネット131の一面側に連結される弾性的に撓み変形可能
な複数の線状部133により構成される。この線状部133
は、両端がネット131に連結されることでリング状とさ
れている。各線状部133相互の間に隙間が形成される。
この通水性部材102の内部を洗濯物を収納する空間とす
る場合、その線状部133側が内方側とされる。これによ
り、その収納空間に収納される洗濯物10に線状部133側
が接するように、その洗濯物10と通水性部材102とは重
ねられる。
そのネット131の網目形状は、本実施形態では菱形と
されるが、特に限定されない。そのネット131は、可撓
性を有するネットであれば良いが、洗濯物を傷つけない
適度な柔軟性を持つものが好ましい。本実施形態では、
そのネット131は、複数本の合成樹脂性フィラメントを
撚った糸を編むことで構成される。各線状部133は、弾
性的に撓み変形可能なものであればよい。本実施形態で
は、その線状部133は、ネット131を構成する合成樹脂性
フィラメントよりも太く剛性の大きな合成樹脂性フィラ
メントの両端を、ネット131に連結することで構成され
ている。
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、通水
性部材2を構成するネットの網目形状は特に限定されな
い。
実施例1 本発明の洗濯方法と従来の洗濯方法との洗浄力を比較
するため、洗濯科学協会製の湿式人工汚染布10枚を衣類
(ウールセーター)に縫い付け、全自動洗濯機(松下電
器産業株式会社製、NA−F60K1)により、その人工汚染
布10枚と衣料を次の条件で洗浄した。
(洗浄条件) 洗剤濃度:0.14重量% 使用洗剤:市販液体洗剤 水の温度:20℃ 水の硬度:4゜DH 洗濯コース:標準コース 乾燥:20℃、65%RH、平干し 洗濯方法は以下の1〜4とした。
洗濯方法1:洗濯用補助具を用いることなく、洗濯物を
そのまま洗濯。
洗濯方法2:第1実施形態の洗濯用補助具1を用い、第
1実施形態と同様に、通水性部材2と洗濯物10とを重ね
た状態で一体的にロール状に巻き、そのロール状に巻か
れた洗濯物10と通水性部材2とが展開するのを規制し、
その規制状態で洗濯物10を通水性部材2と共に洗濯機に
より水洗いした。その通水性部材2の厚さは4.0mmとし
た。
洗濯方法3:第1実施形態の通水性部材2に代えて一層
のネットにより構成される通水性部材を用いた以外は第
1実施形態の同様の構成の洗濯用補助具を用い、通水性
部材と洗濯物10とを重ね、その重ねた状態で通水性部材
と洗濯物10とを一体的にロール状に巻き、そのロール状
に巻かれた洗濯物と通水性部材とが展開するのを規制
し、その規制状態で洗濯物を通水性部材と共に洗濯機に
より水洗いした。その通水性部材である一層のネットの
厚さは2.2mmとした。
洗濯方法4:第11図(1)に示すように、洗濯物10のみ
をロール状に巻き、そのロール状に巻いた洗濯物10を一
層のネットにより構成される袋状の洗濯用補助具50に収
納し、第11図(2)に示すように、その洗濯用補助具50
の開口をファスナー52により閉鎖した状態で洗濯機能に
より水洗いした。
洗濯方法5:第1実施形態の通水性部材2に代えて一層
のネットにより構成される通水性部材を用いた以外は第
1実施形態の同様の構成の洗濯用補助具を用い、通水性
部材と洗濯物10とを重ね、その重ねた状態で通水性部材
と洗濯物10とを一体的にロール状に巻き、そのロール状
に巻かれた洗濯物と通水性部材とが展開するのを規制
し、その規制状態で洗濯物を通水性部材と共に洗濯機に
より水洗いした。その通水性部材である一層のネットの
厚さは0.75mmとした。
汚染前の原布および洗浄前後の汚染布の550nmにおけ
る反射率を測色色差計(日本電色(株)製Z−300A)に
て測定し、次式によって洗浄率(%)を求めた。この洗
浄率は洗浄力に対応する。
洗浄率=100×(洗浄後汚染布の反射率−未洗浄汚染布の反射率) /(白布(汚染前)の反射率−未洗浄汚染布の反射率) 各洗濯方法による汚染布10枚の平均洗浄率は以下の通
りであった。
洗濯方法1…18% 洗濯方法2…15% 洗濯方法3…12% 洗濯方法4…8% 洗濯方法5…8.5% 実施例2 本発明の洗濯方法と従来の洗濯方法との洗濯物の収縮
程度を比較するため、以下のように調整したウールセー
ターを試験布として用い、以下の洗濯条件で実施例1の
洗濯方法1〜洗濯方法4と同様にして洗濯を行ない、面
積収縮率を求めた。
(1)試料布の調製 大きさL寸の複数のウールセーターを20℃、65%RHで
12時間以上調湿した。各ウールセーターに1辺が15cmの
正方形になるように油性のサインペンで4カ所に印を付
けた。それぞれのウールセーターに番号を記した。それ
ぞれの印の間の縦方向の長さと横方向の長さを測定し、
各長さを原長とした。なお、複数のウールセーターを用
いるので、横方向、縦方向は繊維の織り方より判断し、
揃えるようにした。
(2)洗濯条件 全自動洗濯機(松下電器産業株式会社製NA−F60K1
型)を用いて、上記(1)で調製したウールセーターを
1枚ずつ標準コースで洗濯した。各洗剤濃度は0.14重量
%とし、水温は20℃とした。洗濯終了後、20℃、65%RH
で24時間以上乾燥調湿した。その後、上記(1)で付し
た印について再度それらの長さを測定し、この値より収
縮率を算出した。さらに面積収縮率を求めた。収縮率は
縦方向及び横方向において別々に求めた。
その収縮率と面積収縮率は下記式により算出した。各
ウールセーターにおいて、洗濯前の測定値(原長)をR.
Μ.、洗濯後の測定値をW.Μ.とし、それぞれ測定結果
の平均値を用いた。また、収縮率は、各ウールセーター
において横方向の収縮率をW.S.、縦方向の収縮率をL.S.
とした。
〔収縮率の算出〕
収縮率(%)=100×(R.M.−W.M.)/R.M. 〔面積収縮率の算出〕 面積収縮率(%)=(W.S.+L.S.)−(W.S.×L.S.)/100 各洗濯方法による面積収縮率は以下の通りであった。
洗濯方法1…15.2% 洗濯方法2…2.8% 洗濯方法3…3.1% 洗濯方法4…3.0% 実施例3 本発明の洗濯方法と従来の洗濯方法との洗濯物の毛羽
立ちの発生程度を比較するため、ウールセータを、上記
実施例1の洗濯方法1と洗濯方法2とにより、2槽式洗
濯機により、20℃の水温下、弱水流で3分、ため濯ぎ1
分の水洗いを行ない、脱水30秒を2回行ない、洗濯終了
後、20℃、65%RHで乾燥し、その表面状態を比較した。
第12図(1)は、本発明の洗濯方法2により洗濯した
ウールセータの表面状態(拡大倍率22.5倍)を示し、第
12図(2)は、従来の洗濯方法1により洗濯したウール
セータの表面状態(拡大倍率22.5倍)を示す。
実施例4 本発明の洗濯方法と従来の洗濯方法のシワの発生程度
を比較するため、ウールセーターを、全自動洗濯機(松
下電器産業株式会社製、NA−F60K1)により、実施例1
と同一の洗浄条件で洗浄した。
洗濯方法は以下の1〜3とした。
洗濯方法1:第1実施形態の洗濯用補助具1に洗濯物を
入れ、折り重ねたりロール状に巻くことなく、そのまま
洗濯。
洗濯方法2:第1実施形態の洗濯用補助具に洗濯物を入
れ、第13図(2)に示す第4実施形態と同様に、洗濯物
と通水性部材とを重ねた状態で2つの折り目ができるよ
うに一体的に折り重ね、その折り重ねられた洗濯物と通
水性部材とが展開するのを規制し、その規制状態で洗濯
物を通水性部材と共に洗濯機により水洗いした。
洗濯方法3:第1実施形態の洗濯用補助具1に洗濯物を
入れ、第14図(2)に示す第6実施形態と同様に、洗濯
物と通水性部材とを重ねた状態で3つの折り目ができる
ように一体的に折り重ね、その折り重ねられた洗濯物と
通水性部材とが展開するのを規制し、その規制状態で洗
濯物を通水性部材と共に洗濯機により水洗いした。
その洗濯方法1によれば、洗濯物の全体にシワがよっ
た。それに対し、本願発明に係る洗濯方法2と洗濯方法
3によれば、シワが若干ある程度で目立つことはなかっ
た。また、洗濯方法2と洗濯方法3では、上記折り目の
数の多い洗濯方法3の方がシワが少なかった。
実施例5 本発明の洗濯方法と従来の洗濯方法との洗濯物の収縮
程度を比較するため、実施例2と同様にして調整したウ
ールセータを試験布として用い、実施例2と同様の洗濯
条件で、実施例4の洗濯方法1〜洗濯方法3と同様にし
て洗濯を行ない、実施例2と同様にして面積収縮率を求
めた。
各洗濯方法による面積収縮率は以下の通りであった。
洗濯方法1…8% 洗濯方法2…4% 洗濯方法3…3% 上記実施例1から、本発明による洗濯方法2、3によ
れば、洗濯物のみをロール状に巻いて洗濯用補助具に収
納した洗濯方法4に比べ、洗濯用補助具を使用しない洗
濯方法1からの洗浄力の低下が少なく、充分な洗浄力を
奏することを確認できる。
また、上記実施例2から、本発明による洗濯方法2、
3によれば、洗濯用補助具を使用しない洗濯方法1に比
べ、洗濯物の収縮が大幅に改善されるのを確認できる。
また、上記実施例3から、本発明による洗濯方法2に
よれば、洗濯用補助具を使用しない洗濯方法1に比べ、
洗濯物の毛羽立ちの発生が大幅に改善されるのを確認で
きる。
また、上記実施例4から、本発明による洗濯方法2、
3によれば、洗濯物を単に洗濯用補助具にいれるだけの
従来の洗濯方法1に比べ、洗濯物と通水性部材とを折り
重ねることで、その折り目により洗濯物の補助具に対す
る動きを規制して不均一に片寄るの防止し、シワの発生
を低減できることを確認できた。
また、上記実施例5から、本発明による洗濯方法2、
3によれば、洗濯物を単に洗濯用補助具にいれるだけの
洗濯方法1に比べ、洗濯物の収縮が大幅に改善されるの
を確認できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−312084(JP,A) 特開 平7−289778(JP,A) 実開 平5−13380(JP,U) 実開 平7−12083(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 35/00 B65D 30/06

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯物とそれを収納する空間を構成可能な
    通水性部材とを、その収納空間に洗濯物を収納すること
    で重ね、その重ねた状態で一体的にロール状に巻き、そ
    のロール状に巻かれた状態で洗濯物と通水性部材を洗濯
    機により水洗いするに際し、 そのロール状の洗濯物の内周と外周との間に介在する通
    水性部材を、可撓性を有する表面側のネットと、この表
    面側のネットに間隔をおいて配置される可撓性を有する
    裏面側のネットとを、弾性的に相対変位可能に連結する
    ことで構成し、 その表面側のネットと裏面側のネットの連結手段は、弾
    性的に撓み変形可能な複数の線状部により構成され、 各線状部それぞれの一端が表面側のネットに連結され、
    他端が裏面側のネットに連結されることで、両ネットは
    弾性的に相対変位可能とされ、 各線状部相互の間に隙間が形成されるように、各線状部
    の剛性が各ネットの剛性よりも大きくされていることを
    特徴とする洗濯方法。
  2. 【請求項2】洗濯物とそれを収納する空間を構成可能な
    通水性部材とを、その収納空間に洗濯物を収納すること
    で重ね、その重ねた状態で一体的にロール状に巻き、そ
    のロール状に巻かれた状態で洗濯物と通水性部材を洗濯
    機により水洗いするに際し、 そのロール状の洗濯物の内周と外周との間に介在する通
    水性部材を、可撓性を有するネットと、このネットの一
    面側に連結される弾性的に撓み変形可能な複数の線状部
    とにより構成し、 各線状部相互の間に隙間が形成されるように、各線状部
    の剛性が各ネットの剛性よりも大きくされ、 その線状部側が洗濯物に接するように、洗濯物と通水性
    部材とを重ねる洗濯方法。
  3. 【請求項3】その線状部は、両端が前記ネットに連結さ
    れることでリング状とされている請求項2に記載の洗濯
    方法。
  4. 【請求項4】洗濯物と通水性部材とを、重ねた状態で、
    少なくとも1つの折り目ができるように一体的に折り重
    ね、その折り重ねた洗濯物と通水性部材とをロール状に
    巻く請求項1〜3の中の何れかに記載の洗濯方法。
  5. 【請求項5】その洗濯物と通水性部材とを心材を中心軸
    としてロール状に巻く請求項1または2に記載の洗濯方
    法。
  6. 【請求項6】洗濯物とそれを収納する空間を構成可能な
    通水性部材とを、その収納空間に洗濯物を収納すること
    で重ね、その重ねた状態で2つ以上の折り目ができるよ
    うに一体的に折り重ね、その折り重ねた状態で洗濯物と
    通水性部材を洗濯機により水洗いするに際し、 その折り重ねた洗濯物の互いに対向する面の間に介在す
    る通水性部材を、可撓性を有する表面側のネットと、こ
    の表面側のネットに間隔をおいて配置される可撓性を有
    する裏面側のネットとを、弾性的に相対変位可能に連結
    することで構成し、 その表面側のネットと裏面側のネットの連結手段は、弾
    性的に撓み変形可能な複数の線状部により構成され、 各線状部それぞれの一端が表面側のネットに連結され、
    他端が裏面側のネットに連結されることで、両ネットは
    弾性的に相対変位可能とされ、 各線状部相互の間に隙間が形成されるように、各線状部
    の剛性が各ネットの剛性よりも大きくされていることを
    特徴とする洗濯方法。
  7. 【請求項7】洗濯物とそれを収納する空間を構成可能な
    通水性部材とを、その収納空間に洗濯物を収納すること
    で重ね、その重ねた状態で2つ以上の折り目ができるよ
    うに一体的に折り重ね、その折り重ねた状態で洗濯物と
    通水性部材を洗濯機により水洗いするに際し、 その折り重ねた洗濯物の互いに対向する面の間に介在す
    る通水性部材を、可撓性を有するネットと、このネット
    の一面側に連結される弾性的に撓み変形可能な複数の線
    状部とにより構成し、 各線状部相互の間に隙間が形成されるように、各線状部
    の剛性が各ネットの剛性よりも大きくされ、 その線状部側が洗濯物に接するように、洗濯物と通水性
    部材とを重ねる洗濯方法。
  8. 【請求項8】前記線状部は、両端が前記ネットに連結さ
    れることでリング状とされている請求項7に記載の洗濯
    方法。
  9. 【請求項9】洗濯物を収納する空間を構成可能な通水性
    部材を備え、 その収納空間に収納される洗濯物と通水性部材とを、重
    ねた状態で一体的にロール状に巻くことができるよう
    に、その通水性部材は可撓性を有し、 そのロール状に巻かれた洗濯物と通水性部材とが展開す
    るのを防止する手段が設けられ、 そのロール状の洗濯物の内周と外周との間に介在する通
    水性部材は、可撓性を有する表面側のネットと、この表
    面側のネットに間隔をおいて配置される可撓性を有する
    裏面側のネットとを、弾性的に相対変位可能に連結する
    ことで構成され、 その表面側のネットと裏面側のネットの連結手段は、弾
    性的に撓み変形可能な複数の線状部により構成され、 各線状部の一端が表面側のネットに連結され、各線状部
    の他端が裏面側のネットに連結されることで、両ネット
    は弾性的に相対変位可能とされ、 各線状部相互の間に隙間が形成されるように、各線状部
    の剛性が各ネットの剛性よりも大きくされていることを
    特徴とする洗濯用補助具。
  10. 【請求項10】洗濯物を収納する空間を構成可能な通水
    性部材を備え、 その収納空間に収納される洗濯物と通水性部材とを、重
    ねた状態で一体的にロール状に巻くことができるよう
    に、その通水性部材は可撓性を有し、 そのロール状に巻かれた洗濯物と通水性部材とが展開す
    るのを防止する手段が設けられ、 そのロール状の洗濯物の内周と外周との間に介在する通
    水性部材は、可撓性を有するネットと、このネットの一
    面側に連結される弾性的に撓み変形可能な複数の線状部
    とにより構成され、 各線状部相互の間に隙間が形成されるように、各線状部
    の剛性が各ネットの剛性よりも大きくされ、 各線状部は、洗濯物に接することができるように、前記
    収納空間の内部側に配置されている洗濯用補助具。
  11. 【請求項11】前記線状部は、両端が前記ネットに連結
    されることでリング状とされている請求項10に記載の洗
    濯用補助具。
  12. 【請求項12】その通水性部材に心材を、その洗濯物と
    通水性部材とをロール状に巻く際に中心軸になるよう
    に、連結できる請求項9〜11の中の何れかに記載の洗濯
    用補助具。
  13. 【請求項13】その通水性部材と洗濯物とを、重ねた状
    態で、少なくとも1つの折り目ができるように一体的に
    折り重ねることができ、且つ、折り重ねた状態でロール
    状に巻くことができる請求項9または10に記載の洗濯用
    補助具。
  14. 【請求項14】洗濯物を収納する空間を構成可能な通水
    性部材を備え、 その収納空間に収納される洗濯物と通水性部材とを、重
    ねた状態で2つ以上の折り目ができるように一体的に折
    り重ねることができるように、その通水性部材は可撓性
    を有し、 その折り重ねられた洗濯物と通水性部材とが展開するの
    を規制する手段が設けられ、 その折り重ねた洗濯物の互いに対向する面の間に介在す
    る通水性部材は、可撓性を有する表面側のネットと、こ
    の表面側のネットに間隔をおいて配置される可撓性を有
    する裏面側のネットとを、弾性的に相対変位可能に連結
    することで構成され、 その表面側のネットと裏面側のネットの連結手段は、弾
    性的に撓み変形可能な複数の線状部により構成され、 各線状部の一端が表面側のネットに連結され、各線状部
    の他端が裏面側のネットに連結されることで、両ネット
    は弾性的に相対変位可能とされ、 各線状部相互の間に隙間が形成されるように、各線状部
    の剛性が各ネットの剛性よりも大きくされていることを
    特徴とする洗濯用補助具。
  15. 【請求項15】洗濯物を収納する空間を構成可能な通水
    性部材を備え、 その収納空間に収納される洗濯物と通水性部材とを、重
    ねた状態で2つ以上の折り目ができるように一体的に折
    り重ねることができるように、その通水性部材は可撓性
    を有し、 その折り重ねられた洗濯物と通水性部材とが展開するの
    を規制する手段が設けられ、 その折り重ねた洗濯物の互いに対向する面の間に介在す
    る通水性部材は、可撓性を有するネットと、このネット
    の一面側に連結される弾性的に撓み変形可能な複数の線
    状部とにより構成され、 各線状部相互の間に隙間が形成されるように、各線状部
    の剛性が各ネットの剛性よりも大きくされ、 各線状部は、洗濯物に接することができるように、前記
    収納空間の内部側に配置されている洗濯用補助具。
  16. 【請求項16】前記線状部は、両端が前記ネットに連結
    されることでリング状とされている請求項15に記載の洗
    濯用補助具。
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