JP3224794U - 運搬補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ビル等の建築物内で各種ケーブルを沿わせるために敷設するケーブルラックを複数まとめて安全かつ迅速に運搬するための運搬補助具を提供する。【解決手段】水平面を有する平板1と、平板の上に設けられ水平面と垂直面21を有する断面L字形状の金属材2と、金属材の垂直面に設けられた少なくとも2つの取付穴と、取付穴に挿通して両側から金属材の垂直面を挟持する挟持具6と、平板の上であって、金属材の垂直面から所定スペースをあけた位置に設けられたプレート3と、プレートと平板との間に設けられ、プレートより金属材の垂直面から離れた位置に挟まれたプレートより寸法が小さいスペーサー4と、平板の下側に設けられた旋回部7と、旋回部の下側に設けられたキャスター8と、からなる。【選択図】図2
Description
本考案は、ビル等の建築物内で各種ケーブルを沿わせるために吊設するケーブルラックを複数まとめて安全かつ迅速に運搬するための運搬補助具に関する。
ビル等の建築物内では、最上階から地上階、地下階に至るまで、電力ケーブルや通信ケーブル等を大量に配設するため、はしご形状のケーブルラックを天井や壁に沿って吊設し、各種ケーブル類をケーブルラックに沿わせて配設する。ケーブルラックは、長辺が2メートル以上もある重量物であり、建築現場において、大量に必要となる。ケーブルラックは、複数台まとめて台車に積載し、建築現場内を運搬される。
ケーブルラックは、トラック等で建築現場まで運ばれてきた後、搬入口でフォークリフトによって台車に積み替えられる。台車を作業員が押して、吊設箇所まで運搬したのち、フォークリフトによって天井近辺まで持ち上げ、設置工事が行われる。ケーブルラックを台車に積載する際、ケーブルラックの下部にはフォークリストのツメを挿入する空間を確保しておく必要がある。そのため、ケーブルラックを台車で運搬する際、台車の上面であって進行方向前後に一定間隔をあけて二本の角材を横にして載置しておき、その上に、ケーブルラックを積載する。
はしご形状のケーブルラックは、屋内用では、メラミン樹脂製のものが一般的であり、屋外用ではガルバリウム製やスーパーダイマと呼ばれる合金製のものが用いられる。ケーブルラックは長尺な重量物であり、台車で運搬するためにケーブルラックを複数積み上げていく作業は、ケーブルラックが傾かないように積み上げる必要がありバランスが難しい。また、積み上げられた後、バランスを崩さないよう衝撃を与えないよう注意して運搬する必要がある。
特許文献1の台車は、複数のケーブルラックを台車上に複数積載して運搬する際に荷崩れを防止する支持枠体を組み合わせて、ケーブルラックを固定できる荷崩れ防止用台車である。
これら台車は、複数のケーブルラックを台車に固定でき、かつ、フォークリフトのツメが入る空間もケーブルラック下部に確保できるものである。ケーブルラックは長さが2メートル以上ある長尺な重量物である。ケーブルラックを積載する台車の台座の幅は、ケーブルラックの長辺に対し半分以下の長さであるので、ケーブルラックの中心点が台座に載るように積載して左右の重量バランスが取れるようにする必要があり積載方法が難しい。
そこで、本考案のテーブルは、作業員の手間が少なく、一人でも簡単に取り付け可能で、積み上げたケーブルラックを荷崩れさせず安定的に、少ない労力で運搬可能な運搬補助具を提供する。
本考案の運搬補助具は、平面を有する平板と、前記平板の上に設けられ、水平面と垂直面を有する断面L字形状であり且つ前記水平面の端であって前記垂直面が設けられた側の端が前記平板の中央近傍に位置するように設けられた金属材と、前記金属材の前記垂直面に設けられた少なくとも2つの取付穴と、前記取付穴に挿通して両側から前記金属材の前記垂直面を挟持する挟持具と、前記平板の上であって、前記金属材の前記垂直面から所定スペースをあけた位置に設けられたプレートと、前記プレートと前記平板との間に設けられ、前記プレートより前記金属材の垂直面から離れた位置に挟まれた前記プレートより寸法が小さいスペーサーと、前記平板の下側に設けられた旋回部と、前記旋回部の下側に設けられたキャスターと、からなることを特徴とする。
この考案によれば、建築現場で使用されるケーブルラック等の重量物に、直接、運搬補助具を取り付けて運搬することができる。ケーブルラックの先端に設けられた穴に、直接運搬補助具を固定するだけで良いので、台車に木材を載置したり、台車にケーブルラックを積み替えて固定したりする手間がない。また、長尺の重量物であるケーブルラックは、台車で運搬する際は、積載時や運搬時に、左右の重量バランスを考えてながら作業を行う必要があるが本考案の運搬補助具は、左右の端に取り付けるため、バランスがよく安定して、小さな力で運搬することができる。さらに、重量のあるケーブルラックを、垂直面の取付穴に取り付ける挟持具と、平板の二点で支持するので、ケーブルラックの荷重が、分散され、ケーブルラックの底辺部分が変形又は破断しない。
また、本考案の運搬補助具は、前記プレートと前記スペーサーと前記金属材の垂直面とに囲まれた空間がL字溝を形成し、且つ、前記L字溝の縦溝部分が前記旋回部の回転軸の中心に位置することを特徴とする。
この考案によれば、L字溝に、ケーブルラックの先端部分がぴったりと嵌まり、ケーブルラックを安定して支持することができる。また、L字溝の縦溝部分が、旋回部の回転軸の中心に位置するので、荷重が偏ることなく、バランスよく支持することができる。
また、本考案の運搬用補助具のプレートとスペーサーは留め穴が設けられ、前記2つの留め穴に挿通する留め具を備えたことを特徴とする。
この考案によれば、スペーサーと、前記スペーサーよりも寸法の大きなプレートを重ねて固定することにより、ケーブルラックの端縁の形状に沿ったL字溝が形成される。スペーサーの枚数や厚みを変えることで、L字溝の溝幅を自由に調整でき、どのような板厚のケーブルラックの端縁にも適合する運搬補助具を提供できる。
また、本考案の運搬補助具のスペーサーは板厚の相違する複数種類から選択可能であって、前記プレートに設けられた前記留め穴は、前記金属材に向かう方向が長い楕円形状であることを特徴とする。
この考案によれば、スペーサーと、前記スペーサーよりも寸法の大きなプレートを重ねて固定することにより、ケーブルラックの端縁の形状に沿ったL字溝が形成される。スペーサーの枚数や厚みを変えることで、L字溝の溝幅を自由に調整でき、どのような板厚のケーブルラックの端縁にも適合する運搬補助具を提供できる。
また、本考案の運搬補助具のスペーサーは複数枚重ねて設けられ、前記プレートに設けられた前記留め穴は、前記金属材に向かう方向が長い楕円形状であることを特徴とする。
この考案によれば、スペーサーと、前記スペーサーよりも寸法の大きなプレートを重ねて固定することにより、ケーブルラックの端縁の形状に沿ったL字溝が形成される。スペーサーの枚数や厚みを変えることで、L字溝の縦溝部の溝幅を自由に調整できる。また、プレートに設けられた留め穴が前記金属材向かう方向が長いので、プレートを留める位置をでき、プレートを取り付ける位置を調整することで、L字溝の横溝部の溝幅を調整できる。
この考案によれば、スペーサーと、前記スペーサーよりも寸法の大きなプレートを重ねて固定することにより、ケーブルラックの端縁の形状に沿ったL字溝が形成される。スペーサーの枚数や厚みを変えることで、L字溝の縦溝部の溝幅を自由に調整できる。また、プレートに設けられた留め穴が前記金属材向かう方向が長いので、プレートを留める位置をでき、プレートを取り付ける位置を調整することで、L字溝の横溝部の溝幅を調整できる。
以下、本考案を実施するための最良の形態について、実施の形態毎に詳細に説明する。
最初に、図1から図6を示しながら、実施の形態1の運搬補助具100について説明する。図1は、本考案にかかる運搬補助具100の正面図である。図2は、図1に示した運搬補助具100の正面図であって、回転軸5を回して車輪43の方向を変えた状態を示す参考正面図である。図3は、図1に示した運搬補助具100の右側面図であって、図4は図2に示した運搬補助具100の右側面図である。
図1に示すように、実施の形態1の運搬補助具100は、水平面を有する平板1と、一端を平板1の端近傍に、他端を平板1の中央近傍に位置するように設けられた断面L字のL字金属材2と、L字金属材2の垂直面21に設けられた少なくとも2つの取付穴22と、取付穴22に挿通して両側からL字金属材2の垂直面21を挟持する挟持具6と、平板1の上であって、L字金属材2の垂直面21から所定スペースをあけた位置に設けられたプレート3と、プレート3と平板1との間隙であって、プレート3よりL字金属材2の垂直面21から離れた位置に挟まれたプレート3より寸法が小さいスペーサー4と、平板1の下側に設けられたキャスター8とを有する。
平板1の上であって、L字金属材2の隣に設けられたプレート3と、平板1とプレート3の間に挟まれたスペーサー4によって、L字形のスペースであるL字溝23が形成されている。プレート3、スペーサー4は、留め具5によって平板1に留められている。
縦溝部23aと横溝部23bからなるL字溝23は、ケーブルラックKの先端部分を嵌め込み可能な空間となっている。スペーサー4の枚数を増やしたり、板厚を調整することで、L字溝23の溝幅を調整可能である。また、プレート3の留め穴3aは、垂直面21に向かう方向が長尺な楕円形状となっており、留め具5を留める位置を変えることができるので、プレート3の取付位置を調整できる。すなわち、スペーサー4の枚数を増やしたり、板厚を厚くしたりすることで、横溝部23bの溝幅を調整し、プレート3の取付位置を調整することで縦溝部23aの溝幅を調整できる。したがって、使用するケーブルラックKの板厚にあわせた運搬補助具100を提供することができる。
平板1の下側には旋回部7が設けられ、キャスター8が、取り付けられている。キャスター8は、旋回部7により回転可能である。図1及び図2に示すように、車輪83の方向は、旋回部7によって自在に変えることができる。図2に示すように、運搬補助具100の平板1の上には、断面L字のL字金属材2が設けられている。L字金属材2の垂直面21と平板1とが接する部分近傍にはL字形状の空間であるL字溝23となっており縦溝部23aと横溝部23bとなっている。L字溝23には、ケーブルラックKの先端を挿入できケーブルラックKを仮固定できる。
図3に示すように、運搬補助具100のL字金属材2の垂直面21には、取付穴22が複数設けられており、取付穴22には、ボルト61とナット62からなる挟持具6を取り付けられるようになっている。ケーブルラックKは、はしご形状のラックであり、建物内に吊設する際に隣接するケーブルラックKと係止するため、ケーブルラックKの両端には複数の穴が設けられている。運搬補助具100をケーブルラックKを固定するには、ケーブルラックKに設けられた穴と、運搬補助具100の取付穴22の位置をあわせたうえでボルト61を挿し、反対側からナット62を締める。このようにすれば、ケーブルラックKに運転補助具100を、しっかりと固定することができる。L字金属材2の垂直面21の板厚は強度を担保するため、4ミリメートルから10ミリメートルが良く、望ましくは5ミリメートルから8ミリメートルの厚みが良い。また、L字金属材2の垂直面21は、高さが7センチメートルから11センチメートル、水平面の幅が4センチメートルから8センチメートル、奥行きが8センチメートルから12センチメートルの大きさが望ましい。
図4に示すように、取付穴22は、垂直面21に、複数設けられており、固定するケーブルラックKの種類に応じて、挟持具6を締める位置を選択することができる。挟持具6は、対角線上にある2か所の取付穴12を選んで使用するとよい。また、キャスター8には、車輪83をロックするストッパー81が設けられている。ストッパー81は、ばね板82と連動し、車輪83をロックする。ケーブルラックKを取り付ける際は、車輪83が回転しないように、ストッパー81をかけた状態で取付作業を行うことが望ましい。
図5は、図1に示した運搬補助具100を、ケーブルラックに取り付けた状態を示す参考斜視図である。図6(a)は、図5に示した運搬補助具のA部拡大図であって、図6(b)は、図6(a)のB部拡大図である。
運搬補助具100は、長尺かつ重量物であるケーブルラックKを運搬するのに最適である。ケーブルラックKは、長辺が2メートル以上ある金属製の重量物であり、運搬の際は、長辺を床面に対し平行の状態で運搬するが、運搬補助具100は、ケーブルラックKの四隅に取り付けるので、左右のバランスが崩れることがない。そのため、ケーブルラックKを安定して運搬することができる。
図5に示すように、ケーブルラックKの長辺を床面に平行にした状態で、ケーブルラックKの左右端にある開口に、運搬補助具100を取り付けてケーブルラックKを運搬する。図5では、ケーブルラックKは1つであるが、運搬補助具100をつけると運搬の際に大きな力を必要としないので、ケーブルラックKを複数個まとめて運搬することができる。ケーブルラックKを複数個運搬する際は、ケーブルラックKを積み重ねた後、一番下段のケーブルラックKにのみ運搬補助具100を取り付ける。
ケーブルラックKは、金属製かつ大きいので、床面に載置すると、ケーブルラックKの底面には相当の荷重がかかる。ケーブルラックKの両端は、端が略垂直に折り返され、曲げ部K2となっている。図7(b)に示すように、ケーブルラックKは、長辺方向を横方向にして、はしご面を底面として床面に載置すると、床面と接する部分は、はしご面の側面にある細長い曲げ部K2となり、面積の小さな曲げ部分に荷重が集中する。曲げ部K2は、一体成型した側面の端縁を曲げ加工で成形することが一般的であるため、アールがかかっていることが多い。
図6(a)に示すように、運搬補助具100には、L字溝23と縦溝部23aが設けられている。L字溝23は、ケーブルラックKの先端部分を保持可能な空間である。ケーブルラックKの先端を、L字溝23に嵌めて、垂直面21の取付穴22と、ケーブルラックKの先端に設けられた穴の位置をあわせ、ボルト61とナット62からなる挟持具6で固定すると、ケーブルラックKと運搬補助具100を固定することができる。
ケーブルラックKを運搬するため、長辺方向を床面に平行に、はしご面を底面に、積載した場合、はしご面の両端部分にある曲げ部K2が床面と接することになるので、細長く面積の小さな曲げ部K2に、ケーブルラックK自体の重量が集中する。複数のケーブルラックKを積み重ねた場合、下段に積まれたケーブルラックKの曲げ部K2には大きな荷重がかかり、変形や破断が生ずることがある。
運搬補助具100と取り付けると、ケーブルラックK本体の重量は、挟持具6が接する部分であるP2の部分で主に支えることになり、ケーブルラックKの曲げ部K2にかかる負荷が緩和される。図6(b)で示すように、一点鎖線矢印によって示されたケーブルラックK本体の重量は、留め具2が接する部分P2のところで、P2地点と、角部K1の二方向に分散される。つまり、ケーブルラックK本体の重量からくる負荷は、P1、P2、K1に分散される。運搬補助具100を使用することで、ケーブルラックKの曲げ部K2の変形、破断を防止することができる。
ケーブルラックKの曲げ部K2は、ケーブルラックKの端を曲げ加工することによって曲げ部K2が成形されており、角部K1は、アールがかかった、丸みを帯びた角である。アールがかかった角部は、荷重に対して弱く、荷重がかかることは、角部K1の変形や破断の原因となる。運搬補助具100のL字金属材2の垂直面21と、L字部分の水平面とで形成される確度は、略垂直となるよう押し出し成型でつくられているので、垂直面21とL字部分の水平面とで形成された角である点P2は、上方向からの荷重に対し耐性が高く、アールがかかった角となっているケーブルラックKの角部K1を補強する役目を担う。
本考案の運搬補助具100の使用方法について、図7から図10を示しながら具体的に説明する。図7は、本考案にかかる運搬補助具100の使用方法を説明するための参考図であって(a)は運搬補助具100の正面図、(b)はケーブルラックKの先端部分を拡大した模式図である。図8から図9は、本考案にかかる運搬補助具100の使用方法を説明するための参考図である。図10は、本考案にかかる運搬補助具100を複数積み上げたケーブルラックKに取り付けて使用している状態を示す参考図である。
まず、最初に、図7(a)に示すように、運搬補助具100と、(b)ケーブルラックKを準備する。運搬補助具100を取りつける際に、車輪83が回転して位置ずれしてしまわないよう、ストッパー81をかけて車輪83をロックしておく。また、ケーブルラックKをスムーズに挿入するため、挟持具6のボルト61とナット62を外して、手に取りやすい場所に載置しておく。
図8に示すように、挟持具6を外した運搬補助具100のL字溝23の縦溝部23aと横溝部23bに、ケーブルラックKの先端が嵌まるように、真横からケーブルラックKを差し入れる。ケーブルラックKの先端がL字溝23に嵌まると、ケーブルラックKの穴と、垂直面21の取付穴22の位置が合うようになっているので、図9に示すように、ボルト61を、垂直面21の取付穴22から挿入させ、垂直面21からケーブルラックKの穴を貫通させたうえ、ナット62を締めて、運搬補助具100とケーブルラックKを固定する。
運搬補助具100の垂直面21には、各種ケーブルラックKの穴の位置にあうよう、複数の取付穴22が設けられているので、ケーブルラックKをL字溝23に挿入するだけで、簡単に、ケーブルラックKと運搬補助具100を位置合わせして固定することができる。
運搬補助具100を使用することによって、長尺で重量のあるケーブルラックKを簡単に、小さな力で運搬することができるので、 図10に示すように、複数のケーブルラックKを積み重ねた状態で運搬することも容易である。運搬補助具100は、ケーブルラックKの両端近傍で重量を支持することができるので、ケーブルラックK中央近傍で重量を支持する台車による運搬よりも格段にバランスがとりやすく、ケーブルラックKの荷崩れ等の危険も生じない。複数の作業員で、ケーブルラックKをおさえながら運搬する必要もなく、一人の作業員で大量のケーブルラックKを運搬することが可能である。
100 運搬補助具
1 平板
2 L字金属材
21 垂直面
22 取付穴
23 L字溝
23a 縦溝部
23b 横溝部
3 プレート
3a 留め穴
4 スペーサー
4a 留め穴
6 挟持具
61 ボルト
62 ナット
7 旋回部
8 キャスター
81 ストッパー
82 ばね板
83 車輪
K ケーブルラック
K1 角部
K2 曲げ部
H 作業員
1 平板
2 L字金属材
21 垂直面
22 取付穴
23 L字溝
23a 縦溝部
23b 横溝部
3 プレート
3a 留め穴
4 スペーサー
4a 留め穴
6 挟持具
61 ボルト
62 ナット
7 旋回部
8 キャスター
81 ストッパー
82 ばね板
83 車輪
K ケーブルラック
K1 角部
K2 曲げ部
H 作業員
Claims (5)
- 水平面を有する平板と、
前記平板の上に設けられ、水平面と垂直面を有する断面L字形状であり且つ前記水平面の端であって前記垂直面が設けられた側の端が前記平板の中央近傍に位置するように設けられた金属材と、
前記金属材の前記垂直面に設けられた少なくとも2つの取付穴と、
前記取付穴に挿通して両側から前記金属材の前記垂直面を挟持する挟持具と、
前記平板の上であって、前記金属材の前記垂直面から所定スペースをあけた位置に設けられたプレートと、
前記プレートと前記平板との間に設けられ、前記プレートより前記金属材の垂直面から離れた位置に挟まれた前記プレートより寸法が小さいスペーサーと、
前記平板の下側に設けられた旋回部と、
前記旋回部の下側に設けられたキャスターと、からなることを特徴とする運搬補助具。 - 前記プレートと前記スペーサーと前記金属材の垂直面とに囲まれた空間がL字溝を形成し、且つ、前記L字溝の縦溝部分が前記旋回部の回転軸の中心に位置することを特徴とする請求項1に記載の運搬補助具。
- 前記プレートと前記スペーサーは留め穴が設けられ、
前記2つの留め穴に挿通する留め具を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の運搬補助具。 - 前記スペーサーは板厚の相違する複数種類から選択可能であって、
前記プレートに設けられた前記留め穴は、前記金属材に向かう方向が長尺な長穴であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の運搬補助具。 - 前記スペーサーは複数枚重ねて設けられ、
前記プレートに設けられた前記留め穴は、前記金属材に向かう方向が長い楕円形状であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の運搬補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003502U JP3224794U (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | 運搬補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003502U JP3224794U (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | 運搬補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3224794U true JP3224794U (ja) | 2020-01-23 |
Family
ID=69165652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019003502U Expired - Fee Related JP3224794U (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | 運搬補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224794U (ja) |
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2019
- 2019-09-17 JP JP2019003502U patent/JP3224794U/ja not_active Expired - Fee Related
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