JP3223776U - 袴 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に着用することができ、かつ袴を着用したときの姿を美しく見せることができる袴を提供する。【解決手段】前身頃1と、後ろ身頃2と、これら前身頃及び後ろ身頃を着付けるための紐3とを備える袴100であって、前記前身頃の上部に取り付けられて、該前身頃を体に付ける伸縮可能な環状部材4をさらに備え、前記環状部材が前記後ろ身頃とは分離して設けられている。【選択図】図2
Description
本考案は、簡単に着用することができる袴に関するものである。
従来、例えば、特許文献1に示すように、袴の前身頃上部と後ろ身頃上部との間に架け渡されて、前身頃上部と後ろ身頃上部とを互いに固定し、かつ袴を体に付ける弾性帯を設けて着用を簡単にした袴が開示されている。
しかしながら、このような従来の袴では、着用は簡単になるものの、紐を前後に回して結んだ袴本来の美しい着姿が損なわれてしまうという問題がある。
本考案は、前述したような問題に鑑みてなされたものであり、簡単に着用することができ、かつ袴を着用したときの姿を美しく見せることができる袴を提供することを主な目的とする。
すなわち、本考案に係る袴は、前身頃と、後ろ身頃と、これら前身頃及び後ろ身頃を体に着付ける紐を備えた袴であって、前記前身頃を体に付ける伸縮可能な環状部材を備え、該環状部材が前記後ろ身頃とは分離して設けられていることを特徴とするものである。
このように構成した袴によれば、前記環状部材に体を入れることによって、紐を結ばなくても前身頃を体の適切な位置に固定することができる。
また、前記環状部材が後ろ身頃から分離しているので、後ろ身頃を従来通りに紐で体に着付けることができる。
その結果、袴の着用に慣れていない人であっても、簡単に袴を着用することができ、かつ紐を体の前後に往復させて結ぶ袴本来の美しい着姿を楽しむことができる。
また、前記環状部材が後ろ身頃から分離しているので、後ろ身頃を従来通りに紐で体に着付けることができる。
その結果、袴の着用に慣れていない人であっても、簡単に袴を着用することができ、かつ紐を体の前後に往復させて結ぶ袴本来の美しい着姿を楽しむことができる。
前記後ろ身頃に形成され、前記紐を通すことによって前記後ろ身頃を体に付ける孔をさらに備える袴とすれば、着用時に前記紐を該孔に通した状態で、袴を履き込み、前記前身頃を前記環状部材によって体に固定した後に、前記紐を引き締めるだけで袴を着用することができる。
そのため、紐を体の前後に往復させる袴本来の美しい着姿を保ちながらも、後ろ身頃を体に着付けるための紐を別途結ぶ手間を省くことができる。
そのため、紐を体の前後に往復させる袴本来の美しい着姿を保ちながらも、後ろ身頃を体に着付けるための紐を別途結ぶ手間を省くことができる。
前記環状部材が、前記紐の幅よりも幅の狭い帯状のものであれば、前記環状部材を前記紐で隠して外部から見えにくくすることができる。
前記孔が、前記後ろ身頃の上部に取り付けられた後ろベルトと、該後ろベルトの内部に取り付けられた孔形成布との間に形成されるものであれば、袴を着用した時に前記孔が外部からは見えないので、袴の着姿をより美しく見せることができる。
前記後ろ身頃の内側に設けられ、帯の結び目を模した模擬帯部をさらに備えるものとすれば、袴を履く前に角帯や袴下帯を結ぶ手間を省き、かつ袴の下にきちんと帯を結んでいるように見せることができる。
具体的な実施態様としては、前記模擬帯部が、帯を結んだような膨らみを形成する模擬帯体と、該模擬帯体を袴に取り付ける取付部材とを具備するものを挙げることができる。
本考案に係る袴によれば、簡単に着用することができ、かつ袴を着用したときの姿を美しく見せることができる。
特に、長時間じっとできず、動きが多い子供等に袴を着せる場合には、紐を結ぶまでの間に袴の位置がずれてしまうことが考えられるので、本考案の効果がより顕著に発揮される。
特に、長時間じっとできず、動きが多い子供等に袴を着せる場合には、紐を結ぶまでの間に袴の位置がずれてしまうことが考えられるので、本考案の効果がより顕著に発揮される。
以下に、本考案の一実施形態に係る袴100について各図を参照しながら説明する。
本実施形態に係る袴100は、例えば、図1に示すように、前身頃1と、後ろ身頃2と、前記前身頃1と前記後ろ身頃2を体に着付ける紐と、前記前身頃1を体に付ける環状部材と、前記紐を内部に通すことによって前記後ろ身頃2を体に付ける孔とを備えるものである。
本実施形態に係る袴100は、例えば、図1に示すように、前身頃1と、後ろ身頃2と、前記前身頃1と前記後ろ身頃2を体に着付ける紐と、前記前身頃1を体に付ける環状部材と、前記紐を内部に通すことによって前記後ろ身頃2を体に付ける孔とを備えるものである。
前記前身頃1と前記後ろ身頃2とは、図2に示すように、前記前身頃1の側面と前記後ろ身頃2の側面とが互いに縫い合わされることによって上端と下端が解放された筒状になるようにしてある。
前記後ろ身頃2は、後ろ身頃本体21と、該後ろ身頃本体21の上部に取り付けられた後ろベルト22とを具備するものである。該後ろベルト22は、例えば、前記後ろ身頃本体21と同じ布で形成された帯状の部材であって、前記後ろ身頃本体21の上部に縫い付けられている。
前記後ろ身頃2は、後ろ身頃本体21と、該後ろ身頃本体21の上部に取り付けられた後ろベルト22とを具備するものである。該後ろベルト22は、例えば、前記後ろ身頃本体21と同じ布で形成された帯状の部材であって、前記後ろ身頃本体21の上部に縫い付けられている。
前記紐3は、この実施形態では、前記前身頃1上部の左右の両端に各一本ずつ計二本取り付けられている。該紐3の幅は、例えば、5cm程度であり、一本の長さが2m程度になるようにしてある。該紐3の前記前身頃1に取り付けられている端部とは反対側の端部は固定されておらず、これら2本の紐を体に巻き回した後、これら紐3の固定されていない端部を互いに結ぶことで袴100を体に着付けることができる。
前記環状部材4は、例えば、前記前身頃1の上部に取り付けられた前ベルト41と、該前ベルト41の両端部に、その両端部が取り付けられた伸縮可能な帯状体42とを備えるものである。
前記前ベルト41は、前記前身頃1と同じ布で形成された帯状の部材であって、前記前身頃1の上部に縫い付けられている。
前記帯状体42は、例えば、幅が3.5cm程度の伸縮性を有する平ゴム等を該平ゴムよりも長さの長い布で包んで伸縮性を持たせた帯状のものである。本実施形態においては、該帯状体42の両端が、前記前ベルト41の左右両端にそれぞれ固定されており、図2に示すように、前記前ベルト41とともに着用者の体を入れるための伸縮可能な輪を形成するようにしてある。
前記帯状体42は、図3に示すように、前記紐3とほぼ同じ高さで、かつ前記紐3よりも前記後ろ身頃2側になるように取り付けられている。
前記帯状体42の伸超前の長さは、着用者の年齢や性別に合わせて、前記前ベルト41と合わせた全体の長さが着用者の平均的なウエストサイズよりも少し短くなるようにしてある。
前記前ベルト41は、前記前身頃1と同じ布で形成された帯状の部材であって、前記前身頃1の上部に縫い付けられている。
前記帯状体42は、例えば、幅が3.5cm程度の伸縮性を有する平ゴム等を該平ゴムよりも長さの長い布で包んで伸縮性を持たせた帯状のものである。本実施形態においては、該帯状体42の両端が、前記前ベルト41の左右両端にそれぞれ固定されており、図2に示すように、前記前ベルト41とともに着用者の体を入れるための伸縮可能な輪を形成するようにしてある。
前記帯状体42は、図3に示すように、前記紐3とほぼ同じ高さで、かつ前記紐3よりも前記後ろ身頃2側になるように取り付けられている。
前記帯状体42の伸超前の長さは、着用者の年齢や性別に合わせて、前記前ベルト41と合わせた全体の長さが着用者の平均的なウエストサイズよりも少し短くなるようにしてある。
前記孔5は、前記紐3をその内部に通すものであり、後ろ身頃2の上部に形成されている。前記5孔は、例えば、前記後ろ身頃本体21の上部に取付られた前記後ろベルト22の内側に、該後ろベルト22と平行になるように孔形成布51を縫い付けることによって、前記後ろベルト22と前記孔形成布51との間に形成されるものである。該孔形成布51の縦方向の幅は、前記紐3が前記孔の内側を無理なく二本通る幅となるようにしてあればよく、前記後ろベルト22の縦方向の幅よりも小さい幅であることが好ましい。該孔形成布51の左右の長さは、前記孔5の入り口側から指で孔5の出口側へ前記紐3を送り出すことができるように、例えば、5cm程度にしておくのが好ましい。
前記孔形成布51は、前記後ろベルト22の全体にわたって複数個取り付けられていることが好ましく、記後ろベルト22の左右両端部にそれぞれ一つずつ左右対称に取り付けられていることが好ましい。
本実施形態では、図4に示すように、前記後ろベルト22の左右両端部に一つずつと、前記後ろベルト22の中央部に一つの計三つの前記孔形成布51を、左右対称になるように前記後ろベルト22に取り付けている。
前記後ろベルト22の内側には、該後ろベルト22を前記環状部材4と体との間に挟みこんで前記後ろベルト22が垂れ下がらないようにするヘラ6が取り付けられている。
前記孔形成布51は、前記後ろベルト22の全体にわたって複数個取り付けられていることが好ましく、記後ろベルト22の左右両端部にそれぞれ一つずつ左右対称に取り付けられていることが好ましい。
本実施形態では、図4に示すように、前記後ろベルト22の左右両端部に一つずつと、前記後ろベルト22の中央部に一つの計三つの前記孔形成布51を、左右対称になるように前記後ろベルト22に取り付けている。
前記後ろベルト22の内側には、該後ろベルト22を前記環状部材4と体との間に挟みこんで前記後ろベルト22が垂れ下がらないようにするヘラ6が取り付けられている。
本実施形態に係る袴100は、さらに袴100の下に帯を結んでいるように見せる模擬帯部7を備えている。
該模擬帯部7は、例えば、図5に示すように、角帯の結び目の様な膨らみを形成する模擬帯体71と、該模擬帯体71を前記後ろ身頃2に取り付ける取付部材72とを具備するものである。
該模擬帯部7は、例えば、図5に示すように、角帯の結び目の様な膨らみを形成する模擬帯体71と、該模擬帯体71を前記後ろ身頃2に取り付ける取付部材72とを具備するものである。
前記模擬帯体71は、角帯の結び目の膨らみを模すことができるものであればよく、例えば、適度な大きさに折りたたむなどして形成した布等であっても良いし、帯枕等であってもよい。本実施形態では、適度な大きさの帯枕を模擬帯体71として使用している。
前記取付部材72は、前述した模擬帯体71を前記後ろ身頃2に取り付けることができるものであればよく、本実施形態では、前述した帯枕を収容する収容袋を採用しているが、これに限らず、前記模擬帯体71を前記後ろ身頃2に張り付ける面ファスナー等であっても良いし、前記模擬帯体71を前記後ろ身頃2に縫い付ける縫い糸などであっても良い。
次に、本実施形態に係る袴100の着用方法について図面を用いて説明する。
まず、図2に示すように、前記二本の紐3を前記孔5に通す。具体的には、前記紐3のうち一本を、前記三つの前記孔5全てに通す。次にもう一方の紐3を先程の紐3とは反対側から三つの前記孔5全てに通す。これら二本の紐3を両方前記孔5に通した後には、全ての前記孔5の内部でこれら二本の紐3同士が互いに重なることになる。
次に、前記環状部材4に形成された輪の中に体が入るように袴100を履き込む。
この時前記環状部材4の輪が体にフィットすることによって前身頃1を体に固定することができるので、前記前身頃1を最終的に着付けたい高さに調節しておく。
まず、図2に示すように、前記二本の紐3を前記孔5に通す。具体的には、前記紐3のうち一本を、前記三つの前記孔5全てに通す。次にもう一方の紐3を先程の紐3とは反対側から三つの前記孔5全てに通す。これら二本の紐3を両方前記孔5に通した後には、全ての前記孔5の内部でこれら二本の紐3同士が互いに重なることになる。
次に、前記環状部材4に形成された輪の中に体が入るように袴100を履き込む。
この時前記環状部材4の輪が体にフィットすることによって前身頃1を体に固定することができるので、前記前身頃1を最終的に着付けたい高さに調節しておく。
前記ヘラ6を前記環状部材4と着用者の体との間に挟んで、前記後ろベルト22の位置を仮留めしたあと、該後ろベルト22が着用者の体に密着するように、予め前記孔5に通しておいた前記二本の紐3の端部をそれぞれ引っぱる。
引き締めた前記二本の紐3の両端部を体の前に持ってきて、前記前ベルト41の上端より少し下の位置で結べば、袴100の着用が完了する。
引き締めた前記二本の紐3の両端部を体の前に持ってきて、前記前ベルト41の上端より少し下の位置で結べば、袴100の着用が完了する。
このように構成した袴100によれば、以下のような効果を奏することができる。
前記環状部材4が後ろ身頃2の上部から分離しているので、袴100を体の適切な位置に簡単に固定しながら、図6に示すように、前記紐3を結ぶ高さや、二本の紐3の重なり具合を自由に調節することができ、袴100を着用した時の姿を美しく見せることができる。
前記環状部材4が後ろ身頃2の上部から分離しているので、袴100を体の適切な位置に簡単に固定しながら、図6に示すように、前記紐3を結ぶ高さや、二本の紐3の重なり具合を自由に調節することができ、袴100を着用した時の姿を美しく見せることができる。
着用時に前記二本の紐3を前記孔5に通した状態で、袴100を履き込み、前記二本の紐3を引き締めるだけで袴100を装着することができるので、紐を何度も結ぶ必要がない。
さらに、履き込むだけで前記前身頃1を体に付ける環状部材4を備えているので、前記二本の紐3を引き締めて前ベルト41が固定されるまでの間、前身頃1がずれ下がってしまわないように手で押さえる必要がない。
前記孔5に紐3を通してから袴100を履き込むので、紐3を結ぶまでの間、後ろ身頃2が下に垂れ下がってしまわない。
さらに、履き込むだけで前記前身頃1を体に付ける環状部材4を備えているので、前記二本の紐3を引き締めて前ベルト41が固定されるまでの間、前身頃1がずれ下がってしまわないように手で押さえる必要がない。
前記孔5に紐3を通してから袴100を履き込むので、紐3を結ぶまでの間、後ろ身頃2が下に垂れ下がってしまわない。
前記孔5が、前記後ろベルト22と、前記後ろベルト22の内側に固定された孔形成布51との間に形成されるものであるので、前記孔5が外側から見えず、袴100を着付けたときの姿をより美しく見せることができる。
前記孔形成布51の左右方向の長さが、5cm程度にしてあるので、前記紐3が柔らかくコシのない素材のものである場合でも、前記孔5に指等を通して前記紐3を送り出すことができる。
前記孔形成布51の左右方向の長さが、5cm程度にしてあるので、前記紐3が柔らかくコシのない素材のものである場合でも、前記孔5に指等を通して前記紐3を送り出すことができる。
前記帯状体42が、前記紐3よりも幅が小さいものであり、前記前ベルト41の前記紐3がついている位置よりも後ろ身頃2側に取り付けられているので、前記紐3を体に巻き回して着用したときに、前記帯状体42が前記紐3に隠れて外部から見えにくい。
前記ヘラ6を備えているので、前記紐3を引きしめて後ろベルト22を体に付けるまでの間、後ろ身頃2が垂れ下がらないように仮留めしておくことができる。
本実施形態に係る袴100は、模擬帯部7をさらに備えているので、袴100を着用する前に、角帯や袴下帯を結ぶ手間を省きながらも、図6に示すように、袴100の下に帯を結んでいるかのような膨らみFを形成することができる。その結果、袴100を着用した時の姿をより美しく見せることができる。
前記模擬帯部7が、袋状の取付部材72と、帯枕等の模擬帯体71を具備するものであるので、帯枕の着脱が簡単である。そのため、例えば、模擬帯体71による膨らみFが邪魔になるような場合や、角帯を結んでから袴100を履きたい場合等には、模擬帯体71を取り外して着用することもできる。
前記模擬帯部7が、袋状の取付部材72と、帯枕等の模擬帯体71を具備するものであるので、帯枕の着脱が簡単である。そのため、例えば、模擬帯体71による膨らみFが邪魔になるような場合や、角帯を結んでから袴100を履きたい場合等には、模擬帯体71を取り外して着用することもできる。
本発明は前記実施形態に限られたものではない。
例えば、前記実施形態では、袴はスカートのような行灯袴の例を記載したが、これに限られず、馬乗り袴のような形状のものであってもよい。
前記実施形態では、前身頃上部に紐を二本取り付けたものを記載したが、該紐は必ずしも前身頃上部に固定されていなくても良く、前身頃や後ろ身頃とは分離した一本の紐を使用するようにしても良い。
前記紐と前記前ベルトは別々の部材として設けられていなくても良く、前記前身頃の上部に前記紐が取り付けられて、前記紐が前ベルトを兼ねるようにしても良い。
前記環状部材は、前記実施形態では、伸縮性を有さない前ベルトと伸縮可能な帯状体とを備えるものとしたが、これに限られず、全体が伸縮可能な帯状体で形成されても良い。
前記帯状体が複数本に分かれており、これらの端部を面ファスナーやホックなどで連結して、前記環状部材全体として環状になるようにしても良い。
前記ヘラは必須の構成要素ではなく、省略されても良い。
前記孔は、前述したように前記後ろベルトに孔形成布を縫い付けて形成されたものに限らず、前記後ろベルトに直接孔を開けて形成しても良いし、前記後ろベルトにリング部材などを取り付ける等して形成しても良い。
前記孔の個数は、特に制限されず、1つだけでも良いし、2つ、3つ又はそれ以上であっても良い。
例えば、前記実施形態では、袴はスカートのような行灯袴の例を記載したが、これに限られず、馬乗り袴のような形状のものであってもよい。
前記実施形態では、前身頃上部に紐を二本取り付けたものを記載したが、該紐は必ずしも前身頃上部に固定されていなくても良く、前身頃や後ろ身頃とは分離した一本の紐を使用するようにしても良い。
前記紐と前記前ベルトは別々の部材として設けられていなくても良く、前記前身頃の上部に前記紐が取り付けられて、前記紐が前ベルトを兼ねるようにしても良い。
前記環状部材は、前記実施形態では、伸縮性を有さない前ベルトと伸縮可能な帯状体とを備えるものとしたが、これに限られず、全体が伸縮可能な帯状体で形成されても良い。
前記帯状体が複数本に分かれており、これらの端部を面ファスナーやホックなどで連結して、前記環状部材全体として環状になるようにしても良い。
前記ヘラは必須の構成要素ではなく、省略されても良い。
前記孔は、前述したように前記後ろベルトに孔形成布を縫い付けて形成されたものに限らず、前記後ろベルトに直接孔を開けて形成しても良いし、前記後ろベルトにリング部材などを取り付ける等して形成しても良い。
前記孔の個数は、特に制限されず、1つだけでも良いし、2つ、3つ又はそれ以上であっても良い。
その他、本発明の趣旨に反しない限りにおいて、種々の変形や実施形態の組合せを行ってもかまわない。
100・・・袴
1・・・前身頃
2・・・後ろ身頃
22・・・後ろベルト
3・・・紐
4・・・環状部材
5・・・孔
7・・・模擬帯部
71・・・模擬帯体
72・・・取付部材
1・・・前身頃
2・・・後ろ身頃
22・・・後ろベルト
3・・・紐
4・・・環状部材
5・・・孔
7・・・模擬帯部
71・・・模擬帯体
72・・・取付部材
Claims (7)
- 前身頃と、
後ろ身頃と、
これら前身頃及び後ろ身頃を着付けるための紐とを備える袴であって、
前記前身頃の上部に取り付けられて、該前身頃を体に付ける伸縮可能な環状部材をさらに備え、
前記環状部材が前記後ろ身頃とは分離して設けられていることを特徴とする袴。 - 前記後ろ身頃に形成され、前記紐を通すことによって前記後ろ身頃を体に付ける孔をさらに備える請求項1記載の袴。
- 前記環状部材が、前記紐よりも幅の狭い帯状のものであることを特徴とする請求項1記載の袴。
- 前記孔が、前記後ろ身頃の上部に形成されていることを特徴とする請求項2記載の袴。
- 前記後ろ身頃が、後ろ身頃本体と該後ろ身頃の上部に取り付けられた後ろベルトとを具備し、
前記孔が、該後ろベルトの内部に取り付けられた孔形成布との間に形成されるものであることを特徴とする請求項2記載の袴。 - 前記後ろ身頃の内側に設けられ、帯の結び目を模した膨らみを形成する模擬帯部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の袴。
- 前記模擬帯部が、帯の結び目を模した膨らみを形成する模擬帯体と、該模擬帯体を内部に収容し、前記後ろ身頃に取り付ける取付部材とを具備することを特徴とする請求項6記載の袴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003122U JP3223776U (ja) | 2019-08-21 | 2019-08-21 | 袴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019003122U JP3223776U (ja) | 2019-08-21 | 2019-08-21 | 袴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3223776U true JP3223776U (ja) | 2019-10-31 |
Family
ID=68383139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019003122U Active JP3223776U (ja) | 2019-08-21 | 2019-08-21 | 袴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3223776U (ja) |
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2019
- 2019-08-21 JP JP2019003122U patent/JP3223776U/ja active Active
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