JP3223591B2 - バルコニーの取付け装置 - Google Patents
バルコニーの取付け装置Info
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- JP3223591B2 JP3223591B2 JP24056192A JP24056192A JP3223591B2 JP 3223591 B2 JP3223591 B2 JP 3223591B2 JP 24056192 A JP24056192 A JP 24056192A JP 24056192 A JP24056192 A JP 24056192A JP 3223591 B2 JP3223591 B2 JP 3223591B2
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- Japan
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- house
- side plate
- balcony
- wall
- sleeve
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラワーボックス、ベ
ランダ等を始めとするバルコニーの取付け装置に関する
ものである。
ランダ等を始めとするバルコニーの取付け装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】本発明にかかる従来技術として、特開昭
55−114726号公報に開示されるバルコニーの取
付け装置が知られている。この取付け装置では、図6に
示すように、家屋の柱1に固設されたアーム2上にバル
コニーの袖壁3が載置される。
55−114726号公報に開示されるバルコニーの取
付け装置が知られている。この取付け装置では、図6に
示すように、家屋の柱1に固設されたアーム2上にバル
コニーの袖壁3が載置される。
【0003】また、袖壁3に固定された取付けブラケッ
ト4には下方に屈曲するフック片4aが突設してあり、
このフック片4aが柱1に形成された取付け穴5に挿設
される。そして、家屋の屋内面に形成された操作穴6よ
り挿入されたネジ7で、フック片4aがネジ締めされる
ことによって、バルコニーが取付けられるようになって
いる。
ト4には下方に屈曲するフック片4aが突設してあり、
このフック片4aが柱1に形成された取付け穴5に挿設
される。そして、家屋の屋内面に形成された操作穴6よ
り挿入されたネジ7で、フック片4aがネジ締めされる
ことによって、バルコニーが取付けられるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た取付け装置では、アーム2上に袖壁3を載置するとい
う室外側からの作業に加えて、袖壁3に突設されるフッ
ク片4aを室内側から取付ける作業が必要となる。ま
た、フック片4aを取りつける際には、室内側に操作穴
6のあることが不可欠であるため、内壁を仕上げた状態
では取付けができないばかりでなく、柱1に取付け穴5
が形成されるため、外壁を仕上げた状態でも取付けられ
なかった。
た取付け装置では、アーム2上に袖壁3を載置するとい
う室外側からの作業に加えて、袖壁3に突設されるフッ
ク片4aを室内側から取付ける作業が必要となる。ま
た、フック片4aを取りつける際には、室内側に操作穴
6のあることが不可欠であるため、内壁を仕上げた状態
では取付けができないばかりでなく、柱1に取付け穴5
が形成されるため、外壁を仕上げた状態でも取付けられ
なかった。
【0005】そこで本発明は、室内外の内壁及び外壁を
仕上げた状態で、且つ、室外での作業のみでバルコニー
を取付けられるようなバルコニーの取付け装置を提供す
ることを技術的課題とする。
仕上げた状態で、且つ、室外での作業のみでバルコニー
を取付けられるようなバルコニーの取付け装置を提供す
ることを技術的課題とする。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明において講じた技術的解決手段は、家屋の外壁
に固定される家側プレート面と、該家側プレート面より
野外に向かって起立したのち上方に延在するフック片
と、前記家側プレート面より野外に向かって屈曲し上下
方向に延在する家側プレート片を有する家屋側ブラケッ
トと、バルコニーの袖壁に固定される袖壁側プレート面
と、該袖壁側プレート面に形成される穴部と、前記袖壁
側プレート面より前記バルコニー内部に向かって屈曲し
上下に延在する袖壁側プレート片を有するバルコニー側
ブラケットとを備え、前記フック片が前記穴部に挿設さ
れるとともに、前記家側プレート片と前記袖壁側プレー
ト片とが固定されてなるバルコニーの取付け装置であ
る。
に本発明において講じた技術的解決手段は、家屋の外壁
に固定される家側プレート面と、該家側プレート面より
野外に向かって起立したのち上方に延在するフック片
と、前記家側プレート面より野外に向かって屈曲し上下
方向に延在する家側プレート片を有する家屋側ブラケッ
トと、バルコニーの袖壁に固定される袖壁側プレート面
と、該袖壁側プレート面に形成される穴部と、前記袖壁
側プレート面より前記バルコニー内部に向かって屈曲し
上下に延在する袖壁側プレート片を有するバルコニー側
ブラケットとを備え、前記フック片が前記穴部に挿設さ
れるとともに、前記家側プレート片と前記袖壁側プレー
ト片とが固定されてなるバルコニーの取付け装置であ
る。
【0008】
【作用】本発明では、フック片を家側ブラケットより突
出させているため、家屋側に取付け穴等を形成する必要
がなく、内壁及び外壁を仕上げた状態で家屋側ブラケッ
トを家屋の外壁に固定することが可能である。また、家
屋側ブラケットの家側プレート面と袖壁側ブラケットの
袖壁側プレート面は、ともに家屋側より野外に向かって
延びて屈曲しているため、両者は室外側で固定すること
ができる。
出させているため、家屋側に取付け穴等を形成する必要
がなく、内壁及び外壁を仕上げた状態で家屋側ブラケッ
トを家屋の外壁に固定することが可能である。また、家
屋側ブラケットの家側プレート面と袖壁側ブラケットの
袖壁側プレート面は、ともに家屋側より野外に向かって
延びて屈曲しているため、両者は室外側で固定すること
ができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図5に基づいて
説明する。図1は、本実施例のバルコニー10の斜視図
を示す。バルコニー10は、正面壁11と、正面壁11
の両端部から垂直に配設された一対の袖壁12より構成
されている。家屋の外壁30と対向する袖壁12の端面
12aには、バルコニー側ブラケット13がネジ14で
固定されている。
説明する。図1は、本実施例のバルコニー10の斜視図
を示す。バルコニー10は、正面壁11と、正面壁11
の両端部から垂直に配設された一対の袖壁12より構成
されている。家屋の外壁30と対向する袖壁12の端面
12aには、バルコニー側ブラケット13がネジ14で
固定されている。
【0010】バルコニー側ブラケット13は、袖壁12
に固定される袖壁側プレート面13aと、バルコニー1
0の内側(野外側)に向けて垂直に屈曲した袖壁側プレ
ート片13bより構成されており、左右それぞれの袖壁
側プレート片13bは互いに対向するようになってい
る。また、袖壁側プレート面13aの上方と下方には、
穴部13cが形成されている。穴部13cに対向する袖
壁12の端面12aには凹部12b(図5)が形成さ
れ、後述する家屋側ブラケット20のフック片21が挿
入されるようになっている。左右の対向する袖壁側プレ
ート片13bには、角材の根太掛け15と底板受け材1
6の端部が図示しないネジによって固定されている。ま
た、正面壁11の内側面には、断面L字型の根太掛け1
7が複数のネジ18によって固定され、根太掛け15、
17の上面には複数の根太19がネジ止めされている。
尚、根太掛け15、底板受け材16等の角材には、図示
しないタッピングホールが形成されており、このタッピ
ングホールにネジを螺合させることによって、固定させ
ることができるようになっている。
に固定される袖壁側プレート面13aと、バルコニー1
0の内側(野外側)に向けて垂直に屈曲した袖壁側プレ
ート片13bより構成されており、左右それぞれの袖壁
側プレート片13bは互いに対向するようになってい
る。また、袖壁側プレート面13aの上方と下方には、
穴部13cが形成されている。穴部13cに対向する袖
壁12の端面12aには凹部12b(図5)が形成さ
れ、後述する家屋側ブラケット20のフック片21が挿
入されるようになっている。左右の対向する袖壁側プレ
ート片13bには、角材の根太掛け15と底板受け材1
6の端部が図示しないネジによって固定されている。ま
た、正面壁11の内側面には、断面L字型の根太掛け1
7が複数のネジ18によって固定され、根太掛け15、
17の上面には複数の根太19がネジ止めされている。
尚、根太掛け15、底板受け材16等の角材には、図示
しないタッピングホールが形成されており、このタッピ
ングホールにネジを螺合させることによって、固定させ
ることができるようになっている。
【0011】バルコニー10への取付けは、バルコニー
側ブラケット13に根太掛け15と底板受け材16が固
定されて略四角形となった状態で、バルコニー10の袖
壁12にネジ止めされて行われる。そしてさらに、根太
掛け15、17の上面に根太19がネジ止めされて工場
から出荷される。このように、対向する袖壁12が根太
掛け15と底板受け材16で繋がれることによって、輸
送時に必要となる剛性が確保されるようになっている。
側ブラケット13に根太掛け15と底板受け材16が固
定されて略四角形となった状態で、バルコニー10の袖
壁12にネジ止めされて行われる。そしてさらに、根太
掛け15、17の上面に根太19がネジ止めされて工場
から出荷される。このように、対向する袖壁12が根太
掛け15と底板受け材16で繋がれることによって、輸
送時に必要となる剛性が確保されるようになっている。
【0012】一方、家屋の外壁30には、2本の家屋側
ブラケット20が、バルコニー10の2つの袖壁12と
同間隔でネジ29によって固定される。図2に示すよう
に、家屋側ブラケット20は、外壁30に固定される家
側プレート面24と、家側プレート面24の横方向の端
面より野外方向に向かって垂直に屈曲し上下方向に長い
家側プレート片22を備えている。
ブラケット20が、バルコニー10の2つの袖壁12と
同間隔でネジ29によって固定される。図2に示すよう
に、家屋側ブラケット20は、外壁30に固定される家
側プレート面24と、家側プレート面24の横方向の端
面より野外方向に向かって垂直に屈曲し上下方向に長い
家側プレート片22を備えている。
【0013】図3に示すように、家屋側ブラケット20
の家側プレート面24には、野外に向かって起立するフ
ック片21が上下に2箇所形成されている。フック片2
1に形成される水平な支持面21aは、バルコニー側ブ
ラケット13の穴部13cの上端面を保持するようにな
っている。また、フック片21の先端は上方に向かって
延在しており、垂直片21bと斜めに傾斜する傾斜辺2
1cを備えている。このように先端部が傾斜することに
よって、フック片21とバルコニー側ブラケット13の
穴部13cとが係合しやすくなっている。
の家側プレート面24には、野外に向かって起立するフ
ック片21が上下に2箇所形成されている。フック片2
1に形成される水平な支持面21aは、バルコニー側ブ
ラケット13の穴部13cの上端面を保持するようにな
っている。また、フック片21の先端は上方に向かって
延在しており、垂直片21bと斜めに傾斜する傾斜辺2
1cを備えている。このように先端部が傾斜することに
よって、フック片21とバルコニー側ブラケット13の
穴部13cとが係合しやすくなっている。
【0014】こうして、バルコニー10は、バルコニー
側ブラケット13の穴部13cに家屋側ブラケット20
のフック片21が係合し、袖壁側プレート片22と家側
プレート片13bがバルコニー10の内側からネジ31
(図4)によって固定されることによって、家屋の外壁
30に強固に安定して取付けられる。
側ブラケット13の穴部13cに家屋側ブラケット20
のフック片21が係合し、袖壁側プレート片22と家側
プレート片13bがバルコニー10の内側からネジ31
(図4)によって固定されることによって、家屋の外壁
30に強固に安定して取付けられる。
【0015】尚、本実施例ではフック片21の支持面2
1aでバルコニー10の自重等による鉛直方向の荷重を
受け、垂直片21bでバルコニー10の正面壁11に垂
直に作用する水平力に対処するとともに、ネジ31によ
り正面壁11に平衡に作用する水平力及び鉛直方向の揚
力に対処できるようになっている。
1aでバルコニー10の自重等による鉛直方向の荷重を
受け、垂直片21bでバルコニー10の正面壁11に垂
直に作用する水平力に対処するとともに、ネジ31によ
り正面壁11に平衡に作用する水平力及び鉛直方向の揚
力に対処できるようになっている。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、家屋側ブラケットの取
付けにおいて、家屋の外壁側より施工するだけであり、
内壁側からの作業が不要である。従って、内壁を仕上げ
た状態で取付けることができる。また、家屋側ブラケッ
トは外壁にネジで固定するだけであるため、外壁を仕上
げた状態での固定が可能になるとともに、接合に関わる
漏水防止のための工事が全く不要とある。
付けにおいて、家屋の外壁側より施工するだけであり、
内壁側からの作業が不要である。従って、内壁を仕上げ
た状態で取付けることができる。また、家屋側ブラケッ
トは外壁にネジで固定するだけであるため、外壁を仕上
げた状態での固定が可能になるとともに、接合に関わる
漏水防止のための工事が全く不要とある。
【0017】さらに、フック片と穴部との係合、及び、
家側プレート片と袖壁側プレート片とのネジによる固定
によって、強固にバルコニーが外壁に固定されるため、
家屋に配設されていることが不可欠であった支持アーム
等の部材を不要とすることができる。
家側プレート片と袖壁側プレート片とのネジによる固定
によって、強固にバルコニーが外壁に固定されるため、
家屋に配設されていることが不可欠であった支持アーム
等の部材を不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるバルコニーの斜視図を
示す。
示す。
【図2】本発明の家屋側ブラケットの斜視図を示す。
【図3】家屋の外壁に取付けられたバルコニーの断面図
を示す。
を示す。
【図4】バルコニーの内側からみた、バルコニー側ブラ
ケットと家屋側ブラケットの取付け状態を示す。
ケットと家屋側ブラケットの取付け状態を示す。
【図5】図3のA−A線に沿う断面図を示す。
【図6】従来のバルコニーの施工の分解断面図を示す。
10 バルコニー 12 袖壁 13 バルコニー側ブラケット 13a 袖壁側プレート面 13b 袖壁側プレート片 13c 穴部 20 家屋側ブラケット 21 フック片 22 家側プレート片 24 家側プレート面
Claims (1)
- 【請求項1】 家屋の外壁に固定される家側プレート面
と、該家側プレート面より野外に向かって起立したのち
上方に延在するフック片と、前記家側プレート面より野
外に向かって屈曲し上下方向に延在する家側プレート片
を有する家屋側ブラケットと、 バルコニーの袖壁に固定される袖壁側プレート面と、該
袖壁側プレート面に形成される穴部と、前記袖壁側プレ
ート面より前記バルコニー内部に向かって屈曲し上下に
延在する袖壁側プレート片を有するバルコニー側ブラケ
ットとを備え、 前記フック片が前記穴部に挿設されるとともに、前記家
側プレート片と前記袖壁側プレート片とが固定されてな
るバルコニーの取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24056192A JP3223591B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | バルコニーの取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24056192A JP3223591B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | バルコニーの取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688375A JPH0688375A (ja) | 1994-03-29 |
JP3223591B2 true JP3223591B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=17061362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24056192A Expired - Fee Related JP3223591B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | バルコニーの取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3223591B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2601341B (en) * | 2020-11-26 | 2023-03-08 | Sapphire Balconies Ltd | A Balcony |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP24056192A patent/JP3223591B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0688375A (ja) | 1994-03-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |