JP3223135B2 - ガス栓 - Google Patents

ガス栓

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JP3223135B2
JP3223135B2 JP17769497A JP17769497A JP3223135B2 JP 3223135 B2 JP3223135 B2 JP 3223135B2 JP 17769497 A JP17769497 A JP 17769497A JP 17769497 A JP17769497 A JP 17769497A JP 3223135 B2 JP3223135 B2 JP 3223135B2
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俊夫 斎藤
隆 田村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハンドルを閉位
置にロックするためのロック機構を有するガス栓に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のガス栓としては、例えば
実公昭60−11337号公報に記載のものがある。こ
のガス栓のロック機構は、ハンドルに形成された装着孔
に移動可能に挿入されたロック部材と、このロック部材
が装着孔から外部に抜け出るのを防止するためのストッ
パとを備えている。ロック部材は、装着孔に形成された
雌ねじ部に螺合してロック位置に位置すると、栓本体に
係合することによりハンドルが閉位置から開位置側へ回
動するのを阻止する。その一方、ロック部材を解除位置
に位置させると、栓本体との係合が解除し、ハンドルが
自由に回動することができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のガス栓にお
いては、ストッパが装着孔に螺合されているため、比較
的容易にストッパを装着孔から取り外すことが可能であ
る。ストッパが装着孔から取り外されると、ロック部材
が装着孔から抜き出し可能になる。このように、従来の
ガス栓のロック機構においては、ストッパが装着孔から
容易に取り外すことが可能であるため、比較的容易に分
解されてしまうおそれがあり、安全上好ましいものでは
なかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、内部に弁収容孔が形成さ
れた栓本体と、この栓本体の弁収容孔に回転自在に収容
された弁体と、この弁体に回動不能に連結され、弁体を
開位置と閉位置との間で回動操作するためのハンドル
と、このハンドルと上記栓本体との間に設けられたロッ
ク機構とを備え、上記ロック機構が、上記ハンドルの外
周面から内部に向かって形成された装着孔にその内外方
向へ移動可能に設けられ、上記装着孔の奥側のロック位
置に位置しているときには上記栓本体に係合して上記ハ
ンドルが閉位置から開位置側へ回動するのを阻止し、ロ
ック位置より上記装着孔の開口部側の解除位置に位置し
ているときには上記ハンドルの回動を許容するロック部
材と、上記ハンドルに設けられ、上記ロック部材に突き
当たることにより、上記ロック部材が上記装着孔から抜
け出るのを阻止するストッパとを有するガス栓におい
て、上記ハンドルに上記装着孔と交差する取付孔を形成
し、この取付孔に上記ストッパを圧入固定したことを特
徴としている。
【0005】この場合、上記装着孔の内周面に雌ねじ部
を形成し、上記装着孔の開口部から挿入した回動操作部
材によって上記ロック部材を回動操作して上記ロック部
材を上記雌ねじ部に螺合させることにより、上記ロック
部材を上記ロック位置に位置させるようにするのが望ま
しい。ことを特徴とする請求項1に記載のガス栓。
【0006】上記取付孔の一部を上記装着孔と交差さ
せ、その交差部において上記ストッパの一部を上記装着
孔内に突出させ、その突出したストッパの一部に上記ロ
ック部材を突き当たらせることによって上記ロック部材
が装着孔から抜け出るのを阻止するようにするのが望ま
しい。
【0007】上記取付孔を両端が開口した貫通孔として
形成し、上記ストッパにその一端面から他端面まで貫通
する挿通孔を形成するのが望ましい。
【0008】上記ストッパとして一端から他端まで延び
るスリットが形成されることによって拡縮径可能な筒状
をなすスプリングピンを用いるのが望ましい。
【0009】上記栓本体にこれを貫通するワイヤ挿通孔
を形成し、上記栓体と上記ハンドルとの間には、上記ワ
イヤ挿通孔および上記ストッパの挿通孔に挿通して両端
を締結することにより、上記ハンドルの回動を阻止する
封印用ワイヤを設けるのが望ましい。
【0010】 上記解除位置の外側に上記ロック部材が
上記ストッパに突き当たることによって係合位置を設定
し、この係合位置においては上記ロック部材が上記栓本
体に係合することによって上記ハンドルが閉位置から開
位置側へ回動するのを阻止するようにし、上記装着孔に
は上記ロック部材を解除位置側から係合位置側へ付勢す
る付勢部材を設け、上記ロック部材が係合位置に位置し
ているときその外側の端部を上記装着孔から外部に突出
させるのが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1〜図21を参照して説明する。まず、図1〜図
13に示すこの発明の一実施の形態について説明する
と、図1(A),(B)に示すように、この実施の形態
のガス栓Aは、栓本体1、弁体2、ハンドル3およびロ
ック機構4を備えている。
【0012】図1および図3〜図5に示すように、栓本
体1の内部には、その上端面に開口する弁収容孔11が
形成されている。この弁収容孔11のテーパ孔部11a
には、弁体2が回動可能に収容されている。この弁体2
にはこれを貫通するガス孔21が形成されており、弁体
2を開位置に回動させると、栓本体1の流入孔12aと
流出孔12bとがガス孔21を介して連通し、弁体2を
開位置から正逆いずれかの方向へほぼ90°回動させて
閉位置に位置させる(図1に示す状態)と、流入孔12
aと流出孔12bとが弁体2によって遮断されるように
なっている。
【0013】上記ハンドル3は、次のようにして栓本体
1に回動可能に連結されている。すなわち、図1および
図3〜図5に示すように、上記栓収容孔11の上端近傍
の内周面には、環状突出部13が形成されている。この
環状突出部には、互いに形状の異なる二つの切欠き13
a,13bが形成されている。各突起13a,13b
は、周方向にほぼ180°離間し、しかも流入孔12a
と流出孔12bとを結ぶ線上に配置されている。
【0014】一方、ハンドル3の下面には、係合板5が
ボルト6によって固定されている。図6および図7に示
すように、係合板5は円板状をなしており、環状突出部
13を通り抜け可能な大きさに形成されている。係合板
5の外周面には、二つの突片部51a,51bが形成さ
れている。各突片部51a,51bは、周方向にほぼ1
80°離間し、かつハンドル3の把持部3aの長手方向
に並んで配置されている。各突片部51a,51bは、
それぞれ切欠き13a,13bに対応した形状をなして
おり、切欠き13a,13bをそれぞれ通り抜け可能な
大きさに形成されている。ただし、各突片部51a,5
1bは、切欠き13b,13aをそれぞれ通り抜け不能
であるとともに、環状突出部13を通り抜け不能になっ
ている。したがって、各突片部51a,51bを切欠き
13a,13bに挿通した後、ハンドル3を適宜角度、
例えば180°回動させると、突片部51a,51bが
環状突出部13の下面に係合する。これによって、ハン
ドル3が栓本体1に回動可能に連結されている。
【0015】また、上記ハンドル3は、弁体2に回動不
能に連結されている。この点について説明すると、図1
に示すように、弁体2の上端面には、一対の突起22,
22が形成されている。各突起22,22は、弁体2の
周方向にほぼ180°離間し、かつガス孔21が延びる
方向に並んで配置されている。一方、ハンドル3の下面
には、図9、図10および図12に示すように、円形の
突起31が形成されている。この突起31には、これを
把持部3aの長手方向に沿って横断する係合凹部32が
形成されている。この係合凹部32に弁体2の突起2
2,22が挿入されることにより、ハンドル3が弁体2
に回動不能に連結されている。なお、上記突起31の下
面には上記係合板5が固定されているが、係合板5には
孔52,52が形成されており、各孔52,52を通っ
て上記突起22,22が係合凹部32に嵌まり込むよう
になっている。
【0016】上記ハンドル3の回動範囲、つまり弁体2
の回動範囲をほぼ180°の範囲に規制するために、上
記栓本体1の上面には、弁収容孔11の上端開口部に沿
って延びる係止壁部14が形成されている。この係止壁
部14は、切欠き13b側に配置されており、弁収容孔
11の上端開口部の半周弱の長さを有している。したが
って、係止壁部14の両端部は、切欠き13bからほぼ
90°離れている。一方、ハンドル3の下面には、図
1、図9、図10および図12に示すようにハンドル3
の回動中心を中心とする円周に沿って延びる凹部33が
形成されている。この凹部33には、係止壁部14が相
対回動可能に入り込んでいるが、凹部33の両端部間に
は係止部34が形成されており、ハンドル3を開位置か
ら正逆方向へほぼ90°回動させると、係止部34が係
止壁部14の一端面と他端面とに突き当たる。これによ
って、ハンドル3の回動範囲がほぼ180°の範囲に規
制されている。なお、係止部34が係止壁部14の各端
面に突き当たった状態では、弁体2が閉位置に位置す
る。
【0017】また、上記弁体2と係合板5との間には、
ばね7が配置されている。このばね7の付勢力により、
弁体2がテーパ孔部11aの内周面に押し付けられると
ともに、係合板5の突片部51a,51bが環状突出部
13の下面に押し付けられている。
【0018】上記栓本体1とハンドル3との間には、ハ
ンドル3の回動を阻止し、また許容するロック機構4が
設けられている。すなわち、図1および図9〜図11に
示すように、ハンドル3の外周面で把持部3aの下側に
は、内部に向かって延びる装着孔35が形成されてい
る。この装着孔35は、上記凹部33と交差し、その交
差部分において凹部33に開放されている。
【0019】上記装着孔35には、コイルばね(付勢部
材)41とロックピン(ロック部材)42とが順次挿入
されており、ロックピン42は、コイルばね41によっ
て外側に付勢されている。ロックピン42の外周部の一
部は、装着孔35と凹部33との交差部において凹部3
3内に突出している。
【0020】図13に示すように、ロックピン42は、
断面円形の棒状に形成されており、その外周面にはそれ
ぞれ環状をなす係合溝42aと位置規制凹部42bとが
先端側と中間部とにそれぞれ形成されている。係合溝4
2aと位置規制凹部42bとの間の外周部が当接部42
cになっている。また、ロックピン42の先端部には、
ねじ部42dが形成されている。このねじ部42dは、
装着孔35の奥部に形成された雌ねじ部35aに螺合可
能なっている。
【0021】一方、ハンドル3には、図1、図2および
図9に示すように、装着孔35の下側に位置する部分に
当該部分を貫通する取付孔36が形成されている。この
取付孔36は、装着孔35と直交する方向に延びてお
り、その長手方向の中間部において上側の一部が装着孔
35と交差している。
【0022】上記取付孔36には、スプリングピン(ス
トッパ)43が圧入固定されている。このスプリングピ
ン43は、周知のように、筒体の外周面に一端から他端
まで延びるスリット(図示せず)を形成することによっ
て弾性的に拡縮径可能としたものであり、その内部が挿
通孔43aになっている。そして、スプリングピン43
は、その弾性を利用することによって取付孔36に圧入
固定されている。勿論、スプリングピン43に代えてス
リットが形成されていない筒体を用いてもよい。ただ
し、スプリングピン43が弾性的に拡縮径可能であるの
で、取付孔36の内径の精度を比較的低くすることがで
き、その分だけ製造費を低減することができる。
【0023】上記スプリングピン43の外周部の上側の
一部は、装着孔35と取付孔36との交差部において装
着孔35内に突出しており、図2に示すように、その突
出した一部がロックピン42の位置規制凹部42b内に
入り込んでいる。したがって、スプリングピン43は、
図2(A)に示すように、ロックピン42がコイルばね
41によって外側へ移動させられたとき、位置規制凹部
42bの先端側の側面に突き当たることにより、ロック
ピン42がそれ以上外側へ移動するのを阻止し、装着孔
35から外部に抜け出るのを防止する。
【0024】ロックピン42がスプリングピン43によ
って外側への移動を阻止された位置(係合位置)におい
ては、ねじ部42dが係止壁部14と同一円周上に位置
する。したがって、ハンドル3を閉位置に回動させる
と、ねじ部42dが係止壁部14の一端部または他端部
に突き当たることになる。しかも、ねじ部が係止壁部1
4の一端部または他端部に突き当たったとき、上記係止
部34が係止壁部14の他端部または一端部に突き当た
るようになっている。したがって、ロックピン42を係
合位置に位置させると、ハンドル3が回動不能になる。
【0025】また、係合位置においては、ロックピン4
2の外側の端部が装着孔35から外部に突出している。
したがって、外部に突出した端部を指で押すことによ
り、ロックピン42をコイルばね41の付勢力に抗して
装着孔35の内側へ移動させることができる。そして、
図2(B)に示すように、ロックピン42の外側の端面
が装着孔35の開口縁とほぼ一致する位置(解除位置)
まで移動させると、係合溝42aが係止壁部14と同一
円周上に位置する。ここで、係合溝42aは、ハンドル
3を回動させたとき、係止壁部14が通り抜け可能に形
成されている。したがって、ロックピン42を解除位置
に位置させると、ハンドル3が栓本体1に対して回動可
能になる。しかも、係止壁部14が係合溝42に入り込
むことにより、ロックピン42が係止壁部14によって
装着孔35の内外方向への移動を阻止される。したがっ
て、係止壁部14が係合溝42に入り込んだ状態におい
ては、ロックピン42がコイルばね41によって係合位
置側へ移動させられることがなく、解除位置に維持され
る。なお、この状態においても、ハンドル3の回動範囲
が係止部34によりほぼ180°の範囲に規制されてい
るのは勿論である。
【0026】ロックピン42をさらに押し込んだ後、ね
じ部42dを雌ねじ部35aに螺合させ、位置規制凹部
42bの外側の側面がスプリングピン43に突き当たる
まで移動させると、それ以上内側へ移動することができ
なくなる。この位置がロック位置であり、このロック位
置においては、当接部42cが係止壁部14と同一円周
上に位置する。したがって、ロックピン42を係合位置
に位置させた場合と同様に、ハンドル3が回動不能にな
る。
【0027】また、図1および図5に示すように、上記
栓本体1の両側部には、当該側部をそれぞれ貫通するワ
イヤ挿通孔15,15が形成されている。このワイヤ挿
通孔15は、ハンドル3を封印用のワイヤ(図示せず)
で回動不能に封印する場合に用いられるものであり、ハ
ンドル3を封印する際には、把持部3a側のワイヤ挿通
孔15にワイヤが挿通されるとともに、スプリングピン
43の挿通孔43aに挿通される。そして、ワイヤの両
端部を加締等によって結合することにより、ハンドル3
が栓本体1に回動不能に連結され、これによって、ガス
栓Aが封印される。なお、ワイヤ挿通孔15を二つ形成
したのは、ハンドル3が図示の状態に対して180°逆
向きに取り付けられた場合を考慮したものである。ま
た、封印時にはロックピン42をロック位置に位置させ
ておくのが望ましい。
【0028】次に、上記構成のガス栓Aの組み立て手順
について説明する。なお、組み立てに際しては、予めハ
ンドル3の装着孔35にコイルばね41およびロックピ
ン42を挿入しておくとともに、取付孔36にスプリン
グピン43を圧入固定しておく。
【0029】まず、弁体2を弁収容孔11に挿入し、閉
位置に位置させる。そして、弁体2の上にばね7を載置
する。次に、係合板5の突片部51a,51bを栓本体
1の切欠き13a,13bにそれぞれ挿通し、係合板5
をばね7の付勢力に抗して環状突出部13の下側まで移
動させる。このとき、弁体2の突起22,22が係合板
5の孔52,52を貫通し、係合板5が弁体2に回動不
能に連結される。その後、係合板5を180°回動させ
て環状突出部13に係合させ、栓本体1に回動可能に、
かつ上方へ脱出不能に連結する。なお、この状態では、
弁体2も最初の位置から180°回動する結果、最初の
閉位置とは別なもう一つの閉位置に位置するようにな
る。
【0030】次に、ハンドル3の突起31を係合板5に
突き当てて、係合凹部32に弁体2の突起22,22を
入り込ませる。その後、ボルト6によってハンドル3を
係合板5に固定する。この結果、ハンドル3が弁体2に
回動不能に連結されるとともに、係合板5を介して栓本
体1に回動可能に、かつ上方へ抜け止めされた状態で連
結される。これによって、組み立てが完了する。なお、
組み立てが完了した時点では、ガス栓Aが閉状態になっ
ており、ハンドル3は回動不能である。
【0031】ガス栓Aの組み立て後、ガス栓Aを開状態
にするには、係合位置に位置しているロックピン42を
解除位置まで押し込み、係合溝42aを係止壁部14と
同一円周上に位置させる。その状態を維持しつつ、係止
部34がそれまで突き当たっていた係止壁部14の端面
から離れる方向へハンドル3を回動させる。ハンドル3
を若干回動させると、係合溝42a内に係止壁部14内
に入り込むので、それ以後はロックピン42を放しても
よい。その後、ハンドル3を初期位置(閉位置)からほ
ぼ90°回動させると、ガス栓Aが開状態になる。
【0032】また、開位置に位置しているハンドル3を
正逆いずれかの方向へほぼ90°回動させると、係止部
34が係止壁部14の一端面に突き当たって閉状態にな
る。閉状態になると、係止壁部14が係合溝42aから
抜け出るので、ロックピン42がコイルばね41によっ
て係合位置まで押し出される。この結果、ロックピン4
2のねじ部42dが係止壁部14の他端面に突き当たる
ことになり、ハンドル3が回動不能になる。
【0033】ガス栓Aが閉状態になっているときに、ロ
ックピン42を解除位置を越えてさらに押し込んだ後、
ねじ部42dを雌ねじ部35aにねじ込んでロックピン
42をロック位置まで移動させる。すると、ロックピン
42の当接部42cおよび係止部34が係止壁部14の
両端面にそれぞれ突き当たり、ハンドル3が回動不能に
なる。また、ロックピン42をロック位置までねじ込む
と、係合溝42aの外側の側面がスプリングピン43が
突き当たることにより、ロックピン42が締付固定され
る。しかも、ロックピン42全体が装着孔35内に入り
込んで隠れるので、ロックピン42が部外者によって操
作されるのを極力防止することができる。したがって、
ハンドル3が部外者によって開閉操作されるのを防止す
ることができる。
【0034】上記構成のガス栓Aにおいては、ストッパ
としてのスプリングピン43を取付孔36に圧入固定し
ているので、ストッパを螺合固定した従来のガス栓に比
して、取付孔36から抜き取りにくい。したがって、ロ
ックピン42が装着孔35から抜き取られるのを防止す
ることができる。よって、ロック機構4が分解されるの
を防止することができ、安全性を向上させることができ
る。
【0035】なお、スプリングピン43の抜き取り防止
だけを考慮するならば、取付孔36を止まり孔にするの
が望ましい。取付孔36を貫通孔とした場合には、スプ
リングピン43を取付孔36から押し出すことができる
のに対し、止まり孔にした場合にはスプリングピン43
を引き抜かなければならず、引き抜きは押し出しに比し
て困難だからである。特に、スプリングピン43を止ま
り孔とされた取付孔36より短くし、スプリングピン4
3全体を取付孔36内に入り込ませるようにすると、ス
プリングピン43の引き抜きをより一層困難にすること
ができる。
【0036】また、この実施の形態のガス栓Aにおいて
は、取付孔36を貫通孔にするとともに、筒状をなすス
プリングピン43を用いているので、スプリングピン4
3の挿通孔43aおよびワイヤ挿通孔15に封印用のワ
イヤを挿通してその両端部を結合することにより、ハン
ドル3を封印することができる。しかも、封印用の貫通
孔をハンドル3に別途形成する必要がないので、その分
だけ製造費を軽減することができる。
【0037】次に、図14〜図21に示すこの発明の他
の実施の形態について説明する。なお、以下に述べる実
施の形態においては、上記の実施の形態と同様な部分に
同一符号を付してその説明を省略し、異なる構成部分に
ついてのみ説明する。この実施の形態のガス栓Bは、上
記ガス栓Aに対し、ハンドル3と栓本体1および弁体2
との連結構造が異なるとともに、ロック機構4と異なる
ロック機構4′が用いられている。
【0038】まず、ハンドル3と栓本体1との連結構造
について説明すると、図17〜図19に示すように、栓
本体1の環状突出部13にも、互いに形状、大きさの異
なる二つの切欠き13a,13bが形成されているが、
この切欠き13a、13bは、上記の実施の形態の切欠
き13a,13bが流入孔12aと流出孔12bとを結
ぶ線上に配置されているのに対し、当該線と直交する線
上に配置されている。一方、図14、図15、図20お
よび図21に示すように、ハンドル3には係合板5が固
定されておらず、突片部51a,51bに代わる突片部
3b,3cが突起31の下端部外周面に直接形成されて
いる。しかも、突片部3b,3cは、把持部3aとほぼ
45°の角度をなす線上に配置されている。ただし、突
片部3b,3cを切欠き13a,13bに挿通した後、
ハンドル3を適宜回動させて環状突出部13の下面に係
合させることにより、ハンドル3が栓本体1に回動可能
に連結される点は、上記の実施の形態と同様である。
【0039】また、ハンドル3と弁体2との連結構造で
あるが、上記の実施の形態においては、弁体2に形成さ
れた突起22,22がガス孔21が延びる方向に並んで
配置されているのに対し、このガス栓Bにおいては、ガ
ス孔21が延びる方向と直交する方向に並んで配置され
ている。一方、ハンドル3には、上記の実施の形態と同
様に、把持部3aの長手方向に沿って延びる係合凹部3
2が形成されており、この係合凹部32に突起22,2
2を嵌め込むことによってハンドル3と弁体2とが回動
不能に連結されている。
【0040】次に、ロック機構について4′について説
明すると、図18および図19に示すように、栓本体1
の上面には、栓収容孔11の開口部を囲む環状壁部16
が形成されている。この環状壁部16には、二つの係合
凹部16a,16bが周方向に180°離れて配置形成
されている。この二つの係合凹部16a,16bが形成
されることにより、環状壁部16が二つの半環部16
A,16Bに二分されている。一方の半環部16Aの上
端部外周面には、その周方向の一端から他端まで延びる
突条16cが形成されている。他方の半環部16Bは、
その上部が切り欠かれることにより、突条16cの上下
方向の厚さの分だけ半環部16Aより高さが低くなって
いる。一方、ハンドル3には、その回動中心を中心とす
る環状凹部37が形成されている。この環状凹部37に
は、環状壁部16が相対回動可能に入り込んでいる。ま
た、環状凹部37は、装着孔35と交差している。
【0041】また、装着孔35の雌ねじ部35aには、
ロックピン42′が螺合されている。このロックピン4
2′は、装着孔35と環状凹部37との交差部において
一部が環状凹部37内に突出しており、図16に示すよ
うに、閉時に装着孔35の底部に突き当たるまでねじ込
んでロック位置に位置させると、内側の端部が係合凹部
16aまたは16bに入り込み、ハンドル3の回動を阻
止する。その一方、図14に示すように、スプリングピ
ン43に突き当たるまで外側へ移動させて解除位置に位
置させると、係合凹部16aまたは16bから抜け出
る。この結果、ハンドル3が閉位置から開位置側へ回動
可能になる。ただし、解除位置においても、ロックピン
42′の内側の端部が突条16cの端面と対向するよう
に位置している。ハンドル3を開位置側から閉位置側へ
向かう方向へ閉位置を越えて回動させようとすると、ロ
ックピン42′の内側の端部が突条16cの端面に突き
当たる。よって、ハンドル3が閉位置を越えて回動する
ことはなく、ハンドル3の回動範囲がほぼ180°の範
囲に規制されている。なお、スプリングピン43が装着
孔35の上側に配置されているが、前述した実施の形態
と同様に下側に配置してもよい。
【0042】上記構成のガス栓Aを組み立てる場合に
は、まず弁体2を開閉位置に対して45°回動した状態
で弁収容孔11に挿入し、その上にばね7を載置する。
次に、ハンドル3を栓本体1および弁体2に連結する。
ハンドル3の連結は、把持部3aを流出孔12b側と4
5°の角度をなすように位置させる(図17参照)点を
除き、前述した実施の形態と同様にして行うことができ
る。その後、ハンドル3を例えば図17の矢印方向へ4
5°〜235°の範囲で回動させる。説明の便宜上、ハ
ンドル3を45°回動させたものとすると、弁体2は閉
位置に位置する。その後、ロックピン42′を装着孔3
5に挿入して螺合させ、スプリングピン43を取付孔3
6に圧入固定する。
【0043】上記の実施の形態においては、ロック機構
4′が容易に分解されるのを防止することができるのみ
ならず、ロックピン42′を取り外さないとハンドル3
を分解するための位置(図17に想像線で示す位置)に
回動させることができないので、ハンドル3を栓本体1
および弁体2から取り外すことができない、したがっ
て、ガス栓Bが分解されることをも防止することができ
る。
【0044】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜設計変更可能である。例え
ば、上記の実施の形態においては、取付孔36の一部を
装着孔35と交差させるようにしているが、取付孔36
全体を装着孔35と交差させるようにしてもよい。ただ
し、一部だけを交差させた場合には、装着孔35全体が
スプリングピン43によって塞がれることがないので、
ドライバ、六角棒レンチの回動操作部材(図示せず)等
を外部から装着孔35に挿入することができ、回動操作
部材によってロックピン42,42′を容易に回動操作
することができる。したがって、一部だけを交差させる
ようにするのが望ましい。また、スプリングピン43に
は、封印用のワイヤに代えて荷札用の紐、針金等を挿通
するようにしてもよい。さらに、ハンドル3の封印に際
しては、貫通孔15を形成することなく、スプリングピ
ン43に挿通した封印用のワイヤを栓本体1に巻回して
その両端を結合するようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜7に係
る発明によれば、ロック機構が分解されるのを防止する
ことができ、これによって安全性を向上させることがで
きるという効果が得られる。請求項3に係る発明によれ
ば、ドライバ等のねじ回し手段を装着孔に挿入すること
により、ロック部材を容易に回動操作することができる
という効果が得られる。請求項4に係る発明によれば、
ストッパの挿通孔に封印用のワイヤや荷札の紐または針
金等を挿通することができ、しかもそれらを挿通するた
めの孔を殊更形成する必要がないので、その分だけ製造
費を低減することができるという効果が得られる。請求
項5に係る発明によれば、取付孔の精度を比較的低くす
ることができるので、その分だけ製造費を低減すること
ができるという効果が得られる。請求項6に係る発明に
よれば、スプリングピンの孔を利用することにより、封
印用ワイヤを挿通するための孔を別途形成することな
く、ハンドルを確実に封印することができるという効果
が得られる。請求項7に係る発明によれば、ロック部材
によるハンドルの回動阻止および許容動作を外部から容
易に操作することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るガス栓の一実施の形態を示す図
であって、図1(A)はその断面図、図1(B)は図1
(A)のB−B断面図である。
【図2】図1に示すガス栓の要部を示す拡大断面図であ
って、図2(A)はハンドルを閉位置に位置させたとき
の状態を示し、図2(B)はハンドルを開位置に位置さ
せたときの状態を示し、図2(C)はハンドルを閉位置
に位置させ、かつロック部材をロック位置に移動させた
状態を示している。
【図3】図1に示すガス栓の栓本体を示す平面図であ
る。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】図3のY−Y断面図である。
【図6】図1に示すガス栓の係合板を示す平面図であ
る。
【図7】図6のX−X断面図である。
【図8】図1に示すガス栓のハンドルを示す平面図であ
る。
【図9】図8のX−X断面図である。
【図10】図9のX矢視図である。
【図11】図9のY矢視図である。
【図12】図8のY−Y断面図である。
【図13】図1に示すガス栓のロックピンを示す平面図
である。
【図14】この発明に係るガス栓の他の実施の形態を示
す図1と同様の断面図である。
【図15】図14のX−X断面図である。
【図16】同実施の形態のロックピンをロック位置に位
置させた状態で示す要部の断面図である。
【図17】図14に示すガス栓の栓本体を示す平面図で
ある。
【図18】図17のX−X断面図である。
【図19】図17のY−Y断面図である。
【図20】図14に示すガス栓のハンドルを示す断面図
である。
【図21】図20のX矢視図である。
【符号の説明】
A ガス栓 B ガス栓 1 栓本体 2 弁体 3 ハンドル 4 ロック機構 4′ ロック機構 11 弁収容孔 15 ワイヤ挿通孔 35 装着孔 36 取付孔 41 コイルばね(付勢部材) 42 ロックピン(ロック部材) 42′ ロックピン 43 スプリングピン(ストッパ) 43a 挿通孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−265047(JP,A) 実開 昭59−70983(JP,U) 実開 平1−111886(JP,U) 実公 平3−31899(JP,Y2) 実公 昭61−23989(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 35/00 - 35/16 F16K 31/60 F16K 5/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に弁収容孔が形成された栓本体と、
    この栓本体の弁収容孔に回転自在に収容された弁体と、
    この弁体に回動不能に連結され、弁体を開位置と閉位置
    との間で回動操作するためのハンドルと、このハンドル
    と上記栓本体との間に設けられたロック機構とを備え、
    上記ロック機構が、上記ハンドルの外周面から内部に向
    かって形成された装着孔にその内外方向へ移動可能に設
    けられ、上記装着孔の奥側のロック位置に位置している
    ときには上記栓本体に係合して上記ハンドルが閉位置か
    ら開位置側へ回動するのを阻止し、ロック位置より上記
    装着孔の開口部側の解除位置に位置しているときには上
    記ハンドルの回動を許容するロック部材と、上記ハンド
    ルに設けられ、上記ロック部材に突き当たることによ
    り、上記ロック部材が上記装着孔から抜け出るのを阻止
    するストッパとを有するガス栓において、上記ハンドル
    に上記装着孔と交差する取付孔を形成し、この取付孔に
    上記ストッパを圧入固定したことを特徴とするガス栓。
  2. 【請求項2】 上記装着孔の内周面に雌ねじ部が形成さ
    れ、上記装着孔の開口部から挿入した回動操作部材によ
    って上記ロック部材を回動操作して上記ロック部材を上
    記雌ねじ部に螺合させることにより、上記ロック部材を
    上記ロック位置に位置させることを特徴とする請求項1
    に記載のガス栓。
  3. 【請求項3】 上記取付孔の一部が上記装着孔と交差
    し、その交差部において上記ストッパの一部が上記装着
    孔内に突出しており、その突出したストッパの一部が上
    記ロック部材に突き当たることによって上記ロック部材
    が装着孔から抜け出るのを阻止することを特徴とする請
    求項1または2に記載のガス栓。
  4. 【請求項4】 上記取付孔が、両端が開口した貫通孔と
    して形成され、上記ストッパにその一端面から他端面ま
    で貫通する挿通孔が形成されていることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載のガス栓。
  5. 【請求項5】 上記ストッパとして一端から他端まで延
    びるスリットが形成されることによって拡縮径可能な筒
    状をなすスプリングピンが用いられていることを特徴と
    する請求項4に記載のガス栓。
  6. 【請求項6】 上記栓本体にこれを貫通するワイヤ挿通
    孔が形成され、上記栓体と上記ハンドルとの間には、上
    記ワイヤ挿通孔および上記ストッパの挿通孔に挿通して
    両端を締結することにより、上記ハンドルの回動を阻止
    する封印用ワイヤが設けられていることを特徴とする請
    求項4または5に記載のガス栓。
  7. 【請求項7】 上記解除位置の外側に上記ロック部材が
    上記ストッパに突き当たることによって係合位置が設定
    され、この係合位置においては上記ロック部材が上記栓
    本体に係合することによって上記ハンドルが閉位置から
    開位置側へ回動するのを阻止され、上記装着孔には上記
    ロック部材を解除位置側から係合位置側へ付勢する付勢
    部材が設けられ、上記ロック部材が係合位置に位置して
    いるときその外側の端部が上記装着孔から外部に突出さ
    せられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    に記載のガス栓。
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