JP3917569B2 - ロック機構付ガス栓 - Google Patents
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Description
このロック機構としては、本件出願人が出願中であるところの次のガス栓が公知である。
例えば、押しボタンロック方式における下段半径縁の内径は、上記半径縁の内径よりも大きく加工してある。一方、キーロック方式における下段半径縁の内径と上段半径縁の内径は同一半径に加工してある。
更に、押しボタンロック方式とキーロック方式に共用できるガス栓本体に対応する押しボタンロック方式とキーロック方式から成るロック機構を提供することである。
ガス栓本体の栓組込口の上縁には、180°の範囲で上段半径縁を形成したこと、前記上段半径縁に対向する前記栓組込口の上縁には、前記上段半径縁の内径と同一半径で、前記上段半径縁の外径より小径の外径から成り、且つ、上段半径縁の高さより一段低い高さの下段半径縁を形成したこと、前記上段半径縁と下段半径縁の境界部には、夫々ロック溝を形成したこと、を特徴とするロック機構付ガス栓。
ガス栓本体の栓組込口の上縁には、180°の範囲で上段半径縁を形成したこと、前記上段半径縁に対向する前記栓組込口の上縁には、前記上段半径縁の内径と同一内径で、前記上段半径縁の外径より小径の外径からなり、且つ、上段半径縁の高さより一段低い高さの下段半径縁を形成したこと、前記上段半径縁と下段半径縁との境界部には、夫々ロック溝を形成したこと、
前記ガス栓本体の栓組込口に取り付けられるハンドル側であって、前記栓組込口に対向する回転胴体部には、ハンドルの把手の下に入口が露出していて、この入口から回転胴体部の中心方向に向けて水平にロック部材組込穴を形成すると共にこのロック部材組込穴の奥の内壁に内径ねじを形成し、更にロック部材組込穴の奥であって、前記ガス栓本体側の下半には、ガス栓本体側の上縁と下段半径縁が入り込むことができる開口部を形成したこと、
前記ハンドルのロック部材組込穴内に組み込まれるロック部材は、先端に前記内径ねじに螺合自在の雄ねじ部を形成すると共にこの雄ねじ部の後方には、前記雄ねじ部より小径に設定された小径部を形成し、更にこの小径部の後方には大径筒部を形成すると共に、この大径筒部の中心には、後方からビスねじ挿入孔を形成し、更に前記小径部から雄ねじ部の中心を突き抜けるように、ビスねじの軸部が通る小径孔を形成してなるロックピンと、このロックピンのビスねじ挿通孔内にビスを挿入したときに、その頭部がビスねじ挿入孔内にあり、軸部が前記小径孔を通ってロックピンの先端から突出し、この突出した軸部の先端に前記ハンドル側のねじ孔に螺合するねじ部を有するロック用ビスねじと、前記ロック部材組込穴にロックピンを組み込んだ時に、このロックピンに半径方向の押し出し力を賦勢するコイルばねとで構成されていることを特徴とするものである。
ガス栓本体の栓組込口の上縁には、180°の範囲で上段半径縁を形成したこと、前記上段半径縁に対向する前記栓組込口の上縁には、前記上段半径縁の内径と同一内径で、前記上段半径縁の外径より小径の外径からなり、且つ、上段半径縁の高さより一段低い高さの下段半径縁を形成したこと、前記上段半径縁と下段半径縁との境界部には、夫々ロック溝を形成したこと、
前記ガス栓本体の栓組込口に取り付けられるハンドル側であって、前記栓組込口に対向する回転胴体部には、ハンドルの把手の下に入口が露出していて、この入口から回転胴体部の中心方向に向けて水平にロック部材組込穴を形成すると共にこのロック部材組込穴の奥の壁面にねじ孔を形成し、更にロック部材組込穴の中間部分には内径ねじを形成し、この内径ねじとロック部材組込穴の入口間には前記内径ねじの谷よりも大径のスライド孔を形成し、更に、前記ガス栓本体側の栓組込口の上縁と下段半径縁が入り込むことができる開口部をロック部材組込穴の下半に形成したこと、
前記ハンドルのロック組込穴内に組み込まれるロック部材は、前記内径ねじに螺合自在の外径ねじを胴体部に形成し、この胴体部の中心には、後方からビスねじ挿入孔を形成し、更に、このビスねじ挿入孔の先端には、ビスねじの軸部が通る小径孔を形成して成るロックピンと、このロックピンのビスねじ挿入孔内にビスねじを挿入したとき、その頭部がビスねじ挿入孔内にあり、軸部が前記小径孔を通ってロックピンの先端から突出し、この突出した軸部の先端に前記ハンドル側のねじ孔に螺合するねじ部を有するロック用ビスねじとで構成されていることを特徴とするものである。
また、上記したロック機構において、ロックピンの後端面には、専用工具を使用しない限りこのロックピンを回転して封印ロックを行ったり、封印ロックを解除できないようにするために、特別な係合手段を形成している。
図1は、押しボタンロック方式のガス栓の全開状態の縦断正面図、図2はハンドル側から見た一部切欠側面図、図3はハンドルを取り除いたガス栓本体の平面図、図4は図3の正面図、図5は図3の側面図、図6はハンドルの回転胴部に形成したロック部材組込穴の説明図、図7はロック部材の説明図、図8(A)は閉栓ロック、(B)はロック解除、(C)は封印ロックの説明図である。
5は前記栓体組込口3の上縁であって、この上縁5には、図3〜図5に示すように、上段半径縁6が形成され、この上段半径縁6の反対側には下段半径縁7が形成されていると共にこの下段半径縁7は、前記上段半径縁6より一段低く形成されていると共に、内径は上段半径縁6の内径と同一半径から成り、外径は上段半径縁6の外径より小さく形成されている。
10はハンドルであって、このハンドル10の下面には、図1に示すように、回転胴体部11と、この胴体部11に円周溝12が形成してあり、この円周溝12にガス栓本体1側の栓本体組込口3内に形成したリブ3aが係合することにより回転自在にガス栓本体1に組み付けられていると共に前記した栓体4とは、間にスプリング13を装入し、回転子4aを係合溝12a内に係合させることで連結されている。14は、図1及び図6に示すようにハンドル10において、把手10aの下部であって、胴体部11に形成されたロック部材組込穴であって、このロック部材組込穴14は、胴体部11の中心に向けて水平に形成され、一番奥にはねじ孔15が形成され、穴の奥に近い位置には内径ねじ16が形成されていると共に下段半径縁7に対向する部分には開口部17が形成され、更に入口には少し大径に加工した塗膜切り隙間18が形成された形状である。
図1、図8において、40はロックピン20の先端とロック部材組込穴14の最奥端面14a間に挿入されるコイルばねであって、前記ロックピン20に対して押し出し方向の力を賦勢する。
以上に説明したロックピン20、ビスねじ30、コイルばね40でロック部材を構成している。
この状態は封印ロックの状態であり、長期間ガスの使用を中止する場合にこの封印ロックが行われる。
70はビスねじであって、前記ロックピン60の大径孔64から小径孔65を介してロックピン60の前方に突出していて、頭部71はロックピン60の大径孔64内に位置している。
次に封印ロックを行う場合には、(B)に示すように、ハンドル10を閉の位置に回転し、次に図15に示す専用工具100を用いてロックピン60を回転し、外径ねじ61を内径ねじ52にねじ込む。このようにすると、ロックピン60の先端60aがロック溝9又は9a内に入り、ロックされる。この結果、専用工具100を用いない限り、封印ロックを解除することはできなくなる。
6 上段半径縁
7 下段半径縁
9、9a ロック溝
10 ハンドル
14 ロック部材組込穴
20 ロックピン
30 ビスねじ
40 コイルばね
60 ロックピン
Claims (4)
- ガス栓本体の栓組込口の上縁には、180°の範囲で上段半径縁を形成したこと、前記上段半径縁に対向する前記栓組込口の上縁には、前記上段半径縁の内径と同一内径で、前記上段半径縁の外径より小径の外径からなり、且つ、上段半径縁の高さより一段低い高さの下段半径縁を形成したこと、前記上段半径縁と下段半径縁との境界部には、夫々ロック溝を形成したこと、
前記ガス栓本体の栓組込口に取り付けられるハンドル側であって、前記栓組込口に対向する回転胴体部には、ハンドルの把手の下に入口が露出していて、この入口から回転胴体部の中心方向に向けて水平にロック部材組込穴を形成すると共にこのロック部材組込穴の奥の内壁に内径ねじを形成し、更にロック部材組込穴の奥であって、前記ガス栓本体側の下半には、ガス栓本体側の上縁と下段半径縁が入り込むことができる開口部を形成したこと、
前記ハンドルのロック部材組込穴内に組み込まれるロック部材は、先端に前記内径ねじに螺合自在の雄ねじ部を形成すると共にこの雄ねじ部の後方には、前記雄ねじ部より小径に設定された小径部を形成し、更にこの小径部の後方には大径筒部を形成すると共に、この大径筒部の中心には、後方からビスねじ挿入孔を形成し、更に前記小径部から雄ねじ部の中心を突き抜けるように、ビスねじの軸部が通る小径孔を形成してなるロックピンと、このロックピンのビスねじ挿通孔内にビスを挿入したときに、その頭部がビスねじ挿入孔内にあり、軸部が前記小径孔を通ってロックピンの先端から突出し、この突出した軸部の先端に前記ハンドル側のねじ孔に螺合するねじ部を有するロック用ビスねじと、前記ロック部材組込穴にロックピンを組み込んだ時に、このロックピンに半径方向の押し出し力を賦勢するコイルばねとで構成されていることを特徴とするロック機構付きガス栓。 - ガス栓本体の栓組込口の上縁には、180°の範囲で上段半径縁を形成したこと、前記上段半径縁に対向する前記栓組込口の上縁には、前記上段半径縁の内径と同一内径で、前記上段半径縁の外径より小径の外径からなり、且つ、上段半径縁の高さより一段低い高さの下段半径縁を形成したこと、前記上段半径縁と下段半径縁との境界部には、夫々ロック溝を形成したこと、
前記ガス栓本体の栓組込口に取り付けられるハンドル側であって、前記栓組込口に対向する回転胴体部には、ハンドルの把手の下に入口が露出していて、この入口から回転胴体部の中心方向に向けて水平にロック部材組込穴を形成すると共にこのロック部材組込穴の奥の壁面にねじ孔を形成し、更にロック部材組込穴の中間部分には内径ねじを形成し、この内径ねじとロック部材組込穴の入口間には前記内径ねじの谷よりも大径のスライド孔を形成し、更に、前記ガス栓本体側の栓組込口の上縁と下段半径縁が入り込むことができる開口部をロック部材組込穴の下半に形成したこと、
前記ハンドルのロック組込穴内に組み込まれるロック部材は、前記内径ねじに螺合自在の外径ねじを胴体部に形成し、この胴体部の中心には、後方からビスねじ挿入孔を形成し、更に、このビスねじ挿入孔の先端には、ビスねじの軸部が通る小径孔を形成して成るロックピンと、このロックピンのビスねじ挿入孔内にビスねじを挿入したとき、その頭部がビスねじ挿入孔内にあり、軸部が前記小径孔を通ってロックピンの先端から突出し、この突出した軸部の先端に前記ハンドル側のねじ孔に螺合するねじ部を有するロック用ビスねじとで構成されていることを特徴とするロック機構付きガス栓。 - 請求項1又は2に記載のロックピンの後端面には、専用工具係合部が形成されていることを特徴とするロック機構付きガス栓。
- 請求項1又は2に記載のロック部材組込穴の入口部分には、塗膜切り隙間が形成されていることを特徴とするロック機構付きガス栓。
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Publications (2)
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