JP3222723U - 蓋付縦置型塵取り - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴミ回収時に蓋が本体開口部を塞ぐことがなく、塵またはゴミの回収が容易にできる蓋付縦置型塵取りを提供する。【解決手段】ゴミを収納するための開口部を有する本体1、当該本体を移動し操作するための取っ手2及び本体不使用時に前記本体の開口部を塞ぐための蓋3からなる蓋付縦置型塵取りであって、当該蓋の本体天板対向面の天板側端部には蓋係止突起部が設けられており、当該塵取りの使用終了時等に取っ手を本体背板側に傾けたときに当該蓋係止突起部は本体天板から外れて本体背板の近傍に位置する構成となっていて、前記蓋係止突起部が本体天板から外れた状態において取っ手を元の状態に戻そうとすると、前記蓋係止突起部は本体背板に押圧された状態となり、蓋を本体に係止させることが可能となる。【選択図】図5

Description

本考案は、蓋付縦置型塵取りに関するものであり、詳しくは収納した塵の回収が容易な蓋付きの縦置き型塵取りに関するものである。
従来の蓋付縦置型塵取りは図1で示すように、本体1、取っ手2、蓋3よりなる。また、その本体1は底板4、側板(右)5、背板6、側板(左)7、天板8からなると共に背板6の対向部は開口部となっており、取っ手2はその端部を本体の側板5及び7の外側に係合ピン又は本体突起10により回動自在に留めてあり、蓋3は係合ピン11または蓋突起部により取っ手2に回動自在に留めてある。当該塵取りにおいては、塵を収集する時は図2で示すように本体を横位置にして使用する。この時、取っ手2を垂直に立てて使用するので蓋3は取っ手2と連動し、本体1の天板8の上部に移動する。塵を回収する時に取っ手2を持ちあげると、本体1の重心Gが取っ手2の係合ピン10の背板6側に存在するため不使用時の形に戻り、蓋3は本体開口部を覆う形となる。従って、本体に収集した塵を回収する時は、片方の手で取っ手2を持ち、前傾倒させながら、もう一方の手で本体背板6を持ち上げて本体開口部を前傾倒させ、塵を回収しなければならず、煩わしく不便である。
塵を回収するときに、蓋が本体開口部を塞ぐことがなく塵を容易に回収できる塵取りを提供することにある。
第1の考案は、塵またはゴミを収集するための開口部を有する箱状の本体、当該本体を移動し操作するための取っ手及び本体不使用時に本体の開口部を塞ぐための蓋からなる塵取りであって、当該蓋の本体天板側端部に蓋係止突起部を設けた蓋付縦置型取りである。
第2の考案は、第1の考案において、取っ手を蓋のほぼ全体が本体に接するまで傾けたときに蓋の端部に設けた蓋係止突起部が本体背板方向に落ち込む構成とした蓋付縦置型塵取りである。
加えて第3の考案は、第2の考案において本体背板方向に落ち込んだ蓋係止突起部と本体背板との間に2〜5mmの隙間が構成されるようにした蓋付縦置型塵取りである。
上述のように、蓋に蓋係止突起部を設けることにより本考案の塵取りに蓋係留機能を持たせ、取っ手を傾かせることにより、蓋が本体に係留され、取っ手も固定されることになる。これにより、取っ手を持ち、前傾倒しても蓋が本体開口部を塞ぐことなく、塵が片手で容易に回収でき、作業が軽減される。
従来タイプの蓋付縦置型塵取り(不使用時)の側面図 従来タイプの蓋付縦置型塵取り(使用時)の側面図 本考案に係る蓋付縦置型塵取り(不使用時)の側面図 本考案に係る蓋付縦置型塵取り(使用時)の側面図 本考案に係る蓋付縦型置塵取り(使用時)の斜視図 蓋係止突起部の動作説明図 (1)蓋係止突起部を本体背板近傍に押し込んだ図 (2)蓋係止突起部を本体背板に押圧した図 (3)蓋係止突起部近傍の拡大図
ゴミを収納するための開口部を有する本体、当該本体を移動し操作するための取っ手及び本体不使用時に前記本体の開口部を塞ぐための蓋からなる蓋付縦置型塵取りであって、当該蓋の本体天板対向面の天板側端部には蓋係止突起部が設けられており、当該塵取りの使用終了時等に取っ手を本体背板側に傾けたときに当該蓋係止突起部は本体天板から外れて本体背板の近傍に位置する構成となっている。
このような構成にしたことにより、前記蓋係止突起部が本体天板から外れた状態において取っ手を元の位置に戻そうとすると、前記蓋係止突起部は本体背板に押圧された状態となり、蓋を本体に係止させることが可能となる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
本考案に係る蓋付縦置型塵取りは、図3及び図4に示すように、図1の従来の蓋付き縦置型塵取りと同じ構成であり、本体1、取っ手2、蓋3よりなり、その本体は底板4、側板(右)5、背板6、側板(左)7、天板8からなり、背板6の対向部は開口部となっている。また、取っ手2は、その端部を本体1の側板5及び7の外側に取っ手支持板係合ピン10により回動自在にとめてあり蓋3の天板側端部に蓋係止突起部12が設けられている。
また、蓋係止突起部12を有する蓋3は、その使用時においては、図4及び図5に示すように、本体1の天板8の上方に位置することになる。
加えて、使用終了時において、図6(1)に示すように、取っ手2を本体背板側に倒すことにより、蓋係止突起部12が本体天板8から外れ、本体背板6の近傍に位置することとなる。
このような状態において、図6(3)に示すように、取っ手2を本体開口部側に戻すことにより、蓋係止突起部12は本体背板6に押圧された状態となり、蓋3は本体1に係止される。
なお、蓋係止突起部12が本体天板8から外れた状態において、図6(3)に示すように蓋係止突起部12と本体背板6とで形成される隙間の間隔(d)は2mm〜5mmとすることが望ましい。当該間隔が2mm以下となると蓋係止突起部12は本体天板8から外れにくくなり、また、その間隔が5mmを超えると蓋係止突起部12の押圧は低下する。
また、本体1に係止された蓋3の開放は、本体1を横位置に置いた状態で、蓋3の端部、即ち、蓋係止突起部12を上方に持ち上げることで可能となる。
本考案の一実施例は上述のごとき構成からなるものであるが、蓋係止突起部12と本体背板6とが接する面の少なくともどちらか一方の面にラバーや溝などの滑り止めを施し、接する面の摩擦係数を向上させてもよい。
1 本体
2 取っ手
3 蓋
4 底板
5 側板(右)
6 背板
7 側板(左)
8 天板
9 取っ手支持板
10 取っ手支持板係合ピン
11 係合ピン
12 蓋係止突起部
G 本体重心

Claims (3)

  1. 塵またはゴミを収納するための開口部を有する箱状の本体1、本体1を移動し操作するための取っ手2及び本体不使用時に本体1の開口部を塞ぐための蓋3からなる塵取りであって、当該蓋3の本体天板側端部に蓋係止突起部12を設けたことを特徴とする蓋付縦置型塵取り
  2. 請求項1の蓋付縦置型塵取りにおいて、取っ手2を蓋3のほぼ全体が本体に接するまで傾けたときに蓋3の本体天板側端部に設けた蓋係止突起部12が本体背板方向に落ち込む構成としたことを特徴とする蓋付縦置型塵取り
  3. 請求項2の蓋付縦置型塵取りにおいて、本体背板方向に落ち込んだ蓋係止突起部12と本体背板6との間に2〜5mmの隙間が構成されるようにしたことを特徴とする蓋付縦置型塵取り
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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