JP3222585B2 - 中間調二値データ発生回路 - Google Patents

中間調二値データ発生回路

Info

Publication number
JP3222585B2
JP3222585B2 JP30811792A JP30811792A JP3222585B2 JP 3222585 B2 JP3222585 B2 JP 3222585B2 JP 30811792 A JP30811792 A JP 30811792A JP 30811792 A JP30811792 A JP 30811792A JP 3222585 B2 JP3222585 B2 JP 3222585B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
circuit
pattern
correction
corrected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30811792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06141171A (ja
Inventor
逸朗 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP30811792A priority Critical patent/JP3222585B2/ja
Publication of JPH06141171A publication Critical patent/JPH06141171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3222585B2 publication Critical patent/JP3222585B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中間調二値データ発
生回路に関し、詳しくは、FAXや複写機等の画像デー
タ処理回路に用いられ、入力された画像の濃淡を空間的
な分布に置き換えることにより、疑似的に中間調が表示
できる二値化方式を具現する中間調二値データ発生回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】中間調二値データ発生回路の出願人の先
行技術としては特願平3−24288号(特開平5−6
3982号)、特願平3−24289号(特開平5−6
3983号)、そして特願平3−24290号(特開平
5−63984号)がある。図2は、これらの従来技術
として示した中間調二値データ発生回路の構成を説明す
るためのブロック図であり、この回路は、原画像1の対
象画素(*)の濃淡を読み取って濃度アナログ値Aを生
成する画像入力装置の具体例としてのイメージスキャナ
2と,A/D変換回路3,濃度変換回路4,補正値算出
回路5,比較回路6,誤差算出回路9,誤差メモリ1
0,係数行列11,テクスチャ抑止回路14を備えてい
る。
【0003】A/D変換回路3は、濃度アナログ値Aを
(n+1)ビットの濃度デジタル値Bに変換するもので
ある。ここで、nの値は通常6程度であり、高速処理を
要することから、回路3には並列比較形の回路構成が用
いられることが多い。濃度変換回路4は、人間のもつ対
数関数的特性の輝度に対する視覚感度に合わせて、いわ
ゆるγ補正を行う回路であり、濃度デジタル値Bを対数
変換して濃度デジタル値Cを生成するものである。
【0004】このときの変換が非線形であるために情報
量が半減し、濃度デジタル値Cは濃度デジタル値Bより
1ビット少ないnビットのデータとして生成される。こ
こでテクスチャ抑止回路14は、テクスチャ(二値化処
理により出力画像に現れることのある不所望な縞模様)
の発生を抑止するために、通常8×8サイズの行列形の
付加パターン13から順に取り出された付加量Rを、濃
度デジタル値Cに付加して、濃度デジタル値C’を生成
する。
【0005】補正値算出回路5は、先ず、既に二値化の
終了している画素に対する二値化誤差を記憶している誤
差メモリ10から、二値化しようとしている対象画素
(*)に対応する記憶セル(*)の周辺のm個の二値化
誤差からなる誤差局所行列Hを選出する。そして、予め
定められたm個の重み付け係数からなる係数行列Jと選
出された誤差局所行列Hとの積和により補正量Kを演算
し、この補正量Kで濃度デジタル値C’を補正して補正
された値Dを算出する。さらに、ここでもテクスチャ抑
止回路14は、テクスチャの発生を抑止するために、乱
数発生回路12が発生した乱数Rを、係数行列11に重
畳する。
【0006】比較回路6は、固定値8を閾値Fとして受
けており、補正された値Dと閾値Fとの大小を比較する
ことで二値化された値Eを生成するものである。この二
値化された値Eが出力画像7の対応する画素(*)の値
として出力される。誤差算出回路9は、二値化された値
Eと補正された値Dとの差を演算して二値化誤差を算出
し、誤差メモリ10の記憶セル(*)へ出力するもので
ある。
【0007】このような構成の中間調二値データ発生回
路にあっては、二値化しようとしている対象画素(*)
の濃度値を、既算出の二値化誤差を用いて補正してから
二値化し、さらに、補正された値Dと二値化された値E
とから二値化誤差Gを算出して後の処理に供するので、
原画像1の濃淡の情報が二値化誤差を介して空間的に伝
搬拡散される。その結果、出力画像7は、二値の画像で
ありながらも、原画像1の濃淡の情報を空間的分布に保
持しており、疑似的に中間調を表示することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように濃淡情報
を保持した二値の画像が出力されるので、多値の場合よ
り、その後のデータ処理における回路規模が小さくて済
み、コスト低減,装置の小形化等に適していることか
ら、この中間調二値データ発生回路はFAXや複写機等
に応用されつつある。特に、FAXに対しては通信量の
面からも適している。しかし、従来の構成の中間調二値
データ発生回路には、濃度変換回路4が行うγ補正によ
って情報量が半減するので、A/D変換回路で処理され
たデータ精度に対し、その後の二値化の回路でのデータ
精度が粗いという不整合がある。
【0009】単に1ビットの桁落ちとはいえ、このこと
は、回路構成上、IC化に不適で製造歩留りの悪いアナ
ログ処理回路つまりA/D変換回路の占める割合が必要
以上に大きくしかも高速になることを意味し、好ましく
ない。しかも、テクスチャを抑止するために、多くの処
理を要し、テクスチャ抑止回路は、大きくなりがちであ
る。それでも、テクスチャの抑止は十分とはいえない。
【0010】この発明の目的は、このような従来技術の
問題点を解決するためのものであって、デジタル回路で
の処理方式を改良して、データの精度を維持したまま二
値化することで回路構成上の精度の不整合を解決し、テ
クスチャが発生することなく、生産歩留りが高くて低価
格,高性能,装置小形化に貢献するIC化に適した中間
調二値データ発生回路を実現することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
のこの発明の中間調二値データ発生回路の構成は、従来
例として説明された構成の回路に対し、濃度変換回路が
除去されている。さらに、固定の係数行列のみを残し
て、テクスチャ抑止回路も除去されている。そして、新
たに補正限界値算出回路と閾値算出回路と補正値修正回
路と異なる構成のテクスチャ抑止回路とが設けられ、誤
差算出回路は、補正された値の代わりに修正された値を
受け、さらに、上限値と下限値が入力される。
【0012】補正限界値算出回路は、A/D変換回路か
らの濃度デジタル値を受け、この濃度デジタル値を指数
関数的に変換することで、上限値及び下限値を算出す
る。この上限値及び下限値は、補正値算出回路により算
出される補正された値が採る許容される限界値を、γ補
正の特性に対応させて定める。閾値算出回路は、上限値
と下限値とが入力され、これらに線形の演算を施すこと
で動的に閾値を算出する。
【0013】テクスチャ抑止回路は、誤差メモリに記憶
されたパターン又は既に二値化済みのパターンから対象
画素の周辺のパターンを抽出し、このパターンからテク
スチャの発生を予測して、その発生を未然に抑止する閾
値補正量を出力する。具体的には、前記パターンに対応
したパターン対応補正量を出力するパターン対応補正回
路と、前記パターンを受けて前記パターンが特定のパタ
ーンに対応していることを検出して検出信号を出力する
特定パターン検出回路と、前記検出信号の出力ごとに補
正値を出力しその補正値が前記検出信号の複数の出力に
亙って見ると周期的に変化する周期的補正量を出力する
周期的補正回路と、前記検出信号が出力されていないと
きには前記パターン対応補正量を閾値補正量として出力
し前記検出信号が出力されているときには前記周期的補
正量を前記閾値補正量として出力するセレクタと、を具
備して閾値補正量を生成する。この閾値補正量が加えら
れて、前記の閾値が補正され、その値が補正された閾値
として比較回路へ出力される。
【0014】補正値修正回路は、補正された値と上限値
と下限値とが入力され、補正された値が上限値以上の場
合は上限値に、補正された値が下限値以下の場合は下限
値に、補正された値を修正し、この修正された値を比較
回路へ出力する。比較回路は、この値と前記補正された
閾値とを比較して二値化して出力する。さらに、誤差算
出回路は、修正された値と上限値との差、または、修正
された値と下限値との差どちらか一方を、二値化された
値に応じて二値化誤差とし、これを誤差メモリに出力す
る。
【0015】
【作用】以上のような構成の中間調二値データ発生回路
にあっては、二値化しようとしている対象画素の濃度値
を、γ補正せずに、つまり情報量を減ずることなく、既
算出の二値化誤差を用いて補正する。さらに、補正され
た値を上限値及び下限値を用いて修正する。そして、上
限値と下限値とから算出される閾値に対して、この修正
された値が、比較されて二値化される。このとき、上限
値,下限値及びそれに従う閾値は、対象画素の濃度値に
対しほぼ指数関数形の値を採るので、二値化された値は
γ補正されたものと同等の結果となる。しかも、γ補正
をしないので、A/D変換情報に対して情報の欠落する
ことがない。
【0016】さらに、原画像の濃淡の情報を空間的に伝
搬拡散させるための二値化誤差の値にもγ補正と同等の
効果を与えるために、修正された値と上限値との差、ま
たは、修正された値と下限値との差が算出されて、誤差
メモリに記憶される。このように、上限値,下限値を用
いることで、γ補正と同等の効果を維持しながら、処理
の最後まで、情報量を減ずることがなくて済む。
【0017】その結果、A/D変換回路で処理されたデ
ータ精度と、その後の二値化の回路でのデータ精度とが
一致し、回路構成上の整合がとれるので、同一規模の回
路で、より原画像に忠実で滑らかな中間調の出力画像を
生成することができる。そのうえ、テクスチャ発生の抑
止について、固定的な処理でも十分な大抵の場合は、パ
ターンに対応したパターン毎の所定値のパターン対応補
正量が閾値補正量とされる。そして、それでは十分では
ない特定パターンの場合には、パターンに依存しない周
期的補正量が閾値補正量とされる。この閾値補正量によ
って閾値が動的に算出されることにより、比較的小さな
規模のテクスチャ抑止回路でも、テクスチャの発生を効
果的に抑止することができる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、図面を
参照して詳細に説明する。図1はこの発明の中間調二値
データ発生回路の一実施例のブロック図であり、従来例
の図2と同一の構成,同様の構成は同一の符号で示し、
その説明を割愛する。濃度変換回路4が削除されて、従
来より1ビット粗い精度のA/D変換回路103は、濃
度アナログ値Aをnビットの濃度デジタル値B’に変換
する。濃度デジタル値Cの代わりに、この値B’が補正
値算出回路5によって受け取られ、補正された値Dが算
出される。
【0019】補正限界値算出回路105は、A/D変換
回路103からの濃度データB’を受け、この濃度デー
タB’を指数関数的に変換することで上限値YU ,下限
値YL を発生する。この上下限値YU ,YL は、γ補正
を施した濃度データ(図2のC)に基づいて補正値算出
回路5により算出されるであろう補正値(図2のD)に
ついてその周辺の濃度との関係において前記の補正値
(図2のD)が採りうる上限値及び下限値あるいはそれ
が採りうる許容値の範囲が、γ補正を施こす前の濃度デ
ータB’についての限界値として定められたものであ
る。そこで、この上下限値YU ,YL は、それぞれある
濃度についてのγ補正なしの補正値Dに対して、あたか
もγ補正を行ったかの如き特性の限界値に対応してい
る。
【0020】具体的には2n×nビットのメモリ(RO
M又はPROM,EPROM,EEPROM,レジス
タ)を主体として構成され、対象画素(*)の濃度デジ
タル値B’から上限値YU ,下限値YL (上下限値YU
,YL )を算出する。このように、メモリで構成され
ているので、IC化に適しており、実験結果に基づいて
後から関数形を微調することも容易である。閾値算出回
路108は、上下限値YU ,YL を受けこれに応じて閾
値Fを動的に算出する。具体的には、加算器を主体に構
成され、(上限値+下限値)/2等の線形演算を行うも
のである。なお、前記の演算結果に、さらに、定数を付
加することもある。
【0021】テクスチャ抑止回路114は、誤差メモリ
に記憶されたパターンTあるいは既に二値化済みのパタ
ーンSから対象画素(*)の周辺のパターンを抽出し、
経験的・実験的な事実に基づいてこのパターンからテク
スチャの発生を予測し、その発生を未然に抑止するため
の閾値補正量Zを出力する。閾値補正量Zは1〜2ビッ
ト程度の小さい値でよく、しかも、対象画素(*)の周
辺のパターンも符号ビットのみを集めた数〜十数ビット
程度でよいので、これ用のパターン抽出回路は、ROM
だけでも済む程度の、簡易な構成の回路である。
【0022】具体的には、テクスチャ抑止回路114
は、ROMデコーダからなりパターンS(又はT)に対
応したパターン対応補正量Z1を出力するパターン対応
補正回路114aと、やはりROMデコーダからなりパ
ターンSが特定のパターンに対応していることを検出し
て検出信号Z3を出力する特定パターン検出回路114
cと、検出信号Z3が出力されているときに動作して検
出信号Z3の出力ごとに周期的補正量Z2を出力し検出
信号Z3の出力ごとにこの周期的補正量Z2の値が変化
しこの周期的補正量Z2の変化を検出信号Z3の複数の
出力に亙って見ると周期的に変化する周期的補正量Z2
を出力する周期的補正回路114bと、パターン対応補
正量Z1と周期的補正量Z2の何れか一方を検出信号Z
3に応じて選択しこれを閾値補正量Zとして出力するセ
レクタ114dと、を具備して成る回路である。
【0023】パターンSが通常のパターンのときには、
固定的な処理で十分であり、この場合は検出信号Z3が
出力されない。そこで、パターンSに対応してデコード
された値すなわちパターン対応補正量Z1がセレクタ1
14dにより選択されて閾値補正量Zとされる。パター
ンSが特定のパターンのときには、検出信号Z3が検出
されて出力される。そして、この場合には、パターン対
応の固定的な処理では十分でないことから、他の手段が
選択される。すなわち、パターンSに依存しない周期的
補正量Z2がセレクタ114dにより選択されて閾値補
正量Zとされる。これは、固定的なパターン対応処理で
は不十分な特定パターンに対しても効果的である、
【0024】この閾値補正量Zが加えられて、閾値Fが
補正され、その値が補正された閾値F’として比較回路
6へ出力される。このように閾値が動的に算出される。
これにより、テクスチャの発生を誘発しやすいパターン
に対して、広範に亙って効果的に作用して、テクスチャ
の発生を抑止することができる。しかも、そのテクスチ
ャ抑止回路の回路規模は、比較的小さなもので済む。さ
らに、この閾値補正量Zの平均値に非零の成分を持たせ
ることで、全体の画像の濃度レベル調整機能を、このテ
クスチャ抑止回路114に兼務させて、全体の回路サイ
ズをさらに縮小することも可能である。
【0025】補正値修正回路106は、比較器とセレク
タを主体に構成され、補正された値Dを上下限値YU ,
YL の範囲以内に修正する。さらに、誤差算出回路10
9は、誤差算出回路9にセレクタ等が付加されて、減算
器(又は加算器)とセレクタを主体に構成され、修正さ
れた値D’と上限値YU との差、及び、修正された値
D’と下限値YL との差を演算し、これらの差が比較さ
れ、その結果に応じて正しい方の一方が選択された二値
化誤差Gを、誤差メモリ10へ出力する。
【0026】その後、補正値算出回路5が誤差メモリ1
0に記憶された値を用いて後の画素の値を補正すること
で、濃淡の情報が空間的に伝搬拡散され、疑似中間調が
表示されるという原理は従来と同様である。なお、この
実施例では、製造歩留りが悪く調整も困難なアナログ回
路を有するA/D変換回路のビット幅を(n+1)から
nに1ビット減らし、IC化したときに製造容易なデジ
タル回路のビット幅nを維持することで、回路構成上の
整合性が達成された利点を、回路に具現化している。
【0027】具体的に示すと、1ビット精度を粗くでき
るのでnを通常の6として、このA/D変換回路が、並
列比較形であれば、64組の誤差1パーセント未満の高
精密抵抗と比較器が不要となる。逐次比較形であれば、
半分の精度の濃度アナログ値を、半分の速度でゆっくり
変換すればよいので、回路設計が容易になり、製造歩留
りが上がりコスト的にも有利になる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明にあって
は、γ補正をせずにデータの精度を維持したままで、動
的に算出される閾値と上限値,下限値に応じて二値化す
る回路を設けることにより、製造歩留りが高くて低価
格,テクスチャが発生しなくて高性能,装置小形化に貢
献する中間調二値データ発生回路を1チップICとして
提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の中間調二値データ発生回路の一実施
例のブロック図である。
【図2】従来の中間調二値データ発生回路の構成の一例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…原画像、2…イメージスキャナ、3…A/D変換回
路、4…濃度変換回路、5…補正値算出回路、6…比較
回路、7…出力画像、8…固定値、9…誤差算出回路、
10…誤差メモリ、11…係数行列、12…乱数発生回
路、13…付加パターン、14…テクスチャ抑止回路、
103…A/D変換回路、105…補正限界値算出回
路、106…補正値修正回路、108…閾値算出回路、
109…誤差算出回路、114…テクスチャ抑止回路、
114a…パターン対応補正回路、114b…周期的補
正回路、114c…特定パターン検出回路、114d…
セレクタ、A…濃度アナログ値、B…濃度デジタル値、
C…濃度デジタル値、C’…濃度デジタル値、D…補正
された値、E…二値化された値、F…閾値、G…二値化
誤差、H…誤差局所行列、J…係数行列、K…補正量、
Q…付加量、R…乱数、B’…濃度デジタル値、D’…
修正された値、F’…補正された閾値、YU …上限値、
YL …下限値、Z…閾値補正量、Z1…パターン対応補
正量、Z2…周期的補正量、Z3…検出信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像の濃淡を読み取った値を入力してデジ
    タル値に変換し、誤差メモリに記憶されている既算出の
    二値化誤差に係数を乗じた値で前記デジタル値を補正
    し、この補正された値を閾値と比較し二値化して出力す
    るとともに、この二値化された値と前記補正された値と
    から二値化誤差を算出して前記誤差メモリに記憶する中
    間調二値データ発生回路において、 前記補正された値が採りうる上限値及び下限値を前記デ
    ジタル値に従いγ補正の特性に対応させて算出する補正
    限界値算出回路と、これらの上限値と下限値から前記閾
    値を動的に算出する閾値算出回路と、前記誤差メモリに
    記憶されたパターン(又は既に二値化済みのパターン)
    を受けてこのパターンに対応したパターン対応補正量を
    出力するパターン対応補正回路と、前記パターンを受け
    て前記パターンが特定のパターンに対応していることを
    検出して検出信号を出力する特定パターン検出回路と、
    前記検出信号の出力ごとに補正値を出力しその補正値が
    周期的に変化する周期的補正量を出力する周期的補正回
    路と、前記検出信号が出力されていないときには前記パ
    ターン対応補正量を閾値補正量として出力し前記検出信
    号が出力されているときには前記周期的補正量を前記閾
    値補正量として出力するセレクタと、前記補正された値
    を前記上限値と下限値の範囲以内の値に修正する補正値
    修正回路と、を備え、この修正された値を、前記閾値が
    前記閾値補正量により補正された閾値と、比較し二値化
    して出力し、この二値化された値に応じて、前記修正さ
    れた値と前記上限値との差、または、前記修正された値
    と前記下限値との差どちらか一方を二値化誤差として前
    記誤差メモリに記憶することを特徴とする中間調二値デ
    ータ発生回路。
JP30811792A 1992-10-22 1992-10-22 中間調二値データ発生回路 Expired - Fee Related JP3222585B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30811792A JP3222585B2 (ja) 1992-10-22 1992-10-22 中間調二値データ発生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30811792A JP3222585B2 (ja) 1992-10-22 1992-10-22 中間調二値データ発生回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06141171A JPH06141171A (ja) 1994-05-20
JP3222585B2 true JP3222585B2 (ja) 2001-10-29

Family

ID=17977084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30811792A Expired - Fee Related JP3222585B2 (ja) 1992-10-22 1992-10-22 中間調二値データ発生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3222585B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3769922B2 (ja) 1998-01-23 2006-04-26 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06141171A (ja) 1994-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4217657B2 (ja) 画像処理方法、プログラム、記憶媒体及び装置
JPH04119763A (ja) 画像処理装置
KR950006440B1 (ko) 중간조(half-tone) 화상처리장치
JP3171993B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JP3222585B2 (ja) 中間調二値データ発生回路
JP3207012B2 (ja) 画像処理装置
JPH0563984A (ja) 中間調二値データ発生回路
JPH05183737A (ja) 画像処理装置
JPH0698157A (ja) 中間調画像形成装置
JPH0563983A (ja) 中間調二値データ発生回路
US20030021473A1 (en) Fast gamma correction method for image reading apparatus
JPH0563982A (ja) 疑似中間調処理回路
JP2703911B2 (ja) 画像処理装置
JP2860039B2 (ja) 擬似中間調画像縮小装置
JP3225099B2 (ja) 画像処理装置
JP2702593B2 (ja) 孤立点除去装置
JP2851661B2 (ja) 画像処理装置
JP3203780B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JPH05236278A (ja) 疑似中間調処理回路及びこれを用いた画像処理装置
KR0150164B1 (ko) 화상 처리장치에 있어서 오차 확산 방법에 의한 양자화 방법 및 장치
JPH08307678A (ja) 画像処理装置
JPH09107472A (ja) 画像データ変換方法及び画像データ変換装置
JPH0662280A (ja) 偽輪郭補正回路
JP3179823B2 (ja) 画像処理装置
JPH0329466A (ja) ファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees