JP3221554U - 高麗人参粉末配合緑茶入りティーバッグ - Google Patents

高麗人参粉末配合緑茶入りティーバッグ Download PDF

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Abstract

【課題】高麗人参のもつ薬効と、緑茶のもつ薬効をともに発揮させると同時に、高麗人参の苦みを弱め、緑茶の渋みと旨味も兼ね備えた高麗人参粉末配合緑茶入りティーバッグを提供する。【解決手段】緑茶に粉末状高麗人参を重量比5〜30%配合した高麗人参粉末配合緑茶を偏平袋状ティーバッグ10に封入した。緑茶として茶、ほうじ茶、玄米茶の何れかを使用した。【選択図】図1

Description

本考案は高麗人参粉末を配合した緑茶、及びその緑茶を封入した三角錐形状ティーバッグに関する。ここで高麗人参とはオタネニンジンの和名をもつウコギ科の多年草で、朝鮮人参とも呼ばれるものを指す。
緑茶は茶の木から摘み取った茶葉を加熱処理して発酵させることなく、そのまま加工して作られた緑色の茶である。茶の木の栽培方法の違い、摘み取った後の加工処理の仕方の違いにより各種緑茶が製造されている。茶葉にはカテキンという渋味成分が多く含まれていて、この渋みのあるお茶が日本人に好まれる。カテキン以外にカフェイン、ビタミンC、各種ミネラル等、種々の効能を有する成分が含まれている。
一方、朝鮮半島、中国で多く栽培される植物に朝鮮人参とも呼ばれる高麗人参がある。高麗人参は日本では漢方薬として知られ、古来より不老長寿、万病の薬として珍重され飲用や料理に利用されてきた。漢方薬として知られる高麗人参は薬効が強いが、高麗人参を使用した茶は癖があり苦くて美味しくない。解決策として高麗人参を緑茶に混ぜ、高麗人参の苦みを弱め、緑茶の薬効成分も同時に飲用できる緑茶とする提案がされている。
例えば、特許文献1には濾過紙袋内に溶解性の顆粒状高麗人参茶と、玄米茶、ほうじ茶、緑茶、紅茶等の異種の茶をティーバッグに分離して詰めたパック入り茶が提案されている。しかし、この文献では高麗人参茶を緑茶、玄米茶等と一緒にパックに詰め合わせると書いてあるのみで、どのような比率で詰め合わせるか書かれていない。その効能が色々書かれているが、例えば高麗人参茶の割合を重量比0.1%としたのではそれら効能が発揮される筈はない。反対に高麗人参茶が重量比99%、緑茶が重量比1%では緑茶の効果、効能は発揮されないと思われる。従って発明内容が極めて曖昧、不明確である。
実開昭和60−10476号公報
本考案は、従来技術のこうした問題点を解決するためになされたもので、その課題は、高麗人参を粉末にして緑茶に最適な割合で配合することにより、高麗人参のもつ薬効と、緑茶のもつ薬効をともに発揮させると同時に、高麗人参の苦みを弱め、緑茶の渋みと旨味も兼ね備えた高麗人参粉末配合緑茶、及び、それを封入したティーバッグを提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、緑茶に粉末状高麗人参を重量比5〜30%配合した高麗人参粉末配合緑茶である。
このように高麗人参の粉末と緑茶がブレンドしてあれば、お湯に浸すと両者の薬効成分が湯に溶けだして両者の薬効を一度に享受できる利点がある。高麗人参のみの茶は苦みがあって飲みにくいものであるが緑茶とブレンドすることにより苦みが緩和され、それぞれの緑茶の香り、渋み、旨味も残るため全体として飲みやすいお茶飲料となる利点がある。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の緑茶は煎茶、ほうじ茶、玄米茶の何れかであることを特徴とする高麗人参粉末配合緑茶である。
このような構成の茶は、請求項1に記載の茶と同様の効果を奏する。
請求項3に記載の考案は、請求項1または2に記載の高麗人参粉末配合緑茶を三角錐形状ティーバッグに封入した高麗人参粉末配合緑茶入りティーバッグである。
三角錐形状ティーバッグはお茶と湯との接触面積が広くなるため薬効成分の抽出性が良くなる利点がある。お湯を注ぐだけで薬効成分が抽出されて簡単に飲むことができ、残った茶葉の処理も容易である。
高麗人参粉末配合緑茶を詰めた三角錐形状ティーバッグ10の外観である。 高麗人参粉末配合緑茶を詰めた一般的形状のティーバッグ11である。
以下、本考案に係る高麗人参粉末配合緑茶、及び、それを封入したティーバッグの一実施形態について図面を参照して説明する。本考案の高麗人参粉末配合緑茶の原料としては、高麗人参と緑茶を使用する。高麗人参はオタネニンジンの和名をもつウコギ科の多年草で、日本では朝鮮人参とも呼ばれる。朝鮮半島、中国で多く栽培されるが日本でも一部で栽培されている。高麗人参は日本の正倉院の宝物に見られるように古くから不老長寿、万病の薬として知られ、漢方では最高位を占めた薬草である。薬用部位は根に含まれるジンセノサイドというサポニンの一種であり、糖尿病、動脈硬化、滋養強壮等に効能があるとして古くから服用されてきた。
本考案では、この高麗人参の根を粉末にしたものを一方の原料として使用する。根の皮を剥ぎ、根を太陽熱又は熱風で乾燥させたものは白参、皮を剥がさずに蒸気で蒸した後に紅色になるまで乾燥させたものは紅参と呼ばれる。高麗人参の根の皮部分には有用成分ジンセノサイドが多く含まれているので、本願の茶の原料には皮を剥がさずに乾燥させた紅参が好ましい。粉末化は乾燥させた紅参を粉砕機を使用して機械的に細かく粉砕する方法で行なう。粉砕機としてはクラッシャー、ミル、ブレンダー、石臼等を使用する。
もう一方の原料である緑茶は、茶の木から摘み取った若葉を蒸して発酵を妨げ、焙炉と呼ばれる炉を使用して下から弱く加熱しながら手もみして乾燥させた茶である。摘みたての茶葉を発酵させずにそのまま加工するので茶葉は緑色のままである。緑茶は日本では摘み取った直後に発酵を止める不発酵茶である日本茶全般を指す。種類は多く、煎茶、抹茶、番茶、玉露、かぶせ茶、番茶を炒ったほうじ茶、玄米を混ぜた玄米茶などがある。茶の木の栽培方法の違い、摘み取った後の処理方法の違いで味わいに違いに差が生じてこのような多種類に別れる。茶葉に日光が当たると葉の中で光合成が生ずる。光合成が行われると渋み成分のカテキンが増加し、逆に遮光して光合成を抑えるとカテキンの増加は抑えられて旨み成分であるテアニンの含有比率が高まる。このことから日光の当て具合の調節で求める渋み、旨味を調整することができる。日本人には渋みのあるお茶を好む人が多い。
本考案の高麗人参粉末配合緑茶は、このような高麗人参の粉末と緑茶をブレンドしたものである。緑茶は粉末よりも粒の大きい粒状に粉砕したものを使用する。配合割合は高麗人参粉末を重量比で3〜30%、好ましくは5〜30%、残りを緑茶とする。このブレンドしたお茶に湯を注ぐか、このお茶を湯に浸して高麗人参と緑茶の薬効成分を湯の中に抽出して飲料とする。
このような高麗人参と緑茶の成分を湯の中に抽出して飲料とするには、この配合緑茶をティーバックに封入したものを使用するのが便利である。図1は、この高麗人参粉末配合緑茶を封入したティーバックの一例の外観である。ティーバッグとして三角錐形状ティーバッグ10を使用している。ティーバッグの材料としては合成繊維や綿の布ないし不織布を使用する。図2に示すような一般的な形状のティーバッグ11に封入してもよいが、三角錐形状ティーバッグの方がお茶と湯との接触面積が広くなるため成分の抽出性が良い利点がある。茶漉を使用する方法では、高麗人参粉末が茶漉の目を通過して湯の中に移行してしまうので好ましくない。高麗人参粉末の粒子の大きさは、ティーバックを通過しないサイズにしておく。
原料の緑茶としては、種々ある種類の中では煎茶、ほうじ茶、玄米茶が好ましい。煎茶は日本では最も生産量の多い緑茶である。露天茶園で沢山の日光を浴びて作られるため渋み成分であるカテキンを多く含むが旨味成分であるテアニンも含む。ほうじ茶は煎茶や番茶の茶葉を強火で焙じて作られるお茶である。茶葉は濃い茶色で香ばしさと渋みがある。カフェインやタンニンが少ないので子供にも向く。玄米茶は番茶を強火で加熱したものと、蒸してから炒って狐色になった玄米を爆ぜてポップコーン状になった玄米をほぼ同量ずつ混ぜたものである。ほうじ茶、玄米茶は緑色ではないが、出発原料は緑色の茶葉であることから日本では緑茶の仲間とされている。
以上説明した高麗人参粉末配合緑茶は、高麗人参の粉末と緑茶がブレンドしてあるため、湯に浸すと両者の薬効成分が湯に溶けだして両者の薬効を一度に享受できる利点がある。味については、高麗人参のみの茶は苦みがあって飲みにくいものであるが緑茶とブレンドすることにより苦みが緩和される。それぞれの緑茶の香り、渋み、旨味も残るため全体として飲みやすいお茶飲料となる利点がある。
図面中、10は三角錐形状ティーバッグ、11は一般的なティーバッグを示す。
前記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、緑茶に粉末状高麗人参を重量比5〜30%配合した高麗人参粉末配合緑茶を偏平袋状ティーバッグに封入した高麗人参粉末配合緑茶入りティーバッグである。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の緑茶は煎茶、ほうじ茶、玄米茶の何れかであることを特徴とする高麗人参粉末配合緑茶入りティーバッグである。
請求項3に記載の考案は、請求項1または2に記載の高麗人参粉末配合緑茶入りティーバッグにおいて、前記偏平袋状ティーバッグに代えて、三角錐形状ティーバッグを使用したことを特徴とするとする高麗人参粉末配合緑茶入りティーバッグである。
このような高麗人参と緑茶の成分を湯の中に抽出して飲料とするには、この配合緑茶をティーバックに封入したものを使用するのが便利である。図1は、この高麗人参粉末配合緑茶を封入したティーバックの一例の外観である。ティーバッグとして三角錐形状ティーバッグ10を使用している。ティーバッグの材料としては合成繊維や綿の布ないし不織布を使用する。図2に示すような一般的な偏平袋状ティーバッグ11に封入してもよいが、三角錐形状ティーバッグの方がお茶と湯との接触面積が広くなるため成分の抽出性が良い利点がある。茶漉を使用する方法では、高麗人参粉末が茶漉の目を通過して湯の中に移行してしまうので好ましくない。高麗人参粉末の粒子の大きさは、ティーバックを通過しないサイズにしておく。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の高麗人参粉末配合緑茶入りティーバッグにおいて、前記緑茶として茶、ほうじ茶、玄米茶の何れかを使用したことを特徴とするとする高麗人参粉末配合緑茶入りティーバッグである。

Claims (3)

  1. 緑茶に粉末状高麗人参を重量比5〜30%配合した高麗人参粉末配合緑茶。
  2. 請求項1に記載の緑茶は、煎茶、ほうじ茶、玄米茶の何れかであることを特徴とする高麗人参粉末配合緑茶。
  3. 請求項1または2に記載の高麗人参粉末配合緑茶を三角錐形状ティーバッグに封入した高麗人参粉末配合緑茶入りティーバッグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114287489A (zh) * 2022-01-24 2022-04-08 王可为 灵芝茶

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