JP3221288B2 - ファンコイルユニット - Google Patents

ファンコイルユニット

Info

Publication number
JP3221288B2
JP3221288B2 JP17887195A JP17887195A JP3221288B2 JP 3221288 B2 JP3221288 B2 JP 3221288B2 JP 17887195 A JP17887195 A JP 17887195A JP 17887195 A JP17887195 A JP 17887195A JP 3221288 B2 JP3221288 B2 JP 3221288B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil unit
fan coil
air
main body
unit main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17887195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0926168A (ja
Inventor
尚志 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP17887195A priority Critical patent/JP3221288B2/ja
Publication of JPH0926168A publication Critical patent/JPH0926168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3221288B2 publication Critical patent/JP3221288B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0043Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements
    • F24F1/005Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements mounted on the floor; standing on the floor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓や外壁が設けら
れる、室内外周部の近傍いわゆるペリメータゾーンに設
けられる空調設備としてのファンコイルユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、室内空調において、窓や外壁が設
けられる室内外周部の近傍、いわゆるペリメータゾーン
では外部環境からの伝熱負荷の影響を受けやすいため、
かかるゾーンでの冷暖房熱負荷の処理が重要となる。す
なわち、ペリメータゾーンでは、夏期にあっては、窓等
から入射する日光による温度上昇が著しく、冬期にあっ
ては、窓・外壁等によって冷却された空気が下降流とな
って室内居住域へ流入するいわゆるコールドドラフトが
発生するため、これらに対応させた空調設備が要求され
る。
【0003】そして、従来、かかるペリメータゾーンの
冷暖房熱負荷を処理する手段としては、ファンコイルユ
ニットを設置する方式と、ペリメータゾーンの天井に空
調手段を配設する方式がある。
【0004】前者のファンコイルユニットを設置する方
式は、窓が一重ガラスである場合など断熱処理が比較的
十分に行われていない建物で採用されるもので、図3
(a)に示すように、ペリメータゾーン60の窓51下
方の床61上にファンコイルユニット64を配設するも
のである。
【0005】このファンコイルユニット64はいわゆる
床置式と呼ばれるもので、同図(b)に示すように、フ
ァンコイルユニット本体52の下部に吸込口56を有
し、本体52の上面には吹出口57を有するとともに、
本体52の内部には、送風機53、冷温水コイル54、
フィルタ55等を備えるものである。そして、このファ
ンコイルユニット64は、送風機53によって、床61
近傍の空気を吸込口56からフィルタ55で除塵しつ
つ、ファンコイルユニット本体52内に吸引し、これを
冷温水コイル54で冷却もしくは加熱して、吹出口57
から上方に向けて放出するものである。
【0006】この方式では、当該ペリメータゾーン60
に生じる、夏期・冬期の伝熱負荷や、冬期のコールドド
ラフトを、吹出口57から放出される調和空気によって
冷却又は加熱することができ、設置が容易でしかも安価
であるという利点がある。
【0007】一方、後者の天井に空調手段を配設する方
式としては、図3(c)に示すように、例えば窓51を
二枚のガラス戸51a,51bとからなる二重構造と
し、これらのガラス戸51a,51b間の空間Sに連通
する排気ダクト62を天井63の上方に配設するいわゆ
るダブルスキンレターン方式がある。この方式によれ
ば、空間S内の空気を室外に強制的に排気することによ
り、当該ペリメータゾーン60に生じる、夏期・冬期の
伝熱負荷や冬期のコールドドラフトに対応することがで
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たファンコイルユニット64を床置きする方式は、窓5
1等で生じる伝熱負荷やコールドドラフト等を、ファン
コイルユニット64から吹き出す冷温風を当てることに
より処理するものであるため、伝熱負荷やコールドドラ
フト等による好ましくない暖気又は冷気が、ファンコイ
ルユニット64からの冷温風との間で完全に熱交換がさ
れることなく、居住域65内に流入することがある。そ
のため、居住域65内において局所的に温度差が生じ、
空気が室内全体に亘って均一に調和されないという問題
があった。
【0009】さらには、この方式によれば、居住域65
ではOA機器等の発熱のため冷房が必要だが、ペリメー
タゾーン60では暖房が必要な時期にファンコイルユニ
ット64から吹き出す温風が完全に熱交換されることな
く居住域65に達しやすく、これにより、ペリメータゾ
ーン60と居住域65との間で空調の混合ロスを生じる
という問題がある。
【0010】一方、天井に空調設備を配設する手段で
は、窓51を二重構造とし、天井63にダクト62を配
設しなければならないなど設備費が嵩むという問題があ
る。殊に、天井63の窓51側には、梁等の構造部材が
配設されることが多いため、これがダクト62の配設の
障害となり、その配設工事が煩雑なものとなる惧れがあ
った。
【0011】本願発明は、かかる問題を解決すべくなさ
れたものであり、特別に工事を要することなく、簡単な
構成で安価に室内外周部いわゆるペリメータゾーンにお
ける伝熱負荷やコールドドラフトを有効に処理できるフ
ァンコイルユニットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明のファンコイルユニットは、外壁や窓等が設
けられる、室内外周部の近傍に設置されるファンコイル
ユニットであって、外周部下部に設けられるファンコイ
ルユニット本体と、このファンコイルユニット本体上面
の、外周部側に配設される吸込口と、ファンコイルユニ
ット本体上面の、吸込口よりも室内側に配設される吹出
口と、ファンコイルユニット本体内に配設され吸込口と
吹出口とを連通させる通風路と、この通風路の中途に設
けられる冷温水コイル及び送風手段と、前記通風路の中
途に設けられて、前記送風手段を該通風路に対して適宜
接続及び切離しする切替手段とから構成されるものであ
る(請求項1)。
【0013】また、外壁や窓等が設けられる、室内外周
部の近傍に設置されるファンコイルユニットであって、
前記外周部下部に設けられるファンコイルユニット本体
と、このファンコイルユニット本体上面の、前記外周部
側に配設される吸込口と、前記ファンコイルユニット本
体上面の、前記吸込口よりも室内側に配設される吹出口
と、前記ファンコイルユニット本体内に配設され前記吸
込口と前記吹出口とを連通させる通風路と、この通風路
の中途に設けられる冷温水コイル及び送風手段と、前記
ファンコイルユニット本体上方に垂下され、該ファンコ
イルユニット本体上方の空間を前記吸込口側と前記吹出
口側とに隔成する遮蔽部材とから構成されるものである
(請求項2)。
【0014】さらに、前記ファンコイルユニットでは、
ファンコイルユニット本体上方に垂下され、ファンコイ
ルユニット本体上方の空間を吸込口側と吹出口側とに隔
成する遮蔽部材を設けることもできる(請求項3)。
【0015】以上の構成による請求項1記載の発明のフ
ァンコイルユニットによれば、窓や外壁等が設けられる
建物の外周部近傍の空気を送風手段により吸込口から吸
引し、冷温水コイルによって冷却若しくは加熱した後、
吹出口から上方へ向けて放出する。吸込口はファンコイ
ルユニット本体上面の外周部側に配設されているため、
外周部近傍の空気を直接吸引することができ、当該空気
が調和される前に居住域に流入することがない。
【0016】また、吹出口はファンコイルユニット本体
上面の、吸込口よりも室内側に配設されているため、こ
れより放出される調和空気によって、外周部近傍の空気
を冷却または加熱することができるとともに、かかる外
周部近傍の空気が居住域へ流入するのをより確実に防止
することができる。
【0017】さらに、本発明のファンコイルユニットで
は、冬期において生じるコールドドラフト等の冷気を冷
温水コイルにより加熱するため、吹出口から出てくる空
気の温度は従来のファンコイルユニットの吹出空気温に
比べて、より室温に近く、その結果、居住域との間での
空調の混合ロスを生じにくい。
【0018】また、本発明のファンコイルユニットで
は、通風路の中途に切替手段を設け、これにより送風手
段を通風路に対して適宜接続及び切離しすれば、空気の
自然な対流を利用して、空気の吸引及び調和空気の放出
を行うことができ、送風手段の負荷を軽減することがで
きる。
【0019】すなわち、例えば冬期において生じるコー
ルドドラフト等の冷気は、自ら下降する性質を有してい
るとともに、冷温水コイルにより加熱された後は上昇気
流となるため、送風手段によって強制的に吸引・放出を
行わなくても調和空気を居住域に供給することができ
る。よって、このような場合には、送風手段を停止させ
ることができ運転コストの低減を図ることができる。
【0020】また、請求項2および3記載の発明のファ
ンコイルユニットでは、ファンコイルユニット本体上方
に垂下され、ファンコイルユニット本体上方の空間を吸
込口側と吹出口側に隔成する遮蔽部材を設ければ、調和
される前の空気と、調和された後の空気とを隔絶するこ
ととができ、調和される前の空気が居住域へ流入するの
を確実に防止することができる。また、この場合には、
吸込口側の空気を遮蔽部材によって閉じこめることがで
きるため、吸込口からの空気の吸い込みをより確実なも
のとすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のファンコイルユニ
ットの好適な実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本実施形態に係るファンコイルユニッ
ト10を建物1の外周部近傍であるペリメータゾーン2
に設置した状況を示すものである。
【0022】かかるペリメータゾーン2は、窓4や外壁
5が設けられ、夏期にあっては、日光による温度上昇が
著しく、冬期にあっては、窓・外壁等によって冷却され
た空気が下降流となって室内居住域6へ流入するいわゆ
るコールドドラフトが発生する。
【0023】前記ファンコイルユニット10は、窓4の
下部に設けられるファンコイルユニット本体11と、こ
のファンコイルユニット本体11上面の、窓4側に配設
される吸込口12と、ファンコイルユニット本体11上
面の、吸込口12よりも室内居住域6側に配設される吹
出口13と、ファンコイルユニット本体11内に配設さ
れ吸込口12と吹出口13とを連通させる通風路14
と、通風路14の中途に設けられる冷温水コイル15及
び送風手段16とから構成されるものである。
【0024】なお、本実施形態では、通風路14の中途
には、送風手段16を通風路14に対して適宜接続及び
切離しする切替手段17が備えられているとともに、フ
ァンコイルユニット本体11上方には、遮蔽部材18が
配設されている。
【0025】ファンコイルユニット本体11は、長方形
状の箱形の枠体であり、その前面又は上面には冷温水コ
イル15や送風手段16、切替手段17等を制御するた
めの操作パネル(図示せず)等が配設されている。そし
て、このファンコイルユニット本体11の内部には、フ
ァンコイルユニット本体11の底部11bから所定間隔
を開けて、且つ外壁5に平行となるように仕切板10a
が配設されている。これによって、ファンコイルユニッ
ト本体11の内部が外壁5側と室内居住域6側とに隔成
されるとともに、吸込口12から底面11bを経て吹出
口13に到るU字形状の通風路14が形成されている。
【0026】吸込口12及び吹出口13は、ファンコイ
ルユニット本体11の上面に平行となるように配設さ
れ、それぞれにフィン12a、13aを備えている。こ
のフィン12a、13aの角度及び開度を調整すること
により、吸引・放出する空気の量及び方向を調節するこ
とができる。
【0027】前記通風路14は、前述したように、前記
仕切板10aによってU字形に形成されたもので、その
外壁5側が往路14aとして吸込口12に連通してお
り、一方の居住域6側を復路14bとして吹出口13に
連通している。
【0028】冷温水コイル15は、通常のファンコイル
ユニットで用いられるものであり、内部に冷水又は温水
を流通させるとともに、これを通過する空気に対して熱
交換を行うものである。この冷温水コイル15は、本実
施形態では、復路14bの中途の吹出口13の近傍に配
設されている。
【0029】また、送風手段16は、通常のファンコイ
ルユニットで用いられるものと同様のものであり、電動
機(図示しない)によってファンを回転させるもの、例
えば多翼送風機や横流送風機等を用いることができる。
この送風手段16は、本実施形態では、復路14bの下
部に配設されている。
【0030】切替手段17は、仕切板10aの中途の、
送風手段16の上方に設けられた開口部10bに配設さ
れるもので、これを開閉することによって、送風手段1
6を通風路14に対して適宜接続及び切離しするもので
ある。
【0031】すなわち、この切替手段17は、本実施形
態では、ヒンジ17aを中心に例えば電動によって回動
する開閉弁を用い、図2に示すように、この切替手段1
7を回動させ復路14b側へ傾斜させることによって開
口部10bを開放するとともに送風手段16の上方を塞
ぎ、これにより通風路14内を流通する空気を、送風手
段16を経由することなく直接冷温水コイル15に流通
させる。
【0032】また、遮蔽部材18は、一般のブラインド
やカーテン等を用いることができ、本実施形態では、そ
の下端部に錘体18cが取付けられた布材18bを巻取
手段18aによって捲き取るようにしてなるロールブラ
インドを用い、布材18bを引き下げた状態にあって
は、窓4を完全に覆うとともに、錘体18cが吸込口1
2と吹出口13との間に位置され、ファンコイルユニッ
ト11の上方の空間を吸込口12側と吹出口13側とに
隔成する。
【0033】以上の構成による本発明のファンコイルユ
ニット10で、ペリメータゾーン2の空調を行うには、
窓4や外壁5近傍の空気を送風手段16により吸込口1
2から吸引し、冷温水コイル15によって冷却若しくは
加熱し、吹出口13から上方へ向けて放出する。
【0034】殊に、夏期にあっては、図1に示すよう
に、布材18bを引き下げて窓4側と居住域6側とを隔
成するとともに、切替手段17で開口部10bを閉塞し
て、送風手段16を通風路14に対して接続し、送風手
段16を駆動させる。すなわち、窓4側の空気を遮蔽部
材18によって窓4近傍に閉じこめ、日光により暖めら
れ上昇する性質を有する空気を送風手段16によって強
制的に吸引する。
【0035】また、冬期にあっては、図2に示すよう
に、布材18bを巻取手段18aで巻取るとともに、切
替手段17を開いて開口部10bを開放して送風手段1
6を通風路14に対して切離しこれを停止させる。
【0036】すなわち、窓4等の近傍において生じるコ
ールドドラフトは自ら下降する性質を有しているため、
送風手段16を駆動させなくても、自然の対流により吸
込口12に流入する。吸い込まれた空気は、通風路14
内を送風手段16を経由することなく直接冷温水コイル
15に流通し、ここで加熱された後、上昇気流となり吹
出口13から放出される。また、この場合において、遮
蔽部材18を捲き取って開放しておけば、窓4近傍の空
気を、吹出口13から放出された空気によって間接的に
加熱することができる。
【0037】以上説明したように、本実施形態にかかる
ファンコイルユニット10によれば、吸込口12はファ
ンコイルユニット本体11上面の窓4側に配設されてい
るため、窓4近傍の空気を直接吸引することができ、空
気が居住域6に流入することを防止することができる。
【0038】さらに、ファンコイルユニット10では、
冬期において生じるコールドドラフト等の冷気を冷温水
コイル15により加熱するため、吹出口13から出てく
る空気の温度は、より室温に近く、その結果、居住域6
との間での空調の混合ロスを生じにくい。
【0039】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態において詳細に
説明したように、請求項1記載の発明のファンコイルユ
ニットによれば、窓や外壁等が設けられる建物の外周部
近傍の空気を送風手段により吸込口から吸引し、冷温水
コイルによって冷却若しくは加熱した後、吹出口から上
方へ向けて放出する。吸込口はファンコイルユニット本
体上面の外周部側に配設されているため、外周部近傍の
空気を直接吸引することができ、当該空気が調和される
前に居住域に流入することがない。
【0040】併せて、吹出口はファンコイルユニット本
体上面の、吸込口よりも室内側に配設されているため、
これより放出される調和空気によって、外周部近傍の空
気を間接的に冷却または加熱することができる。
【0041】これらの結果、特別に工事を要することな
く、簡単な構成で安価に室内外周部における伝熱負荷や
コールドドラフトを有効に処理し、室内全体に亘って均
一に空気調和を行うことができる。
【0042】さらに、本発明のファンコイルユニットで
は、冬期において生じるコールドドラフト等の冷気を冷
温水コイルにより加熱するため、吹出口から出てくる空
気の温度は従来のファンコイルユニットの吹出空気温に
比べて、より室温に近く、その結果、居住域との間での
空調の混合ロスを生じにくい。
【0043】また、本発明のファンコイルユニットで
は、通風路の中途に切替手段を設け、これにより送風手
段を通風路に対して適宜接続及び切離しすれば、空気の
自然な対流を利用して、空気の吸引及び調和空気の放出
を行うことができ、送風手段の負荷を軽減することがで
きる。
【0044】さらに、請求項2および3記載の発明のフ
ァンコイルユニットでは、ファンコイルユニット本体上
方に垂下され、ファンコイルユニット本体上方の空間を
吸込口側と吹出口側に隔成する遮蔽部材を設ければ、調
和される前の空気と、調和された後の空気とを隔絶する
こととができ、調和される前の空気が居住域へ流入する
のを確実に防止することができる。また、この場合に
は、吸込口側の空気を遮蔽部材によって閉じこめること
ができるため、吸込口からの空気の吸い込みをより確実
なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファンコイルユニットを示す断面
図である。
【図2】本発明に係るファンコイルユニットを示す断面
図である。
【図3】従来のペリメータゾーンの空調設備を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 ファンコイルユニット 11 ファンコイルユニット本体 12 吸込口 13 吹出口 14 通風路 15 冷温水コイル 16 送風手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00 101 F24F 1/00 331 F24F 1/00 381 F24F 1/00 411

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁や窓等が設けられる、室内外周部の
    近傍に設置されるファンコイルユニットであって、前記
    外周部下部に設けられるファンコイルユニット本体と、
    このファンコイルユニット本体上面の、前記外周部側に
    配設される吸込口と、前記ファンコイルユニット本体上
    面の、前記吸込口よりも室内側に配設される吹出口と、
    前記ファンコイルユニット本体内に配設され前記吸込口
    と前記吹出口とを連通させる通風路と、この通風路の中
    途に設けられる冷温水コイル及び送風手段と、前記通風
    路の中途に設けられて、前記送風手段を該通風路に対し
    て適宜接続及び切離しする切替手段とから構成されるこ
    とを特徴とするファンコイルユニット。
  2. 【請求項2】 外壁や窓等が設けられる、室内外周部の
    近傍に設置されるファンコイルユニットであって、前記
    外周部下部に設けられるファンコイルユニット本体と、
    このファンコイルユニット本体上面の、前記外周部側に
    配設される吸込口と、前記ファンコイルユニット本体上
    面の、前記吸込口よりも室内側に配設される吹出口と、
    前記ファンコイルユニット本体内に配設され前記吸込口
    と前記吹出口とを連通させる通風路と、この通風路の中
    途に設けられる冷温水コイル及び送風手段と、前記ファ
    ンコイルユニット本体上方に垂下され、該ファンコイル
    ユニット本体上方の空間を前記吸込口側と前記吹出口側
    とに隔成する遮蔽部材とから構成されることを特徴とす
    るファンコイルユニット。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載されたファンコイル
    ユニットであって、前記ファンコイルユニット本体上方
    に垂下され、該ファンコイルユニット本体上方の空間を
    前記吸込口側と前記吹出口側とに隔成する遮蔽部材を有
    することを特徴とするファンコイルユニット。
JP17887195A 1995-07-14 1995-07-14 ファンコイルユニット Expired - Fee Related JP3221288B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17887195A JP3221288B2 (ja) 1995-07-14 1995-07-14 ファンコイルユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17887195A JP3221288B2 (ja) 1995-07-14 1995-07-14 ファンコイルユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0926168A JPH0926168A (ja) 1997-01-28
JP3221288B2 true JP3221288B2 (ja) 2001-10-22

Family

ID=16056156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17887195A Expired - Fee Related JP3221288B2 (ja) 1995-07-14 1995-07-14 ファンコイルユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3221288B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6917190B2 (ja) * 2017-05-15 2021-08-11 株式会社竹中工務店 空調システム
JP7061924B2 (ja) * 2018-05-11 2022-05-02 三菱電機株式会社 ペリメータ空調装置
CN111237879A (zh) * 2020-03-17 2020-06-05 广东美的制冷设备有限公司 空调室内机和具有其的空调器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0926168A (ja) 1997-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11313571B2 (en) PTAC unit with dynamic intelligent air management system and method of use
US4779671A (en) Cooling, heating and ventilation system
JP3221288B2 (ja) ファンコイルユニット
JPH083368B2 (ja) 空調設備
JP2989054B2 (ja) ペリメータゾーン用空調設備
JPH0320651B2 (ja)
JP4520015B2 (ja) ペリメータ・インテリア空調装置及び空調方法
JPH0875191A (ja) 空調方法
JPH0728517Y2 (ja) 空気調和機
JP2825119B2 (ja) 外気処理用空調設備
JP4701553B2 (ja) 窓用結露防止装置
JPS63306329A (ja) アンダ−フロア−空調システム用空調機
JP3065867B2 (ja) エアコン機器
JP2003130443A (ja) 空調設備
JP2826270B2 (ja) ペリメータ空調負荷低減システム
JP3243622B2 (ja) 空調システム
JPH086168Y2 (ja) ペリメーター冷暖房装置
JPH06159725A (ja) エアーコンディショナー
JPH0317046B2 (ja)
JP3079221U (ja) 冷暖房装置
JPH0543934B2 (ja)
JPS61282754A (ja) ホテル客室の空調装置
JPH06100348B2 (ja) 冷暖房、加、除湿兼用空調機
JPS62172125A (ja) 給気装置
JPS63306330A (ja) アンダ−フロア−空調システム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees