JPS62172125A - 給気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は換気装置などにより、室内の汚染空気を屋外に
排出するときに、屋外より新鮮空気を室内に供給するた
めの給気装置に関するものである。

従来の技術 従来より行なわれていた給気方法は第４図に示すよりに
換気扇１０１を運転すると、室内が負正になるため、同
図の矢印で示すように建物の壁や天井や床のすき間、あ
るいは窓などの建具のすき間より侵入する外気によるも
のであった。また、最近の気密性の高い建物ではすき間
から侵入する外気が少ないため第５図に示すように、換
気扇１１１を取付けた部屋に給気口１１２を設け、換気
扇１１１を運転すると負圧になった室内に同図の矢印で
示すように給気口１１２より外気を供給していた（たと
えば、昭和６８年発行財）日本建築設備安全センター編
新訂換気設備技術基準、同解説　Ｐ、１ｓ１）。

発明が解決しようとする問題点 第４図にもとづ〈従来の給気方法ではすき間の少ない気
密性の良い建物では給気風量が少なく十分な換気効果が
得られない。寸だ、外の冷気または暖気が入るため不快
感を与えるとともに冷暖房効果をそこなうなどの問題が
あった。また第６図にもとづく給気方法では、給気風量
は得られ換気効果は発揮するか、外の冷気またけ暖気が
直接入ることにより不快感を与えるとともに冷暖房効果
をそこなうなどの問題点を有していた。

本発明は上記従来の問題点を解消するもので、給気風量
が得られ、外の冷気または暖気がそのままの状態で入る
ことによる不快感を与えず、なおかつ、冷暖房効果をそ
こなうことのない給気装置を提供することを目的とする
ものである。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の給気装置は内部に
蓄熱材とこの蓄熱材に風を導き、給気装置の外に風を吐
出するための羽根とモータを有するとともに、蓄熱材の
風の入口側には屋内側吸込口と屋外側吸込口の２つの吸
込口と、その２つの吸込口を選択開閉するためのダンパ
ーとを有し、このダンパーと給気装置を設けた部屋の換
気装置とを連動し、換気装置が停止しているときは屋内
側吸込口が開き屋外側吸込口が閉じ、換気装置が運転し
ているときは屋外側吸込口が開き屋内側吸込口が閉じる
よう構成したものである。

作　　用 この構成により、換気装置が停止しているときは屋外側
吸込口が開き、屋外側吸込口が閉じているので屋内側吸
込口よシ室内の空調された空気を吸い込み蓄熱材に蓄熱
し続け、次に、換気装置を運転したときは屋外側吸込口
が開き、屋内側吸込口が閉じるので、屋外側吸込口より
屋外の新鮮な空気が蓄熱材に導かれ、加熱または冷却さ
れたのち、吐出口より室内に供給され、そのため、換気
装置を運転した場合、給気風量が得られるとともに、屋
外の空調されていない風が直接入ることがなくなること
となる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづいて
説明する。

図において、１は給気装置本体であり、内部に熱を蓄え
るための蓄熱材２と、蓄熱材に風を導き、本体１の外へ
風を吐出口３より排出するための羽根４とモータ５を内
蔵するとともに蓄熱材２の風の入口側には屋内側吸込口
６と屋外側吸込ロアを選択開閉するためのダンパー８と
を内蔵している。

９はダンパーを開閉するためのダンパー・モータである
。また１０は屋内側吸込６とダクト１１で接続された屋
内吸込グリルであり、屋内の空調された風を給気装置本
体１に取り入れるためのものであり、１２は吐出口３と
ダクト１３で接続された吐出グリルであり、給気装置本
体１からの風を屋内に吐出するためのものでちる。また
、１４は屋外側吸込ロアとダクト１６で接続された屋外
吸込グリルであり、屋外の新鮮空気を給気装置本体１に
取り入れるためのものである。１６ばこの給気装置と連
動している換気装置である。

上記構成において、換気装置１６が停止しているときは
ダンパー・モータ９によりダンパー８で屋外側吸込ロア
が閉じ、屋内側吸込口６が開くので、室内の空調された
風は屋内吸込グリル１０よリダクト１１を通り給気装置
本体１に入り、蓄熱材２を通り、ダクト１３を経て吐出
グリル１２により室内にもどる。したがって、このとき
、蓄熱材２に熱を蓄え続ける（第２図の矢印で示すよう
に風は流れる。）。次に換気装置１６が運転していると
きはダンパー・モータ９によリタンパー８で屋内側吸込
口６が閉じ屋外側吸込ロアが開くので、屋外の新鮮空気
は屋外吸込グリル１４よりダクト１５を経て給気装置本
体１に入り、蓄熱材２により加熱または冷却されたのち
、ダクト１３を経て吐出グリル１２より室内に供給され
る（第３図の矢印で示すように風は流れる。）。したが
って、屋外より新鮮空気が供給され給気風量が得られ有
効な換気ができるとともに、蓄熱材で加熱または冷却さ
れたのち供給されるので給気による不快感を与えること
がなくなる。

発明の効果 上記実施例の説明より明らかなように、本発明によれは
、換気装置を運転したときに屋外より新鮮な空気が供給
され、有効に換気ができるとともに、その新鮮空気を加
熱または冷却したうえで供給するため給気（でよる不快
感が解消でき、冷暖房の効果をそこなわないなどの効果
を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による給気装置の断面図、第
２図は同給気装置の屋内取付状態における屋内侠気装置
の停止時の気流図、第３図は同給気装置の屋内取付状態
における屋内換気装置の運転時の気流図、第４図、第６
図は従来の給気の方法を示す説明図である。 １・・・・・・給気装置本体、２・・・・・蓄熱材、３
・・・・・・吐出口、４・・・・・・羽根、６・・・・
・・モータ、６・・・・・・屋内側吸込口、７・・・・
・・屋外側吸込口、８・・・・・・ダンパー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｆ−
悸■辰１利ム ４−−一羽嶽 ５・−−Ｃ−夕 Ｅ−一一■瓜！Ｉ１１坂へ１ ７−−−ｚ！９［リリ ８−一一タ゛ｙｒ、”− ９−ｍ−・’ｅ−夕 銚　　　　　　　寸　　　− Ｅ番

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 蓄熱材と、この蓄熱材に風を導き給気装置の外に風を吐
   出するための羽根とモータを有するとともに、前記蓄熱
   材の風の入口側には屋内側吸込口と屋外側吸込口の２種
   類の吸込口と、前記２種類の吸込口を選択開閉するため
   のダンパーとを有し、このダンパーと換気装置を連動し
   、前記換気装置が停止しているときは屋内側吸込口が開
   き屋外側吸込口が閉じ、前記換気装置が運転していると
   きは屋外側吸込口が開き、屋内側吸込口が閉じるよう構
   成した給気装置。