JP6917190B2 - 空調システム - Google Patents

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本発明は、室内空間の空調を行う空調システムに関する。
オフィスビルの執務室等の室内空間の空調を行う空調システムとして、有孔天井材を介して天井側から室内空間に空調空気を送風する(以下、このような送風状態をしみ出しと称する場合がある。)、又は、放射天井材を介して天井側から室内空間に対して熱放射又は熱吸収する天井側空調設備が備えられた空調システムが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
このような空調システムは、天井側空調設備による有孔天井材からの空調空気のしみ出しや放射天井材からの熱放射又は熱吸収により、在室者にドラフト感を与えることを抑制しながら室内空間の空調を行うことができる。この天井側空調設備は、冷気が自然降下する冷房に比べて、暖気が下層に到達し難い暖房がやや不得手となる。
ところで、このように天井側空調設備を備えた空調システムにおいて、室内空間における窓際ゾーン等の屋外環境の影響の大きなペリメータゾーンに対して床側から空調空気を送風する床側ペリメータ空調設備が備えられる場合がある(例えば、特許文献1参照)。
この床側ペリメータ空調設備は、冬季等の低温外気により暖房負荷が生じるときには、空気を加熱し、その加熱空気をペリメータゾーンに送風する暖房運転を実行する。他方、夏季等の日射熱や高温外気により冷房負荷が生じるときには、空気を冷却し、その冷却空気をペリメータゾーンに送風する冷房運転を実行する。
ここで、天井側空調設備の暖房運転では、室内空間の暖房が余り効率的に行われないことから、天井側空調設備だけでペリメータゾーンの暖房負荷を適切に賄えず、床側ペリメータ空調設備による暖房を追加して、ペリメータゾーンを含む室内空間の暖房負荷を賄う場合が比較的多い。逆に、天井側空調設備の冷房運転では、室内空間の冷房が冷気の自然降下を利用して効率的に行われることから、天井側空調設備だけでペリメータゾーンの冷房負荷を賄える場合が多く、床側ペリメータ空調設備による冷房が必要となる頻度は比較的少ない。
そして、従来、このような床側ペリメータ空調設備には、冷房運転にて空気を冷却するときに発生する結露水を排出するためのドレン排管等の結露水排出設備が付設されていた。
特開2013−195047号公報 特開2016−217581号公報
しかしながら、ドレン排管等の結露水排出設備は、建物の床下等を漏らさずに建物の外部に結露水を排出するように建物の外壁部を貫通する状態で適切に設置する必要があるので、計画上及び施工上の両面で設置するのが煩わしい不都合がある。
しかも、上述したように天井側空調設備と床側ペリメータ空調設備を備えた空調システムでは、床側ペリメータ空調設備による冷房が必要となる頻度は比較的少ないので、床側ペリメータ空調設備の冷房運転に対応して設けられたドレン排管等の結露水排出設備の使用頻度も比較的少ない。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、天井側空調設備と床側ペリメータ空調設備により室内空間の空調を適切に行うことができながら、設置するのが煩わしくて使用頻度も少ないドレン排管等の結露水排出設備を省略し、システム構成の効率化を図ることのできる空調システムを提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、空調システムであって、有孔天井材を介して天井側から室内空間に空調空気を送風する、又は、放射天井材を介して天井側から室内空間に対して熱放射又は熱吸収する天井側空調設備と、
室内空間のペリメータゾーンに床側から空調空気を送風する床側ペリメータ空調設備とが備えられ、
前記天井側空調設備は、空気を加熱して前記有孔天井材を介して室内空間に送風する、又は、前記放射天井材を介して室内空間に対して熱放射する暖房運転と、空気を冷却して前記有孔天井材を介して室内空間に送風する、又は、前記放射天井材を介して室内空間に対して熱吸収する冷房運転とを実行可能に構成され、
前記床側ペリメータ空調設備は、空気を加熱してペリメータゾーンに送風する暖房運転と、結露が発生しない結露防止運転条件下で空気を冷却してペリメータゾーンに送風する結露防止冷房運転とを実行可能に構成され、
前記天井側空調設備が前記暖房運転を実行して前記床側ペリメータ空調設備が前記暖房運転を実行する暖房・暖房モードと、前記天井側空調設備が前記冷房運転を実行して前記床側ペリメータ空調設備が前記結露防止冷房運転を実行する冷房・冷房モードを実行可能に構成されている点にある。
本構成によれば、床側ペリメータ空調設備は、結露が発生しない結露防止運転条件下で空気を冷却してペリメータゾーンに送風する結露防止冷房運転を実行可能であるので、このような結露防止冷房運転を実行することで、結露水の発生を防止しながらペリメータゾーンの冷房を行うことができる。よって、設置するのが煩わしくて使用頻度も少ないドレン排管等の結露水排出設備を省略することが可能となる。
そして、本構成によれば、天井側空調設備だけでは賄い難い室内空間の暖房負荷について、天井側空調設備による天井側からの暖房に、床側ペリメータ空調設備にて暖房運転を実行して床側からペリメータゾーンへの暖房を追加し、適切に賄うことができる。
更に、室内空間の冷房負荷についても、天井側空調設備による天井側からの冷房に、必要に応じて、床側ペリメータ空調設備にて結露防止冷房運転を実行して床側からペリメータゾーンへの冷房を追加し、適切に賄うことができる。
したがって、天井側空調設備と床側ペリメータ空調設備により室内空間の空調を適切に行うことができながら、設置するのが煩わしくて使用頻度も少ないドレン排管等の結露水排出設備を省略し、システム構成の効率化を図ることができる。
本発明の第2特徴構成は、有孔天井材を介して天井側から室内空間に空調空気を送風する、又は、放射天井材を介して天井側から室内空間に対して熱放射又は熱吸収する天井側空調設備と、
室内空間のペリメータゾーンに床側から空調空気を送風する床側ペリメータ空調設備とが備えられ、
前記床側ペリメータ空調設備は、空気を加熱してペリメータゾーンに送風する暖房運転と、結露が発生しない結露防止運転条件下で空気を冷却してペリメータゾーンに送風する結露防止冷房運転とを実行可能に構成され、
前記床側ペリメータ空調設備において、前記暖房運転における送風速度よりも前記結露防止冷房運転における送風速度が大に設定されている点にある。
本構成によれば、更に、床側ペリメータ空調設備において、暖房運転では、重力差を利用して床側から加熱空気を比較的ゆっくり上昇させる形態で、ペリメータゾーンの暖房を効率的に行うことできる。
そして、結露防止冷房運転では、暖房運転よりも送風速度を大にし、重力差に抗して床側から上層側への空気到達距離を延ばす形態で、ペリメータゾーンの冷房を適切に行うことができる。
しかも、このように結露防止冷房運転にて送風速度を大にすることで、結露防止冷房運転の運転条件を更に結露の発生を防止する安全側の条件とすることができ、結露防止冷房運転での結露の発生を一層確実に防止することができる。
本発明の第3特徴構成は、前記床側ペリメータ空調設備は、空気吸込口から室内空気を吸い込んで温調して空気吹出口から空調空気として吹き出すように構成され、
前記空気吸込口及び前記空気吹出口は、前記空気吸込口が前記空気吹出口よりも屋外側に位置する配置状態で備えられている点にある。
本構成によれば、冬季等に床側ペリメータ空調設備にて暖房運転を実行する場合には、最も低温となる屋外側(窓側)の室内空気を空気吸込口から吸い込んで加熱して空気吹出口から吹き出すことにより、ペリメータゾーンの温熱環境を効率的に改善することができる。
また、夏季等に床側ペリメータ空調設備にて結露防止冷房運転を実行する場合には、最も高温となる屋外側(窓側)の室内空気を空気吸込口から吸い込んで冷却して空気吹出口から吹き出すことにより、ペリメータゾーンの温熱環境を効率的に改善することができる。
しかも、この結露防止冷房運転において、最も高温となる屋外側(窓側)の室内空気を冷却対象空気とすることで、露点温度との差が比較的大きく確保し易くなり、冷却対象空気を露点温度以下まで冷却して結露水が発生するのを一層確実に防止することができる。
本発明の第4特徴構成は、前記結露防止冷房運転にて発生した結露水を蒸発可能な結露水蒸発手段が備えられている点にある。
本構成によれば、結露防止冷房運転にて僅かに結露水が発生した場合でも、その結露水を結露水蒸発手段により蒸発させることができる。
本発明の第5特徴構成は、前記床側ペリメータ空調設備には、前記結露防止冷房運転にて発生した結露水を加熱して蒸発可能で、且つ、前記暖房運転にて空気を追加加熱可能な電気ヒータが前記結露水蒸発手段として備えられている点にある。
本構成によれば、結露防止冷房運転にて結露水が発生した場合に、その結露水を結露水蒸発手段としての電気ヒータにて加熱して適切に蒸発させることができる。
更に、暖房運転の立ち上り時等の高暖房負荷時に、結露水蒸発手段としての電気ヒータにて空気を追加加熱して暖房熱量を補完することができる。
本発明の第6特徴構成は、前記床側ペリメータ空調設備は、空気吸込口から室内空気を吸い込んで温調して空気吹出口から空調空気として吹き出すように構成され、
前記結露水蒸発手段は、前記空気吸込口から吸い込む室内空気の量を増加させて、その増加させた室内空気に結露水を晒して結露水を蒸発させるように構成されている点にある。
本構成によれば、床側ペリメータ空調設備の結露防止冷房運転にて結露水が発生した場合に、結露水蒸発手段により、空気吸込口から吸い込む室内空気の量を増加させて、その増加させた室内空気に結露水を晒して結露水を蒸発させることができる。
よって、床側ペリメータ空調設備において、ペリメータゾーンを空調するために吸い込んだ室内空気(還気)を用いて結露水を蒸発させることができ、床側ペリメータ空調設備本来の機能を利用して結露水を蒸発させることができる。
しかも、この結露防止冷房運転時に空気吸込口から吸い込む室内空気は、比較的温度が高くて結露水の蒸発に適したペリメータゾーンの空気であるので、結露水を効率良く蒸発させることができる。
(a)空調システムの概念図、(b)床側ペリメータ空調設備の構成図 空調システムの運転モードを示す図 別実施形態の床側ペリメータ空調設備の構成図
本発明に係る空調システムの実施形態を図面に基づいて説明する。
この空調システムは、図1(a)に示すように、天井側から室内空間Aを空調する天井側空調設備10と、床側から室内空間Aの窓W際等のペリメータゾーンPを空調する床側ペリメータ空調設備20と、空調システムの運転状態を制御する制御装置30等を備えて構成されている。
そして、この空調システムは、図2に示すように、天井側空調設備10と床側ペリメータ空調設備20の両方が暖房運転を実行する「暖房・暖房モード」と、天井側空調設備10が冷房運転を実行して床側ペリメータ空調設備20が暖房運転を実行する「冷房・暖房モード」と、天井側空調設備10が冷房運転を実行して床側ペリメータ空調設備20が結露防止冷房運転(結露水の発生が防止された状態での冷房運転)を実行する「冷房・冷房モード」の各運転モードを実行することができる。勿論、これらの各運転モードの他、天井側空調設備10は、暖房運転や冷房運転を単独で実行することができ、床側ペリメータ空調設備20も、暖房運転や結露防止冷房運転を単独で実行することができる。
なお、便宜上、本実施形態では、制御装置30からの運転指令に基づき、空調システムが各運転モードを実行する場合を例に挙げるが、天井側空調設備10と床側ペリメータ空調設備20の各々に対するユーザーの個別操作等に基づき、空調システムが各運転モードを実行するようにしてもよい。
以下、天井側空調設備10、床側ペリメータ空調設備20、及び、空調システムの各運転モードについて詳述する。
<天井側空調設備>
図1(a)に示すように、天井側空調設備10は、上階側のスラブS2の下方側に配置された空調用天井材11にて室内空間Aとは区画された天井チャンバ12に空調空気SA1を供給し、空調用天井材11を介して天井側から室内空間Aを空調するように構成されている。
なお、図示は省略するが、天井チャンバ12には、外気導入路(図示省略)を通じて適宜に外気を導入することができる。また、必要に応じて、室内空間AにおけるペリメータゾーンPの境界部位に垂れ壁K等を配置することができる。
天井側空調設備10は、例えば、天井側の還気口14を通じて還気RA1(室内空気)を吸い込んで温調した後に空調空気SA1として送風可能な空調用室内機13を天井チャンバ12に配置して構成されている。空調用室内機13にて還気RA1を加熱し、その加熱空気を空調空気SA1として天井チャンバ12に供給する暖房運転と、空調用室内機13にて還気RA1を冷却し、その冷却空気を空調空気SA1として天井チャンバ12に供給する冷房運転とを実行することができる。
図示は省略するが、空調用室内機13は、熱源機や室外機等から冷温水や冷媒等の熱媒体が循環供給される熱交換器や通風ファン等を備えて構成されている。
空調用天井材11は、空調空気SA1を通過可能な多数の孔を有し、空調空気SA1にて容易に加熱又は冷却されて、室内空間Aに対して熱放射又は熱吸収可能な金属製の多孔板(有孔天井材の一例、放射天井材の一例)にて構成されている。
このように構成された天井側空調設備10は、天井チャンバ12内に供給された空調空気SA1にて空調用天井材11を加熱又は冷却し、その加熱又は冷却された空調用天井材11を介して天井側から室内空間Aの全般に対して熱放射又は熱吸収することができる。更に、天井側空調設備10は、天井チャンバ12内に供給された空調空気SA1を、空調用天井材11に分散形成された多数の孔を通じて室内空間Aの全般に導入することができる。
次に、天井側空調設備10が実行する各運転について説明を加える。
(暖房運転)
天井側空調設備10は、制御装置30から暖房運転が指令されると、空調用室内機13にて室内空間Aからの還気RA1を加熱し、その加熱空気を空調空気SA1として天井チャンバ12内に供給する暖房運転を実行する。
すると、天井チャンバ12内に供給された空調空気SA1(加熱空気)にて空調用天井材11が加熱され、その加熱された空調用天井材11を介して天井側から室内空間Aの全般に対して熱放射が行われる。また、空調用天井材11に分散形成された多数の孔を通じて、天井チャンバ12内から室内空間Aの全般に空調空気SA1(加熱空気)が導入される。
このようにして、天井側空調設備10は、天井側から室内空間Aの全般を効率的に暖房することができる。
(冷房運転)
天井側空調設備10は、制御装置30から冷房運転が指令されると、空調用室内機13にて室内空間Aからの還気RA1を冷却し、その冷却空気を空調空気SA1として天井チャンバ12内に供給する冷房運転を実行する。
すると、天井チャンバ12内に供給された空調空気SA1(冷却空気)にて空調用天井材11が冷却され、その冷却された空調用天井材11を介して天井側から室内空間Aの全般に対して熱吸収が行われる。また、空調用天井材11に分散形成された多数の孔を通じて、天井チャンバ12内から室内空間Aの全般に空調空気SA1(冷却空気)が導入される。
このようにして、天井側空調設備10は、天井側から室内空間Aの全般を効率的に冷房することができる。特に、天井側から室内空間Aの全般に導入された空調空気SA1(冷却空気)は、重力差により室内空間Aの下層側に自然降下するので、室内空間Aの冷房が一層効率的なものとなる。
<床側ペリメータ空調設備>
図1(a)、(b)に示すように、床側ペリメータ空調設備20は、ペリメータゾーンPから還気RA2を吸い込んで温調した後に空調空気SA2として床側からペリメータゾーンPに送風可能に構成されている。
具体的には、床側ペリメータ空調設備20は、上面側に備えられた空気吸込口21及び空気吹出口22をペリメータゾーンPに臨ませる状態で、下階側のスラブS1の上方側に配置された床材Yとの間の床下空間等に配置されている。そして、床側ペリメータ空調設備20は、空気吸込口21を通じてペリメータゾーンPから下向きに還気RA2を吸い込んで加熱又は冷却し、その加熱又は冷却した空気を空調空気SA2として空気吹出口22を通じて床側からペリメータゾーンPに上向きに送風可能に構成されている。
本実施形態では空気吸込口21及び空気吹出口22は、空気吸込口21が空気吹出口22よりも屋外側に位置する配置状態で備えられている。
そして、床側ペリメータ空調設備20は、還気RA2を加熱し、その加熱空気を空調空気SA2としてペリメータゾーンPに送風速度V1で送風する暖房運転と、結露が発生しない結露防止運転条件下で還気RA2を冷却し、その冷却空気を空調空気SA2としてペリメータゾーンPに送風速度V2で送風する結露防止冷房運転と、結露防止冷房運転にて結露水が発生した場合に結露水を加熱して蒸発させる結露水蒸発運転とを実行することができる。
ここで、結露防止冷房運転における送風速度V2は、暖房運転における送風速度V1よりも大に設定されている。つまり、暖房運転では、重力差を利用して床側から加熱空気を比較的ゆっくり上昇させる形態で、ペリメータゾーンPの暖房を効率的に行うことできる。他方、結露防止冷房運転では、暖房運転よりも送風速度を大にし、重力差に抗して床側から上層側への空気到達距離を延ばす形態で、ペリメータゾーンPの冷房を適切に行うことができる。
しかも、このように結露防止冷房運転にて送風速度を大にすることで、この結露防止冷房運転の運転条件を更に結露水の発生を防止する安全側の条件とすることができ、結露防止冷房運転での結露水の発生を一層確実に防止することができる。
図1(b)に示すように、床側ペリメータ空調設備20は、例えば、空気吸込口21及び空気吹出口22を上面部に備えた本体ケーシング23に、通風ファン24、熱源機や室外機等から冷温水や冷媒等の熱媒体が循環供給される熱交換器25、電気ヒータ26、ドレンパン27、制御部(図示省略)、各種のセンサ(図示省略)等を内蔵して構成されている。この実施形態では、本体ケーシング23内の風路の上流側から、通風ファン24、熱交換器25、電気ヒータ26が順番に配置されている。
床側ペリメータ空調設備20は、暖房運転では、還気RA2を熱交換器25にて熱媒体と熱交換させて加熱し、結露防止冷房運転では、結露防止運転条件下で還気RA2を熱交換器25にて熱媒体と熱交換させて冷却する。
この床側ペリメータ空調設備20は、冷房時の結露水の発生が防止されているので、床側ペリメータ空調設備20に対するドレン排管等のドレン水排出設備は省略されている。
前記ドレンパン27は、結露防止冷房運転にて結露水が発生した万一の場合に、本体ケーシング23から床下空間等に結露水が漏洩する不都合を回避するために備えられている。このドレンパン27は、熱交換器25の直下に配置され、熱交換器25にて発生した結露水を受け止めるように構成されている。
前記電気ヒータ26は、結露防止冷房運転にて発生した結露水を加熱して蒸発させる結露水蒸発手段28として備えられている。この電気ヒータ26は、ドレンパン27に近接する位置に配置され、ドレンパン27で受け止めた結露水を加熱して蒸発させるように構成されている。
本実施形態では、電気ヒータ26は、ドレンパン27の直上で、且つ、本体ケーシング23内の風路に配置されている。そのため、ドレンパン27の上面側に受け止められた結露水を電気ヒータ26にて直接的に加熱することができる。また、暖房運転の立ち上がり時等、暖房負荷が大きい場合等に電気ヒータ26にて空気を追加加熱することができる。
なお、ドレンパン27は、電気ヒータ26側がその反対側よりも下方側に位置する傾斜姿勢とされ、ドレンパン27で受け止めた結露水が電気ヒータ26側に流下案内されるように構成されている。そのため、ドレンパン27で受け止めた結露水を電気ヒータ26にて効率良く加熱して蒸発させることができる。
次に、床側ペリメータ空調設備20が実行する各運転について説明を加える。
(暖房運転)
床側ペリメータ空調設備20は、制御装置30から暖房運転が指令されると、空気吸込口21を通じてペリメータゾーンPから下向きに還気RA2を吸い込んで加熱し、その加熱した空気を空調空気SA2として空気吹出口22を通じて床側からペリメータゾーンPに上向きに送風する暖房運転を実行する。この暖房運転では、立ち上がり時等の暖房負荷が大きい場合には、電気ヒータ26を作動させて電気ヒータ26にて還気RA2を追加加熱する。
この暖房運転の実行により、床側からペリメータゾーンPを暖房してペリメータゾーンPの温熱環境を改善することができる。
更に、本実施形態では、空気吸込口21がペリメータゾーンPの屋外側に位置し、空気吹出口22がペリメータゾーンPの室内側に位置するので、冬季等の暖房運転時において、ペリメータゾーンPで最も低温の屋外側の空気を吸い込んで加熱し、その加熱空気を空調空気SA2としてペリメータゾーンPの室内側に吹き出すことができ、ペリメータゾーンPの温熱環境を効率的に改善することができる。
(結露防止冷房運転)
床側ペリメータ空調設備20は、制御装置30から結露防止冷房運転が指令されると、結露が発生しない結露防止運転条件下で、空気吸込口21を通じてペリメータゾーンPから下向きに還気RA2を吸い込んで冷却し、その冷却した空気を空調空気SA2として空気吹出口22を通じて床側からペリメータゾーンPに上向きに送風する結露防止冷房運転を実行する。
ここで、結露防止運転条件は、空調空気SA2の温度が露点温度まで降下しない運転条件であり、例えば、空調空気SA2の目標温度を空調空気SA2の露点温度を超える温度とする運転条件が該当する。本実施形態では、空調空気SA2の目標温度は、空調空気SA2の露点温度を超える側で、当該露点温度に極力近い温度に設定されている。
空調空気SA2の露点温度は、室内空間A(具体的にはペリメータゾーンP)の露点温度を測定する露点温度計測器等(図示省略)にて測定され、制御装置30に入力されるように構成されている。制御装置30は、露点温度計測器等から入力された露点温度に基づいて空調空気SA2の目標温度を設定する。
そして、この設定された目標温度に基づき、空調空気SA2の温度が目標温度になるように、床側ペリメータ空調設備20において熱交換器25に通流する冷水の温度や冷媒の圧力、通風ファン24の送風量等が調整される。
なお、露点温度計測器は、露点温度を直接計測するものを利用することができるが、温湿度計の計測結果により露点温度を演算するものを利用してもよい。
すなわち、床側ペリメータ空調設備20は、上述した結露防止運転条件下で還気RA2を冷却し、露点温度に到達しない中低温の冷却空気を空調空気SA2としてペリメータゾーンPに吹き出すことで、結露水の発生を防止した状態で弱レベル又は中レベルの冷房を行って、ペリメータゾーンPの温熱環境を改善することができる。
更に、本実施形態では、空気吸込口21がペリメータゾーンPの屋外側に位置し、空気吹出口22がペリメータゾーンPの室内側に位置するので、夏季の結露防止冷房運転において、ペリメータゾーンPで最も高温の屋外側の室内空気を吸い込んで冷却し、その冷却空気を空調空気SA2としてペリメータゾーンPの室内側に吹き出すことができ、ペリメータゾーンPの温熱環境を効率的に改善することができる。
しかも、この結露防止冷房運転において、最も高温となる屋外側(窓側)の室内空気を冷却対象空気とすることで、露点温度との差が比較的大きく確保し易くなり、冷却対象空気を露点温度以下まで冷却して結露水が発生するのを一層確実に防止することができる。
(結露水蒸発運転)
床側ペリメータ空調設備20は、内蔵した各種のセンサ等の計測結果等から結露水の発生を示す所定の結露水発生条件が成立したと判定すると、結露水蒸発手段28としての電気ヒータ26を所定の出力で作動させる結露水蒸発運転を実行する。
ここで、結露水発生条件は、例えば、床側ペリメータ空調設備20に内蔵した各種のセンサ等で計測される還気RA2の温湿度が設定範囲から外れる場合や、各種のセンサ等で計測されるドレンパン等の水位が設定範囲を超える場合等に設定することができる。
この結露水蒸発運転の実行により、ドレンパン27の上面側に受け止められた結露水を電気ヒータ26にて直接的に加熱し、結露水を効率良く蒸発させることができる。
<空調システムの運転モード>
次に、図1、図2を参照して空調システムの各運転モードについて説明を加える。なお、制御装置30は、ユーザーのリモコン操作による指令や各種センサ等から入力される室内空気や外気の温湿度情報等に基づいて各運転モードを選択することができる。
(暖房・暖房モード)
制御装置30が「暖房・暖房モード」を選択すると、天井側空調設備10及び床側ペリメータ空調設備20に対して暖房運転が指令される。
すると、天井側空調設備10は、前述した暖房運転を実行し、加熱した空調用天井材11を介して天井側から室内空間Aの全般に対して熱放射を行うとともに、空調用天井材11に分散形成された多数の孔を通じて、天井チャンバ12内から室内空間Aの全般に空調空気SA1(加熱空気)を導入し、室内空間Aの全般に対して暖房を行う。
また、床側ペリメータ空調設備20は、前述した暖房運転を実行し、空気吸込口21を通じてペリメータゾーンPから下向きに還気RA2を吸い込んで加熱し、その加熱した空気を空調空気SA2として空気吹出口22を通じて床側からペリメータゾーンPに上向きに送風し、ペリメータゾーンPに対して暖房を追加する。
このように、「暖房・暖房モード」では、室内空間Aの全般に対して天井側空調設備10にて暖房を行いながら、ペリメータゾーンPに対しては床側ペリメータ空調設備20による暖房を追加することで、ペリメータゾーンPを含む室内空間Aの暖房負荷を適切に賄うことができる。
(冷房・暖房モード)
制御装置30が「冷房・暖房モード」を選択すると、天井側空調設備10に対して冷房運転が指令され、床側ペリメータ空調設備20に対して暖房運転が指令される。
すると、天井側空調設備10は、前述した冷房運転を実行し、冷却した空調用天井材11を介して天井側から室内空間Aの全般に対して熱吸収を行うとともに、空調用天井材11に分散形成された多数の孔を通じて、天井チャンバ12内から室内空間Aの全般に空調空気SA1(冷却空気)を導入し、室内空間Aの全般に対して冷房を行う。
また、床側ペリメータ空調設備20は、前述した暖房運転を実行し、空気吸込口21を通じてペリメータゾーンPから下向きに還気RA2を吸い込んで加熱し、その加熱した空気を空調空気SA2として空気吹出口22を通じて床側からペリメータゾーンPに上向きに送風し、ペリメータゾーンPに対して暖房を行う。
このように、「冷房・暖房モード」では、室内空間Aの全般に対して天井側空調設備10にて冷房を行いながら、ペリメータゾーンPに対しては床側ペリメータ空調設備20による暖房を行うことで、室内空間Aにおける種別の異なる負荷(暖房負荷と冷房負荷)を適切に賄うことができる。
(冷房・冷房モード)
制御装置30が「冷房・冷房モード」を選択すると、天井側空調設備10に対して冷房運転が指令され、床側ペリメータ空調設備20に対して結露防止冷房運転が指令される。
すると、天井側空調設備10は、前述した冷房運転を実行し、冷却した空調用天井材11を介して天井側から室内空間Aの全般に対して熱吸収を行うとともに、空調用天井材11に分散形成された多数の孔を通じて、天井チャンバ12内から室内空間Aの全般に空調空気SA1(冷却空気)を導入し、室内空間Aの全般に対して冷房を行う。
また、床側ペリメータ空調設備20は、前述した結露防止冷房運転を実行し、結露が発生しない結露防止運転条件下で、空気吸込口21を通じてペリメータゾーンPから下向きに還気RA2を吸い込んで冷却し、その冷却した空気を空調空気SA2として空気吹出口22を通じて床側からペリメータゾーンPに上向きに送風し、結露水の発生を防止した状態で弱レベル又は中レベルの冷房を行う。
このように、「冷房・冷房モード」では、室内空間Aの全般に対して天井側空調設備10にて冷房を行いながら、ペリメータゾーンPに対しては床側ペリメータ空調設備20による弱レベル又は中レベルの冷房を追加することで、ペリメータゾーンPを含む室内空間Aの冷房負荷を適切に賄うことができる。
しかも、「冷房・冷房モード」において、床側ペリメータ空調設備20の側で結露水の発生を示す所定の結露水発生条件が成立した場合には、床側ペリメータ空調設備20は、前述した結露水蒸発運転を実行し、その結露水を蒸発させるので、結露水が床下空間に漏洩する不都合が生じるのを確実に防止することができる。
[別実施形態]
(1)前述の実施形態では、結露水蒸発手段28として、床側ペリメータ空調設備20の結露防止冷房運転にて発生した結露水を加熱して蒸発可能で、且つ、暖房運転にて空気を追加加熱可能な電気ヒータ26が床側ペリメータ空調設備20に備えられている場合を例に示したが、結露水蒸発手段28は、結露防止冷房運転にて発生した結露水を蒸発可能な各種の構成を適宜に採用することができる。
例えば、結露水蒸発手段28が、床側ペリメータ空調設備20において、空気吸込口21から吸い込む還気RA2(室内空気)の量を増加させて、その増加させた還気RA2(室内空気)に結露水を晒して結露水を蒸発させるように構成されていてもよい。
その場合、図3に示すように、床側ペリメータ空調設備20において、ドレンパン27を、その上面部が本体ケーシング23内の風路に位置する位置及び姿勢で配置する。また、前述した所定の結露水発生条件が成立したと判定すると、床側ペリメータ空調設備20を、空気吸込口21から吸い込む還気RA2(室内空気)の量を増加させる結露水蒸発運転を実行するように構成する。
なお、図示の例では、ドレンパン27は、通風ファン24と熱交換器25との間の空間を下方側から覆う通風ファン24側に変位した位置で、且つ、通風ファン24側がその反対側よりも下方側に位置してドレンパン27の上面部が通風ファン24側を向く傾斜姿勢となっている。
このようにすれば、結露水蒸発運転の実行により、床側ペリメータ空調設備20において、空気吸込口21から吸い込む還気RA2(室内空気)の量を増加させて、その増加させた還気RA2(室内空気)に結露水を晒して結露水を蒸発させることができる。
なお、この場合、結露水蒸発手段28は、床側ペリメータ空調設備20の制御部(図示省略)や通風ファン24、ドレンパン27等から構成されている。
(2)前述の実施形態では、床側ペリメータ空調設備20において、空気吸込口21及び空気吹出口22が、空気吸込口21が空気吹出口22よりも屋外側に位置する配置状態で備えられている場合を例に示したが、これとは逆に、空気吸込口21が空気吹出口22よりも屋内側に位置する配置状態で備えられていてもよい。
(3)前述の実施形態では、床側ペリメータ空調設備20において、結露防止冷房運転における送風速度V2は、暖房運転における送風速度V1よりも大に設定されている場合を例に示した。これに加えて、床側ペリメータ空調設備20の空気吹出口22の開口面積を調整可能な開口面積調整機構を設け、床側ペリメータ空調設備20において、結露防止冷房運転における空気吹出口22の開口面積を、暖房運転における空気吹出口22の開口面積よりも小に設定し、更に、結露防止冷房運転における送風速度V2を更に大きくするようにしてもよい。
(4)前述の実施形態において、「冷房・暖房モード」を実行する場合のように、天井側空調設備10と床側ペリメータ空調設備20とで冷房と暖房とを行う場合には、天井側空調設備10の熱交換器(図示省略)と床側ペリメータ空調設備20の熱交換器25とを熱媒体循環経路にて接続し、天井側空調設備10の熱交換器(図示省略)と床側ペリメータ空調設備20の熱交換器25との間で熱媒体を循環供給するようにしてもよい。
(5)前述の実施形態では、天井側空調設備10として、有孔天井材(空調用天井材11)を介して天井側から室内空間Aに空調空気SA1を送風するとともに、放射天井材(空調用天井材11)を介して天井側から室内空間Aに対して熱放射又は熱吸収する設備を例に示したが、天井側空調設備10としては、有孔天井材を介して天井側から室内空間Aに空調空気SA1を送風するだけの設備や、放射天井材を介して天井側から室内空間Aに対して熱放射又は熱吸収するだけの設備であってもよい。
10 天井側空調設備
11 空調用天井材
20 床側ペリメータ空調設備
21 空気吸込口
22 空気吹出口
26 電気ヒータ
28 結露水蒸発手段
A 室内空間
P ペリメータゾーン
V1 送風速度
V2 送風速度

Claims (6)

  1. 有孔天井材を介して天井側から室内空間に空調空気を送風する、又は、放射天井材を介して天井側から室内空間に対して熱放射又は熱吸収する天井側空調設備と、
    室内空間のペリメータゾーンに床側から空調空気を送風する床側ペリメータ空調設備とが備えられ、
    前記天井側空調設備は、空気を加熱して前記有孔天井材を介して室内空間に送風する、又は、前記放射天井材を介して室内空間に対して熱放射する暖房運転と、空気を冷却して前記有孔天井材を介して室内空間に送風する、又は、前記放射天井材を介して室内空間に対して熱吸収する冷房運転とを実行可能に構成され、
    前記床側ペリメータ空調設備は、空気を加熱してペリメータゾーンに送風する暖房運転と、結露が発生しない結露防止運転条件下で空気を冷却してペリメータゾーンに送風する結露防止冷房運転とを実行可能に構成され、
    前記天井側空調設備が前記暖房運転を実行して前記床側ペリメータ空調設備が前記暖房運転を実行する暖房・暖房モードと、前記天井側空調設備が前記冷房運転を実行して前記床側ペリメータ空調設備が前記結露防止冷房運転を実行する冷房・冷房モードを実行可能に構成されている空調システム。
  2. 有孔天井材を介して天井側から室内空間に空調空気を送風する、又は、放射天井材を介して天井側から室内空間に対して熱放射又は熱吸収する天井側空調設備と、
    室内空間のペリメータゾーンに床側から空調空気を送風する床側ペリメータ空調設備とが備えられ、
    前記床側ペリメータ空調設備は、空気を加熱してペリメータゾーンに送風する暖房運転と、結露が発生しない結露防止運転条件下で空気を冷却してペリメータゾーンに送風する結露防止冷房運転とを実行可能に構成され、
    前記床側ペリメータ空調設備において、前記暖房運転における送風速度よりも前記結露防止冷房運転における送風速度が大に設定されている空調システム。
  3. 前記床側ペリメータ空調設備は、空気吸込口から室内空気を吸い込んで温調して空気吹出口から空調空気として吹き出すように構成され、
    前記空気吸込口及び前記空気吹出口は、前記空気吸込口が前記空気吹出口よりも屋外側に位置する配置状態で備えられている請求項1又は2記載の空調システム。
  4. 前記結露防止冷房運転にて発生した結露水を蒸発可能な結露水蒸発手段が備えられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調システム。
  5. 前記床側ペリメータ空調設備には、前記結露防止冷房運転にて発生した結露水を加熱して蒸発可能で、且つ、前記暖房運転にて空気を追加加熱可能な電気ヒータが前記結露水蒸発手段として備えられている請求項4記載の空調システム。
  6. 前記床側ペリメータ空調設備は、空気吸込口から室内空気を吸い込んで温調して空気吹出口から空調空気として吹き出すように構成され、
    前記結露水蒸発手段は、前記空気吸込口から吸い込む室内空気の量を増加させて、その増加させた室内空気に結露水を晒して結露水を蒸発させるように構成されている請求項4記載の空調システム。
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