JP3220596U - 発泡卵焼き調理容器 - Google Patents

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【課題】ふわふわ状態とされたスポンジ状の発泡卵焼きを電子レンジで調理することができる調理容器を提供する。【解決手段】生卵の身を主原料とする流動食材を収容可能な有底かつ上部開口状の容器本体1と、容器本体の底部と平行に配置された状態で容器本体の周壁1aの内側に摺動自在に嵌入されると共に上下に貫通する多数のオリフィス2aを設けたプレスプレート2と、容器本体を着脱自在に閉蓋すると共に中央部に挿通孔4aを設けた蓋体4と、プレスプレート2から起立して挿通孔4aを挿通すると共に上端部にハンドル部3bを備えた操作ロッド3により構成され、容器本体1の内部で流動食材を泡立てることによりホイップを生成し、容器本体1に収容された状態でホイップを電子レンジで加熱し焼成することにより、ふわふわ状態とされたスポンジ状の発泡卵焼きを調理するように構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、ふわふわ状態とされたスポンジ状の発泡卵焼きを電子レンジにより調理するための調理容器に関する。
従来、スポンジ状の発泡卵焼きを調理する際には、生卵の身(黄身・白身)にグラニュー糖や蜂蜜等を添加した流動食材をボール容器に入れ、ハンドミキサーにより泡立てることによりホイップを生成した後、ホイップを分厚い盤状となるように調理板の上に盛り、この状態でオーブンにより焼成することが一般的に行われている。
特開2017−77199号公報 特開2012−130278号公報
上記のような従来の調理方法は、ハンドミキサーやオーブン等の機器が必要であり、調理作業が煩雑である。このため、一般家庭等において、簡便にスポンジ状の発泡卵焼きを調理することが困難であるという問題がある。
本考案は、電子レンジが普及している現状において、簡便にふわふわ状態の発泡卵焼きを調理することができる調理容器の提供を課題としている。
そこで、上記課題を解決するために本考案が手段として構成したところは、生卵の身を主原料とする流動食材を収容可能な有底かつ上部開口状の容器本体と、前記容器本体の底部と平行に配置された状態で該容器本体の周壁の内側に摺動自在に嵌入されると共に上下に貫通する多数のオリフィスを設けたプレスプレートと、前記容器本体の上部開口を着脱自在に閉蓋すると共に中央部に挿通孔を設けた蓋体と、前記プレスプレートの中央部から起立して前記挿通孔を挿通すると共に上端部にハンドル部を備えた操作ロッドにより構成されており、前記蓋体により容器本体を閉蓋した状態で、前記ハンドル部を介して操作ロッドを上下動することによりプレスプレートを上下往復動させ、オリフィスを通過することにより泡立てられた流動食材によりホイップを生成するように構成され、前記蓋体並びに操作ロッド及びプレスプレートを取除いた状態で容器本体を電子レンジで加熱することにより、該容器本体の内部において前記ホイップを焼成することにより発泡卵焼きを調理するように構成されて成る点にある。
本考案の好ましい実施形態において、前記操作ロッドは、ロッド部の上端に該ロッド部から横方向に張り出すハンドル部を設けており、前記蓋体の挿通孔は、前記ロッド部を挿通自在とするが蓋体の平面上で縦横方向に移動しないように拘束する中央孔部と、該中央孔部から横方向に延設されることにより前記ハンドル部を挿通自在とする張出孔部を備えている。
前記操作ロッドの下端部は、前記プレスプレートの中央部に立設されたボス部に着脱自在に嵌着される嵌着手段を設けることが好ましい。
本考案の調理容器によれば、容器本体1に生卵の身を主原料とする流動食材F1を収容し、蓋体4により容器本体1を閉蓋した状態で、ハンドル部3bを把持して操作ロッド3を上下動することにより容器本体1の内部でプレスプレート2を上下往復動させれば、オリフィス2aを通過することにより泡立てられた流動食材により簡単容易にホイップF2を生成することができ、更に、ホイップF2を収容させたままで容器本体1を電子レンジに装入して加熱し焼成することにより、スポンジ状とされたふわふわの発泡卵焼きF3を簡単容易に調理することができるという効果がある。
本考案の1実施形態に係る発泡卵焼き調理容器の分解状態を示す斜視図である。 調理容器における蓋体の挿通孔とプレスプレートの操作ロッドの相互関係を示しており、(A)は斜視図、(B)は平面図である。 調理容器の断面を示しており、(A)は縦断面図、(B)はプレスプレートの動作を示す断面図である。 調理容器を用いて発泡卵焼きを調理する方法を示しており、(A)は容器本体に流動食材を投入した状態を示す断面図、(B)は流動食材を泡立てることによりホイップを生成する方法を示す断面図、(C)は電子レンジによりホイップを焼成することによりスポンジ状の発泡卵焼きが調理された状態を示す断面図である。
以下図面に基づいて本考案の好ましい実施形態を詳述する。
(調理容器の構成)
図示のように、発泡卵焼き調理容器は、有底かつ上部開口状の容器本体1と、プレスプレート2と、該プレスプレート2の中央部から起立する操作ロッド3と、前記容器本体1の上部開口を着脱自在に閉蓋する蓋体4により構成されている。
そこで、少なくとも容器本体1は、電子レンジに対応可能とされるようにポリプロピレンにより成形され、図示省略しているが、周壁1aを透明又は半透明に形成すると共に、該周壁1aに底部から上方に向かう目盛を表示していることが好ましい。
尚、図示実施形態の場合、容器本体1以外のプレスプレート2や操作ロッド3や蓋体4も同様にポリプロピレンにより成形されている。
前記プレスプレート2は、容器本体1の周壁1aの内側に上下方向に摺動自在に嵌入されるように構成され、上下方向に貫通する多数のオリフィス2aを設けている。オリフィス2aは、図示のように、プレスプレート2のほぼ全面にわたり縦横に配設された可及的多数の孔により構成することが好ましい。
前記操作ロッド3は、プレスプレート2から起立するロッド部3aの上端部に該ロッド部3aから横方向に張り出すハンドル部3bを設けている。図例の場合、ハンドル部3bはリング状に形成されているが、T字形やL字形等に形成しても良く、更には、ロッド部3aそれ自体の上方延長部により構成しても良い。
この際、不使用時の調理容器の構成部材を分解した状態でコンパクトに保管可能とするためには、前記ロッド部3aをプレスプレート2に対して着脱自在に構成することが好ましく、図示実施形態の場合、図3(A)に示すように、下端部から下向きに突設した爪付き嵌合片3cをベースプレート2の中央部に立設したボス部2bに嵌脱自在に嵌入するように構成した嵌着手段5が設けられている。
前記蓋体4は、容器本体1の上部開口を閉蓋するように装着され、中央部に前記操作ロッド3を挿通させる挿通孔4aを開設している。
図2に示すように、挿通孔4aは、前記ロッド部3aを挿通させる中央孔部4bと、該中央孔部4bの両側から横方向に延設された張出孔部4cを備えている。操作ロッド3のハンドル部3bをリング状等に形成した図示実施形態の場合、張出孔部4cは、該ハンドル部3bを挿通自在とする形状及び大きさとするように形成されている。
図2(B)に示すように、前記中央孔部4bは、円形断面とされたロッド部3aを蓋体4の平面上で縦横方向(図示のX方向とY方向)に移動しないように拘束し、該ロッド部3aを中央孔部4bに沿って上下方向に好適に移動可能とするように抱持し、これによりロッド部3aを所定姿勢で上下動するようにガイドする。
因みに、前記張出孔部4cは、後述のようにプレスプレート2を容器本体1の内部で上下往復動させる際、内部の空気を外部との間において好適に吸排気させるように構成されており、更に、保管時や洗浄時において、操作ロッド3と蓋体4を相互に分離させる際には、ハンドル部3bを抜取り可能とする。
(調理方法)
上述のように構成した調理容器を使用することによりスポンジ状の発泡卵焼きを調理する方法を図4に示している。
図4(A)に示すように、蓋体4を取外すことにより上部を開口した容器本体1に対して、生卵の身(黄身と白身の両方又は一方)を主原料とする流動食材F1を投入し収容する。流動食材F1は、例えば、生卵の2個に、小さじ1杯のマヨネーズを加えるのが良い。尚、この際、操作ロッド3を備えたプレスプレート2は、容器本体1から取出していても良く、或いは、容器本体1に装入させていても良い。
流動食材F1を容器本体1に収容させた後、プレスプレート2を容器本体1に装入すると共に蓋体4により容器本体1の上部開口を閉蓋した状態で、図4(B)に示すように、蓋体4の上方に位置するハンドル部3bを把持することにより、操作ロッド3と共にプレスプレート2を上下往復動させると、流動食材がオリフィス2aを通過することにより泡立てられる。このような上下動を約2分間続けて行うと、全体がきめの細かい泡により形成されたホイップF2が生成される。
この際、操作ロッド3は、ロッド部3aが蓋体4の中央孔部4bにより、縦横方向(図示のX方向とY方向)に移動しないように拘束された状態で、上下方向にガイドされつつ往復移動させられるので、プレスプレート2を水平姿勢とした状態で上下往復動させることが容易である。
しかも、プレスプレート2の上下往復動に伴い、蓋体4の張出孔部4cを介して、容器本体1の内部と外部の間における吸排気が好適に行われるので、十分な空気を含んだきめの細かい泡状のホイップF2が泡立てられる。
そこで、図4(C)に示すように、操作ロッド3及びプレスプレート2並びに蓋体4を取除いた状態で、ホイップF2を収容した容器本体1を電子レンジに装入し、該ホイップを加熱することにより焼成すると、ふわふわ状態とされたスポンジ状の発泡卵焼きF3が調理される。
電子レンジによる焼成は、最初に500Wで約1分間加熱した後、焼成途中のホイップを箸等で軽く混ぜ、更に500Wで約30秒間加熱すると、ホイップが膨らんでスポンジ状に焼成されるので、その後は余熱で固めれば良い。
調理されたスポンジ状の発泡卵焼きは、容器本体1から取出し、所定の大きさに切断することにより、例えば、パンに挟むことにより、ふわふわ状態の卵サンドとして食に供することができる。
1 容器本体
1a 周壁
2 プレスプレート
2a オリフィス
2b ボス部
3 操作ロッド
3a ロッド部
3b ハンドル部
3c 爪付き嵌合片
4 蓋体
4a 挿通孔
4b 中央孔部
4c 張出孔部
5 嵌着手段
F1 流動食材
F2 ホイップ
F3 発泡卵焼き

Claims (3)

  1. 生卵の身を主原料とする流動食材を収容可能な有底かつ上部開口状の容器本体(1)と、
    前記容器本体(1)の内部に上下動自在に装入されると共に上下に貫通する多数のオリフィス(2a)を設けたプレスプレート(2)と、
    前記容器本体(1)を着脱自在に閉蓋すると共に挿通孔(4a)を設けた蓋体(4)と、
    前記プレスプレート(2)から起立して前記挿通孔(4a)を挿通すると共に上端部にハンドル部(3b)を備えた操作ロッド(3)により構成されており、
    前記蓋体(4)により容器本体(1)を閉蓋した状態で、前記ハンドル部(3b)を介して操作ロッド(3)を上下動することによりプレスプレート(2)を上下往復動させ、オリフィス(2a)を通過することにより泡立てられた流動食材(F1)によりホイップ(F2)を生成するように構成され、
    前記容器本体(1)を電子レンジで加熱することにより、該容器本体(1)の内部において前記ホイップ(F2)を焼成することにより発泡卵焼き(F3)を調理するように構成されて成ることを特徴とする発泡卵焼き調理容器。
  2. 前記操作ロッド(3)は、ロッド部(3a)の上端に該ロッド部から横方向に張り出すハンドル部(3b)を設けており、
    前記蓋体(4)の挿通孔(4a)は、前記ロッド部(3a)を挿通自在とするが蓋体の平面上で縦横方向に移動しないように拘束する中央孔部(4b)と、該中央孔部から横方向に延設されることにより前記ハンドル部(3b)を挿通自在とする張出孔部(4c)を備えて成ることを特徴とする請求項1に記載の発泡卵焼き調理容器。
  3. 前記操作ロッド(3)の下端部は、前記プレスプレート(2)の中央部に立設されたボス部(2b)に着脱自在に嵌着される嵌着手段(5)を設けて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の発泡卵焼き調理容器。
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