JP3220475U - ボルトカプラー - Google Patents

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Abstract

【課題】アンカーボルト固定装置において、アンカーボルト相互を連結してアンカーボルトの連結箇所の強度を高めることができるボルトカプラーを提供する。
【解決手段】テンプレートと、補助フレームとを備える。且つ脚部と支持プレートとを備えたアンカーボルト固定装置を構成する。アンカーボルトの高さを調整するボルトカプラー1を設ける。筒状体1Aの一方又は両方に連結ナット1Bを溶着してボルトカプラー1を設ける。筒状体1Aの周囲に溶接時のビード1Cが巻き付くように構成する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、アンカーボルト固定装置によって建築構造物を基礎に固定する際に、アンカーボルトに連結するボルトカプラーに関するものである。
建築構築物において、基礎にアンカーボルトを固定し、このアンカーボルトに鉄骨を連結する工事がある。基礎にアンカーボルトを固定するには、基礎を設置する位置に予め支持フレームを構築し、この支持フレームにアンカーボルトを固定する。更に、支持フレームの周囲に基礎を形成する基礎用の主筋やフープを組み付けた後、コンクリートを打設して支持フレームごとアンカーボルトを固定するものである。
このような基礎を構築するには、基礎用の主筋等の他に、地中梁用の主筋等も組み付けることになる。そして、これらの主筋等がアンカーボルトを固定する支持フレームと交錯するので、支持フレームを組み立てるスペースが限られることになっていた。したがって、配筋用図面の製作や支持フレームの組み立てスペースを確保するなどといった多くの手間を要している。
そこで、基礎用配筋の設置作業を妨げずにアンカーボルトを配置できるアンカーボルト固定装置が特許文献1に提案されている。この固定装置によると、複数本のアンカーボルトを所定の間隔に保持するテンプレートと、アンカーボルトをアンカーボルトの鉛直下方で支持するアンカー保持部と、アンカー保持部の下端に連結する連結枠体と、更に連結枠体の下方に連結する調整用ボルトとからなるものである。
実用新案登録第3077998号公報
特許文献1に記載のアンカーボルト固定装置によると、アンカーボルトの連結箇所を長ナットで連結する構造になっている。そのため、アンカーボルトの径と調整用ボルトの径とが異なる場合には、この固定装置が使用できなくなる不都合があった。
そこで本考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、基礎用配筋の設置作業を妨げずにアンカーボルトを配置できるアンカーボルト固定装置において、径の異なるアンカーボルトでも連結可能なボルトカプラーの提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本考案の第1の手段は、複数本のアンカーボルト4の上部を主筋Sの妨げにならない間隔に保持するテンプレート2と、このアンカーボルト4の下部をテンプレート2と同じ間隔で保持する補助フレーム3と、該補助フレーム3の下方に突出したアンカーボルト4の下方に連結され該アンカーボルト4を支持するボルト状の脚部5と、基礎Q設置位置に敷設された捨てコンクリートRの上面に固定され、脚部5の下端部を支持固定する金属製の支持プレート6と、により構成され、構造物Pを基礎Qに連結せしめるアンカーボルト4を基礎Q設置位置に固定するアンカーボルト固定装置において、脚部5の上端とアンカーボルト4の下端とに連結して、アンカーボルト4の高さを調整するボルトカプラー1を設け、該ボルトカプラー1は、筒状体1Aの上下端部のいずれか一方又は両方に連結ナット1Bを溶着し、筒状体1Aの周囲に溶接時のビード1Cが巻き付くように構成したものである。
第2の手段は、前記ボルトカプラー1の上と下の連結ナット1Bの径を変えて、径の異なる前記アンカーボルト4と前記脚部5とを連結するように設けている。
第3の手段は、前記ボルトカプラー1の上と下の連結ナット1Bのピッチを変えて、ピッチの異なる前記アンカーボルト4と前記脚部5とを連結するように設けている。
本考案の請求項1によると、ボルトカプラー1によってアンカーボルト4の高さを調整できるので、床面に段差が生じている場合でも、フレキシブルに対応することができる。しかも、ボルトカプラー1は、筒状体1Aの端部に連結ナット1Bを溶着し、筒状体1Aの周囲に溶接時のビード1Cが巻き付くように設けているので、筒状体1Aと連結ナット1Bとが一体化して強力な支持力を有するボルトカプラー1が得られる。
更に、該ボルトカプラー1は、筒状体1Aの上下端部のいずれか一方又は両方に連結ナット1Bを溶着したものであるから、筒状体1Aの上下端部の両方に連結ナット1Bを溶着した場合は、アンカーボルト4と脚部5とを状況に応じてフレキシブルに締結することができ、コストダウンにもつながる。
また、筒状体1Aの下端部に連結ナット1Bを設けない場合は、脚部5の代りに筒状体1Aの下端部を支持台に直接溶接することも可能になる。
請求項2のごとく、ボルトカプラー1の上と下の連結ナット1Bの径を変えて、径の異なるアンカーボルト4と脚部5とを連結するように設けているので、アンカーボルト4と脚部5との径が異なっている場合でも接続することが可能になり、基礎工事の選択肢を増やすことができる。
請求項3のように、ボルトカプラー1の上と下の連結ナット1Bのピッチを変えて、ピッチの異なる前記アンカーボルト4と前記脚部5とを連結するように設けているので、アンカーボルト4と脚部5とのピッチが異なっている場合でも接続することが可能になり、基礎工事の選択肢を増やすことができる。
本考案の一実施例を示す正断面図である。 本考案のカプラーの他の実施例を示す正面図である。 本考案の使用状態を示す正面図である。 本考案のテンプレートを示す平面図である。 本考案のアンカーボルト固定装置の使用状態を示す正断面図である。
本考案を図示例に基づいて説明する。本考案のボルトカプラー1は、アンカーボルト4を基礎Qの設置位置に固定する際に、アンカーボルト4と脚部5と連結する際に使用するものである(図5参照)。
このボルトカプラー1は、筒状体1Aの上下端部に一対の連結ナット1Bを溶接したものである(図1参照)。したがって、筒状体1Aと連結ナット1Bとの境界部分に太いビード1Cが形成されており、この太いビード1Cがボルトカプラー1の強度を高めている。また、連結ナット1Bは、上下端部のいずれか一方に設けることも可能である。
このボルトカプラー1において、上下の連結ナット1Bは、それぞれの径を変えることができる(図2(イ)参照)。この場合、アンカーボルト4と脚部5とのボルト径が異なる場合に対応することができる。また、上下の連結ナット1Bのピッチを変えることもできる(同図(ロ)参照)。この場合は、アンカーボルト4と脚部5とのボルトのピッチが異なる場合に対応できる。
このボルトカプラー1を使用するアンカーボルト固定装置は、複数本のアンカーボルト4を所定の間隔に保持するテンプレート2と補助フレーム3とを有するものである。
テンプレート2には、アンカーボルト4の上部を所定の間隔に配置する挿通孔2Aを開穿してあり、この挿通孔2Aに挿通したアンカーボルト4を固定ナット2Bでテンプレート2に固定する(図3参照)。図示のテンプレート2は、挿通孔2Aを開穿した短冊状の基板2Cを4枚組み合わせて環状に連結したものを使用している(図4参照)。このようなテンプレート2により、挿通孔2Aの間隔設定が正確になり、テンプレート2の強度を高めることもできる。尚、このテンプレート2はアンカーボルト4に鉄骨を連結する際に外され、代わりに鉄骨用のベースプレートTが装着される(図5参照)。
補助フレーム3は、テンプレート2と同じ構成を成し、アンカーボルト4の下部に配設している(図3参照)。すなわち、テンプレート2と同様に、補助フレーム3に形成した挿通孔3Aにアンカーボルト4を挿通し、固定ナット3Bで補助フレーム3に固定する。このとき、補助フレーム3の上面に、アンカーボルト4を保持する貫通孔周囲に配置された定着板7を設け、アンカーボルト4にネジ止めされた固定ナット3Bと該定着板7とを補助フレーム3側に押圧固定するように設けている。
脚部5は、支持プレート6上に支持固定するボルトであり、この支持プレート6は捨てコンクリートRの上面に固定されている(図5参照)。そして、支持プレート6上で、この脚部5を回転させることで、連結枠体4とアンカー保持部3とを介してアンカーボルト4の高さを調整する。図2に示す脚部5には、固定用の回転操作用の操作ナット5Aを脚部5に固着している。脚部5の下端部は、アンカーボルト4の高さ調整後に、支持プレート6に溶接されるものである。
支持プレート6は、基礎Q設置位置に予め敷設された捨てコンクリートRの上に固定されるもので、図示例では、アンカー6Aで固定する(図5参照)。また、各脚部5の位置にそれぞれ支持プレート6を配する他、一対の帯状支持プレート6や、1枚の支持プレート6を使用するなど、支持プレート6の設置数は任意に変更することができる(図示せず)。
このような構成のアンカーボルト固定装置において、本発明ボルトカプラーは、アンカーボルト4と脚部5とを連結する際に使用する。すなわち、ボルトカプラー1は、ボルト状の脚部5の上端とアンカーボルト4の下端とに連結される部材で、アンカーボルト4の高さを調整するものである。
尚、本考案は図示例に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲で任意に変更することができるものである。
P 構造物
Q 基礎
R 捨てコンクリート
S 主筋
1 ボルトカプラー
1A 筒状体
1B 連結ナット
1C ビード
2 テンプレート
2A 挿通孔
2B 固定ナット
2C 基板
3 補助フレーム
3A 挿通孔
3B 固定ナット
4 アンカーボルト
5 脚部
5A 操作ナット
6 支持プレート
6A アンカー
7 定着板

Claims (3)

  1. 複数本のアンカーボルトの上部を主筋の妨げにならない間隔に保持するテンプレートと、このアンカーボルトの下部をテンプレートと同じ間隔で保持する補助フレームと、該補助フレームの下方に突出したアンカーボルトの下方に連結され該アンカーボルトを支持するボルト状の脚部と、基礎設置位置に敷設された捨てコンクリートの上面に固定され、脚部の下端部を支持固定する金属製の支持プレートと、により構成され、構造物を基礎に連結せしめるアンカーボルトを基礎設置位置に固定するアンカーボルト固定装置において、
    脚部の上端とアンカーボルトの下端とに連結して、アンカーボルトの高さを調整するボルトカプラーを設け、該ボルトカプラーは、筒状体の上下端部のいずれか一方又は両方に連結ナットを溶着し、筒状体の周囲に溶接時のビードが巻き付くように構成したことを特徴とするボルトカプラー。
  2. 前記ボルトカプラーの上と下の連結ナットの径を変えて、径の異なる前記アンカーボルトと前記脚部とを連結するように設けた請求項1記載のボルトカプラー。
  3. 前記ボルトカプラーの上と下の連結ナットのピッチを変えて、ピッチの異なる前記アンカーボルトと前記脚部とを連結するように設けた請求項1記載のボルトカプラー。
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