JP3220098B2 - 交換台操作の自動支援装置 - Google Patents
交換台操作の自動支援装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電話交換台
が接続された交換機に係り、顧客の取り扱いまたは交換
台操作に生じた支障を支援する交換台操作の自動支援装
置に関する。
が接続された交換機に係り、顧客の取り扱いまたは交換
台操作に生じた支障を支援する交換台操作の自動支援装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、複数の電話交換台が接続された交
換機において、オペレータによる直接の介入としては、
顧客の取り扱いまたは交換台操作に支障が生じた場合、
空き電話交換台を探しだし、そのオペレータと顧客情報
等の情報交換を実施していた。オペレータは、その内容
によって空き電話交換台のオペレータから必要事項を入
手し、再度顧客対応を行う。また、オペレータによる間
接の介入としては、交換台同士の打ち合わせ機能および
顧客情報等の転送機能を、要求側のオペレータならびに
介入側のオペレータにおける交換台操作で実現してい
た。
換機において、オペレータによる直接の介入としては、
顧客の取り扱いまたは交換台操作に支障が生じた場合、
空き電話交換台を探しだし、そのオペレータと顧客情報
等の情報交換を実施していた。オペレータは、その内容
によって空き電話交換台のオペレータから必要事項を入
手し、再度顧客対応を行う。また、オペレータによる間
接の介入としては、交換台同士の打ち合わせ機能および
顧客情報等の転送機能を、要求側のオペレータならびに
介入側のオペレータにおける交換台操作で実現してい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術において、直接の介入の場合には、他のオペレータを
直接呼び出して、交換台操作支援を受けることになり、
オペレータが交換台から離れるため、交換台操作を中断
することとなり、顧客を待たせる時間が長くなってサー
ビス低下を招くという問題があった。また、間接介入の
場合には、直接介入ほどの操作中断は無いが、交換台操
作が複数回必要となり、また、顧客情報等が要求者と介
入者の間での会話で授受されるため、不正確さおよび操
作の煩雑さが生じるという問題があった。
術において、直接の介入の場合には、他のオペレータを
直接呼び出して、交換台操作支援を受けることになり、
オペレータが交換台から離れるため、交換台操作を中断
することとなり、顧客を待たせる時間が長くなってサー
ビス低下を招くという問題があった。また、間接介入の
場合には、直接介入ほどの操作中断は無いが、交換台操
作が複数回必要となり、また、顧客情報等が要求者と介
入者の間での会話で授受されるため、不正確さおよび操
作の煩雑さが生じるという問題があった。
【０００４】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、顧客の取り扱いまたは交換台操作に支障が生じ
た場合における他のオペレータの選出、顧客情報の正確
な伝達、他のオペレータから要求側のオペレータへの指
示、および他のオペレータから直接顧客対応することが
できる交換台操作の自動支援装置を提供することを目的
とする。
もので、顧客の取り扱いまたは交換台操作に支障が生じ
た場合における他のオペレータの選出、顧客情報の正確
な伝達、他のオペレータから要求側のオペレータへの指
示、および他のオペレータから直接顧客対応することが
できる交換台操作の自動支援装置を提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項１記載の発明では、複数の電話交換台
と、該複数の電話交換台が接続された交換機とから構成
され、前記複数の電話交換台のいずれかで交換台操作に
生じた支障を解消する自動支援装置であって、前記電話
交換台からの支援要求を検知し、いずれの電話交換台か
らの支援要求であるかを判別する支援要求検知手段と、
前記支援要求を送出した前記電話交換台に対して操作支
援要求を授受したことを通知する第１の通知手段と、前
記支援要求検知手段による支援要求判別結果に基づい
て、前記複数の電話交換台のなかから空き電話交換台を
検索する選択手段と、前記選択手段により選択された前
記空き電話交換台に対して支援要求を受けたことを通知
する第２の通知手段とを具備し、前記支援要求を送出し
た前記電話交換台と前記選択手段により選択された前記
空き電話交換台とが、各々、前記第１の通知手段および
前記第２の通知手段からの通知を受信すると、この空き
電話交換台が支援要求のための画面準備をし、前記電話
交換台が画面情報をこの空き電話交換台へ送出し、この
電話交換台とこの空き電話交換台とが同一の画面情報を
表示し、少なくとも、画面情報および音声を互いに送受
信することを特徴とする。
るために、請求項１記載の発明では、複数の電話交換台
と、該複数の電話交換台が接続された交換機とから構成
され、前記複数の電話交換台のいずれかで交換台操作に
生じた支障を解消する自動支援装置であって、前記電話
交換台からの支援要求を検知し、いずれの電話交換台か
らの支援要求であるかを判別する支援要求検知手段と、
前記支援要求を送出した前記電話交換台に対して操作支
援要求を授受したことを通知する第１の通知手段と、前
記支援要求検知手段による支援要求判別結果に基づい
て、前記複数の電話交換台のなかから空き電話交換台を
検索する選択手段と、前記選択手段により選択された前
記空き電話交換台に対して支援要求を受けたことを通知
する第２の通知手段とを具備し、前記支援要求を送出し
た前記電話交換台と前記選択手段により選択された前記
空き電話交換台とが、各々、前記第１の通知手段および
前記第２の通知手段からの通知を受信すると、この空き
電話交換台が支援要求のための画面準備をし、前記電話
交換台が画面情報をこの空き電話交換台へ送出し、この
電話交換台とこの空き電話交換台とが同一の画面情報を
表示し、少なくとも、画面情報および音声を互いに送受
信することを特徴とする。
【０００６】また、請求項２記載の発明では、請求項１
記載の交換台操作の自動支援装置において、前記第２の
通知手段からの通知を受信した、前記選択手段により選
択された前記空き電話交換台からの自動通話割り込み要
求を受信すると、前記支援要求を送出した前記電話交換
台と前記空き電話交換台との通話パスを接続する通話割
り込み手段を具備することを特徴とする。
記載の交換台操作の自動支援装置において、前記第２の
通知手段からの通知を受信した、前記選択手段により選
択された前記空き電話交換台からの自動通話割り込み要
求を受信すると、前記支援要求を送出した前記電話交換
台と前記空き電話交換台との通話パスを接続する通話割
り込み手段を具備することを特徴とする。
【０００７】また、請求項３記載の発明では、請求項１
または２記載の交換台操作の自動支援装置において、前
記複数の電話交換台は、各々、前記支援要求検知手段に
対して支援要求を送出する操作子を備えることを特徴と
する。
または２記載の交換台操作の自動支援装置において、前
記複数の電話交換台は、各々、前記支援要求検知手段に
対して支援要求を送出する操作子を備えることを特徴と
する。
【０００８】この発明では、オペレータが交換台操作に
支障をきたした場合、他のオペレータを直接呼び出し操
作を支援してもらうのではなく、交換台より簡単なキー
操作を行うことで、他のオペレータの交換台へ自動的に
操作支援（介入）を要求し、支援要求を出した交換台の
画面情報を空き交換台の画面に表示するとともに、双方
で音声による通話を可能にする。これにより、顧客の取
り扱いまたは交換台操作に支障が生じた場合における他
のオペレータの選出、顧客情報の正確な伝達、他のオペ
レータから要求側のオペレータへの指示、および他のオ
ペレータから直接顧客対応することが可能になる。
支障をきたした場合、他のオペレータを直接呼び出し操
作を支援してもらうのではなく、交換台より簡単なキー
操作を行うことで、他のオペレータの交換台へ自動的に
操作支援（介入）を要求し、支援要求を出した交換台の
画面情報を空き交換台の画面に表示するとともに、双方
で音声による通話を可能にする。これにより、顧客の取
り扱いまたは交換台操作に支障が生じた場合における他
のオペレータの選出、顧客情報の正確な伝達、他のオペ
レータから要求側のオペレータへの指示、および他のオ
ペレータから直接顧客対応することが可能になる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 Ａ． 第１実施形態 Ａ−１．第１実施形態の構成 図１は、本発明の第１実施形態による全体の構成を示す
ブロック図である。図において、本実施形態によるシス
テムは、交換機１と、該交換機１に接続された、オペレ
ータａが操作する電話交換台２-1と、オペレータｂが操
作する電話交換台２-2とから構成されている。交換機１
は、支援要求分析機能１ａ、介入者選択機能１ｂ、台モ
ニタ機能１ｃを備えている。電話交換台２-1は、支援要
求キー３を備えている。なお、交換機１の通話割り込み
機能１ｄについては後述する第２実施形態で説明する。
の形態を説明する。 Ａ． 第１実施形態 Ａ−１．第１実施形態の構成 図１は、本発明の第１実施形態による全体の構成を示す
ブロック図である。図において、本実施形態によるシス
テムは、交換機１と、該交換機１に接続された、オペレ
ータａが操作する電話交換台２-1と、オペレータｂが操
作する電話交換台２-2とから構成されている。交換機１
は、支援要求分析機能１ａ、介入者選択機能１ｂ、台モ
ニタ機能１ｃを備えている。電話交換台２-1は、支援要
求キー３を備えている。なお、交換機１の通話割り込み
機能１ｄについては後述する第２実施形態で説明する。
【００１０】支援要求分析機能１ａは、電話交換台２-1
の支援要求キー３が押下されたことを認識すると、介入
者選択機能１ｂへ交換台操作を行っていない空き交換台
を検索させるとともに、オペレータａの電話交換台２-1
に対して操作支援要求が行えたことを通知する。同様
に、支援要求分析機能１ａは、台モニタ機能１ｃに対し
て、空き交換台をモニタ状態にする旨を通知する。介入
者選択機能１ｂは、支援要求分析機能１ａからの指示に
従って、交換台操作を行っていない空き交換台を検索
し、検索結果を支援要求分析機能１ａに通知する。本実
施例では、オペレータｂの電話交換台２-2が空き交換台
として選択される。台モニタ機能１ｃは、支援要求分析
機能１ａから空き交換台をモニタ状態にする旨の通知を
受けると、空き交換台へ操作支援要求を受けたことを通
知し、空き交換台にオペレータａの交換台２-1における
画面モニタの準備を行わせる。
の支援要求キー３が押下されたことを認識すると、介入
者選択機能１ｂへ交換台操作を行っていない空き交換台
を検索させるとともに、オペレータａの電話交換台２-1
に対して操作支援要求が行えたことを通知する。同様
に、支援要求分析機能１ａは、台モニタ機能１ｃに対し
て、空き交換台をモニタ状態にする旨を通知する。介入
者選択機能１ｂは、支援要求分析機能１ａからの指示に
従って、交換台操作を行っていない空き交換台を検索
し、検索結果を支援要求分析機能１ａに通知する。本実
施例では、オペレータｂの電話交換台２-2が空き交換台
として選択される。台モニタ機能１ｃは、支援要求分析
機能１ａから空き交換台をモニタ状態にする旨の通知を
受けると、空き交換台へ操作支援要求を受けたことを通
知し、空き交換台にオペレータａの交換台２-1における
画面モニタの準備を行わせる。
【００１１】このように、本第１実施形態では、顧客Ａ
からの入呼に対して応答し、顧客Ｂへ電話を接続させる
オペレータａと、そのオペレータａの交換台操作につい
て操作支援（介入）を行うオペレータｂからなる運用形
態である。なお、図示の例では、２台の電話交換台２-
1，２-2が示されているが、これに限らず、３台以上の
複数の電話交換台が接続されてもよい。
からの入呼に対して応答し、顧客Ｂへ電話を接続させる
オペレータａと、そのオペレータａの交換台操作につい
て操作支援（介入）を行うオペレータｂからなる運用形
態である。なお、図示の例では、２台の電話交換台２-
1，２-2が示されているが、これに限らず、３台以上の
複数の電話交換台が接続されてもよい。
【００１２】Ａ−２．第１実施形態の動作 次に、図２および図３を参照して本第１実施形態の動作
について詳細に説明する。ここで、図２は、本第１実施
形態の動作を説明するためのフローチャートである。ま
た、図３は、本第１実施形態の動作を説明するためのシ
ーケンス図である。図２において、オペレータａが交換
台２-1に着席し（Ｓ１）、顧客Ａからの電話が、交換機
１を通してオペレータａが座っている交換台２-1へ入呼
すると、オペレータａは、その入呼に対して応答し（Ｓ
２）、顧客Ａからの要求に従って交換台操作を行う（Ｓ
３：動作１）。ここで、オペレータａは、交換台操作に
支障がない場合（Ｓ４の「問題なし」）、通常通り、顧
客Ｂへダイヤルし（Ｓ５）、顧客Ａと顧客Ｂとの回線を
接続し（Ｓ６）、交換台操作を終了する（Ｓ７）。
について詳細に説明する。ここで、図２は、本第１実施
形態の動作を説明するためのフローチャートである。ま
た、図３は、本第１実施形態の動作を説明するためのシ
ーケンス図である。図２において、オペレータａが交換
台２-1に着席し（Ｓ１）、顧客Ａからの電話が、交換機
１を通してオペレータａが座っている交換台２-1へ入呼
すると、オペレータａは、その入呼に対して応答し（Ｓ
２）、顧客Ａからの要求に従って交換台操作を行う（Ｓ
３：動作１）。ここで、オペレータａは、交換台操作に
支障がない場合（Ｓ４の「問題なし」）、通常通り、顧
客Ｂへダイヤルし（Ｓ５）、顧客Ａと顧客Ｂとの回線を
接続し（Ｓ６）、交換台操作を終了する（Ｓ７）。
【００１３】以下、交換台操作を行っている時に操作に
支障をきたした場合について説明する。従来技術では、
交換台操作を行っている時に操作に支障をきたした場
合、図２に示すルートにて、他のオペレータを直接呼
び出して（自分の交換台の所まで来てもらう）、交換台
操作支援を受けることになる（Ｓ８）。このため、他の
オペレータは、自分の作業場所から離れてしまうことに
なり、仕事に支障をきたす。また、交換台操作が行えな
いことにより、顧客Ａを待たせることとなり、サービス
の低下ならびに交換機疎通率の低下を招くこととなる。
支障をきたした場合について説明する。従来技術では、
交換台操作を行っている時に操作に支障をきたした場
合、図２に示すルートにて、他のオペレータを直接呼
び出して（自分の交換台の所まで来てもらう）、交換台
操作支援を受けることになる（Ｓ８）。このため、他の
オペレータは、自分の作業場所から離れてしまうことに
なり、仕事に支障をきたす。また、交換台操作が行えな
いことにより、顧客Ａを待たせることとなり、サービス
の低下ならびに交換機疎通率の低下を招くこととなる。
【００１４】これに対して、本第１実施形態では、オペ
レータａは、交換台操作に支障をきたした場合（Ｓ４の
「問題あり」）、交換台操作支援要求を行うために、図
２に示すルートにて、図１に示す支援要求キー３を押
下し、交換機１へ支援要求を行う（Ｓ９：動作２）。操
作支援要求を受信した交換機１は、図１に示す支援要求
分析機能１ａによって支援要求キー３が押下されたこと
を認識し、介入者選択機能１ｂへ交換台操作を行ってい
ない空き交換台（図１では交換台２-2）を検索させ、オ
ペレータａの交換台２-1に対して操作支援要求が行えた
ことを通知する（動作３）。
レータａは、交換台操作に支障をきたした場合（Ｓ４の
「問題あり」）、交換台操作支援要求を行うために、図
２に示すルートにて、図１に示す支援要求キー３を押
下し、交換機１へ支援要求を行う（Ｓ９：動作２）。操
作支援要求を受信した交換機１は、図１に示す支援要求
分析機能１ａによって支援要求キー３が押下されたこと
を認識し、介入者選択機能１ｂへ交換台操作を行ってい
ない空き交換台（図１では交換台２-2）を検索させ、オ
ペレータａの交換台２-1に対して操作支援要求が行えた
ことを通知する（動作３）。
【００１５】同様に、支援要求分析機能１ａは、台モニ
タ機能１ｃにオペレータｂの交換台２-2をモニタ状態に
する旨を通知する。台モニタ機能１ｃは、操作支援要求
を受けたことをオペレータｂの交換台２-2に通知する。
これにより、オペレータｂの交換台２-2は、自動的にオ
ペレータａの交換台２-1における画面モニタの準備を行
う。
タ機能１ｃにオペレータｂの交換台２-2をモニタ状態に
する旨を通知する。台モニタ機能１ｃは、操作支援要求
を受けたことをオペレータｂの交換台２-2に通知する。
これにより、オペレータｂの交換台２-2は、自動的にオ
ペレータａの交換台２-1における画面モニタの準備を行
う。
【００１６】支援要求キー３を押下したオペレータａの
交換台２-1は、オペレータｂの交換台２-2へ画面情報を
送出することで、オペレータａの交換台２-1の画面とオ
ペレータｂの交換台２-2の画面には、全く同じ情報が表
示されることになる（動作４）。このとき、オペレータ
ｂの交換台画面には、「自動支援要求受信」メッセージ
が表示される。その後、オペレータｂは、手動でオペレ
ータａに対して通話割り込みを行い、オペレータａに対
して操作支援を行う（動作５）。その後、操作支援が完
了すると、顧客Ｂへダイヤルし（Ｓ５）、顧客Ａと顧客
Ｂとの回線を接続し（Ｓ６）、交換台操作を終了する
（Ｓ７）。
交換台２-1は、オペレータｂの交換台２-2へ画面情報を
送出することで、オペレータａの交換台２-1の画面とオ
ペレータｂの交換台２-2の画面には、全く同じ情報が表
示されることになる（動作４）。このとき、オペレータ
ｂの交換台画面には、「自動支援要求受信」メッセージ
が表示される。その後、オペレータｂは、手動でオペレ
ータａに対して通話割り込みを行い、オペレータａに対
して操作支援を行う（動作５）。その後、操作支援が完
了すると、顧客Ｂへダイヤルし（Ｓ５）、顧客Ａと顧客
Ｂとの回線を接続し（Ｓ６）、交換台操作を終了する
（Ｓ７）。
【００１７】Ｂ．第２実施形態形態 次に、本発明の第２実施形態形態について説明する。 Ｂ−１．第２実施形態形態の構成 前述した第１実施形態形態では、図２を参照すると、動
作４のところでオペレータｂの交換台２-2が自動的に画
面モニタを開始した後に、動作５で手動で通話割り込み
を行うようになっている。しかしながら、オペレータｂ
は、画面モニタ状態のままで何もアクションを起こさな
い場合も考えられ、オペレータａに対して通話割り込み
を行わない可能性も考えられる。そこで、本第２実施形
態では、オペレータｂの交換台２-2が自動的に画面モニ
タを開始した後、自動的に通話割り込みを行うべく、交
換機１に通話割り込み機能１ｄを備えるようになってい
る。
作４のところでオペレータｂの交換台２-2が自動的に画
面モニタを開始した後に、動作５で手動で通話割り込み
を行うようになっている。しかしながら、オペレータｂ
は、画面モニタ状態のままで何もアクションを起こさな
い場合も考えられ、オペレータａに対して通話割り込み
を行わない可能性も考えられる。そこで、本第２実施形
態では、オペレータｂの交換台２-2が自動的に画面モニ
タを開始した後、自動的に通話割り込みを行うべく、交
換機１に通話割り込み機能１ｄを備えるようになってい
る。
【００１８】通話割り込み機能１ｄは、オペレータｂの
交換台２-2から送出される自動通話割り込み要求を受信
すると、オペレータｂの通話路接続１ｅで通話パスをハ
ントし、オペレータｂ−交換機１間の通話パス接続を行
った後、オペレータａの通話路接続１ｆから再度空き通
話パスをハントし、交換機１−オペレータａ間の通話パ
ス接続を行い、最後に両通話パスを接続する。
交換台２-2から送出される自動通話割り込み要求を受信
すると、オペレータｂの通話路接続１ｅで通話パスをハ
ントし、オペレータｂ−交換機１間の通話パス接続を行
った後、オペレータａの通話路接続１ｆから再度空き通
話パスをハントし、交換機１−オペレータａ間の通話パ
ス接続を行い、最後に両通話パスを接続する。
【００１９】Ｂ−２．第２実施形態の動作 図２に示す動作４において、オペレータａの交換台２-1
から画面情報を受信した際に、オペレータｂの交換台２
-2から交換機１に対して自動通話割り込み要求を送出す
る（動作５）。自動通話割り込み要求を受信した通話割
り込み機能１ｄは、オペレータｂ（交換台２-2）の通話
路接続１ｅで通話パスをハントし、オペレータｂ（交換
台２-2）−交換機１間の通話パス接続を行う。その後、
通話割り込み機能１ｄは、オペレータａ（交換台２-1）
の通話路接続１ｆから再度空き通話パスをハントし、交
換機１−オペレータａ（交換台２-1）間の通話パス接続
を行い、最後に両通話パスを接続する。これにより、動
作４が実施された後は、オペレータａ（交換台２-1）−
オペレータｂ（交換台２-2）間で直接通話できる状態と
なる。
から画面情報を受信した際に、オペレータｂの交換台２
-2から交換機１に対して自動通話割り込み要求を送出す
る（動作５）。自動通話割り込み要求を受信した通話割
り込み機能１ｄは、オペレータｂ（交換台２-2）の通話
路接続１ｅで通話パスをハントし、オペレータｂ（交換
台２-2）−交換機１間の通話パス接続を行う。その後、
通話割り込み機能１ｄは、オペレータａ（交換台２-1）
の通話路接続１ｆから再度空き通話パスをハントし、交
換機１−オペレータａ（交換台２-1）間の通話パス接続
を行い、最後に両通話パスを接続する。これにより、動
作４が実施された後は、オペレータａ（交換台２-1）−
オペレータｂ（交換台２-2）間で直接通話できる状態と
なる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
作業がスムーズに行われることで、顧客を待たせること
なく運用が行えるため、操作支援を受けた支援オペレー
タの作業の軽減を図ることができ、また、支援要求オペ
レータが要求する操作支援要求もスムーズに行うことが
できるという利点が得られる。また、交換台操作支援要
求を例えば１個のキーを押下するだけで自動的に支援要
求を行うようにしたので、複雑な操作が必要となくな
り、顧客を待たせる時間が短くなるとともに操作誤りを
防止することができるという利点が得られる。さらに、
支援オペレータが交換台をモニタできることにより、顧
客情報および対応状況などの取扱者状況を画面情報と通
話（会話情報）によって正確に得ることができ、また、
介入者の判断により顧客と直接通話状態にすることによ
り、顧客へ迅速に対応することができるという利点が得
られる。
作業がスムーズに行われることで、顧客を待たせること
なく運用が行えるため、操作支援を受けた支援オペレー
タの作業の軽減を図ることができ、また、支援要求オペ
レータが要求する操作支援要求もスムーズに行うことが
できるという利点が得られる。また、交換台操作支援要
求を例えば１個のキーを押下するだけで自動的に支援要
求を行うようにしたので、複雑な操作が必要となくな
り、顧客を待たせる時間が短くなるとともに操作誤りを
防止することができるという利点が得られる。さらに、
支援オペレータが交換台をモニタできることにより、顧
客情報および対応状況などの取扱者状況を画面情報と通
話（会話情報）によって正確に得ることができ、また、
介入者の判断により顧客と直接通話状態にすることによ
り、顧客へ迅速に対応することができるという利点が得
られる。
【図１】 本発明の実施形態による全体の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】 本実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図３】 本実施形態の動作を説明するためのシーケン
ス図である。
ス図である。
１ 交換機 １ａ 支援要求分析機能（支援要求検知手段、第１の通
知手段） １ｂ 介入者選択機能（選択手段） １ｃ 台モニタ機能（第２の通知手段） １ｄ 通話割り込み機能（通話割り込み手段） ２-1 電話交換台 ２-2 電話交換台 ３ 支援要求キー（操作子） ａ オペレータ ｂ オペレータ
知手段） １ｂ 介入者選択機能（選択手段） １ｃ 台モニタ機能（第２の通知手段） １ｄ 通話割り込み機能（通話割り込み手段） ２-1 電話交換台 ２-2 電話交換台 ３ 支援要求キー（操作子） ａ オペレータ ｂ オペレータ
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の電話交換台と、該複数の電話交換
台が接続された交換機とから構成され、前記複数の電話
交換台のいずれかで交換台操作に生じた支障を解消する
自動支援装置であって、 前記電話交換台からの支援要求を検知し、いずれの電話
交換台からの支援要求であるかを判別する支援要求検知
手段と、 前記支援要求を送出した前記電話交換台に対して操作支
援要求を授受したことを通知する第１の通知手段と、 前記支援要求検知手段による支援要求判別結果に基づい
て、前記複数の電話交換台のなかから空き電話交換台を
検索する選択手段と、 前記選択手段により選択された前記空き電話交換台に対
して支援要求を受けたことを通知する第２の通知手段と
を具備し、 前記支援要求を送出した前記電話交換台と前記選択手段
により選択された前記空き電話交換台とが、各々、前記
第１の通知手段および前記第２の通知手段からの通知を
受信すると、この空き電話交換台が支援要求のための画
面準備をし、前記電話交換台が画面情報をこの空き電話
交換台へ送出し、この電話交換台とこの空き電話交換台
とが同一の画面情報を表示し、少なくとも、画面情報お
よび音声を互いに送受信することを特徴とする交換台操
作の自動支援装置。 - 【請求項２】 前記第２の通知手段からの通知を受信し
た、前記選択手段により選択された前記空き電話交換台
からの自動通話割り込み要求を受信すると、前記支援要
求を送出した前記電話交換台と前記空き電話交換台との
通話パスを接続する通話割り込み手段を具備することを
特徴とする請求項１記載の交換台操作の自動支援装置。 - 【請求項３】 前記複数の電話交換台は、各々、前記支
援要求検知手段に対して支援要求を送出する操作子を備
えることを特徴とする請求項１または２記載の交換台操
作の自動支援装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35194398A JP3220098B2 (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 交換台操作の自動支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35194398A JP3220098B2 (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 交換台操作の自動支援装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000184075A JP2000184075A (ja) | 2000-06-30 |
| JP3220098B2 true JP3220098B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=18420694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35194398A Expired - Fee Related JP3220098B2 (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | 交換台操作の自動支援装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3220098B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3745955B2 (ja) * | 2000-11-07 | 2006-02-15 | 東京海上日動火災保険株式会社 | センタシステム、問い合わせ処理方法及び記録媒体 |
-
1998
- 1998-12-10 JP JP35194398A patent/JP3220098B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000184075A (ja) | 2000-06-30 |
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