JP3219935B2 - 故障診断装置 - Google Patents

故障診断装置

Info

Publication number
JP3219935B2
JP3219935B2 JP14359594A JP14359594A JP3219935B2 JP 3219935 B2 JP3219935 B2 JP 3219935B2 JP 14359594 A JP14359594 A JP 14359594A JP 14359594 A JP14359594 A JP 14359594A JP 3219935 B2 JP3219935 B2 JP 3219935B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
control unit
failure diagnosis
manual
maintenance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14359594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0815096A (ja
Inventor
邦宏 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK filed Critical Fuji Jukogyo KK
Priority to JP14359594A priority Critical patent/JP3219935B2/ja
Priority to GB9511351A priority patent/GB2290631B/en
Priority to DE19522937A priority patent/DE19522937C2/de
Publication of JPH0815096A publication Critical patent/JPH0815096A/ja
Priority to US08/902,643 priority patent/US5758300A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3219935B2 publication Critical patent/JP3219935B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輛に搭載された電子
制御装置内のデータを読出して故障診断を行う故障診断
装置に係り、特に、外部コンピュータからマニュアルデ
ータを無線通信により得る故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車等、車輛の制御系は、複雑
に電子制御化されており、故障診断に際しては、車輛に
搭載された電子制御装置に接続し、制御系のデータを簡
単に読込むことのできる故障診断装置(いわゆるハンド
ヘルドコンピュータ)の装備が不可欠となっている。
【0003】この故障診断装置は、整備員が車輛の制御
系を簡単にチェックできるように、携帯性、汎用性を重
視した設計となっている。
【0004】また、この故障診断装置を用いて車輛の制
御系をチェックする場合は、一般的に整備員は整備マニ
ュアルを参照し、この整備マニュアルに沿って診断作業
を進め、その際に読込まれた種々のデータを整備マニュ
アルに記載されているデータと比較して故障の有無、或
は故障箇所を特定する。従って、この整備マニュアルが
手元にないと診断作業をスムーズに行うことができな
い。
【0005】一方、最近の故障診断装置では、整備マニ
ュアルをディスプレイ上に表示、この表示された診断項
目に従って診断作業を進めることができるようにしたも
のがある。この故障診断装置では、上記整備マニュアル
が、診断モード或は車種等に応じて選択的に装着するこ
とのできるROMカートリッジに記憶されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、診断モード或
は車種等を変更する毎にROMカートリッジを交換する
のは非効率的であり、作業性が悪い。一方、全ての診断
モードに対応する整備マニュアルを一つのROMカート
リッジに記憶させるには容量に限界があるため無理であ
る。
【0007】例えば、記憶媒体としてCD−ROM等の
比較的容量の大きいものを採用すれば、全ての整備マニ
ュアルを記憶させることは可能になるが、装置全体が大
型化してしまい、故障診断装置の有する携帯性が損われ
てしまう不都合がある。
【0008】これに対処するに、例えば特開平1−13
6045号公報には、上記ROMカートリッジに外部コ
ンピュータを接続し、この外部コンピュータに記憶され
ている整備マニュアルを読込んで、故障診断装置に表示
させるようにした技術が開示されている。
【0009】しかし、故障診断装置をケーブルを介して
外部コンピュータに接続するためには、このケーブルを
整備現場まで配線しなければならず、ケーブルの引回し
により現場での整備作業に支障を来す。
【0010】また、故障診断を行う際には、一般に不具
合現象を再現するために走行状態で計測する場合が多
く、上記外部コンピュータにケーブル接続された状態で
は、走行状態での故障診断を行うことができず使い勝手
が悪い。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、携帯性を損うことなく、必要とする整備マニュアル
を瞬時に読込むことができて使い勝手が良く、しかも設
備費の低コスト化が実現できる故障診断装置を提供する
ことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による故障診断装置は、車輛に搭載された電子制
御装置に接続し、この電子制御装置内のデータを読出し
て故障診断を行うと共に、操作入力されたデータに基づ
きマニュアルデータ要求をか判断し、マニュアルデータ
要求のとき外部コンピュータにマニュアルデータ要求コ
ードを出力し、上記外部コンピュータで検索したマニュ
アルデータを読込む診断制御部と、上記外部コンピュー
タに対して無線によりデータリンクを行う送受信部と、
上記診断制御部に読込まれたマニュアルデータを表示す
る表示部とを備えることを特徴とする。
【0013】
【作 用】本発明による故障診断装置では、車輛に搭載
された電子制御装置に接続して、電子制御装置内のデー
タを読出して故障診断する際に、整備マニュアルを必要
とする場合には、マニュアル要求コマンドを入力する
と、このマニュアル要求コマンドに対応するマニュアル
要求コードが送受信手段を介して外部コンピュータに無
線送信される。そして、外部コンピュータは、上記マニ
ュアル要求コードが受信されると、該当するマニュアル
データを検索し、この検索したマニュアルデータを故障
診断装置に無線送信する。
【0014】すると、故障診断装置は、上記送受信部を
介して上記マニュアルデータを受信し、表示部に表示す
る。整備員は、この表示部に表示された整備マニュアル
に沿って診断を行い、その結果を逐次入力して診断作業
を進める。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0016】図1に示すように、本実施例では、携帯型
故障診断装置(いわゆるハンドヘルドコンピュータ)A
と、外部コンピュータの一例であるホストコンピュータ
Bとで故障診断システムが構成されている。この故障診
断システムはディーラのサービスステーション等に配備
され、上記携帯型故障診断装置Aに設けた入出力コネク
タ31から延出するアダプタハーネス32を、車輛Cに
搭載された電子制御装置Dから延出する外部接続用コネ
クタ2aに接続し、上記電子制御装置D内のデータを読
出し、この読出したデータに基づいて、車輛Cの制御系
に対する故障診断を行う。
【0017】ここで、上記電子制御装置Dの構成及び動
作について簡単に説明する。
【0018】本実施例では、図2に示すように、この電
子制御装置Dとしてエンジンを制御対象とするエンジン
制御ユニット2を用いた例につき説明する。このエンジ
ン制御ユニット2は、CPU3、ROM4、RAM5、
入力インタフェース6、出力インタフェース7がバスラ
インを介して互いに接続されるマイクロコンピュータを
中核として構成されており、各部に特定の定電圧を供給
する定電圧回路8、及び駆動回路9を有する。
【0019】上記入力インタフェース6を介して入力さ
れるデータとしては、冷却水温センサ10で検出した冷
却水温信号TW、O2センサ11で検出した空燃比のリー
ン/リッチ信号λ、吸入空気量センサ12で計測した吸
入空気量信号Q、エアコンスイッチ13のON/OFF
信号SWa、車速センサ14で検出した車速信号S、ア
イドルスイッチ15のON/OFF信号SWI、スロッ
トル開度センサ16で検出したスロットル開度信号Tr
θ、ニュートラルスイッチ17のON/OFF信号SW
n、エンジン回転数センサ18で検出したエンジン回転
数信号N等がある。
【0020】上記各入力データは、ROM4に記憶され
ている制御プログラムに従い種々の演算処理を行うCP
U3により、RAM5に一時格納され、制御量演算に使
用される。すなわち、CPU3で燃料噴射パルス幅、点
火時期等、種々の制御量演算を行い、その制御量に対応
する制御信号を上記出力インタフェース7から駆動回路
9へ所定タイミングで出力する。すると、この駆動回路
9により制御信号が駆動信号に変換されて、この駆動信
号が、キャニスタパージ量を制御するキャニスタ制御装
置19、EGR量を制御するEGRアクチュエータ2
0、アイドル回転数を制御するアイドル制御アクチュエ
ータ21、点火プラグに対して点火信号を通電するイグ
ニッションコイル22、燃料噴射量を所定に計量して噴
射するインジェクタ23等に出力されて、各運転領域ご
とに最適なエンジン状態に制御される。なお、上記制御
量もRAM5に一時格納される。
【0021】次に、上記携帯型故障診断装置Aの構成に
ついて説明する。この携帯型故障診断装置Aには、ディ
スプレイ36、キーボード37等が配設され、又、内部
には、図2に示すように、CPU42、RAM43、I
/Oインタフェース44をバスラインを介して互いに接
続したマイクロコンピュータ及び出力回路45から構成
される診断制御部38、電源回路39等が設けられてい
る。
【0022】さらに、この診断制御部38には、上記エ
ンジン制御ユニット2に対する診断項目毎、或は車種毎
に相違するプログラムに対応して、上記携帯型故障診断
装置Aを汎用的に使用できるように、ROMカートリッ
ジ41がコネクタ40を介して接続自在にされている。
このROMカートリッジ41には、診断項目、或は車種
毎の診断プログラムを記憶するROM41aが内蔵され
ている。
【0023】また、上記I/Oインタフェース44の入
力ポートには、上記キーボード37からのキー入力によ
る各種コマンド信号と、上記エンジン制御ユニット2か
らの各入出力信号が出力インタフェース7を介して入力
される。さらに、このI/Oインタフェース44の出力
ポートには、上記エンジン制御ユニット2の入力インタ
フェース6と上記ディスプレイ36とが接続されてい
る。また、上記診断制御部38に接続する電源回路39
が上記アダプタハーネス32を介して車輛Cのバッテリ
VBに接続されている。
【0024】一方、上記ホストコンピュータBは、図1
に示すように、演算制御部56を備える本体部51と、
診断データ或は作業手順や集計等のグラフィックスデー
タ等を表示するディスプレイ52と、このディスプレイ
52に表示されたメニューを選択したり、或は上記演算
制御部56にコマンドデータを入力するキーボード53
とで構成されており、さらに、この本体部51にプリン
タ54、CD−ROMドライブ55等の各周辺機器が接
続されている。
【0025】図3に示すように、上記本体部51に内蔵
する演算制御部56には、CPU57を中心として、R
OM58、RAM59、HD(ハードディスク)コント
ローラ60、及びI/Oインタフェース61がバスライ
ンを介して接続され、このI/Oインタフェース61に
上記各周辺機器が接続され、さらに上記HDコントロー
ラ60に、制御プログラム或は固定データ等を記憶する
ハードディスクを内蔵するHDD(ハードディスクドラ
イブ)62が接続されている。また、上記CD−ROM
ドライブ55によって駆動されるCD−ROM63に
は、各診断モード毎の作業マニュアル等の電子化データ
が記憶されている。
【0026】ところで、上記携帯型故障診断装置Aと上
記ホストコンピュータBとには、無線によりデータリン
クを行うための送受信部として、データ通信ユニット6
6A,66Bが各々設けられている。図2、図3に示す
ように、上記各制御部38,56のI/Oインタフェー
ス44,61の出力ポートには、この各制御部38,5
6で処理したデータを上記各データ通信ユニット66
A,66Bに出力する出力回路45,64が接続され、
また、入力ポートには上記各データ通信ユニット66
A,66Bからの受信データが入力される。
【0027】一方、上記各データ通信ユニット66A,
66Bには、上記各制御部38,56と上記各データ通
信ユニット66A,66Bとの間のデータ授受を行う通
信制御回路67と、この通信制御回路67から出力され
た送信データを一時的に蓄える送信データバッファ68
aと、この送信データをデータ伝送するのに適した信号
に変調する送信データ変調回路68bと、この変調され
た送信データをアンテナ70を介して互いのデータ通信
ユニット66B,66Aに無線送信する送信回路68c
とを備え、さらに上記アンテナ70を介して互いに上記
送信データを受信する受信回路69aと、この受信デー
タを上記制御部38,56での処理に適した信号に復調
する受信データ復調回路69bと、この復調された受信
データを一時的に蓄える受信データバッファ69cとが
備えられている。
【0028】次に、携帯型故障診断装置Aと車輛に搭載
された電子制御装置Dの一例としてのエンジン制御ユニ
ット2、及び携帯型故障診断装置Aと上記ホストコンピ
ュータBとの間の通信手順について図4のフローチャー
トに従って説明する。なお、図4(a)は携帯型故障診
断措置Aにおいて実行される手順、同図(b)はエンジ
ン制御ユニット2において実行される手順、同図(c)
はホストコンピュータBにおいて実行される手順をそれ
ぞれ示す。
【0029】まず、診断対象とする車輛Cに乗車した整
備員等は、この車輛Cに搭載されたエンジン制御ユニッ
ト2に携帯型故障診断装置Aをアダプタハーネス32を
介して接続する。
【0030】そして、図示しないスイッチをONする
と、ステップS1で、エンジン制御ユニット2に対する
データの要求かを判断する。このとき、上記携帯型故障
診断装置Aのディスプレイ36には、エンジン制御ユニ
ット2に対するデータの要求か否かを示すメッセージが
表示され、そのメッセージに従って、コマンド(要求す
るは「1」キー、要求しないは「0」キー等)を入力する。
【0031】データの要求が選択された場合は、ステッ
プS2へ進み、必要とするデータに対応するコマンドを
キーボード37を介して入力する。例えば、燃料噴射パ
ルス時間(燃料噴射パルス幅)のデータが必要な場合に
は、F1→2→ENTと入力する。すると、上記コマンドを
エンジン制御ユニット2における該当データが格納され
ているRAM5のアドレスを指定するデータ要求コード
に変換して、上記エンジン制御ユニット2に送信する。
一方、データを要求しないコマンドが入力された場合に
は、ステップS5へジャンプする。
【0032】そして、上記ステップS1でデータの要求
が選択され、上記ステップS2で、上記エンジン制御ユ
ニット2にアドレスを指定する所定のデータ要求コード
が送信されると、エンジン制御ユニット2では、ステッ
プS11で、上記携帯型故障診断装置Aから送信された
データ要求コードを受信し、ステップS12で、このデ
ータ要求コードに対応するアドレスを検索して該当アド
レスに格納されているデータを読出し、このデータを伝
送するに適したフォーマット形成等の加工を施し、ステ
ップS13で、携帯型故障診断装置Aに送信する。
【0033】一方、携帯型故障診断装置Aでは、ステッ
プS3で、上記エンジン制御ユニット2から送信された
データが受信されるまで待機し、データが受信されたと
きにステップS4へ進み、この受信データ、或はこの受
信データに基づいて演算した各種データを物理量変換し
てディスプレイ36に表示する。ここで、例えば燃料噴
射パルス幅時間が選択された場合には、エンジン制御ユ
ニット2から読出された燃料噴射パルス時間がディスプ
レイ36に数値表示される。
【0034】そして、上記ステップS1或はステップS
4からステップS5へ進むと、ホストコンピュータBに
対して整備マニュアルデータが要求されているかを判断
するる。このとき、上記ディスプレイ36には、整備マ
ニュアルデータを要求するか否かのメッセージが表示さ
れ、そのメッセージに従って、コマンド(要求するは
「1」キー、要求しないは「0」キー等)を入力する。
【0035】そして、整備マニュアルデータを要求しな
いと判断した場合には、ステップS1へ戻り、新たなデ
ータを要求するか否かを選択するコマンド入力を待つ。
一方、整備マニュアルデータの送信を要求する場合に
は、ステップS6へ進み、対応する整備マニュアルデー
タを要求するコマンドを上記キーボード37を介して入
力する。すると、このコマンドをマニュアルデータ要求
コードに変換してホストコンピュータBに無線送信し、
ステップS7で、このホストコンピュータBからの整備
マニュアルデータの送信を待つ。
【0036】上記携帯型故障診断装置Aの診断制御部3
8から上記ホストコンピュータBに対して出力されるマ
ニュアルデータ要求コードは、この診断制御部38に設
けた出力回路45からデータ通信ユニット66Aに通信
制御回路67を介して授受され、送信データバッファ6
8aに一時蓄えられる。そして、送信データ変調回路6
8bでデータ伝送するのに適した信号に変調した後、送
信回路68cからアンテナ70を介して無線送信され
る。
【0037】この無線送信されたデータは、ホストコン
ピュータBに設けたデータ通信ユニット66Bの受信回
路69aによりアンテナ70を介して受信され、受信デ
ータ復調回路69bで復調された後、受信データバッフ
ァ69cに一時蓄積される。そして、通信制御回路67
を介してホストコンピュータBの演算制御部56に入力
される。
【0038】上記携帯型故障診断装置Aから送信された
マニュアルデータ要求コードが、データ通信ユニット6
6Bを介してホストコンピュータBの演算制御部56に
入力されると、このホストコンピュータBでは、ステッ
プS21で、このマニュアルデータ要求コードが受信さ
れ、ステップS22で、該当する整備マニュアルデータ
を検索する。ここで、各種の整備マニュアルデータはC
D−ROM63に記憶されており、上記携帯型故障診断
装置Aから整備マニュアルデータの検索要求が送信され
ると、ホストコンピュータBではCD−ROMドライブ
55を駆動させて、CD−ROM63から該当する整備
マニュアルデータを検索する。なお、整備マニュアルデ
ータは、内部メモリ、或はハードディスクに記憶されて
いても良く、また他の周辺機器によって検索される記憶
媒体に記憶されていても良い。
【0039】そして、ステップS23で、上記ステップ
S22で検索した整備マニュアルデータを上記携帯型故
障診断装置Aに送信する。上記ホストコンピュータBで
検索した整備マニュアルデータは、図3に示すように、
出力回路64からデータ通信ユニット66Bに通信制御
回路67を介して授受され、送信データバッファ68a
に一時蓄えられる。そして、送信データ変調回路68b
でデータ伝送するのに適した信号に変調した後、送信回
路68cからアンテナ70を介して無線送信される。
【0040】この無線送信されたデータは、図2に示す
上記携帯型故障診断装置Aに設けたデータ通信ユニット
66Aの受信回路69aによりアンテナ70を介して受
信され、受信データ復調回路69bで復調された後、受
信データバッファ69cに一時蓄積される。そして、通
信制御回路67を介して診断制御部38に読込まれる。
【0041】そして、上記携帯型故障診断装置Aの診断
制御部38では、上記ホストコンピュータBから送信さ
れた該当整備マニュアルデータが入力されたとき、この
整備マニュアルデータBをRAM43に格納し、ステッ
プS8で、ディスプレイ36に表示して、ステップS1
へ戻る。
【0042】整備員は、例えば、図5に示すように、上
記ディスプレイ36に表示された整備マニュアルの点検
項目に従って、携帯型故障診断装置Aのキーボード37
を操作し、必要とするエンジン制御ユニット2内のデー
タを読込み、ディスプレイ36に表示させ、そのデータ
が適正かどうかを、ホストコンピュータBから無線通信
により得たマニュアルデータ(正常時における基準デー
タ)と比較することで点検し、或は計測値を入力して、
診断作業を進める。
【0043】このように、本実施例では、診断作業に必
要とする整備マニュアルデータをホストコンピュータB
から読込むようにしたので、携帯型故障診断装置Aの携
帯性、汎用性は損われず、しかも無線通信によりデータ
の授受が行われるので、整備現場にホストコンピュータ
Bと接続するためのケーブルを引回す必要がなく、取扱
い性がよい。
【0044】尚、本実施例では車輛に搭載されたに電子
制御装置としてエンジン制御ユニット2を一例として説
明したが、電子制御装置はこれに限定されることなく、
車載の他の電子制御装置(例えば、変速機制御ユニッ
ト、ブレーキ制御ユニット、オートクルーズ制御ユニッ
ト、エアコン制御ユニット等)を対象としても良いこと
は勿論である。又、マニュアルデータはホストコンピュ
ータに記憶させるに限らず、ホストコンピュータに接続
してネットワークを形成する他の外部コンピュータに記
憶させるようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
故障診断の際に必要とする整備マニュアルデータを外部
コンピュータから無線通信により読出すようにしたの
で、故障診断装置の有する携帯性、汎用性は損われず
に、必要とする全ての整備マニュアルを瞬時に表示させ
ることができて、使い勝手が良く、しかも送受信部を介
して無線によりデータリンクが行われるため、外部コン
ピュータと故障診断装置とを接続するためのケーブルの
引回しが不要で、設備費の低コスト化を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】故障診断システムの概略構成図
【図2】電子制御装置と携帯型故障診断装置との回路ブ
ロック図
【図3】ホストコンピュータの回路ブロック図
【図4】故障診断時のデータ通信手順を示すフローチャ
ート
【図5】故障診断装置のディスプレイに表示される整備
マニュアルの内容例を示す説明図
【符号の説明】
A 携帯型故障診断装置 B ホストコンピュータ(外部コンピュータ) C 車輛 D 電子制御装置 36 ディスプレイ(表示部) 38 診断制御部 66A データ通信ユニット(送受信部)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−136045(JP,A) 特開 平6−11419(JP,A) 特開 昭54−40433(JP,A) 特開 平6−102148(JP,A) 特開 平3−226770(JP,A) 特開 平1−260344(JP,A) 特開 昭63−3301(JP,A) 実開 昭61−89144(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 17/007 H04M 11/00 - 11/10 G05B 23/00 - 23/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輛に搭載された電子制御装置に接続
    し、この電子制御装置内のデータを読出して故障診断を
    行うと共に、操作入力されたデータに基づきマニュアル
    データ要求をか判断し、マニュアルデータ要求のとき外
    部コンピュータにマニュアルデータ要求コードを出力
    し、上記外部コンピュータで検索したマニュアルデータ
    を読込む診断制御部と、 上記外部コンピュータに対して無線によりデータリンク
    を行う送受信部と、 上記診断制御部に読込まれたマニュアルデータを表示す
    る表示部とを備えることを特徴とする故障診断装置。
JP14359594A 1994-06-24 1994-06-24 故障診断装置 Expired - Lifetime JP3219935B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14359594A JP3219935B2 (ja) 1994-06-24 1994-06-24 故障診断装置
GB9511351A GB2290631B (en) 1994-06-24 1995-06-05 Diagnosis system for motor vehicle and the method thereof
DE19522937A DE19522937C2 (de) 1994-06-24 1995-06-23 Diagnosesystem für ein Kraftfahrzeug
US08/902,643 US5758300A (en) 1994-06-24 1997-07-30 Diagnosis system for motor vehicles and the method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14359594A JP3219935B2 (ja) 1994-06-24 1994-06-24 故障診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0815096A JPH0815096A (ja) 1996-01-19
JP3219935B2 true JP3219935B2 (ja) 2001-10-15

Family

ID=15342384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14359594A Expired - Lifetime JP3219935B2 (ja) 1994-06-24 1994-06-24 故障診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3219935B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102270061B1 (ko) * 2019-04-12 2021-06-28 주식회사 주경 분할형 구름베어링을 이용한 높낮이 조절 테이블의 소음저감구조
KR102476164B1 (ko) * 2020-11-20 2022-12-09 주식회사 한성교구 높이조절 지주의 흔들림 방지장치

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3473355B2 (ja) * 1997-10-30 2003-12-02 トヨタ自動車株式会社 車両情報収集システムおよびそのシステムに適用される車載調査装置
JP2002183334A (ja) * 2000-12-15 2002-06-28 Speed Japan:Kk 車両故障情報提供方法及びこの方法に使用するホストコンピュータ
JP2002202810A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Toshiba Corp 装置管理方法、装置管理システム及び装置管理プログラムを記録した記録媒体
JP4556086B2 (ja) * 2001-01-31 2010-10-06 マツダ株式会社 車載の遠隔故障診断装置、車載の遠隔故障診断用プログラム、車両の遠隔故障診断方法、車両の故障診断装置、及び、車両の故障診断用プログラム
KR20030030195A (ko) * 2001-10-09 2003-04-18 현대자동차주식회사 무선망을 이용한 정보의 원격 자동갱신 알림과 동기화 방법
JP4349185B2 (ja) * 2004-04-14 2009-10-21 株式会社日立製作所 車両監視装置
JP2007240436A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Denso Corp 車両診断システム
FR2920558B1 (fr) * 2007-08-27 2010-03-12 Renault Sas Procede et systeme de diagnostic du dysfonctionnement d'un vehicule automobile
JP6015541B2 (ja) * 2013-04-22 2016-10-26 株式会社デンソー 車両診断システム、サーバ及びコンピュータプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102270061B1 (ko) * 2019-04-12 2021-06-28 주식회사 주경 분할형 구름베어링을 이용한 높낮이 조절 테이블의 소음저감구조
KR102476164B1 (ko) * 2020-11-20 2022-12-09 주식회사 한성교구 높이조절 지주의 흔들림 방지장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0815096A (ja) 1996-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5758300A (en) Diagnosis system for motor vehicles and the method thereof
JP3219935B2 (ja) 故障診断装置
JP3333378B2 (ja) 車両診断方法および装置
US5005129A (en) Diagnosis system for a motor vehicle
JPS6189144A (ja) 自動車用故障診断装置
JPH0291540A (ja) 車輌診断システム
JP2006226805A (ja) 車載式故障診断装置
JPH0815095A (ja) 携帯型故障診断装置及び故障診断システム
JPH09159581A (ja) 自動車の状態に関する情報の収集システムおよび車載用電子機器
JPH0752141B2 (ja) 車輌診断システム
JP3219999B2 (ja) 故障診断装置
JP3345827B2 (ja) 車両診断装置
JP3331111B2 (ja) 車両診断装置
JP3363015B2 (ja) 車両診断方法および装置
JP3606243B2 (ja) 車両内外間通信システム及び車内通信装置
JP3331112B2 (ja) 車両診断方法および装置
JPH08136411A (ja) 故障診断装置
JPH01301139A (ja) 車輌の自己診断装置
JPH09329529A (ja) 自動車用故障診断装置
JPH076877B2 (ja) 自動車用故障診断装置
JPS58163096A (ja) 固有基準値による自動車診断装置
JP2603836B2 (ja) 車両用故障診断装置
JPH09210870A (ja) 車両診断方法および装置
JP3417754B2 (ja) 車両診断装置
JPH0429321Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080810

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080810

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090810

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090810

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130810

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term