JP3219007U - 椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】座板を椅子本体に配置する際に、連結部材で固着する箇所を軽減しつつ、安全性が確保される強度を有する、座板の高さ位置を調整可能な椅子を提供する。
【解決手段】椅子100は、背凭れ部160の下方に配置される左右一対の後脚部110A、110Bと、背凭れ部から前方に延びる左右一対の肘掛け部120A、120Bと、左右一対の肘掛け部の前方端から下方に配置される左右一対の前脚部130A、130Bと、左右一対の後脚部または前記左右一対の肘掛け部のいずれか一方において別部材として配置される左右一対の多段式の突起部材140A、140Bと、左右一対の多段式の突起部材のいずれかの段に嵌入され、他方において当該段に応じた高さ位置で固着される座板150とを備え、左右一対の多段式の突起部材は、左右一対の後脚部または左右一対の肘掛け部に固着されるための固着手段と複数の凸部とを含み、当該凸部の間に座板が嵌入される。
【選択図】図1

Description

本考案は、椅子に関し、より特定的には、座板の高さ位置を調整可能な椅子に関する。
一般的に、子供用の椅子として、幼児期からの成長に合わせて座板の高さ位置を調整できる椅子が普及している。当該椅子には、例えば、椅子本体の脚部などにおいて、様々な高さ位置に孔が設けられており、ボルトなどの連結部材を用いて座板を着座者の身長に合わせた高さ位置に取り付けられるようになっている。
ここで、安全性を確保するためには座板を確実に椅子本体に固着しなければならず、当該座板は、複数個所においてボルトなどの連結部材を用いて椅子本体に取り付けられることになる。
しかし、ボルトなどの連結部材を用いて座板を椅子本体に取り付ける際には、ペンチ、螺旋回し、レンチ、またはスパナなどの工具が必要となり、使用者にとっては、非常に煩わしい。
そこで、一部にボルトなどの連結部材を用いずに、座板を着座者の身長に合わせた高さ位置に取り付けられる椅子および椅子の調整方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、特許文献1に記載の椅子は、座板を椅子本体に配置する際に、前方部において、ブラケット板とフロント枠部とをボルトとナットを用いて取り付けているが、後方部においては、リア枠に多段に形成された嵌合溝に当該座板の側部を嵌め込んでいるのみである。
これにより、特許文献1に記載の椅子は、座板を椅子本体に配置する際に、一部にボルトなどの連結部材を用いずに座板を椅子本体に設置し、使用者にとっての煩わしさを軽減している。
特開2015−223187号公報
しかしながら、特許文献1に記載の椅子および椅子の調整方法では、椅子本体のリア枠に嵌合溝を形成しなければならず、木製の椅子である場合、当該嵌合溝を正確かつ細かく形成することは容易でないという問題点がある。
また、当該嵌合溝を正確かつ細かく形成できたとしても、木製である場合、着座による荷重で形状が変形したり、破損したりする可能性があり、強度面においても懸念が残る。
それ故に、本考案は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、本考案の目的の1つは、座板を椅子本体に配置する際に、連結部材で固着する箇所を軽減しつつ、安全性が確保される強度を有する、座板の高さ位置を調整可能な椅子を提供することである。
上記目的を達成するために、本考案は、少なくとも以下のような構成を備え、もしくは手順を実行する。なお、以下の説明において、本考案の理解を容易にするために図面に示されている符号等を付記する場合があるが、本考案の各構成要素は、図面に示されているものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本考案の一局面に係る椅子は、高さ位置を調整可能な椅子であって、背凭れ部の下方に配置される左右一対の後脚部と、前記背凭れ部から前方に延びる左右一対の肘掛け部と、前記左右一対の肘掛け部の前方端から下方に配置される左右一対の前脚部と、前記左右一対の後脚部または前記左右一対の肘掛け部のいずれか一方において別部材として配置される左右一対の多段式の突起部材と、前記左右一対の多段式の突起部材のいずれかの段に嵌入され、他方において当該段に応じた高さ位置で固着される座板とを備え、前記左右一対の多段式の突起部材は、前記左右一対の後脚部または前記左右一対の肘掛け部に固着されるための固着手段と複数の凸部とを含み、当該凸部の間に前記座板が嵌入されることを特徴とする。
かかる構成により、本考案の一局面に係る椅子は、前記左右一対の後脚部または前記左右一対の肘掛け部のいずれか一方において別部材として配置される左右一対の多段式の突起部材を備えているため、座板を椅子本体に配置する際に、連結部材で固着する箇所を軽減しつつ、安全性が確保される強度を有することができる。
また、好ましくは、前記左右一対の多段式の突起部材は、樹脂製であることを特徴とする。
かかる構成により、本考案の一局面に係る椅子は、座板が配置される箇所において、より安全性が確保される強度を有することができる。
また、好ましくは、前記左右一対の多段式の突起部材が配置される前記左右一対の後脚部または前記左右一対の肘掛け部には、前記左右一対の多段式の突起部材が配置される領域において、当該前記左右一対の多段式の突起部材の形状に応じて凹部が形成されていることを特徴とする。
かかる構成により、本考案の一局面に係る椅子は、前記左右一対の多段式の突起部材を椅子本体に安定して固着することができる。
また、好ましくは、前記左右一対の多段式の突起部材は、前記左右一対の後脚部のそれぞれ内側部分に配置され、前記座板は、前記左右一対の後脚部のそれぞれ内側部分に配置された前記左右一対の多段式の突起部材のいずれかの段に嵌入され、前記左右一対の肘掛け部において当該段に応じた高さ位置で固着されることを特徴とする。
かかる構成により、本考案の一局面に係る椅子は、前記左右一対の多段式の突起部材は、前記左右一対の後脚部のそれぞれ内側部分に配置されるため、より製造し易く、使用者にとっても、座板を椅子本体に配置する際に、より設置し易い構成となっている。
また、好ましくは、前記複数の凸部それぞれは、先細り形状であることを特徴とする。
かかる構成により、本考案の一局面に係る椅子は、使用者にとって、座板を椅子本体に配置する際に、当該凸部の間に座板をより嵌入し易い構成となっている。
また、好ましくは、前記複数の凸部それぞれは、上面において平坦形状を有し、下面において曲面形状を有することを特徴とする。
かかる構成により、本考案の一局面に係る椅子は、凸部の間に座板を配置した際に、ガタつくことを軽減し、より安定して設置することができる。
また、好ましくは、前記左右一対の多段式の突起部材のいずれかの段に嵌入された前記座板は、前記複数の凸部のうち2つの凸部によって挟持され、当該座板の上面は、上方の凸部の下面における曲面形状によって点または線当接され、当該座板の下面は、下方の凸部の上面における平坦形状によって面当接されることを特徴とする。
かかる構成により、本考案の一局面に係る椅子は、凸部の間に座板を配置した際に、ガタつくことを軽減し、より安定して設置することができる。
また、好ましくは、前記左右一対の肘掛け部は、後方から前方に向かって下方向に傾斜していることを特徴とする。
かかる構成により、本考案の一局面に係る椅子は、傾斜構造を利用して、座板の高さ位置を調整可能とし、デザイン性にも優れている。
また、好ましくは、前記座板は、中央部において曲面形状であり、左右両端部において平坦形状であることを特徴とする。
かかる構成により、本考案の一局面に係る椅子は、使用者にとって、より優れた着座感を保持しつつ、座板を椅子本体に配置する際に、当該凸部の間に座板をより嵌入し易い構成となっている。
以上のように、本考案によれば、座板を椅子本体に配置する際に、連結部材で固着する箇所を軽減しつつ、安全性が確保される強度を有する、座板の高さ位置を調整可能な椅子を実現することができる。
本考案の一実施形態に係る椅子100の概要を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る椅子100のうち、座板150を外した様子を示す図である。 本考案の一実施形態に係る椅子100の概要を示す正面図である。 本考案の一実施形態に係る椅子100における後脚部110Bの内側部分に配置された多段式の突起部材140Bの様子を示す拡大図である。 多段式の突起部材140Bの概要を示す斜視図である。 多段式の突起部材140Bにおける凸部142の形状を示す側面図である。
以下、本考案の一実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施形態は、あくまで、本考案を実施するための具体的な一例を挙げるものであって、本考案を限定的に解釈させるものではない。
<概要>
図1は、本考案の一実施形態に係る椅子100の概要を示す斜視図である。図1において、椅子100は、左右一対の後脚部110A,110Bと、左右一対の肘掛け部120A,120Bと、左右一対の前脚部130A,130Bと、左右一対の多段式の突起部材140A,140Bと、座板150と、背凭れ部160と、足置き部170と、足元収納部180と、貫190とを備える。
なお、椅子100は、左右一対の多段式の突起部材140A,140Bを除いて、木製であるが、必ずしも全て木製でなくてもよく、例えば、座板150や背凭れ部160については着座感を考慮してクッション性を有する素材を用いても構わない。また、強度、製造コスト、および利便性に応じて、適材適所に、樹脂、金属、革、または布などを用いても構わない。
左右一対の後脚部110A,110Bは、それぞれ背凭れ部160の左右両端から下方に向かって延びるように配置されている。
左右一対の肘掛け部120A,120Bは、それぞれ背凭れ部160の左右両端から前方に向かって延びるように配置され、後方から前方に向かって下方向に傾斜するような計上であって、デザイン性にも優れている。
なお、左右一対の肘掛け部120A,120Bには、座板150の高さ位置調整のために複数の孔が設けられているが、当該傾斜構造であれば座板150の高さ位置を細かいピッチで調整することができる。特に、乳幼児や子供の成長を鑑みると、このように細かいピッチで座板150の高さ位置を調整できる方が好ましい。
左右一対の前脚部130A,130Bは、それぞれ左右一対の肘掛け部120A,120Bの前方端から下方に向かって延びるように配置されている。左右一対の前脚部130A,130Bは、後述する足置き部170の高さ位置調整のために複数の孔が設けられている。
左右一対の多段式の突起部材140A,140Bは、それぞれ左右一対の後脚部110A,110Bの内側に別部材として配置されている。
図2は、本考案の一実施形態に係る椅子100のうち、座板150を外した様子を示す図である。座板150は、後方において、左右一対の後脚部110A,11Bそれぞれに取り付けられている左右一対の多段式の突起部材140A,140Bのいずれかの段に嵌入される。前方においては、それぞれ左右一対の肘掛け部120A,120Bに設けられた複数の孔のうち、座板150が嵌入された左右一対の多段式の突起部材140A,140Bのいずれかの段に応じた高さ位置に対応した孔で、例えば、ボルトなどを用いて固着されている。このように、使用者は、座板150を適切な高さ位置に調整できるようになっている。
図3は、本考案の一実施形態に係る椅子100の概要を示す正面図である。図3に示すように、座板150は、中央部において曲面形状であり、左右両端部において平坦形状となっている。これにより、より優れた着座感を保持しつつ、座板150をそれぞれ左右一対の多段式の突起部材140A,140Bのいずれかの段に嵌入する際に、より嵌入し易い構成となっている。
背凭れ部160は、着座者が凭れる部分であって、ここでは1枚の木製の背板で構成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、笠木や背貫を含むような構成であっても構わない。また、クッション性を有する布製や革製のものを適用しても構わない。
足置き部170は、着座時に着座者が足を置く部分であり、着脱可能になっているとともに、さらに高さ位置も調整可能となっており、着座者の身長や体型、嗜好等に合わせて、着脱および高さ調整をすればよい。
具体的には、適切な高さ位置に足置き部170が配置されるように、左右一対の前脚部130A,130Bに設けられた複数の孔のうち、いずれかを選択し、当該選択された孔で、例えば、ボルトなどを用いて固着される。特に、乳幼児や子供が着座する際は、座板150を比較的高い位置に設置し、足が宙に浮くことになる。その際、適切な高さ位置に足置き部170を配置すれば、乳幼児や子供も足が宙に浮くことなく、安定して着座することができる。
足元収納部180は、足元の空間を利用した収納スペースを構成している。また、椅子100の底面を安定させることができ、転倒する可能性を軽減することもできる。
貫190は、左右一対の後脚部110A,110Bを中央近傍で連結して補強している。また、ここでは、1本の貫190を採用しているが、これに限定されるものではなく、平行して2本の貫を採用しても構わないし、さらには、後脚部110A(110B)と前脚部130A(130B)とを連結する貫を採用しても構わない。
<左右一対の多段式の突起部材>
次に、左右一対の多段式の突起部材140A,140Bについて詳しく説明する。
図4は、本考案の一実施形態に係る椅子100における後脚部110Bの内側部分に配置された多段式の突起部材140Bの様子を示す拡大図である。
図4において、多段式の突起部材140Bは、後脚部110Bの内側部分に固着されている。具体的には、例えば、多段式の突起部材140Bに設けられた孔を貫通させるようにして、金属製のボルトや螺子などを用いて、木製である後脚部110Bに多段式の突起部材140Bを固着する。
なお、多段式の突起部材140Bが配置される後脚部110Bの領域には、当該多段式の突起部材140Bの形状を模って凹部を形成しておき、当該凹部に多段式の突起部材140Bを嵌め込んだ上で、上述したように、ボルトや螺子などを用いて固着する。
これにより、多段式の突起部材140Bを安定して固着させることができ、多段式の突起部材140Bを後脚部110Bに配置する際のずれを軽減させることができる。また、購入者や使用者によって組み立てを行う際にも配置位置が理解し易いため、容易に組み立てることができ、カラーバリエーションを豊富に揃えれば、使用者の嗜好に合わせて取り替えることも可能となる。
さらに、椅子本体は、概ね木製であるところ、多段式の突起部材140Bは、椅子本体とは別部材である樹脂製である。樹脂製であれば、後述する凸部の形状を製造し易く、また、木製よりも強度に製造することもでき、座板150を支持する際にはより安全性が確保できる。
図5は、多段式の突起部材140Bの概要を示す斜視図であり、図6は、多段式の突起部材140Bにおける凸部142の形状を示す側面図である。図5および図6において、多段式の突起部材140Bは、固着手段141と凸部142とを含む。
さらに、固着手段141は、例えば、ボルトや螺子などを貫通させる孔で構成され、上中下に配置された3つの孔、固着手段141a〜141cで構成されている。
凸部142は、8つの凸部142a〜142hで構成されている。これらのいずれかの間に座板150が嵌入され、座板150の高さ位置を調整可能としてる。
凸部142a〜142hは、それぞれ先細り形状となっており、いずれかの間に座板150を嵌入する際に、椅子本体の前側から嵌入し易い構造としている。
さらに、最上部の凸部142aの上面および最下部の凸部142hの下面を除いて、凸部142a〜142hは、上面において平坦形状を有し、下面において曲面形状を有するように構成されている。
例えば、座板150を凸部142cと凸部142dとの間に嵌入した場合、凸部142cの下面の曲面形状と座板150の上面とが点または線当接され、凸部142dの上面の平坦形状と座板150の下面とが面当接される。その結果、座板150は、ガタつくことが軽減され、より安定して設置することができる。
なお、ここでは、3つの固着手段141a〜141cおよび8つの凸部142a〜142hを例に挙げて説明したが、それぞれ3つおよび8つ以外であっても構わない。固着の安定度や高さ調整の領域に合わせて適宜数を設定すればよい。
また、ここでは、左右一対の多段式の突起部材140A,140Bのうち、図4〜図6において、多段式の突起部材140Bについて詳しく説明したが、対照の多段式の突起部材140Aについても同様であることは言うまでもない。
以上のように、本考案の一実施形態に係る椅子100によれば、座板150を椅子本体に配置する際に、連結部材で固着する箇所を軽減しつつ、安全性が確保される強度を有する、座板150の高さ位置を調整可能な椅子を実現することができる。
また、本考案の一実施形態に係る椅子100は、背凭れ部160の下部が開いているため、座板150を当該開いている後方に突き出すことができ、背凭れ部160と座板150の前方とを適切な距離に保つことができる。換言すれば、左右一対の肘掛け部120A,120Bの傾斜に沿って座板150の前方位置を固定することができ、着座者にとって実際に着座する座面150の奥行き距離を適切に保つことができる。
なお、椅子100は、幅の広い座板150を採用して、幅広の椅子を製造すれば、乳幼児から大人まで使用することができるようになり、その際には、座板150の高さ調整位置も使用者に応じて調整できるように構成すればよい。また、乳幼児や子供が使用する際には、テーブルやトレーを配置できるように、着脱可能なテーブルやトレーを備えていても構わない。
さらに、本実施形態では、左右一対の後脚部110A,110Bの内側部分にそれぞれ左右一対の多段式の突起部材140A,140Bを配置する構成としたが、左右一対の肘掛け部120A,120Bにそれぞれ左右一対の多段式の突起部材140A,140Bを配置するようにしても構わない。この場合、左右一対の後脚部110A,110Bに複数の孔が設けて座板150を固定するようにする。
以上、本考案の一実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本考案の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
本考案は、座板の高さ位置を調整可能な椅子等に利用可能であって、特に、木製の子供用椅子に有用である。
100 椅子
110A,110B 後脚部
120A,120B 肘掛け部
130A,130B 前脚部
140A,140B 多段式の突起部材
141,141a〜141c 固着手段
142,142a〜142h 凸部
150 座板
160 背凭れ部
170 足置き部
180 足元収納部
190 貫

Claims (9)

  1. 高さ位置を調整可能な椅子であって、
    背凭れ部の下方に配置される左右一対の後脚部と、
    前記背凭れ部から前方に延びる左右一対の肘掛け部と、
    前記左右一対の肘掛け部の前方端から下方に配置される左右一対の前脚部と、
    前記左右一対の後脚部または前記左右一対の肘掛け部のいずれか一方において別部材として配置される左右一対の多段式の突起部材と、
    前記左右一対の多段式の突起部材のいずれかの段に嵌入され、他方において当該段に応じた高さ位置で固着される座板とを備え、
    前記左右一対の多段式の突起部材は、前記左右一対の後脚部または前記左右一対の肘掛け部に固着されるための固着手段と複数の凸部とを含み、当該凸部の間に前記座板が嵌入されることを特徴とする、椅子。
  2. 前記左右一対の多段式の突起部材は、樹脂製であることを特徴とする、請求項1に記載の椅子。
  3. 前記左右一対の多段式の突起部材が配置される前記左右一対の後脚部または前記左右一対の肘掛け部には、前記左右一対の多段式の突起部材が配置される領域において、当該前記左右一対の多段式の突起部材の形状に応じて凹部が形成されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の椅子。
  4. 前記左右一対の多段式の突起部材は、前記左右一対の後脚部のそれぞれ内側部分に配置され、
    前記座板は、前記左右一対の後脚部のそれぞれ内側部分に配置された前記左右一対の多段式の突起部材のいずれかの段に嵌入され、前記左右一対の肘掛け部において当該段に応じた高さ位置で固着されることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の椅子。
  5. 前記複数の凸部それぞれは、先細り形状であることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の椅子。
  6. 前記複数の凸部それぞれは、上面において平坦形状を有し、下面において曲面形状を有することを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の椅子。
  7. 前記左右一対の多段式の突起部材のいずれかの段に嵌入された前記座板は、前記複数の凸部のうち2つの凸部によって挟持され、当該座板の上面は、上方の凸部の下面における曲面形状によって点または線当接され、当該座板の下面は、下方の凸部の上面における平坦形状によって面当接されることを特徴とする、請求項6に記載の椅子。
  8. 前記左右一対の肘掛け部は、後方から前方に向かって下方向に傾斜していることを特徴とする、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の椅子。
  9. 前記座板は、中央部において曲面形状であり、左右両端部において平坦形状であることを特徴とする、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の椅子。

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