JP3218977B2 - ロータリ式穿孔装置 - Google Patents

ロータリ式穿孔装置

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卓也 佐藤
和昭 馬場
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙にパンチ穴を
開穿するロータリ式穿孔装置に関するものであり、特
に、打抜いた紙片を一定方向へ排出するようにしたロー
タリ式穿孔装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等に内蔵して複写紙の縁部
に円孔を打抜くロータリ式穿孔装置が知られている。図
5に示すように、此種のロータリ式穿孔装置は、平行に
設けた2本の回転軸の一方の回転軸1にパンチ2が取付
けられ、他方の回転軸3にダイ4が取付けられており、
2本の回転軸1,3にはそれぞれ歯車(図示せず)が嵌
着されて相互に噛合し、何れか一方の回転軸をモータに
よって駆動することによりパンチ2とダイ4とが相互に
逆方向へ同期回転し、パンチ2とダイ4とが一定回転角
度範囲内において嵌合する。
【0003】パンチ2は回転軸1に嵌着したパンチホル
ダ5のパンチ取付穴に挿入されて、止めネジ(図示せ
ず)によって固定され、ダイ4は回転軸3に嵌着したダ
イホルダ6のダイ取付穴に挿入されて止めネジ(図示せ
ず)によって固定されている。回転軸3のダイホルダ取
付部はD形断面に切削加工されて軸心に直交する穴3a
が開穿されており、ダイ4の抜き穴4a並びにダイホル
ダ6の紙片排出穴6aと回転軸3の穴3aが一直線に整
列している。
【0004】ロータリ式穿孔装置の制御部は、2本の回
転軸1,3間へ用紙Pを搬送する紙送り機構の紙送り速
度と、パンチ2並びにダイ4の周速度が同一となるよう
に駆動機構を制御し、紙の搬送速度と同期してパンチ2
とダイ4が回転し、紙Pにパンチ孔が開穿される。打抜
かれた紙片はダイ4の抜き穴4aから回転軸3の穴3a
及びダイホルダ6の紙片排出穴6aを通じて外部へ排出
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ロータリ式穿孔装置に
おいて、ダイが回転を停止した待機位置で紙片が排出さ
れればほぼ一定の位置に排出されることになるが、ダイ
の抜き穴内の紙片の滞積程度や静電気の影響等の種々の
原因によって必ずしも紙片の落下のタイミングは一定で
はなく、ダイの回転中に排出されることが多く、紙片が
周囲に飛散するという問題がある。
【0006】そこで、打抜いた紙片の排出方向を一定に
制御して清掃を容易化するために解決すべき技術的課題
が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、平行に配設した2
本の回転軸の一方にパンチホルダを取付けて前記パンチ
ホルダの外周面のパンチ取付穴にパンチを挿着し、他方
の回転軸にダイホルダを取付けて前記ダイホルダの外周
面のダイ取付穴にダイを挿着し、前記2本の回転軸を同
期回転機構を介して連結して前記パンチと前記ダイとを
一定の回転範囲内において嵌合させ、紙送り機構によっ
て前記パンチホルダとダイホルダの間へ搬送される紙
に、前記2本の回転軸を回転駆動して穿孔するロータリ
式穿孔装置において、前記ダイホルダのダイ取付穴の底
部から回転軸の回転中心を通り、回転中心を通過した後
にダイホルダの回転方向へ屈折して外部へ貫通する紙片
排出穴を設けたことを特徴とするロータリ式穿孔装置を
提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図4に従って詳述する。図1及び図2は複写機に内
蔵されるロータリ式穿孔装置11を示し、一対の側板1
2,13を横メンバー14にて連結してフレームが構成
され、側板12,13間に紙送りユニット15とロータ
リ式穿孔部16(以下、単に穿孔部という)とが平行に
配置されている。
【0009】穿孔部16は、上部のパンチ回転軸17と
その下方のダイ回転軸18とが平行に配置され、パンチ
回転軸17の中央とその左右にパンチホルダ19を2個
ずつ取付け、ダイ回転軸18には上方のパンチホルダ1
9に対応する位置にダイホルダ20が取付けられてい
る。パンチホルダ19とダイホルダ20の外周面に設け
たパンチ取付孔とダイ取付孔にはそれぞれパンチ21と
ダイ22とが挿入され、図示は省略するが止めネジによ
って回転軸17,18に固定されている。
【0010】パンチ回転軸17とダイ回転軸18の一端
には、図1に示す平歯車Gが嵌着されて相互に噛合し、
一方の回転軸とサーボモータ23またはステッピングモ
ータとをタイミングベルトによって連結し、パンチ回転
軸17とダイ回転軸18とを同期回転駆動する。
【0011】また、紙送りユニット15は、ユニットフ
レーム24に架設した回転軸25に一定間隔で紙送りロ
ーラ26が嵌着され、図2に示すように、回転軸25の
上方にピンチローラ27を配設して紙送りローラ26に
圧接させている。回転軸25は、穿孔部16と同様にサ
ーボモータ28によって駆動され、紙送りローラ26と
ピンチローラ27とによって用紙Pを挟圧して、図にお
いて右から左へ用紙Pを搬送する。
【0012】図2に鎖線で示す複写機の紙排出ローラ2
9を通じてロータリ式穿孔装置11の紙ガイド30へ導
入される用紙は、パンチホルダ19とダイホルダ20と
の間を通過し、紙送りユニット15のローラ26,27
間へ引き込まれて前方へ送られる。そして、制御部は用
紙が紙送りユニット15の前方に配置したフォトインタ
ラプタ31の位置に達した時点から紙送りユニット15
の用紙送り量の計測を開始し、所定の送り量を計測した
時点で穿孔部16を起動して用紙の後縁部近傍の所定位
置にパンチ穴を開穿する。
【0013】図3は穿孔部16を示し、同図において用
紙は左から右へ搬送され、パンチ21は反時計方向へ回
転し、ダイ22は時計方向に回転する。ダイホルダ20
の中心にはダイ回転軸18を嵌合させる穴が設けられ、
ダイホルダ20の外周面から中心穴に達するダイ取付穴
が成形されている。ダイ回転軸18のダイホルダ取付部
外周面はD形断面に成形され、D形断面の平面部から軸
心を通って貫通する穴18aが設けられている。
【0014】ダイホルダ20の中心穴にダイ回転軸18
を挿入し、ダイホルダ20のダイ取付穴にダイ22を挿
入してダイ22の底部をダイ回転軸18の平面部に当接
させることにより、ダイ22の抜き穴22aとダイ回転
軸18の穴18aが直線に整列して位置合わせされ、こ
の状態でダイホルダ20並びにダイ22をネジ止めす
る。
【0015】ダイホルダ20のダイ取付穴の反対側は、
ダイ取付穴の延長方向から回転方向の前側にかけて切欠
されてダイ回転軸18の外周面が露出しており、ダイ取
付穴の延長方向より回転方向の後側に円弧型ガイド32
が装着されている。爪部32はダイ回転軸18の軸心を
中心として回転方向の前側に円弧状に延びており、ダイ
回転軸18の穴18aから回転方向の前側に屈折して外
部へ貫通する紙片排出穴33が形成されている。
【0016】パンチ21は、図3に示す初期位置から反
時計方向へ回転し、ダイ22はパンチ21と同期して時
計方向に回転し、図4(a)に示すようにパンチ21と
ダイ22とが嵌合して用紙Pにパンチ穴が開穿される。
打抜かれた紙片pは、ダイ22の抜き穴22a内へ押し
込まれるが、ダイホルダ20が回転駆動される際の遠心
力によって抜き穴22a内にあり、打抜きを反復するこ
とによって抜き穴22aからダイ回転軸18の穴18a
内にかけて紙片pが滞積する。
【0017】紙片pの滞積量が増加して紙片pが穴18
aに充満すると、同図(b)に示すように、先頭部分の
紙片pはダイホルダ20の回転時の遠心力によって円弧
型ガイド32の内周斜面部に突当たり、斜面に沿って進
路を転向して積層状態が崩される。
【0018】そして、同図(c)に示すようにダイホル
ダ20が初期位置に復帰して回転を停止すると、円弧型
ガイド32上の紙片pは回転慣性によって円運動の接線
方向へ移動し、紙片排出穴33の開口から外部へ放出さ
れる。
【0019】このように、ダイホルダ20の回転中は、
打抜き紙片pを爪部32にて保持し、回転停止時に一方
向へ紙片pを放出するので、紙片pが周囲に散乱するこ
とがなく、所定の位置に紙片の受け皿を配置しておくこ
とにより紙片の飛散を防止でき、容易に紙片を清掃する
ことができる。
【0020】尚、本発明は上記実施形態に限定するもの
ではなく、例えば、ダイホルダ20と円弧型ガイド32
とを一体成形する等、本発明の技術的範囲において種々
の改変が可能であり、本発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のロータリ
式穿孔装置は、ダイホルダの回転中には打抜き紙片がダ
イホルダの紙片排出穴から排出されることがなく、回転
停止時に一方向へ紙片を放出するので、紙片は周囲に飛
散せず紙片清掃作業が非常に容易になるとともに、飛散
した紙片によって機構部に不具合が生じる虞れも解消さ
れ、取扱性及び信頼性の向上に寄与する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリ式穿孔装置の平面図。
【図2】ロータリ式穿孔装置の側面図。
【図3】穿孔部の断面図。
【図4】(a)(b)(c)はそれぞれ穿孔部の行程解
説図である。
【図5】従来のロータリ式穿孔装置のパンチとダイを示
す断面図。
【符号の説明】
11 ロータリ式穿孔装置 15 紙送りユニット 16 ロータリ式穿孔部 17 パンチ回転軸 18 ダイ回転軸 18a 穴 19 パンチホルダ 20 ダイホルダ 21 パンチ 22 ダイ 23 サーボモータ 30 紙ガイド 32 円弧型ガイド 33 紙片排出穴 P 用紙 p 打抜き紙片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 茂徳 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マ ックス株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−6398(JP,A) 実開 平3−11595(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26F 1/00 - 1/46 B26D 7/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に配設した2本の回転軸の一方にパ
    ンチホルダを取付けて前記パンチホルダの外周面のパン
    チ取付穴にパンチを挿着し、他方の回転軸にダイホルダ
    を取付けて前記ダイホルダの外周面のダイ取付穴にダイ
    を挿着し、前記2本の回転軸を同期回転機構を介して連
    結して前記パンチと前記ダイとを一定の回転範囲内にお
    いて嵌合させ、紙送り機構によって前記パンチホルダと
    ダイホルダの間へ搬送される紙に、前記2本の回転軸を
    回転駆動して穿孔するロータリ式穿孔装置において、 前記ダイホルダのダイ取付穴の底部から回転軸の回転中
    心を通り、回転中心を通過した後にダイホルダの回転方
    向へ屈折して外部へ貫通する紙片排出穴を設けたことを
    特徴とするロータリ式穿孔装置。
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DE1996618729 DE69618729T2 (de) 1995-09-26 1996-09-26 Rotationslochvorrichtung
EP19960115496 EP0765718B1 (en) 1995-09-26 1996-09-26 Rotary punching device

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