JP3218475B2 - 露光方法及び露光装置 - Google Patents

露光方法及び露光装置

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は露光方法に関し、特に投
影光学系の焦点面を計測する手段と、焦点面を補正する
手段とを有する投影露光装置を使用する露光方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置はレチクル面との共
役位置を投影レンズを通して計測し、その位置にウエハ
面を移動させて露光を行うという方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き、従来の技
術においてはレチクルを用いてその共役位置の計測を行
う必要があったが、マークの製造誤差やレチクルの撓み
等によりレチクル毎にレチクル固有のオフセットが計測
値に加わってしまった。このため、計測時には常に1種
類のレチクルに限定して計測を行うか、レチクル固有の
オフセット量を予め計測しておき、焦点位置補正時にそ
のオフセット量を加算して補正量を決定するといった手
間が必要となっていた。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、露光に使用するレチクルそのもので計
測と補正とを可能にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】マスク上に設けられた所
定のパターンを所定結像面に結像する投影光学系(9)
と、パターンの投影光学系による焦点面を検出する焦点
検出手段(20)と、基板を載置するとともに、投影光
学系の光軸方向に基板を移動可能な移動手段と(1
1)、光軸方向に関する所定結像面と基板との偏差を検
出し、この偏差に応じた検出信号を出力する偏差検出手
段(AF)と、焦点検出手段からの信号に基づいて、偏
差検出手段、もしくは移動手段にオフセット量を加える
補正手段(20)とを有する投影露光装置を使用し、複
数のマスク上に設けられた各々のパターンを投影光学系
を介して順次基板上に重ね合わせ露光する露光方法にお
いて、焦点検出手段により、第1マスクでの第1焦点面
を検出するとともに、この検出から所定時間経過後、第
1マスクでの第2焦点面を検出する少なくとも2つの検
出工程を有する第1工程と、第1焦点面と前記第2焦点
面との変化量を求める第2工程と、第1マスクから第2
マスクへ交換する第3工程と、第2マスクの露光を第3
工程でもとめた変化量に基づいた第1オフセット量で行
う第4工程とを備えた。
【0006】
【作用】本発明においては、レチクル交換前後で各々の
レチクルについて焦点位置計測を行い、2つの計測値の
差はレチクル自身に起因するものとして補正には使用し
ないこととするため、レチクル交換を行った後でも、使
用中のレチクルで随時焦点位置の計測と補正とが可能と
なる。
【0007】
【実施例】図1は本発明にかかる一実施例に好適な投影
露光装置の概略を示す図である。水銀ランプ等の光源1
からの光束はコリメータレンズ2で平行光束とされた
後、フライアイレンズ等のインテグレータ3に入射す
る。フライアイレンズ3からの光束はハーフミラー4、
反射ミラー5、コンデンサーレンズ6を介してレチクル
7をほぼ均一な照度で照明する。ここで、レチクル7に
はレチクルアライメントマークRMとして、パターン領
域に付随して透明窓にクロム層等で形成される十字マー
クを有するマークRMx、RMyが投影レンズ9の有効
エリアIF内に設けられている。レチクル7はレチクル
ステージ8上に設けられおり、レチクルステージ8を微
動させて照明系の光軸AXにレチクル7の中心を一致さ
せる。レチクル7を通過した照明光は投影レンズ9によ
りウエハ10上に集光し、レチクル7に設けられた回路
パターンPAを所定結像面に結像する。ウエハ10はモ
ータ等の駆動部12によりZ方向(光軸方向)に移動可
能なZステージ11上に載置されている。Zステージ1
1は、モータ等の駆動部14によりX−Y平面内で2次
元移動可能なXYステージ13上に載置されている。Z
ステージには干渉計16からのレーザ光を反射する反射
ミラー15が設けられており、XYステージ13の位置
は干渉計16により、例えば0.01μm単位で検出さ
れる。また、Zステージ上には焦点合わせ等に用いられ
るフォーカス計測用マーク17Aを備えたガラス基板等
の基準部材17が設けられている。基準部材17はその
表面がウエハ10の表面の表面位置とほぼ一致するよう
に設けられている。基準部材17上にはフォーカス計測
用マークとして光透過性のスリットパターンである矩形
状のマーク17Aが設けられている。フォーカス計測用
マーク17Aはファイバー25を用いて基準部材17の
下の方へ伝送された露光光によってフィルター26、レ
ンズ27、ミラー28を介して下方から照明される。こ
こで、フィルター26はp偏光のみを通すフィルター2
6pとs偏光のみを通すフィルター26sとの2つのフ
ィルターに分割されており、投影レンズ9の瞳面EPと
ほぼ共役となるように設けられている。このため、フォ
ーカス計測用マーク17Aは光軸AXに対して互いに異
なる方向にテレセン傾きを持つp偏光と、s偏光とから
なる照明光によって照明されることになる。さて、フォ
ーカス計測用マーク17Aを透過した光は、投影レンズ
9を介してレチクル7上にフォーカス計測用マーク17
Aの像を結像する。マークRMx(RMy)に遮られる
ことなくレチクル7を透過した光はレンズ6、ミラー5
を介してハーフミラー4で反射された後、偏光ビームス
プリッタ29に入射する。そして偏光ビームスプリッタ
29において照明光はp偏光とs偏光とに分割され、第
1受光器18Aと第2受光器18Bとに導かれる。各々
の受光面は信号19Aと19Bとを個別に焦点信号検出
系20へ出力している。そしてフォーカス計測用マーク
17AをZ方向の異なる複数点に移動させることによ
り、受光器18A、18Bはそれぞれ別々にフォーカス
計測用マーク17Aからの光を受光し、得られた信号1
9A、19Bから投影レンズ9を介したレチクル7の共
役位置(焦点位置)を焦点信号検出系20にて求めるこ
とができる。このような焦点位置検出系は特開平1−2
62624号公報に詳しく開示されている。この焦点位
置検出系で検出された焦点位置は必要に応じて主制御系
24のメモリ内に記憶される。
【0008】さて、本実施例における投影露光装置には
前述の所定結像面とウエハ10の表面との間隔を検出す
る斜入射式の偏差検出系AFが設けられている。偏差検
出系AF内には光源21と一次元ラインセンサ23が設
けられており、LED等の光源21から射出された光を
平行平板ガラス22を介して所定結像面に照射する。セ
ンサ23は所定結像面に位置したウエハ10からの反射
光を受光しウエハ10のZ方向の位置を検出する。つま
り、センサ23は反射光の受光する位置とセンサ23の
中心位置との差に相当する偏差信号SPを主制御系24
に出力する。主制御系24は信号SPに基づいて、Zス
テージ11駆動用のモータ12を制御するための信号D
Rを出力する。平行平板ガラス22を駆動部22aで駆
動することにより、偏差信号にオフセットを持たせるこ
とができ、ウエハ10の表面を任意の焦点面と一致させ
ることができる。所定結像面情報は予め試し焼き等を行
うことにより求められており、主制御系24内に記憶さ
れている。平行平板ガラス22を駆動部22aにより回
転させることにより、所定結像面とウエハ10の表面が
一致したとき反射光がセンサ23の中心に入射するよう
に偏差検出系AFは調整されている。また、所定結像面
と前述の焦点信号検出系20で求めた焦点位置からオフ
セット量を算出し、偏差信号SPにオフセットを持たせ
たり、Zステージの位置にオフセットを持たせるように
してもよい。偏差検出系AFは特開昭56−42220
5号公報に開示されているようなスリット光像を斜めに
照射し、反射光を振動ミラーを介して受光し、同期検波
を用いて偏差信号を得るような構成であっても構わな
い。
【0009】レチクル7はレチクル駆動部33により交
換可能となっている。次に図2を参照して焦点位置の計
測、及び露光の動作を説明する。 〔ステップ100〕まず、最初に使用するレチクルをA
とすると、レチクルAを使ってテストプリント等により
ベストフォーカス位置を求め、その結果をZ0 とする。 〔ステップ101〕次にベストフォーカス位置で露光を
行うわけであるが、制御誤差を生じる場合もあり、ベス
トフォーカス位置と焦点信号検出系20の検出する焦点
位置との対応づけ(FC:フォーカスキャリブレーショ
ン)を行う。同じAレチクルで前述の焦点信号検出系2
0により焦点位置計測(FC)を行い、その計測結果を
aとする。ここで(Z0 −a)がFCの計測においてレ
チクルAにおけるオフセット量となる。ここでは、Z0
に位置されたウエハ10の表面からの反射光がセンサ2
3の中心に入射するよう平行平板ガラス22をオフセッ
ト量(Z0 −a)に相当する量だけ回転させることによ
り、ベストフォーカス位置とセンサ23(焦点信号検出
系20)からの出力信号とを所定の関係となるようにし
ている。FCの動作を簡単に説明する。Zステージ11
を所定のZ位置(Z1 )に位置決めした後、前述のフォ
ーカス計測用マーク17Aの投影像とマークRMx(R
My)とが相対移動するようにXYステージ13を微動
させる。この際、フォーカス計測用マーク17Aの投影
像とマークRMx(RMy)とが合致した時に受光器1
8Aと18Bとが受光する光量が最も少なくなり、順次
そのずれに応じて光量が増加する。受光器18A、18
Bにより光電変換された信号19A、19Bは焦点信号
検出系20で干渉計16によるXYステージ13の位置
信号に同期して処理され、主制御系24はフォーカス計
測用マーク17Aの投影像とマークRMx(RMy)と
が合致した時のXYステージ13の座標値XP1、XS1
記憶する。次にZステージ11を所定位置(Z2 )に位
置決めし、上述と同様の動作で座標値Z2 でフォーカス
計測用マーク17Aの投影像とマークRMx(RMy)
とが合致するXYステージ13の位置座標値XP2、XS2
を記憶する。そして位置XP1、XP2での夫々のZ位置を
結ぶ直線と位置XS1、XS2でのZ位置を結ぶ直線との交
点から焦点位置が求まる。この動作も特開平1−262
624号公報に詳しく開示されている。尚、オフセット
はZステージ11のZ方向の位置に(Z0 −a)だけオ
フセットを加えるようにしてもよい。 〔ステップ102〕Aレチクルで露光を行う。この時露
光はZ0 の位置で行われる。 〔ステップ103〕Aレチクルで露光が終了し、次のレ
チクルBに交換する直前にAレチクルで再びFCを行
う。その時の計測結果をa1 とする。この時再びAレチ
クルで露光を行う場合には、大気圧や温度変化、或いは
照射量の投影光学系の蓄積により生じるフォーカス変動
分(a1 −a)をオフセット量として偏差検出系AFに
加味し、〔Z0 +(a1 −a)〕の位置で露光を行えば
フォーカス変動分が補正され、常にベストフォーカス位
置での露光が得られることになる。 〔ステップ104〕AレチクルからBレチクルへ交換す
る。 〔ステップ105〕AレチクルからBレチクルへ交換直
後に、レチクルBにてFCを行い、その計測結果をbと
する。先程の計測結果をa1 と今回の計測結果bは投影
レンズの状態は同じまま、レチクルだけを変えて計測さ
れたものであり、その差(b−a1 )はレチクルに起因
するオフセット量である。この値は直接オフセット量と
して用いない。 〔ステップ106〕次のBレチクルで露光を行う場合に
は、Aレチクルの交換直前で求めたベストフォカス位置
〔Z0 +(a1 −a)〕で露光を行えば、レチクルに起
因するオフセット量を使用することなく、常にベストフ
ォーカス位置での露光が得られることになる。つまり、
最初のレチクルでベストフォーカス位置を求め、レチク
ル交換に係わらず各レチクル毎の制御誤差分のみに合わ
せてベストフォーカス位置を補正している。また、レチ
クル交換直前のオフセット量〔(Z0 −a)+(a1
a)〕に合わせて露光を行っているということもでき
る。 〔ステップ107〕レチクルBを使った露光の途中でF
Cを行う場合はステップ108へ進み、FCを行わない
場合はステップ109へ進む。レチクルBを使った露光
の途中でFCを実行した場合、その計測値をb1 とす
る。 〔ステップ108〕(b1 −b)がレチクルBで処理を
開始してからのフォーカス変動分ということになる。再
びレチクルBでウエハ露光を行う際には〔Z0 +(a1
−a)+(b1 −b)〕の位置で露光を行う。 〔ステップ109〕レチクルBでの処理が終了し、次の
レチクルCに交換する直前にレチクルBでFCを行い、
その計測結果をb2 とする。 〔ステップ110〕BレチクルからCレチクルへ交換す
る。 〔ステップ111〕Cレチクルに交換後すぐにレチクル
CにてFCを行いその計測結果をcとする。 〔ステップ112〕レチクルCでの露光時には〔Z0
(a1 −a)+(b2 −b)〕の位置で露光を行う。
【0010】以上のように、レチクル交換前後でFCを
行い、その2つの計測値の差はレチクルに起因するもの
とし、交換直前のデータに基づいて露光を行うことによ
り、常にベストフォーカス位置で露光を行うことが可能
となる。また、本実施例による投影露光装置が、複数の
レンズエレメント間の圧力を制御する圧力制御系等を備
えてとした場合、大気圧や温度の変化、及び照射量の投
影光学系への蓄積等により焦点変動が生ずるので、圧力
制御系はその補正をおこなっているが、本実施例ではそ
の補正をおこないつつもFCを実行し、平行平板ガラス
はフォーカス位置を逐次オフセットさせるようにトラッ
キング制御されるものとしてもよい。複数のレンズエレ
メント間の圧力を制御する制御系等やトラッキング制御
については特開昭63−58349号公報に開示されて
いる。
【0011】図1においては、瞳EPを2分割する方式
での焦点位置計測方を示したが、他の方法でもよい。以
下、図3を参照して焦点位置検出方法の変形例を説明す
る。図3(A)に焦点検出信号を得るための変形例を示
す概略構成図を示すものであり、図1と同様の部材には
同様の符号を付してある。光源1からの露光光、もしく
は露光光とほぼ同じ波長を有する照明光はハーフミラー
31で反射された後、レンズ30で所定のNAに調節さ
れてファイバー25、レンズ27、ミラー28を介して
基準部材17上のマークをステージの下から照明する。
基準部材17上には図3(B)に示すような遮光部と透
光部とからなる格子状パターン17Bが形成されてお
り、回折格子状パターン17Bを透過した光は投影レン
ズ9を介してレチクル7に入射する。そして、レチクル
7で反射した光を再び投影レンズ9を介して基準部材1
7上の回折格子状パターン17Bを通過する光をミラー
28、レンズ27、ファイバー25、レンズ30、ハー
フミラー31を介して受光器32で受光し、受光器32
からの出力信号は焦点信号検出系20に入力される。回
折格子状パターン17Bを上下させてそのコントラスト
が最大になる位置が焦点位置であり、図3(C)はこの
時の出力信号レベルと合焦系AFの出力との関係を示し
ている。主制御系24は焦点信号検出系20からの出力
信号が最大となる時の合焦系AFの出力信号から焦点位
置を求めることができる。このような焦点位置計測方法
を用いた場合でもレチクルの撓み等によりレチクル固有
のオフセット量が計測値に加わる場合があり、その際の
測定シーケンスも図2と同様とすることで正確な焦点位
置合わせが実現できる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レチクル
毎に起因するオフセット量をキャンセルすることによ
り、正確な焦点位置計測が可能となる。また、専用レチ
クルを使ったプリントや計測が不要となるため、それに
伴うレチクル交換時間が不要となり、スループットが向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に好適な投影露光装置の概略
を示す図、
【図2】本発明の一実施例による露光方法を示すフロー
チャート図である。
【図3】(A)本発明の一実施例による焦点検出手段の
変形例の概略構成を示す図、(B)(A)の変形例に使
用する格子状マークを示す図、(C)(A)のディテク
タからの信号レベルと偏差検出系AFからの出力信号と
の関係を示す図である。
【符号の説明】
7…レチクル 9…投影レンズ 10…ウエハ 11…Zステージ 17…基準部材 21…投光器(偏差検出系AF) 22…平行平板ガラス(偏差検出系AF) 23…受光器(偏差検出系AF) 18A、18B、32…受光器 20…焦点信号検出系 24…主制御系

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスク上に設けられた所定のパターンを
    所定結像面に結像する投影光学系と、前記パターンの前
    記投影光学系による焦点面を検出する焦点検出手段と、
    基板を載置するとともに、前記投影光学系の光軸方向に
    該基板を移動可能な移動手段と、前記光軸方向に関する
    前記所定結像面と前記基板との偏差を検出し、該偏差に
    応じた検出信号を出力する偏差検出手段と、前記焦点検
    出手段からの信号に基づいて、前記偏差検出手段、もし
    くは前記移動手段にオフセット量を加える補正手段とを
    有する投影露光装置を使用し、複数のマスク上に設けら
    れた各々のパターンを投影光学系を介して順次基板上に
    重ね合わせ露光する露光方法において、 前記焦点検出手段により、第1マスクでの第1焦点面を
    検出するとともに該検出から所定時間経過後、該第1マ
    スクでの第2焦点面を検出する少なくとも2つの検出工
    程を有する第1工程と;前記第1焦点面と前記第2焦点
    面との変化量を求める第2工程と;前記第1マスクから
    第2マスクへ交換する第3工程と;前記第2マスクの露
    光を前記第2工程でもとめた変化量に基づいた第1オフ
    セット量で行う第4工程とを備えたことを特徴とする露
    光方法。
  2. 【請求項2】 前記第1オフセット量を前記第1マスク
    での最初の露光に使用されるオフセット量と前記変化量
    に基づいて求めることを特徴とする請求項1記載の露光
    方法。
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