JP3218215B2 - 自動販売機における商品搬出機構 - Google Patents
自動販売機における商品搬出機構Info
- Publication number
- JP3218215B2 JP3218215B2 JP05633298A JP5633298A JP3218215B2 JP 3218215 B2 JP3218215 B2 JP 3218215B2 JP 05633298 A JP05633298 A JP 05633298A JP 5633298 A JP5633298 A JP 5633298A JP 3218215 B2 JP3218215 B2 JP 3218215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- tray
- lever
- pin
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機におけ
る商品搬出機構に関する。
る商品搬出機構に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】ボックス入り商品については、
従来より、これを上下方向に積み重ねて収容し、最下部
の商品をその後方より前方へと蹴り出して、商品の搬出
を行うようになされたものが提供されている。
従来より、これを上下方向に積み重ねて収容し、最下部
の商品をその後方より前方へと蹴り出して、商品の搬出
を行うようになされたものが提供されている。
【0003】しかしながら、上記のような搬出機構で
は、袋詰め商品など形態が定まっていない商品を扱うこ
とができない。また、蹴出しの対象となる最下部の商品
の上方には多数の商品が積み重ねられているため、その
重量により最下部の商品の蹴出しに大きな力を必要と
し、電力の消費量も大きい。特に個々の商品の重量が大
きい場合はそうである。
は、袋詰め商品など形態が定まっていない商品を扱うこ
とができない。また、蹴出しの対象となる最下部の商品
の上方には多数の商品が積み重ねられているため、その
重量により最下部の商品の蹴出しに大きな力を必要と
し、電力の消費量も大きい。特に個々の商品の重量が大
きい場合はそうである。
【0004】本発明は、上記のような従来の問題点に鑑
み、箱入り商品はもとより袋詰め商品などの不定形商品
も取扱い可能で汎用性が高く、しかも、商品の搬出を僅
かな力で行うことができて消費電力も小さく、加えて構
造も簡素な、自動販売機における商品搬出機構を提供す
ることを課題とする。
み、箱入り商品はもとより袋詰め商品などの不定形商品
も取扱い可能で汎用性が高く、しかも、商品の搬出を僅
かな力で行うことができて消費電力も小さく、加えて構
造も簡素な、自動販売機における商品搬出機構を提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、商品受けが
その後部において左右方向を軸線として上下に回動され
るように枢着され、商品受けの後部には、前記回動枢着
部よりも上方に位置してレバーの一端が枢着され、該レ
バーは、その長手方向の中間部に掛止ピンを備えて、後
方に延ばされ、商品受けの後方所定位置にはレバーの掛
止ピンを前後方向移動自在に支承する支承部が備えら
れ、該支承部には、商品受けが水平となった状態で掛止
ピンを嵌合させる掛止用の凹所が備えられ、レバーの他
端部を上昇回動変位させ、掛止ピンを掛止用凹所から抜
出させることによって商品受けがその自重により下方に
回動して商品を搬出するものとなされていることを特徴
とする、自動販売機における商品搬出機構によって解決
される。
その後部において左右方向を軸線として上下に回動され
るように枢着され、商品受けの後部には、前記回動枢着
部よりも上方に位置してレバーの一端が枢着され、該レ
バーは、その長手方向の中間部に掛止ピンを備えて、後
方に延ばされ、商品受けの後方所定位置にはレバーの掛
止ピンを前後方向移動自在に支承する支承部が備えら
れ、該支承部には、商品受けが水平となった状態で掛止
ピンを嵌合させる掛止用の凹所が備えられ、レバーの他
端部を上昇回動変位させ、掛止ピンを掛止用凹所から抜
出させることによって商品受けがその自重により下方に
回動して商品を搬出するものとなされていることを特徴
とする、自動販売機における商品搬出機構によって解決
される。
【0006】即ち、上記搬出機構では、商品は、商品受
けに受けられて収容され、そして商品受けが回動される
ことにより搬出される。従って、商品は、箱入り商品に
限らず、袋入り商品等の各種不定形の商品であっても、
これを商品受けに受けさせて収容して販売することがで
きて汎用性に優れ、販売可能な商品の範囲が拡大されて
各種商品の販売に至便に用いることができる。
けに受けられて収容され、そして商品受けが回動される
ことにより搬出される。従って、商品は、箱入り商品に
限らず、袋入り商品等の各種不定形の商品であっても、
これを商品受けに受けさせて収容して販売することがで
きて汎用性に優れ、販売可能な商品の範囲が拡大されて
各種商品の販売に至便に用いることができる。
【0007】しかも、商品の搬出は、レバーの他端部を
上昇回動変位させ、掛止ピンを掛止用凹所から抜出させ
るだけでよく、あとは、商品受けがその自重により下方
に回動されて搬出がなされる。従って、掛止ピンを掛止
用凹所から抜出させるだけの小さな力で商品の搬出を行
うことができ、商品搬出に要する電力消費を低減するこ
とができる。加えて、構造簡素である。
上昇回動変位させ、掛止ピンを掛止用凹所から抜出させ
るだけでよく、あとは、商品受けがその自重により下方
に回動されて搬出がなされる。従って、掛止ピンを掛止
用凹所から抜出させるだけの小さな力で商品の搬出を行
うことができ、商品搬出に要する電力消費を低減するこ
とができる。加えて、構造簡素である。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0009】自動販売機内における商品搬出機構の全体
を示す図6において、(1)…は商品受けとしての多数
のトレーである。トレー(1)は、図1ないし図3に示
すように、浅底ボックス状のもので、その後縁部と両側
縁部に壁を有し、前部及び上部が開放されている。商品
(M)はこのトレー(1)の上面に載置されて収容され
る。トレー(1)が、図6に示すように、上下方向に多
数配列されている。そして、そのようなトレー群が、左
右方向に複数列、図示の場合5列配列して備えられてい
る。本実施形態では一つのトレー(1)に対し1つの商
品が収容される形式である。
を示す図6において、(1)…は商品受けとしての多数
のトレーである。トレー(1)は、図1ないし図3に示
すように、浅底ボックス状のもので、その後縁部と両側
縁部に壁を有し、前部及び上部が開放されている。商品
(M)はこのトレー(1)の上面に載置されて収容され
る。トレー(1)が、図6に示すように、上下方向に多
数配列されている。そして、そのようなトレー群が、左
右方向に複数列、図示の場合5列配列して備えられてい
る。本実施形態では一つのトレー(1)に対し1つの商
品が収容される形式である。
【0010】上下方向に配列されている各トレー(1)
…は、次のように保持されている。即ち、各トレー
(1)…の幅方向中央部の後方に隣接して、図4に示す
ように、溝型材によるフレーム(2)がその開口側を後
方に向けて垂直に延ばされており、各トレー(1)は、
図1に示すように、その後部の下縁部において、該溝型
材フレーム(2)の前面部に枢着(3)され、この枢着
部(3)を中心して上下方向に回動されるようになされ
ている。
…は、次のように保持されている。即ち、各トレー
(1)…の幅方向中央部の後方に隣接して、図4に示す
ように、溝型材によるフレーム(2)がその開口側を後
方に向けて垂直に延ばされており、各トレー(1)は、
図1に示すように、その後部の下縁部において、該溝型
材フレーム(2)の前面部に枢着(3)され、この枢着
部(3)を中心して上下方向に回動されるようになされ
ている。
【0011】そして、トレー(1)の後部には、この回
動枢着部(3)の上方に位置して、レバー(4)の一端
が枢着され、レバー(4)は、フレーム(2)の壁に設
けられている開口(5)を通じて後方に延ばされ、その
先端部はフレーム(2)よりも後方に突出されている。
動枢着部(3)の上方に位置して、レバー(4)の一端
が枢着され、レバー(4)は、フレーム(2)の壁に設
けられている開口(5)を通じて後方に延ばされ、その
先端部はフレーム(2)よりも後方に突出されている。
【0012】このレバー(4)には、その長手方向の中
間部に左右方向に突出する掛止用の掛止ピン(6)が備
えられている。そして、溝型材フレーム(2)の内部に
は、もう一つ溝型材(7)が備えられ、該溝型材(7)
の両側壁には、前後方向に水平に延びる支承用のスリッ
ト孔(8)が設けられ、このスリット孔(8)にレバー
(4)の掛止ピン(6)が貫通され、トレー(1)が回
動枢着部(3)を中心として回動されることにより、こ
の掛止ピン(6)がスリット孔(8)に案内されながら
前後に移動するようになされている。図2及び図3に示
すように、掛止ピン(6)がスリット孔(8)内の後端
部に位置したときにトレー(1)が水平状態、即ち商品
保持状態となり、スリット孔(8)内の前端部に位置し
たときにトレー(1)が傾斜状態となって商品が搬出さ
れるようになされている。このスリット孔(8)の下縁
部(9)が本発明でいうところの掛止ピン支承部であ
る。
間部に左右方向に突出する掛止用の掛止ピン(6)が備
えられている。そして、溝型材フレーム(2)の内部に
は、もう一つ溝型材(7)が備えられ、該溝型材(7)
の両側壁には、前後方向に水平に延びる支承用のスリッ
ト孔(8)が設けられ、このスリット孔(8)にレバー
(4)の掛止ピン(6)が貫通され、トレー(1)が回
動枢着部(3)を中心として回動されることにより、こ
の掛止ピン(6)がスリット孔(8)に案内されながら
前後に移動するようになされている。図2及び図3に示
すように、掛止ピン(6)がスリット孔(8)内の後端
部に位置したときにトレー(1)が水平状態、即ち商品
保持状態となり、スリット孔(8)内の前端部に位置し
たときにトレー(1)が傾斜状態となって商品が搬出さ
れるようになされている。このスリット孔(8)の下縁
部(9)が本発明でいうところの掛止ピン支承部であ
る。
【0013】そして、スリット孔(8)の後端部は、下
方に切り欠かれ、そこに掛止ピン(6)が嵌合されるよ
うになされている。この切欠き(10)が掛止用の凹所
で、掛止ピン(6)がこの掛止用凹所(10)に嵌合さ
れることで、トレー(1)はその回動を規制されて水平
状態を保持する。図示実施例では、レバー(4)の枢着
部にバネ(11)が備えられており、このバネ(11)
にて掛止ピン(6)が掛止用凹所(10)内に保持され
るようになされている。そして、掛止ピン(6)がバネ
(11)の弾性力に抗してこの掛止用凹所(10)から
上方に抜出されて水平スリット孔(8)に入ることでト
レー(1)は下方への回動を許容され、トレー(1)は
その自重により下方に回動され、商品(M)の払出しを
行う。
方に切り欠かれ、そこに掛止ピン(6)が嵌合されるよ
うになされている。この切欠き(10)が掛止用の凹所
で、掛止ピン(6)がこの掛止用凹所(10)に嵌合さ
れることで、トレー(1)はその回動を規制されて水平
状態を保持する。図示実施例では、レバー(4)の枢着
部にバネ(11)が備えられており、このバネ(11)
にて掛止ピン(6)が掛止用凹所(10)内に保持され
るようになされている。そして、掛止ピン(6)がバネ
(11)の弾性力に抗してこの掛止用凹所(10)から
上方に抜出されて水平スリット孔(8)に入ることでト
レー(1)は下方への回動を許容され、トレー(1)は
その自重により下方に回動され、商品(M)の払出しを
行う。
【0014】掛止用凹所(10)に嵌合されている掛止
ピン(6)を水平スリット孔(8)内に移行させるのが
キック部材(12)である。このキック部材(12)
は、図4及び図5に示すように、レバー(4)の後方隣
接部で上下のスプロケット(13)(13)にわたされ
た無端チェーン(14)に取り付けられており、該チェ
ーン(14)の周回動作により、トレー(1)のレバー
(4)の後方側の先端部をその下方から持ち上げ、掛止
ピン(6)をてこの原理で上昇させて水平スリット孔
(8)内に移行させる。てこの原理で持ち上げるから小
さな力で持ち上げることができる。水平スリット孔
(8)内に移行した掛止ピン(6)は、トレー(1)の
回動により水平スリット孔(8)の前端部に移動し、そ
のため、上方へのキック部材(12)の移行が妨げられ
るというようなことはない。チェーン(14)は、上下
方向において隣り合うレバー(4)間を1ピッチとし、
1ピッチ単位で周回動作されるよう制御され、1ピッチ
の周回動作により、1つのレバー(4)を上昇させて、
対応トレー(1)の商品(M)の搬出を行う。(15)
はモーターであり、電池あるいは商用電源で駆動され
る。なお、キック部材(12)は、図5に示すように、
レバー(4)との接触抵抗を少なくするため、先端部に
遊転ローラー(12a)を備えさせたものであるのが好
ましい。
ピン(6)を水平スリット孔(8)内に移行させるのが
キック部材(12)である。このキック部材(12)
は、図4及び図5に示すように、レバー(4)の後方隣
接部で上下のスプロケット(13)(13)にわたされ
た無端チェーン(14)に取り付けられており、該チェ
ーン(14)の周回動作により、トレー(1)のレバー
(4)の後方側の先端部をその下方から持ち上げ、掛止
ピン(6)をてこの原理で上昇させて水平スリット孔
(8)内に移行させる。てこの原理で持ち上げるから小
さな力で持ち上げることができる。水平スリット孔
(8)内に移行した掛止ピン(6)は、トレー(1)の
回動により水平スリット孔(8)の前端部に移動し、そ
のため、上方へのキック部材(12)の移行が妨げられ
るというようなことはない。チェーン(14)は、上下
方向において隣り合うレバー(4)間を1ピッチとし、
1ピッチ単位で周回動作されるよう制御され、1ピッチ
の周回動作により、1つのレバー(4)を上昇させて、
対応トレー(1)の商品(M)の搬出を行う。(15)
はモーターであり、電池あるいは商用電源で駆動され
る。なお、キック部材(12)は、図5に示すように、
レバー(4)との接触抵抗を少なくするため、先端部に
遊転ローラー(12a)を備えさせたものであるのが好
ましい。
【0015】上記の商品搬出機構では、紙幣や硬貨を投
入し、商品を選択すると、図2に示すように、チェーン
(14)が1ピッチ周回動作し、それにより、レバー
(4)の後方先端部を持ち上げる。この持ち上げにより
掛止ピン(6)が掛止用の凹所(10)内から上方に抜
出され、水平スリット孔(8)内に入り、トレー(1)
が下方に回動して、商品(M)が一つ搬出される。更
に、紙幣や硬貨を投入し、商品を選択すると、チェーン
(14)がまた1ピッチ周回動作し、同様に、その上の
レバー(4)の後方先端部を持ち上げ、掛止ピン(6)
を掛止用の凹所(10)内から水平スリット孔(8)内
に入らせ、トレー(1)から次の商品が搬出される。以
上の繰り返しで、下側のトレー(1)の商品から順次搬
出されていく。
入し、商品を選択すると、図2に示すように、チェーン
(14)が1ピッチ周回動作し、それにより、レバー
(4)の後方先端部を持ち上げる。この持ち上げにより
掛止ピン(6)が掛止用の凹所(10)内から上方に抜
出され、水平スリット孔(8)内に入り、トレー(1)
が下方に回動して、商品(M)が一つ搬出される。更
に、紙幣や硬貨を投入し、商品を選択すると、チェーン
(14)がまた1ピッチ周回動作し、同様に、その上の
レバー(4)の後方先端部を持ち上げ、掛止ピン(6)
を掛止用の凹所(10)内から水平スリット孔(8)内
に入らせ、トレー(1)から次の商品が搬出される。以
上の繰り返しで、下側のトレー(1)の商品から順次搬
出されていく。
【0016】そして、商品(M)を補充する場合は、図
3に示すように、傾斜状態のトレーに商品(M)をおさ
めるようにしてトレー(1)を上方に回動させていく。
これによりレバー(4)が後方に移行され、掛止ピン
(6)が水平スリット孔(8)内を後方へと移動してい
き、そして掛止用凹所(10)の位置に達したところ
で、自重により、更にはバネ(11)の付勢力とも相俟
って、掛止ピン(6)は掛止用凹所(10)内に嵌合さ
れる。これにより、トレー(1)は水平状態に保持さ
れ、商品収容状態が得られる。このようにして、商品を
順次トレー(1)に補充していく。
3に示すように、傾斜状態のトレーに商品(M)をおさ
めるようにしてトレー(1)を上方に回動させていく。
これによりレバー(4)が後方に移行され、掛止ピン
(6)が水平スリット孔(8)内を後方へと移動してい
き、そして掛止用凹所(10)の位置に達したところ
で、自重により、更にはバネ(11)の付勢力とも相俟
って、掛止ピン(6)は掛止用凹所(10)内に嵌合さ
れる。これにより、トレー(1)は水平状態に保持さ
れ、商品収容状態が得られる。このようにして、商品を
順次トレー(1)に補充していく。
【0017】上記の商品搬出機構によれば、個々の商品
(M)を各トレー(1)に収容して販売を行う構成とな
されたものであるから、商品(M)の形態は、箱入りの
ものであってもよいし、スナック類や真空パック等の袋
詰め商品やその他の各種不定形商品であってもよく、取
扱い可能な商品の範囲を拡大しえて、汎用性高く至便に
用いることができる。
(M)を各トレー(1)に収容して販売を行う構成とな
されたものであるから、商品(M)の形態は、箱入りの
ものであってもよいし、スナック類や真空パック等の袋
詰め商品やその他の各種不定形商品であってもよく、取
扱い可能な商品の範囲を拡大しえて、汎用性高く至便に
用いることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る自動販売機における商品搬
出機構によれば、上述のように、箱入り商品に限らず、
袋入り商品等の各種不定形の商品であっても、これを商
品受けに受けさせて収容して販売することができて汎用
性に優れ、販売可能な商品の範囲が拡大されて各種商品
の販売に至便に用いることができる。
出機構によれば、上述のように、箱入り商品に限らず、
袋入り商品等の各種不定形の商品であっても、これを商
品受けに受けさせて収容して販売することができて汎用
性に優れ、販売可能な商品の範囲が拡大されて各種商品
の販売に至便に用いることができる。
【0019】しかも、商品の搬出は、レバーの他端部を
上昇回動変位させ、掛止ピンを掛止用凹所から抜出させ
るだけでよく、あとは、商品受けがその自重により下方
に回動されて搬出がなされる。従って、掛止ピンを掛止
用凹所から抜出させるだけの小さな力で商品の搬出を行
うことができ、商品搬出に要する電力消費を低減するこ
とができる。加えて、構造簡素であり、比較的廉価に製
作提供でき、かつ故障のおそれも少ない。
上昇回動変位させ、掛止ピンを掛止用凹所から抜出させ
るだけでよく、あとは、商品受けがその自重により下方
に回動されて搬出がなされる。従って、掛止ピンを掛止
用凹所から抜出させるだけの小さな力で商品の搬出を行
うことができ、商品搬出に要する電力消費を低減するこ
とができる。加えて、構造簡素であり、比較的廉価に製
作提供でき、かつ故障のおそれも少ない。
【図1】実施形態を示すもので、(イ)は搬出機構の側
面図、図(ロ)は要部拡大側面図、図(ハ)は平面図で
ある。
面図、図(ロ)は要部拡大側面図、図(ハ)は平面図で
ある。
【図2】商品搬出動作を示す側面図である。
【図3】商品補充方法を示す側面図である。
【図4】商品搬出機構の全体側面図である。
【図5】搬出機構の駆動部分を示す側面図である。
【図6】搬出機構を備えた自動販売機の内部全体構造を
示すもので、図(イ)は正面図、図(ロ)は側面図、図
(ハ)は平面図である。
示すもので、図(イ)は正面図、図(ロ)は側面図、図
(ハ)は平面図である。
1…トレー(商品受け) 3…回動枢着部 4…レバー 6…掛止ピン 8…スリット孔 9…支承部 10…掛止用凹所 12…キック部材
Claims (1)
- 【請求項1】 商品受けがその後部において左右方向を
軸線として上下に回動されるように枢着され、 商品受けの後部には、前記回動枢着部よりも上方に位置
してレバーの一端が枢着され、該レバーは、その長手方
向の中間部に掛止ピンを備えて、後方に延ばされ、 商品受けの後方所定位置にはレバーの掛止ピンを前後方
向移動自在に支承する支承部が備えられ、該支承部に
は、商品受けが水平となった状態で掛止ピンを嵌合させ
る掛止用の凹所が備えられ、 レバーの他端部を上昇回動変位させ、掛止ピンを掛止用
凹所から抜出させることによって商品受けがその自重に
より下方に回動して商品を搬出するものとなされている
ことを特徴とする、自動販売機における商品搬出機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05633298A JP3218215B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 自動販売機における商品搬出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05633298A JP3218215B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 自動販売機における商品搬出機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11259758A JPH11259758A (ja) | 1999-09-24 |
JP3218215B2 true JP3218215B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=13024258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05633298A Expired - Fee Related JP3218215B2 (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 自動販売機における商品搬出機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3218215B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP05633298A patent/JP3218215B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11259758A (ja) | 1999-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09223269A (ja) | 自動販売装置 | |
MXPA01009796A (es) | Maquina vendedora que reduce al minimo la agitacion de los productos. | |
JP3218215B2 (ja) | 自動販売機における商品搬出機構 | |
JP2007286747A (ja) | ボトル商品の自動販売機 | |
JPH07272103A (ja) | 自動販売機 | |
US6264060B1 (en) | Auxiliary article dispenser for vending machines | |
JP3945851B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP2008176497A (ja) | 自動販売機 | |
JP4100137B2 (ja) | 自動販売機 | |
JPH0222762Y2 (ja) | ||
CN221668339U (zh) | 取货箱及自动售货机 | |
JPH076257A (ja) | 自動販売機及び自動販売機における商品の取り出し方法 | |
JP2815550B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP3511193B2 (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 | |
JP3471294B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP3615855B2 (ja) | 自動販売機の商品収納装置 | |
US3523625A (en) | Display and vending apparatus | |
JP4234396B2 (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 | |
KR100348724B1 (ko) | 자동 판매기의 상품 반출 장치 | |
JP2007286748A (ja) | ボトル商品の自動販売機 | |
JPH0631582Y2 (ja) | 自動販売機の商品収納装置 | |
JP3634045B2 (ja) | 自動販売機の商品収納装置 | |
JPH09128630A (ja) | 商品払出し装置 | |
JP2005044222A (ja) | 商品収納装置 | |
JP2002150377A (ja) | 自動販売機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |