JP3217635U - キャビネット及び引出 - Google Patents

キャビネット及び引出 Download PDF

Info

Publication number
JP3217635U
JP3217635U JP2018002128U JP2018002128U JP3217635U JP 3217635 U JP3217635 U JP 3217635U JP 2018002128 U JP2018002128 U JP 2018002128U JP 2018002128 U JP2018002128 U JP 2018002128U JP 3217635 U JP3217635 U JP 3217635U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drawer
plate
door
cabinet
closed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018002128U
Other languages
English (en)
Other versions
JP3217635U7 (ja
Inventor
淳雄 直居
淳雄 直居
Original Assignee
直居鉄工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 直居鉄工株式会社 filed Critical 直居鉄工株式会社
Priority to JP2018002128U priority Critical patent/JP3217635U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3217635U publication Critical patent/JP3217635U/ja
Publication of JP3217635U7 publication Critical patent/JP3217635U7/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Abstract

【課題】落下物を容易に回収することができるキャビネット及びそれに使用される引出を提供する。
【解決手段】キャビネットは、前方が開放されたキャビネット本体と、上方が開口する箱状の形状を有し、前後に摺動可能であり、キャビネット本体に収容される引出3とを備え、引出3がその開方向に関して後方側に開閉可能な扉4を有する。扉4は、引出3を構成する背面板11、底面板14又は側面板のいずれかに設けられている。扉4は、2枚の板材を含んでなり、それらの板材は観音開き式に建て付けられている。
【選択図】図2

Description

本考案は、キャビネット及び当該キャビネットに使用される引出に関する。
近年、引出自体がスライドから脱落することを防止するため、そのスライドに引出脱落防止用ストッパーが取り付けられている(特開2000−342365号公報参照)。
特開2000−342365号公報
しかしながら、上記スライドにそのようなストッパーが取り付けられることで、引出の取り外しが困難となり、そのため、引出から落下した落下物の回収も困難となっている。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、落下物を容易に回収することができるキャビネット及びそれに使用される引出を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本考案の一態様に係るキャビネットは、前方が開放されたキャビネット本体と、上方が開口する箱状の形状を有し、前後に摺動可能であり、上記キャビネット本体に収容される引出と、を備え、上記引出がその開方向に関して後方側に開閉可能な扉を有することを特徴とする。ここで、開方向に関して後方側とは、引出の摺動方向長さの中間点を含む面から奥側の領域を意味する。
当該キャビネットは、上記引出がその開方向に関して後方側に開閉可能な扉を有するため、当該扉から手や把持手段を挿入することができ、それによって落下物を容易に回収することができる。
上記扉は、上記引出を構成する背面板、底面板又は側面板のいずれかに設けられているとよい。上記扉を背面板、底面板又は側面板のいずれかに設けることで、落下物の回収を容易に行うことができる。
上記扉は、2枚の板材を含んでなり、それらの板材は観音開き式に建て付けられているとよい。このように、上記扉が2枚の板材を含み、これらの板材が観音開き式に建て付けられる構成とすることで、手や把持手段を挿入しやすくなり、落下物の回収をより容易に行うことができる。
上記扉は、1枚の板材を含んでなり、上記板材は一方端が軸着され他方端が円弧状に移動するように建て付けられているとよい。このように、上記扉が、1枚の板材を含み、上記板材が一方端が軸着され他方端が円弧状に移動するように建て付けられる構成とすることで、より簡易に落下物の回収を行うことができる。
上記扉は、閉状態となるように付勢されているとよい。このように、上記扉をこれが閉状態になるように付勢することで、引出に収納されている物の落下を抑制することができる。
また、上記課題を解決するためになされた本考案の一態様に係る引出は、開方向に関して後方側に開閉可能な扉を有することを特徴とする。当該引出はその開方向に関して後方側に開閉可能な扉を有するため、当該扉から手や把持手段を挿入することができ、そのためこれをキャビネットに使用した場合落下物を容易に回収することができる。
本考案によれば、落下物を容易に回収することができるキャビネット及びそれに使用される引出を提供することができる。
図1は、本考案の第一実施形態に係るキャビネットの概略側面図である。 図2は、図1のキャビネットに使用される引出の概略斜視図である。 図3は、図2の引出の側面図である。 図4は、図2の引出の平面図である。 図5は、別の態様に係る引出の概略斜視図である。 図6は、本考案の第二実施形態に係る引出の概略斜視図である。 図7は、本考案の第三実施形態に係る引出の概略斜視図である。 図8は、図7の引出の側面図である。 図9は、図7の引出の平面図である。
以下、図面に基づいて、本考案の実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態は、本考案の理解を容易にするためのものであって、本考案を限定するものではない。以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」を含む用語)を用いるが、その用語の使用は図面を参照した考案の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本考案の技術的範囲は限定されない。
<第一実施形態>
図1は、本考案の第一実施形態に係るキャビネットの概略側面図であり、図2は、そのキャビネットに使用される引出の概略斜視図、図3はその側面図、図4はその平面図である。第一実施形態に係るキャビネット1は、前方が開放されたキャビネット本体2と、キャビネット本体2に収容される引出3と、を備える。引出3は、上方が開口した箱状の形状を有し、前後に摺動可能であり、引出3がその開方向に関して後方側に開閉可能な扉4を有する。当該キャビネット1は、引出3がその開方向に関して後方側に開閉可能な扉4を有することで、この扉4から手や把持手段を挿入することができ、それによって引出3から後方に落下した落下物5を容易に回収することができる。以下、引出及びキャビネットの各構成要素について詳細に説明する。
(引出)
図2の引出3は、正面板10、背面板11、右側面板12、左側面板13、底面板14から構成され、これらが組み合わされることで上方が開口した箱型の形状となっている。背面板11は、その下端が底面板14に対して軸着され、その上端が正面側に倒れるように構成されている。このように背面板11の下端が底面板14の後端に軸着され背面板11の上端が正面側に倒れるよう構成することで、背面板11があった箇所から手や把持手段(不図示)を挿入することができ、引出3から後方に落下した落下物を容易に回収することができる。図2に示すように、背面板11と底面板14とは蝶番等の接続部材15により接続されている。背面板11と底面板14とを接続する接続部材15としては、蝶番に限られず、背面板11を底面板14に対して回動させることができる限り如何なるものを使用することができる。この接続部材15は、金属又は合金から構成されるとよい。接続部材15を金属又は合金により構成することで繰り返し動作にも耐えうる強度を得ることができる。接続部材15は、一定の強度を得ることができる限り、金属又は合金に限らず、プラスティック、紙類であってもよい。
背面板11は元の位置に戻るようにバネ等により付勢されているとよい。このように背面板11を元の位置に戻るように付勢することで、引出に収容されている内容物の落下を抑制することができる。付勢手段としては、螺旋状バネ、板バネ等が挙げられ、好ましくは、螺旋状バネである。付勢手段として、螺旋状バネを用いることで、背面板11を簡易な構成で付勢することができる。螺旋状バネは、その一端が背面板11の上端に、他端が後述するストッパー20の上端に接続されるように設けられるとよい。このように螺旋状バネを設けることで、簡易な構成で背面板11を素早く元の位置に戻すことができる。
図5は、アクチュエーター手段を用いて背面板を動作させることができるよう構成された引出の概略斜視図である。図5に示すように、背面板11は、アクチュエーター手段30を作動させることで、元の位置に戻るよう構成されている。具体的には、アクチュエーター手段30は、取手19の奥側に取手19と略平行に設けられた把持手段と、この把持手段と背面板11とを接続するワイヤーとから構成されている。上述のストッパー20に滑車が設けられ、この滑車よってワイヤーが折り返されている。取手19を手で握ることで把持手段が正面側に移動し、この把持手段に接続されたワイヤーが背面板11を後面側へ引き起こす。このように構成することで、より簡単に引出を初期状態に戻すことができる。
図2に示す引出3は、背面板11の後方にその背面板11がそれより後方側に移動しないよう設けられたストッパー20を備える。このように背面板11の後ろに上述のようなストッパー20を設けることで、背面板11が後方側に倒れることを抑制することができる。このストッパー20は、右側面板12及び左側面板13の奥側端部に取り付けられている。図2の引出3の右側面板12と左側面板13との間にはスペースが設けられている。このように右側面板12と左側面板13との間にスペースを設けることで、落下物の回収を容易にすることができる。
図4に示すように、背面板11は正面側への移動を制限する固定金具16を備え、左側面板13は固定金具16を受ける穴部17を備える。固定金具16は、左側面板13の主面に対して略垂直方向で且つ背面板11の主面に対して略平行な方向に移動可能である。この固定金具16を左側へ摺動させ穴部17に固定金具16の先端を挿入することで、背面板11の左側面板13に対する移動を抑制することができる。
右側面板12及び左側面板13の外側に摺動用のレール21が設けられ、キャビネット1の内壁に、それらのレール21を受ける部材22が設けられている。レール21をこの部材22に対して摺動させることで、引出3をキャビネット1から出し入れすることが可能である。
当該引出3は、その開方向に関して後方側に開閉可能な扉4を有するため、扉4から手や把持手段を挿入することができ、それによって引出3から後方に落下した落下物を容易に回収することができる。
<第二実施形態>
図6は、本考案の第二実施形態に係る引出の概略斜視図である。第一実施形態では、背面板11が開閉可能な扉4を担っていたのに対して、第二実施形態では、図6に示すように、底面板14の後端側に開閉可能な扉4が設けられている点で、第二実施形態に係る引出3は第一実施形態のものと異なる。このように底面板14の後端側に開閉可能な扉4を設けることで、手や把持手段の挿入容易性が向上し、落下物をより容易に回収することができる。その他の構成については、第一実施形態と同様のため、詳細な説明は省略する。
図6に示すように、開閉可能な扉4は、その前方端が底面板14の後方端に回動可能に取り付けられ開閉可能な扉4の後方端が下方に移動するように設けられている。このように開閉可能な扉4を設けることで、手や把持手段の挿入容易性が向上し、落下物をより容易に回収できるとともに、製造容易性を向上させることができる。開閉可能な扉4の後方端は背面板11の下端と接するとよい。このように開閉可能な扉4を配置することで、引出3に収納されたものが背面板11と開閉可能な扉4との隙間から落下することを抑制することができる。
付勢手段として螺旋状バネを使用する場合、その一端が背面板11(好ましくはその上端付近)に、他端が開閉可能な扉4の後端付近に接続されるとよい。このように螺旋状バネを設けることで、開閉可能な扉4を閉じた状態に保持することができ、バネの付勢力に対抗してこの開閉可能な扉4を下方に案内することで、落下物を回収することができる。
当該引出3は、底面板14に開閉可能な扉4が設けられているため、手や把持手段が落下物にアクセスしやすく、落下物をより容易に回収することができる。
<第三実施形態>
図7は、本考案の第三実施形態に係る引出の概略斜視図であり、図8は、その側面図、図9は、その平面図である。第一実施形態では、開閉可能な扉4を構成する一枚の板がその下端が軸着されその上端が回動するように開閉するのに対して、第三実施形態では、図7に示すように、開閉可能な扉4を構成する2枚の板が観音開き式に開閉する点で、第三実施形態に係る引出3は第一実施形態のものと異なる。その他の構成については、第一実施形態と同様のため、詳細な説明は省略する。
図7に示すように、開閉可能な扉4は、2枚の板から構成され、一方の板が左側面板13に、他方の板が右側面板12に回動可能に取り付けられている。これらの板は正面側にだけ開くように接続部材15が設けられている。このようにこれらの板が正面側にだけ開くよう接続部材15を設けることで、引出に収容されている内容物の落下を抑制することができる。
付勢手段として、螺旋状バネを使用する場合、螺旋状バネを2本用い、そのうち一方(第1の螺旋状バネ)が、第1の板に、もう一方(第2の螺旋状バネ)が第2の板に使用される。第1の螺旋状バネの一端が背面板11を構成する第1の板の中心側に、他端が底面板14の後端付近に接続されるとよい。第2の螺旋状バネも同様に設ける。このように螺旋状バネを設けることで、開閉可能な扉4を閉じた状態に保持することができ、バネの付勢力に対抗してこの開閉可能な扉4を前方に案内することで、2枚の板が開き、落下物を回収することができる。
当該引出3は、開閉可能な扉4が観音開き式に開閉するため、手や把持手段を挿入しやすく、より容易に落下物を回収することができる。
1 キャビネット
2 キャビネット本体
3 引出
4 開閉可能な扉
5 落下物
10 正面板
11 背面板
12 右側面板
13 左側面板
14 底面板
15 接続部材
16 固定金具
17 穴部

Claims (6)

  1. 前方が開放されたキャビネット本体と、
    上方が開口する箱状の形状を有し、前後に摺動可能であり、上記キャビネット本体に収容される引出と、を備え、
    上記引出がその開方向に関して後方側に開閉可能な扉を有するキャビネット。
  2. 上記扉は、上記引出を構成する背面板、底面板又は側面板のいずれかに設けられている請求項1に記載のキャビネット。
  3. 上記扉は、2枚の板材を含んでなり、それらの板材は観音開き式に建て付けられている請求項1又は請求項2に記載のキャビネット。
  4. 上記扉は、1枚の板材を含んでなり、上記板材は一方端が軸着され他方端が円弧状に移動するように建て付けられている請求項1又は請求項2に記載のキャビネット。
  5. 上記扉は、閉状態となるように付勢されている請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のキャビネット。
  6. 開方向に関して後方側に開閉可能な扉を有する引出。
JP2018002128U 2018-06-07 2018-06-07 キャビネット及び引出 Active JP3217635U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018002128U JP3217635U (ja) 2018-06-07 2018-06-07 キャビネット及び引出

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018002128U JP3217635U (ja) 2018-06-07 2018-06-07 キャビネット及び引出

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3217635U true JP3217635U (ja) 2018-08-23
JP3217635U7 JP3217635U7 (ja) 2019-12-05

Family

ID=63245142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018002128U Active JP3217635U (ja) 2018-06-07 2018-06-07 キャビネット及び引出

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3217635U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005065933A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Kazuo Chiba 引出し式収納容器
JP2008014093A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Naruto Kogei Co Ltd 観音開き引出し付き式台の構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005065933A (ja) * 2003-08-22 2005-03-17 Kazuo Chiba 引出し式収納容器
JP2008014093A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Naruto Kogei Co Ltd 観音開き引出し付き式台の構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104773115B (zh) 用于车辆中心地板控制台中储存仓的滑动门
CN101668101B (zh) 扫描设备
JP2008254667A (ja) 蓋開閉装置
EP1860263A2 (en) Hinge assembly
JP3217635U (ja) キャビネット及び引出
JP3217635U7 (ja)
JP6425811B2 (ja) 引出し式ケース
KR20130117903A (ko) 서랍용 개폐보조장치
KR102063515B1 (ko) 오븐
JP6258062B2 (ja) グローブボックスの開閉構造
JP2007089680A (ja) 引出しキャビネット
KR100642550B1 (ko) 차량용 컵 홀더
JP2010023587A (ja) 車両のトレイ構造
JP2005082281A (ja) 蓋構造及び収納容器
JP4438718B2 (ja) キッチンキャビネットのゴミ収納装置
JP2009184498A (ja) 車内用物入れ
JP4504777B2 (ja) 収納家具
JP2005185713A (ja) 昇降棚
KR20070084723A (ko) 댐퍼가 부착된 자동폐쇄장치
JP4861119B2 (ja) ゴミ容器
JP6910920B2 (ja) アームレストのスライド体ロック機構
JP5378178B2 (ja) 車両用収納ボックス
JP5320129B2 (ja) 引出
JP5080001B2 (ja) スライド式収納庫
JP2013036675A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180719

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3217635

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20181226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190123

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20190520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190607

R231 Written correction (descriptions, etc.)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R231

R157 Certificate of patent or utility model (correction)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R157

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250