JP3215762B2 - トナーカートリッジと該トナーカートリッジを用いたトナー補給装置 - Google Patents

トナーカートリッジと該トナーカートリッジを用いたトナー補給装置

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JP3215762B2
JP3215762B2 JP31980493A JP31980493A JP3215762B2 JP 3215762 B2 JP3215762 B2 JP 3215762B2 JP 31980493 A JP31980493 A JP 31980493A JP 31980493 A JP31980493 A JP 31980493A JP 3215762 B2 JP3215762 B2 JP 3215762B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子写真複写
機、デジタル複写機等の画像形成装置へのトナー補給に
使用されるトナーカートリッジと該トナーカートリッジ
を用いたトナー補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、多数枚の連続コピ−が可能な中
型、大型の画像形成装置にあっては、装置内にトナーホ
ッパーを設け、このトナーホッパーから現像装置に適宜
トナー補給がなされるようになっている。
【0003】また、前記トナーホッパーへのトナー補給
には、トナーカートリッジが使用されていた。つぎに、
従来のトナーカートリッジaの一例を、図18ないし図
21を参照して説明する。
【0004】トナーカートリッジaは、大別して、ボト
ルbおよびこのボトルbの口部に捩込まれたフランジc
からなるカートリッジ本体dと、このカートリッジ本体
dのトナー放出口eを密閉する状態に設けられ、輸送途
中等に内部に収容されたトナーfが吹き出さない様にす
るシールフィルムgと、このシールフィルムgを保護す
る様にカートリッジ本体dのフランジcにスライド移動
可能に取付けられたスライド蓋hとから構成されてい
る。
【0005】そして、この例のトナーカートリッジa
は、前記シールフィルムgは、図19に示すように、ス
ライド蓋hの前記フランジc部との間に中途部を介在さ
せて前記トナー放出口eを密閉するとともに、一端およ
び前記中途部を前記フランジcに引剥がし可能に貼着
し、他端をスライド蓋hのトナー放出口eを開放する第
1の移動方向とは逆の方向の端部に巻掛けた後、スライ
ド蓋hの外側(下面側)を折り返して前記第1の移動方
向側に導出させたものとなっている。
【0006】そして、トナー補給時は、まず、図19に
示すように、図示しないトナー受入口にトナー放出口e
が対向になるようにトナーカートリッジaをセットした
後、スライド蓋hを前記第1の方向(矢印j方向)に移
動させ、スライド蓋hを図19の二点鎖線および図20
で示すように前記トナー放出口fを開放する位置まで移
動させた状態とする。
【0007】ついで、図20に示すように、シールフィ
ルムgの先端部(他端部)を矢印k方向に引張ることで
シールフィルムgを引剥がし、トナーfを補給すること
になる。
【0008】また、トナー補給後は、図21に示すよう
に、スライド蓋hを矢印j方向とは反対の方向に移動さ
せることで、元の状態に戻し、トナー放出口eを閉塞こ
とになる。
【0009】しかしながら、上記のように、シールフィ
ルムgをスライド蓋hの外側(下面側)を折返す構成と
した場合、シールフィルムgを引剥がす際に、トナーf
と接する面に付着したトナーf′が、スライド蓋hの外
側(下面側)に引出されてトナーの落下や飛散が発生
し、トナー補給機構部周辺を汚してしまうという不具合
があった。
【0010】また、図22ないし図24は、従来のトナ
ーカートリッジaの他の例を示すものである。なお、前
述の一例と同一部分は、同一の符号を付して詳細な説明
は省略する。
【0011】この例のトナーカートリッジaは、トナー
放出口eを密閉するシールフィルムgが、折返し部を含
めフランジcとスライド蓋hとの間に介在した構成とな
っている。
【0012】この例ではトナーfを補給すべく、シール
フィルムgを引剥がす際に、トナーfと接する面に付着
したトナーf′が、スライド蓋hの内側(上面側)に引
出され(図23参照)、スライド蓋h上に落下する。こ
のスライド蓋hは、トナー補給後に図24の様に元の位
置に戻すため、スライド蓋h上に飛散したトナーf′は
問題無いが、シールフィルムgは外に引出されたままの
状態のため、ユーザーの手等を汚すという問題があっ
た。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
トナーカートリッジaは、シールフィルムgに付着した
トナーf′が、トナー補給操作時にスライド蓋hの外側
(下面側)に引出されて落下あるいは飛散してトナー補
給機構部周辺を汚したり、使用済み後もシールフィルム
gが引出されたままとなり、トナー汚れが発生するとい
った問題があった。
【0014】本発明は、上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、トナー補給操作時および
補給後におけるトナー汚れを防止できるトナーカートリ
ッジと該トナーカートリッジを用いたトナー補給装置を
提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のトナーカートリッジは、トナーを収容する
とともにトナー放出口およびこのトナー放出口の開口縁
部に対応してフランジ部を有するカートリッジ本体と、
このカートリッジ本体のフランジ部に取付けられ、前記
トナー放出口を開放する第1の方向と、トナー放出口を
閉塞する前記第1の方向とは逆の第2の方向にスライド
移動可能なスライド蓋と、このスライド蓋と前記フラン
ジ部との間に介在され、前記フランジ部に引剥がし可能
に貼着し、前記トナー放出口を密閉するシールフィルム
と、を備え、前記スライド蓋は、前記第2の方向の端部
に沿ってスライド蓋を貫通したスリットを有し、前記シ
ールフィルムは、その一端を前記フランジ部の前記第1
の方向の端部に引剥がし可能に貼着し且つその中途部も
前記フランジ部に引剥がし可能に貼着して前記トナー放
出口を密閉し、その他端側を前記スライド蓋の前記第2
の方向の端部に巻掛けて前記スライド蓋の外側へ折返し
てから、その他端を、前記スライド蓋の外側から前記ス
リットに通し、且つ前記トナー放出口を密閉した前記中
途部と前記スライド蓋との間を通して前記第1の方向に
延出させたことを特徴とする。
【0016】また、本発明のトナー補給装置は、トナー
受入口、および該トナー受入口を開放する第1の方向と
トナー受入口を閉塞する前記第1の方向とは逆の第2の
方向にスライド移動可能な第1のスライド蓋を有すると
共に、カートリッジ装着部を有したトナー被補給手段
と、このトナー被補給手段の前記カートリッジ装着部に
装着されて使用されるトナーカートリッジと、を具備し
てなるものであって、前記トナーカートリッジが、トナ
ーを収容するとともにトナー放出口およびこのトナー放
出口の開口縁部に対応してフランジ部を有するカートリ
ッジ本体と、このカートリッジ本体のフランジ部に取付
けられ、前記第1の方向に移動することでトナー放出口
を開放し、前記第2の方向にスライド移動することでト
ナー放出口を閉塞する第2のスライド蓋と、この第2の
スライド蓋と前記フランジ部との間に介在され、前記フ
ランジ部に引剥がし可能に貼着し、前記トナー放出口を
密閉するシールフィルムと、前記第2のスライド蓋と前
記トナー被補給手段の第1のスライド蓋とを係合させ第
1のスライド蓋と一体にスライド可能とする係合手段
と、を備え、前記第2のスライド蓋は、前記第2の方向
の端部に沿って第2のスライド蓋を貫通したスリットを
有し、前記シールフィルムは、その一端を前記フランジ
部の前記第1の方向の端部に引剥がし可能に貼着し且つ
その中途部も前記フランジ部に引剥がし可能に貼着して
前記トナー放出口を密閉し、その他端側を前記第2のス
ライド蓋の前記第2の方向の端部に巻掛けて前記第2の
スライド蓋の外側へ折返してから、その他端を、前記第
2のスライド蓋の外側から前記スリットに通し、且つ前
記トナー放出口を密閉した前記中途部と前記第2のスラ
イド蓋との間を通して前記第1の方向に延出させたこと
を特徴とする。
【0017】また、本発明のトナー補給装置は、トナー
受入口、および該トナー受入口を開放する第1の方向と
トナー受入口を閉塞する前記第1の方向とは逆の第2の
方向にスライド移動可能な第1のスライド蓋を有すると
共に、カートリッジ装着部を有したトナー被補給手段
と、このトナー被補給手段の前記カートリッジ装着部に
装着されて使用されるトナーカートリッジと、を具備し
てなるものであって、前記トナーカートリッジが、トナ
ーを収容するとともにトナー放出口およびこのトナー放
出口の開口縁部に対応してフランジ部を有するカートリ
ッジ本体と、このカートリッジ本体のフランジ部に取付
けられ、前記第1の方向に移動することでトナー放出口
を開放し、前記第2の方向にスライド移動することでト
ナー放出口を閉塞する第2のスライド蓋と、この第2の
スライド蓋と前記フランジ部との間に介在され、前記フ
ランジ部に引剥がし可能に貼着し、前記トナー放出口を
密閉するシールフィルムと、前記第2のスライド蓋と前
記トナー被補給手段の第1のスライド蓋とを係合させ第
1のスライド蓋と一体にスライド可能とする係合手段
と、を備え、前記第2のスライド蓋は、前記第2の方向
の端部に沿って第2のスライド蓋を貫通したスリットを
有し、前記シールフィルムは、その一端を前記フランジ
部の前記第1の方向の端部に引剥がし可能に貼着し且つ
その中途部も前記フランジ部に引剥がし可能に貼着して
前記トナー放出口を密閉し、その他端側を前記第2のス
ライド蓋の前記第2の方向の端部に巻掛けて前記第2の
スライド蓋の外側へ折返してから、その他端を、前記第
2のスライド蓋の外側から前記スリットに通し、前記ト
ナー放出口を密閉した前記中途部と前記第2のスライド
蓋との間を通して前記第1の方向に延出させ、且つ前記
第2のスライド蓋に固定したことを特徴とする。
【0018】さらに、本発明のトナー補給装置は、トナ
ー受入口、および該トナー受入口を開放する第1の方向
とトナー受入口を閉塞する前記第1の方向とは逆の第2
の方向にスライド移動可能な第1のスライド蓋を有する
と共に、前記トナー受入口の開口縁部の近傍の前記第1
の方向に第1の抜止めストッパ、第2の方向に第2の抜
止めストッパを形成してなるカートリッジ装着部を有し
たトナー被補給手段と、このトナー被補給手段の前記カ
ートリッジ装着部に装着されて使用されるトナーカート
リッジと、を具備してなるものであって、前記トナーカ
ートリッジが、トナーを収容するとともにトナー放出口
およびこのトナー放出口の開口縁部に対応してフランジ
部を有し、前記カートリッジ装着部に装着した際に前記
第1の抜止めストッパに前記フランジ部の一端縁部が係
合するカートリッジ本体と、このカートリッジ本体のフ
ランジ部に取付けられ、前記第1の方向に移動すること
でトナー放出口を開放し、前記第1の方向とは逆の第2
の方向にスライド移動することでトナー放出口を閉塞す
るとともに、前記第1の方向への移動時に前記第2の抜
止めストッパと係合する第2のスライド蓋と、この第2
のスライド蓋と前記フランジ部との間に介在され、前記
フランジ部に引剥がし可能に貼着し、前記トナー放出口
を密閉するシールフィルムと、を備え、前記第2のスラ
イド蓋は、前記第2の方向の端部に沿って第2のスライ
ド蓋を貫通したスリットを有し、前記シールフィルム
は、その一端を前記フランジ部の前記第1の方向の端部
に引剥がし可能に貼着し且つその中途部も前記フランジ
部に引剥がし可能に貼着して前記トナー放出口を密閉
し、その他端側を前記第2のスライド蓋の前記第2の方
向の端部に巻掛けて前記第2のスライド蓋の外側へ折返
してから、その他端を、前記第2のスライド蓋の外側か
ら前記スリットに通し、且つ前記トナー放出口を密閉し
た前記中途部と前記第2のスライド蓋との間を通して前
記第1の方向に延出させたことを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明の第1の手段のトナーカートリッジによ
れば、トナーを補給すべく引剥がされたシールフィルム
はスライド蓋の上面側を引出されることとなり、これに
より、シールフィルムのトナーと接する面に付着したト
ナーが落下してもスライド蓋で受けることができ、トナ
ー補給機構部周辺を汚すことがない。
【0020】また、トナー補給後にスライド蓋を元の位
置に戻すと、このスライド蓋の戻し動作に伴って、引出
されたシールフィルムが自動的にフランジとスライド蓋
との間に介在された状態となる。これにより、使用済み
後もシールフィルムが引出されたままとなることによる
トナー汚れを防止することが可能となる。
【0021】また、第2の手段のトナー補給装置によれ
ば、前記第1の手段の作用に加えて、カートリッジ装着
部を有したトナー被補給手段のトナー受入口を開閉する
第1のスライド蓋と、トナーカートリッジのスライド蓋
を係合させ前記第1のスライド蓋と一体にスライド可能
としたから、トナー被補給手段のトナー受入口を開放す
ると同時にトナーカートリッジのスライド蓋を開けるこ
とができる。
【0022】また、第3の手段のトナー補給装置によれ
ば、前記第2の手段の作用に加えて、シールフィルムの
他端側を第2のスライド蓋に固定したから、さらに、ト
ナー被補給手段のトナー受入口を開放すると同時にトナ
ーカートリッジのスライド蓋を開けることができ、さら
に、シールフィルムも引剥がすことが可能となる。
【0023】また、第4の手段のトナー補給装置によれ
ば、前記第1の手段の作用に加えて、トナーカートリッ
ジを、フランジ部の一端縁部が第1の抜止めストッパに
係合する状態でカートリッジ装着部に装着した後、トナ
ーカートリッジのスライド蓋を開方向に移動すること
で、スライド蓋自体が第2の抜止めストッパと係合して
トナーカートリッジを保持する状態となるから、トナー
カートリッジのスライド蓋が開いているときはトナーカ
ートリッジを抜取ることが出来ず、不用意に抜き取るこ
とによるトナー零れを確実に防止することができる。ま
た、スライド蓋を閉じることで、第2の抜止めストッパ
との係合が解除されて、トナーカートリッジの取外し可
能となり、トナーカートリッジのカートリッジ装着部に
対する着脱を極めて容易に行うことが可能となる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1ないし図
17を参照して詳細に説明する。図1は、本発明のトナ
ーカートリッジを使用するトナー補給装置を適用した画
像形成装置としての電子写真複写装置1の構成を概略的
に示すもので、装置本体2の上面には、原稿載置台とし
てのプラテンガラス3が設けられている。さらに、装置
本体2の上面には、プラテンガラス3上に載置された原
稿Aを押える原稿押えカバー4が回動自在に取付けられ
ているとともに、前端縁部に沿って入力/表示手段とし
てのコントロールパネル(図示しない)が配置されてい
る。
【0025】装置本体2内の右側には、手差給紙機構5
およびこの下方に大容量フィ−ダ(LCF)6が配設さ
れているとともに、装置本体2の下部には、複数段に給
紙カセット(図示しない)が配設されている。
【0026】一方、装置本体2の左側には、コピー受8
が装着されている。また、装置本体2内には、大容量フ
ィ−ダ(LCF)6あるいは給紙カセット(図示しな
い)から自動給紙された用紙P、あるいは前記手差給紙
機構5を介して手差された用紙Pに画像を形成し、前記
コピー受8に排紙する画像形成手段10が収容されてい
る。
【0027】この画像形成手段10は、次のような構成
となっている。すなわち、装置本体2内のほぼ中央部に
像担持体としての感光体ドラム11が回転自在に設けら
れている。この感光体ドラム11の周囲には、その回転
方向(矢印方向)に沿って、帯電チャージャ12、LE
D消去アレイ13、トナーとキャリヤとからなる二成分
現像剤を使用して現像する現像装置14、転写前除電ラ
ンプ15、転写チャージャ16、剥離チャージャ17、
剥離爪18、クリーニング前除電チャージャ19、クリ
ーニング装置20、および除電ランプ21が順次配設さ
れている。
【0028】さらに、装置本体2内上部には、プラテン
ガラス3上にセットされた原稿Aの画像情報を走査し
て、前記LED消去アレイ13と現像装置14との間に
露光する静電潜像形成手段としての露光装置25が設け
られている。
【0029】また、装置本体2内には、前記大容量フィ
−ダ(LCF)6あるいは給紙カセット(図示しない)
から自動給紙された用紙P、あるいは前記手差給紙機構
5を介して手差された用紙Pを、転写チャージャ16と
感光体ドラム11との間の画像転写部26を経てコピー
受8に導く用紙搬送路27が形成されている。
【0030】用紙搬送路25には、画像転写部26より
も上流側に位置して整位手段としてのレジストローラ対
28が、また、画像転写部26よりも下流側に位置して
定着装置29、第1の排紙ローラ対30、ゲート31、
および第2の排紙ローラ対32が配設された状態となっ
ている。
【0031】また、装置本体2内の下部、すなわち、用
紙搬送路27と前記給紙カセット(図示しない)との間
には、両面画像形成用搬送装置(ADD)40が設けら
れており、必要に応じて前記ゲート31を切換えること
により、片面画像形成済の用紙Pをこの両面画像形成用
搬送装置35に導いて一旦集積した後、順次1枚ずつ取
出して画像転写部26に再度送り込むようになってい
る。
【0032】前記露光装置25は、装置本体2の上面に
設けられたプラテンガラス3にセットされた原稿Aを背
部をリフレクタ40で囲繞された光源である露光ランプ
41で照らし、その原稿面からの反射光を第1のミラー
42、第2のミラー43、第3のミラー44を順次介し
てレンズ45に導き、さらに、レンズ45を透過した光
を、第4のミラー46、第5のミラー47、第6のミラ
ー48、スリットガラス49を順次介して感光体ドラム
11に導くようになっている。
【0033】前記露光ランプ41および第1のミラー4
2は、プラテンガラス3の下面に沿って往復移動自在な
第1キャリッジ(図示しない)に搭載され、また、第2
のミラー43および第3のミラー44は、前記第1キャ
リッジの半分の速度で同方向に移動する第2キャリッジ
(図示しない)に搭載されている。そして、原稿Aの画
像情報を走査して、感光体ドラム11にスリット露光す
るようになっている。
【0034】また、露光装置25の右方部位には、トナ
ー被補給手段であるトナーホッパ60が設けられてお
り、このトナーホッパ60からトナー搬送オーガユニッ
ト61を介して現像装置14に適宜トナーTの補給がな
されるようになっている。
【0035】トナーホッパ60の内部には、検知レバー
65とトナー攪拌レバー66が設けられた状態となって
いると共に、その上部には、トナー受入口67を有した
ホッパーカバー68が設けられている。
【0036】また、図2に示すように、前記ホッパーカ
バー68は、装置本体2の上面右部に設けられた上部カ
バー69を開くことにより露出した状態となる。このホ
ッパーカバー68には、前記トナー受入口67を開放す
る第1の方向(図2の矢印B方向)とトナー受入口67
を閉塞する前記第1の方向とは逆の第2の方向にスライ
ド移動可能なハンドル70Aを有した第1のスライド蓋
70が取付けられ、前記トナー受入口67を開閉するこ
とができるようになっている。
【0037】また、ホッパーカバー68の前記トナー受
入口67と対応する位置には、後述するトナーカートリ
ッジ80を装着するカートリッジ装着部75が形成され
た状態となっている。
【0038】つぎに、上記の構成からなるトナー補給装
置62に使用されるトナーカートリッジ80について説
明する。図3および図4に示すように、トナーカートリ
ッジ80は、大別して、ボトル81およびこのボトル8
1の口部に捩込まれたフランジ82からなるカートリッ
ジ本体83と、このカートリッジ本体83のトナー放出
口84を密閉する状態に設けられ、輸送途中等に内部に
収容されたトナーTが吹き出さない様にするシールフィ
ルム85と、このシールフィルム85を保護する様にカ
ートリッジ本体83のフランジ82にスライド移動可能
に取付けられた第2のスライド蓋86とから構成されて
いる。
【0039】前記スライド蓋86は、前記トナー放出口
84を開放する第1の方向(矢印C方向)と、トナー放
出口84を閉塞する前記第1の方向とは逆の第2の方向
(矢印D方向)にスライド移動可能となっている。
【0040】また、前記シールフィルム85が、図4に
示すように、スライド蓋86の前記フランジ82部との
間に中途部を介在させて前記トナー放出口84を密閉す
るとともに、一端85Aおよび前記中途部に塗布された
繰返し接着可能な接着剤(図示しない)を介して前記フ
ランジ82の開口縁部に貼着し、他端85Bをスライド
蓋86の前記第2の方向の端部に巻掛けて折返してから
前記スライド蓋86の前記第2の方向の端部に沿って形
成されたスリット87を通してトナー放出口84を閉塞
する前記中途部とスライド蓋86との間に介在させて前
記第1の方向に延出させたものとなっている。また、シ
ールフィルム85の他端側は、両面接着テープ88を介
してスライド蓋86に固定されている。
【0041】また、図3および図5に示すように、トナ
ーカートリッジ80の第2のスライド蓋86の下面に
は、2つの係合孔90,90が形成されており、一方、
ホッパーカバー68側の第1のスライド蓋70の上面に
は、図6に示すように前記係合孔90,90と係合し得
る突起91,91が突設された状態となっている。
【0042】そして、トナーカートリッジ80をカート
リッジ装着部75に装着させたとき、係合手段92を構
成する前記係合孔90,90と突起91,91とが係合
した状態となり、前記第1のスライド蓋70と一体に前
記第2のスライド蓋86が移動するようになっている。
【0043】さらに、第1のスライド蓋70には、図6
に示すように、スポンジ95が貼付けられている。ま
た、図6に示すようにカートリッジ装着部75には、ホ
ッパーカバー68にねじ止めされた板材100からなる
第1の抜止めストッパ101と、ホッパーカバー68に
突設された一対の突起部68A,68Aからなる第2の
抜止めストッパ102が形成されている。
【0044】そして、トナーカートリッジ80を装着す
る場合、図6に示すように、トナーカートリッジ80を
斜めにして矢印E方向から装着して起立させることで、
フランジ82の一端縁部を第1の抜止めストッパ101
に引掛けた状態に装着する。
【0045】図7〜図9は、トナーカートリッジ80を
装着した時の状態を示す。この状態において、前述した
ように、トナーカートリッジ80のスライド蓋86に設
けられた前記係合孔90,90とホッパーカバー68側
のスライド蓋70に設けられた突起91,91とが係合
した状態となっている。
【0046】このとき、ホッパーカバー68側のスライ
ド蓋70の開方向の移動方向(矢印B方向)と、トナー
カートリッジ80のスライド蓋86の開方向の移動方向
(矢印C方向)とは、同一方向である。
【0047】図10ないし図12は、トナー補給時の状
態を示し、図10および図11はホッパーカバー68側
のスライド蓋70の開方向の移動方向させることで、ト
ナーカートリッジ80のスライド蓋86の開方向に移動
させた状態を示す。
【0048】この状態では、スライド蓋86の両側ガイ
ド部86A,86Aが、ホッパーカバー68に突設され
た第2の抜止めストッパ102を構成する突起部68
A,68Aの下にもぐり込んだ状態となり、スライド蓋
86は上方(図10の矢印F方向)に外れなくなる。ま
た、スライド蓋86とフランジ82は、図6に示す様に
抱き込む様に取り付けられているため、外れる事は無
い。そのため図10の状態では、トナーカートリッジ8
0は、スライド蓋86を介してホッパーカバー68に固
定された状態となる。
【0049】また、前記スライド蓋86には両面接着テ
ープ88を介してシールフィルム85の他端85Bが固
定されているため、図11に示すように、スライド蓋8
6の移動に伴なってシールフィルム85が引剥がされて
トナーカートリッジ80のトナー放出口84が開放され
て行く。
【0050】しかし、スライド蓋70を完全に開いた位
置まで移動させても、シールフィルム85は、図11の
実線で示すように、剥がれ状態が不完全で、トナー放出
口84が完全に開放した状態となっていない。
【0051】そこで、図12に示すように、スライド蓋
86に両面接着テープ88によって貼られたシールフィ
ルム85の他端部85Bを剥がして、そのシールフィル
ム85の他端部85Bを矢印G方向に引張る。そして、
図11の二点鎖線で示すようにトナー放出口84が完全
に開放されるようにシールフィルム85をフランジ82
から剥がし、トナーカートリッジ80内のトナーTを、
前記トナー放出口84およびホッパーカバー68に形成
されたトナー受入口67を介してトナー被補給手段であ
るトナーホッパ60内に補給される。
【0052】そして、トナー補給後は、図13に示す様
に、ハンドル70Aを矢印H方向(反矢印B方向)操作
してスライド蓋70およびこれと一体的な関係にあるス
ライド蓋86を戻すことにより、ホッパーカバー68の
トナー受入口67と、トナーカートリッジ80のトナー
放出口84を閉じる。このとき、スライド蓋86の移動
に伴ないシールフィルム85が初期の状態に戻る。
【0053】一方、スライド蓋86のガイド部86A,
86Aが、第2の抜止めストッパ102を構成する突起
部68A,68Aの下から抜け出る。これにより、トナ
ーカートリッジ80の取外しが可能となる。
【0054】上記のように、トナーカートリッジ80を
ホッパーカバー68に固定するための特別なロック機構
は不要で、スライド蓋86が初期の位置から外れて突起
部68A,68Aの下にもぐり込むだけで自動的にロッ
ク固定され、また、初期に戻ることによりロック解除が
なされる。
【0055】図14は、トナーカートリッジ80からト
ナー被補給手段であるトナーホッパ60へのトナー補給
がなされた状態を示し、この後、トナーカートリッジ8
0を取外して、上部カバー69を閉じることで、トナー
補給操作を完了する。
【0056】なお、トナーホッパ60内に補給されたト
ナーTは、トナー搬送オーガユニット61を介して現像
装置14に補給されることになる。つぎに、図15ない
し図17を参照し、トナー補給操作時におけるスライド
蓋87とシールフィルム85との関係、およびシールフ
ィルム85のトナーTと接する面に付着したトナーT′
の動向について説明する。
【0057】図15の状態から、前述したように、トナ
ー補給を行うべくスライド蓋70およびスライド蓋86
が開けられると、図16の二点鎖線で示されるようにシ
ールフィルム85が途中まで、引剥がされる。
【0058】ついで、トナー放出口84が完全に開放さ
れるよう、スライド蓋86に両面接着テープ88によっ
て貼られたシールフィルム85の他端部85Bを剥がし
て、矢印G方向に引張ることになる。
【0059】この時、シールフィルム85に付着したト
ナーT′は、スライド蓋70の上面端部に設けられたス
ポンジ95によってしごかれてトナーホッパ60内に落
下し、スライド蓋86上にシールフィルム85から落下
するトナーT′を最少に押さえる事ができる。
【0060】上記のように、シールフィルム85に付着
しているトナーT′は、トナーホッパ60内およびスラ
イド蓋86上に落下するため、スライド蓋86の上面が
汚れても他を汚す事は無い。
【0061】また、トナーカートリッジ80が空になっ
た後、或いはトナー補給を中断させるために、図17に
示すように、スライド蓋86を閉じる方向(矢印D方
向)に移動すると、スライド蓋86上のトナーT′は、
スライド蓋86がフランジ82の下面に重なることによ
り、スライド蓋86とシールフィルム85との間に封じ
込められる。
【0062】また、落下しないでシールフィルム85に
付着したままのトナーT′は、シールフィルム85がフ
ランジ82に対応する元の位置まで自動的に収納される
ことにより、トナー放出口84に対向する位置まで取込
まれる。
【0063】したがって、本発明のトナーカートリッジ
80を使用することで、トナー補給操作時に発生するト
ナーT′の落下や飛散を無くすと同時に、使用済みのシ
ールフィルム85もトナーカートリッジ80内部に収納
するため、ユーザーの手を汚す事も無い。なお、本発明
は、上記の一実施例に限らず、本発明の要旨を変えない
範囲で種々の変形実施可能なことは勿論である。
【0064】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の装置によ
れば、次のような効果を奏する。請求項1記載のトナー
カートリッジによれば、トナーを補給すべく引剥がされ
たシールフィルムはスライド蓋の上面側を引出されるこ
ととなり、これにより、シールフィルムのトナーと接す
る面に付着したトナーが落下してもスライド蓋で受ける
ことができ、トナー補給機構部周辺を汚すことがない。
【0065】また、トナー補給後にスライド蓋を元の位
置に戻すと、このスライド蓋の戻し動作に伴って、引出
されたシールフィルムが自動的にフランジとスライド蓋
との間に介在された状態となる。これにより、使用済み
後もシールフィルムが引出されたままとなることによる
トナー汚れを防止することができる。
【0066】また、請求項2記載のトナー補給装置によ
れば、前記請求項1記載の効果に加えて、カートリッジ
装着部を有したトナー被補給手段のトナー受入口を開閉
する第1のスライド蓋と、トナーカートリッジのスライ
ド蓋を係合させ前記第1のスライド蓋と一体にスライド
可能としたから、トナー被補給手段のトナー受入口を開
放すると同時にトナーカートリッジのスライド蓋を開け
ることができる。
【0067】また、請求項3記載のトナー補給装置によ
れば、前記請求項2記載の効果に加えて、シールフィル
ムの他端側を第2のスライド蓋に固定したから、さら
に、トナー被補給手段のトナー受入口を開放すると同時
にトナーカートリッジのスライド蓋を開けることがで
き、さらに、シールフィルムも引剥がすことができる。
【0068】また、請求項4記載のトナー補給装置によ
れば、前記請求項1記載の効果に加えて、トナーカート
リッジを、フランジ部の一端縁部が第1の抜止めストッ
パに係合する状態でカートリッジ装着部に装着した後、
トナーカートリッジのスライド蓋を開方向に移動するこ
とで、スライド蓋自体が第2の抜止めストッパと係合し
てトナーカートリッジを保持する状態となるから、トナ
ーカートリッジのスライド蓋が開いているときはトナー
カートリッジを抜取ることが出来ず、不用意に抜き取る
ことによるトナー零れを確実に防止することができる。
また、スライド蓋を閉じることで、第2の抜止めストッ
パとの係合が解除されて、トナーカートリッジの取外し
可能となり、トナーカートリッジのカートリッジ装着部
に対する着脱を極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナーカートリッジを使用するトナー
補給装置を適用した電子写真複写装置の概略的構成図。
【図2】図1の電子写真複写装置のトナー被補給部の斜
視図。
【図3】本発明のトナーカートリッジの一実施例を一部
切欠して示す斜視図。
【図4】同じく、トナーカートリッジの下端部分の概略
的断面図。
【図5】同じく、トナーカートリッジの要部の斜視図。
【図6】同じく、トナーカートリッジのカートリッジ装
着部への装着過程を示す説明図。
【図7】同じく、トナーカートリッジをカートリッジ装
着部に装着した直後の状態を示す斜視図。
【図8】同じく、トナーカートリッジをカートリッジ装
着部に装着した直後の状態を示す断面図。
【図9】同じく、トナーカートリッジをカートリッジ装
着部に装着した直後の状態を示す異なる方向の断面図。
【図10】同じく、トナーカートリッジをカートリッジ
装着部に装着した後にスライド蓋を開いた状態を示す斜
視図。
【図11】同じく、トナーカートリッジをカートリッジ
装着部に装着した後にスライド蓋を開いた状態を示す断
面図。
【図12】同じく、トナーカートリッジをカートリッジ
装着部に装着してスライド蓋を開いた後、シールフィル
ムを引張った状態を示す斜視図。
【図13】同じく、トナー補給後にスライド蓋を閉じた
状態を示す斜視図。
【図14】同じく、トナーカートリッジからトナーホッ
パへのトナー補給がなされた状態を示す断面図。
【図15】同じく、トナー補給操作時におけるスライド
蓋とシールフィルムとの関係、およびシールフィルムに
付着したトナーの動向を説明するための説明図。
【図16】同じく、トナー補給操作時におけるスライド
蓋とシールフィルムとの関係、およびシールフィルムに
付着したトナーの動向を説明するための説明図。
【図17】同じく、トナー補給操作時におけるスライド
蓋とシールフィルムとの関係、およびシールフィルムに
付着したトナーの動向を説明するための説明図。
【図18】従来のトナーカートリッジを一部切欠して示
す斜視図。
【図19】同じく、トナー補給操作時におけるスライド
蓋とシールフィルムとの関係、およびシールフィルムに
付着したトナーの動向を説明するための説明図。
【図20】同じく、トナー補給操作時におけるスライド
蓋とシールフィルムとの関係、およびシールフィルムに
付着したトナーの動向を説明するための説明図。
【図21】同じく、トナー補給操作時におけるスライド
蓋とシールフィルムとの関係、およびシールフィルムに
付着したトナーの動向を説明するための説明図。
【図22】従来の他のトナーカートリッジを使用した場
合のトナー補給操作時におけるスライド蓋とシールフィ
ルムとの関係、およびシールフィルムに付着したトナー
の動向を説明するための説明図。
【図23】同じく、トナー補給操作時におけるスライド
蓋とシールフィルムとの関係、およびシールフィルムに
付着したトナーの動向を説明するための説明図。
【図24】同じく、トナー補給操作時におけるスライド
蓋とシールフィルムとの関係、およびシールフィルムに
付着したトナーの動向を説明するための説明図。
【符号の説明】
1…電子写真複写装置(画像形成装置)、2…装置本
体、14…現像装置、60…トナーホッパ(トナー被補
給手段)、61…トナー搬送オーガユニット、62…ト
ナー補給装置、67…トナー受入口、68…ホッパーカ
バー、68A…突起部、70…第1のスライド蓋、70
A…ハンドル、75…カートリッジ装着部、80…トナ
ーカートリッジ、81…ボトル、82…フランジ、83
…カートリッジ本体、84…トナー放出口、85…シー
ルフィルム、86…第2のスライド蓋、86A…ガイド
部、87…スリット、88…両面接着テープ、90…係
合孔、91…突起、92…係合手段、95…スポンジ、
100…板材、101…第1の抜止めストッパ、102
…第2の抜止めストッパ、T…トナー、T′…シールフ
ィルムに付着したトナー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−151682(JP,A) 特開 平4−66983(JP,A) 特開 昭63−130773(JP,A) 実開 平1−32563(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 112 G03G 15/08 506

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを収容するとともにトナー放出口
    およびこのトナー放出口の開口縁部に対応してフランジ
    部を有するカートリッジ本体と、 このカートリッジ本体のフランジ部に取付けられ、前記
    トナー放出口を開放する第1の方向と、トナー放出口を
    閉塞する前記第1の方向とは逆の第2の方向にスライド
    移動可能なスライド蓋と、 このスライド蓋と前記フランジ部との間に介在され、
    記フランジ部に引剥がし可能に貼着し、前記トナー放出
    口を密閉するシールフィルムと、を備え、 前記スライド蓋は、前記第2の方向の端部に沿ってスラ
    イド蓋を貫通したスリットを有し、 前記シールフィルムは、その一端を前記フランジ部の前
    記第1の方向の端部に引剥がし可能に貼着し且つその中
    途部も前記フランジ部に引剥がし可能に貼着して前記ト
    ナー放出口を密閉し、その他端側を前記スライド蓋の前
    記第2の方向の端部に巻掛けて前記スライド蓋の外側へ
    折返してから、その他端を、前記スライド蓋の外側から
    前記スリットに通し、且つ前記トナー放出口を密閉した
    前記中途部と前記スライド蓋との間を通して前記第1の
    方向に延出させた ことを特徴とするトナーカートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】 トナー受入口、および該トナー受入口を
    開放する第1の方向とトナー受入口を閉塞する前記第1
    の方向とは逆の第2の方向にスライド移動可能な第1の
    スライド蓋を有すると共に、カートリッジ装着部を有し
    たトナー被補給手段と、 このトナー被補給手段の前記カートリッジ装着部に装着
    されて使用されるトナーカートリッジと、を具備してな
    るトナー補給装置であって、 前記トナーカートリッジが、 トナーを収容するとともにトナー放出口およびこのトナ
    ー放出口の開口縁部に対応してフランジ部を有するカー
    トリッジ本体と、 このカートリッジ本体のフランジ部に取付けられ、前記
    第1の方向に移動することでトナー放出口を開放し、前
    記第2の方向にスライド移動することでトナー放出口を
    閉塞する第2のスライド蓋と、 この第2のスライド蓋と前記フランジ部との間に介在さ
    れ、前記フランジ部に引剥がし可能に貼着し、前記トナ
    ー放出口を密閉するシールフィルムと、 前記第2のスライド蓋と前記トナー被補給手段の第1の
    スライド蓋とを係合させ第1のスライド蓋と一体にスラ
    イド可能とする係合手段と、を備え、 前記第2のスライド蓋は、前記第2の方向の端部に沿っ
    て第2のスライド蓋を貫通したスリットを有し、 前記シールフィルムは、その一端を前記フランジ部の前
    記第1の方向の端部に引剥がし可能に貼着し且つその中
    途部も前記フランジ部に引剥がし可能に貼着して前記ト
    ナー放出口を密閉し、その他端側を前記第2のスライド
    蓋の前記第2の方向の端部に巻掛けて前記第2のスライ
    ド蓋の外側へ折返してから、その他端を、前記第2のス
    ライド蓋の外側から前記スリットに通し、且つ前記トナ
    ー放出口を密閉した前記中途部と前記第2のスライド蓋
    との間を通して前記第1の方向に延出させた ことを特徴
    とするトナー補給装置。
  3. 【請求項3】 トナー受入口、および該トナー受入口を
    開放する第1の方向とトナー受入口を閉塞する前記第1
    の方向とは逆の第2の方向にスライド移動可能な第1の
    スライド蓋を有すると共に、カートリッジ装着部を有し
    たトナー被補給手段と、 このトナー被補給手段の前記カートリッジ装着部に装着
    されて使用されるトナーカートリッジと、を具備してな
    るトナー補給装置であって、 前記トナーカートリッジが、 トナーを収容するとともにトナー放出口およびこのトナ
    ー放出口の開口縁部に対応してフランジ部を有するカー
    トリッジ本体と、 このカートリッジ本体のフランジ部に取付けられ、前記
    第1の方向に移動することでトナー放出口を開放し、前
    記第2の方向にスライド移動することでトナー放出口を
    閉塞する第2のスライド蓋と、 この第2のスライド蓋と前記フランジ部との間に介在さ
    れ、前記フランジ部に引剥がし可能に貼着し、前記トナ
    ー放出口を密閉するシールフィルムと、 前記第2のスライド蓋と前記トナー被補給手段の第1の
    スライド蓋とを係合させ第1のスライド蓋と一体にスラ
    イド可能とする係合手段と、を備え、 前記第2のスライド蓋は、前記第2の方向の端部に沿っ
    て第2のスライド蓋を貫通したスリットを有し、 前記シールフィルムは、その一端を前記フランジ部の前
    記第1の方向の端部に引剥がし可能に貼着し且つその中
    途部も前記フランジ部に引剥がし可能に貼着して前記ト
    ナー放出口を密閉し、その他端側を前記第2のスライド
    蓋の前記第2の方向の端部に巻掛けて前記第2のスライ
    ド蓋の外側へ折返してから、その他端を、前記第2のス
    ライド蓋の外側から前記スリットに通し、前記トナー放
    出口を密閉した前記中途部と前記第2のスライド蓋との
    間を通して前記第1の方向に延出させ、且つ前記第2の
    スライド蓋に固定した ことを特徴とするトナー補給装
    置。
  4. 【請求項4】 トナー受入口、および該トナー受入口を
    開放する第1の方向とトナー受入口を閉塞する前記第1
    の方向とは逆の第2の方向にスライド移動可能な第1の
    スライド蓋を有すると共に、前記トナー受入口の開口縁
    部の近傍の前記第1の方向に第1の抜止めストッパ、第
    2の方向に第2の抜止めストッパを形成してなるカート
    リッジ装着部を有したトナー被補給手段と、 このトナー被補給手段の前記カートリッジ装着部に装着
    されて使用されるトナーカートリッジと、を具備してな
    るトナー補給装置であって、 前記トナーカートリッジが、 トナーを収容するとともにトナー放出口およびこのトナ
    ー放出口の開口縁部に対応してフランジ部を有し、前記
    カートリッジ装着部に装着した際に前記第1の抜止めス
    トッパに前記フランジ部の一端縁部が係合するカートリ
    ッジ本体と、 このカートリッジ本体のフランジ部に取付けられ、前記
    第1の方向に移動することでトナー放出口を開放し、前
    記第1の方向とは逆の第2の方向にスライド移動するこ
    とでトナー放出口を閉塞するとともに、前記第1の方向
    への移動時に前記第2の抜止めストッパと係合する第2
    のスライド蓋と、 この第2のスライド蓋と前記フランジ部との間に介在さ
    れ、前記フランジ部に引剥がし可能に貼着し、前記トナ
    ー放出口を密閉するシールフィルムと、を備え、 前記第2のスライド蓋は、前記第2の方向の端部に沿っ
    て第2のスライド蓋を貫通したスリットを有し、 前記シールフィルムは、その一端を前記フランジ部の前
    記第1の方向の端部に引剥がし可能に貼着し且つその中
    途部も前記フランジ部に引剥がし可能に貼着して前記ト
    ナー放出口を密閉し、その他端側を前記第2のスライド
    蓋の前記第2の方向の端部に巻掛けて前記第2のスライ
    ド蓋の外側へ折返してから、その他端を、前記第2のス
    ライド蓋の外側から前記スリットに通し、且つ前記トナ
    ー放出口を密閉した前記中途部と前記第2のスライド蓋
    との間を通して前記第1の方向に延出させた ことを特徴
    とするトナー補給装置。
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