JP3215311U - チューブトレイ - Google Patents

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好春 青木
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【課題】トレイの強度不足の問題点を解消するとともに、チューブを整然と配列させることのできるチューブトレイを提供する。【解決手段】本考案に係るチューブトレイ1は、底板11と、底板11に立設された一対の側板12と、側板12の内側に対向配置された一対のチューブ受け板13とを備える。チューブ受け板13の一方にはキャップ受け部2が設けられてチューブのキャップ側を保持する。チューブ受け板13の他方には尾部受け部3が設けられ、チューブの尾部側を保持する。側板12の外面および底板11の外面には、複数の凹溝4が設けられ、トレイ強度が高められている。尾部受け部3は一方向に傾いた尾部側スリット31を備えており、チューブを傾斜した平置き状態に保持する。【選択図】図1

Description

本考案は、チューブを収納するチューブトレイに関する。
軟膏などの医薬品や練り歯磨きなどの半固形の物質を収容する容器として、チューブがよく用いられている。チューブは、柔軟性を有する材質からなる変形可能なチューブ本体と、チューブ本体の一端に設けた開口部に着脱自在に装着されるキャップを備えている。
チューブを箱体に収納するチューブ用包装箱には、収納容器やチューブトレイが用いられている。例えばチューブトレイは、山部と谷部が交互に連続して形成されたシート状のプラスチック成形体等により構成されている。チューブは、チューブトレイの谷部に寝かせた平置き状態でセットされる。チューブ用包装箱は、複数のチューブが平置きされたチューブトレイを箱体内に収納して構成されている。この種のチューブトレイは、例えば特許文献1に開示されている。
実公昭60−13781号公報
従来のチューブトレイでは、チューブ同士が干渉しないようにするために、山部と谷部を形成するに際し、配置ピッチを大きくしたり、谷部の大きさにゆとりを持たせたりする必要があった。
しかし、かかる構造では、チューブトレイとして強度が不足し、上方から押圧されるとチューブトレイが変形するおそれがあった。チューブは柔軟な材質からなるので、チューブトレイが変形するとチューブも変形してしまうおそれがあった。例えばチューブトレイを構成するシート材の厚みを厚くすることで強度を補うことも考えられるが、トレイ製造用の装置を新しくしたり改良したりしなければならずコストが嵩む。
また、チューブの箱詰め過程や輸送過程では、チューブがチューブトレイ内で回転したりがたついたりしやすい。これによってもチューブが変形しやすくなり、チューブ用包装箱からチューブトレイを取り出したときにチューブの向きが揃っておらず見栄えが悪いという課題もあった。
本考案は、上記のような従来の問題点にかんがみてなされたものであり、その目的とするところは、キャップが取り付けられたチューブをトレイ上に整列させるチューブトレイにおいて、トレイを構成するシート材の厚みを変更することなくトレイの強度不足の問題点を解消するとともに、チューブを安定的に保持しうるチューブトレイを提供することにある。
前記の目的を達成するための本考案の解決手段は、キャップが取り付けられたチューブを整列状態で載置するチューブトレイを前提とする。前記チューブトレイは、トレイ本体として、底板と、底板に立設された一対の側板と、側板の内側に対向配置され、チューブのキャップ側と尾部側とを保持する一対のチューブ受け板とを備える。チューブ受け板の一方にはキャップ受け部が設けられるとともに、チューブ受け板の他方には尾部受け部が設けられ、側板の外面および底板の外面に複数の凹溝が設けられたことを特徴とする。
この特定事項により、チューブを保持したチューブトレイの側板および底板における反りや変形の発生が抑えられ、チューブトレイを構成するシート材の厚みを変更せずとも、強度を高めることができる。
前記チューブトレイにおける、より具体的な構成として次のものが挙げられる。すなわち、前記チューブトレイは、前記キャップ受け部として、複数のキャップ側スリットが前記キャップ受け板に開設されるとともに、前記尾部受け部として、一方向に傾いた複数の尾部側スリットが前記チューブ受け板に開設されることが好ましい。
これにより、チューブを一方向に傾いた平置き状態でチューブトレイに保持させ、整然と配列させることができる。
また、前記尾部側スリットは、チューブの尾部側の外面底部に沿う曲線状の開口縁部を有することが好ましい。
これにより、チューブは尾部側スリットに外面底部が保持されて傾いた状態に安定的に保持される。
また、前記尾部側スリットの曲線状の開口縁部は、スリット外方に膨らんだ第1のアール部と、スリット内方に膨らんだ第2のアール部を含むことが好ましい。
これにより、チューブの尾部側の一方の面が第1のアール部に保持され、他方の面が第2のアール部に支持されることで、チューブの尾部側が安定的にトレイ本体に納まり、整然とした平置き状態を維持することができる。
本考案では、チューブトレイを構成するシート材の厚みを変更することなくトレイの強度不足の問題点を解消することができるとともに、チューブを整然と配列させて、チューブの変形や損傷を防止して安定的に保持することが可能となる。
本考案の実施形態に係るチューブトレイを示す斜視図である。 図1のチューブトレイを反対側から見た斜視図である。 実施形態に係るチューブトレイの使用状態としてチューブトレイおよびチューブトレイを納めた箱体の一部を示す斜視図である。 前記チューブトレイの正面図である。 前記チューブトレイの背面図である。 前記チューブトレイの平面図である。 前記チューブトレイの底面図である。 前記チューブトレイの右側面図である。 前記チューブトレイの左側面図である。 図6におけるチューブトレイのA−A断面図である。 図6におけるチューブトレイのB−B断面図である。 図6のチューブトレイでチューブを保持した状態を示す拡大C−C断面図である。 前記チューブトレイのチューブを保持した状態を示す部分斜視図である。 前記チューブトレイのチューブを保持した状態を示し、図13の反対側から見た部分斜視図である。 前記チューブトレイを構成するシート材の展開図である。
以下、本考案の実施形態に係るチューブトレイ1について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜図15は本考案の実施形態に係るチューブトレイ1を示している。図1は実施形態に係るチューブトレイ1を示す斜視図、図2は図1の反対側から見た斜視図、図3はチューブトレイ1の使用状態としてチューブ6を保持したトレイ本体10と箱体5とを示す斜視図である。
また、図4はチューブトレイ1の正面図、図5はチューブトレイ1の背面図、図6はチューブトレイ1の平面図、図7はチューブトレイ1の底面図、図8はチューブトレイ1の右側面図、図9はチューブトレイ1の左側面図、図10は図5におけるA−A断面図、図11は図5におけるB−B断面図、図12はチューブ6を保持した状態での図5における拡大C−C断面図である。
図13および図14は、チューブ6を保持した状態のチューブトレイ1の一部を示す斜視図であり、図15はチューブトレイ1を構成するシート材100の展開図である。
なお、説明の便宜上、チューブトレイ1の方向性について、図1に示すように符号Xは正面から視て左右方向(幅方向)、符号X1、X2はそれぞれ左側(一方)、右側(他方側)を表すこととする。符号Yはチューブトレイ1の左右方向Xに直交する長手方向、符号Y1、Y2はそれぞれ正面側、背面側を表しており、符号Zは上下方向または鉛直方向を表すこととする。
図3に示すように、チューブトレイ1は、箱体5内に挿入して用いられて複数のチューブ6を整列させて収納するトレイ本体10を有している。チューブ6は、図12に示すように、内容物が充填されたチューブ本体61と、チューブ本体61に装着されたキャップ62とを備えている。キャップ62は、略円筒形状または略円錐台形状の外面を有する。内容物は、例えばクリーム状またはペースト状の各種の薬剤や化粧品などである。
チューブ本体61は、金属系材料や合成樹脂系材料などの柔軟性を有する材質により形成されている。例えば、チューブ本体61が、シート状のアルミニウムにより形成される場合、外部から圧力を受けると変形するが、弾性復元力を有していないため変形した状態を維持するものとなる。そのため、外部からチューブ本体61に対して不用意に力が加わると、その加わった部位が窪んで変形したり、損傷したりするおそれがある。
チューブ本体61は、一方の端部にキャップ62が着脱可能に装着されている。チューブ本体61の他方の端部は、巻締められて封止された尾部63となされている。尾部63は、圧潰されて平坦な形状を有している。チューブ本体61は、キャップ62と尾部63との間に筒状の胴部64を備えている。チューブ本体61は、胴部64から尾部63にかけて丸みを帯びた偏平形状を有している。
トレイ本体10および箱体5は紙製であり、シート材100を組み立てて形成されている。箱体5は、使用に際して木口面が開口され、その開口した部位からトレイ本体10が取り出される。
(トレイの構成)
図1および図2に示すように、トレイ本体10は、底板11と、底板11に立設された一対の側板12と、側板12の内側に対向配置され、チューブ6のキャップ62側と尾部63側とを保持する一対のチューブ受け板13とを備えている。
図7に示すように、底板11は、略長方形状の外形を有する。底板11には、背面側につまみ片15が延設されている。箱体5にトレイ本体10が納められたとき、つまみ片15を手前に引っぱることで容易にトレイ本体10を引き出し可能に形成されている。
図3〜図5に示すように、底板11には、長手方向に延びる両側辺に側板12がそれぞれ連設されている。一対の側板12は、底板11に対し鋭角をなす角度で立設されて、トレイ本体10の内側に傾斜して設けられている。
これらの側板12には、それぞれチューブ受け板13が連設されている。一対のチューブ受け板13は、底板11の上方に位置するように配設されている。また、一方の側板12に連設されたチューブ受け板13と、他方の側板12に連設されたチューブ受け板13とが対向するように配置されている。
図4および図5に示すように、チューブ受け板13は、側板12に対して鋭角をなす角度で連設され、底板11に対しても鋭角をなす角度で立設されている。これらの底板11、側板12、およびチューブ受け板13は折曲げられて、正面から見て底板11を底辺とした鋭角三角形状に形成されている。
一対のチューブ受け板13には、さらに副底板14が連設されている。副底板14は、底板11の上面に接着させて備えられている。
(スリットの構成)
図1および図2に示すように、トレイ本体10における向かい合う一対のチューブ受け板13には、個々のチューブ6を収納するため、キャップ受け部2と尾部受け部3とが互いに対向して設けられている。例示の形態では、一方(図1のX1側)のチューブ受け板13にはキャップ受け部2が設けられ、他方(図1のX2側)のチューブ受け板13には尾部受け部3が設けられている。
図1に示すように、尾部受け部3としては、複数の尾部側スリット31が備えられている。尾部側スリット31は、一方のチューブ受け板13に貫通させて設けられた開口部である。
より詳細には、尾部側スリット31は、チューブ6の尾部63側の外面に沿う曲線状の開口縁部を有しており、スリット外方に膨らんだ第1のアール部32と、尾部側スリット31の内方に膨らんだ第2のアール部33とを有する。第1のアール部32と第2のアール部33とは、チューブ6の外面に緩やかに沿うように形成されている。
図13に示すように、第1のアール部32は、スリット外方に膨らんで、チューブ6の胴部64の外面に沿う曲線状に形成され、平置き状態のチューブ6の正面側に接触するように設けられている。尾部側スリット31は、第1のアール部32から、チューブ受け板13の上縁部までは、直線状の第1の直線部34が連続している。
第2のアール部33は、図14に示すように、スリット内方へ膨らんで、チューブ6の胴部64に対して背面側から接触するように設けられている。尾部側スリット31は、第2のアール部33の上方に直線状の第2の直線部35が連続し、屈曲して第3の直線部36がチューブ受け板13の上縁部まで連続している。第1のアール部32と第2のアール部33とは、底板11の付近まで延び、緩やかな曲線状に接続されている。
図1および図11に示すように、第1の直線部34と第2の直線部35とは平行ではなく、どちらも背面方向に傾斜している。第2の直線部35は、第1の直線部34よりも、さらに背面方向に傾斜している。
これにより、尾部受け部3の尾部側スリット31は、底板11に対して一定角度傾いており、背面方向に傾斜して並設されている。また、尾部側スリット31は、チューブ受け板13の上縁部において広く開口し、底板11側ほど開口が狭くなるように形成されている。
一方、キャップ受け部2は、図2に示すように、複数のキャップ側スリット21を備える。キャップ側スリット21は、他方のチューブ受け板13に貫通させて設けられた開口部である。
図10に示すように、キャップ側スリット21は、U字状の開口縁部を有しており、底板11側に半円形状のアール部23を有している。また、キャップ側スリット21は、尾部側スリット31とは異なり、背面方向に傾斜されたものではなく、チューブ受け板13の上縁部から平行な直線部22がアール部23に連続して形成されている。
例示の形態に係るトレイ本体10では、図6に示すように、尾部側スリット31およびキャップ側スリット21が、チューブ受け板13にそれぞれ10個ずつ対向させて配設されている。つまり、トレイ本体10は、10本のチューブ6を収納することができるように形成されている。
(凹溝の構成)
側板12の外面および底板11の外面には、複数の凹溝4が設けられている。図8および図9に示すように、側板12には、上縁部近傍から下縁部近傍まで、上下方向に延びる複数の凹溝4が平行に配設されている。図1および図2に示すように、例示の形態では、キャップ側スリット21の位置と、尾部側スリット31の位置とに対応させて、複数の凹溝4が設けられている。
図7に示すように、底板11には、左右方向に延びる複数の凹溝4が平行に設けられている。複数の凹溝4は、底板11に均等に配設されている。
これらの凹溝4は、側板12および底板11の外面に、直線状の凹みとして形成されている。例えば、トレイ本体10を構成するシート材100をプレスすることで表面を凹ませ、複数の凹溝4を形成している。
これにより、チューブ6を保持したトレイ本体10の側板12および底板11における反りや変形の発生が抑えられ、トレイ本体10を構成するシート材100の厚みを変更せずとも、強度を高めることができる。
(チューブの収納形態)
以上のように構成されるチューブトレイ1では、トレイ本体10に、チューブ6を寝かせた平置き状態で収納することができる。例示の形態の場合、チューブ6は、例えばトレイ本体10上に10本、整列配置することができる。
トレイ本体10へは、チューブ6の箱詰め工程で10本のチューブ6が上方から落とし込まれる。チューブ6は図1に示すX1側にキャップ62を、X2側に尾部63を向けた状態で、トレイ本体10の上方にセットされて、そこからトレイ本体10へ落とされる。
自由落下したチューブ6は、それぞれ、キャップ側スリット21にキャップ62が入り、尾部側スリット31に尾部63が入る。このとき、チューブ6の尾部63は、尾部側スリット31の上方から第1の直線部34と第3の直線部36の間に導かれ、徐々に間隔が狭まる第1の直線部34と第2の直線部35に沿って背面側に傾きつつ尾部側スリット31内を落下していく。
これによってチューブ6は、図12および図13に示すように、キャップ62がキャップ側スリット21に納まる。尾部63は、その隅角部が底板11に接地し、尾部側スリット31に納まる。平坦状の尾部63は、トレイ本体10の背面方向に傾いた状態で尾部側スリット31内に配置される。チューブ6の胴部64は、片方の面を斜め上方へ向けてトレイ本体10に納まる。
図14に示すように、チューブ6は、第1のアール部32と第2のアール部33とによって、胴部64から尾部63にかけての丸みを帯びた偏平形状の部分が保持されることとなる。具体的には、チューブ6の胴部64は、尾部63寄りの一方の曲面(正面側Y1の面)が第1のアール部32に沿うように支持され、その反対側の曲面(背面側Y2の面)が第2のアール部33に接して支持される。
本実施形態では、このような尾部側スリット31によって、トレイ本体10に納められたチューブ6は回転することが抑えられ、傾斜配置された状態を維持するものとなる。傾斜配置された状態を維持するとは、尾部63における傾斜角度が一定の範囲内で変動することは許容されるが、例えば、背面方向に傾いた尾部63が、正面方向に傾いた状態となるほど大きくは変位しないことをさす。
チューブ6がこのように大きく変位しなければ、箱体5に納められて輸送されても安定的にトレイ本体10に保持されたままとなる。そのため、輸送等を経て箱体5が開封されたとき、図3に示すように、トレイ本体10に納められた各チューブ6が、いずれも同じ方向に傾斜した平置き状態で整然と保持されたものとなる。
チューブ6がトレイ本体10に安定的に保持されていることで、輸送中に箱体5に外圧が加わることがあったとしても、チューブ6が変形したり損傷したりするのを抑えることができる。また、チューブトレイ1は側板12および底板11に凹溝4を備えて強度が高められているので、トレイ本体10の変形が防止され、より一層、チューブ6の変形も防ぐことが可能になる。
本実施形態のチューブトレイ1は、図15に示す展開状態のシート材100を破線部にて折り曲げて組み立てることができる。なお、図15において、シート材100には、チューブトレイ1の各要素に対応する部位に同一符号を付している。
このように一枚のシート材100からチューブトレイ1を形成することができるので、チューブトレイ1を効率よく安価に製造することができる。また、チューブトレイ1に複数の凹溝4を設けたことで、シート材100の厚みを変更せずとも従来のトレイの強度不足の問題点が解消され、製造装置を新規なものとする必要性がなく製造にかかるコストが抑えられる。
以上説明したように、本考案に係るチューブトレイ1は、トレイ本体10を構成するシート材100の厚みを変更せずともトレイ本体10の強度を向上させるとともに、チューブ6を整然と安定的にトレイ本体10上に配列させることが可能となり、チューブ6の変形や損傷を抑えることを可能にする。
なお、前記実施形態に係るチューブトレイ1は、あらゆる点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。たとえば、チューブトレイ1は、一枚のシート材100から形成されるに限らず、底板11、側板12等が個別に製造され、互いに接合される構成とされてもよい。
また、キャップ側スリット21および尾部側スリット31の形状は前記形態のものに限定されず、他の多様な形態により構成されてもよい。特に尾部側スリット31にあっては、一方向に傾いて形成されて、スリット外方に膨らんだ第1のアール部32と、スリット内方に膨らんだ第2のアール部33を含む構成であればどのようなスリット形状であってもよい。トレイ本体10に収納されるチューブ6の本数も10本に限定されるものではなく、キャップ側スリット21および尾部側スリット31の数を増減させて何本のチューブ6が収納される構成であってもよい。
1 チューブトレイ
10 トレイ
100 シート材
11 底板
12 側板
13 チューブ受け板
14 副底板
15 つまみ片
2 キャップ受け部
21 キャップ側スリット
22 直線部
23 アール部
3 尾部受け部
31 尾部側スリット
32 第1のアール部
33 第2のアール部
34 第1の直線部
35 第2の直線部
36 第3の直線部
4 凹溝
5 箱体
6 チューブ
61 チューブ本体
62 キャップ
63 尾部
64 胴部

Claims (4)

  1. キャップが取り付けられたチューブを整列状態で載置するチューブトレイであって、
    トレイ本体は、底板と、底板に立設された一対の側板と、側板の内側に対向配置され前記チューブのキャップ側と尾部側とを保持する一対のチューブ受け板とを備え、
    前記チューブ受け板の一方にはキャップ受け部が設けられるとともに、前記チューブ受け板の他方には尾部受け部が設けられ、
    前記側板の外面および前記底板の外面に複数の凹溝が設けられたことを特徴とするチューブトレイ。
  2. 請求項1に記載のチューブトレイにおいて、
    前記キャップ受け部として、複数のキャップ側スリットが前記キャップ受け板に開設されるとともに、
    前記尾部受け部として、一方向に傾いた複数の尾部側スリットが前記チューブ受け板に開設されていることを特徴とするチューブトレイ。
  3. 請求項2に記載のチューブトレイにおいて、
    前記尾部側スリットは、前記チューブの尾部側の外面底部に沿う曲線状の開口縁部を有することを特徴とするチューブトレイ。
  4. 請求項3に記載のチューブトレイにおいて、
    前記尾部側スリットの曲線状の開口縁部は、スリット外方に膨らんだ第1のアール部と、スリット内方に膨らんだ第2のアール部を含むことを特徴とするチューブトレイ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022029282A (ja) * 2020-08-04 2022-02-17 富士包装紙器株式会社 包装用組立てトレーとそのブランクシート

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