JP5666838B2 - 包装ケース封止構造 - Google Patents
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上記構成によれば、蓋部に連設された差込みフラップを、前側壁部と折込みフラップとの隙間に差し込むことにより、差込みフラップに突設した凸部(例えば突出部)が被収容物の外周面に対し押し付けられる。
これにより、被包装物の外周面に対し凸部の接触抵抗が付与されるので、被収容物が回転するのを防止することができる。
上記構成によれば、蓋部に連設された差込みフラップを、前側壁部と折込みフラップとの隙間に差し込むことにより、差込みフラップに設けた複数の突起が被収容物の外周面に対し押し付けられる。
これにより、被包装物の外周面に対し各突起の接触抵抗が付与されるので、被収容物が回転するのを防止することができる。
上記構成によれば、蓋部に連設された差込みフラップを、前側壁部と折込みフラップとの隙間に差し込む際、差込みフラップの折曲げ部を被収容物の外周面と対向する方向へ折曲げてから差し込むことにより、差込みフラップの折曲げ部が被収容物の外周面に対し押し付けられる。
これにより、被包装物の外周面に対し折曲げ部の接触抵抗が付与されるので、被収容物が回転するのを防止することができる。
上記構成によれば、前側外壁部と前側内壁部とを一体的に重ね合せているので、差込みフラップの接触抵抗付与部を被収容物の外周面に対し押し付けた際の反発力によって、前側外壁部及び前側内壁部が外側へ変形するのを防止することができる。これとは逆に、前側外壁部及び前側内壁部の復元力によって、差込みフラップの接触抵抗付与部が被収容物の外周面に対し強く押し付けられる。
これにより、被包装物の対向する前後外周面に対し接触抵抗が同時に付与されるので、被収容物が回転するのを積極的に防止することができる。
また、包装ケースは、例えば生分解性プラスチック、塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、アモルファスポリエチレンテレフタレート(A−PET)等の透明、半透明、不透明に形成されたプラスチックシート、或いは、所望する表示内容が印刷されたプラスチックシート等で構成することができる。
また、粘着体は、例えば粘着剤、接着剤、両面粘着テープ等で構成することができる。
図1は第1の実施形態の突出部27を備えた包装ケース20を示す斜視図、図2は包装ケース20の展開状態を示す平面図、図3は横長の突出部27を被収容物Aに押し付けた状態を示す横断平面図である。
また、包装ケース封止構造の包装ケース20は、図2に示すように、正面から見て縦長矩形状に形成された後側壁部21と、後側壁部21の両側縁部に連設された右側壁部22と左側壁部23と、左側壁部23の遊端側縁部に連設された前側外壁部24と、右側壁部22の遊端側縁部に連設された前側内壁部25とで構成している。
また、差込みフラップ21c,21dの基端側両側部には、折込みフラップ22a,23aを重ね合せてなる肉厚より幅広に切り欠いてなる切欠き部21eをそれぞれ形成している。
また、折込みフラップ22a,23aの連設側前縁部には、前側外壁部24の左右上端と左右下端に対し当接される当接部22b,23bをそれぞれ形成している。
なお、突出部27を、差込みフラップ21c,21dの横幅と同等長さに形成してもよい。また、突出部27を、例えば1条、2条以上等の所望する本数に変更してもよい。
先ず、展開状態の包装ケース20の後側壁部21と、右側壁部22と、左側壁部23と、前側外壁部24と、前側内壁部25とを折曲げ罫線26に沿って内側へ折り曲げるとともに、前側外壁部24に対し前側内壁部25を内側から2重に重ね合せて図示しない接着剤で接着固定する。
これにより、包装ケース20を、下面側開口部及び上面側開口部が開口された角筒状に組み立てることができる。
これにより、折込みフラップ22a,23aが包装ケース20の内側へ押し込まれるのを防止することができる。
これにより、包装ケース20を、下面側開口部が閉塞され、上面側開口部が開口された角筒状に組み立てることができる。
本例の実施形態は、突出部28を、差込みフラップ21cの差込み側平面部に沿って縦方向に平行して形成するとともに、左右方向に間隔を隔てて2条形成している。また、突出部28は、差込みフラップ21cの上下高さより短尺に形成している。
これにより、被収容物Aが回転したり、ガタ付いたりするのを防止することができるので、前記実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。
なお、突出部28を、差込みフラップ21cの上下高さと同等長さに形成してもよい。また、突出部28を、例えば1条、2条以上等の所望する本数に変更してもよい。
本例の実施形態は、側面から見て楔状の突出部29を、差込みフラップ21cの差込み側平面部に沿って幅方向に形成するとともに、差込み側先端部から基端側連設部に向けて徐々に高くなる形状に形成している。
これにより、被収容物Aが回転したり、ガタ付いたりするのを防止することができるので、前記実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。
本例の実施形態は、突出部30を、差込みフラップ21cの差込み側平面部に沿って幅方向に形成している。また、突出部30の前面は、両端部から中央部に向けて徐々に低くなる滑らかな曲面形状に形成している。
これにより、被収容物Aが回転したり、ガタ付いたりするのを防止することができるので、前記実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。また、包装ケース20に収容された被収容物Aを定位置にホールドすることができる。
本例の実施形態は、粘着剤又は両面粘着テープで構成される粘着体31を、差込みフラップ21cの差込み側平面部に沿って幅方向(或いは縦方向)に貼着している。
これにより、被収容物Aの前側外周面Aaに対し付与される粘着体31の粘着力によって、被収容物Aが回転したり、ガタ付いたりするのを防止することができるので、前記実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。
本例の実施形態は、ドット状の突起32を、差込みフラップ21cの差込み側平面部に沿って幅方向及び縦方向に対し等間隔を隔てて複数配列している。
これにより、被収容物Aが回転したり、ガタ付いたりするのを防止することができるので、前記実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。
本例の実施形態は、粘着体31を、差込みフラップ21cに形成された突出部28の押し付け面に沿って貼着している。
これにより、被収容物Aが回転したり、ガタ付いたりするのを防止することができるので、前記実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。
また、粘着体31を、前記実施形態の突出部29,30に貼着してもよい。
他の実施形態は、ドット状の粘着体31を、差込みフラップ21cの差込み側平面部に沿って幅方向及び縦方向に対し等間隔を隔てて複数配列している。
上述と同様に、差込みフラップ21cの差込み側平面部に配列したドット状の粘着体31が被収容物Aの前側外周面Aaに対し押し付けられるので、前記実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。
本例の実施形態は、弧状の折曲げ片33を、差込みフラップ21cの差込み側端部に対し折曲げ罫線26を介して形成している。
これにより、被収容物Aが回転したり、ガタ付いたりするのを防止することができるので、前記実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。
本例の実施形態は、矩形の折曲げ片34を、差込みフラップ21cの差込み側端部に対し折曲げ罫線26を介して形成している。また、折曲げ片34の弧状先端部は、被収容物Aの前側外周面Aaと対応して滑らかな曲面に形成している。
これにより、被収容物Aが回転したり、ガタ付いたりするのを防止することができるので、前記実施形態と略同等の作用及び効果を奏することができる。
この発明の蓋部は、実施形態の上蓋部21a及び底蓋部21bに対応し、
以下同様に、
両側壁部は、右側壁部22と、左側壁部23に対応し、
接触抵抗付与部は、突出部27〜30と、粘着体31と、突起32と、折曲げ片33,34に対応し、
凸部は、突出部27〜30に対応し、
折曲げ部は、折曲げ片33,34に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
前記実施形態では、上蓋部21aの差込みフラップ21cに、突出部28〜30及び粘着体31、突起32、折曲げ片33,34を設けた例を説明したが、底蓋部21bの差込みフラップ21dに設けてもよい。
また、突出部27〜30及び粘着体31、突起32、折曲げ片33,34の複数を組み合わせてもよい。
Aa…外周面
20…包装ケース
21…後側壁部
21a…上蓋部
21b…底蓋部
22…右側壁部
23…左側壁部
21c,21d…差込みフラップ
22a,23a…折込みフラップ
24…前側外壁部
25…前側内壁部
26…折曲げ罫線
27,28,29,30…突出部
31…粘着体
32…突起
33,34…折曲げ片
Claims (5)
- 角筒状に組み立てられた包装ケースに被収容物を収容した後、包装ケースの両側壁部の上端及び下端に連設された左右の折込みフラップを内側へ折曲げて上下に重ね合せ、後側壁部の上端及び下端に連設された上下の蓋部を内側へ折曲げて各折込みフラップに重ね合せて、各蓋部の遊端側に連設された差込みフラップを前側壁部と各折込みフラップとの間に差し込んで封止する包装ケース封止構造において、
前記差込みフラップにおける前記被収容物の外周面と対向する部分に、
前記包装ケースに収容した状態における前記被収容物の外周面と対向する方向に向けて、該被収容物の外周面に対して押し付けられる高さに突出されるとともに、該被収容物の外周面に沿って変形する接触抵抗付与部を設けた
包装ケース封止構造。 - 前記接触抵抗付与部を、
前記差込みフラップの前記被収容物の外周面と対向する差込み側平面部に形成され、前記被収容物の外周面に対し押し付けられる方向に突設した凸部で構成した
請求項1に記載の包装ケース封止構造。 - 前記接触抵抗付与部を、
前記差込みフラップの前記被収容物の外周面と対向する差込み側平面部に形成され、該被収容物の外周面に対し押し付けられる方向に突設された複数の突起で構成した
請求項1に記載の包装ケース封止構造。 - 前記接触抵抗付与部を、
前記差込みフラップの前記被収容物の外周面と対向する差込み側端部に形成され、該被収容物の外周面と対向する方向へ折曲げ可能な折曲げ部で構成した
請求項1に記載の包装ケース封止構造。 - 前記前側壁部を、前記両側壁部の一方の壁部に連設された前側外壁部と、他方の壁部に連設された前側内壁部とを一体的に重ね合せて構成した
請求項1〜4のいずれか一つに記載の包装ケース封止構造。
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